JP6602452B1 - 個人緊急情報送信装置、個人緊急情報送信方法、個人緊急情報送信プログラムおよび個人緊急情報送信システム - Google Patents

個人緊急情報送信装置、個人緊急情報送信方法、個人緊急情報送信プログラムおよび個人緊急情報送信システム Download PDF

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Abstract

【課題】緊急時に個人緊急情報を送信することができるようにしつつ、セキュリティを向上させることができる個人緊急情報送信装置、個人緊急情報送信方法、個人緊急情報送信プログラムおよび個人緊急情報送信システムを提供すること。【解決手段】個人緊急情報と、期間情報と、送信ステイタス情報とを記憶部22に記憶させる登録制御部202と、使用者端末5から送信される個人識別情報および送信要求を入力すると、送信要求を入力した時が送信可能期間であって、かつ送信ステイタス情報がオンの場合に、個人緊急情報を使用者端末5に送信し、一方送信要求を入力した時が送信可能期間であって、かつ送信ステイタス情報がオフまたはポーズの場合には、個人緊急情報を使用者端末5に送信しない送信制御部201とを備え、登録制御部202は、送信可能期間が過ぎると、送信ステイタス情報をオフに切り換える送信ステイタス切り換え部202dを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、個人緊急情報送信装置、個人緊急情報送信方法、個人緊急情報送信プログラムおよび個人緊急情報送信システムに関する。
従来、個人緊急情報を事前に登録しておき、緊急事態が発生した場合に、その個人緊急情報を現場の使用者端末に送信する種々のシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2016−99860号公報
しかしながら、このようなシステムでは、不正な送信要求に対しても重要な個人緊急情報が安易に送信されてしまうという問題がある。
以上に鑑みて、本発明は、緊急時に個人緊急情報を送信することができるようにしつつ、セキュリティを向上させることができる個人緊急情報送信装置、個人緊急情報送信方法、個人緊急情報送信プログラムおよび個人緊急情報送信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、以下の手段を提供する。
本発明は、使用者端末が個人識別情報を入力し前記個人識別情報および送信要求を送信すると、前記個人識別情報に対応する個人緊急情報を前記使用者端末に送信する個人緊急情報送信装置であって、前記個人識別情報に対応付けられた前記個人緊急情報と、前記個人緊急情報を送信することができる送信可能期間を含む期間情報と、前記個人緊急情報が送信可能な状態をオンとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り換え不可な状態をオフとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り替え可能な状態をポーズとして、これらオン、オフまたはポーズを選択的に含む送信ステイタス情報とを記憶部に記憶させる登録制御部と、前記使用者端末から送信される前記個人識別情報および前記送信要求を入力すると、前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報、前記期間情報および前記送信ステイタス情報を前記記憶部から読み出し、前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オンの場合に、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信し、一方前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オフまたは前記ポーズの場合には、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信しない送信制御部とを備え、前記登録制御部は、前記送信可能期間が過ぎると、前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える送信ステイタス切り換え部を備える。
本願の一観点によれば、緊急時に個人緊急情報を送信することができるようにしつつ、セキュリティを向上させることができる。
本発明の実施形態としての個人緊急情報送信システムを示す全体構成図である。 個人緊急情報送信装置が記憶する情報の構造および関係を示すER図である 個人緊急情報送信装置が各種情報を登録する処理動作を示すフローチャートである。 個人緊急情報送信装置が表示する画面の一例を示すものであり、(a)は登録ライセンス一覧画面、(b)はライセンス登録画面を示すものである。 管理者端末が表示する登録画面の一例を示すものであり、登録個人属性情報一覧画面を示すものである。 管理者端末が表示する登録画面の一例を示すものであり、メイン個人属性情報登録画面を示すものである。 管理者端末が表示する登録画面の一例を示すものであり、緊急連絡先情報登録画面を示すものである。 管理者端末が表示する画面の一例を示すものであり、(a)は登録グループ一覧画面、(b)はグループ情報登録画面を示すものである。 管理者端末が表示する登録画面の一例を示すものであり、登録個人医療情報一覧画面を示すものである。 管理者端末が表示する登録画面の一例を示すものであり、個人医療情報登録画面を示すものである。 個人緊急情報送信システムの処理動作を示すラダーチャートである。 使用者端末が表示する画面の一例を示すものであり、(a)はアラート画面、(b)は再読み込み画面を示すものである。 使用者端末が表示する画面の一例を示すものであり、(a)は意識情報確認画面、(b)はケガ情報確認画面、(c)は出血情報確認画面を示すものである。 使用者端末が表示する画面の一例を示すものであり、個人緊急情報表示画面を示すものである。 個人緊急情報送信装置の各種管理機能等の処理動作を示すフローチャートである。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態における個人緊急情報送信装置、個人緊急情報送信方法、個人緊急情報送信プログラムおよび個人緊急情報送信システムについて説明する。
図1は、個人緊急情報送信システム1を示す全体構成図である。
個人緊急情報送信システム1は、個人緊急情報送信装置2と、管理者端末3と、ライセンス登録端末4と、使用者端末5と、不図示の本人用端末と、不図示の統括者用端末と、不図示の緊急連絡先端末とを備えており、これらがネットワークを介して接続されて構成されている。
個人緊急情報送信装置2は、例えば、個人緊急情報送信システム1において個人緊急情報の送信サービスを提供するサービス提供企業内に設置されるサーバである。
この個人緊急情報送信装置2は、制御部20と、通信部21と、記憶部22と、操作部23と、表示部24とを備えている。
制御部20は、例えば、プロセッサ、CPU等の演算手段によって実現され、各種のメモリ、ハードディスク等の記憶手段と協働して機能し、各種のプログラムを実行する。この制御部20は、メイン制御部200と、送信制御部201と、登録制御部202とを備えている。
メイン制御部200は、定期的に計時情報を生成し、後述する送信可能期間を定期的に監視するとともに、各種のプログラムを実行して各種構成部及び各機能部間の制御及び装置全体の制御を実行する。
送信制御部201は、使用者端末5から送信されるライセンスID(個人識別情報)および送信要求等を入力すると、個人識別情報に対応する個人緊急情報を記憶部22から読み出し、この個人緊急情報等を各種端末に送信する。
登録制御部202は、後述するライセンス情報、個人緊急情報、グループ情報、送信ステイタス情報および期間情報等を設定登録する。つまり、登録制御部202は、個人緊急情報を送信するための各種情報を記憶部22に記憶する。また、登録制御部202は、所定のメールを送信したり、所定の情報を削除したりする。この登録制御部202は、ライセンス設定登録部202aと、個人緊急情報設定登録部202bと、グループ設定登録部202cと、送信ステイタス設定登録部(送信ステイタス切り換え部)202dと、期間情報設定登録部202eと、メール送信部202fと、削除制御部202gとを備えている。
ライセンス設定登録部202aは、個人を識別するためのユニークなライセンスID(個人識別情報)を生成し記憶部22に記憶する。またライセンス設定登録部202aは、使用者端末5が緊急時にアクセスするためのURLにライセンスIDを付加して記憶部22に記憶し、これらURLおよびライセンスIDに基づいてQRコード(登録商標)を生成する。このQRコード(登録商標)は、緊急時に被害者となる本人によって予め身の回り品や所定の場所に貼られて使用されるものである。身の回り品としては、例えば、財布、カバン、時計、洋服、帽子、靴、ヘルメット、携帯機器および工具などがある。所定の場所としては、例えば、玄関、事務所、机、椅子などがある。もちろん、貼られる箇所としてはこれらに限定されないことは言うまでもない。
個人緊急情報設定登録部202bは、管理者端末3からの指示に応じて、個人緊急情報を入力し記憶部22に記憶する。
なお、個人緊急情報とは、緊急時に被害者となる本人に関する情報をいうものであり、個人属性情報および個人医療情報を含むものである。
個人属性情報とは、本人の属性情報であり、例えば、氏名、メールアドレス、性別、生年月日、電話番号、住所などの少なくとも一つを含むものである。
個人医療情報とは、本人の医療に関する情報であり、例えば、血液型、身長、体重、現在の病気やケガ、特定疾病、アレルギー、薬物治療の有無、現在飲んでいる薬、病歴などの少なくとも一つを含むものである。
グループ設定登録部202cは、管理者端末3からの指示に応じて、一又は複数の個人をまとめたグループ情報を入力し記憶部22に記憶する。グループ設定登録部202cは、一つのグループに、一又は複数のライセンスIDを紐付け、また複数のグループ情報も登録可能である。さらに、グループ設定登録部202cは、複数のグループ情報を登録していても、ライセンスIDをいずれか一つのグループに択一的にのみ紐付けることができ、同時期に複数の異なるグループにまたがってライセンスIDを紐付けないようになっている。
