JP6608126B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6608126B2
JP6608126B2 JP2014094985A JP2014094985A JP6608126B2 JP 6608126 B2 JP6608126 B2 JP 6608126B2 JP 2014094985 A JP2014094985 A JP 2014094985A JP 2014094985 A JP2014094985 A JP 2014094985A JP 6608126 B2 JP6608126 B2 JP 6608126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rendering
image
ultrasonic
thumbnail
thumbnail images
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014094985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014217757A (ja
JP2014217757A5 (ja
Inventor
マグナス・ワレンバーグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Canon Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Medical Systems Corp filed Critical Canon Medical Systems Corp
Publication of JP2014217757A publication Critical patent/JP2014217757A/ja
Publication of JP2014217757A5 publication Critical patent/JP2014217757A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6608126B2 publication Critical patent/JP6608126B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/52Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/5207Devices using data or image processing specially adapted for diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves involving processing of raw data to produce diagnostic data, e.g. for generating an image
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/08Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings
    • A61B8/0866Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings involving foetal diagnosis; pre-natal or peri-natal diagnosis of the baby
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4405Device being mounted on a trolley
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/46Ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic devices with special arrangements for interfacing with the operator or the patient
    • A61B8/461Displaying means of special interest
    • A61B8/465Displaying means of special interest adapted to display user selection data, e.g. icons or menus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/48Diagnostic techniques
    • A61B8/483Diagnostic techniques involving the acquisition of a 3D volume of data

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Gynecology & Obstetrics (AREA)
  • Pregnancy & Childbirth (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

本実施形態は、超音波診断装置に代表される医用画像撮像装置を使用して得られたデータを用いて画像をレンダリングする場合に、直観的且つ簡単にパラメータを変更、選択することができる超音波診断装置、医用画像処理装置及び医用画像処理プログラムに関する。
医用画像撮像装置により収集されるデータからの3D/4Dボリュームレンダリング画像の生成は、医用視覚化の向上のための方法として益々一般的になってきた。そのような技術は、それだけに限定されないが、超音波撮像、MRI、CT、PETなど、様々な医用撮像方法に適用可能であり得る。
例えば、振動子からの音波の送信および受信を使用する超音波撮像は、体内の構造を映像化するために使用することができる。子宮内の胎児の撮像は、この技術の使用の良く知られた例である。
三次元(3D)超音波画像は、ソフトウェアを使用して、異なる位置または角度で取得された超音波データを組み合わせ、簡単な表面シェーディングや直接的なボリュームレンダリングなどの方法を使用して、組み合わされたデータから画像をレンダリングすることによって生成することができる。四次元(4D)超音波撮像システムでは、異なる時間に得られる一連の三次元画像を動的にレンダリングして、移動する3D画像、例えば3D超音波動画を生成する。
近年、3Dおよび4D超音波画像は、特定の角度からの撮像物体の照明をシミュレートする先進的な照明技術およびレンダリング技術(例えば、全体照明、勾配フリー照明、表面散乱、または、光子マッピング)の使用により、写真のようによりリアルな描写になってきた。
光位置、カラーマップ、輝度、ラジオシティなどの最適なレンダリングパラメータの選択は、医用画像撮像装置により収集されるデータから得られるレンダリング画像の画質および現実性に大きな影響を与え得る。しかしながら、医用画像撮像装置の多くの操作者は、特定の撮像状況にとって最適なレンダリングパラメータを探求し選択するための時間またはレンダリング技術の専門的知識を有していない。また、いくつかの医用画像撮像装置のインターフェースは、最適なレンダリングパラメータを探求し選択する場合において、ユーザが望むほど直観的でない場合がある。
