JP6357857B2 - 緊急通報システム - Google Patents

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本発明は,疾病や事故などの緊急事態の発生などを通報する緊急通報システムに関し,更に詳しくは,傷病者の周囲に居る人に対して応急処置を依頼できるようにしたシステムである。
緊急時の発生から救急処置までの時間は,傷病者の生死や後遺症に深く係わるため,事故や疾病などの緊急事態発生時に,傷病者の位置情報などを即時通報できる緊急通報サービスの運用が開始されている。
例えば,交通事故の発生を即時通報する車両緊急通報端末には,移動体通信網を利用してデータ通信するデータ通信機能,GPSやジャイロなどを利用して車両位置を検出する位置検出機能,衝突検出センサや横転センサなどを利用して緊急事態(交通事故)の発生を検出する緊急検出機能,および,緊急事態の発生時に,車両位置を含む緊急通報を自動または手動で送信する緊急通報機能が必要であることが,特許文献1の「従来の技術」に記載されている。加えて,特許文献1には,傷病者の個人情報を救援機関に通報できるように,緊急通報が送信される緊急通報受信センタは,緊急通報に含ませる発信IDに関連付けて個人情報を記憶し,緊急通報が送信されると,緊急通報に含まれた発信IDに対応する個人情報を検索し,検索した個人情報を公共の救援機関に通報する旨が記載されている。
緊急通報サービスは,交通事故にのみならず,様々な事件・事故に対応させることができ,交通事故以外の緊急事態に対応する際,緊急通報を送信する端末として携帯端末(例えば,携帯電話やスマートフォン)が利用される。例えば,特許文献2では,緊急事態発生時に位置情報を自動的に取得し、位置情報を緊急連絡先に連絡する携帯端末が開示されている。また,特許文献3では,緊急事態に遭遇したユーザがパニック状態になった場合に対応するため,緊急事態に遭遇したユーザの緊急通報先と,緊急事態に遭遇したユーザが所持する携帯端末と通信していた携帯端末を接続させることで,緊急事態発生時に迅速な対応を行うことができる発明が開示されている。
特開2000−232533号公報 特開平11−259784号公報 特開2012−142711号公報
しかしながら,従来の技術は,緊急事態発生時における緊急通報の送信にのみ着眼した技術で,傷病者に対する救援に着眼していなかった。緊急通報を送信しなければならないケースでは,傷病者は重症であると想定でき,傷病者に対する応急処置が重要になるが,従来の技術では,傷病者の周囲に居る人に対して応急処置を依頼することができなかった。
そこで,本発明は,傷病者の周囲に居る人に対して応急処置を依頼できる緊急通報システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は,ユーザが所持する携帯端末と,緊急事態が発生したユーザを医療機関に搬送する救急車両とから少なくとも構成され,前記携帯端末は,他の前記携帯端末と無線通信するための無線通信手段と,移動体通信網を利用して通信するための端末移動体通信手段と,前記携帯端末の位置情報を検出する位置検出手段と,前記携帯端末に加わる加速度を検出する加速度センサと,前記加速度センサの出力から緊急事態を検出する緊急事態検出手段と,前記緊急事態検出手段が緊急事態を検出すると,前記無線通信手段を利用して,前記位置検出手段が検出した位置情報を含ませた緊急信号を周囲に発信する緊急信号発信手段と,他の前記携帯端末が発信した前記緊急信号を前記無線通信手段が受信すると,前記移動体通信手段を利用して,前記緊急信号の内容に自端末の連絡先を救援者の連絡先として含ませた緊急通報を緊急通報受信センタへ通報する緊急通報手段を備え,前記救急車両は,移動体通信網を利用して通信するための車両移動体通信手段と,緊急通報受信センタから転送された前記緊急通報を含む出動指令を受信すると,前記車両移動体通信手段を利用して,前記緊急通報に含まれる救援者の連絡先と接続する応急処置指示手段を備えたことを特徴とする緊急通報システムである。第1の発明は,傷病者の周囲に居るユーザから緊急通報を通報し,傷病者の周囲に居るユーザ(救援者)と前記救急車両が連絡できるように構成されるため,傷病者の周囲に居るユーザに対して応急処置を前記救急車両から依頼することできる。