送信ステイタス設定登録部202dは、管理者端末3からの指示に応じて、ライセンスIDごとの送信ステイタス情報を記憶部22に記憶する。送信ステイタス情報とは、個人緊急情報の送信の可否に関する情報であって、オン、オフまたはポーズの3択からなるものである。
オンとは、送信可ステイタスのことであり、個人緊急情報を送信可能な状態を示すものである。
オフとは、不可逆的送信不可ステイタスのことである。つまり、オフとは、個人緊急情報を不可逆的に送信不可な状態を示すものであり、オンやポーズには戻せない状態を示すものである。すなわち、オフは、恒久的に送信不可な状態となる。そのため、一旦、オフに設定すると、当該ライセンスIDは無効となり、オンにするには、新たな別のライセンスIDを登録しなければならない。
ポーズとは、可逆的送信不可ステイタスのことである。つまり、ポーズとは、個人緊急情報を可逆的に送信不可な状態を示すものであり、オンに戻せる状態を示すものである。すなわち、ポーズは、一時的に送信不可な状態となる。そのため、ライセンスID自体は有効であり、同一のライセンスIDのまま、オンに切り換えることができる。すなわち、送信ステイタス設定登録部202dは、オンとポーズとの間では、同一のライセンスIDのままステイタスを適宜切り換えるものの、オフになっているともはや切り換えないようになっている。なお、送信ステイタス設定登録部202dは、オンからオフへと切り換えることもでき、ポーズからオフへと切り換えることもできる。
期間情報設定登録部202eは、管理者端末3からの指示に応じて、期間情報を記憶部22に記憶する。
期間情報とは、個人緊急情報を送信することができる送信可能期間を含むものである。例えば、期間情報は、送信可能期間開始日や送信可能期間終了日などを含んでいる。
メール送信部202fは、送信可能期間が終了する旨の注意を喚起しかつ送信可能期間の延長を案内するメールなどを管理者端末3に送信する。
削除制御部202gは、送信可能期間が過ぎると、個人緊急情報のうち、個人属性情報のみを残して、個人医療情報のみを記憶部22から削除する。
通信部21は、例えば、外部機器との情報の送受信を行う各種通信デバイスなどからなり、個人緊急情報、位置情報や各種メールなどを各端末に送信したり、各端末から送信される情報や指示、要求などを入力したりする。
記憶部22は、例えば、ハードディスクやメモリなどからなり、ライセンスID、個人緊急情報、グループ情報、送信ステイタス情報および期間情報などの他、各種プログラムや作業データなどを記憶する。
図2は、記憶部22が記憶する情報の構造および関係を示すER図である。
記憶部22は、ライセンステーブル100Tと、グループテーブル200Tと、メイン個人属性情報テーブル300Tと、個人緊急連絡先情報テーブル400Tと、個人医療情報テーブル500Tと、各種医療系マスタテーブル600Tと、閲覧履歴テーブル700Tとを記憶する。
ライセンステーブル100Tは、例えば、ライセンスID、グループID、パスワード、URL、送信ステイタスおよび登録日を含んでいる。なお、ライセンスIDとは、個人識別情報として機能するものであり、ユニークな識別コードである。
グループテーブル200Tは、例えば、グループID(グループ識別情報)、グループ名、パスワード、送信可能期間開始日、送信可能期間終了日および統括者メールアドレスを含んでいる。グループテーブル200Tとライセンステーブル100Tとは、グループIDによって紐付けられている。なお、ここでの送信可能期間開始日および送信可能期間終了日が、期間情報として機能する。また、統括者メールアドレスとは、このグループの責任者やリーダーとなる者のメールアドレスである。
メイン個人属性情報テーブル300Tは、例えば、個人属性情報ID、ライセンスID、氏名、氏名(ローマ字)、生年月日、性別、部署ID、メールアドレス、電話番号および送信ステイタスを含んでいる。メイン個人属性情報テーブル300Tとライセンステーブル100Tとは、ライセンスIDによって紐付けられている。なお、ここでのメールアドレスは、被害者となり得る本人のメールアドレスである。
個人緊急連絡先情報テーブル400Tは、本人と関係する緊急連絡先の情報を含むものであり、例えば、連絡先ID、個人属性情報ID、氏名、メールアドレス、電話番号および本人との関係を含んでいる。個人緊急連絡先情報テーブル400Tとメイン個人属性情報テーブル300Tとは、個人属性情報IDによって紐付けられている。
なお、ここでのメールアドレスは、本人と関係する緊急連絡先のメールアドレスである。これらメイン個人属性情報テーブル300Tおよび個人緊急連絡先情報テーブル400Tの情報が、個人属性情報として機能する。
個人医療情報テーブル500Tは、例えば、個人医療情報ID、個人属性情報IDおよび各種医療情報を含んでいる。個人医療情報テーブル500Tとメイン個人属性情報テーブル300Tとは、個人属性情報IDによって紐付けられている。
なお、個人医療情報テーブル500Tの情報が個人医療情報として機能する。さらに、メイン個人属性情報テーブル300T、個人緊急連絡先情報テーブル400Tおよび個人医療情報テーブル500Tの情報が、個人緊急情報として機能する。
各種医療系マスタテーブル600Tは、例えば、ID、名称および名称(英語)を含んでいる。
閲覧履歴テーブル700Tは、例えば、閲覧履歴ID、個人医療情報ID、閲覧日時、位置情報および安否情報を含んでいる。閲覧履歴テーブル700Tと個人医療情報テーブル500Tとは、個人医療情報IDによって紐付けられている。
操作部23は、例えばキーボード、マウス、タッチパッドまたはボタンなどからなり、操作者からの各種指示操作を受け付け、各種指示を制御部20に入力する。
表示部24は、例えばモニタ、ディスプレイなどからなり、各種の画面等を表示する。
ライセンス登録端末4は、例えば、サービス提供企業内に設置されて主としてライセンスの設定登録を管理する端末である。
このライセンス登録端末4は、ライセンス登録制御部40と、通信部41と、記憶部42と、操作部43と、表示部44とを備えている。
ライセンス登録制御部40は、例えば、プロセッサ、CPU等の演算手段によって実現され、各種のメモリ、ハードディスク等の記憶手段と協働して機能し、各種のプログラムを実行する。またライセンス登録制御部40は、ライセンス登録画面などを生成して表示部44に表示させ、通信部41を介して操作部43からの指示を個人緊急情報送信装置2に送信する。
通信部41は、例えば、外部機器との情報の送受信を行う各種通信デバイスなどからなり、操作部43からの指示を個人緊急情報送信装置2に送信したり、個人緊急情報送信装置2からのライセンス登録画面のデータ等を入力する。
記憶部42は、例えば、ハードディスクやメモリなどからなり、個人緊急情報送信装置2からのライセンス登録画面データ等の他、各種プログラムや作業データなどを記憶する。
操作部43は、例えばキーボード、マウス、タッチパッドまたはボタンなどからなり、操作者からの各種指示操作を受け付け、各種指示をライセンス登録制御部40に入力する。
表示部44は、例えばモニタ、ディスプレイなどからなり、操作者からのライセンスの登録指示操作を受け付けるためのライセンス登録画面等を表示する。
管理者端末3は、例えば、個人緊急情報送信システム1において個人緊急情報の送信サービスを受けるサービス受入企業内に設置されて当該企業内で管理されるものである。この管理者端末3は、情報登録制御部30と、通信部31と、記憶部32と、操作部33と、表示部34とを備えている。
情報登録制御部30は、例えば、プロセッサ、CPU等の演算手段によって実現され、各種のメモリ、ハードディスク等の記憶手段と協働して機能し、各種のプログラムを実行する。また情報登録制御部30は、個人緊急情報などの各種情報の登録画面を生成して表示部34に表示させ、操作部33からの指示を通信部31を介して個人緊急情報送信装置2に送信する。
通信部31は、例えば、外部機器との情報の送受信を行う各種通信デバイスなどからなり、操作部33からの指示を個人緊急情報送信装置2に送信したり、個人緊急情報送信装置2からの各種情報の登録画面データを入力する。
記憶部32は、例えば、ハードディスクやメモリなどからなり、個人緊急情報送信装置2からの各種情報の登録画面データのなどの他、各種プログラムや作業データなどを記憶する。
操作部33は、例えばキーボード、マウス、タッチパッドまたはボタンなどからなり、操作者からの各種指示操作を受け付け、各種指示を情報登録制御部30に入力する。
表示部34は、例えばモニタ、ディスプレイなどからなり、操作者からの各種情報の登録指示操作を受け付けるための各種の登録画面等を表示する。
使用者端末5は、緊急時の現場で使用するものが所持する端末であり、例えばスマートフォンや携帯電話等である。この使用者端末5は、QRコード(登録商標)を読み取る不図示の読取り部と、GPSなどによる不図示の位置情報取得部と、各種情報の送受信を行う送受信制御部と、個人緊急情報などを表示する不図示の表示部と、個人状態情報を生成する不図示の個人状態情報生成部とを備えている。
そして、読取り部がQRコード(登録商標)を読み取り、URLおよびライセンスIDに変換すると、送受信制御部は、ライセンスIDおよび送信要求を個人緊急情報送信装置2に送信する。また、送受信制御部は、位置情報取得部が取得した位置情報と個人状態情報生成部が生成した個人状態情報とを個人緊急情報送信装置2に送信する。なお、個人状態情報とは、被害者本人の緊急状態の情報であり、意識情報、ケガ情報または出血情報の少なくとも一つを含むものである。さらに、送受信制御部は、個人緊急情報送信装置2から送信される個人緊急情報を入力し表示部に表示させる。
不図示の本人用端末は、被害者本人が所持する端末であり、例えばスマートフォンや携帯電話等である。この本人用端末は、少なくとも表示部を備えており、個人緊急情報送信装置2が送信する個人緊急情報および位置情報などを入力し、表示部に表示させる。