目的は、超音波診断装置に代表される医用画像撮像装置を使用して得られたデータを用いて画像をレンダリングする場合に、直観的且つ簡単にパラメータを変更、選択することができる超音波診断装置、医用画像処理装置及び医用画像処理プログラムを提供することである。
本実施形態に係る超音波診断装置は、超音波プローブを用いて胎児を撮像することで得られたボリュームデータを複数のレンダリングパラメータセットそれぞれに従ってレンダリングし、前記複数のレンダリングパラメータセットに対応する複数のレンダリング画像を生成し、前記複数のレンダリング画像に基づいて複数のサムネイル画像を生成する生成部と、前記複数のサムネイル画像を表示するタッチスクリーンとしての第1の表示部と、前記複数のサムネイル画像のうち、前記第1の表示部を介して選択されたサムネイル画像に対応する前記レンダリング画像を、第2の表示部に表示させる制御部と、具備し、前記制御部は、胎児を撮像することで得られた複数のボリュームデータについて、ボリュームデータ間の又は各ボリュームデータに基づく画像間の変化量を計測し、前記変化量が所定の閾値よりも大きい場合、前記第1の表示部に表示された前記複数のサムネイル画像を更新し、前記複数のレンダリングパラメータセットは、互いに異なる仮想光源位置に関するパラメータを含む、超音波診断装置である
図1は、本実施形態に係る超音波診断装置の外観を示した図である。 図2は、図1に示した超音波診断装置のブロック構成図である。 図3は、同一の撮像データにつき、それぞれ異なるレンダリング条件(同図の例では、光源位置)に対応する複数のサムネイル画像を例示した図である。 図4は、サムネイル画像を用いたパラメータ調整機能において実行されるサムネイル画像の更新処理の流れを示したフローチャートである。 図5は、図3に示した複数のサムネイル画像50が、当該更新処理によって新たに更新されたサムネイル画像50’を例示したものである。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る超音波診断装置について説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。また、本実施形態においては、後述するサムネイル画像を用いたパラメータ調整機能を、超音波画像診断装置に適用する場合を例示する。しかしながら当該例に拘泥されず、他の医用画像診断装置(例えば、X線コンピュータ断層撮像装置、磁気共鳴イメージング装置、X線診断装置等)に適用するようにしても良い。また、各種医用画像撮像装置によって取得された撮像データを用いて、パーソナルコンピュータ、医用ワークステーション等によって実現される医用画像処理装置に適用するようにしても良い。
図1は、本実施形態に係る超音波診断装置の外観を示した図である。図2は、本実施形態に係る超音波診断装置1のブロック構成図を示している。図1、図2に示す超音波診断装置1は、超音波プローブ12、入力装置13、メインディスプレイスクリーン15、制御スクリーン20、超音波送信ユニット21、超音波受信ユニット22、Bモード処理ユニット23、血流計測ユニット24、RAWデータメモリ25、ボリュームデータ生成ユニット26、画像処理ユニット28、表示処理ユニット30、制御プロセッサ(CPU)31、記憶ユニット32、インターフェースユニット33を具備している。
メインディスプレイスクリーン15は、表示処理ユニット30からのビデオ信号に基づいて、生体内の形態学的情報や、血流情報を画像として表示する。特に、メインディスプレイスクリーン15は、所定のレンダリング条件に従って生成されたレンダリング画像を表示する。
制御スクリーン20は、TCS(Touch Command Screen)とも呼ばれ、ユーザ入力デバイスと情報および画像をユーザへ与えるための出力デバイスの両方として作用するようなタッチスクリーンである。タッチスクリーンはユーザ入力および出力にとって好ましいが、トラックボール、キーボード、ジョイスティック、マウス、および、同様のものなどの当該技術分野において知られる1つまたは複数のユーザ入力デバイスと併せて非タッチスクリーンなどの他の構成を併用して使用できることは言うまでもない。また、2つ以上のユーザ入力および/または出力デバイスが設けられてもよいことは言うまでもない。例えば、制御スクリーン20が、トラックボール、キーボード、ジョイスティック、および/または、マウスなどの少なくとも1つの他の入力デバイスと共に設けられてもよい。
また、さらなる実施形態では、入力または出力デバイス20,25のうちの1つまたは複数が超音波診断装置1の一部を形成する必要がない。例えば、入力または出力デバイスは、超音波診断装置1に対してケーブルにより接続できる別個のデバイスとなることができ、または、さもなければ、例えば無線通信および/またはネットワーク通信などによって超音波診断装置1と通信できる。さらに、別個のメインディスプレイスクリーン15および制御スクリーン20が設けられるのが有益であるが、メインディスプレイスクリーン15と制御スクリーン20の両方として作用できる単一のスクリーンを設けることもできることは言うまでもない。
超音波プローブ12は、生体を典型例とする被検体に対して超音波を送信し、当該送信した超音波に基づく被検体からの反射波を受信するデバイス(探触子)であり、その先端に複数に配列された圧電振動子(超音波トランスデューサ)、整合層、バッキング材等を有している。圧電振動子は、超音波送信ユニット21からの駆動信号に基づきスキャン領域内の所望の方向に超音波を送信し、当該被検体からの反射波を電気信号に変換する。整合層は、当該圧電振動子に設けられ、超音波エネルギーを効率良く伝播させるための中間層である。バッキング材は、当該圧電振動子から後方への超音波の伝播を防止する。当該超音波プローブ12から被検体に超音波が送信されると、当該送信超音波は、体内組織の音響インピーダンスの不連続面で次々と反射され、エコー信号として超音波プローブ12に受信される。このエコー信号の振幅は、反射することになった不連続面における音響インピーダンスの差に依存する。また、送信された超音波パルスが、移動している血流で反射された場合のエコーは、ドプラ効果により移動体の超音波送受信方向の速度成分に依存して、周波数偏移を受ける。本実施形態においては、超音波プローブ12は、ボリュームデータを取得可能なものとして、二次元アレイプローブ(複数の超音波振動子が二次元マトリックス状に配列されたプローブ)、又はメカニカル4次元プローブ(超音波振動子列をその配列方向と直交する方向に機械的に煽りながら超音波走査を実行可能なプローブ)であるとする。しかしながら、当該例に拘泥されず、超音波プローブ12は、複数の超音波振動子が所定の方向に沿って配列された一次元アレイプローブであってもよい。
入力装置13は、装置本体11に接続され、オペレータからの各種指示、レンダリング条件、関心領域(ROI)の設定指示、種々の画質条件設定指示等を装置本体11にとりこむための各種スイッチ、ボタン、トラックボール、マウス、キーボード等を有している。