更に,第2の発明は,第1の発明に記載の緊急通報システムにおいて,街頭の様々な場所に設置されている監視カメラを管理する監視カメラ管理装置を含み,前記救急車両の前記応急処置指示手段は,前記出動指令を受けると,前記緊急通報に含まれる位置情報を前記監視カメラ管理装置へ送信し,前記監視カメラとの接続が完了すると,この前記監視カメラの映像を表示して前記監視カメラの遠隔操作を行えるようにし,前記監視カメラ管理装置は,前記救急車両から位置情報が通知されると,この位置情報を撮影できる前記監視カメラを特定し,この前記監視カメラと前記救急車両を接続する手段を備えたことを特徴とする。第2の発明は,傷病者を撮影できる前記監視カメラの映像が前記救急車両に配信されるように構成されるため,前記救急車両側で傷病者の状態を把握できるようになる。
更に,第3の発明は,第1の発明または第2の発明に記載の緊急通報システムにおいて,ユーザを識別するユーザ番号に関連付してユーザのカルテ情報を記憶し,前記救急車両から受信したユーザ番号に関連付けられた前記カルテ情報を前記救急車両へ送信する手段を備えたカルテ管理装置を含ませ,前記携帯端末は,前記携帯端末を所持するユーザのユーザ番号を記憶し,前記緊急信号発信手段は,前記携帯端末が記憶しているユーザ番号を前記緊急信号に含ませ,前記救急車両の前記応急処置指示手段は,前記緊急通報に含まれるユーザ番号を前記カルテ管理装置へ送信して,ユーザ番号に関連付けられた前記カルテ情報を前記カルテ管理装置から取得することを特徴とする。第3の発明は,傷病者の血液型や病歴などの前記カルテ情報を前記救急車両側で取得できるように構成することで,傷病者の居る場所に前記救急車両が到達する前に前記救急車両側で適切な応急処置を準備できる。
このように,本発明によれば,傷病者の周囲に居る人に対して応急処置を依頼できる緊急通報システムを提供できる。
緊急通報システムの構成を説明する図。 緊急通報システムのブロック図。 緊急通報システムの動作を説明する図。
ここから,本発明の好適な実施形態を記載する。なお,以下の記載は本発明の範囲を束縛するものでなく,理解を助けるために記述するものである。
図1は,本実施形態に係る緊急通報システム1の構成を説明する図,図2は,本実施形態に係る緊急通報システム1のブロック図,図3は,本実施形態に係る緊急通報システム1の動作を説明する図である。
図1に図示したように,本実施形態に係る緊急通報システム1は,緊急通報システム1のユーザが所持する携帯端末2と,緊急事態が発生したユーザ(以下,傷病者)を医療機関7cに搬送する車両である救急車両3と,街頭の様々な場所に設置されている監視カメラ5を管理するサーバである監視カメラ管理装置4と,傷病者が通院している医療機関7cが管理しているサーバであるカルテ管理装置6とを含み,図1には,これらに加え,緊急通報の送信先となる緊急通報受信センタ7aと,救急車両3が配置されている救援機関7bを図示している。
図2を参照して,携帯端末2について説明する。なお,図1では,携帯端末2として,傷病者が所持する携帯端末2(2b)と,傷病者の周囲に居合わせたユーザが所持する携帯端末2(2a)の2つを図示しているが,それぞれの携帯端末2が備える機能は同じである。
図2に図示したように,緊急通報システム1の携帯端末2は,他の携帯端末2と無線通信するための無線通信手段23と,移動体通信網を利用して通信するための端末移動体通信手段24と,緊急通報受信センタ7aの連絡先を記憶しているUIM27(User Identity Module Card)と,携帯端末2の位置情報を検出する位置検出手段26と,携帯端末2に加わる3軸方向の加速度を検出する3軸加速度センサ25(加速度センサ)と,3軸加速度センサ25を利用して緊急事態の発生を検出する緊急事態検出手段22と,緊急事態検出手段22が緊急事態を検出すると,無線通信手段23を利用して,位置検出手段26が検出した位置情報を含ませた緊急信号を発信する緊急信号発信手段20と,他の携帯端末2が発信した緊急信号を無線通信手段23が受信すると,端末移動体通信手段24を利用して,UIM27が記憶している緊急通報受信センタ7aの連絡先に対し,緊急信号の内容に自端末の連絡先(例えば,電話番号)を救援者の連絡先として含ませた緊急通報を通報する緊急通報手段21を備える。