不図示の統括者用端末および緊急連絡先端末は、本人用端末と同様の構成であり、ここでの説明を省略する。
なお、統括者用端末は、グループの責任者やリーダーが所持する端末であり、緊急連絡先端末は、本人と関係する緊急連絡先の者(例えば、家族、知人、医者、管理人等)が所持する端末である。
次に、個人緊急情報送信システム1の処理動作について説明する。
最初に、個人緊急情報送信装置2が、各種の情報を登録する処理動作について説明する。
図3は、個人緊急情報送信装置2が各種情報を登録する処理動作(登録制御ステップ)を示すフローチャートである。
まず、ライセンス設定登録部202aがライセンスの登録を行う(ステップS1)。
具体的には、ライセンス登録端末4の表示部44がライセンス登録画面を表示した状態において、サービス提供企業の操作者が操作部43を操作することによってライセンスIDの登録が行われる。
図4は、表示部44が表示する登録ライセンス一覧画面およびライセンス登録画面を示すものである。
操作者は、操作部43を介して、パスワードを入力しログインして不図示の「ライセンス」をクリックすると、ライセンス設定登録部202aが図4(a)に示す登録ライセンス一覧画面を表示部44に表示させる。登録ライセンス一覧画面は、登録されているライセンスのグループ名、ライセンス名および送信ステイタスを一覧で示すものである。最初にライセンスを登録した状態においては、対応するグループは登録されておらず、後述するグループが登録されると、ライセンス名と対応するグループ名が表示される。
なお、送信ステイタスのうち、「○」はオンを示し、「△」はポーズを示し、「×」はオフを示している。
また、操作者がグループ内の所定のグループ名または所定のライセンス名をクリックすると、対応する個別のライセンス登録画面に移り、ライセンス情報の編集が可能になる。
操作者は、登録ライセンス一覧画面において、操作部43を介して「ライセンスを追加」をクリックすると、ライセンス設定登録部202aは、図4(b)に示すライセンス登録画面を表示部44に表示させる。そして、操作者は、操作部43を介して、ライセンス名を入力し、「保存」をクリックすると、操作部43がライセンス名およびライセンス登録指示をライセンス登録制御部40に出力する。ライセンス登録制御部40は、通信部41を介してライセンス名およびライセンス登録指示を個人緊急情報送信装置2に送信する。
個人緊急情報送信装置2のライセンス設定登録部202aは、ライセンス登録端末4が送信したライセンス名およびライセンス登録指示を通信部21を介して入力すると、ライセンスIDを生成し当該ライセンスIDおよびライセンス名を紐付けて記憶部22に記憶するとともに、このライセンスIDとURLを合わせて記憶部22に記憶する。これにより、「URL」の欄にURLが表示される。
なお、ライセンス名とライセンスIDとは異なるものである。すなわち、ライセンス名は、操作者の操作によって入力されるユニークな名前またはコードであって表示部34,44に表示されるものであり、ライセンスIDは、ライセンス設定登録部202aが生成するユニークな識別コードであって表示部34,44に直接的に表示されるものではない。
これにより、ライセンス設定登録部202aはライセンスIDの登録を行う。このライセンスIDの登録の情報は、ライセンステーブル100Tに対応しておりライセンス設定登録部202aが各種情報を記憶部22に記憶する。
なお、ライセンス設定登録部202aは、操作者からの指示がグループを設定しない場合には、グループ情報を紐付けることなく、グループ情報を除いてライセンスIDの登録を行う。また、グループ情報が事前に登録されている場合には、操作部43からの指示によって、ライセンス設定登録部202aがライセンスIDとグループIDとを紐付けることも可能である。なお、ライセンス設定登録部202aが新たなライセンスIDを登録すると、送信ステイタス設定登録部202dが、初期設定として送信ステイタス情報をオンに設定する。
また、ライセンス設定登録部202aは、ライセンス登録画面において、既に登録されているライセンス名等の修正を操作者の操作によって任意のタイミングで行うことができることは言うまでもない。
ステップS2以降の処理動作は、サービス受入企業の操作者による管理者端末3の操作に応じて、個人緊急情報送信装置2が行うものである。
管理者端末3の指示によって、個人緊急情報設定登録部202bは、個人属性情報の登録を行う(ステップS2)。
具体的には、表示部34がメイン個人属性情報登録画面および緊急連絡先情報登録画面を表示した状態において、操作者が操作部33を操作することによって個人属性情報の登録が行われる。
図5は、表示部34が表示する登録個人属性情報一覧画面を示すものであり、図6は、メイン個人属性情報登録画面を示すものであり、図7は、緊急連絡先情報登録画面を示すものである。これらメイン個人属性情報登録画面および緊急連絡先情報登録画面は、縦に一体として繋がっている。
操作者は、操作部33を介して、パスワードを入力しログインして不図示の「個人情報」をクリックすると、個人緊急情報設定登録部202bは、図5に示す登録個人属性情報一覧画面を表示部34に表示させる。登録個人属性情報一覧画面は、登録されている個人属性情報の姓、名、緊急時メールアドレスおよび送信ステイタスを一覧で示すものである。
なお、操作者が姓名の所定の姓または名をクリックすると、対応する個別のメイン個人属性情報登録画面に移り、個人属性情報の編集が可能になる。
操作者は、登録個人属性情報一覧画面において、操作部33を介して「個人情報を追加」をクリックすると、個人緊急情報設定登録部202bは、図6および図7に示すメイン個人属性情報登録画面および個人緊急連絡先情報登録画面を表示部34に表示させる。
操作者は、ステップS1によって事前に登録されているライセンス名を操作部33を介してプルダウンメニューから選択する。これによって、ライセンスと個人属性情報との紐付けが行われる。そして、操作者は、操作部33を介して、氏名、緊急時メールアドレス、性別、生年月日、電話番号、住所や図6に示す各種情報と、緊急連絡先名、緊急連絡先氏名、緊急時メールアドレスや図7に示す各種情報とを入力して、不図示の「保存」をクリックする。すると、操作部33は、入力された個人属性情報および個人属性情報登録指示を情報登録制御部30に出力する。情報登録制御部30は、個人属性情報および個人属性情報登録指示を入力すると、これら個人属性情報および個人属性情報登録指示を通信部31を介して個人緊急情報送信装置2に送信する。
個人緊急情報設定登録部202bは、通信部21を介して、個人属性情報および個人属性情報登録指示を入力すると、個人属性情報IDを生成し、ライセンスIDと個人属性情報IDとを紐付けて個人属性情報を記憶部22に記憶する。この個人属性情報は、メイン個人属性情報テーブル300Tおよび個人緊急連絡先情報テーブル400Tに対応しており、個人緊急情報設定登録部202bは各種情報を記憶部22に記憶する。
なお、個人緊急情報設定登録部202bは、メイン個人属性情報登録画面において、既に登録されている個人属性情報の修正、追加および削除等を操作者の操作によって任意のタイミングで行うことができることは言うまでもない。
次いで、グループ設定登録部202cがグループ情報の登録を行い、期間情報設定登録部202eが期間情報の登録を行う(ステップS3)。
具体的には、表示部34がグループ情報登録画面を表示した状態において、操作者が操作部33を操作することによってグループ情報および期間情報の登録が行われる。
図8は、表示部34が表示する登録グループ一覧画面およびグループ情報登録画面を示すものである。
操作者は、操作部33を介して、不図示の「グループ」をクリックすると、グループ設定登録部202cは、図8(a)に示す登録グループ一覧画面を表示部34に表示させる。登録グループ一覧画面は、登録されているグループ情報のグループ名、送信可能期間の開始日、送信可能期間の終了日、所属ユーザおよびその送信ステイタスを一覧で示すものである。
なお、操作者が所定のグループ名をクリックすると、対応する個別のグループ登録画面に移り、グループ情報の編集が可能になる。
操作者は、登録グループ一覧画面において、操作部33を介して「グループを追加」をクリックすると、グループ設定登録部202cは、図8(b)に示すグループ情報登録画面を表示部34に表示させる。
操作者は、操作部33を介してユニークなグループ名、緊急時メールアドレス、送信可能期間の開始日および送信可能期間の終了日を入力する。これによって、グループ情報と期間情報との紐付けが行われる。そして、操作者は、操作部33を介して、「保存」をクリックする。すると、操作部33は、グループ情報、期間情報および各種登録指示を情報登録制御部30に出力する。情報登録制御部30は、これらグループ情報、期間情報および各種登録指示を通信部31を介して個人緊急情報送信装置2に送信する。
グループ設定登録部202cは、通信部21を介して、グループ情報および登録指示を入力すると、グループIDを生成し当該グループIDおよびグループ情報を記憶部22に記憶する。また、期間情報設定登録部202eは、通信部21を介して、期間情報および登録指示を入力すると、期間情報を記憶部22に記憶する。これらグループ情報および期間情報は、グループテーブル200Tに対応しており各種情報が記憶部22に記憶される。
なお、グループ設定登録部202cは、グループ情報登録画面において、既に登録されているグループ情報の修正、追加および削除等を操作者の操作によって任意のタイミングで行うことができることは言うまでもない。また、期間情報設定登録部202eは、グループ情報登録画面において、既に登録されている送信可能期間の開始日および終了日の修正(短縮や延長等)等を操作者の操作によって任意のタイミングで行うことができることは言うまでもない。
次いで、ライセンス設定登録部202aがライセンスとグループとの紐付けを行う(ステップS4)。
具体的には、表示部34が図4(b)に示すライセンス登録画面を表示した状態において、操作者が操作部33を操作することによってライセンスとグループと紐付けが行われる。
