JP6603252B2 - 無線通信装置及び受信処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置及び受信処理方法に関する。
従来から、モノとモノ同士をつなぐM2M(Machine-to-Machine)通信に適した無線通信方式として、Wi−SUN(Wireless Smart Utility Network)(登録商標)やUバスエアーなどの規格が策定されている。Wi−SUN(登録商標)やUバスエアーでは、回路構成が比較的単純で低消費電力なFSK変調(Frequency Shift Keying:周波数偏移変調)方式が採用されている(例えば、非特許文献1参照)。FSK変調では、例えば2値FSK変調の場合は、送信情報が1のときは搬送波周波数をf1、送信情報が0のときは搬送波周波数をf2に変化させることで情報を送信する。
M2M通信がターゲットとするアプリケーションでは、1台の無線基地局に対し、無線端末局数は膨大な数が存在する。端末局1台当たりのデータパケット長は短いものが多いと想定されるが、Wi−SUN(登録商標)やUバスエアーでの低速な通信で、かつ膨大な端末局が通信を試みると、パケット同士の干渉が増大し、通信容量が低下してしまうと考えられる。
一方、従来から、異なる端末局の干渉を低減する手法として、マルチステージ干渉キャンセラが検討されている(例えば、非特許文献2参照)。マルチステージ干渉キャンセラは、先に復調した端末局の復調信号を再度変調し、チャネル推定結果に基づいてチャネル状態情報を付与することで干渉レプリカ信号を生成する。干渉レプリカ信号を受信信号から減算することで、干渉レプリカ信号が生成された端末局から他の端末局へ及ぼしていた干渉を低減する。
マルチステージ干渉キャンセラには逐次型とパラレル型がある。逐次型は端末局の信号を1台分ずつ復調し、先に復調した端末局の信号を受信信号から減算してから次の端末局の信号を復調する。マルチステージ干渉キャンセラでは、全ての端末局の復調及び干渉レプリカ信号生成を一巡行うことを1ステージと呼ぶ。第1ステージの完了後、第2ステージとして、受信信号を干渉レプリカ信号除去前に戻し、再び復調及び干渉レプリカ信号生成を行う。第2ステージでは、端末局の復調処理を行うときに、第2ステージで既に復調済みの端末局に関しては当該ステージ、すなわち第2ステージで生成した干渉レプリカ信号を、第2ステージで未だ復調済みでない端末局に関しては前ステージ、すなわち第1ステージで生成した干渉レプリカ信号を除去してから、復調処理を行う。従って、第1ステージに比べて、復調順が早い端末局でも干渉が低減され、誤り率特性が改善する。上記の処理は1〜N(Nは任意の整数)ステージ分実行される。
パラレル型では、第1ステージにて、全端末局の復調及び干渉レプリカ生成を一斉に実行する。従って、第1ステージでは干渉低減効果はない。続く第2ステージでも全端末局の処理を一斉に行うが、それぞれの端末局を復調する際、他の端末局に関しては前ステージで生成した干渉レプリカ信号を除去することで、干渉を低減する。上記の処理は2〜Nステージ分実行される。
図5は、FSK変調を行う従来の送信局装置80の構成を示す図である。図5において、送信局装置80は、FSK変調器81と、無線部82とを備える。FSK変調器81は、入力信号をFSK変調し、FSK変調信号を生成する。ここで、2値FSKを例として、FSK変調のベースバンド信号の生成方法を説明する。まず、入力信号に基づいて、位相遷移信号を生成する。
図6は、入力信号と位相遷移信号の一例を示す図である。入力信号が1の区間では、1シンボルの間に位相がπq増加し、入力信号が0の区間では、1シンボルの間に位相がπq減少する。ここで1シンボル長はTで表され、qは正規化最大周波数偏位を意味する変調度を表す。入力信号をxとすると、位相遷移信号φは下記の(1)式で表される。tは時間を表す。
Figure 0006603252
続いて、FSK変調されたベースバンド信号ubbは下記の(2)式で表される。
Figure 0006603252
