JP6609105B2 - 放射線撮像装置および放射線撮像システム - Google Patents

放射線撮像装置および放射線撮像システム Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮像装置および放射線撮像システムに関する。
放射線源から放射され被検体を透過した放射線をシンチレータによって光に変換し、その光を複数のセンサが配列されたセンサアレイで検出することによって画像を得る放射線撮像装置が知られている。放射線撮像装置は、放射線源とセンサアレイとの間にシンチレータが配置されたタイプと、放射線源とシンチレータとの間にセンサアレイが配置されたタイプとがある。後者のタイプは、特許文献1に記載されており、シンチレータによって変換された光の検出効率が高い点、および、画質が良いという点で優れている。
一方、シンチレータおよびセンサアレイは脆弱であるので、それらを筺体内においてどのように支持するかが重要である。特許文献2には、対向して配置された第1板部および第2板部を有する筺体と、第1板部と第2板部との間に配置されたセンサパネルと、センサパネルと第2板部との間に配置されたシンチレータとを有する放射線撮像装置が記載されている。ここで、センサパネルは、光を検出する複数のセンサがアレイ状に配されたセンサアレイを含む。該放射線撮像装置は、シンチレータを支持するようにシンチレータと第2板部との間に配置された支持部と、センサパネルと第1板部との間に配置され、衝撃を緩和する緩衝作用を有する材料で構成された部材とを有する。該部材は、第1板部への正投影において、該部材の外縁の内側にセンサアレイの外縁が収まるように構成され、該部材の周囲には空間が形成されている。
特許第3333278号 特開2014−2114号公報
特許文献2に記載されたように筺体の第1板部とセンサアレイとの間に緩衝作用を有する部材を配置する構成において、該部材には、センサアレイを保護するための十分な緩衝作用の他に、放射線の十分な透過率が要求される。このために該部材の材料の選定の自由度が狭められうる。
本発明は、上記の課題認識を契機としてなされたものであり、衝撃や荷重に対して強く、かつ高品位の放射線画像を得るために有利な放射線撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、放射線撮像装置に係り、前記放射線撮像装置は、対向する第1板部および第2板部を有する筺体と、複数のセンサが配列されたセンサアレイを有し、前記第1板部と前記第2板部との間に配置されたセンサパネルと、前記センサパネルと前記第2板部との間に配置されたシンチレータと、前記シンチレータと前記第2板部との間に配置され、前記シンチレータを支持する支持部と、前記センサパネルと前記第1板部との間に配置された緩衝部とを備え、前記第1板部への正投影において、前記緩衝部の内縁が前記センサアレイの撮像領域の外縁と前記シンチレータの外縁との間に収まっており、前記内縁の内側に緩衝部が存在しない。
本発明によれば、衝撃や荷重に対して強く、かつ高品位の放射線画像を得るために有利な放射線撮像装置が提供される。
第1実施形態の放射線撮像装置の模式的な断面図。 図1に示された放射線撮像装置をA−A’面から矢印方向に見た模式的な断面図。 第1実施形態の第1変形例としての放射線撮像装置の模式的な断面図。 第1実施形態の第2変形例を示す模式図。 第1実施形態の第2変形例を示す模式図。 第2実施形態の放射線撮像装置の模式的な断面図。 第3実施形態の放射線撮像装置の模式的な断面図。 放射線撮像システムの構成を示す図。
以下、添付図面を参照しながら本発明をその例示的な実施形態を通して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の放射線撮像装置100の模式的な断面図であり、図2は、図1に示された放射線撮像装置100をA−A’面から矢印方向に見た模式的な断面図である。放射線撮像装置100は、筺体110と、センサパネル120と、シンチレータ130と、支持部140と、枠状緩衝部160とを備えている。筺体110は、第1板部111と、第2板部112と、側部113とを含む。第1板部111と第2板部112とは、互いに対向して配置されていて、枠状の側部113によって結合されている。筺体110は、全体として板形状を有しうる。シンチレータ130は、センサパネル120と第2板部112との間に配置される。シンチレータ130とセンサパネル120とは、接着層を介して接着されてもよいし、接着層を介することなく接触してもよい。センサパネル120およびシンチレータ130によって放射線検出パネルRDPが構成される。支持部140は、シンチレータ130と第2板部112との間に配置され、シンチレータ130を支持する。第1板部111は、放射線透過率が高い材料、例えば、CFRP等の樹脂で構成されうる。筺体110は、典型的には、第1板部111の側の部分と、第2板部112の側の部分とに分割可能な構造を有する。
