JP6605798B2 - 調理支援方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザの調理を支援する調理支援方法およびコンピュータプログラムに関する。
従来、端末の表示部においてレシピの調理手順の説明および材料の情報を表示することで、ユーザの調理を支援する技術が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。この技術は、1つのレシピの調理手順の説明および材料の情報を画面表示するものであり、ユーザが1つのレシピのみの調理を進める場合に有効である。
特開2002−63254号公報 特開2002−251518号公報 特開2013−213663号公報
一方で、ユーザが複数のレシピの調理を並行して行う場合に対応して、複数のレシピの調理手順の説明および材料の情報を表示することがある。この場合、表示対象となる情報量は多くなる。このとき、より多くの情報を同時に見せるために情報を詰め込もうとすると、文字等が小さくなり、ユーザにとっては見にくくなる。一方、情報を見やすくするために情報を詰め込まないようにすると、一画面で全ての情報を表示できなくなり、ユーザは情報を得るために画面表示を切り替える操作を頻繁に行う必要が生じる。
よって、並行して行われる複数のレシピの調理を支援する場合には、複数のレシピの調理手順の説明および材料の情報の表示を見やすくするとともに、ユーザの操作の負担を軽減することが強く望まれている。
本発明の目的は、複数のレシピの調理を並行して行うユーザの操作の負担を軽減でき、かつ、複数のレシピの調理手順の説明および材料の情報の表示を見やすくできる調理支援方法およびコンピュータプログラムを提供することである。
本発明の一態様に係る調理支援方法は、複数の料理に対応する複数のレシピの調理を並行して行うための調理支援方法であって、第1の時間帯に行われる複数の調理手順の説明を示す第1の手順説明情報と、前記複数のレシピのうち、前記第1の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する1以上のレシピで用いられる材料をレシピ別に示す第1の材料情報とを表示部に表示させる第1の表示ステップと、前記第1の手順説明情報の表示から、前記第1の時間帯と異なる第2の時間帯に行われる複数の調理手順の説明を示す第2の手順説明情報の表示への切替要求を受け付ける要求受付ステップと、前記複数のレシピのうち、前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する1以上のレシピで用いられる材料の情報を検索する検索ステップと、前記第2の手順説明情報と、前記検索ステップで検索された材料をレシピ別に示す第2の材料情報とを前記表示部に表示させる第2の表示ステップと、を含み、前記第2の表示ステップで表示される前記第2の材料情報は、前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する前記1以上のレシピで用いられる全ての材料の情報を含み、前記第2の表示ステップでは、前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順で用いられる材料の情報が、前記第2の時間帯以外の時間帯に行われる他の調理手順で用いられる材料の情報とは異なる態様で表示される
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、複数の料理に対応する複数のレシピの調理を並行して行うための調理支援のためのコンピュータプログラムであって、第1の時間帯に行われる複数の調理手順の説明を示す第1の手順説明情報と、前記複数のレシピのうち、前記第1の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する1以上のレシピで用いられる材料をレシピ別に示す第1の材料情報とを表示部に表示させる第1の表示処理と、前記第1の手順説明情報の表示から、前記第1の時間帯と異なる第2の時間帯に行われる複数の調理手順の説明を示す第2の手順説明情報の表示への切替要求を受け付ける要求受付処理と、前記複数のレシピのうち、前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する1以上のレシピで用いられる材料の情報を検索する検索処理と、前記第2の手順説明情報と、前記検索処理で検索された材料をレシピ別に示す第2の材料情報とを前記表示部に表示させる第2の表示処理と、をコンピュータに実行させ、前記第2の表示処理で表示される前記第2の材料情報は、前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する前記1以上のレシピで用いられる全ての材料の情報を含み、前記第2の表示処理では、前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順で用いられる材料の情報が、前記第2の時間帯以外の時間帯に行われる他の調理手順で用いられる材料の情報とは異なる態様で表示される
本発明によれば、複数のレシピの調理を並行して行うユーザの操作の負担を軽減でき、かつ、複数のレシピの調理手順の説明および材料の情報の表示を見やすくできる。