超音波送信ユニット21は、図示しないトリガ発生回路、遅延回路およびパルサ回路等を有している。トリガ発生回路では、所定のレート周波数fr Hz(周期;1/fr秒)で、送信超音波を形成するためのトリガパルスが繰り返し発生される。また、遅延回路では、チャンネル毎に超音波をビーム状に集束し且つ送信指向性を決定するのに必要な遅延時間が、各トリガパルスに与えられる。パルサ回路は、このトリガパルスに基づくタイミングで、プローブ12に駆動パルスを印加する。
超音波受信ユニット22は、図示していないアンプ回路、A/D変換器、遅延回路、加算器等を有している。アンプ回路では、プローブ12を介して取り込まれたエコー信号をチャンネル毎に増幅する。A/D変換器では、増幅されたアナログのエコー信号をデジタルエコー信号に変換する。遅延回路では、デジタル変換されたエコー信号に対し受信指向性を決定し、受信ダイナミックフォーカスを行うのに必要な遅延時間を与え、その後加算器において加算処理を行う。この加算により、エコー信号の受信指向性に応じた方向からの反射成分が強調され、受信指向性と送信指向性とにより超音波送受信の総合的なビームが形成される。
Bモード処理ユニット23は、受信ユニット22からエコー信号を受け取り、対数増幅、包絡線検波処理などを施し、信号強度が輝度の明るさで表現されるデータを生成する。
血流計測ユニット24は、受信ユニット22から受け取ったエコー信号から血流信号を抽出し、血流データを生成する。血流の抽出は、通常CFM(Color Flow Mapping)で行われる。この場合、血流信号を解析し、血流データとして平均速度、分散、パワー等の血流情報を多点について求める。
RAWデータメモリ25は、Bモード処理ユニット23から受け取った複数のBモードデータを用いて、三次元的な超音波走査線上のBモードデータであるBモードRAWデータを生成する。また、RAWデータメモリ25は、血流計測ユニット24から受け取った複数の血流データを用いて、三次元的な超音波走査線上の血流データである血流RAWデータを生成する。なお、ノイズ低減や画像の繋がりを良くすることを目的として、RAWデータメモリ25の後に三次元的なフィルタを挿入し、空間的なスムージングを行うようにしてもよい。
ボリュームデータ生成ユニット26は、空間的な位置情報を加味した補間処理を含むRAW−ボクセル変換を実行することにより、Bモードボリュームデータ、血流ボリュームデータを生成する。
画像処理ユニット28は、レンダリングユニットとしての機能を有し、ボリュームデータ生成ユニット26から受け取るボリュームデータに対して、1つまたは複数のレンダリングパラメータを用いたレンダリング処理(ボリュームレンダリング、サーフェスレンダリング等)を実行する。すなわち、画像処理ユニット28は、ボリュームデータを使用して、当該技術分野において知られるレンダリング技術によって撮像データから写真のようによりリアルな描写の画像をレンダリングする。画像処理ユニット28は、により使用されるレンダリングプロセスは、例えば最も鮮明な、または、写真のように最もリアルな描写の画像を生成するために選択されて最適化され得る、仮想光位置、カラーマップ、テクスチャ、ラジオシティ、輝度、物体に対する光の散乱度合、物体に対する光の屈折度合、物体に対する光の透過度合、空気に対する光の散乱度合、空気に対する光の屈折度合、空気に対する光の透過度合、解像度、レンダリングを行う空間領域の範囲、レンダリングを行う空間領域の位置などの複数のレンダリングパラメータ、或いはこれらのうちの少なくとも一つを使用する。
表示処理ユニット30は、画像処理ユニット28において生成・処理された各種撮像データに対し、ダイナミックレンジ、輝度(ブライトネス)、コントラスト、γカーブ補正、RGB変換等の各種を実行する。
制御プロセッサ31は、情報処理装置(計算機)としての機能を持ち、各構成要素の動作を制御する。また、制御プロセッサ31は、後述するサムネイル画像を用いたパラメータ調整機能に従う処理を実行する。
記憶ユニット32は、後述するサムネイル画像を用いたパラメータ調整機能を実現するためのプログラム、診断プロトコル、送受信条件、その他のデータ群が保管されている。また、必要に応じて、図示しない画像メモリ中の画像の保管などにも使用される。記憶ユニット32のデータは、インターフェースユニット33を経由して外部周辺装置へ転送することも可能となっている。
インターフェースユニット33は、入力装置13、ネットワーク、新たな外部記憶装置(図示せず)に関するインターフェースである。インターフェースユニット33を介して、他の装置を本超音波診断装置本体11に接続することも可能である。また、当該装置によって得られた超音波画像等のデータや解析結果等は、インターフェースユニット33よって、ネットワークを介して他の装置に転送可能である。
なお、後述するサムネイル画像を用いたパラメータ調整機能を医用画像処理装置に適用する場合には、図2の破線内の構成を具備するものとなる。
(サムネイル画像を用いたパラメータ調整機能)
次に、本超音波診断装置1が有するサムネイル画像を用いたパラメータ調整機能について説明する。この機能は、複数のレンダリング条件に対応する複数のサムネイル画像を生成して表示し、その中から所望のサムネイル画像を選択させることで、レンダリング画像生成に用いる所望のレンダリング条件の設定を簡単且つ迅速にするものである。ここで、レンダリング条件とは、レンダリングに用いるパラメータ(レンダリングパラメータ)の値によって定義される条件である。当然ながら、レンダリング条件を構成するレンダリングパラメータは、一つであっても複数であってもよい。なお、レンダリングパラメータとしては、仮想光位置(光源位置)、カラーマップ、ラジオシティ、輝度、テクスチャ等を挙げることができる。なお、本実施形態においては、画像処理ユニット28の処理において用いられるレンダリングパラメータを、本サムネイル画像を用いたパラメータ調整機能の対象とする。しかしながら、当該例に拘泥されず、例えば、表示処理ユニット30の処理において用いられる表示パラメータについても、本サムネイル画像を用いたパラメータ調整機能の対象とすることができる。
また、以下においては、説明を具体的にするため、診断対象(映像化の対象)は母親の子宮内の胎児であるとする。しかしながら、当該例に拘泥されず、例えば心臓、膵臓、肝臓、胆嚢、胆管、腎臓、脾臓、または、膀胱などの身体の臓器、体内の針等を映像化対象としても良い。
図3は、同一の撮像データにつき、それぞれ異なるレンダリング条件(同図の例では、光源位置)に対応する複数のサムネイル画像を例示した図である。これらのサムネイル画像は、画像処理ユニット28によって、他のサムネイル画像50のそれぞれをレンダリングするために使用される値とは異なる少なくとも1つのレンダリングパラメータの値を使用してレンダリングされ、制御スクリーン20において表示される。また、画像処理ユニット28は、図3に示した各サムネイル画像50に対応する(同一の撮像データに基づく)レンダリング画像を生成する。
なお、各サムネイル画像50は、実施形態において、各サムネイル画像50をレンダリングするために使用される少なくとも1つのレンダリングパラメータの値は、少なくとも1つのレンダリングパラメータの事前設定値、または、少なくとも1つのレンダリングパラメータの値の予め設定された範囲内の値を備える。例えば、仮想光位置を備えるレンダリングパラメータの場合には、各サムネイル画像50が、図3に示される例などのように、同じ撮像データからレンダリングされるが事前設定値に基づいて異なる仮想光位置を使用する画像を示す。
