JP2007188698A - 調理器および調理支援プログラム - Google Patents

調理器および調理支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007188698A
JP2007188698A JP2006004433A JP2006004433A JP2007188698A JP 2007188698 A JP2007188698 A JP 2007188698A JP 2006004433 A JP2006004433 A JP 2006004433A JP 2006004433 A JP2006004433 A JP 2006004433A JP 2007188698 A JP2007188698 A JP 2007188698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
recipe
overall
dishes
standard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006004433A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Morimoto
延之 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2006004433A priority Critical patent/JP2007188698A/ja
Publication of JP2007188698A publication Critical patent/JP2007188698A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

【課題】 複数の料理を同時に調理する場合にも調理を適切に支援できる機能を備えた調理器を提供する。
【解決手段】 料理A、Bの標準的な調理レシピ50、60を調理ホストサーバSからダウンロードする送受信部12と、複数の料理A、Bを調理するための全体的な調理レシピ70を標準的な調理レシピ50、60に基づいて作成するレシピ作成プログラム16と、このレシピ作成プログラム16によって作成された全体的な調理レシピ70を表示する表示部14と、を備えたIHクッキングヒータ1である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、調理レシピを表示して調理を支援する機能を備えた調理器および、複数の料理の調理を支援するための調理支援プログラムに関する。
家庭内などでの調理を支援するために、標準的な調理レシピを表示する機能を備えたIH(電磁誘導加熱式)クッキングヒータなどの調理器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この調理器は、通信ネットワークを介して情報配信サーバと通信可能に接続され、料理ごとの標準的な調理レシピを情報配信サーバから受信(ダウンロード)できるようになっている。そして、受信した調理レシピを料理ごとに調理器の表示部に表示することで、調理者を支援するものである。
特開2004−192862号公報
ところで、例えば夕食のために、複数の料理を同時に調理することが必要な場合がある。このような場合、複数の料理を手際よく(効率よく)調理し、すべての料理を出来立ての状態で提供できることが望ましい。しかしながら、上記特許文献1に記載されているような調理器では、料理ごとの標準的な調理レシピを情報配信サーバから受信し、その調理レシピを料理ごとに表示するのみである。従って、複数の料理を提供する場合であっても、調理者は料理ごとの標準的な調理レシピに従って調理しなければならず、複数の料理を手際よく調理することなどができない。すなわち、上記特許文献1に記載されているような調理器では、複数の料理を同時に調理する場合に、どのように調理をすればすべての料理を手際よく調理できるかなどについて、調理者を適切に支援することができない。
そこで本発明は、複数の料理を同時に調理する場合にも調理を適切に支援できる機能を備えた調理器および調理支援プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、料理ごとの標準的な調理レシピを入力するレシピ入力手段と、複数の料理を調理するための全体的な調理レシピを前記レシピ入力手段から入力された複数の標準的な調理レシピに基づいて作成するレシピ作成手段と、このレシピ作成手段によって作成された全体的な調理レシピを表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする調理器である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の調理器において、前記レシピ作成手段は、複数の料理の仕上がり時間がほぼ同時になるように前記全体的な調理レシピを作成することