JP6606634B2 - 投影装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

投影装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、投影装置により投射するレーザ光の出力制御に関する。
通常、レーザ素子を用いた表示装置では、表示する画像に応じて、レーザ素子から射出させる光量を変化させている。具体的には、レーザ素子の駆動電流などを制御することで、レーザ素子の光量を変化させている。ところで、表示装置によっては、レーザ素子の光量を大きく低減させるような使われ方がなされる場合がある。例えば、照度が時間帯により大きく変化する車載用ヘッドアップディスプレイでは、夜間の使用時には昼間の使用時よりも十分に低い光量に設定される傾向にある。そのような低い光量を実現するためにレーザ素子の駆動電流などを低くすると、レーザ素子の出力が不安定になる現象(所謂キンク)が発生する場合がある。キンクが発生すると、低輝度階調の制御が困難となり、映像がちらつく可能性がある。このようなキンクは、画像信号に基づき駆動電流を制御する手法とは別の手法にて光量を変化させれば抑制することが可能である。例えば、特許文献1には、レーザ素子から発せられた光の光軸上に、部位に応じて透過率が徐変するND(Neutral Density)フィルタを移動自在に配置することにより、レーザ光量を所望の比率で低減させる点が開示されている。
国際公開WO2014/115236
NDフィルタは、可視光について、波長に依存せず均等な透過率を有するものが理想であるが、現実的には、波長依存性が存在することが知られている。このようなNDフィルタで画像の明るさを減光しようとする場合、わずかにカラーバランスが崩れることになる。特に画像の光量を瞬時に減光する場合などでは、減光前後の画像がユーザにより比較可能に視認されるので、わずかなカラーバランスの違いによってもユーザは違和感を覚えることになる。この課題については、特許文献1には何ら開示されていない。
本発明が解決しようとする課題は上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、カラーバランスを保ちつつ好適に減光することが可能な投影装置を提供することを主な目的とする。
請求項に記載の発明は、画像を投影する投影装置であって、それぞれ異なる複数の波長の光を射出する光源部と、前記画像を示す画像信号に基づいて前記光源部が射出する光の強度を制御する制御手段と、前記光源部から射出された前記光を減衰させるNDフィルタであって、部位に応じて徐々に異なる透過率を有するNDフィルタを駆動し、前記光が透過する前記NDフィルタの部位を変えさせる駆動手段と、前記駆動手段による前記NDフィルタの駆動量に対応する前記複数の波長の光のそれぞれの補正係数を記憶する記憶手段と、を備え、前記制御手段は、前記駆動手段により前記NDフィルタが駆動された際に前記光源部が射出する光の強度を、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて補正することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、それぞれ異なる複数の波長の光を射出する光源部と、前記光源部から射出された前記光を減衰させるNDフィルタであって、部位に応じて徐々に異なる透過率を有するNDフィルタと、前記NDフィルタの駆動量に対応する前記複数の波長の光のそれぞれの補正係数を記憶する記憶手段と、を有する投影装置が実行する制御方法であって、前記画像を示す画像信号に基づいて前記光源部が射出する光の強度を制御する制御工程と、前記光が透過する前記NDフィルタの部位を変えさせる駆動工程と、を有し、前記制御工程は、前記駆動工程により前記NDフィルタが駆動された際に前記光源部が射出する光の強度を、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて補正することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、それぞれ異なる複数の波長の光を射出する光源部と、前記光源部から射出された前記光を減衰させるNDフィルタであって、部位に応じて徐々に異なる透過率を有するNDフィルタと、前記NDフィルタの駆動量に対応する前記複数の波長の光のそれぞれの補正係数を記憶する記憶手段と、を有する投影装置を制御するコンピュータが実行するプログラムであって、前記画像を示す画像信号に基づいて前記光源部が射出する光の強度を制御する制御手段と、前記光が透過する前記NDフィルタの部位を変えさせる駆動手段として前記コンピュータを機能させ、前記制御手段は、前記駆動手段により前記NDフィルタが駆動された際に前記光源部が射出する光の強度を、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて補正することを特徴とする。