このとき、ユーザは、図3の如く与えられたサムネイル画像50のうちのいずれがユーザに最も許容できるのかを単に特定することにより、少なくとも1つのレンダリングパラメータのいずれの値が最良の画像を与えるのかを選択できる。ユーザは、例えば、制御スクリーン20上の好ましいサムネイル画像50を押すことによって(したがって、サムネイル画像が仮想ボタンとしての役目を果たしてもよい)、または、マウスもしくはトラックボールにより移動されるポインタを使用してサムネイル画像50を選択することによって、または、望ましいサムネイル画像50と関連付けられるキーもしくはボタンを選択することによって、レンダリングパラメータの値の選択を行なうことができる。ユーザによって所定のサムネイル画像50が選択されると、選択されたサムネイル画像50に対応するレンダリング条件(すなわち、少なくとも1つのレンダリングパラメータの値)は、以後、画像処理ユニット28が用いる少なくとも1つのレンダリングパラメータにおけるデフォルト値になる。
上述した様に、ユーザにより選択され得るレンダリングパラメータの候補は事前設定として表わされる。しかしながら、当該例に拘泥されず、例えば、レンダリングパラメータの候補の事前設定値は、製造中に製造メーカもしくは供給元による推奨値が設定されていてもよい。また、その後のユーザやサービスマンによる個別の設定によって更新されてもよい。さらに、当該超音波診断装置1において利用されたレンダリング条件を学習することで、自動的に更新、設定するようにしてもよい。レンダリングパラメータは、例えば、レンダリングパラメータの特定の範囲にわたって及ぶように、または、そのような範囲にわたって均一な値の広がりを与えるように(例えば等間隔の離散的な値、或いは特定の範囲の代表的な値を定義するように)設定され得る。
本実施形態においては、サムネイル画像50がリアルタイムで更新されるように、現在またはごく最近収集された撮像データに基づいてレンダリングされる。この場合、各サムネイル画像は、メインディスプレイスクリーン15に表示されるレンダリング画像のレプリカに対応することになる。しかしながら、特定の状況においては、計算的に要求が厳しくなる可能性があり、また、ユーザがメインスクリーン15を操作する際にプローブを移動させてしまう場合がある。従って、必要に応じて、一定期間更新を行わず(静止表示したままとし)、一定期間経過後に定期的に各サムネイル画像50を更新する構成、或いは、特定の条件が満たされるときにだけ、例えば超音波診断装置1とのユーザ入力操作(例えば、回転、4D撮像、および/または、閾値化などの機能を使用することによる入力操作)が終わったと決定されるとき、および/または、他のプロセスによる処理装置30の利用が特定のレベルを下回るときにだけ更新する構成にしてもよい。
また、例えば、ユーザのマニュアル操作による制御スクリーン20や入力装置13からの更新指示入力に応答して、各サムネイル画像50を更新するようにしてもよい。また、超音波プローブ12を用いて現在撮像している超音波画像をリアルタイムで監視し、当該超音波画像が一定以上変化したことをトリガとして、各サムネイル画像50を更新するようにしてもよい(なお、超音波画像の変化の要因としては、超音波プローブ12の位置の変化或いは撮像対象物の動き等がある)。さらに、同じく超音波プローブ12を用いて現在撮像している超音波画像をリアルタイムで監視し、当該超音波画像の変化が一定値以内になったこと(超音波画像が落ち着いたこと)をトリガとして、各サムネイル画像50を更新するようにしてもよい(なお、超音波画像の変化が一定値以内になる要因としては、超音波プローブ12の変動或いは撮像対象物の動きがなくなること等がある)。
上記複数のサムネイル画像の中から所望のサムネイル画像を選択する処理は、例えば、装置とのユーザ入力操作形式によって実現される。制御プロセッサ31は、ユーザ入力操作が終わった時期を決定するための任意の適した技術を使用することができる。例えば、制御プロセッサ31は、超音波診断装置のユーザ入力デバイス、例えば、入力ボタン、ノブ、キーボード、マウス、または、トラックボールのうちの1つまたは複数とユーザとの最後の入力操作以後の経過時間を監視するように構成される。経過時間が閾値時間よりも長い場合、制御プロセッサ31は、ユーザ入力操作が終わったと決定し、サムネイル画像50を更新する。これに加えて、または、これに代えて、実施形態において、制御プロセッサ31は、測定プローブ4の移動、または、測定プローブ4による測定から得られる画像の移動を監視して、移動量、移動速度、及び画像の変化量が閾値期間にわたって閾値を下回ると、ユーザ入力操作が終わったと決定する。
図4は、サムネイル画像を用いたパラメータ調整機能において実行されるサムネイル画像の更新処理の流れを示したフローチャートである。以下、各ステップにおける処理の内容について説明する。なお、第1の段階205では、撮像データから得られる撮像ボリュームの画像がメインスクリーン15上に与えられる。この場合、与えられる画像がレンダリング画像であれば、撮像データからレンダリング画像を生成するために、事前に設定された現在または既存のレンダリングパラメータが使用される。
その後、段階210において、ユーザは、望ましい撮像ボリュームを選択するとともに、回転撮像、4D撮像、および、閾値化などの超音波診断装置1の機能を使用するために例えば超音波プローブ12を移動させることにより、通常の態様で超音波診断装置1と入力操作できる。ユーザが超音波診断装置1と現在入力操作していると決定される間、メインディスプレイスクリーン15上に与えられる画像が必要に応じて従来の方法で更新される。
ユーザ入力操作が停止されたことが決定されると、段階215において、検出されたユーザ入力操作の前にサムネイル画像50を形成するために使用された撮像データの代わりに、現在または最新の撮像データを用いて、サムネイル画像50のそれぞれが更新される。
ステップ220では、現在または最新の撮像データを用いてサムネイルのそれぞれが更新されるまで、サムネイル更新ステップが繰り返される。図5は、図3に示した複数のサムネイル画像50が、当該更新処理によって新たに更新されたサムネイル画像50’を例示したものである。この場合、撮像データが更新される間、関連する(すなわち、同じレンダリング条件に対応する)サムネイル画像50,50’のそれぞれを生成するために使用される各事前設定のレンダリングパラメータは同じままである。
サムネイル画像の更新には、種々の基準を採用することができる。例えば、制御プロセッサ31は、超音波画像撮像の最中に、所定の時間が経過する間にどのくらいの画像変化が引き起こされたらサムネイル画像を更新するかを例えばユーザ入力操作によって決定するようにしてもよい。また、例えば、画像変化量が所定の閾値よりも大きいときにだけサムネイル画像または他の出力画像を更新するようにしてもよい。画像変化量は、任意の適した技術を使用して、例えば絶対差の和(SAD)技術を使用して決定され得る。そのようなSAD技術では、最新の画像と前の画像との間の各ピクセルにおける差を合計することによって絶対差が計算される。絶対差値が所定の閾値よりも大きければ、サムネイル画像が更新される。