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の調理器において、前記レシピ作成手段は、複数の前記標準的な調理レシピの下ごしらえを1つの下ごしらえにまとめて前記全体的な調理レシピを作成することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の調理器において、前記レシピ作成手段は、光熱費が安い時間帯に熱源を使用するように前記全体的な調理レシピを作成することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の調理器において、前記レシピ作成手段は、熱源の使用熱量が所定熱量内になるように前記全体的な調理レシピを作成することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の調理器において、調理器本体に対して前記表示手段が出し入れ可能に設けられていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、複数の料理の調理を支援するための調理支援プログラムであって、コンピュータを、料理ごとの標準的な調理レシピを入力するレシピ入力手段と、複数の料理を調理するための全体的な調理レシピを前記レシピ入力手段から入力された複数の標準的な調理レシピに基づいて作成するレシピ作成手段と、このレシピ作成手段によって作成された全体的な調理レシピを表示する表示手段として機能させるための調理支援プログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、調理したい複数の料理の標準的な調理レシピをレシピ入力手段から入力することで、レシピ作成手段によって全体的な調理レシピが作成され、この全体的な調理レシピが表示手段に表示される。このため、調理者はこの全体的な調理レシピに従って調理することで、複数の料理を同時に調理することができる。つまり、本調理器によって、複数の料理を同時に調理する場合にも調理を適切に支援することができる。
請求項2に記載の発明によれば、複数の料理の仕上がり時間がほぼ同時になるように全体的な調理レシピが作成されるため、この全体的な調理レシピに従って調理することで、すべての料理を出来立ての状態で提供する(食する)ことが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、複数の標準的な調理レシピの下ごしらえを1つの下ごしらえにまとめて全体的な調理レシピが作成されるため、この全体的な調理レシピに従って調理することで、下ごしらえをまとめて行うことができ、複数の料理を手際よく(効率よく)調理することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、光熱費が安い時間帯に熱源を使用するように全体的な調理レシピが作成されるため、この全体的な調理レシピに従って調理することで、光熱費を安く抑えて複数の料理を調理することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、熱源の使用熱量が所定熱量内になるように全体的な調理レシピが作成されるため、この全体的な調理レシピに従って調理することで、使用熱量を所定熱量内(許容量内)に抑えて複数の料理を調理することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、表示手段が調理器本体に対して出し入れ可能なため、調理レシピなどを見るときだけ表示手段を調理器本体から出し、必要でないときは表示手段を調理器本体内に入れておく(収納しておく)ことができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様に、表示手段に表示された全体的な調理レシピに従って調理することで、複数の料理を同時に調理することができ、複数の料理の調理を適切に支援することができる。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係わるIHクッキングヒータ1(調理器)の構成ブロック図であり、このIHクッキングヒータ1は、通信網Nを介して調理ホストサーバSと通信可能に接続されている。
調理ホストサーバSは、IHクッキングヒータ1からアクセス可能なウエブサイトと、料理ごとの標準的な調理レシピを記憶したレシピデータベースとを備え、標準的な調理レシピを提供(配信)するASP(Application Service Provider)として機能する。すなわち、IHクッキングヒータ1から調理ホストサーバSのウエブサイトにアクセスし、料理を指定して標準的な調理レシピを要求すると、レシピデータベースに記憶された当該料理の標準的な調理レシピがIHクッキングヒータ1にダウンロードされるようになっている。ここで、標準的な調理レシピは、図3、4に示すように、調味料を含む材料と作り方とから構成され、図3に示す標準的な調理レシピ50は、「かぶと手羽先の煮物」(料理A)の標準的な調理レシピであり、図4に示す標準的な調理レシピ60は、「サーモンの幽庵焼き」(料理B)の標準的な調理レシピである。
