JP6604119B2 - 出力制御装置 - Google Patents
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Description
(2)ここで開示する第二の出力制御装置は、車両に搭載されたパワープラントのロール方向の回転角に相当するパラメータを取得する取得部を備える。また、前記車両の所定操作に応じた目標回転角に対する前記回転角の揺動方向とは逆方向へのトルクを前記パワープラントの出力トルクに加算する制御部を備える。前記制御部は、アクセルペダル又はブレーキペダルの踏み込み速度の絶対値が所定値を超えた場合に、前記トルクを前記パワープラントの出力トルクに加算する。
ここでいう「目標回転角に対する前記回転角の揺動方向とは逆方向」とは、前記目標回転角を基準としたときの、前記回転角の揺動方向に対する逆方向を意味する。換言すれば、前記回転角から前記目標回転角へと向かう回転方向を意味する。なお、上記の「回転角に相当するパラメータ」には、前記パワープラントの駆動軸周りの回転角,前記パワープラントの支持軸周りの回転角,前記パワープラントの重心周りの回転角,前記パワープラントのロール方向変位,前記パワープラントに接続された部品の変位(前記パワープラントの揺れに応じて変動した寸法)などのパラメータが含まれることが好ましい。つまり、ここでいう「回転角に相当するパラメータ」とは、前記パワープラントの揺動の大きさに対応する値を持つ任意のパラメータであることが好ましい。
また、前記並進量とは、前記車両の前後加速度に由来する前記パワープラントの位置変化を表す量である。前記並進量は、前記車両の前後加速度によって生じる慣性力と重力との合力に基づいて算出されることが好ましい。例えば、前記パワープラントの駆動トルクの回転方向と車輪の前進回転方向とが同一であるものとすると、加速中における前記車両の前後加速度は、前記パワープラントを車両停止時よりも車両後方へと移動させるように作用する。反対に、減速中における前記車両の前後加速度は、前記パワープラントを車両前方へと移動させるように作用する。前記制御部は、これらのパワープラントの前記並進量を用いて、前記釣り合い位置を設定することが好ましい。
つまり、前記トルクは、前記パワープラントの姿勢を前記釣り合い位置に近づけるように作用することが好ましい。ここでいう「釣り合い位置」とは、前記パワープラントの揺動中心位置(揺動の収束位置)に相当するものである。
つまり、前記パワープラントの揺動とは逆位相の振動を付加することで、前記パワープラントの揺動を前記釣り合い位置に向かって収束させることが好ましい。例えば、前記パワープラントの姿勢が前記釣り合い位置から駆動力の反作用方向に回転した状態である場合には、前記出力トルクを増加させることが好ましい。また、前記姿勢が前記釣り合い位置から駆動力の作用方向に回転した状態である場合には、前記出力トルクを減少させることが好ましい。
前記目標揺動角とは、前記パワープラントで発生する駆動力や制動力に由来する前記パワープラントの角度変化を表す量である。例えば、前記パワープラントの駆動トルクの回転方向と車輪の前進回転方向とが同一であるものとすると、加速中における駆動反力は、前記パワープラントの揺動中心より下側を車両停止時よりも車両前方へと移動させるように作用する。反対に、減速中における制動反力は、前記パワープラントの揺動中心より下側を車両後方へと移動させるように作用する。前記制御部は、これらの揺動中心より下側の移動量に相当する前記目標揺動角を用いて、前記釣り合い位置を設定することが好ましい。
(7)また、前記制御部は、前記車両のパーキングロックの解除操作がなされた場合に、前記トルクを前記パワープラントの出力トルクに加算することが好ましい。例えば、シフトポジションがPレンジからDレンジ又はRレンジへと変化したときに、前記トルクを前記パワープラントの出力トルクに加算し、前記パーキングロックは、前記パワープラントの揺動が安定してから解除することが好ましい。
(9)前記車両の車体に対し前記パワープラントを揺動可能に支持するペンデュラム支持構造と、前記パワープラントと前記車体との間を接続し、前記車体に対する前記パワープラントの揺動を規制するロッドとを備えることが好ましい。この場合、前記取得部が、前記ロッドの伸縮量から前記回転角に相当するパラメータを取得することが好ましい。
本実施形態の出力制御装置10が適用された車両20を図1に例示する。この車両20には、車体(ボディ)に対してパワープラント1を揺動可能に支持するペンデュラム支持構造が適用される。パワープラント1には、エンジン2,トランスミッション3のほか、電動機,発電機,電動発電機などの動力装置が含まれうる。図1に示すパワープラント1は、横向きに配置されたエンジン2の左側にトランスミッション3が接続された構造を持ち、エンジンマウント4及びトランスミッションマウント5を介して車体に支持される。