本発明の実施の形態に係る調理支援システムの構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る調理手順データの一例を示す図 本発明の実施の形態に係るレシピ別材料データの一例を示す図 本発明の実施の形態に係る画面表示の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る端末装置の動作の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態の変形例に係る画面表示の一例を示す図 本発明の実施の形態の変形例に係る画面表示の一例を示す図 本発明の実施の形態の変形例に係る画面表示の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る各装置の機能をソフトウェアにより実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<調理支援システムの構成>
まず、本実施の形態に係る調理支援システムの構成例について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態の調理支援システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、調理支援システムは、端末装置100およびサーバ装置200を有する。
図1において、端末装置100とサーバ装置200は、ネットワーク300を介して接続される。サーバ装置200は、端末装置100にレシピに係るデータ(例えば、後述の調理手順データ120およびレシピ別材料データ121)を提供する情報処理装置である。ネットワーク300は、無線ネットワークでもよいし、有線ネットワークでもよいし、有線ネットワークと無線ネットワークとが混在したネットワークでもよい。
以下、端末装置100の構成について説明する。
端末装置100は、サーバ装置200により提供されるデータを表示する情報処理装置であり、例えば、スマートフォン、タブレット、PC、TVなどである。
端末装置100は、通信部11、記憶部12、出力部13、入力部14、制御部15を備える。
通信部11は、他の装置と通信する通信インターフェースである。
例えば、通信部11は、サーバ装置200から調理手順データ120およびレシピ別材料データ121を受信する。これらのデータは、制御部15の制御により、記憶部12へ格納される。なお、調理手順データ120およびレシピ別材料データ121については、図2、図3を用いて後述する。
記憶部12は、メモリ、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。
例えば、記憶部12は、通信部11により受信された調理手順データ120およびレシピ別材料データ121を記憶する。以下、これらのデータの具体例について説明する。
まず、図2を用いて調理手順データ120の一例について説明する。図2は、調理手順データ120に含まれるデータから構成される各画面の一例を示す図である。
調理手順データ120は、複数のレシピの調理手順の説明を含むデータであり、例えば、手順情報21〜27を含む。手順情報21〜27は、所定の時間帯ごとに実行される各レシピの調理手順を時系列に示す情報である。ここで、手順情報21について説明する。
手順情報21は、時間帯情報30、レシピ識別情報31、手順説明情報32、食材画像33を含む。
時間帯情報30は、予め定められた時間帯を示す情報である。ここでは例えば、時間帯は、5分間に設定されている。
レシピ識別情報31は、レシピを識別するための識別情報である。ここでは例えば、レシピ識別情報31として、アルファベットが用いられる。
手順説明情報32は、レシピの調理手順の説明を示す情報である。ここでは例えば、調理手順の説明は、文字列からなる。
また、手順説明情報32は、レシピ識別情報31と対応付けられている。ここでは例として、識別情報31「A」と、カレーピラフ(図3参照)の手順説明情報32とが対応付けられている。また、識別情報31「B」と、きゅうりの塩昆布(図3参照)の手順説明情報32とが対応付けられている。また、識別情報31「C」と、コンソメスープ(図3参照)の手順説明情報32とが対応付けられている。
食材画像33は、調理手順の実行により加工された食材を示す画像である。ここでは例えば、食材画像33は、冷蔵保存される食材の写真である。
このように、手順情報21では、最初の5分間(0分〜5分の間)に行われる調理手順として、3つのレシピの4つの調理手順が時系列に示されている。手順情報22〜26も、上記手順情報21と同様の情報を含む。よって、図2に示す手順情報21〜27は、35分間で実行される13個のレシピ(レシピ識別情報31「A」〜「M」に対応する各レシピ)の各調理手順を時系列に示している。
なお、図2の手順情報21において、レシピ識別情報31「A」の下方に伸びる点線の矢印は、例えば、レシピ識別情報31「A」に対応するレシピの調理が継続中であることを示している。よって、手順情報21は、カレーピラフの調理の継続中に、きゅうりの塩昆布またはコンソメスープの調理が並行して実行されることを示している。
以上、調理手順データ120の一例について説明した。
次に、図3を用いてレシピ別材料データ121の一例について説明する。図3は、レシピ別材料データ121の一例を示す図である。
図3に示すように、レシピ別材料データ121は、複数のレシピで使用される材料をレシピ別に示すデータである。レシピ別材料データ121は、レシピごとに、上述したレシピ識別情報31のほか、レシピ名情報34および材料情報35を含む。
レシピ名情報34は、レシピ(料理)の名前を示す情報である。レシピ名情報34は、上記レシピ識別情報31と対応付けられている。
材料情報35は、レシピの調理に使用される全ての材料を示す情報である。ここでは例として、材料情報35は、材料の名前と分量を示している。