IHクッキングヒータ1は、送受信部12(レシピ入力手段)と、操作部13と、表示部14(表示手段)と、加熱部15(熱源)と、レシピ作成プログラム16(レシピ作成手段)と、記憶部17と、これらを制御する制御部11とを備えている。送受信部12は、通信網Nを介して調理ホストサーバSなどと通信するための通信手段であり、インターネット通信機能を備えている。そして、この送受信部12によって、操作部13の操作に基づく料理ごとの標準的な調理レシピを調理ホストサーバSからダウンロード(入力)できるものである。操作部13は、調理者などが標準的な調理レシピを調理ホストサーバSからダウンロードしたり、後述する全体的な調理レシピの作成を指示したりするための入力手段である。この操作部13は、図2に示すように複数の操作ボタンを備え、表示部14とともに引出パネル21上に配設されている。表示部14は、標準的な調理レシピや後述する全体的な調理レシピなどを表示するLCD(液晶表示板)であり、操作部13とともに引出パネル21上に配設されている。加熱部15は、第1ヒータ22、第2ヒータ23およびグリル24から構成され、第1ヒータ22と第2ヒータ23とは調理器本体20の天板20b上に配設され、グリル24は調理器本体20の正面パネル20aから調理器本体20内に配設されている。記憶部17は、標準的な調理レシピや後述する全体的な調理レシピなどを記憶するメモリである。また、引出パネル21は、調理器本体20に対して出し入れ可能に配設されている。すなわち、引き出しのように、調理器本体20の正面パネル20aから調理器本体20内に対して押入れ、あるいは引き出せるようになっている。
レシピ作成プログラム16は、調理ホストサーバSからダウンロードした複数の料理の標準的な調理レシピに基づいて、当該複数の料理を調理するための全体的な調理レシピを作成(編集)するプログラムであり、図5に示すフローチャートに基づいている。ここでは、上記のような料理Aの標準的な調理レシピ50(以下、適宜「料理Aのレシピ50」という)と、料理Bの標準的な調理レシピ60(以下、適宜「料理Bのレシピ60」という)とから、全体的な調理レシピ70を作成する場合を例にして説明する。
まず、記憶部17から標準的な調理レシピを取得し(ステップS1)、料理A、Bの調理に必要な調味料を抽出する(ステップS2)。すなわち、「しょうゆ」、「みりん」など予め登録された調味料(キーワード)と一致する調味料を料理Aのレシピ50と料理Bのレシピ60とから抽出する。そして、これらの調味料が、図6に示すように、全体的な調理レシピ70の必要な調味料に位置づけられる。次に、料理Aのレシピ50と料理Bのレシピ60とから下ごしらえを抽出する(ステップS3)。すなわち、「洗う」、「切る」、「・・・ておく。」など予め登録された下ごしらえのキーワードを含む作り方(手順)番号を、料理Aのレシピ50と料理Bのレシピ60とから抽出する。ここで、料理Aのレシピ50では作り方1が下ごしらえに該当し、料理Bのレシピ60では作り方3が下ごしらえに該当する。そして、これらの作り方が1つの下ごしらえにまとめられて、全体的な調理レシピ70の作り方1、2に位置づけられる(ステップS4)。続いて、調理時間を抽出、演算する(ステップS5)。すなわち、標準的な調理レシピ50、60に記載さている調理時間を抽出するとともに、調理時間が記載されていない「焼く」、「炒める」などに要する調理時間を演算する。ここで、料理Aのレシピ50では、作り方3における10分および、作り方4における7〜8分が抽出されるとともに、作り方2における「焼き」として3〜4分が演算される。また、料理Bのレシピ60では、作り方1における10分が抽出されるとともに、作り方2における「焼き」として10分が演算される。そして、これらの調理時間と標準的な調理レシピ50、60の作り方とに基づいて、料理A、Bの仕上がり時間がほぼ同時になり、かつ、調理の待ち時間(空き時間)が削減されるように、標準的な調理レシピ50、60の作り方を編集(並び替え)する(ステップS6)。この結果、料理Aのレシピ50の作り方2、3が全体的な調理レシピ70の作り方3、4−1に位置し、料理Bのレシピ60の作り方1が全体的な調理レシピ70の作り方4−2に位置される。そして、全体的な調理レシピ70の作り方4−1と4−2とは、ほぼ同時に調理(同時進行)されるものである。続いて、料理Aのレシピ50の作り方4が全体的な調理レシピ70の作り方5−1に位置し、料理Bのレシピ60の作り方2が全体的な調理レシピ70の作り方5−2に位置される。そして、全体的な調理レシピ70の作り方5−1と5−2とは、ほぼ同時に調理がされるものである。最後に、料理Bのレシピ60の作り方4が全体的な調理レシピ70の作り方6に位置される。