出力制御装置10は、パワープラント1から車体へと伝達される振動を小さくするためのトルク増減制御を実施する機能を持つ。トルク増減制御とは、車体に対するパワープラント1の回転角(ドライブシャフト6周りの回転角または重心周りの回転角,ロール角)に相当するパラメータに応じて、パワープラント1の出力を増減させる制御である。この制御では、パワープラント1の回転角に対応する揺動方向とは逆方向のトルクがパワープラント1の出力トルクに加算される。例えば、パワープラント1がその時点における釣り合い位置よりも右回転方向に揺動している場合には、左回転方向のトルクが付与される。反対に、パワープラント1がその時点における釣り合い位置よりも左回転方向に揺動している場合には、右回転方向のトルクが付与される。つまり、トルク増減制御とは、パワープラント1の振動とは逆位相の振動を与えることで、パワープラント1の振動を緩和又は相殺する制御であるといえる。
条件1.アクセル開度Aが急激に変化した。
条件2.ブレーキペダルストロークBが急激に変化した。
条件3.パーキングロックの解除操作がなされた。
=終了条件=
条件4.変位Xの絶対値|X|が設定値R未満である。
条件5.変位Xと並進量Y,目標変位量Zの加算値との差S〔S=X-(Y+Z)〕が
設定値R未満である。
条件6.上記の条件4,5の何れかが所定時間以上成立している。
図6,図7は、トルク増減制御の手順を例示するフローチャートである。これらのフローは、出力制御装置10において所定周期で繰り返し実行される。図6は、条件1,2の成立時にトルク増減制御を実施する場合のフローであり、例えば車両20の走行中に実行される。また、図7は、条件3の成立時にトルク増減制御を実施する場合のフローであり、例えば車両20の停止中に実行される。各フロー中で使用される制御フラグFは、トルク増減制御の実施状態に対応する値を持つフラグであって、トルク増減制御の実施中にはF=1に設定され、不実施時にはF=0に設定される。
上記の出力制御装置10を搭載した車両20では、変位センサー8での検出結果からパワープラント1のロール方向の回転角に対応する変位Xが取得され、回転角に対応する揺動方向とは逆方向のトルクがパワープラント1の出力トルクに加算される。このとき、出力トルクに加算されるトルク増減量Tは、パワープラント1のドライブシャフト6(駆動軸)周りの回転角がその時点における釣り合い位置に近づくように、その値が設定される。また、パワープラント1の釣り合い位置の算出時には、前後加速度Gに由来する位置変化(並進量Y)と、パワープラント1で発生する駆動力,制動力に由来する位置変化(目標変位量Z)との双方が考慮される。これにより、パワープラント1の揺動が効率的に緩和,相殺され、振動抑制効果が上昇する。
(1)上記の出力制御装置10では、パワープラント1のロール方向の回転角に対応する揺動方向とは逆方向のトルクがパワープラント1の出力トルクに加算される。これにより、パワープラント1の揺動の振幅を小さくすることができ、パワープラント1から車体へと伝達される振動を低減させることができる。したがって、車室内の居住性,静粛性を向上させることができる。また、揺動の振幅が減少することから、その揺動が収束するまでにかかる時間を短縮することができる。
上述の実施形態におけるパワープラント1は、車体(ボディ)に対して揺動可能に支持されているが、パワープラント1の取付構造はペンデュラム支持構造に限定されない。例えば、パワープラント1の重心点や慣性主軸(トルクロール軸)を下方や側方から支持するような構造としてもよい。少なくとも、パワープラント1のロール方向の回転角に相当するパラメータに基づき、パワープラント1の揺動方向とは逆方向へのトルクを出力トルクに加算することで、上述の実施形態と同様の効果を奏するものとなる。
7 ロールロッド
8 変位センサー
10 出力制御装置
11 取得部
12 制御部
20 車両
27 アクセル開度センサー
28 ブレーキペダルストロークセンサー
29 シフトポジションセンサー
30 前後加速度センサー
A アクセル開度
B ブレーキペダルストローク
G 前後加速度
P シフトポジション
R 設定値
T トルク増減量
W ロール方向変位量
X 変位
Y 並進量
Z 目標変位量(目標揺動角)
Claims (9)
- 車両に搭載されたパワープラントのロール方向の回転角に相当するパラメータを取得する取得部と、
前記車両の所定操作に応じた目標回転角に対する前記回転角の揺動方向とは逆方向へのトルクを前記パワープラントの出力トルクに加算する制御部とを備え、