このように、図3に示すレシピ別材料データ121は、13個のレシピ(レシピ識別情報31「A」〜「M」に対応する各レシピ)で使用される材料をレシピ別に示している。
以上、レシピ別材料データ121の一例について説明した。
以上、記憶部12に記憶されるデータの具体例について説明した。なお、本実施の形態では、端末100が上述した調理手順データ120およびレシピ別材料データ121をサーバ装置200から受信して記憶部12に記憶する例としたが、これに限定されない。例えば、端末装置100は、調理手順データ120およびレシピ別材料データ121をサーバ装置200から受信せずに、それらのデータを予め記憶部12に格納していてもよい。以下、図1の説明に戻る。
出力部13は、ディスプレイなどの表示デバイスである。
例えば、出力部13は、手順情報21〜27および材料情報35を画面に表示する。この表示例については、図4を用いて後述する。
入力部14は、ボタン、タッチパネルなどの入力デバイスである。
例えば、入力部14は、ユーザによる切替操作を受付ける。切替操作とは、上述した手順情報の画面表示の切り替え(遷移)を要求する操作であり、例えば、フリック入力である。切替操作による画面表示の切り替えは、例えば、スクロール、または、ページ単位の切り替えなどである。
制御部15は、種々の情報処理を実行するプロセッサなどの制御デバイスである。
制御部15は、表示制御部150、要求受付部151、検索部152を有する。以下、これら各部が行う処理を順に説明する。
まず、表示制御部150は、通信部11により図2の調理手順データ120および図3のレシピ別材料データ121が受信された場合、それらのデータを記憶部12に格納する。そして、表示制御部150は、所定のタイミングで記憶部12から調理手順データ120およびレシピ別材料データ121を読み出す。所定のタイミングとは、例えば、入力部14がユーザから手順情報21の画面表示の実行指示を受け付けたタイミングである。
ここで、手順情報21の画面表示が行われる場合について説明する。
この場合、検索部152は、調理手順データ120からレシピ識別情報31を抽出する。ここでは、レシピ識別情報31として、「A」、「B」、「C」が抽出される。
次に、検索部152は、図3のレシピ別材料データ121において、抽出したレシピ識別情報31「A」、「B」、「C」に対応付けられているレシピ名情報34および材料情報35を検索する。ここでは、レシピ名情報34として「カレーピラフ」、「きゅうりの塩昆布」、「コンソメスープ」が検索される。また、「カレーピラフ」、「きゅうりの塩昆布」、「コンソメスープ」のそれぞれに対応する材料情報35が検索される。
次に、表示制御部150は、上述した手順情報21、レシピ識別情報31、レシピ名情報34、および材料情報35を、予め定められた表示領域に表示するように出力部13を制御する。これにより、出力部13には、手順情報21、レシピ識別情報31、レシピ名情報34、材料情報35が表示される。
このときの表示例を図4Aに示す。図4Aは、端末装置100の出力部13(例えば、ディスプレイ)における画面表示の一例を示す図である。図4Aに示す表示領域40および表示領域41は、一画面における表示領域である。
図4Aに示すように、端末装置100のディスプレイの表示領域40には、手順情報21が表示される。すなわち、表示領域40には、最初の5分間(0分〜5分)で実行されるカレーピラフ、きゅうりの塩昆布、コンソメスープの各調理手順に係る情報(レシピ識別情報31、手順説明情報32、食材画像33)が時系列に表示される。
また、図4Aに示すように、端末装置100のディスプレイの表示領域41には、レシピ識別情報31およびレシピ名情報34ごとに、材料情報35が表示される。ここでは、図4Aに示すように、カレーピラフ、きゅうりの塩昆布、コンソメスープの調理に使用される各材料を示す材料情報35が、レシピ別に、かつ、手順説明情報32が表示されるレシピの順(ここでは、レシピ識別情報31「A」、「B」、「C」の順)と同じ順序に並んで表示されている。
このように、手順情報21が画面表示される場合、一画面内において、手順情報21と、その手順情報21に含まれるレシピの材料情報35とが表示される。
そして、図4Aの画面表示中に、入力部14においてユーザによる切替操作が行われた場合、要求受付部151は、その切替操作が示す要求を受け付ける。この要求は、例えば、手順情報22(図2参照)の画面表示への切り替えであるとする。手順情報22は、図2に示すように、最初の5分間に続く次の5分間(5分〜10分の間)で実行される3つのレシピ(レシピ識別情報31「D」、「E」、「A」にそれぞれ対応するレシピ)の各調理手順を時系列に示す情報である。
次に、検索部152は、調理手順データ120からレシピ識別情報31を抽出する。ここでは、レシピ識別情報31として、「D」、「E」、「A」が抽出される。
次に、検索部152は、図3のレシピ別材料データ121において、抽出したレシピ識別情報31「D」、「E」、「A」に対応付けられているレシピ名情報34および材料情報35を検索する。ここでは、レシピ名情報34として「キャベツの味噌汁」、「水菜とあげのサラダ」、「カレーピラフ」が検索される。また、「キャベツの味噌汁」、「水菜とあげのサラダ」、「カレーピラフ」のそれぞれに対応する材料情報35が検索される。
次に、表示制御部150は、上述した手順情報22、レシピ識別情報31、レシピ名情報34、および材料情報35を、予め定められた表示領域に表示するように出力部13を制御する。これにより、出力部13には、手順情報22、レシピ識別情報31、レシピ名情報34、材料情報35が表示される。