携帯端末2が備える無線通信手段23は,他の携帯端末2と無線通信するための機能で,具体的には,ブルートゥース(登録商標)やWifi(登録商標)など,通信距離が数百m以下の無線通信規格に準拠した無線通信回路である。携帯端末2が備える端末移動体通信手段24は,移動体通信網を利用して通信するための機能で,具体的には,移動体通信網を利用する無線通信回路である。携帯端末2が備える位置検出手段26は,携帯端末2の位置情報を取得する機能で,移動体通信基地局を利用して位置情報を取得する手法を用いることができる。携帯端末2が備える3軸加速度センサ25は,携帯端末2の3軸方向それぞれの加速度を計測する機能で,MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を用いて製造されるのが一般的である。3軸加速度センサ25は3軸方向それぞれの加速度を計測できる加速度センサでなく、2軸、あるいは1軸方向の加速度を計測できる加速度センサでも良いが、緊急事態の発生の検出精度を高めるためにも、3軸加速度センサであることが望ましい。
携帯端末2が備えるUIM27は,移動体通信に必要な情報(例えば,電話番号)を記憶しているカード媒体で,本実施形態に係るUIM27は,緊急通報受信センタ7aの連絡先に加え,携帯端末2を所持するユーザのユーザ番号と,携帯端末2を所持しているユーザが利用している医療機関7cの連絡先を記憶している。
携帯端末2が備える緊急事態検出手段22は,携帯端末2に実装するアプリケーションで実現される機能である。3軸加速度センサ25を利用して緊急事態の発生を検出できるように,緊急事態検出手段22には,緊急事態発生時における3軸加速度センサ25の出力の時系列データが予め緊急事態パターンとして登録される。例えば,ユーザの転倒を緊急事態として検出する際,ユーザが転倒して一定時間動かないときの3軸加速度センサ25の出力の時系列データが緊急事態パターンとして登録される。
携帯端末2が備える緊急事態検出手段22は,3軸加速度センサ25の出力を一定周期でサンプリングしてキューに格納し,キューに格納されている3軸加速度センサ25の時系列データが緊急事態パターンと同一とみなせるとき,異常事態が発生したと判定する。
携帯端末2が備える緊急信号発信手段20は,携帯端末2に実装するアプリケーションで実現される機能で,傷病者の周囲に居るユーザに対して緊急事態の発生を通知し,傷病者の周囲に居るユーザに対して応急処置を依頼するために携帯端末2に備えられる手段である。携帯端末2が備える緊急信号発信手段20は,緊急事態検出手段22が異常事態の発生を検出すると,位置検出手段26から位置情報を取得し,UIM27が記憶しているユーザ番号および医療機関7cの連絡先ならびに位置検出手段26から取得した位置情報を含ませた緊急信号を,無線通信手段23を利用して周囲に発信する。
携帯端末2が備える緊急通報手段21は,携帯端末2に実装するアプリケーションで実現される機能で,緊急信号が通知されると,傷病者の応急処置が行えるユーザが緊急通報受信センタ7a宛てに緊急通報を通報できるように携帯端末2に備えられる手段である。携帯端末2が備える緊急通報手段21は,自端末宛てであるか否かにかかわらず,無線通信手段23が緊急信号を受信すると,緊急信号を受信したことをディスプレイに表示した後,ユーザが所定の操作を行うと,UIM27が記憶している緊急通報受信センタ7aの連絡先に対して,自端末の連絡先(ここでは,傷病者の応急処置を行う救援者の連絡先になる)を含ませた緊急通報を通報する。