枠状緩衝部160は、枠状の形状を有する。枠状緩衝部160は、例えば、発砲ゴムのような反発弾性または伸縮性を有する材料あるいは部材で構成されうる。枠状緩衝部160は、センサパネル120と第1板部111との間に配置され、第1板部111を介してセンサパネル120に加わる衝撃および荷重を低減する。枠状緩衝部160を設けることにより、筺体110の第1板部111とセンサパネル120とが、枠状緩衝部160を介して相互に補強し合うことを可能にする。したがって、枠状緩衝部160は、放射線撮像装置100あるいは筺体110の剛性を高める役割も果たす。また、枠状緩衝部160は、圧縮された状態で第1板部111とセンサパネル120との間に配置されうる。これにより、センサパネル120がシンチレータ130に押し付けられるので、センサパネル120がシンチレータ130から剥がれることや、センサパネル120が変形することを防止することができる。
センサパネル120は、複数のセンサ(光電変換素子)が配列されたセンサアレイ122を含む。センサパネル120は、基板121を含む。一例において、基板121はガラス基板等の絶縁基板で構成され、センサアレイ122は、該絶縁基板の上に形成されうる。他の例において、基板121が半導体基板で構成され、センサアレイ122を構成する各センサの全体または一部が該半導体基板の中に形成されてもよい。センサパネル120は、センサアレイ122を覆う保護膜123を有しうる。
図2に模式的に示されているように、第1板部111への正投影において、枠状緩衝部160の内縁160E1の内側にセンサアレイ122の撮像領域が収まっている。ここで、センサアレイ122を構成するすべてのセンサで撮像がなされる場合には、センサアレイ122の外縁と撮像領域の外縁とが一致する。一方、例えば、センサアレイ122を構成するすべてのセンサのうちセンサアレイ122における周辺部に基準信号の取得用の遮光されたセンサ(以下、基準センサ)が存在する場合には、センサアレイ122の全体領域のうち基準センサを除く領域が撮像領域である。
上記のような構成によれば、第1板部111とセンサアレイ122の撮像領域との間の経路における放射線の減衰を抑えることができる。また、枠状緩衝部160が帯電したとしても、それがセンサパネル120によって撮像される放射線画像に与える影響は無視可能である。また、枠状緩衝部160の材料を緩衝部材としての機能を優先して選定することができる。よって、衝撃や荷重に対して強く、かつ高品位の放射線画像を得るために有利な放射線撮像装置100を得ることができる。
図3には、第1実施形態の放射線撮像装置100の第1変形例が示されている。図3に示されているように、放射線撮像装置100は、枠状緩衝部160の内側に内側緩衝部165を更に備えてもよい。ただし、この場合、内側緩衝部165の放射線吸収率は、枠状緩衝部160の放射線吸収率よりも小さくされるべきである。
図2に模式的に示されているように、第1板部111への正投影において、シンチレータ130の外縁は、センサパネル120(より詳しくは基板121)の外縁の内側に収まっている。つまり、第1板部111への正投影において、センサパネル120(より詳しくは基板121)における周辺部分は、シンチレータ130よりも外側に突出している。また、図2に模式的に示されているように、第1板部111への正投影において、シンチレータ130の外縁の内側に枠状緩衝部160の外縁160E2が収まっている。このような構成によれば、センサパネル120の基板121における周辺部分に対して、基板121を変形させるように枠状緩衝部160によって力が加わることが防止される。
放射線Rは、第1板部111に入射し、第1板部111を通過して、更にセンサパネル120を通過してシンチレータ130に入射する。シンチレータ130に入射した放射線は、シンチレータ130で光(可視光)に変換され、その光は、センサパネル120のセンサアレイ122に入射する。センサパネル120を通過する際の放射線Rの減衰は少なく、また、センサパネル120に入射した放射線Rの殆どがセンサパネル120を通過してシンチレータ130に入射しうる。シンチレータ130で光に変換される放射線Rの比率は、シンチレータ130の入射面に近いほど高い。シンチレータ130の入射面の近傍で放射線Rから変換された光は、少ない減衰でセンサパネル120のセンサアレイ122に入射する。よって、このようなタイプの放射線撮像装置100は、シンチレータ130によって変換された光の検出効率が高く、また、鮮鋭度などの画質が良いという利点を有する。