このときの表示例を図4Bに示す。図4Bは、端末装置100の出力部13(例えば、ディスプレイ)における画面表示の一例を示す図である。図4Bに示す表示領域40および表示領域41は、一画面における表示領域である。
図4Bに示すように、端末装置100のディスプレイの表示領域40には、手順情報22が表示される。すなわち、表示領域40には、最初の5分間に続く次の5分間で実行されるキャベツの味噌汁、水菜とあげのサラダ、カレーピラフの各調理手順に係る情報(レシピ識別情報31、手順説明情報32、食材画像33)が時系列に表示される。
また、図4Bに示すように、端末装置100のディスプレイの表示領域41には、レシピ識別情報31およびレシピ名情報34ごとに、材料情報35が表示される。ここでは、図4Bに示すように、キャベツの味噌汁、水菜とあげのサラダ、カレーピラフの調理に使用される各材料を示す材料情報35が、レシピ別に、かつ、手順説明情報32が表示されるレシピの順(ここでは、レシピ識別情報31「D」、「E」、「A」の順)と同じ順序に並んで表示されている。
このように、手順情報21の画面表示から手順情報22の画面表示に切り替わった場合、一画面内において、手順情報22と、その手順情報22に含まれるレシピの材料情報35とが表示される。
以上、制御部15の各部が行う処理を順に説明した。
また、端末装置100の構成についての説明を終了する。
<端末装置100の動作>
次に、本実施の形態に係る端末装置100の動作例について、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態の端末装置100の動作例を示すフローチャートである。以下では例として、手順情報21の画面表示の後、ユーザの切替操作に基づいて、手順情報22への画面表示へ切り替わる場合について説明する。
まず、検索部152は、手順情報21に対応する材料情報35を検索する(ステップS11)。例えば、検索部152は、図3のレシピ別材料データ121において、手順情報21に含まれるレシピ識別情報31が示すレシピ(カレーピラフ、きゅうりの塩昆布、コンソメスープ)のそれぞれに対応するレシピ名情報34および材料情報35を検索する。
次に、出力部13は、検索によって得られた手順情報21と、それに対応する材料情報35とを表示する(ステップS12)。例えば、出力部13には、図4Aに示すように、手順情報21が表示され、かつ、レシピ名情報34ごとに材料情報35が表示される。
ここで、ユーザが入力部14において手順情報21の画面表示から手順情報22の画面表示への切り替えを要求する切替操作を行ったとする。この場合、要求受付部151は、手順情報22の画面表示への切り替えの要求を受け付ける(ステップS13)。
次に、検索部152は、手順情報22に対応する材料情報35を検索する(ステップS14)。例えば、検索部152は、図3のレシピ別材料データ121において、手順情報22に含まれるレシピ識別情報31が示すレシピ(キャベツの味噌汁、水菜とあげのサラダ、カレーピラフ)のそれぞれに対応するレシピ名情報34および材料情報35を検索する。
次に、出力部13は、検索によって得られた手順情報22と、それに対応する材料情報35とを表示する(ステップS15)。例えば、出力部13には、図4Bに示すように、手順情報22が表示され、レシピ名情報34ごとに材料情報35が表示される。
以上、端末装置100の動作について説明した。
このように、本実施の形態によれば、ユーザが複数のレシピの調理手順の画面表示を切り替えるごとに、複数のレシピの調理手順の説明とともに、それらのレシピで使用される材料の情報が表示される。よって、複数のレシピの調理を並行して行うユーザの操作の負担を軽減でき、かつ、複数のレシピの調理手順の説明および材料の情報の表示を見やすくできる。
<実施の形態の変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下、上記実施の形態の変形例について説明する。
(変形例1)
例えば、上記実施の形態において、図4A、図4Bに示した表示領域41に表示中の材料情報35に含まれる材料名のうち、表示領域40に表示中の手順説明情報32に含まれている材料名については、上記手順説明情報32に含まれていない材料名と異なる態様で表示してもよい。
以下、この具体例について説明する。ここでは例として、図4Bに示す画面表示が行われる場合について説明する。
まず、検索部152は、上記実施の形態で説明したとおり、図2の調理手順データ120の手順情報22から、レシピ識別情報31「D」、「E」、「A」を抽出する。
次に、検索部152は、上記実施の形態で説明したとおり、レシピ別材料データ121から、レシピ識別情報31「D」、「E」、「A」に対応するレシピ名情報34および材料情報35を検索する。ここでは、レシピ名情報34として「キャベツの味噌汁」、「水菜とあげのサラダ」、「カレーピラフ」が検索され、かつ、それらレシピ名情報34に対応する材料情報35が検索される。
次に、検索部152は、レシピ識別情報31ごとに、手順説明情報32の文字列の中から、図3のレシピ別材料データ121において材料情報35として登録されている文字列(材料名を示す文字列)を抽出する。例えば、レシピ識別情報31「D」に対応する手順説明情報32の文字列からは、文字列「キャベツ」が抽出される。また、レシピ識別情報31「E」に対応する手順説明情報32の文字列からは、文字列「水菜」が抽出される。また、レシピ識別情報31「A」に対応する手順説明情報32の文字列からは、文字列「バター」および「いんげん」が抽出される。