以上がFSK変調のベースバンド信号の生成方法である。続く無線部82は、FSK変調器81でFSK変調された信号に対して周波数変換を行い、アンテナ83から受信局へ信号を送信する。なお、FSK変調においては、FSK変調前に帯域制限フィルタを通過させる場合と、FSK変調後に帯域制限フィルタを通過させる場合がある。特に、FSK変調前にガウスフィルタを通過させるFSK変調はGFSK変調(Gaussian Frequency Shift Keying:ガウス型周波数偏移変調)と呼ばれ、広く利用されている。FSK変調前に帯域制限フィルタを通過させる場合、(1)式におけるxを次の(3)式に示すx’に置き換える。
Figure 0006603252
ここでgは、フィルタのインパルス応答である。FSK変調後に帯域制限フィルタを通過させる場合は、無線部82に入力されるubbを次の(4)式に示すu’bbに置き換える。
Figure 0006603252
図7は、FSK復調とマルチステージ干渉キャンセラを実行する従来の受信局装置90の構成を示す図である。マルチステージ干渉キャンセラは逐次型でステージ数は1とした。また、1度の受信処理においてK台の送信局T1〜TKの信号を復調するものとする。以下では、送信局T1〜TKを総称するとき、又は、区別しないときには、送信局Tと記載する。送信局Tは、例えば、図5に示す送信局装置80である。
同図において、受信局装置90は無線部92と、FSK復調器93−1〜93−Kと、干渉レプリカ信号生成器94−1〜94−Kと、減算器95−1〜95−Kとを備える。無線部92は、送信局T1〜TKから送信され、アンテナ91で受信した信号に対して周波数変換を行う。FSK復調器93−i(iは1以上K以下の整数)は周波数変換された信号に対してFSK復調を行い、ある1台の送信局Tiの入力信号を復調する。干渉レプリカ信号生成器94−iは、FSK復調器93−iで復調された信号に基づいて、干渉レプリカ信号を生成する。減算器95−1は、無線部92が周波数変換した信号から、干渉レプリカ信号生成器94−1が生成した干渉レプリカ信号を減算する。減算器95−j(jは2以上K以下の整数)は、減算器95−(j−1)が干渉レプリカ信号を除去した信号を入力し、入力した信号から干渉レプリカ信号生成器94−jが生成した干渉レプリカ信号を減算する。つまり、FSK復調器93−jがFSK復調する信号は、無線部92が周波数変換した信号から、干渉レプリカ信号生成器94−1〜94−(j−1)のそれぞれが生成した干渉レプリカ信号を除去した信号である。
干渉レプリカ信号の生成方法について説明する。
まず、復調信号yに対して、送信局装置80と同様にFSK変調を行い、FSK変調信号vbbを得る。vbbは下記の(5)式で表される。
Figure 0006603252
ここで、φは位相遷移信号であり、下記の(6)式で表される。
Figure 0006603252
さらに、周波数オフセットfoffとチャネル状態情報αexp(jβ)を下記の(7)式に従って印加し、干渉レプリカ信号rrplcを得る。
Figure 0006603252
なお、受信局装置90は、送信局装置80と同様に、FSK変調前、あるいはFSK変調後に帯域制限フィルタを通過させる。FSK変調前に帯域制限フィルタを通過させる場合、(6)式におけるyを次の(8)式のy’に置き換える。
Figure 0006603252
FSK変調後に帯域制限フィルタを通過させる場合、(7)式におけるvbbを次のv’bbに置き換える。
Figure 0006603252
無線部92で周波数変換された信号から干渉レプリカ信号を減算してから次の送信局Tの復調処理を行うことで、復調した送信局Tの信号が他の送信局Tの信号に及ぼしていた干渉が低減され、通信容量が改善される。
FSK復調器93−i及び干渉レプリカ信号生成器94−iの処理は、iが1からKまでのK台の送信局分繰り返され、完了次第、受信処理は終了となる。
斉藤 洋一著,「ディジタル無線通信の変復調」,社団法人 電子情報通信学会,株式会社 コロナ社,平成8年,p.70−107 立川 敬二監修,「W−CDMA移動通信方式」,丸善株式会社,平成13年,p.56−77
図7に示す従来の受信局装置90において、干渉レプリカ信号生成器94−i(iは1以上K以下の整数)は、送信局Tiの周波数特性、すなわち、変調度やフィルタ特性を既知としておく必要がある。しかし、M2M通信で用いられる無線機は安価であることが望まれるため、送信局が持つ周波数特性情報と、実際の送信局の周波数特性には誤差があることが想定される。従って、干渉レプリカ信号生成器94−1〜94−iで生成される干渉レプリカ信号に誤差が生じ、周波数変換された信号から減算後も残留干渉が生じてしまう。特にFSK変調では、(6)式から明らかなように、帯域制限フィルタの誤差は積分によって累積され、累積された誤差は変調度の誤差によってさらに増大してしまう。