支持部140は、シンチレータ130を支持する第1面F1と、第1面F1の反対側の第2面F2とを有する。第1面F1は、例えば、平面でありうる。支持部140とシンチレータ130(あるいは放射線検出パネルRDP)とは、例えば、接着剤によって結合されうる。支持部140は、筺体110(典型的には筺体110の第2板部112)に対して、連結部150を介して、または直接に連結されうる。支持部140と連結部150とは、例えば、ボルトなどの締結具、接着剤または粘着剤によって連結されうる。連結部150と筺体110((典型的には筺体110の第2板部112)とは、例えば、ボルトなどの締結具、接着剤または粘着剤によって連結されうる。支持部140は、例えば、金属または樹脂で構成されうる。
支持部140の第2面F2には、電気部品180が固定されてもよい。センサパネル120は、フレキシブル配線板(Flexible printed circuits (FPC))170が接続される接続部CPを有しうる。電気部品180は、フレキシブル配線板170によってセンサパネル120の接続部CPに接続されうる。フレキシブル配線板170は、フィルム部に半導体チップが実装された構造、例えば、COF(Chip on Film)またはTAB(Tape Automated Bonding)と呼ばれる構造を有しうる。フレキシブル配線板170は、例えば、センサパネル120の接続部CPに設けられた電極に対して熱圧着により接続されうる。一例において、この接続は、センサパネル120およびシンチレータからなる放射線検出パネルRDPを制作する過程で行われ、その後、放射線検出パネルと支持部140とが接着され、筺体110に組み込まれうる。
しかし、その後の検査工程において、あるいは、提供先における経年変化により、半導体チップや圧着部に不具合が生じる場合がある。この場合、不具合の生じたフレキシブル配線板170を新たなフレキシブル配線板170に交換する作業が必要となる。この作業は、放射線検出パネルRDPが支持部140に固定された状態で実施可能であることが好ましい。そこで、図2に模式的に示されているように、第1板部111への正投影において、接続部CPが支持部140の外縁の外側に配置されていること、換言すると、接続部CPが露出していることが好ましい。このような構造によれば、筺体110から放射線検出パネル106と支持部140を一体で取り出した後、フレキシブル配線板170の交換作業を容易に行うことができる。ここで、センサパネル120は、枠状緩衝部160を介して第1板部111に接合されていないことが好ましい。換言すると、センサパネル120と枠状緩衝部160とが結合されていないこと、および/または、枠状緩衝部160と第1板部111とが接合されていないことが好ましい。
図4、図5には、第1実施形態の放射線撮像装置100の第2変形例が記載されている。図4は、支持部140および放射線検出パネルRDPを支持部140の側から見た図であり、図5は、断面図である。この変形例においても、接続部CPが支持部140の外縁の外側に配置されていて、接続部CPが露出している。支持部140は、複数(典型的には、4つ)の角部141(図4では、1つのみ示されている)と、複数の角部141のうち隣り合う2つの角部141の間に位置する縁部142と、を含みうる。第1板部111への正投影において、複数の角部141は、センサパネル120(基板121)の外縁よりも外側に突出し、支持部140の縁部142の外縁は、センサパネル120(基板121)の外縁の内側に収まっている。放射線撮像装置100は、角部141と筺体110との間に複数のスペーサ185を備えうる。支持部140は、複数のスペーサ185によって筺体110に対して位置決めされうる。つまり、スペーサ185によって筺体110の第1板部111と支持部140との距離が規定されうる。スペーサ185によって筺体110の側部113と支持部140との距離が規定される構造は、枠状緩衝部160の圧縮量を一定の量に規定するために有利である。また、スペーサ185によって筺体110の側部113と支持部140との距離が規定されうる。スペーサ185は、スペーサ185が取り付けられた支持部140と放射線検出パネルRDPとからなる構造体を筺体110に組み込む際のガイド部材として機能しうる。より具体的には、スペーサ185を筺体110の側部113の内面に対して摺動させながら支持部140と放射線検出パネルRDPとからなる構造体を筺体110に挿入することができる。
複数の角部141がセンサパネル120(基板121)の外縁よりも外側に突出した構造は、センサパネル120およびシンチレータ130からなる放射線検出パネルRDPを保護するために有利である。また、角部141にスペーサ185を取り付けた構造もまた、センサパネル120およびシンチレータ130からなる放射線検出パネルRDPを保護するために有利である。