次に、表示制御部150は、上述した手順情報22、レシピ識別情報31、レシピ名情報34、および材料情報35を、予め定められた表示領域に表示するように出力部13を制御する。このとき、表示制御部150は、材料情報35に含まれる材料名のうち、検索部152により手順説明情報32の文字列から抽出された文字列を強調して表示するように出力部13を制御する。ここでは、図4Bの材料情報35に含まれる文字列のうち、「キャベツ」、「水菜」、「バター」、「いんげん」が強調して表示されるように制御される。なお、このとき、材料名を示す文字列だけでなく、分量を示す文字列(例えば、「1/8個」、「1把」、「10g」、「5本」)も強調して表示されてもよい。
強調表示の例としては、文字の色、大きさ、太さ、フォントなどの変更、または、文字に対する所定の装飾などが挙げられる。または、手順説明情報32の文字列から抽出されなかった材料名を例えばグレーアウトすることにより、手順説明情報32の文字列から抽出された材料名が強調して表示されるようにしてもよい。
このように本変形例によれば、ユーザは、表示中の手順説明情報32で使用する材料を容易に把握することができる。
(変形例2)
例えば、上記実施の形態において、図6に示す表示領域40に表示されるレシピ数が表示領域41に表示可能なレシピ数(以下、上限数という)を超える場合、表示領域41において材料情報35の表示を切り替えることで、上限数を超えた分のレシピの材料情報35を表示するようにしてもよい。
以下、この具体例について図6を用いて説明する。ここでは例として、予め定められた上限数が3であり、図2に示す手順情報26の画面表示が行われる場合について説明する。なお、検索部152が手順情報26に対応するレシピ名情報34および材料情報35の検索を行う処理までは上記実施の形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
この場合、表示制御部150は、手順情報26に含まれるレシピ数(例えば、レシピ識別情報31の数)が上限数3を超えるか否かを判定する。ここでは、手順情報26にはレシピ識別情報31として「J」、「K」、「L」、「M」の4つが含まれているため、手順情報26のレシピ数は4であり、上限数3を超えると判定される。
次に、表示制御部150は、手順情報26、レシピ識別情報31、レシピ名情報34、および材料情報35を画面表示するように出力部13を制御する。すなわち、表示制御部150は、図6に示す表示領域40に手順情報26を表示し、図6に示す表示領域41にレシピ識別情報31、レシピ名情報34、および材料情報35を表示するように出力部13を制御する。
このとき、表示制御部150は、例えば図6に示すように、表示領域41において、左から順に、甘辛鶏のから揚げ(レシピ識別情報31「J」のレシピ)、生鮭の味噌マヨグリル(レシピ識別情報31「K」のレシピ)、カジキのムニエル(レシピ識別情報31「M」のレシピ)のそれぞれの材料情報35をレシピ名情報34とともに画面表示するように出力部13を制御する。また、表示制御部150は、表示領域41の右端において、右向きの矢印50を表示する。この矢印50は、非表示の材料情報35がある旨を示す。ここでいう非表示の材料情報35は、ポークステーキ(レシピ識別情報31「L」のレシピ)の材料情報35である。
ここで、ユーザは、ポークステーキの材料情報35を見たい場合、入力部14において材料情報の画面表示の切り替えを要求する操作を行う。要求受付部151によりこの要求が受け付けられると、表示制御部150は、表示領域41において、ポークステーキの材料情報35を画面表示するように出力部13を制御する。これにより、図6に示す表示領域41には、左から順に、生鮭の味噌マヨグリル、カジキのムニエル、ポークステーキのそれぞれの材料情報35が画面表示される(図示せず)。
このように本変形例によれば、手順情報に含まれるレシピ数が多い場合でも、ユーザの視認性を損なうこと無く、各レシピの材料情報を表示できる。
なお、上記説明では、非表示の材料情報35がある旨を示す情報として表示領域41に矢印50を表示するとしたが、その情報は、例えば、矢印50以外の記号、文字、図形、または、それらの組み合わせであってもよい。または、上記矢印等の代わりに、表示領域41の右端において、ポークステーキの材料情報35(レシピ識別情報31、レシピ名情報34を含んでもよい)の一部を表示するようにしてもよい。
(変形例3)
例えば、上記実施の形態において、要求受付部151は、ユーザの切替操作により手順情報の画面表示の切り変え要求を受け付けた場合、その要求を受け付けたタイミング(例えば、時刻)を示す情報を生成し、その情報を記憶部12に蓄積するようにしてもよい。
このように本変形例によれば、ユーザによる切替操作の履歴をログとして蓄積することができる。
(変形例4)
上記実施の形態では、図4A、図4Bに示したディスプレイの表示領域40において図2に示す手順情報21〜27のいずれかが表示される場合(例えば、ページ単位の切り替え)について説明したが、スクロールによる手順情報の画面表示の切り替えの場合、以下の処理が実行されてもよい。以下では例として、スクロールにより手順情報21の一部分(例えば、下半分とする)と手順情報22の一部分(例えば、上半分とする)とが表示領域40に表示される場合の処理について説明する。
この場合、検索部152は、手順情報21の下半分および手順情報22の上半分のそれぞれに含まれるレシピ識別情報31を抽出し、そのレシピ識別情報31に基づいてレシピ名情報34および材料情報35を検索する。検索された情報は、表示領域41に表示される。