図8は、実際にFSK変調を行う無線機から得た受信信号のベースバンド信号の同相成分と、従来の受信局装置の処理に従って生成したレプリカ信号を示す図である。図8(a)はサンプル番号1から100、図8(b)はサンプル番号3401から3500を示す。また、図9は、受信信号測定時の諸元を示す図である。
図8(a)及び図8(b)より明らかなように、実測値と干渉レプリカ信号の間には誤差が生じており、時間の経過に従って誤差が大きくなっていることが分かる。これは、前述の通り受信局装置の持つ周波数特性情報と、実際の送信局装置の周波数特性が異なるために誤差が生じ、さらに時間の経過に従って誤差が累積するためと考えられる。従って、誤差の累積がない他の変調方式に比べて、FSK変調では送信局装置の周波数特性を正確に把握しなければ、干渉レプリカ信号の精度が大きく劣化し、干渉キャンセル処理による通信容量改善効果を得ることができない。
上記事情に鑑み、本発明は、受信したFSK変調信号の干渉レプリカ信号を高精度に生成することができる無線通信装置及び受信処理方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、1台以上の送信局からFSK(Frequency Shift Keying)変調された送信信号を無線により受信する受信部と、前記送信局ごとに、前記受信部により受信された信号、又は、前記受信部により受信された信号から他の前記送信局のレプリカ信号が除去された信号を処理対象信号とし、前記処理対象信号から前記送信局における前記送信信号をFSK復調するFSK復調部と、前記送信局ごとに、前記処理対象信号から前記送信局におけるFSK変調前の周波数特性を推定する送信局周波数特性推定部と、前記送信局ごとに、前記送信局周波数特性推定部により推定された周波数特性の推定値と、前記FSK復調部によりFSK復調された前記送信局の前記送信信号である復調信号とに基づいて、前記送信局から送信された無線の前記送信信号のレプリカ信号を生成する干渉レプリカ信号生成部と、前記受信部により受信された前記信号から、前記干渉レプリカ信号生成部が生成した前記レプリカ信号を除去して前記処理対象信号を生成する干渉除去部と、を備える無線通信装置である。
本発明の一態様は、上述の無線通信装置であって、前記送信局周波数特性推定部は、前記処理対象信号と前記送信局の前記復調信号との相関演算によって、前記送信局におけるFSK変調前の周波数特性を推定する。
本発明の一態様は、上述の無線通信装置であって、前記送信局周波数特性推定部は、ZF(Zero Forcing)アルゴリズム又はMMSE(Minimum Mean Square Error)アルゴリズムによって前記送信局のFSK変調前の周波数特性を推定する。
本発明の一態様は、上述の無線通信装置であって、前記送信局周波数特性推定部は、反復的な演算によって誤差関数が最小となるFSK変調前の周波数特性を推定し、前記誤差関数には、前記処理対象信号と、前記復調信号を用いて生成された前記レプリカ信号との差分が用いられる。
本発明の一態様は、上述の無線通信装置であって、前記送信局周波数特性推定部は、反復的な演算によって誤差関数が最小となるFSK変調前の周波数特性を推定し、前記誤差関数には、前記処理対象信号の位相遷移と、前記復調信号に基づいて生成された前記レプリカ信号の位相遷移との差分が用いられる。
本発明の一態様は、上述の無線通信装置であって、前記送信局周波数特性推定部は、反復的な演算によって誤差関数が最小となるFSK変調前の周波数特性を推定し、前記誤差関数には、前記処理対象信号の周波数遷移と、前記復調信号に基づいて生成された前記レプリカ信号の周波数遷移との差分が用いられる。
本発明の一態様は、上述の無線通信装置であって、前記送信局周波数特性推定部は、前記送信局におけるFSK変調前の周波数特性を表すパラメータとして、変調度と送信フィルタの帯域幅とを推定する。