実施例に係る投影装置の構成を示す。 赤色光の透過率特性を示すグラフである。 赤色光の理論値に対する測定値の透過率偏差を示すグラフである。 赤色光量に対する補正係数のグラフを示す。 (A)は、緑色光の透過率特性を示すグラフである。(B)は、緑色光に対する赤色及び青色の透過率の比率を示すグラフである。 NDフィルタの変形例を示す。
本発明の好適な実施形態では、画像を投影する投影装置であって、それぞれ異なる複数の波長の光を射出する光源部と、前記画像を示す画像信号に基づいて前記光源部が射出する光の強度を制御する制御手段と、前記光源部から射出された前記光を減衰させるNDフィルタであって、部位に応じて徐々に異なる透過率を有するNDフィルタを駆動し、前記光が透過する前記NDフィルタの部位を変えさせる駆動手段と、を備え、前記制御手段は、前記複数の波長の光のそれぞれの前記NDフィルタの部位ごとの透過率に関連する情報に基づいて、前記光源部が射出する光の強度を補正する。
上記投影装置は、光源部と、制御手段と、駆動手段とを備える。光源部は、それぞれ異なる複数の波長の光を射出する。制御部は、画像を示す画像信号に基づいて光源部が射出する光の強度を制御する。駆動手段は、部位に応じて徐々に異なる透過率を有するNDフィルタを駆動し、光が透過するNDフィルタの部位を変えさせる。制御手段は、複数の波長の光のそれぞれのNDフィルタの部位ごとの透過率に関連する情報に基づいて、光源部が射出する光の強度を補正する。この態様により、投影装置は、波長依存性を有するNDフィルタを用いる場合であっても、カラーバランスを保ちつつ好適に減光することができる。上記投影装置の好適な例では、前記光源部は、レーザ素子を備える。
上記投影装置の一態様では、前記NDフィルタは、部位に応じて無段階に連続して変化する透過率を有する。この態様により、投影装置は、射出する光量を無段階に調整することができる。
上記投影装置の他の一態様では、投影される前記画像の明るさを指定する指定手段を備え、前記駆動手段は、前記指定手段により指定された前記明るさと、前記NDフィルタの部位ごとの透過率に関連する情報とに基づいて決定された移動量だけ、前記NDフィルタを移動させる。この態様により、投影装置は、所望の透過率を実現するようにNDフィルタを好適に移動させることができる。
上記投影装置の他の一態様では、前記駆動手段は、前記複数の波長の光のうちの1つの波長についての前記NDフィルタの部位ごとの透過率に関連する情報に基づいて決定された移動量だけ、前記NDフィルタを移動させ、前記制御手段は、前記1つの波長とは異なる波長についての前記透過率に関連する情報に基づいて、前記光源部が射出する前記1つの波長とは異なる波長の光の強度を補正する。この態様では、投影装置は、1つの波長の光を基準として他の波長の光の光量を補正することで、カラーバランスを好適に保つことができる。
本発明の他の実施形態では、それぞれ異なる複数の波長の光を射出する光源部と、前記光源部から射出された前記光を減衰させるNDフィルタであって、部位に応じて徐々に異なる透過率を有するNDフィルタと、を有する投影装置が実行する制御方法であって、前記画像を示す画像信号に基づいて前記光源部が射出する光の強度を制御する制御工程と、前記光が透過する前記NDフィルタの部位を変えさせる駆動工程と、を有し、前記制御工程は、前記複数の波長の光のそれぞれの前記NDフィルタの部位ごとの透過率に関連する情報に基づいて、前記光源部が射出する光の強度を補正する。投影装置は、この制御方法を実行することで、波長依存性を有するNDフィルタを用いる場合であっても、カラーバランスを保ちつつ好適に減光することができる。