このように本変形例によれば、連続する2つの手順情報の一部分ずつを合わせて表示可能となり、かつ、その手順情報の表示に合わせて材料情報も表示されるので、ユーザの利便性が向上する。
(変形例5)
上記実施の形態では、手順情報21〜27において手順説明情報32および食材画像33により調理手順が説明される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、手順情報21〜27において、調理手順の説明を示す動画により調理手順が説明されてもよい。これにより、ユーザは、容易に調理手順を把握することができる。
(変形例6)
上記実施の形態では、端末装置100が図5のフローを実行する場合について説明したが、図5のステップS11、S14の各処理動作を、サーバ装置200または図示しないその他の装置が行うようにしてもよい。
(変形例7)
上記実施の形態では、図4A、図4Bに示すように、一画面内において、手順情報21と、その手順情報21に含まれるレシピの材料情報35とが表示されるようにしたが、レシピ情報35は、手順情報21の表示画面とは別の画面に表示されてもよい。
以下、この具体例について図7、図8を用いて説明する。
図7Aに示すように、端末装置100のディスプレイの表示領域40には、図4Aと同様に、手順情報21が表示される。すなわち、表示領域40には、最初の5分間(0分〜5分)で実行されるカレーピラフ、きゅうりの塩昆布、コンソメスープの各調理手順に係る情報(レシピ識別情報31、手順説明情報32、食材画像33)が時系列に表示される。図7Aに示す表示領域40は、図4Aに示す表示領域40と異なり、例えば、ディスプレイの全画面の領域である。
また、図7Aに示すように、表示領域40の下方には、食材表示ボタン60が表示される。食材表示ボタン60は、ユーザが各レシピの材料情報35を閲覧したいときに押下するボタンである。そして、図7Aの画面表示中に、入力部14においてユーザによる食材表示ボタン60の押下操作が行われた場合、図7Aに示す画面に重畳して図7Bに示す別の画面が表示される。
図7Bに示すように、端末装置100のディスプレイの表示領域41には、レシピ識別情報31およびレシピ名情報34ごとに、材料情報35が表示される。ここでは、図7Bに示すように、カレーピラフ、きゅうりの塩昆布、コンソメスープの調理に使用される各材料を示す材料情報35が、レシピ別に、かつ、手順説明情報32が表示されるレシピの順(ここでは、レシピ識別情報31「A」、「B」、「C」の順)と同じ順序に並んで表示されている。図7Bに示す表示領域41は、図4Aに示す表示領域41と異なり、例えば、ディスプレイの全画面の領域である。
また、図7Bに示すように、表示領域41の上方には、表示終了ボタン61が表示される。表示終了タン61は、ユーザが手順情報21の表示画面に戻りたいときに押下するボタンである。そして、図7Bの画面表示中に、入力部14においてユーザによる表示終了ボタン61の押下操作が行われた場合、図7Bに示す画面表示が終了し、図7Aに示す画面表示に戻る。
このように、手順情報21が画面表示された場合においてユーザにより食材表示ボタン60が押下されると、手順情報21の表示画面とは別の画面に、手順情報21に含まれるレシピの材料情報35が表示される。
ここで、図7Aの画面表示中に、入力部14においてユーザにより、手順情報22(図2参照)の画面表示への切り替えを要求する切替操作が行われた場合、図8Aに示すように、端末装置100のディスプレイの表示領域40には、手順情報22が表示される。すなわち、表示領域40には、最初の5分間に続く次の5分間で実行されるキャベツの味噌汁、水菜とあげのサラダ、カレーピラフの各調理手順に係る情報(レシピ識別情報31、手順説明情報32、食材画像33)が時系列に表示される。図8Aに示す表示領域40は、図4Bに示す表示領域40と異なり、例えば、ディスプレイの全画面の領域である。
また、図8Aに示すように、表示領域40の下方には、上述した食材表示ボタン60が表示される。そして、図8Aの画面表示中に、入力部14においてユーザによる食材表示ボタン60の押下操作が行われた場合、図8Aに示す画面に重畳して図8Bに示す別の画面が表示される。
図8Bに示すように、端末装置100のディスプレイの表示領域41には、レシピ識別情報31およびレシピ名情報34ごとに、材料情報35が表示される。ここでは、図8Bに示すように、キャベツの味噌汁、水菜とあげのサラダ、カレーピラフの調理に使用される各材料を示す材料情報35が、レシピ別に、かつ、手順説明情報32が表示されるレシピの順(ここでは、レシピ識別情報31「D」、「E」、「A」の順)と同じ順序に並んで表示されている。図8Bに示す表示領域41は、図4Bに示す表示領域41と異なり、例えば、ディスプレイの全画面の領域である。
図8Bに示すように、表示領域41の上方には、上述した表示終了ボタン61が表示される。そして、図8Bの画面表示中に、入力部14においてユーザによる表示終了ボタン61の押下操作が行われた場合、図8Bに示す画面表示が終了し、図8Aに示す画面表示に戻る。
このように、手順情報21の画面表示から手順情報22の画面表示に切り替わった場合においてユーザにより食材表示ボタン60が押下されると、手順情報22の表示画面とは別の画面に、手順情報22に含まれるレシピの材料情報35が表示される。
以上説明したように、本変形例では、手順情報とレシピ情報を別々の画面に表示するようにしたので、画面のサイズが小さい端末装置100であっても、手順情報とレシピ情報を大きく表示でき、ユーザはそれらの情報を見やすくなる。
なお、本変形例に係る調理支援方法等については、以下の様に捉えることも可能である。