すなわち、操作者は、ライセンス登録画面において、ステップS3によって事前に登録されているグループ名を操作部33を介してプルダウンメニューから選択する。これによって、ライセンスIDとグループIDとが紐付けられ、ライセンスとグループとが紐付けられる。そして、操作者は、操作部33を介して、「保存」をクリックする。すると、操作部33は、ライセンスとグループとの紐付け指示を情報登録制御部30に出力する。情報登録制御部30は、紐付け指示を通信部31を介して個人緊急情報送信装置2に送信する。
ライセンス設定登録部202aは、通信部21を介して、紐付け指示を入力すると、ライセンスIDとグループIDとを紐付けて記憶部22に記憶する。
なお、ライセンス設定登録部202aは、ライセンス登録画面において、既に登録されているグループIDの削除や追加等を操作者の操作によって任意のタイミングで行うことができることは言うまでもない。
次いで、個人緊急情報設定登録部202bが個人医療情報の登録を行う(ステップS5)。
具体的には、表示部34が個人医療情報登録画面を表示した状態において、操作者が操作部33を操作することによって個人医療情報の登録が行われる。
図9は、表示部34が表示する登録個人医療情報一覧画面を示すものであり、図10は、個人医療情報登録画面を示すものである。
操作者は、操作部33を介して、不図示の「医療情報」をクリックすると、個人緊急情報設定登録部202bは、図9に示す登録個人属性情報一覧画面を表示部34に表示させる。登録個人医療情報一覧画面は、登録されている個人医療情報に対応する氏名を一覧で示すものである。
なお、操作者が所定の氏名をクリックすると、対応する個別の個人医療情報登録画面に移り、個人医療情報の編集が可能になる。
操作者は、登録個人医療情報一覧画面において、操作部33を介して「医療情報を追加」をクリックすると、個人緊急情報設定登録部202bは、図10に示す個人医療情報登録画面を表示部34に表示させる。
操作者は、ステップS2によって事前に登録されているユーザ名(氏名)を操作部33を介してプルダウンメニューから選択する。これによって、個人属性情報と個人医療情報との紐付けが行われる。そして、操作者は、操作部33を介して、血液型、身長、体重、現在の病気やケガ、特定疾病、アレルギー、薬物治療の有無、現在飲んでいる薬、病歴や図10に示す各種情報を入力して、不図示の「保存」をクリックする。すると、操作部33は、個人医療情報および個人医療情報登録指示を情報登録制御部30に出力する。情報登録制御部30は、これら個人医療情報および個人医療情報登録指示を通信部31を介して個人緊急情報送信装置2に送信する。
個人緊急情報設定登録部202bは、通信部21を介して、個人医療情報および個人医療情報登録指示を入力すると、当該個人医療情報に基づいて記憶部22からライセンスIDを抽出し、このライセンスIDにグループIDが紐付いているか否かを判定する。すなわち、個人緊急情報設定登録部202bは、ライセンスIDに対応するグループIDの登録有無を判定する。このとき、個人緊急情報設定登録部202bは、ライセンステーブル100TからグループIDが記憶されているか否かによって、グループIDの登録有無を判定する。
個人緊急情報設定登録部202bは、グループIDが登録されていないと判定すると、グループ登録がなされていない旨を表示部34に表示させて処理を終了する。一方、個人緊急情報設定登録部202bは、グループIDが登録されていると判定すると、個人医療情報を記憶部22に記憶する。この個人医療情報は、個人医療情報テーブル500Tに対応しており各種情報が記憶部22に記憶される。
すなわち、個人緊急情報設定登録部202bは、ライセンスIDに対してグループIDが登録されていないと、個人医療情報を登録しないようになっている。
なお、個人緊急情報設定登録部202bは、個人医療情報登録画面において、既に登録されている個人医療情報の修正、追加および削除等を操作者の操作によって任意のタイミングで行うことができることは言うまでもない。
このようにして、各種の情報が登録される。
なお、操作者が操作部33を介してライセンスのQRコード(登録商標)表示指示を入力すると、ライセンス設定登録部202aは、URLとライセンスIDとに基づいてQRコード(登録商標)を生成し、表示部34に表示させる。そして、操作者が操作部33を介して印刷指示を入力すると、情報登録制御部30は、不図示の印刷機にQRコード(登録商標)を印刷させる。この印刷されたQRコード(登録商標)を本人に渡して、本人が所定の箇所にQRコード(登録商標)を貼付する。
なお、表示部34が図5に示す登録個人属性情報一覧画面、図6に示すメイン個人属性情報登録画面、または図8(b)に示すグループ情報登録画面を表示している場合において、操作者が、操作部33を介して、任意のタイミングで送信ステイタスを「○」「△」「×」のいずれかをプルダウンメニューから選択すると、情報登録制御部30が変更指示を送信し、送信ステイタス設定登録部202dは、送信ステイタス情報をオン、ポーズまたはオフに変更して記憶部22に記憶させる。なお、送信ステイタス設定登録部202dは、オンとポーズとの間では変更登録を行うが、オフへの変更指示を入力すると、オフとして記憶部22に記憶させ、それ以後に同一ライセンスIDにおいてオンまたはポーズへの変更指示を入力しても変更登録を行わない。
また、表示部34が図8(b)に示すグループ情報登録画面を表示している場合において、操作者が、操作部33を介して、任意のタイミングで送信可能期間の終了日の開始日または終了日を変更すると、情報登録制御部30が変更指示を送信し、期間情報設定登録部202eは、期間情報を変更して記憶部22に記憶させる。
次に、QRコード(登録商標)を使って個人緊急情報を送信する使用時の処理動作について説明する。
図11は、個人緊急情報送信システム1の処理動作を示すラダーチャートである。
本実施形態においては、例えば、サービス受入企業の社員が出張する場合について説明する。本人は、出張先の工事現場で使用するヘルメットにQRコード(登録商標)を添付しており、現地で緊急事態が発生して被害に遭ったものとする。
被害者本人以外の者が、自身の使用者端末5を取り出して、被害者本人のヘルメットに貼付されたQRコード(登録商標)に使用者端末5のカメラをかざす。すると、使用者端末5の読取り部がQRコード(登録商標)を読み取り、当該QRコード(登録商標)からURLおよびライセンスIDに変換する(ステップS11)。
そして、使用者端末5の送受信制御部は、ライセンスIDおよび送信要求を個人緊急情報送信装置2に送信する(ステップS12)。なお、ここでの送信要求とは、個人緊急情報の送信要求である。
個人緊急情報送信装置2の送信制御部201は、通信部21を介して、それらライセンスIDおよび送信要求を入力すると(ステップS13)、ライセンスIDに基づいてグループIDが登録されているか否かを判定する(ステップS14)。このとき、送信制御部201は、ライセンスIDに紐付けられているグループIDをライセンステーブル100Tから読み出して、このグループIDの有無によってグループIDが登録されているか否かを判定する。
送信制御部201は、グループIDが登録されていると判定すると(ステップS14:Yes)、現在が送信可能期間であるか否かを判定する(ステップS15)。すなわち、送信制御部201は、ライセンスIDに対応するグループIDの送信可能期間の開始日および終了日をグループテーブル200Tから読み出し、ライセンスIDを入力した時が、それら開始日から終了日の間にあるか否かを判定する。
送信制御部201は、現在が送信可能期間であると判定すると(ステップS15:Yes)、送信ステイタス情報がオンであるか否かを判定する(ステップS16)。すなわち、送信制御部201は、ライセンスIDに対応する送信ステイタス情報をライセンステーブル100Tから読み出して、送信ステイタスの状態を判定する。
送信制御部201は、送信ステイタス情報がオンであると判定すると(ステップS16:Yes)、個人緊急情報が送信可能であることを示す送信許可を使用者端末5に送信する(ステップS18)。
また、送信制御部201は、ステップS14においてグループIDが登録されていないと判定し(ステップS14:No)、ステップS15において送信可能期間でないと判定し(ステップS15:No)、ステップS16において送信ステイタス情報がオンでないと判定すると(ステップS16:No)、ライセンスIDが有効でない旨を使用者端末5に送信し、使用者端末5の表示部に表示させる(ステップS17、送信制御ステップ)。
使用者端末5の送受信制御部は、個人緊急情報送信装置2が送信した送信許可を入力すると、個人緊急情報送信装置2にアクセスし、ブラウザによって、図12(a)に示すアラート画面を表示部が表示する(ステップS19)。
そして、送受信制御部は、読み取り確認がYesかNoかを判定する(ステップS20)。すなわち、表示部がアラート画面を示している状態で、操作者が、「はい」または「いいえ」をタッチ操作することにより、送受信制御部は、読み取り確認のYesまたはNoを判定する。
送受信制御部は、読み取り確認がNoであると判定すると(ステップS20:No)、図12(b)に示す再読み込み画面を表示部が表示する(ステップS21)。
そして、送受信制御部は、読み取り確認がYesかNoかを再度判定する(ステップS22)。すなわち、表示部が再読み込み画面を示している状態で、操作者が、「読み取る」をタッチ操作することにより、送受信制御部は、読み取り確認のYesを判定する。
送受信制御部は、操作者が「読み取る」をタッチ操作しないと(ステップS22:No)、そのまま処理を終了する。
送受信制御部は、ステップS20において読み取り確認がYesであると判定し(ステップS20:Yes)、ステップS22において再度の読み取り確認がYesであると判定すると(ステップS22:Yes)、図13に示す個人状態確認画面を表示部が表示する(ステップS23)。
最初に、表示部は、図13(a)に示す意識情報確認画面を表示する。そして、操作者は、被害者本人の状態に応じて「はい」または「いいえ」をタッチ操作する。次いで、表示部は、図13(b)に示すケガ情報確認画面を表示すると、操作者は、被害者本人の状態に応じて「はい」または「いいえ」をタッチ操作する。さらに、表示部は、図13(c)に示す出血情報確認画面を表示すると、操作者は、被害者本人の状態に応じて「はい」または「いいえ」をタッチ操作する。