本発明の一態様は、無線通信装置が実行する受信処理方法であって、1台以上の送信局からFSK(Frequency Shift Keying)変調された送信信号を無線により受信する受信過程と、前記送信局ごとに、前記受信過程において受信された信号、又は、前記受信過程において受信された信号から他の前記送信局のレプリカ信号が除去された信号を処理対象信号とし、前記処理対象信号から前記送信局における前記送信信号をFSK復調するFSK復調過程と、前記送信局ごとに、前記処理対象信号から前記送信局におけるFSK変調前の周波数特性を推定する送信局周波数特性推定過程と、前記送信局ごとに、前記送信局周波数特性推定過程において推定された周波数特性の推定値と、前記FSK復調過程においてFSK復調された前記送信局の前記送信信号である復調信号とに基づいて、前記送信局から送信された無線の前記送信信号のレプリカ信号を生成する干渉レプリカ信号生成過程と、前記受信過程において受信された前記信号から、前記干渉レプリカ信号生成過程において生成された前記レプリカ信号を除去して前記処理対象信号を生成する干渉除去過程と、を有する。
本発明により、受信したFSK変調信号の干渉レプリカ信号を高精度に生成することが可能となる。
本発明の実施形態による受信局装置の構成の一例を示す図である。 同実施形態による受信局装置の処理フローの一例を示す図である。 同実施形態による送信局周波数特性推定において、受信信号と復調信号の相関演算による推定に用いる、受信ベースバンド信号の周波数遷移信号と、復調信号から生成した参照信号の一例を示す図である。 同実施形態による受信局装置の受信信号のベースバンド信号と、同実施形態による受信局装置の干渉レプリカ信号生成器で生成された干渉レプリカ信号の一例を示す図である。 FSK変調信号を送信する従来の送信局装置の構成の例を示す図である。 FSK変調信号を生成する従来の方法を説明する図である。 FSK変調信号を受信し、干渉キャンセル処理を行う従来の受信局装置の例を示す図である。 従来の受信局装置の受信信号のベースバンド信号と、従来の受信局装置の干渉レプリカ信号生成器で生成された干渉レプリカ信号の一例を示す図である。 図8に示す干渉レプリカ信号が得られた従来の受信局装置における受信信号測定時の諸元を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による受信局装置10の構成の一例を示す図である。受信局装置10は、無線部12と、FSK復調器13−1〜13−Kと、送信局周波数特性推定器14−1〜14−Kと、干渉レプリカ信号生成器15−1〜15−Kと、減算器16−1〜16−Kとを備える。同図に示す受信局装置10は、図7に示す従来の受信局装置90の構成に比べて、送信局周波数特性推定器14−1〜14−Kが追加されている。無線部12、FSK復調器13−1〜13−K、及び、減算器16−1〜16−Kはそれぞれ、図7に示す受信局装置90の無線部92、FSK復調器93−1〜93−K、及び、減算器95−1〜95−Kと同様の機能を有する。
無線部12は、アンテナ11で受信した、送信局T1〜TKから送信された信号に対して周波数変換を行う。送信局T1〜TKは、例えば、図5に示す送信局装置80である。FSK復調器13−i(iは1以上K以下の整数)は、周波数変換された信号に対してFSK復調を行い、送信局Tiの入力信号を復調する。送信局周波数特性推定器14−iは、FSK復調器13−iがFSK復調を行う対象の信号に基づいて、送信局Tiが備えるFSK変調器以前の周波数特性を推定する。FSK変調器以前とは、図5に示すFSK変調器81への入力前、つまり、FSK変調器81によるFSK変調前のことであり、帯域制限フィルタを通過している場合もある。
干渉レプリカ信号生成器15−iは、FSK復調器13−iで復調された信号と、送信局周波数特性推定器14−iにより推定された送信局Tiの周波数特性とに基づいて、干渉レプリカ信号を生成する。減算器16−1は、無線部12が周波数変換した信号から、干渉レプリカ信号生成器15−1が生成した干渉レプリカ信号を減算する。減算器16−j(jは2以上K以下の整数)は、減算器16−(j−1)が干渉レプリカ信号を除去した信号を入力し、入力した信号から干渉レプリカ信号生成器15−jが生成した干渉レプリカ信号を減算する。つまり、FSK復調器13−jがFSK復調する信号は、無線部12が周波数変換した信号から、干渉レプリカ信号生成器15−1〜15−(j−1)のそれぞれが生成した送信局T1〜T(j−1)のレプリカ信号を除去した信号である。
図2は、図1に示す受信局装置10の処理フローの一例を示す図である。