前記制御部は、前記車両の前後加速度に基づいて算出される前記パワープラントの並進量に応じて、前記パワープラントの揺動の釣り合い位置を設定する
ことを特徴とする、出力制御装置。 - 車両に搭載されたパワープラントのロール方向の回転角に相当するパラメータを取得する取得部と、
前記車両の所定操作に応じた目標回転角に対する前記回転角の揺動方向とは逆方向へのトルクを前記パワープラントの出力トルクに加算する制御部とを備え、
前記制御部は、アクセルペダル又はブレーキペダルの踏み込み速度の絶対値が所定値を超えた場合に、前記トルクを前記パワープラントの出力トルクに加算する
ことを特徴とする、出力制御装置。 - 前記制御部は、前記パワープラントの揺動の釣り合い位置と前記回転角との差分を減少させるように、前記トルクを増減させる
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の出力制御装置。 - 前記制御部は、前記パワープラントの揺動とは逆位相の振動を与える前記トルクを、前記出力トルクに加算する
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の出力制御装置。 - 前記制御部は、前記車両のアクセル操作量又はブレーキ操作量に基づいて算出される前記パワープラントの目標揺動角に応じて、前記パワープラントの揺動の釣り合い位置を設定する
ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の出力制御装置。 - 前記制御部は、アクセルペダル又はブレーキペダルの踏み込み速度の絶対値が所定値を超えた場合に、前記トルクを前記パワープラントの出力トルクに加算する
ことを特徴とする、請求項1,3,4,5の何れか1項に記載の出力制御装置。 - 前記制御部は、前記車両のパーキングロックの解除操作がなされた場合に、前記トルクを前記パワープラントの出力トルクに加算する
ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載の出力制御装置。 - 前記制御部は、前記パワープラントの揺動が釣り合い位置で安定した場合に、前記トルクを前記パワープラントの出力トルクに加算する制御を終了する
ことを特徴とする、請求項1〜7の何れか1項に記載の出力制御装置。 - 前記車両の車体に対し前記パワープラントを揺動可能に支持するペンデュラム支持構造と、
前記パワープラントと前記車体との間を接続し、前記車体に対する前記パワープラントの揺動を規制するロッドとを備え、
前記取得部が、前記ロッドの伸縮量から前記回転角に相当するパラメータを取得する
ことを特徴とする、請求項1〜8の何れか1項に記載の出力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015191000A JP6604119B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | 出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015191000A JP6604119B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | 出力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017065342A JP2017065342A (ja) | 2017-04-06 |
JP6604119B2 true JP6604119B2 (ja) | 2019-11-13 |
Family
ID=58493602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015191000A Active JP6604119B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | 出力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6604119B2 (ja) |
-
2015
- 2015-09-29 JP JP2015191000A patent/JP6604119B2/ja active Active
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JP2017065342A (ja) | 2017-04-06 |
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