次に、調理に要する加熱部15の使用熱量を演算する(ステップS7)。すなわち、全体的な調理レシピにおいて「焼く」、「煮る」、「蒸す」などに要する熱量を演算し、同時(一時)に要する最大熱量を算出する。ここで、使用熱量は、第1ヒータ22、第2ヒータ23およびグリル24の熱容量と火加減(加熱の強弱)とに基づいて演算される。そして、上記の全体的な調理レシピ70においては、作り方5−1と5−2とを同時に行っているときの使用熱量が最大熱量となり、この最大熱量が所定熱量以内であるか否かを判断する(ステップS8)。ここで、所定熱量とは、ブレーカの容量から制限される熱量や調理者などによって入力された熱量など予め登録された熱量である。そして、最大熱量が所定熱量以内でない場合には、ステップS6に戻り、最大熱量が減少するように全体的な調理レシピ70の作り方を再編集する。例えば、同時に2つの加熱をしないように作り方を再編集し、最大熱量が所定熱量以内になるまでステップS6〜8の処理を繰り返す。続いて、料理の仕上がり時間(時刻)が指定されているか否かを判断し(ステップS9)、指定されている場合には後述する調理時刻プログラム161に進み(ステップS10)、最後に作成した全体的な調理レシピ70を記憶部17に記憶する(ステップS11)ものである。なお、料理の仕上がり時間は、後述するレシピの作成要求時(ステップS35)において、調理者などによって操作部13から任意に指定されるものである。
調理時刻プログラム161は、指定された料理の仕上がり時間と、予め登録された図8に示すような時間帯別の光熱費とに基づいて、光熱費が安い時間帯に加熱部15を使用するように全体的な調理レシピを編集(変更)するプログラムであり、図7に示すフローチャートに基づいている。まず、上記のステップS8までにおいて作成された全体的な調理レシピ70の必要な調理時間を算出し(ステップS21)、この調理時間に基づいて、指定された仕上がり時間に料理A、Bを仕上げるための料理の開始時刻を算出する(ステップS22)。続いて、光熱費がより安い時間帯に加熱部15を使用するように全体的な調理レシピ70の作り方を変更できるか否かを判断する(ステップS23)。すなわち、光熱費がより安い時間帯が調理時間中に存在し、かつ、その時間帯に加熱時間帯を変更できるか否かを判断する。例えば、指定された料理の仕上がり時間が午後5時30分で、必要な調理時間が1時間の場合、料理の開始時刻は午後4時30分となる。そして、全体的な調理レシピ70の作り方において、加熱部15を使用するのは作り方4−1から5−2の約30分であり、この作り方4−1から5−2は作り方全体の後半に位置する。つまり、午後5時から5時30分に加熱部15を使用することになり、この時間帯は光熱費が安い時間帯(ファミリータイム)であるため、全体的な調理レシピ70を変更する必要がない、と判断される。これに対し、例えば、指定された料理の仕上がり時間が午前10時30分の場合、料理の開始時刻は午前9時30分となり、全体的な調理レシピ70の作り方において加熱部15を使用する時間帯は、午前10時から10時30分となる。この時間帯は光熱費が割高な時間帯(デイタイム)であり、光熱費がより安い午前10時以前(ファミリータイム)に加熱部15を使用するように全体的な調理レシピ70を変更することが可能である、と判断される。そして、この場合には、午前10時以前にできるだけ加熱部15を使用するように、全体的な調理レシピ70の作り方を変更する(ステップS24)ものである。例えば、全体的な調理レシピ70において加熱時間帯を変更してもよい作り方4−1を午前10時以前に行えるように、全体的な調理レシピ70の作り方の順序を変更する。つまり、作り方3と4−1とを作り方2よりも先行させる。ところで、上記のレシピ作成プログラム16では、料理の仕上がり時間が指定されていない場合には、光熱費がより安い時間帯に加熱時間帯を変更するようにならない。これに対し、料理の仕上がり時間が指定されていない場合には、後述するレシピの作成要求時(ステップS35)を基準にして、光熱費がより安い時間帯に加熱時間帯が位置するように全体的な調理レシピ70の作り方を変更するようにしてもよい。なお、時間帯別の光熱費は、電力会社と需要家との契約事項などに基づくものであり、図8に示すような時間帯別の光熱費に限らない。
次に、このような構成のIHクッキングヒータ1の動作を図9に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、上記と同様に、料理A、Bを調理する場合を例にして説明する。
まず、調理者などが操作部13を操作し、調理ホストサーバSにアクセスして調理したい料理A、Bを指定する(ステップS31)。そして、当該料理A、Bの標準的な調理レシピ50、60を調理ホストサーバSに要求する操作をすると(ステップS32)、標準的な調理レシピ50、60が調理ホストサーバSからダウンロードされる(ステップS33)。そして、これらの標準的な調理レシピ50、60が記憶部17に記憶されるとともに、表示部14に表示される(ステップS34)。続いて、全体的な調理レシピ70を作成するように指示(レシピの作成要求)する操作をすると(ステップS35)、上記のレシピ作成プログラム16によって全体的な調理レシピ70が作成される(ステップS36)。また、ステップS35において、料理の仕上がり時間や上記のような所定熱量などを指定、入力することできる。そして、作成された全体的な調理レシピ70が表示部14に表示され(ステップS37)、表示された全体的な調理レシピ70に従って調理者が料理A、Bを調理できるものである。