図1において,緊急通報は緊急通報受信センタ7aに通報される。緊急通報受信センタ7aは,傷病者の応急処置が行えるユーザが所持する携帯端末2から緊急通報を受信すると,救急車両3が配置されている救援機関7bに緊急通報を転送し,救援機関7bは,緊急通報受信センタ7aから転送された緊急通報を救急車両3に引き渡して,救急車両3に出動指令を出す。
次に,図2を参照して緊急通報システム1の監視カメラ管理装置4について説明する。緊急通報システム1の監視カメラ管理装置4は汎用のサーバを利用して実現される装置で,緊急通報システム1の監視カメラ管理装置4には,街頭に設置されている監視カメラ5が接続されている。街頭に設置されている監視カメラ5は,撮影範囲とズーム倍率を変更できるように構成されており,監視カメラ管理装置4は,救急車両3から位置情報が通知されると,この位置情報を撮影できる監視カメラ5を特定し,この監視カメラ5と救急車両3を接続する監視カメラ制御手段40を備え,監視カメラ5と救急車両3を接続することで,監視カメラ5が撮影している映像が救急車両3へ配信され,救急車両3から監視カメラ5の遠隔操作が可能になる。
次に,図2を参照して,緊急通報システム1のカルテ管理装置6について説明する。緊急通報システム1のカルテ管理装置6は汎用のサーバを利用して実現される装置で,緊急通報システム1のカルテ管理装置6は,ユーザ番号に関連付けて携帯端末2を所持するユーザのカルテ情報を記憶し,救急車両3からユーザ番号が通知されると,このユーザ番号に関連付けられているカルテ情報を救急車両3へ送信するカルテ管理手段60を備える。なお,携帯端末2を所持するユーザのカルテ情報とは,救援に必要な情報で,具体的には,ユーザの血液型や病歴である。
次に,図2を参照して,緊急通報システム1の救急車両3について説明する。本実施形態に係る救急車両3は,緊急通報を通報したユーザに対して応急処置の指示を出せるように,移動体通信するための車両移動体通信手段31と,緊急通報の送信先から救援機関に転送された緊急通報を含む出動指令を受信すると,車両移動体通信手段3を利用して,緊急通報に含まれる救援者の連絡先と接続する応急処置指示手段30を備える。
傷病者の応急処置が行えるユーザに対して適切な応急処置の指示を出せるためには,傷病者の状況を確認できることが必要になるため,本実施形態に係る救急車両3の応急処置指示手段30は,上述の出動指令を受信すると,緊急通報に含まれる位置情報を監視カメラ管理装置4へ送信し,監視カメラ5との接続が完了すると,この監視カメラ5から配信された映像を表示して監視カメラ5の遠隔操作を行えるようにする。
また,傷病者の居る場所に救急車両3が到達する前に,救急車両3側で適切な応急処置を準備するためには,傷病者の血液型や病歴などの情報が必要になるため,本実施形態に係る救急車両3の応急処置指示手段30は,緊急通報に含まれるユーザ番号をカルテ管理装置6へ送信し,カルテ管理装置6から受信したカルテ情報を取得する。
図3を参照しながら,本実施形態に係る緊急通報システム1の動作について説明する。疾病や事故などにより,ユーザに異常事態が発生すると,傷病者となったユーザが所持する携帯端末2(2b)の緊急事態検出手段22は,3軸加速度センサ25の出力から異常事態の発生を検知し(S1),傷病者となったユーザが所持する携帯端末2(2b)の緊急信号発信手段20は,傷病者となったユーザが所持する携帯端末2(2b)の無線通信手段23は緊急信号を周囲に発信する(S2)。
傷病者の周囲に居るユーザが所持する携帯端末2(2a)の無線通信手段23が,傷病者が所持する携帯端末2(2b)が発信した緊急信号を受信すると(S3),傷病者の周囲に居るユーザが所持する携帯端末2(2a)の緊急通報手段21は,緊急信号を受信したことをディスプレイに表示した後,ユーザが所定の操作を行う。ユーザが所定の操作を行うと,緊急信号の内容に自端末の連絡先を救援者の連絡先として含ませた緊急通報を、UIM27が記憶している緊急通報受信センタ7aの連絡先へ通報する(S4)。