本発明の他の実施形態では、それぞれ異なる複数の波長の光を射出する光源部と、前記光源部から射出された前記光を減衰させるNDフィルタであって、部位に応じて徐々に異なる透過率を有するNDフィルタと、を有する投影装置を制御するコンピュータが実行するプログラムであって、前記画像を示す画像信号に基づいて前記光源部が射出する光の強度を制御する制御手段と、前記光が透過する前記NDフィルタの部位を変えさせる駆動手段として前記コンピュータを機能させ、前記制御手段は、前記複数の波長の光のそれぞれの前記NDフィルタの部位ごとの透過率に関連する情報に基づいて、前記光源部が射出する光の強度を補正する。コンピュータは、このプログラムを実行することで、波長依存性を有するNDフィルタを用いる場合であっても、カラーバランスを保ちつつ好適に減光することができる。好適には、上記プログラムは、記憶媒体に記憶される。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[投影装置の構成]
図1は、本実施例に係る投影装置1の構成を示す。図1に示すように、投影装置1は、画像信号入力部2と、映像処理部3と、フレームメモリ4と、ROM5と、RAM6と、レーザドライバ7と、MEMSドライバ8と、グラデーションNDフィルタ25及びMEMSミラー95を有するレーザ光源部9と、マイクロレンズアレイ13と、フィールドレンズ14と、タイミングコントローラ21と、MCU(Micro Controller Unit)22と、不揮発性メモリ23と、外光センサ24と、を備える。投影装置1は、例えばヘッドアップディスプレイに用いられ、コンバイナやフロントガラス等の光学素子に表示像を構成する光を投影することで、観察者に画像(「投影画像」とも呼ぶ。)を視認させる。そして、後述するように、投影装置1は、グラデーションNDフィルタ25により射出光量を連続的に(即ち無段階に)変更することが可能に構成される。
画像信号入力部2は、外部から入力される画像信号「Si」を受信して映像処理部3に出力する。
映像処理部3は、画像信号入力部2から入力される画像信号Si及びMEMSミラー12から入力される走査位置情報「Sc」に基づいて、レーザドライバ7やMEMSドライバ8を制御する。また、映像処理部3は、画像信号入力部2から入力された画像データをフレームメモリ4に書き込み、MEMSミラー95の駆動タイミングに応じて随時読み出し、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色ごとに各ピクセルの輝度に対応する制御信号を順次レーザドライバ7に送信する。
タイミングコントローラ21は、映像処理部3のフレームメモリ4からの画像データの読み出しタイミングを制御する。また、タイミングコントローラ21は、MEMSミラー95から出力される走査位置情報Scに基づいてMEMSドライバ8の動作タイミングも制御する。
ROM5は、映像処理部3が動作するための制御プログラムやデータなどを記憶している。RAM6には、映像処理部3が動作する際のワークメモリとして、各種データが逐次読み書きされる。
レーザドライバ7は、後述するレーザ光源部9に設けられるレーザダイオードを駆動する信号を生成するブロックである。レーザドライバ7は、赤色レーザ駆動回路71と、青色レーザ駆動回路72と、緑色レーザ駆動回路73と、を備える。赤色レーザ駆動回路71は、映像処理部3が出力する制御信号に基づき、赤色レーザ素子LD1を駆動する。青色レーザ駆動回路72は、映像処理部3が出力する制御信号に基づき、青色レーザ素子LD2を駆動する。緑色レーザ駆動回路73は、映像処理部3が出力する信号に基づき、緑色レーザ素子LD3を駆動する。
また、本実施例では、レーザドライバ7は、射出光の強度に関する補正係数を表す補正信号「Sv」をMCU22から受信する。そして、レーザドライバ7は、補正信号Svに基づき、映像処理部3から受信する発光パターンを表す信号を補正し、補正済みの発光パターンを表す信号に基づいて、各色のレーザ素子LD1〜LD3を駆動する電流値を制御する。
MEMSドライバ8は、タイミングコントローラ21が出力する信号に基づきMEMSミラー95を制御する。MEMSドライバ8は、サーボ回路と、ドライバ回路と、を備える。サーボ回路は、タイミングコントローラ21からの信号に基づき、MEMSミラー95の動作を制御する。ドライバ回路は、サーボ回路が出力するMEMSミラー95の制御信号を所定レベルに増幅して出力する。