以上のように、本IHクッキングヒータ1によれば、複数の料理A、Bを同時に調理するための全体的な調理レシピ70を表示するため、複数の料理A、Bを同時に調理する際にも調理者を適切に支援することができる。また、複数の料理A、Bの仕上がり時間がほぼ同時になるように全体的な調理レシピ70が作成されるため、この全体的な調理レシピ70に従って調理することで、すべての料理A、Bを出来立ての状態で提供する(食する)ことが可能となる。
さらに、複数の標準的な調理レシピ50、60の下ごしらえを1つの下ごしらえにまとめて全体的な調理レシピ70が作成されるため、この全体的な調理レシピ70に従って調理することで、下ごしらえをまとめて行うことができ、複数の料理を手際よく(効率よく)調理することが可能となる。しかも、調理に必要な調味料がまとめて表示されるため、必要な調味料を予め用意した上で調理を開始することができ、より手際よく調理することが可能となる。
また、光熱費が安い時間帯に加熱部15を使用するように全体的な調理レシピ70が作成されるため、この全体的な調理レシピ70に従って調理することで、光熱費を安く抑えて複数の料理A、Bを調理することが可能となる。しかも、加熱部15の使用熱量が所定熱量内になるように全体的な調理レシピ70が作成されるため、この全体的な調理レシピ70に従って調理することで、使用熱量を所定熱量内(許容量内)に抑えて複数の料理A、Bを調理することが可能となる。
さらには、操作部13と表示部14とが配設されている引出パネル21が調理器本体20に対して出し入れ可能なため、調理レシピ50、60、70などを見るときだけ引出パネル21を調理器本体20から引き出し、必要でないときは引出パネル21を調理器本体20内に入れておけばよい。このため、必要でないときに引出パネル21が邪魔になったり、引出パネル21が煮こぼれで汚れたりすることなどを防止できる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、具体的な構成は、本実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、本実施形態では、標準的な調理レシピ50、60を調理ホストサーバSからダウンロード(入力)しているが、標準的な調理レシピを複数記憶したCD(コンパクトディスク)などの記憶媒体から標準的な調理レシピ50、60を入力するようにしてもよい。
また、パーソナルコンピュータなどの情報端末(コンピュータ)に、上記のようなレシピ作成プログラム16を含む調理支援プログラムをインストールし、情報端末を上記のような送受信部12(レシピ入力手段)とレシピ作成プログラム16(レシピ作成手段)と表示部14(表示手段)として機能させるようにしてもよい。さらに、IHクッキングヒータに限らず、電子レンジなどその他の調理器であってもよいことは勿論である。
本発明の実施形態に係わるIHクッキングヒータの構成ブロック図である。 本発明の実施形態に係わるIHクッキングヒータの概略斜視図である。 本発明の実施形態における「かぶと手羽先の煮物」の標準的な調理レシピを示す図である。 本発明の実施形態における「サーモンの幽庵焼き」の標準的な調理レシピを示す図である。 本発明の実施形態におけるレシピ作成プログラムのフローチャートである。 本発明の実施形態における「かぶと手羽先の煮物」と「サーモンの幽庵焼き」の全体的な調理レシピを示す図である。 本発明の実施形態における調理時刻プログラムのフローチャートである。 本発明の実施形態における時間帯別の光熱費を示す図である。 本発明の実施形態に係わるIHクッキングヒータの動作フローを示すフローチャートである。
符号の説明
1 IHクッキングヒータ(調理器)
11 制御部
12 送受信部(レシピ入力手段)
13 操作部
14 表示部(表示手段)
15 加熱部(熱源)
16 レシピ作成プログラム(レシピ作成手段)
161 調理時刻プログラム
17 記憶部
20 調理器本体
21 引出パネル
22 第1ヒータ
23 第2ヒータ
24 グリル
50 「かぶと手羽先の煮物」(料理A)の標準的な調理レシピ
60 「サーモンの幽庵焼き」(料理B)の標準的な調理レシピ
70 料理Aと料理Bの全体的な調理レシピ
S 調理ホストサーバ
N 通信網

Claims (7)

  1. 料理ごとの標準的な調理レシピを入力するレシピ入力手段と、
    複数の料理を調理するための全体的な調理レシピを前記レシピ入力手段から入力された複数の標準的な調理レシピに基づいて作成するレシピ作成手段と、
    このレシピ作成手段によって作成された全体的な調理レシピを表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする調理器。