なお、図1及び図2において、マルチステージ干渉キャンセラは逐次型であり、ステージ数は1としたが、パラレル型の場合や、ステージ数が2以上の場合でも、本実施形態は同様に有効である。また、1度の受信処理においてK台の送信局T1〜TKの信号を復調するものとする。
アンテナ11は、送信局T1〜TKのそれぞれから送信された信号が重畳された信号を受信し、無線部12は、アンテナ11が受信した信号に対して周波数変換を行う(ステップS1)。受信局装置10は、iが1からKまで順に、以下のステップS2〜ステップS6の処理を行う。
FSK復調器13−iは、周波数変換された信号に対してFSK復調を行い、1台の送信局Tiの入力信号を復調する(ステップS2)。i=1の場合、FSK復調器13−1は、無線部12が周波数変換した信号に対してFSK復調を行い、i=2〜Kの場合、FSK復調器13−iは、減算器16−(i−1)によりレプリカ信号除去済みの、周波数変換された信号に対してFSK復調を行う。
送信局周波数特性推定器14−iは、送信局Tiが備えるFSK変調器以前の、送信局Tiの周波数特性を推定する(ステップS3)。i=1の場合、送信局周波数特性推定器14−iは、無線部12が周波数変換した信号を用いて推定を行い、i=2〜Kの場合、送信局周波数特性推定器14−iは、減算器16−(i−1)によりレプリカ信号除去済みの、周波数変換された信号を用いて推定を行う。
干渉レプリカ信号生成器15−iは、(6)式における復調信号yを次のy”に置き換えて、従来の受信局装置90の干渉レプリカ信号生成器94−iと同様の処理を実行し、干渉レプリカ信号を生成する(ステップS4)。なお、Tは1シンボル長、qは変調度、tは時間である。
Figure 0006603252
ここで、hは、送信局周波数特性推定器14−iで推定した送信局TiのFSK変調器以前の周波数特性のインパルス応答である。なお、送信局Tiにおいて、FSK変調前に帯域制限フィルタを通過させていた場合でも、帯域制限フィルタの効果は送信局周波数特性推定器14−iで推定したFSK変調以前の周波数特性に含まれるため、(8)式の処理を実行する必要はない。
送信局周波数特性推定器14−iにおける送信局TiのFSK変調器以前の周波数特性の推定方法について説明する。
図3は、受信信号と復調信号の相関演算による推定に用いる、受信ベースバンド信号の周波数遷移信号と、復調信号から生成した参照信号の一例を示す図である。図3(a)は離散的にサンプリングされた受信ベースバンド信号の周波数遷移sを表す。周波数遷移sの中心にあるシンボルと中心が一致するように取り出すと良い。あるサンプリング点kにおける周波数遷移sは次の式で表される。
Figure 0006603252
ここでφは受信信号の位相遷移であり、次の(12)式で表される。
Figure 0006603252
ここでrは受信信号のベースバンド信号を離散的にサンプリングした信号であり、Imは虚部、Reは実部を取り出す。なお、利用するサンプル数は、推定する周波数特性を実現するフィルタのタップ数と同じ数とする。図3では、タップ数は7であり、1シンボル当たりのオーバーサンプリング点数は5としている。
図3(b)は、図3(a)の周波数遷移sの中心のシンボルを復調した結果を中心とし、残りのタップ数分を0で埋めた参照信号cを表す。受信信号と復調信号の相関演算による推定方法では、周波数遷移sと参照信号cを用いて、送信局のFSK変調器以前の周波数特性Hを以下のように推定する。
Figure 0006603252
ここで、S及びCはそれぞれ、周波数遷移s及び参照信号cのフーリエ変換であり、*は複素共役を表す。実用上は、雑音やシンボル間干渉があるため、可能な限り多くのシンボルに対して同様の処理を行い、結果を平均化するとより高精度な推定値が得られる。(10)式における送信局のFSK変調器以前の周波数特性のインパルス応答hを求めるには、(13)式に示すHを逆フーリエ変換すれば良い。
ZF(Zero Forcing:ゼロフォーシング)アルゴリズムによって送信局のFSK変調器以前の周波数特性を求めるには、(13)式の代わりに次の(14)式を用いれば良い。
Figure 0006603252
MMSE(Minimum Mean Square Error:最小平均二乗誤差)アルゴリズムによって送信局のFSK変調器以前の周波数特性を求めるには、(13)式の代わりに次の(15)式を用いれば良い。
Figure 0006603252