第1の時間帯において並行して行われる複数のレシピの調理手順の説明とともに、前記複数のレシピの調理手順で用いられる材料の情報の表示要求を受け付ける操作受付領域を表示部に表示させる第1の表示ステップと、
前記操作受付領域に対する操作を受け付けた場合、前記表示部において、前記複数のレシピの調理手順で用いられる材料の情報を、前記調理手順の説明が表示された画面に重畳される別の画面に表示させる第2の表示ステップと、
前記第2の表示ステップで表示された前記材料の情報の表示の終了後、前記第1の時間帯において並行して行われる複数のレシピの調理手順の説明の表示から、前記第1の時間帯と異なる第2の時間帯において並行して行われる複数のレシピの調理手順の説明の表示への切替要求を受け付ける要求受付ステップと、
前記第2の時間帯において並行して行われる複数のレシピの調理手順で用いられる材料の情報を検索する検索ステップと、
前記第2の時間帯において並行して行われる複数のレシピの調理手順の説明とともに、前記操作受付領域を前記表示部に表示させる第3の表示ステップと、
前記操作受付領域に対する操作を受け付けた場合、前記表示部において、前記検索ステップで検索された材料の情報を、前記調理手順の説明が表示された画面に重畳される別の画面に表示させる第4の表示ステップと、を含む、
調理支援方法。
第1の時間帯において並行して行われる複数のレシピの調理手順の説明とともに、前記複数のレシピの調理手順で用いられる材料の情報の表示要求を受け付ける操作受付領域を表示部に表示させる第1の表示処理と、
前記操作受付領域に対する操作を受け付けた場合、前記表示部において、前記複数のレシピの調理手順で用いられる材料の情報を、前記調理手順の説明が表示された画面に重畳される別の画面に表示させる第2の表示処理と、
前記第2の表示処理で表示された前記材料の情報の表示の終了後、前記第1の時間帯において並行して行われる複数のレシピの調理手順の説明の表示から、前記第1の時間帯と異なる第2の時間帯において並行して行われる複数のレシピの調理手順の説明の表示への切替要求を受け付ける要求受付処理と、
前記第2の時間帯において並行して行われる複数のレシピの調理手順で用いられる材料の情報を検索する検索処理と、
前記第2の時間帯において並行して行われる複数のレシピの調理手順の説明とともに、前記操作受付領域を前記表示部に表示させる第3の表示処理と、
前記操作受付領域に対する操作を受け付けた場合、前記表示部において、前記検索処理で検索された材料の情報を、前記調理手順の説明が表示された画面に重畳される別の画面に表示させる第4の表示処理と、をコンピュータに実行させる、
コンピュータプログラム。
以上、本実施の形態の変形例を説明した。なお、上記変形例は任意に組み合わせてもよい。
<コンピュータプログラムによる実現例>
以上、本発明に係る実施形態について図面を参照して詳述してきたが、上述した端末装置100の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
図9は、各部の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。このコンピュータ1000は、入力ボタン、タッチパッドなどの入力装置1001、ディスプレイ、スピーカなどの出力装置1002、CPU(Central Processing Unit)1003、ROM(Read Only Memory)1004、RAM(Random Access Memory)1005を備える。また、コンピュータは、ハードディスク装置、SSD(Solid State Drive)などの記憶装置1006、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置1007、ネットワークを介して通信を行う送受信装置1008を備える。上記各部は、バス1009により接続される。
そして、読取装置1007は、上記各部の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置1006に記憶させる。あるいは、送受信装置1008が、ネットワーク300に接続されたサーバ装置200と通信を行い、サーバ装置200からダウンロードした上記各部の機能を実現するためのプログラムを記憶装置1006に記憶させる。
そして、CPU1003が、記憶装置1006に記憶されたプログラムをRAM1005にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAM1005から順次読み出して実行することにより、上記各部の機能が実現される。また、プログラムを実行する際、RAM1005または記憶装置1006には、実施の形態で述べた各種処理で得られた情報が記憶され、適宜利用される。
本発明は、ユーザの調理を支援する調理支援方法およびコンピュータプログラムに用いるのに好適である。
11 通信部
12 記憶部
13 出力部
14 入力部
15 制御部
100 端末装置
120 調理手順データ
121 レシピ別材料データ
150 表示制御部
151 要求受付部
152 検索部
200 サーバ装置
300 ネットワーク
1000 コンピュータ
1001 入力装置
1002 出力装置
1003 CPU(Central Processing Unit)
1004 ROM(Read Only Memory)
1005 RAM(Random Access Memory)
1006 記憶装置
1007 読取装置
1008 送受信装置
1009 バス

Claims (9)

  1. 複数の料理に対応する複数のレシピの調理を並行して行うための調理支援方法であって、