また、レンダリングパラメータの選択を階層的態様で実現するようにしても良い。これにより、ユーザは、1つまたは複数のレンダリングパラメータの値の連続的な微調整を可能にするために階層的な一連のパラメータ選択ユーザインターフェースによって掘り下げることができる。例えば、ユーザが事前設定のうちの1つのレンダリング条件を選択する。制御プロセッサ31は、複数のサムネイル画像に対応し現在設定されている複数のレンダリング条件を、選択されたレンダリング条件を基準として、新たな複数のレンダリング条件に変更する。この変更後の新たな複数のレンダリング条件は、選択前に表示された複数のサムネイル画像に対応するレンダリング条件の変域幅よりも狭い変域幅を持つものである。画像処理ユニット28は、変更後の複数のレンダリング条件に対応する複数のサムネイル画像を生成する。生成された複数のサムネイル画像は、選択前に表示された複数のサムネイル画像に対応するレンダリング条件の変域幅よりも狭い変域幅を表すものとして、制御スクリーン20に例えば図3、図5に示す複数のサムネイル画像50,50’の如く表示される。
サムネイル画像50,50’のそれぞれを生成するために使用された新たな各レンダリング条件(すなわち、新たな各レンダリングパラメータ値)は、既に選択されたサムネイル像に対応するレンダリング条件を基準値として設定されたものであり、所定の範囲内にある。例えば、変更前の複数のサムネイル画像に対応する各レンダリングパラメータ値が、10、20、30・・・90と10単位で離散的にレンダリングパラメータ値を9段階に変化させるものである場合に、ユーザがレンダリングパラメータ値「30」を選択したとすれば、新たなレンダリング条件としてのレンダリングパラメータ値の範囲は、選択された「30」を中央値として、例えば「22、24、26、28、30、32、34、36、38」の新たな9段階で設定される。ユーザは、さらに詳細に設定されたレンダリング条件の中から所望の条件を選択することで、さらに希望に近いレンダリング画像を生成し表示させることができる。言うまでもなく、制御プロセッサ31は、レンダリングパラメータ選択プロセスの任意の所要レベルの感度を与えるために階層的なさらなるユーザインターフェースを与えてもよい。
レンダリングパラメータの感度調整を行なうための上記の階層的方法に加えて、または、それに代えて、レンダリングパラメータの値をマニュアル入力等をも含めた複合入力により、調整可能とすることが好ましい。その場合、先に詳述したようなレンダリングされたサムネイル画像を使用する事前設定の選択と、入力装置13を使用する1つまたは複数のレンダリングパラメータの値の変化の両方を使用して、レンダリングパラメータの値を選択、変更、調整できる。好適には、1つの方法またはユーザ入力デバイス、例えば前述したような事前設定の選択を使用して、レンダリングパラメータのおおよその値または範囲を選択でき、また、トラックボールまたはマウスなどの入力装置13を使用して、レンダリングパラメータの値を選択された範囲内または選択されたおおよその値付近に微調整できる。
なお、事前設定が制御スクリーンから選択されるときにトラックボールまたはマウスなどの入力装置13の感度を自動的に変えることができるのが有益である。例えば、いくつかの実施形態では、事前設定が制御スクリーン20から選択されるときに、入力装置13の所定の移動量におけるレンダリングパラメータの値の変化量が減少される。これは、望ましい入力パラメータを選択する容易さをさらに向上させる。
また、上記サムネイル画像を用いたパラメータ調整機能を使用して、複数のレンダリングパラメータにおける値を選択することも可能である。この場合、調整すべきレンダリングパラメータ毎にサムネイル画像50,50’が生成され表示されることになる。このように複合的に調整され得る異なるレンダリングパラメータの例としては、仮想光位置、カラーマップ、ラジオシティ、輝度、テクスチャ、および、同様のものが挙げられる。その後、レンダリングパラメータのいずれかの値を前述したように選択できる。
また、異なるレンダリング条件に対応する複数のサムネイル画像50,50’を制御スクリーン20等に表示する場合、様々な形態を採用することができる。例えば、グリッド状に、ループ状または円状に、直線配置で、あるいは、不均一な配置で表示したり、パターンまたは配置等とレンダリング条件の変域や値とを対応させて表示することができる。
好適には、画像サムネイル50,50’は、特に特性が位置を表わすときに、サムネイル画像が表わすレンダリングパラメータの特性または値を代表するような態様で配置され得る。例えば、サムネイル画像50,50’が撮像物体の左側の仮想光源の位置を表わす場合には、そのサムネイル画像50,50’を制御スクリーン20の左側に設けることができる。また、撮像物体の上側または後側の仮想光源の位置を表わすサムネイル画像50,50’を制御スクリーン20の上部に位置させることができる。すなわち、制御スクリーン20上のサムネイル画像50,50’の位置が撮像物体に対する仮想光源の位置を示すようにする。
また、他の例では、サムネイル画像50,50’が輝度を表わし、また、サムネイル画像50,50’が直線状に配置され、その場合、最も高い輝度を表わすサムネイル画像50,50’が制御スクリーン20の上部に設けられ、次に続く下側のサムネイル画像50,50’が次に低い輝度値を表わす。
(効果)
以上述べたサムネイル画像を用いたパラメータ調整機能により、入力装置13を使用して全てのレンダリング条件を設定しなければならなかった場合に比して、探索する必要があるレンダリングパラメータ空間(すなわち、探索する必要があるレンダリングパラメータの変域)を圧倒的に減少させることができる。また、サムネイル画像を用いたパラメータ調整機能と、トラックボールまたはマウスなどの入力装置13によるレンダリング条件の入力を併用することにより、レンダリングパラメータの値の選択において高い精度を実現することができる。また、制御スクリーン20上のレンダリングされたサムネイル画像50,50’により表わされる事前設定の使用を通じて探られるべきパラメータ空間を急速に且つ直観的に減らすことによって、レンダリングパラメータの望ましい値を選択するために必要な時間が減少される。
また、上述したレンダリングパラメータの感度調整の階層的方法を用いることで、より狭い範囲のレンダリングパラメータ値を表わす複数のサムネイル画像50,50’を表示し、例えば入力装置13を使用して選択され得るパラメータの最大値および最小値を制限することができる。その結果、例えば入力装置13からのマニュアル操作によって、その後に選択され得るレンダリングパラメータの値の範囲を自動的且つ合理的に減少させることができる。