これらの操作者からのタッチ操作に基づいて、個人状態情報生成部は、意識情報、ケガ情報および出血情報を含む個人状態情報を生成する。
そして、位置情報取得部がGPSによって現在の位置情報を取得する(ステップS24)。
さらに、送受信制御部は、個人状態情報および位置情報を個人緊急情報送信装置2に送信する(ステップS25)。
個人緊急情報送信装置2の送信制御部201は、個人状態情報および位置情報を入力すると(ステップS26)、これら個人状態情報および位置情報を、本人用端末、統括者用端末および緊急連絡先端末に送信する(ステップS27)。そして、本人用端末、統括者用端末および緊急連絡先端末のそれぞれの表示部が、個人状態情報および位置情報を表示する。これにより、被害者本人、この被害者本人が属するグループの責任者およびこの被害者本人と関係する緊急連絡先の者に、被害者本人が被害に遭ったこと、被害場所および被害者本人の状態などを迅速に知らせることができる。
さらに、送信制御部201は、当該ライセンスIDに対応する個人属性情報および個人医療情報をメイン個人属性情報テーブル300T、個人緊急連絡先情報テーブル400Tおよび個人医療情報テーブル500Tから読み出す(ステップS28)。このとき、送信制御部201は、個人緊急連絡先情報テーブル400Tから個人緊急連絡先の電話番号を含めて読み出す。そして、送信制御部201は、個人緊急連絡先の電話番号を含む個人属性情報および個人医療情報を使用者端末5に送信する(ステップS29、送信制御ステップ)。
使用者端末5の送受信制御部が、それら個人属性情報および個人医療情報を入力すると、表示部が個人属性情報および個人医療情報を表示するとともに、個人緊急連絡先の電話番号に電話するための電話アイコンを表示する(ステップS30)。
図14は、使用者端末5の表示部が表示する個人属性情報、個人医療情報および電話アイコンの表示画面を示すものである。
これにより、操作者は、被害者本人の個人属性情報および個人医療情報を知ることができ、または医療従事者などの他者に知らせることができるだけでなく、被害者本人と関係する緊急連絡先の者に電話をかけて緊急事態を知らせることができる。
次に、個人緊急情報送信装置2の各種管理機能等の処理動作について説明する。
図15は、各種管理機能等の処理動作を示すフローチャートである。
期間情報設定登録部202eが送信可能期間の開始日および終了日を登録すると、メイン制御部200は、送信可能期間を監視する(ステップS51)。すなわち、メイン制御部200は、生成する計時情報が送信可能期間の終了日から1週間前に到達したか否かを定期的に判定する。そして、メイン制御部200は、1週間前に到達していないと判定すると、送信可能期間の監視を続け、1週間前に到達したと判定すると、メール送信部202fにメール送信指示を出力する。メール送信部202fは、メール送信指示を入力すると、リマインドメールを生成し通信部21を介して当該リマインドメールを管理者端末3に送信する(ステップS52)。
リマインドメールとは、送信可能期間が1週間後に終了する旨をサービス受入企業の管理者に注意喚起するためのメールであり、グループ情報登録画面へのリンクを貼って送信可能期間の延長を案内するためのメールである。リマインドメールには、例えば、「○○グループの送信可能期間の終了日が1週間後に迫っています。延長する場合は、『延長』をクリックしてください」等と記載されている。そして、操作者が「延長」をクリックすると、グループ設定登録部202cがグループ情報登録画面を表示部34に表示させ、送信可能期間の終了日の延長操作を受け付ける。
なお、グループ設定登録部202cが終了日を延長すると、ステップS51に戻ってメイン制御部200が送信可能期間を監視し続けることは言うまでもない。
さらに、メイン制御部200は、送信可能期間の監視を続け、計時情報が送信可能期間の終了日を過ぎたか否かを定期的に判定する。そして、メイン制御部200は、終了日を過ぎたと判定すると、当該送信可能期間が設定されているグループIDをグループテーブル200Tから読み出し、当該グループIDと送信ステイタス情報をポーズにするオートポーズ指示とを送信ステイタス設定登録部202dに出力する。送信ステイタス設定登録部202dは、グループIDおよびオートポーズ指示を入力すると、当該グループIDに紐付けられている全てのライセンスIDの送信ステイタス情報をポーズに切り換える(ステップS53)。すなわち、送信ステイタス設定登録部202dは、送信可能期間が過ぎた時に、同一グループに属する全ての個人の送信ステイタス情報をポーズにする(オートポーズ機能)。
なお、ここでの「終了日が過ぎた時」とは、終了日が過ぎた瞬間をいうものであり、例えば、終了日が1月1日に設定されている場合に、1月2日午前12時00分になった瞬間をいう。
このようなオートポーズの期間は1週間に設定されている。すなわち、終了日を過ぎた時から1週間以内であれば、操作者の操作に応じて、送信ステイタス設定登録部202dは、送信ステイタス情報をポーズからオンやオフに切り換える。
なお、グループ設定登録部202cが終了日を延長すると、ステップS51に戻ってメイン制御部200が送信可能期間を監視し続けることは言うまでもない。
さらに、メイン制御部200は、送信可能期間の監視を続け、終了日を過ぎた時から1週間経ったか否かを定期的に判定する。そして、メイン制御部200は、1週間経ったと判定すると、当該送信可能期間が設定されているグループIDをグループテーブル200Tから読み出し、当該グループIDと送信ステイタス情報をオフにするオートオフ指示を送信ステイタス設定登録部202dに出力し、当該グループIDと医療情報を削除する削除指示とを削除制御部202gに出力する。
送信ステイタス設定登録部202dは、グループIDおよびオートオフ指示を入力すると、当該グループIDに紐付けられている全てのライセンスIDの送信ステイタス情報をオフに切り換える(ステップS54)。すなわち、送信ステイタス設定登録部202dは、送信可能期間が過ぎると、同一グループに属する全ての個人の送信ステイタス情報をオフにする(オートオフ機能)。
なお、ここでの「送信可能期間が過ぎると」とは、送信可能期間が過ぎた時から所定の期間(例えば、1週間など)を過ぎた時をいう。
また、削除制御部202gは、グループIDおよび削除指示を入力すると、当該グループIDに紐付けられている全てのライセンスIDに対応する個人医療情報を記憶部22から削除する(ステップS54)。すなわち、削除制御部202gは、送信可能期間が過ぎると、同一グループに属する全ての個人の個人医療情報を削除する(個人医療情報のオート削除、送信ステイタス切り換えステップ)。
なお、このとき、削除制御部202gは、個人緊急情報を残したまま個人医療情報のみを削除する。
また、期間情報設定登録部202eは、送信可能期間の開始日および終了日を設定しても、操作者の操作によって、送信可能期間を任意のタイミングで短縮および延長する。
また、送信ステイタス設定登録部202dは、最初に送信ステイタス情報をオンに設定しても、操作者の操作によって、オンとポーズとを任意のタイミングで切り換え、オンからオフおよびポーズからオフへと任意のタイミングで切り換える。
以上より、本実施形態における個人緊急情報送信装置2、個人緊急情報送信方法、個人緊急情報送信プログラムおよび個人緊急情報送信システム1によれば、緊急時に個人緊急情報を送信することができるようにしつつ、セキュリティを向上させることができる。すなわち、送信制御部201は、個人緊急情報送信装置2が送信要求を入力した時が送信可能期間であって、かつ送信ステイタス情報がオンの場合に、個人緊急情報を使用者端末5に送信することから、緊急事態が発生したときに所定の条件を満たせば個人緊急情報を使用者端末5に送信することができる。また、送信制御部201は、送信要求を入力した時が送信可能期間であって、かつ送信ステイタス情報がオフまたはポーズの場合には、個人緊急情報を使用者端末5に送信しないことから、所定の条件に合わない場合に個人緊急情報の安易な送信を防止することができる。
また、送信ステイタス設定登録部202dは、送信可能期間が過ぎると、送信ステイタス情報をオフに切り換えることから、送信可能期間外の場合に、個人緊急情報の安易な送信を防止することができる。
また、送信ステイタス設定登録部202dは、送信可能期間が過ぎると、グループに属するすべてのライセンスIDに対応する送信ステイタス情報をオフにすることから、同一グループに属する全ての個人緊急情報を恒久的に送信不可にすることができ、セキュリティをさらに向上させることができる。
また、送信ステイタス設定登録部202dは、送信可能期間が過ぎた時に、送信ステイタス情報をポーズに切り換え、所定の期間のうちに送信可能期間が延長されない場合に、送信ステイタス情報をオフに切り換えることから、送信可能期間が過ぎた時から所定の期間の間に、送信可能期間の延長をする一時的延長可能期間を設けることができる。すなわち、一時的延長可能期間において個人緊急情報を一時的に送信不可にすることができるだけでなく、サービス受入企業の状況に応じて、送信可能期間の終了日を延長してオンに戻したり直ちにオフに切り換えたりすることができ、利便性を向上させることができる。
また、送信ステイタス設定登録部202dは、送信可能期間が過ぎた時に、グループに属するすべてのライセンスIDに対応する送信ステイタス情報をポーズにすることから、同一グループに属する全ての個人緊急情報を一時的に送信不可にすることができ、さらに利便性を向上させることができる。
また、メール送信部202fは、送信可能期間が過ぎる前に、注意を喚起しかつ期間情報設定登録部202eによる送信可能期間の延長を案内するメールを管理者端末3に送信することから、管理者にグループの送信可能期間の終了日を事前に案内することができ、必要に応じて延長操作を行ってもらうことができる。これにより、さらに利便性を向上させることができる。