レーザ光源部9は、レーザドライバ7から出力される駆動信号に基づいて、レーザ光を射出する。具体的には、レーザ光源部9は、赤色レーザ素子LD1と、青色レーザ素子LD2と、緑色レーザ素子LD3と、コリメータレンズ91a〜91cと、反射ミラー92a〜92cと、を備える。
赤色レーザ素子LD1は赤色のレーザ光(「赤色レーザ光」とも呼ぶ。)を射出し、青色レーザ素子LD2は青色のレーザ光(「青色レーザ光」とも呼ぶ。)を射出し、緑色レーザ素子LD3は緑色のレーザ光(「緑色レーザ光」とも呼ぶ。)を射出する。レーザ素子LD1〜LD3は、本発明における「光源部」の一例である。コリメータレンズ91a〜91cは、それぞれ、赤色、青色及び緑色のレーザ光を平行光にして、反射ミラー92a〜92cに射出する。反射ミラー92bは、青色レーザ光を反射する。反射ミラー92cは、青色レーザ光を透過させ、緑色レーザ光を反射する。反射ミラー92aは、赤色レーザ光を透過させ、青色及び緑色のレーザ光を反射する。こうして反射ミラー92aを透過した赤色レーザ光及び反射ミラー92aで反射された青色及び緑色のレーザ光は、MEMSミラー95に入射される。以後では、赤色レーザ光の光量を「赤色光量」、青色レーザ光の光量を「青色光量」、緑色レーザ光の光量を「緑色光量」とも呼ぶ。
レーザ光源部9からレーザ光が射出される位置には、EPE(Exit Pupil Expander)の一例であるマイクロレンズアレイ13と、フィールドレンズ14とが設けられている。MEMSミラー95は、反射ミラー92aから入射されたレーザ光をマイクロレンズアレイ13に向けて反射する。MEMSミラー95は、基本的には、画像信号Siが示す画像を表示するために、MEMSドライバ8の制御によりマイクロレンズアレイ13上を走査するように移動し、その際の走査位置情報(例えばミラーの角度などの情報)を走査位置情報Scとしてタイミングコントローラ21へ出力する。
マイクロレンズアレイ13は、複数のマイクロレンズが配列されており、MEMSミラー95で反射されたレーザ光が入射する。フィールドレンズ14は、マイクロレンズアレイ13の放射面に形成された画像を拡大し、図示しない投影面に投影する。例えば、投影装置1がヘッドアップディスプレイの光源として用いられる場合、フィールドレンズ14はコンバイナ等に表示像を構成する光を射出する。
外光センサ24は、外光の光量を検出し、検出信号「Sd」をMCU22へ供給する。
グラデーションNDフィルタ25は、1枚のNDフィルタであって、各色レーザ光の合成ビームの入射方向(図1のX軸方向)と垂直な方向(図1のZ軸方向)に移動自在に構成される。ここで、グラデーションNDフィルタ25は、Z軸方向の端部EL、EH間の入射面上で、透過率が連続的に変化している。本実施例では、グラデーションNDフィルタ25の透過率は、グラデーションNDフィルタ25における合成ビームのZ軸上の入射位置(「入射位置Pin」とも呼ぶ。)が端部ELとなる場合に0.01%となり、入射位置Pinが端部EHとなる場合に100%となるように、Z軸方向において連続的に変化する。この場合、グラデーションNDフィルタ25の透過率は、入射面内のZ軸上の位置に応じて線形変化してもよいし、対数変化してもよい。なお、10000対1といった大きな減衰特性を持たせる場合には、グラデーションNDフィルタ25の小型化のため、透過率が対数的に変化するものが望ましい。
グラデーションNDフィルタ25は、可視光について、波長に依存せず均等な透過率を有するものが理想であるが、現実的には波長依存性がある。そこで、本実施例に係る投影装置1は、グラデーションNDフィルタ25の波長依存性を勘案し、レーザ素子LD1〜LD3に出力させるレーザ光の強度を調整することで、カラーバランスを好適に保つ。以後では、説明の便宜上、入射位置Pinが端部EHとなる位置を、グラデーションNDフィルタ25の基準位置とし、当該基準位置からのZ軸上でのグラデーションNDフィルタ25の移動距離を「移動距離Lz」とも呼ぶ。
アクチュエータ26は、典型的にはステッピングモータを駆動源に構成され、MCU22から送信される制御信号「Sa」に基づき、グラデーションNDフィルタ25をZ軸方向に移動させることで、グラデーションNDフィルタ25の入射位置Pinでの透過率を変化させる。