一般に、画像処理ユニット28の様なレンダリングユニットを用いた場合、より現実的な画像を潜在的に与えることができ、撮像データにより表わされる被検体および物体との間のより大きな差別化を可能にし得る。また、最良のレンダリング画像を得るために最適または適切なレンダリングパラメータを決定することが必要である。最適なレンダリングパラメータの選択を可能にするための技術としては、例えば、撮像データからレンダリングされるリアルタイム画像をメインディスプレイスクリーン15上で示すこと、トラックボールなどの入力装置13のうちの1つを使用してユーザが撮像物体に対する仮想光位置などのレンダリングパラメータのうちの1つまたは複数を変える。ユーザが入力装置13を操作すると、それに応じて、レンダリングパラメータ、および、メインディスプレイスクリーン15上に表示される結果として得られるレンダリング画像が変えられる。しかしながら、このプロセスは、ユーザが最適なレンダリング画像を生成するために入力装置13を使用してレンダリングパラメータ空間にわたって操作する(すなわち、多くのパラメータ値を入力する)間、多大な時間と膨大な計算を必要とし得る。また、このプロセスは、最適なレンダリングパラメータに狙いを定めるために高いレベルのユーザ経験および専門的知識も必要とし得る。従って、レンダリングパラメータ値の設定は、ユーザにとって負担となり、また、画像診断の質のばらつきの原因となるものでもあった。
本超音波診断装置1では、レンダリングパラメータを変更、調整、選択する場合に、複数のレンダリングパラメータのそれぞれに対応するサムネイル画像を生成して制御スクリーン20に表示し、ユーザに提供する。ユーザは、表示された複数のサムネイル画像を観察し、その中から希望する映像に近いサムネイル画像を選択することで、レンダリングパラメータを適切に選択することができる。これにより、撮像データを用いて画像をレンダリングする場合に、直観的且つ簡単にパラメータを変更、選択することができる。
なお、上記実施形態の各機能は、コンピュータ可読命令を有するコンピュータプログラムによって与えられることも可能である。また、各機能は、ソフトウェア、ハードウェア、または、ハードウェアとソフトウェアとの任意の適した組み合わせによって与えられてもよい。いくつかの実施形態において、様々なユニットは、1つまたは複数のASIC(特定用途向け集積回路)またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)として実施されてもよい。
上記実施形態では、特定のユニットについて説明してきたが、当該例に拘泥されず、それらのユニットのうちの1つまたは複数の機能性を、単一のユニット、処理リソース、または、他のコンポーネントによって与えることができ、または、単一のユニットにより与えられる機能性を2つ以上のユニットまたは他のコンポーネントの組み合わせによって与えることができる。単一のユニットへの言及は、そのユニットの機能性を与える複数のコンポーネントを、そのようなコンポーネントが互いに離れているか否かにかかわらず包含し、また、複数のユニットへの言及は、それらのユニットの機能性を与える単一のコンポーネントを包含する。
また、上記実施形態では、複数のサムネイル画像に対応する(或いは複数のレンダリング条件に対応する)複数のレンダリング画像を予め生成して記憶し、選択されたサムネイル画像に応じて読み出して再生(表示)する構成であるとした。しかしながら、レンダリング画像を生成するタイミングは、当該例に拘泥されない。例えば、複数のレンダリング条件に対応する複数のサムネイル画像のみを表示し、選択されたサムネイル画像に対応するレンダリング画像のみをその都度生成し、再生(表示)するようにしてもよい。
さらに、例えばレンダリング条件を仮想光源の位置とする場合に、仮想光源の位置と各サムネイル画像の画面上での表示位置とが対応するように、複数のサムネイル画像の表示形態を制御するようにしてもよい。例えば、向かって画面の最も左端にあるサムネイル画像は仮想光源が最も左側に位置するレンダリング条件に対応するものとし、向かって画面の最も右端にあるサムネイル画像は仮想光源が最も右側に位置するレンダリング条件に対応するものとして表示する。或いは、複数のサムネイル画像を例えば図3、図5等の様にマトリックス状に表示する場合には、左上から右下に進むに従って、仮想光源が左から右に移動するものとして複数のサムネイル画像を表示する。すなわち、左上に表示されたサムネイル画像における仮想光源の位置は、右下に表示されたサムネイル画像における仮想光源の位置に比べて左上側に設定され、他のサムネイル画像においても画像表示位置に合わせ光源位置が相対的に変化する。このように仮想光源の位置と各サムネイル画像の画面上での表示位置とを対応付ることで、ユーザは、制御スクリーン20上等においてサムネイル画像間のレンダリング条件の違いを極めて直観的に把握することができる。
特定の実施形態について説明してきたが、これらの実施形態は、単なる一例として与えられており、本発明の範囲を限定しようとするものではない。実際には、本明細書に記載される新規な方法およびシステムが様々な他の形態で具現化されてもよい。また、本発明の思想から逸脱することなく、本明細書に記載される方法およびシステムの形態において様々な省略、置換、および、変更がなされてもよい。添付の特許請求の範囲およびそれらと等価なものは、本発明の範囲内に入るそのような形態および改良を網羅するようになっている。
1…超音波診断装置、11…装置本体、12…超音波プローブ、13…入力装置、15…メインディスプレイモニター、20…制御スクリーン、21…超音波送信ユニット、22…超音波受信ユニット、23…Bモード処理ユニット、24…血流計測ユニット、25…RAWデータメモリ、26…ボリュームデータ生成ユニット、28…画像処理ユニット、30…表示処理ユニット、31…制御プロセッサ(CPU)、32…記憶ユニット、33…インターフェースユニット、50、50´…サムネイル画像

Claims (4)

  1. 超音波プローブを用いて胎児を撮像することで得られた、同一の撮像データに基づくボリュームデータをレンダリングパラメータの複数の値それぞれに従ってレンダリングし、前記複数の値それぞれに対応する複数のレンダリング画像を生成し、前記複数のレンダリング画像に基づいて複数のサムネイル画像を生成する生成部と、
    前記複数のサムネイル画像を表示するタッチスクリーンとしての第1の表示部と、
    前記複数のサムネイル画像のうち、前記第1の表示部を介して選択されたサムネイル画像に対応する前記レンダリング画像を、第2の表示部に表示させる制御部と、
    具備し、
    前記制御部は、現在撮像している胎児の超音波画像をリアルタイムで監視し、前記超音波画像が一定以上変化したことをトリガとして、前記第1の表示部に表示された前記複数のサムネイル画像を更新し、
    記レンダリングパラメータは仮想光源位置を含む、
    超音波診断装置。
  2. 記レンダリングパラメータは、カラーマップ、ラジオシティ、輝度、テクスチャのうちの少なくとも一つに関するパラメータをさらに含む請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 記レンダリングパラメータの複数の値に含まれる値を変更するための入力装置をさらに具備する請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  4. 前記制御部は、前記第1の表示部を介して前記レンダリングパラメータの事前設定が選択された場合、前記入力装置所定の移動量に基づいてレンダリングパラメータの値の変化量を変更し、前記入力装置は、トラックボール又はマウスである、請求項記載の超音波診断装置。
JP2014094985A 2013-05-02 2014-05-02 超音波診断装置 Active JP6608126B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/875,565 2013-05-02