また、送信ステイタス設定登録部202dは、任意のタイミングによる操作者の操作に応じて、それぞれの送信ステイタス情報をオンからオフまたはポーズに当該任意のタイミングで択一的に切り換え、また、それぞれの送信ステイタス情報をポーズからオンに当該任意のタイミングで切り換えることから、登録された本人の都合や状況に応じて、送信ステイタス情報を個別に柔軟に切り換えることができ、さらに利便性を向上させることができる。
また、送信制御部201は、送信要求を入力すると、グループIDが登録されている場合に、個人緊急情報、期間情報および送信ステイタス情報を記憶部22から読み出し、所定の条件を満たす場合に、個人緊急情報を使用者端末5に送信し、一方グループIDが登録されていない場合には、個人緊急情報を使用者端末5に送信しないことから、グループが登録されていない状態で個人緊急情報を登録しても、個人緊急情報を安易に送信することを防止することができ、セキュリティおよび利便性を向上させることができる。
また、削除制御部202gは、送信可能期間が過ぎると、グループに属するすべてのライセンスIDに対応する個人緊急情報のうちの個人属性情報を残して個人医療情報を記憶部22から削除することから、セキュリティを向上させることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、本実施形態においては、ライセンスIDの登録をライセンス登録端末4の操作部43による操作によって行っているが、これに限ることはなく、ライセンス登録端末4を設けることなく、個人緊急情報送信装置2の操作部23による操作によって、ライセンス設定登録部202aがライセンスを登録してもよい。また、管理者端末3からの指示によってライセンス設定登録部202aがライセンスを登録してもよい。
また、個人緊急情報の登録を管理者端末3の操作部33による操作によって行っているが、これに限ることはなく、管理者端末3を設けることなく、操作部23による操作またはライセンス登録端末4の操作部43による操作によって、個人緊急情報設定登録部202bが個人緊急情報を登録してもよい。
また、管理者端末3がサービス受入企業内に設けられるとしたが、これに限ることはなく、適宜変更可能である。例えば、個人宅、施設または役所などであってもよい。
また、サービス受入企業の社員が出張する場合について説明しているが、これに限ることはなく、適宜変更可能である。例えば、外出用、旅行用、徘徊者用または個人用などにも適用することができる。
また、QRコード(登録商標)を利用しているが、これに限ることはなく、URLおよびライセンスIDを入力し得るものであれば適宜変更可能である。例えば、QRコード(登録商標)以外の二次元コードや、バーコードなどの一次元コードであってもよい。または、URLおよびライセンスIDを文字によって直接表示するものであってもよい。
また、グループ設定登録部202cは、同時期に複数のグループにまたがってライセンスIDを紐付けないとしているが、これに限ることはなく、同時期に複数のグループにまたがってのライセンスIDの紐付けも可能である。
また、図2に示すER図において、記憶する情報や組み合わせは、適宜変更可能である。例えば、ライセンステーブル100Tおよびメイン個人属性情報テーブル300Tを一つのテーブルにしたり、メイン個人属性情報テーブル300Tおよび個人緊急連絡先情報テーブル400Tを一つのテーブルにしたり、グループテーブル200Tおよびメイン個人属性情報テーブル300Tを一つのテーブルにしたりしてもよい。また、グループテーブル200Tから送信可能期間の開始日および終了日を分離させて、送信可能期間テーブルを設けてもよい。もちろん、各テーブル内において記憶する情報を変更することができることは言うまでもない。
また、図3に示す処理動作はあくまでも一例を示すものであって、登録の順番は適宜変更可能である。
また、図3に示すステップS5において、個人緊急情報設定登録部202bは、グループIDが登録されていないと、個人医療情報を登録しないようにしているが、これに限ることはなく、グループIDが登録されていなくても個人医療情報を登録してもよい。
また、メール送信部202fは、送信可能期間の終了日から1週間前にリマインドメールを送信するとしているが、これに限ることはなく、適宜変更可能である。例えば、数時間、数日間、数週間または数ヶ月等であってもよい。
また、送信制御部201は、個人緊急連絡先の電話番号を使用者端末5に送信するとしているが、これに限ることはなく、当該電話番号を送信しなくてもよい。
また、送信制御部201は、図11に示すステップS27において、個人状態情報および位置情報を各端末に送信しているが、これに限ることはなく、送信する端末や送信する情報は適宜変更可能である。もちろん、個人状態情報および位置情報を各端末に送信しなくてもよい。この場合、ステップS23、24を省略し、ステップS25において、送受信制御部が送信要求を送信するようにしてもよい。
また、ステップS19から22のアラート確認の処理動作も省略することができる。
また、各登録画面を図示しているが、あくまでも一例を示すものであり、登録項目や順番、配置などは適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、送信ステイタス設定登録部202dは、任意のタイミングで送信ステイタス情報を切り換えるとしたが、送信可能期間においてポーズに切り換えた場合、メール送信部202fは、送信ステイタス設定登録部202dがポーズに切り換えた時から所定の期間経過しても送信可能期間内にある場合、所定の期間が経過した時にリマインドメールを管理者端末3に送信してもよい。所定の期間としては、例えば、数時間、3日間等の数日間、数週間または数ヶ月等に設定できる。これにより、送信ステイタス情報がポーズにしたまま放置されることを防止することができる。
また、図4に示す登録ライセンス一覧画面において、ライセンス設定登録部202aは、ライセンス名の一覧に送信ステイタス情報を対応付けて表示部34に表示させることにより、複数のライセンスをまとめた送信ステイタス情報をリスト表示させることができる。なお、このとき、送信ステイタス設定登録部202dは、複数の送信ステイタス情報の変更を一括して行うことができる。
また、送信ステイタス情報として、オン、オフまたはポーズの3択としているが、これに限ることはなく、ポーズをなくしてオンまたはオフの2択としてもよいし、オフをなくしてオンまたはポーズの2択としてもよい。
また、期間情報設定登録部202eが送信可能期間を登録するとしているが、これに限ることはなく、期間情報設定登録部202eはなくてもよい。
また、送信ステイタス設定登録部202dは、送信可能期間が過ぎた時に、送信ステイタス情報をポーズに切り換えるとしているが、これに限ることはなく、ポーズに切り換えなくてもよい。
また、送信ステイタス設定登録部202dは、送信可能期間が過ぎた時から所定の期間のうちに送信可能期間が延長されない場合に、送信ステイタス情報をオフに切り換えるとしたが、これに限ることはなく、オフに切り換えなくてもよい。また、所定の期間としては、1週間としているが、これに限ることはなく、適宜変更可能である。例えば、数時間、数日間、数週間または数ヶ月等であってもよい。なお、所定の期間をゼロにすることもできる。この場合、送信ステイタス設定登録部202dは、送信可能期間が過ぎた時に送信ステイタス情報をオフに切り換えるようにしてもよい。
また、メール送信部202fを設けるとしているが、これに限ることはなく、メール送信部202fが設けられることなくリマインドメールが送信されなくてもよい。
また、送信ステイタス設定登録部202dは、操作者からの操作により、送信ステイタス情報を任意のタイミングで切り換えるとしているが、これに限ることはなく、任意のタイミングで切り換えないようにしてもよい。
また、グループ設定登録部202cがグループ情報を登録するとしているが、これに限ることはなく、グループ設定登録部202cが設けられることなくグループの登録が行われなくてもよい。この場合、オートオフ、オートポーズまたは個人医療情報のオート削除は、各ライセンスIDごとに行われるようにしてもよい。
また、削除制御部202gを設けるとしているが、これに限ることはなく、削除制御部202gが設けられることなく、個人医療情報がオート削除されなくてもよい。
また、個人緊急情報送信システム1、個人緊急情報送信装置2、管理者端末3、ライセンス登録端末4および使用者端末5を構成する前述の各機能部は、単体のコンピュータに備えられていてもよいし、通信ネットワークを介して通信可能な複数のコンピュータに分散して備えられていてもよい。例えば、個人緊急情報送信装置2としては、登録制御部202、記憶部22または表示部24等を備えていなくてもよく、外部の記憶部から送信制御部201が通信部21を介して個人緊急情報を入力することができる。
また、個人緊急情報送信システム1、個人緊急情報送信装置2および管理者端末3の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、DVD、USB等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、以上の実施形態や変形例を種々組み合わせることができることは言うまでもない。
既述の実施形態に関し、さらに以下の付記を示す。
(付記1)
使用者端末が個人識別情報を入力し前記個人識別情報および送信要求を送信すると、前記個人識別情報に対応する個人緊急情報を前記使用者端末に送信する個人緊急情報送信装置であって、
前記個人識別情報に対応付けられた前記個人緊急情報と、前記個人緊急情報を送信することができる送信可能期間を含む期間情報と、前記個人緊急情報が送信可能な状態をオンとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り換え不可な状態をオフとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り替え可能な状態をポーズとして、これらオン、オフまたはポーズを選択的に含む送信ステイタス情報とを記憶部に記憶させる登録制御部と、