不揮発性メモリ23は、外光量に応じた移動距離Lzを規定するデータ(「フィルタ位置決定データD1」とも呼ぶ。)を記憶する。フィルタ位置決定データD1では、外光量が小さくなるほど投影画像を暗くするため、外光量が小さくなるほど移動距離Lzが長くなるように(即ち、入射位置PinでのグラデーションNDフィルタ25の透過率が小さくなるように)規定されている。この場合、フィルタ位置決定データD1は、グラデーションNDフィルタ25に波長依存性がないと仮定した場合の入射位置PinでのグラデーションNDフィルタ25の透過率に基づき生成される。なお、フィルタ位置決定データD1は、各外光量に対する移動距離Lzを記憶したテーブルであってもよく、外光量と移動距離Lzとの関係を示す近似式であってもよい。さらに、不揮発性メモリ23は、グラデーションNDフィルタ25の移動距離Lzに応じて各レーザ素子LD1〜LD3が出力する各レーザ光の光量の補正係数を表すデータ(「補正データD2」とも呼ぶ。)を記憶する。補正データD2については、[補正データの生成]のセクションで詳しく説明する。
MCU22は、外光センサ24から受信した検出信号Sdが示す外光量に応じて、投影装置1が投影する画像の明るさを調整するための制御を行う。具体的には、MCU22は、検出信号Sdが示す外光量から、フィルタ位置決定データD1を参照することで、グラデーションNDフィルタ25で所望の透過率を実現するための移動距離Lzを認識し、認識した移動距離Lzが示す位置にグラデーションNDフィルタ25が移動するように、アクチュエータ26を制御する。これにより、MCU22は、検出した外光量が小さくなるほど、投影画像の明るさを暗くし、投影画像の視認性を向上させる。さらに、MCU22は、不揮発性メモリ23に記録される補正データD2を参照して、レーザ光を駆動する電流値を補正させるための補正係数をR、G、Bのそれぞれについて決定し、当該補正係数の各々を示す補正信号Svをレーザドライバ7に出力する。
なお、レーザドライバ7及びMCU22は、本発明における「制御手段」、「駆動手段」及びプログラムを実行するコンピュータの一例である。
[補正データの生成]
次に、補正データD2の生成方法について説明する。
まず、グラデーションNDフィルタ25の透過率特性を、投影装置1の生産時に個体毎に測定する。具体的には、赤色レーザ素子LD1のみ発光させるような画像信号Siを投影装置1に入力することで投影装置1に赤プレーン画像を投影させるとともに、グラデーションNDフィルタ25を基準位置から段階的に移動距離Lzを長くするようにZ軸方向に移動させて、グラデーションNDフィルタ25を透過した後のレーザ光の強度を測定する。この場合、例えば、マイクロレンズアレイ13の近傍に設けられた図示しない受光素子の検出信号に基づき、グラデーションNDフィルタ25を通過後のレーザ光の強度を測定する。
図2は、移動距離Lzと赤色レーザ光の透過率(「赤色光透過率」とも呼ぶ。)との関係を示すグラフである。ここで、グラフ「G1」は、グラデーションNDフィルタ25に波長依存性がないと仮定した場合の理想的な赤色光透過率を示すグラフであり、グラフ「G2」は、各移動距離Lzでの赤色光透過率の測定結果をプロットして各プロットを結んだグラフである。
図2に示すように、グラフG2は、グラデーションNDフィルタ25の波長依存性に起因して、理想的な関係を示すグラフG1に対してずれが生じている。例えば、移動距離Lzが距離「Lz1」の場合には、グラデーションNDフィルタ25の透過率は理論値よりも高くなるため、補正データD2に基づくレーザ素子LD1の出力補正を行わなかった場合、観察者が視認する投影画像は、赤の要素が濃くなる。一方、移動距離Lzが距離「Lz2」の場合には、グラデーションNDフィルタ25の透過率は理論値よりも低くなるため、補正データD2に基づくレーザ素子LD1の出力補正を行わなかった場合、観察者が視認する投影画像は、赤の要素が薄くなる。
図3は、図2のグラフG1が示す理想的な赤色光透過率に対するグラフG2が示す赤色光透過率の測定値の偏差(「赤色光透過率偏差」とも呼ぶ。)を示すグラフである。赤色光透過率偏差は、言い換えると、各移動距離Lzにおいて、理想的な赤色光透過率を「1」とした場合の赤色光透過率の測定値を示す。また、図4は、画像信号Siに基づく赤色光量に対する補正係数(「赤色光量補正係数」とも呼ぶ。)と、移動距離Lzとの関係を示すグラフである。