US13/875,565 US9468420B2 (en) 2013-05-02 2013-05-02 Medical imaging data processing apparatus and method

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014217757A JP2014217757A (ja) 2014-11-20
JP2014217757A5 JP2014217757A5 (ja) 2017-06-15
JP6608126B2 true JP6608126B2 (ja) 2019-11-20

Family

ID=51800246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014094985A Active JP6608126B2 (ja) 2013-05-02 2014-05-02 超音波診断装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9468420B2 (ja)
JP (1) JP6608126B2 (ja)
CN (1) CN104127206B (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6532893B2 (ja) * 2014-05-09 2019-06-19 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 3d超音波ボリュームを所望の方向に配置する撮像システム及び方法
US10905400B2 (en) * 2015-02-23 2021-02-02 Canon Medical Systems Corporation Apparatus and method for optimization of ultrasound images
CN104706383A (zh) * 2015-03-19 2015-06-17 张忠芳 输卵管综合通导检测治疗仪
KR102475822B1 (ko) 2015-07-10 2022-12-09 삼성메디슨 주식회사 초음파 진단 장치 및 초음파 진단 장치의 동작 방법
WO2017191568A1 (en) * 2016-05-06 2017-11-09 Koninklijke Philips N.V. Ultrasonic imaging system with simplified 3d imaging controls
KR102227873B1 (ko) * 2016-09-28 2021-03-15 지멘스 메디컬 솔루션즈 유에스에이, 인크. 초음파 영상의 화질을 조절하는 초음파 시스템 및 방법
US10607393B2 (en) * 2017-03-10 2020-03-31 Siemens Healthcare Gmbh Consistent 3D rendering in medical imaging
US11259782B2 (en) 2017-06-20 2022-03-01 Canon Medical Systems Corporation Medical imaging data processing apparatus and method
US10722210B2 (en) * 2017-12-14 2020-07-28 Siemens Healthcare Gmbh Method for memorable image generation for anonymized three-dimensional medical image workflows
US20190374165A1 (en) * 2018-06-07 2019-12-12 Canon Medical Systems Corporation Image processing apparatus and method
US20210106313A1 (en) * 2019-10-09 2021-04-15 GE Precision Healthcare LLC Methods and systems for ultrasound image display
CN111598989B (zh) * 2020-05-20 2024-04-26 上海联影医疗科技股份有限公司 一种图像渲染参数设置方法、装置、电子设备及存储介质

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2945201C2 (de) * 1979-11-09 1983-02-24 Krautkrämer, GmbH, 5000 Köln Schaltungsvorrichtung zur Erzeugung eines Signalerwartungsbereiches auf dem Bildschirm einer Kathodenstrahlröhre eines tragbaren Ultraschallprüfgerätes für die zerstörungsfreie Werkstoffprüfung
US7520857B2 (en) * 2002-06-07 2009-04-21 Verathon Inc. 3D ultrasound-based instrument for non-invasive measurement of amniotic fluid volume
JP2006000127A (ja) 2004-06-15 2006-01-05 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置並びにプログラム
JP4480492B2 (ja) 2004-07-06 2010-06-16 株式会社キーエンス 拡大観察装置、画像ファイル生成装置、画像ファイル生成プログラム、3次元画像表示プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体
JP2006102353A (ja) 2004-10-08 2006-04-20 Toshiba Corp 関節動作解析装置、関節動作解析方法及び関節動作解析プログラム
US7885440B2 (en) * 2004-11-04 2011-02-08 Dr Systems, Inc. Systems and methods for interleaving series of medical images
JP4472602B2 (ja) 2005-09-09 2010-06-02 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 画像表示装置
JP2006122722A (ja) 2006-02-10 2006-05-18 Konica Minolta Holdings Inc X線画像撮影システム及び制御装置
US20090153472A1 (en) * 2006-05-31 2009-06-18 Koninklijke Philips Electronics N.V. Controlling a viewing parameter