ここで、Pは周波数遷移sに含まれる雑音電力とする。
送信局周波数特性推定器14−iにおいて、定めた誤差関数が小さくなるようにFSK変調器以前の周波数特性を反復的に更新することで、FSK変調器以前の周波数特性を推定する手法について説明する。
誤差関数を、受信信号と、復調信号に基づいて生成したレプリカ信号の差分とする方法について説明する。送信局周波数特性推定器14−iは、事前に共有された周波数特性情報を用いて干渉レプリカ信号を生成する。干渉レプリカ信号を生成するには、復調信号yに対して、送信局Tiと同様にFSK変調を行い、FSK変調信号wbbを得る。FSK変調信号wbbは下記の(16)式で表される。
Figure 0006603252
ここで、φは位相遷移信号であり、下記の(17)式で表される。
Figure 0006603252
ここで、zは復調信号に対して送信局のFSK変調器以前の周波数特性の推定値をフィルタリングした信号であり、下記の(18)式で表される。
Figure 0006603252
さらに、チャネル状態情報αexp(jβ)を下記の(19)式に従って印加し、干渉レプリカ信号rrplc’を得る。
Figure 0006603252
送信局周波数特性推定器14−iでは、受信信号と干渉レプリカ信号rrplc’の差分である誤差関数が最小となるhを、送信局TiのFSK変調器の周波数特性のインパルス応答の推定値とする。
なお、誤差関数を、(12)式に示す受信信号の位相遷移と、(17)式に示すレプリカ信号の位相遷移の差分として与えても良い。
また、誤差関数を、(11)式に示す受信信号の周波数遷移と、(18)式に示すレプリカ信号の周波数遷移の差分として与えても良い。
送信局周波数特性推定器14−iにおいて、反復的に誤差関数が最小となるFSK変調器以前の周波数特性を推定する方法において、送信局TiのFSK変調器以前の周波数特性を変調度と送信フィルタの帯域幅の2つのパラメータで表しても良い。ガウスフィルタを例に、変調度と帯域幅で送信局のFSK変調器以前の周波数特性を表す(20)式を次に示す。
Figure 0006603252
ここで、ggaussはガウスフィルタのインパルス応答であり、その周波数特性Ggaussは次式で表される。
Figure 0006603252
ここでfは周波数、Bは片側3dB帯域幅、Aは1シンボル当たりの位相遷移量がπqとなるよう調整する定数である。周波数特性を変調度と帯域幅で表すことによって、求める未知数の数を減らし、少ない演算量で周波数特性を求めることができる。
上記の誤差関数が小さくなるようにFSK変調器以前の周波数特性を反復的に更新することで、FSK変調器以前の周波数特性を推定できる。
上記のように、受信局で送信局の周波数特性が未知の場合や既知ではあるが誤差が含まれる場合において、送信局のFSK変調器以前の周波数特性を推定し、推定した周波数特性を利用して干渉レプリカ信号を生成することで、FSK変調信号の干渉レプリカ信号を高精度に生成し、干渉レプリカ信号を減算後の残留干渉を低減することが可能となる。干渉レプリカ信号を減算してから次の送信局の復調処理を行うことで、復調した送信局が他の送信局に及ぼしていた干渉が低減され、通信容量が改善される。
減算器16−iは、周波数変換された信号から干渉レプリカ信号生成器15−iが生成した干渉レプリカ信号を除去する(ステップS5)。i=1の場合、減算器16−1は、無線部12が周波数変換した信号から、干渉レプリカ信号生成器15−1が生成した干渉レプリカ信号を減算する。iが2以上の場合、減算器16−iは、減算器16−(i−1)が干渉レプリカ信号を除去した信号から、干渉レプリカ信号生成器15−iが生成した干渉レプリカ信号を除去する。
FSK復調器13−i、送信局周波数特性推定器14−i、干渉レプリカ信号生成器15−i、減算器16−iの処理は、i=1〜KのK台の送信局分繰り返され、完了次第、受信処理は終了となる(ステップS6)。