投影装置1は、グラデーションNDフィルタ25の波長依存性の影響を無くすため、赤色光透過率偏差が「1」になるようにレーザ素子LD1の出力を補正する。この場合、投影装置1は、画像信号Siに基づく赤色光量に対して赤色光透過率偏差の逆数を乗じた光量だけ赤色レーザ素子LD1から赤色レーザ光を出力させればよい。よって、図4に示す赤色光量補正係数は、図3に示す赤色光透過率偏差の逆数に設定されている。例えば、移動距離Lzが距離Lz1の場合には、赤色光量の補正係数は1より小さい値(およそ0.75)に設定され、移動距離Lzが距離Lz2の場合には、赤色光量の補正係数は1より大きい値(およそ1.56)に設定される。
不揮発性メモリ23は、図4に示す赤色レーザ光と赤色光量補正係数との関係を表すテーブルまたは近似式を、赤色レーザ光に対する補正データD2として予め記憶しておく。また、投影装置1は、青色レーザ光及び緑色レーザ光についても同様に、図2のグラフG2に相当するグラフを算出するための測定を行う。そして、不揮発性メモリ23は、青色レーザ光及び緑色レーザ光の各々について、測定値と理想値との偏差である透過率偏差の逆数を各色の補正係数として定め、補正データD2として記憶する。
MCU22は、以上のようにして生成されたグラデーションNDフィルタ25の透過率の波長特性に基づく補正データD2を参照し、補正信号Svをレーザドライバ7に送信する。具体的には、MCU22は、検出した外光量に基づき移動距離Lzを決定してグラデーションNDフィルタ25を移動させた場合に、補正データD2を参照し、決定した移動距離Lzに対応するR、G、Bの各補正係数を示す補正信号Svをレーザドライバ7に送信する。そして、レーザドライバ7は、受信した補正信号Svが示す各色の補正係数を、画像信号Siに基づく各色の強度に乗じることで、各色のレーザ素子LD1〜LD3を駆動すべき電流値を決定する。これにより、投影装置1は、グラデーションNDフィルタ25に波長依存性がない場合と同様に、画像信号Siに即したカラーバランスを保った状態で各色の合成レーザを射出することができる。よって、投影装置1は、外光の変化に応じて画像の光量を瞬時に減光する場合でも、ユーザに違和感を覚えさせることなく、好適に減光することができる。
以上説明したように、本実施例に係る投影装置1は、レーザ素子LD1〜LD3と、レーザドライバ7と、MCU22と、アクチュエータ26とを備える。レーザドライバ7は、画像を示す画像信号Siに基づいてレーザ素子LD1〜LD3が射出する光の強度を制御する。MCU22は、部位に応じて徐々に異なる透過率を有するグラデーションNDフィルタ25をアクチュエータ26により駆動することで、入射位置Pinを変えさせる。MCU22は、複数の波長の光のそれぞれのグラデーションNDフィルタ25の部位ごとの透過率に基づいて生成された補正データD2を参照することで、レーザ素子LD1〜LD3が射出する光の強度を補正するための補正係数を決定し、当該補正係数を示す補正信号Svをレーザドライバ7に送信する。この態様により、投影装置1は、波長依存性を有するグラデーションNDフィルタ25を用いる場合であっても、カラーバランスを保ちつつ好適に減光することができる。
[変形例]
以下、上述の実施例に好適な変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施例に適用してもよい。
(変形例1)
上記実施例では、レーザドライバ7がMCU22から補正信号Svを受信し、発光パターンを表す信号を補正したが、これに代えて、映像処理部3がMCU22から補正信号Svを受信し、補正信号Svに基づく補正を反映させてもよい。この場合、映像処理部3は、画像信号Siと補正信号Svが示す補正係数とに基づいて、発光パターンを表す信号を生成する。
(変形例2)
[補正データの生成]のセクションの説明では、投影装置1の個体ごとに測定を行って補正データD2を生成した。これに代えて、グラデーションNDフィルタ25の透過率の波長依存性が、個体ごとにばらつきが少ない場合には、各投影装置1で共通の補正データD2を使用してもよい。この場合、各投影装置1は、統計処理等を行った代表的な補正データD2を不揮発性メモリ23に記憶する。
(変形例3)
投影装置1は、外光センサ24の検出信号Sdが示す外光量に応じて投影画像の明るさを変えた。これに代えて、またはこれに加えて、投影装置1は、入力部を有し、当該入力部へのユーザ入力に基づいて投影画像の明るさを変化させてもよい。この場合であっても、投影装置1のMCU22は、所定のテーブル等を参照し、ユーザ入力により指定された明るさを実現するための移動距離Lzを決定してアクチュエータ26によりグラデーションNDフィルタ25を移動させる。また、MCU22は、決定した移動距離Lzに基づき補正データD2を参照して各レーザ素子LD1〜LD3の光量を補正するための補正係数を決定し、当該補正係数を示す補正信号Svをレーザドライバ7へ送信する。