また、スペーサ185の放射線入射側の端部は、放射線検出パネル106より突出しており、筺体110に組み込まれた状態で筺体110の側部113の内側面に接触する。これにより、枠状緩衝部160の圧縮量が定まり、枠状緩衝部160が放射線検出パネル106に加える力(枠状緩衝部160が圧縮されていることにより枠状緩衝部160が発生する復元力)を一定に保つことができる。
以上述べたように、第一の実施形態では、放射線の吸収や帯電が生じず画像への影響は抑えた放射線検出パネルの保持構造が提供され、この構造は、メンテナンス性、組立性に対しても好適な構造となっている。
図6を参照しながら本発明の第2実施形態の放射線撮像装置100について説明する。なお、第2実施形態として言及しない事項は、第1実施形態に従いうる。第2実施形態の放射線撮像装置100は、センサパネル120と枠状緩衝部160との間に配置された枠状補強部168を備えている。
センサパネル120の基板121は、放射線Rの減衰を小さくするために薄くされることが好ましい。基板121としてガラス基板を採用する場合、現在のところ、0.1mm程度の厚さのガラス基板を利用することができる。このように薄いガラス基板を利用する場合、ガラス基板の端部の保護が重要である。そこで、基板121の端部を保護するように枠状補強部168を設けることが好ましい。もちろん、基板121としてガラス基板以外の基板を採用する場合にも枠状補強部168を設けることが有利である。第1板部111への正投影において、枠状補強部168の内縁の内側にセンサアレイ122の撮像領域が収まっていることが好ましい。枠状補強部168は、例えば、接着剤によって基板121に結合されうる。枠状補強部168は、例えば、樹脂、金属、ガラス等の材料で構成されうる。前述のようなフレキシブル配線板170の交換作業において熱圧着を用いる場合を考慮すると、枠状補強部168は、耐熱性を有する材料で構成されることが好ましい。枠状補強部168と筺体110の第1板部111との間には、枠状緩衝部160が配置される。
ここで、メンテナンス作業を容易にするために、センサパネル120は、枠状補強部168と枠状緩衝部160とが結合されていないこと、および/または、枠状緩衝部160と第1板部111とが結合されていないことが好ましい。
図7を参照しながら本発明の第3実施形態の放射線撮像装置100について説明する。なお、第3実施形態として言及しない事項は、第1または第2実施形態に従いうる。第3実施形態の放射線撮像装置100は、シンチレータ130と支持部140との間に配置された緩衝部190を備えている。緩衝部190を設けることによって、センサパネル120に加わる衝撃および荷重を低減することができる。
緩衝部190は、例えば、複数の部分191を有し、複数の部分191の間に空気層192が形成されてもよい。緩衝部190は、例えば、発砲ゴムのように反発弾性または伸縮性を有する材料あるいは部材で構成されうる。シンチレータ130と緩衝部190とは、粘着剤または接着剤によって接着されうる。また、緩衝部190と支持部140とは、接着剤によって接着されうる。放射線画像の撮像時、特に動画の撮像時における発熱による画質の低下を抑制すべきである。放射線検出パネルRDPの出力値(画素値)は、放射線検出パネルRDPの温度に依存しうる。空気層192を設けることによって、この空気層192によって電気部品180で発生した熱が放射線検出パネルRDPに伝達されることを抑制することができる。放射線検出パネルRDPの変形を抑えるためには、第1板部111への正投影において、緩衝部190またはその部分191が存在する領域は、枠状緩衝部160の領域を包含することが好ましい。第3実施形態においても、第2実施形態のように、センサパネル120と枠状緩衝部160との間に配置された枠状補強部168を備えてもよい。
次に、図8を参照しながら放射線撮像システムについて説明する。この放射線検撮像ステムは、放射線を発生する放射線源としてのX線チューブ6050と、上記の放射線撮像装置100が適用された放射線撮像装置6040とを備えている。
放射線源であるX線チューブ6050から出射されたX線6060は、患者あるいは被験者6061の胸部6062を透過し、放射線撮像装置6040に入射する。この入射したX線には患者あるいは被験者6061の体内部の情報が含まれている。放射線撮像装置6040は、入射したX線(放射線)によって形成される像を撮像し、電気的な情報としての放射線画像を得る。この放射線画像は、信号処理部であるイメージプロセッサ6070により画像処理され、コントロールルームのディスプレイ6080に表示される。
また、放射線画像は、電話回線6090等の伝送処理部により遠隔地へ転送でき、別の場所のドクタールームに配置されたディスプレイ6081に表示されたり、光ディスク等の記録部に保存されたりしうる。この放射線画像に基づいて遠隔地の医師が患者あるいは被験者6061を診断することもできる。また、放射線画像は、記録部としてのフィルムプロセッサ6100により記録媒体となるフィルム6110に記録することもできる。