    第1の時間帯に行われる複数の調理手順の説明を示す第1の手順説明情報と、前記複数のレシピのうち、前記第1の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する1以上のレシピで用いられる材料をレシピ別に示す第1の材料情報とを表示部に表示させる第1の表示ステップと、
    前記第1の手順説明情報の表示から、前記第1の時間帯と異なる第2の時間帯に行われる複数の調理手順の説明を示す第2の手順説明情報の表示への切替要求を受け付ける要求受付ステップと、
    前記複数のレシピのうち、前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する1以上のレシピで用いられる材料の情報を検索する検索ステップと、
    前記第2の手順説明情報と、前記検索ステップで検索された材料をレシピ別に示す第2の材料情報とを前記表示部に表示させる第2の表示ステップと、を含
    前記第2の表示ステップで表示される前記第2の材料情報は、前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する前記1以上のレシピで用いられる全ての材料の情報を含み、
    前記第2の表示ステップでは、
    前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順で用いられる材料の情報が、前記第2の時間帯以外の時間帯に行われる他の調理手順で用いられる材料の情報とは異なる態様で表示される、
    調理支援方法。
  2. 前記第1の材料情報は、前記複数のレシピのうち、前記第1の時間帯に行われる前記複数の調理手順のいずれもが属さないレシピの材料の情報は含まない、
    請求項1に記載の調理支援方法。
  3. 前記第2の手順説明情報は、前記第1の手順説明情報に含まれる前記複数の調理手順の一部分と、当該一部分に連続する別の調理手順とを含む、
    請求項1または2に記載の調理支援方法。
  4. 前記切替要求は、ユーザによるスクロール操作である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の調理支援方法。
  5. 前記第1の表示ステップでは、
    前記表示部に表示される前記第1の材料情報が、前記第1の時間帯に行われる前記複数の調理手順の説明の表示順と同じ順序に並べて表示される、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の調理支援方法。
  6. 前記第2の表示ステップでは、
    前記表示部に表示される前記第2の材料情報が、前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順の説明の表示順と同じ順序に並べて表示される、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の調理支援方法。
  7. 前記第1の表示ステップは、
    前記第1の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属するレシピの数が、所定の上限数を超えた場合に、当該所定の上限数を超えたことを示す所定の情報を、前記第1の材料情報と併せて前記表示部に表示する第3の表示ステップと、
    所定の切替要求を受け付けた場合、前記第1の材料情報の表示から、前記所定の上限数を超えた分のレシピで用いられる材料を示す他の材料情報の表示に切り替える第4の表示ステップと、をさらに含む、
    請求項1からのいずれか1項に記載の調理支援方法。
  8. 時間帯ごとに複数のユーザから前記切替要求を受け付けたタイミングを示す情報を記憶部に蓄積する蓄積ステップをさらに含む、
    請求項1に記載の調理支援方法。
  9. 複数の料理に対応する複数のレシピの調理を並行して行うための調理支援のためのコンピュータプログラムであって、
    第1の時間帯に行われる複数の調理手順の説明を示す第1の手順説明情報と、前記複数のレシピのうち、前記第1の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する1以上のレシピで用いられる材料をレシピ別に示す第1の材料情報とを表示部に表示させる第1の表示処理と、
    前記第1の手順説明情報の表示から、前記第1の時間帯と異なる第2の時間帯に行われる複数の調理手順の説明を示す第2の手順説明情報の表示への切替要求を受け付ける要求受付処理と、
    前記複数のレシピのうち、前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する1以上のレシピで用いられる材料の情報を検索する検索処理と、
    前記第2の手順説明情報と、前記検索処理で検索された材料をレシピ別に示す第2の材料情報とを前記表示部に表示させる第2の表示処理と、をコンピュータに実行させ、
    前記第2の表示処理で表示される前記第2の材料情報は、前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順の属する前記1以上のレシピで用いられる全ての材料の情報を含み、
    前記第2の表示処理では、
    前記第2の時間帯に行われる前記複数の調理手順で用いられる材料の情報が、前記第2の時間帯以外の時間帯に行われる他の調理手順で用いられる材料の情報とは異なる態様で表示される、
    コンピュータプログラム。
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