  2. 前記レシピ作成手段は、複数の料理の仕上がり時間がほぼ同時になるように前記全体的な調理レシピを作成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の調理器。
  3. 前記レシピ作成手段は、複数の前記標準的な調理レシピの下ごしらえを1つの下ごしらえにまとめて前記全体的な調理レシピを作成する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の調理器。
  4. 前記レシピ作成手段は、光熱費が安い時間帯に熱源を使用するように前記全体的な調理レシピを作成する、
    ことを特徴とする請求項1からの3のいずれか1項に記載の調理器。
  5. 前記レシピ作成手段は、熱源の使用熱量が所定熱量内になるように前記全体的な調理レシピを作成する、
    ことを特徴とする請求項1からの4のいずれか1項に記載の調理器。
  6. 調理器本体に対して前記表示手段が出し入れ可能に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1からの5のいずれか1項に記載の調理器。
  7. 複数の料理の調理を支援するための調理支援プログラムであって、コンピュータを、
    料理ごとの標準的な調理レシピを入力するレシピ入力手段と、
    複数の料理を調理するための全体的な調理レシピを前記レシピ入力手段から入力された複数の標準的な調理レシピに基づいて作成するレシピ作成手段と、
    このレシピ作成手段によって作成された全体的な調理レシピを表示する表示手段として機能させるための調理支援プログラム。
JP2006004433A 2006-01-12 2006-01-12 調理器および調理支援プログラム Pending JP2007188698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006004433A JP2007188698A (ja) 2006-01-12 2006-01-12 調理器および調理支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006004433A JP2007188698A (ja) 2006-01-12 2006-01-12 調理器および調理支援プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007188698A true JP2007188698A (ja) 2007-07-26

Family

ID=38343725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006004433A Pending JP2007188698A (ja) 2006-01-12 2006-01-12 調理器および調理支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007188698A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014045675A1 (ja) * 2012-09-20 2014-03-27 三菱電機株式会社 電力制御システム、健康管理機器、家電機器及び電力指令装置
JP2014159882A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Panasonic Corp 加熱調理器
JP2014163541A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Osaka Gas Co Ltd 加熱調理システム及び加熱調理システム用アプリケーションプログラム
JP2016028312A (ja) * 2014-07-09 2016-02-25 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 調理支援方法およびコンピュータプログラム
JP2017004250A (ja) * 2015-06-10 2017-01-05 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報表示方法、コンピュータプログラムおよび表示制御方法
JP2017211162A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 リンナイ株式会社 加熱調理装置
CN107692808A (zh) * 2017-11-06 2018-02-16 广东美的厨房电器制造有限公司 菜谱开发方法和菜谱开发系统
JP2018073383A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報処理方法、および、情報処理システム