111:第1板部、112:第2板部、110:筺体、122:センサアレイ、120:センサパネル、130:シンチレータ、140:支持部、160:枠状緩衝部、141:角部、CP:接続部、170:フレキシブル配線板、180:電気部品、168:枠状補強部

Claims (14)

  1. 対向する第1板部および第2板部を有する筺体と、
    複数のセンサが配列されたセンサアレイを有し、前記第1板部と前記第2板部との間に配置されたセンサパネルと、
    前記センサパネルと前記第2板部との間に配置されたシンチレータと、
    前記シンチレータと前記第2板部との間に配置され、前記シンチレータを支持する支持部と、
    前記センサパネルと前記第1板部との間に配置された緩衝部とを備え、
    前記第1板部への正投影において、前記緩衝部の内縁が前記センサアレイの撮像領域の外縁と前記シンチレータの外縁との間に収まっており、前記内縁の内側に緩衝部が存在しない、
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記第1板部への正投影において、前記シンチレータの外縁の内側に前記緩衝部の外縁が収まっている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記第1板部への正投影において、前記センサパネルの外縁の内側に前記シンチレータの外縁が収まっている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記第1板部への正投影において、前記シンチレータの外縁の内側に前記緩衝部の外縁が収まっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記第1板部への正投影において、前記緩衝部が帯電したとしても前記センサパネルによって撮像される放射線画像に与える影響が無視できるように、前記緩衝部の内縁の内側に前記センサアレイの前記撮像領域の外縁収まっており、
    前記センサパネルは、前記緩衝部を介して前記第1板部に接合されていない、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記支持部は、複数の角部と、前記複数の角部のうち隣り合う2つの角部の間に位置する縁部とを含み、
    前記第1板部への正投影において、前記複数の角部は、前記センサパネルの外縁よりも外側に突出し、
    前記第1板部への正投影において、前記縁部の外縁は、前記センサパネルの外縁の内側に収まっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記角部と前記筺体との間に配置されたスペーサを更に備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記スペーサによって前記第1板部と前記支持部との距離が規定される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記センサパネルは、フレキシブル配線板が接続される接続部を有し、前記第1板部への正投影において、前記接続部は、前記支持部の外縁の外側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  10. 前記支持部は、前記シンチレータを支持する第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、前記第2面には電気部品が固定され、前記接続部と前記電気部品とが前記フレキシブル配線板によって接続されている、
    ことを特徴とする請求項9に記載の放射線撮像装置。
  11. 前記センサパネルと前記緩衝部との間に配置された補強部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  12. 前記シンチレータと前記支持部との間に配置された緩衝部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  13. 前記シンチレータと前記支持部との間に配置された緩衝部は、複数の部分を有し、前記複数の部分の間に空気層が形成されている、
    ことを特徴とする請求項12に記載の放射線撮像装置。
  14. 放射線を発生する放射線源と、
    請求項1乃至13のいずれか1項に記載の放射線撮像装置と、
    を備えることを特徴とする放射線撮像システム。
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