前記使用者端末から送信される前記個人識別情報および前記送信要求を入力すると、前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報、前記期間情報および前記送信ステイタス情報を前記記憶部から読み出し、前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オンの場合に、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信し、一方前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オフまたは前記ポーズの場合には、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信しない送信制御部とを備え、
前記登録制御部は、
前記送信可能期間が過ぎると、前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える送信ステイタス切り換え部を備える個人緊急情報送信装置。
(付記2)
前記送信ステイタス切り換え部は、
前記送信可能期間が過ぎた時に、前記送信ステイタス情報を前記ポーズに切り換え、所定の期間のうちに前記送信可能期間が延長されない場合に、前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える付記1に記載の個人緊急情報送信装置。
(付記3)
前記送信可能期間が過ぎる前に、注意を喚起しかつ前記送信可能期間の延長を案内するメールを管理者端末に送信するメール送信部と
を備える付記1または2に記載の個人緊急情報送信装置。
(付記4)
前記送信ステイタス切り換え部は、
操作者からの指示操作により、前記送信ステイタス情報を前記オンから前記オフもしくは前記ポーズに選択的に切り換え、または、前記送信ステイタス情報を前記ポーズから前記オンに切り換える付記1から3のいずれか一項に記載の個人緊急情報送信装置。
(付記5)
前記記憶部は、一または複数の前記個人識別情報に対応するグループごとのグループ識別情報の登録有無を記憶しており、
前記送信制御部は、
前記使用者端末から送信される前記個人識別情報および前記送信要求を入力すると、前記記憶部から前記グループ識別情報の登録有無を読み出し、前記グループ識別情報が登録されている場合に、前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報、前記期間情報および前記送信ステイタス情報を前記記憶部から読み出し、一方前記グループ識別情報が登録されていない場合には、前記個人緊急情報を前記端末に送信しない付記1から4のいずれか一項に記載の個人緊急情報送信装置。
(付記6)
前記記憶部は、一または複数の前記個人識別情報に対応するグループごとのグループ識別情報の登録有無を記憶しており、
前記送信可能期間が過ぎると、前記グループに属するすべての前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報のうちの個人属性情報を残して個人医療情報を前記記憶部から削除する削除制御部を備える付記1から5のいずれか一項に記載の個人緊急情報送信装置。
(付記7)
前記記憶部は、一または複数の前記個人識別情報に対応するグループごとのグループ識別情報の登録有無を記憶しており、
前記送信ステイタス切り換え部は、
前記送信可能期間が過ぎると、前記グループに属するすべての前記個人識別情報に対応する前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える付記1から6のいずれか一項に記載の個人緊急情報送信装置。
(付記8)
使用者端末が個人識別情報を入力し前記個人識別情報および送信要求を送信すると、前記個人識別情報に対応する個人緊急情報を前記使用者端末に送信する個人緊急情報送信方法であって、
前記個人識別情報に対応付けられた前記個人緊急情報と、前記個人緊急情報を送信することができる送信可能期間を含む期間情報と、前記個人緊急情報が送信可能な状態をオンとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り換え不可な状態をオフとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り替え可能な状態をポーズとして、これらオン、オフまたはポーズを選択的に含む送信ステイタス情報とを記憶部に記憶させる登録制御ステップと、
前記使用者端末から送信される前記個人識別情報および前記送信要求を入力すると、前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報、前記期間情報および前記送信ステイタス情報を前記記憶部から読み出し、前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オンの場合に、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信し、一方前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オフまたは前記ポーズの場合には、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信しない送信制御ステップと、
前記送信可能期間が過ぎると、前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える送信ステイタス切り換えステップと
を含む個人緊急情報送信方法。
(付記9)
使用者端末が個人識別情報を入力し前記個人識別情報および送信要求を送信すると、前記個人識別情報に対応する個人緊急情報を前記使用者端末に送信する個人緊急情報送信装置における個人緊急情報送信プログラムであって、
前記個人識別情報に対応付けられた前記個人緊急情報と、前記個人緊急情報を送信することができる送信可能期間を含む期間情報と、前記個人緊急情報が送信可能な状態をオンとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り換え不可な状態をオフとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り替え可能な状態をポーズとして、これらオン、オフまたはポーズを選択的に含む送信ステイタス情報とを記憶部に記憶させる登録制御ステップと、
前記使用者端末から送信される前記個人識別情報および前記送信要求を入力すると、前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報、前記期間情報および前記送信ステイタス情報を前記記憶部から読み出し、前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オンの場合に、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信し、一方前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オフまたは前記ポーズの場合には、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信しない送信制御ステップと、
前記送信可能期間が過ぎると、前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える送信ステイタス切り換えステップと
を含む個人緊急情報送信プログラム。
(付記10)
使用者端末と、前記使用者端末が個人識別情報を入力し前記個人識別情報および送信要求を送信すると、前記個人識別情報に対応する個人緊急情報を前記使用者端末に送信する個人緊急情報送信装置とを備える個人緊急情報送信システムであって、
前記緊急情報送信装置は、
前記個人識別情報に対応付けられた前記個人緊急情報と、前記個人緊急情報を送信することができる送信可能期間を含む期間情報と、前記個人緊急情報が送信可能な状態をオンとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り換え不可な状態をオフとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り替え可能な状態をポーズとして、これらオン、オフまたはポーズを選択的に含む送信ステイタス情報とを記憶部に記憶させる登録制御部と、
前記使用者端末から送信される前記個人識別情報および前記送信要求を入力すると、前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報、前記期間情報および前記送信ステイタス情報を前記記憶部から読み出し、前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オンの場合に、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信し、一方前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オフまたは前記ポーズの場合には、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信しない送信制御部とを備え、
前記登録制御部は、
前記送信可能期間が過ぎると、前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える送信ステイタス切り換え部を
を備える個人緊急情報送信システム。
1 個人緊急情報送信システム
2 個人緊急情報送信装置
3 管理者端末
4 ライセンス登録端末
5 使用者端末
22 記憶部
201 送信制御部
202 登録制御部
202d 送信ステイタス設定登録部(送信ステイタス切り換え部)
202f メール送信部
202g 削除制御部

Claims (10)

  1. 使用者端末が個人識別情報を入力し前記個人識別情報および送信要求を送信すると、前記個人識別情報に対応する個人緊急情報を前記使用者端末に送信する個人緊急情報送信装置であって、