図4は、実際にFSK変調を行う無線機から得た受信信号のベースバンド信号の同相成分と、本実施形態の受信局装置10の処理に従って生成したレプリカ信号を示し、図4(a)はサンプル番号1から100、図4(b)はサンプル番号3401から3500を示す。なお、送信局の周波数特性は反復的な推定によって推定し、推定時の誤差関数を受信信号と、復調信号に基づいて生成したレプリカ信号の差分とし、送信局の周波数特性は変調度とガウスフィルタの帯域幅によって表した。送信局側の設定値では変調度4、ガウスフィルタのBT積0.5であったが、推定の結果、変調度3.963489744398799、BT積0.640756457801644として干渉レプリカ信号を生成した。図4より、図8に示す従来の受信局装置の処理に従って生成したレプリカ信号に比べ、実測値との誤差が小さくなっており、かつ時間が経過しても変わらず誤差が小さいままであることが分かる。以上の結果から、本実施形態による干渉レプリカ信号の高精度化の効果を確認できる。
上述した実施形態によれば、無線通信装置は、受信部と、FSK復調部と、送信局周波数特性推定部と、干渉レプリカ信号生成部と、干渉除去部とを有する。例えば、無線通信装置は受信局装置10であり、受信部は無線部12であり、FSK復調部はFSK復調器13−1〜13−Kであり、送信局周波数特性推定部は送信局周波数特性推定器14−1〜14−Kであり、干渉レプリカ信号生成部は干渉レプリカ信号生成器15−1〜15−Kであり、干渉除去部は減算器16−1〜16−Kである。無線通信装置は、送信局の機能を有してもよい。
受信部は、1台以上の送信局からFSK変調された送信信号を無線により受信する。FSK復調部は、送信局ごとに、レプリカ信号の生成前は受信部により受信された信号を、レプリカ信号の生成後は受信部により受信された信号から他の送信局のレプリカ信号が除去された信号を処理対象信号とし、処理対象信号から送信局における送信信号をFSK復調する。例えば、FSK復調部がFSK復調器13−1であった場合、処理対象信号を無線部12が受信した信号とし、送信局T1の送信信号をFSK復調する。また、例えば、FSK復調部がFSK復調器13−j(j=2〜K)であった場合、処理対象信号を無線部12が受信した信号から送信局T1〜T(j−1)のレプリカ信号が除去された信号とし、送信局Tjの送信信号をFSK復調する。また例えば、複数ステージを行う逐次型の場合、ある送信局の送信信号を復調する際の処理対象信号は、受信部が受信した信号から、既に復調済みの他の送信局に関しては当該ステージで生成したレプリカ信号を、当該ステージで未だ復調済みでない他の送信局に関しては前ステージで生成したレプリカ信号を除去した信号となる。また、パラレル型の場合、第1ステージにおける各送信局の処理対象信号は、受信部が受信した信号であり、第2ステージ以降では、各送信局の処理対象信号は、受信部により受信した信号から直前のステージにおいて生成された他の送信局のレプリカ信号を除去した信号である。
送信局周波数特性推定部は、送信局ごとに、処理対象信号から送信局におけるFSK変調前の周波数特性を推定する。干渉レプリカ信号生成部は、送信局ごとに、送信局周波数特性推定部により推定された周波数特性の推定値と、送信局周波数特性推定部と同じ処理対象信号からFSK復調部によりFSK復調された送信局の送信信号である復調信号とに基づいて、送信局から送信された無線の送信信号のレプリカ信号を生成する。干渉除去部は、受信部により受信された信号から、干渉レプリカ信号生成部が生成したレプリカ信号を除去して処理対象信号を生成する。
上述した実施形態によれば、受信局装置で送信局装置の周波数特性が未知の場合や既知ではあるが誤差が含まれる場合に、受信局装置において、FSK変調信号の干渉レプリカ信号を高精度に生成し、受信信号から干渉レプリカ信号を減算した後の残留干渉を低減することが可能となる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
FSK変調された信号を受信する無線通信装置に利用可能である。
10…受信局装置, 11…アンテナ, 12…無線部, 13−1〜13−K…FSK変調器, 14−1〜14−K…送信局周波数特性推定器, 15−1〜15−K…干渉レプリカ信号生成器, 減算器16−1〜16−K, 80…送信局装置, 81…FSK変調器, 82…無線部, 83…アンテナ, 90…受信局装置, 91…アンテナ, 92…無線部, 93−1〜93−K…FSK変調器, 94−1〜94−K…干渉レプリカ信号生成器, 減算器95−1〜95−K

Claims (8)

  1. 1台以上の送信局からFSK(Frequency Shift Keying)変調された送信信号を無線により受信する受信部と、