(変形例4)
投影装置1は、R,G,Bの各色のレーザ光量を補正データD2に基づいて補正する代わりに、いずれか一色を基準として、残りの2色のレーザ光量のみを補正してもよい。以後では、緑色レーザ光を基準として赤、青の各色のレーザ光の光量を補正する例を代表例として説明する。以後では、グラデーションNDフィルタ25での緑色レーザ光の透過率を「緑色光透過率」と呼び、グラデーションNDフィルタ25での青色レーザ光の透過率を「青色光透過率」と呼ぶ。
図5(A)は、移動距離Lzと緑色光透過率との関係を示すグラフである。また、図5(B)のグラフ「Gr」は、緑色光透過率に対する赤色光透過率の比率を移動距離Lzごとに示したグラフであり、グラフ「Gb」は、緑色光透過率に対する青色光透過率の比率を移動距離Lzごとに示したグラフである。図5(A)、(B)に示すグラフは、不揮発性メモリ23により予め記憶される。
そして、この場合、例えば、MCU22は、まず、検出信号Sdが示す外光量に基づいて、設定すべきグラデーションNDフィルタ25の透過率を認識する。次に、MCU22は、図5(A)に示すグラフを参照して、設定すべき透過率に対応する移動距離Lzを認識してグラデーションNDフィルタ25を移動させる。さらに、MCU22は、図5(B)に示すグラフGrを参照し、設定した移動距離Lzに対応する緑色光透過率に対する赤色光透過率の比率を認識し、当該比率の逆数を赤色光量の補正係数として設定する。同様に、MCU22は、グラフGbを参照し、設定した移動距離Lzに対応する緑色光透過率に対する青色光透過率の比率を認識し、当該比率の逆数を青色光量の補正係数として設定する。そして、MCU22は、設定した補正係数を示す補正信号Svをレーザドライバ7へ送信する。
なお、不揮発性メモリ23は、図5(A)に示す情報を記憶する代わりに、検出した外光量に対して設定すべき移動距離Lzを示す情報(即ち実施例のフィルタ位置決定データD1に相当する情報)を記憶してもよい。この場合も、外光量に対して設定すべき移動距離Lzを示す情報は、図5(A)に示すグラフを勘案して生成される。
(変形例5)
グラデーションNDフィルタ25は、Z軸上に沿って透過率が連続的に変化する平板状のフィルタに限定されない。
図5(A)は、グラデーションNDフィルタ25に代えて円形のグラデーションNDフィルタ25Aを配置した例を示す。図示のように、グラデーションNDフィルタ25Aは、中心点Cを中心とする円からなる円板形状に構成されている。
グラデーションNDフィルタ25Aは、入射面上において、中心点Cを中心とする円の円周方向に沿って透過率が連続的に変化するようなグラデーションフィルタとして構成されている。なお、グラデーションNDフィルタ25Aは、中心点Cを中心とする円の半径方向には透過率は変化しない。
この場合、アクチュエータ26は、図7中の矢印D2に示すように、中心点Cを中心にしてグラデーションNDフィルタ25Aを回転させる。この場合、フィルタ位置決定データD1には、移動距離Lzに代えてグラデーションNDフィルタ25Aの回転角度が記憶され、MCU22は、検出信号Sdが示す外光量に基づき、フィルタ位置決定データD1を参照して、グラデーションNDフィルタ25Aが所望の回転角度となるようにアクチュエータ26を制御する。具体的には、MCU22は、投影装置1が射出すべき光量に応じた所望の透過率が得られるグラデーションNDフィルタ25A上の箇所が入射位置Pinとなるように、アクチュエータ26を介してグラデーションNDフィルタ25Aを回転させる。
図5(B)は、グラデーションNDフィルタ25に代えて、Z軸上に沿って透過率が段階的に変化するグラデーションNDフィルタ25Bを配置した例を示す。グラデーションNDフィルタ25Bは、Z軸上に沿って、端部EHから端部ELに向かって段階的に透過率が減少するように構成される。図5(B)の例では、領域内で透過率が同一となる5つの矩形領域がZ軸に沿って形成されている。この場合、フィルタ位置決定データD1には、外光量ごとに最適なグラデーションNDフィルタ25での透過率に最も近い透過率を有する矩形領域上に入射位置Pinが移動するのに必要な移動距離Lzの情報が記憶される。そして、MCU22は、検出信号Sdが示す外光量に基づき、グラデーションNDフィルタ25Bを移動させる。