WO2022124747A1 (ko) * 2020-12-10 2022-06-16 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그 제어 방법
WO2022146761A1 (en) * 2020-12-30 2022-07-07 Sharkninja Operating Llc Cooking device and components thereof

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014045675A1 (ja) * 2012-09-20 2014-03-27 三菱電機株式会社 電力制御システム、健康管理機器、家電機器及び電力指令装置
JP5800995B2 (ja) * 2012-09-20 2015-10-28 三菱電機株式会社 家電機器
JP2014159882A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Panasonic Corp 加熱調理器
JP2014163541A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Osaka Gas Co Ltd 加熱調理システム及び加熱調理システム用アプリケーションプログラム
JP2016028312A (ja) * 2014-07-09 2016-02-25 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 調理支援方法およびコンピュータプログラム
JP2017004250A (ja) * 2015-06-10 2017-01-05 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報表示方法、コンピュータプログラムおよび表示制御方法
JP2017211162A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 リンナイ株式会社 加熱調理装置
JP2018073383A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報処理方法、および、情報処理システム
CN107692808A (zh) * 2017-11-06 2018-02-16 广东美的厨房电器制造有限公司 菜谱开发方法和菜谱开发系统
WO2022124747A1 (ko) * 2020-12-10 2022-06-16 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그 제어 방법
WO2022146761A1 (en) * 2020-12-30 2022-07-07 Sharkninja Operating Llc Cooking device and components thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007188698A (ja) 調理器および調理支援プログラム
CN204698314U (zh) 一种智能厨房烹饪系统
KR101644482B1 (ko) 조리 기기, 전자 라이브러리 및 그 방법
CN106560829B (zh) 烹饪食谱提供方法以及烹饪食谱提供系统
KR20190057020A (ko) 요리 시스템용 사용자 인터페이스
US20140295822A1 (en) Systems and methods for cooking with a smartcook architecture
JP6608772B2 (ja) 調理レシピ提供方法
CN105204451A (zh) 自动烹饪系统及其控制方法
CN106264065A (zh) 一种智能厨房烹饪系统及智能辅助烹饪的方法
JP6865536B2 (ja) 加熱調理システム
CN113133681A (zh) 烹饪设备及其烹饪控制方法和装置、显示控制方法
CN103901909A (zh) 加热装置烹饪方法、加热装置
WO2003031876A1 (en) Interactive cooking appliance
JP2007107766A (ja) 調理システム
CN113488140A (zh) 一种电子菜谱处理方法及终端、电子设备、存储介质
CN110659408A (zh) 用于厨房系统的烹饪推荐方法、烹饪推荐系统及厨房系统
JP2002089845A (ja) 調理支援システム
WO2021065169A1 (ja) 調理支援装置、調理支援システム、調理支援方法及び調理支援プログラム
JP3515950B2 (ja) 調理情報提供装置
JP2017174294A (ja) 調理管理装置、及び調理管理方法
JP6869206B2 (ja) 加熱調理器および加熱調理器の調理システム
CN114271698A (zh) 一种炒菜机、炒菜机的加热方法及装置
JPH04352917A (ja) 電気調理器
JP2019097672A (ja) 調理システム
CN108991908A (zh) 一种烹饪方法及系统