    前記個人識別情報に対応付けられた前記個人緊急情報と、前記個人緊急情報を送信することができる送信可能期間を含む期間情報と、前記個人緊急情報が送信可能な状態をオンとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り換え不可な状態をオフとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り替え可能な状態をポーズとして、これらオン、オフまたはポーズを選択的に含む送信ステイタス情報とを記憶部に記憶させる登録制御部と、
    前記使用者端末から送信される前記個人識別情報および前記送信要求を入力すると、前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報、前記期間情報および前記送信ステイタス情報を前記記憶部から読み出し、前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オンの場合に、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信し、一方前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オフまたは前記ポーズの場合には、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信しない送信制御部とを備え、
    前記登録制御部は、
    前記送信可能期間が過ぎると、前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える送信ステイタス切り換え部を備える個人緊急情報送信装置。
  2. 前記送信ステイタス切り換え部は、
    前記送信可能期間が過ぎた時に、前記送信ステイタス情報を前記ポーズに切り換え、所定の期間のうちに前記送信可能期間が延長されない場合に、前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える請求項1に記載の個人緊急情報送信装置。
  3. 前記送信可能期間が過ぎる前に、注意を喚起しかつ前記送信可能期間の延長を案内するメールを管理者端末に送信するメール送信部と
    を備える請求項1または2に記載の個人緊急情報送信装置。
  4. 前記送信ステイタス切り換え部は、
    操作者からの指示操作により、前記送信ステイタス情報を前記オンから前記オフもしくは前記ポーズに選択的に切り換え、または、前記送信ステイタス情報を前記ポーズから前記オンに切り換える請求項1から3のいずれか一項に記載の個人緊急情報送信装置。
  5. 前記記憶部は、一または複数の前記個人識別情報に対応するグループごとのグループ識別情報の登録有無を記憶しており、
    前記送信制御部は、
    前記使用者端末から送信される前記個人識別情報および前記送信要求を入力すると、前記記憶部から前記グループ識別情報の登録有無を読み出し、前記グループ識別情報が登録されている場合に、前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報、前記期間情報および前記送信ステイタス情報を前記記憶部から読み出し、一方前記グループ識別情報が登録されていない場合には、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信しない請求項1から4のいずれか一項に記載の個人緊急情報送信装置。
  6. 前記記憶部は、一または複数の前記個人識別情報に対応するグループごとのグループ識別情報の登録有無を記憶しており、
    前記送信可能期間が過ぎると、前記グループに属するすべての前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報のうちの個人属性情報を残して個人医療情報を前記記憶部から削除する削除制御部を備える請求項1から5のいずれか一項に記載の個人緊急情報送信装置。
  7. 前記記憶部は、一または複数の前記個人識別情報に対応するグループごとのグループ識別情報の登録有無を記憶しており、
    前記送信ステイタス切り換え部は、
    前記送信可能期間が過ぎると、前記グループに属するすべての前記個人識別情報に対応する前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える請求項1から6のいずれか一項に記載の個人緊急情報送信装置。
  8. 使用者端末が個人識別情報を入力し前記個人識別情報および送信要求を送信すると、前記個人識別情報に対応する個人緊急情報を前記使用者端末に送信する個人緊急情報送信方法であって、
    前記個人識別情報に対応付けられた前記個人緊急情報と、前記個人緊急情報を送信することができる送信可能期間を含む期間情報と、前記個人緊急情報が送信可能な状態をオンとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り換え不可な状態をオフとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り替え可能な状態をポーズとして、これらオン、オフまたはポーズを選択的に含む送信ステイタス情報とを記憶部に記憶させる登録制御ステップと、
    前記使用者端末から送信される前記個人識別情報および前記送信要求を入力すると、前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報、前記期間情報および前記送信ステイタス情報を前記記憶部から読み出し、前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オンの場合に、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信し、一方前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オフまたは前記ポーズの場合には、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信しない送信制御ステップと、
    前記送信可能期間が過ぎると、前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える送信ステイタス切り換えステップと
    を含む個人緊急情報送信方法。
  9. 使用者端末が個人識別情報を入力し前記個人識別情報および送信要求を送信すると、前記個人識別情報に対応する個人緊急情報を前記使用者端末に送信する個人緊急情報送信装置における個人緊急情報送信プログラムであって、
    前記個人識別情報に対応付けられた前記個人緊急情報と、前記個人緊急情報を送信することができる送信可能期間を含む期間情報と、前記個人緊急情報が送信可能な状態をオンとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り換え不可な状態をオフとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り替え可能な状態をポーズとして、これらオン、オフまたはポーズを選択的に含む送信ステイタス情報とを記憶部に記憶させる登録制御ステップと、
    前記使用者端末から送信される前記個人識別情報および前記送信要求を入力すると、前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報、前記期間情報および前記送信ステイタス情報を前記記憶部から読み出し、前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オンの場合に、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信し、一方前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オフまたは前記ポーズの場合には、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信しない送信制御ステップと、
    前記送信可能期間が過ぎると、前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える送信ステイタス切り換えステップと
    を含む個人緊急情報送信プログラム。
  10. 使用者端末と、前記使用者端末が個人識別情報を入力し前記個人識別情報および送信要求を送信すると、前記個人識別情報に対応する個人緊急情報を前記使用者端末に送信する個人緊急情報送信装置とを備える個人緊急情報送信システムであって、
    前記個人緊急情報送信装置は、
    前記個人識別情報に対応付けられた前記個人緊急情報と、前記個人緊急情報を送信することができる送信可能期間を含む期間情報と、前記個人緊急情報が送信可能な状態をオンとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り換え不可な状態をオフとし前記個人緊急情報が送信不可であってかつ前記オンに切り替え可能な状態をポーズとして、これらオン、オフまたはポーズを選択的に含む送信ステイタス情報とを記憶部に記憶させる登録制御部と、
    前記使用者端末から送信される前記個人識別情報および前記送信要求を入力すると、前記個人識別情報に対応する前記個人緊急情報、前記期間情報および前記送信ステイタス情報を前記記憶部から読み出し、前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オンの場合に、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信し、一方前記送信要求を入力した時が前記送信可能期間であって、かつ前記送信ステイタス情報が前記オフまたは前記ポーズの場合には、前記個人緊急情報を前記使用者端末に送信しない送信制御部とを備え、
    前記登録制御部は、
    前記送信可能期間が過ぎると、前記送信ステイタス情報を前記オフに切り換える送信ステイタス切り換え部を
    を備える個人緊急情報送信システム。
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