1 投影装置
3 映像処理部
7 レーザドライバ
8 MEMSドライバ
22 MCU
23 不揮発性メモリ
24 外光センサ
25 グラデーションNDフィルタ
26 アクチュエータ
95 MEMSミラー

Claims (8)

  1. 画像を投影する投影装置であって、
    それぞれ異なる複数の波長の光を射出する光源部と、
    前記画像を示す画像信号に基づいて前記光源部が射出する光の強度を制御する制御手段と、
    前記光源部から射出された前記光を減衰させるNDフィルタであって、部位に応じて徐々に異なる透過率を有するNDフィルタを駆動し、前記光が透過する前記NDフィルタの部位を変えさせる駆動手段と、
    前記駆動手段による前記NDフィルタの駆動量に対応する前記複数の波長の光のそれぞれの補正係数を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記駆動手段により前記NDフィルタが駆動された際に前記光源部が射出する光の強度を、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて補正することを特徴とする投影装置。
  2. 前記光源部は、レーザ素子を備えることを特徴とする請求項に記載の投影装置。
  3. 前記NDフィルタは、部位に応じて無段階に連続して変化する透過率を有することを特徴とする請求項1または2に記載の投影装置。
  4. 投影される前記画像の明るさを指定する指定手段を備え、
    前記駆動手段は、前記指定手段により指定された前記明るさと、前記NDフィルタの部位ごとの透過率に関連する情報とに基づいて決定された移動量だけ、前記NDフィルタを移動させることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の投影装置。
  5. 前記駆動手段は、前記複数の波長の光のうちの1つの波長についての前記NDフィルタの部位ごとの透過率に関連する情報に基づいて決定された移動量だけ、前記NDフィルタを移動させ、
    前記制御手段は、前記1つの波長とは異なる波長についての前記透過率に関連する情報に基づいて、前記光源部が射出する前記1つの波長とは異なる波長の光の強度を補正することを特徴とする請求項に記載の投影装置。
  6. それぞれ異なる複数の波長の光を射出する光源部と、
    前記光源部から射出された前記光を減衰させるNDフィルタであって、部位に応じて徐々に異なる透過率を有するNDフィルタと、
    前記NDフィルタの駆動量に対応する前記複数の波長の光のそれぞれの補正係数を記憶する記憶手段と、を有する投影装置が実行する制御方法であって、
    前記画像を示す画像信号に基づいて前記光源部が射出する光の強度を制御する制御工程と、
    前記光が透過する前記NDフィルタの部位を変えさせる駆動工程と、を有し、
    前記制御工程は、前記駆動工程により前記NDフィルタが駆動された際に前記光源部が射出する光の強度を、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて補正することを特徴とする制御方法。
  7. それぞれ異なる複数の波長の光を射出する光源部と、
    前記光源部から射出された前記光を減衰させるNDフィルタであって、部位に応じて徐々に異なる透過率を有するNDフィルタと、
    前記NDフィルタの駆動量に対応する前記複数の波長の光のそれぞれの補正係数を記憶する記憶手段と、を有する投影装置を制御するコンピュータが実行するプログラムであって、
    前記画像を示す画像信号に基づいて前記光源部が射出する光の強度を制御する制御手段と、
    前記光が透過する前記NDフィルタの部位を変えさせる駆動手段
    として前記コンピュータを機能させ、
    前記制御手段は、前記駆動手段により前記NDフィルタが駆動された際に前記光源部が射出する光の強度を、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて補正することを特徴とするプログラム。
  8. 請求項に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
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