US10085643B2 (en) * 2007-01-05 2018-10-02 Jadran Bandic Analytic methods of tissue evaluation
JP5737823B2 (ja) 2007-09-03 2015-06-17 株式会社日立メディコ 超音波診断装置
US8480583B2 (en) * 2007-10-16 2013-07-09 General Electric Company Methods and apparatus for 4D data acquisition and analysis in an ultrasound protocol examination
JP5241316B2 (ja) * 2008-05-13 2013-07-17 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP5390149B2 (ja) * 2008-09-17 2014-01-15 株式会社東芝 超音波診断装置、超音波診断支援プログラム及び画像処理装置
JP5366492B2 (ja) * 2008-10-01 2013-12-11 株式会社東芝 X線診断装置
CN101721227B (zh) 2009-10-21 2011-12-21 无锡祥生科技有限公司 一种图像引导的超声诊断仪预设值选择方法
JP2011149366A (ja) 2010-01-22 2011-08-04 Bosch Corp 還元剤噴射弁の詰まり診断装置及び詰まり診断方法並びに内燃機関の排気浄化装置
CN102639064B (zh) * 2010-10-08 2015-10-21 柯尼卡美能达株式会社 超声波诊断装置、以及超声波诊断方法
JP5666967B2 (ja) * 2011-04-08 2015-02-12 株式会社東芝 医用画像処理システム、医用画像処理装置、医用画像診断装置、医用画像処理方法および医用画像処理プログラム
JP5226887B2 (ja) * 2011-06-09 2013-07-03 株式会社東芝 画像処理システム及び方法
JP5909055B2 (ja) * 2011-06-13 2016-04-26 株式会社東芝 画像処理システム、装置、方法及びプログラム
JP2013008074A (ja) * 2011-06-22 2013-01-10 Toshiba Corp 医用画像診断装置、医用画像生成方法、及び医用画像生成プログラム
JP2013017056A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Toshiba Corp 画像処理装置、画像処理方法及び医用画像診断装置
US9820717B2 (en) * 2013-02-22 2017-11-21 Toshiba Medical Systems Corporation Apparatus and method for fetal image rendering

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014217757A (ja) 2014-11-20
CN104127206B (zh) 2018-07-10
US9468420B2 (en) 2016-10-18
US20140328526A1 (en) 2014-11-06
CN104127206A (zh) 2014-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6608126B2 (ja) 超音波診断装置
US10335118B2 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus, medical image processing apparatus, and medical image parallel display method
JP6462340B2 (ja) 超音波診断装置、画像処理装置及び画像処理方法
US11672506B2 (en) Ultrasound diagnosis apparatus and image processing apparatus
JP5231840B2 (ja) 超音波診断装置及び制御プログラム
JP5606076B2 (ja) 超音波診断装置、医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム
JP6382050B2 (ja) 医用画像診断装置、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5508829B2 (ja) 医用画像表示装置
JP7043193B2 (ja) 解析装置、超音波診断装置、及び解析プログラム
JP6640444B2 (ja) 超音波診断装置、超音波画像処理装置及び超音波画像処理プログラム
JP2010017537A (ja) 超音波診断装置
JP6720001B2 (ja) 超音波診断装置、及び医用画像処理装置
JP5942217B2 (ja) 超音波診断装置、超音波画像処理装置及び超音波画像処理プログラム
JP5996268B2 (ja) 超音波診断装置、画像処理装置、及びプログラム
JP6538130B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
WO2021241634A1 (ja) 超音波診断装置及び画像処理装置
JP5823184B2 (ja) 超音波診断装置、医用画像処理装置および医用画像処理プログラム
JP6735150B2 (ja) 医用画像診断装置
JP6793497B2 (ja) 携帯情報端末の制御方法
JP2019081034A (ja) 超音波診断装置、超音波画像処理装置及び超音波画像処理プログラム
JP7273600B2 (ja) 超音波診断装置、医用画像処理装置、医用画像診断装置、及び表示制御プログラム
JP7144184B2 (ja) 超音波診断装置、画像処理装置及び画像処理プログラム
JP2021186676A (ja) 超音波診断装置及び画像処理装置
JP2023108812A (ja) 情報処理装置、超音波診断装置、および方法
JP5570927B2 (ja) 超音波診断装置、超音波画像処置装置、医用画像処理装置及び超音波画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170501

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180319

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180808

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180817

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20181012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6608126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150