    前記送信局ごとに、前記受信部により受信された信号、又は、前記受信部により受信された信号から他の前記送信局のレプリカ信号が除去された信号を処理対象信号とし、前記処理対象信号から前記送信局における前記送信信号をFSK復調するFSK復調部と、
    前記送信局ごとに、前記処理対象信号から前記送信局におけるFSK変調前の周波数特性を推定する送信局周波数特性推定部と、
    前記送信局ごとに、前記送信局周波数特性推定部により推定された周波数特性の推定値と、前記FSK復調部によりFSK復調された前記送信局の前記送信信号である復調信号とに基づいて、前記送信局から送信された無線の前記送信信号のレプリカ信号を生成する干渉レプリカ信号生成部と、
    前記受信部により受信された前記信号から、前記干渉レプリカ信号生成部が生成した前記レプリカ信号を除去して前記処理対象信号を生成する干渉除去部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記送信局周波数特性推定部は、前記処理対象信号と前記送信局の前記復調信号との相関演算によって、前記送信局におけるFSK変調前の周波数特性を推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記送信局周波数特性推定部は、ZF(Zero Forcing)アルゴリズム又はMMSE(Minimum Mean Square Error)アルゴリズムによって前記送信局のFSK変調前の周波数特性を推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記送信局周波数特性推定部は、反復的な演算によって誤差関数が最小となるFSK変調前の周波数特性を推定し、
    前記誤差関数には、前記処理対象信号と、前記復調信号を用いて生成された前記レプリカ信号との差分が用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記送信局周波数特性推定部は、反復的な演算によって誤差関数が最小となるFSK変調前の周波数特性を推定し、
    前記誤差関数には、前記処理対象信号の位相遷移と、前記復調信号に基づいて生成された前記レプリカ信号の位相遷移との差分が用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 前記送信局周波数特性推定部は、反復的な演算によって誤差関数が最小となるFSK変調前の周波数特性を推定し、
    前記誤差関数には、前記処理対象信号の周波数遷移と、前記復調信号に基づいて生成された前記レプリカ信号の周波数遷移との差分が用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  7. 前記送信局周波数特性推定部は、前記送信局におけるFSK変調前の周波数特性を表すパラメータとして、変調度と送信フィルタの帯域幅とを推定する、
    請求項4から請求項6のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  8. 無線通信装置が実行する受信処理方法であって、
    1台以上の送信局からFSK(Frequency Shift Keying)変調された送信信号を無線により受信する受信過程と、
    前記送信局ごとに、前記受信過程において受信された信号、又は、前記受信過程において受信された信号から他の前記送信局のレプリカ信号が除去された信号を処理対象信号とし、前記処理対象信号から前記送信局における前記送信信号をFSK復調するFSK復調過程と、
    前記送信局ごとに、前記処理対象信号から前記送信局におけるFSK変調前の周波数特性を推定する送信局周波数特性推定過程と、
    前記送信局ごとに、前記送信局周波数特性推定過程において推定された周波数特性の推定値と、前記FSK復調過程においてFSK復調された前記送信局の前記送信信号である復調信号とに基づいて、前記送信局から送信された無線の前記送信信号のレプリカ信号を生成する干渉レプリカ信号生成過程と、
    前記受信過程において受信された前記信号から、前記干渉レプリカ信号生成過程において生成された前記レプリカ信号を除去して前記処理対象信号を生成する干渉除去過程と、
    を有することを特徴とする受信処理方法。
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