緊急通報受信センタ7aは,傷病者の周囲に居るユーザが所持する携帯端末2(2a)から緊急通報を受信すると,緊急通報の位置情報に対応する救援機関7bへ緊急通報を転送し(S5),救援機関7bは緊急通報を受信すると,緊急通報を救急車両3に引き渡して,救急車両3に出動指令を出す(S6)。
救急車両3の応急処置指示手段30は,出動指令を受けると,車両移動体通信手段31を利用して,緊急通報に含まれる連絡先と接続する(S10)。また,救急車両3の応急処置指示手段30は,傷病者の状況を確認できるように,緊急通報に含まれる位置情報を監視カメラ管理装置4へ送信する(S20)。監視カメラ管理装置4の監視カメラ制御手段40は,救急車両3から位置情報が通知されると,この位置情報を撮影できる監視カメラ5を遠隔操作の対象として,この監視カメラ5と救急車両3を接続する(S21)。救急車両3の応急処置指示手段30は,監視カメラ5との接続が完了し,監視カメラ5の映像が配信されると,監視カメラ5の映像を表示して遠隔操作を行えるようにする(S22)。更に,救急車両3の応急処置指示手段30は,傷病者の血液型や病歴などを取得できるように,緊急通報に含まれるユーザ番号を緊急通報に含まれる医療機関7cの連絡先へ送信することで,緊急通報に含まれるユーザ番号をカルテ管理装置6へ送信し(S30),カルテ管理装置6のカルテ管理手段60は,救急車両3から受信したユーザ番号に対応するカルテ情報を救急車両3へ送信し(S31),救急車両3の応急処置指示手段30は傷病者のカルテ情報を取得する(S32)。
このように,本実施形態に係る緊急通報システム1は,傷病者の周囲に居るユーザから緊急通報を通報し,傷病者の周囲に居るユーザと救急車両3が連絡できるように構成されるため,傷病者の周囲に居るユーザに対して応急処置を依頼することできる。また,傷病者を撮影できる監視カメラ5の映像が救急車両3に配信されるように構成することで,救急車両3側で傷病者の状態を把握できるようになる。更に,傷病者の血液型や病歴などのカルテ情報を救急車両3側で取得できるように構成することで,傷病者の居る場所に救急車両3が到達する前に救急車両3側で適切な応急処置を準備できる。
1 緊急通報システム
2 携帯端末
20 緊急信号発信手段
21 緊急通報手段
22 緊急事態検出手段
23 無線通信手段
24 端末移動体通信手段
25 3軸加速度センサ
26 位置検出手段
27 UIM
3 救急車両
30 応急処置指示手段
31 車両移動体通信手段
4 監視カメラ管理装置
5 監視カメラ
6 カルテ管理装置
7a 緊急通報受信センタ
7b 救援機関
7c 医療機関

Claims (3)

  1. ユーザが所持する携帯端末と,緊急事態が発生したユーザを医療機関に搬送する救急車両とから少なくとも構成され,前記携帯端末は,他の前記携帯端末と無線通信するための無線通信手段と,移動体通信網を利用して通信するための端末移動体通信手段と,前記携帯端末の位置情報を検出する位置検出手段と,前記携帯端末に加わる加速度を検出する加速度センサと,前記加速度センサの出力から緊急事態を検出する緊急事態検出手段と,前記緊急事態検出手段が緊急事態を検出すると,前記無線通信手段を利用して,前記位置検出手段が検出した位置情報を含ませた緊急信号を周囲に発信する緊急信号発信手段と,他の前記携帯端末が発信した前記緊急信号を前記無線通信手段が受信すると,前記移動体通信手段を利用して,前記緊急信号の内容に自端末の連絡先を救援者の連絡先として含ませた緊急通報を緊急通報受信センタへ通報する緊急通報手段を備え,前記救急車両は,移動体通信網を利用して通信するための車両移動体通信手段と,緊急通報受信センタから転送された前記緊急通報を含む出動指令を受信すると,前記車両移動体通信手段を利用して,前記緊急通報に含まれる救援者の連絡先と接続する応急処置指示手段を備えたことを特徴とする緊急通報システム。
  2. 街頭の様々な場所に設置されている監視カメラを管理する監視カメラ管理装置を含み,前記救急車両の前記応急処置指示手段は,前記出動指令を受けると,前記緊急通報に含まれる位置情報を前記監視カメラ管理装置へ送信し,前記監視カメラとの接続が完了すると,この前記監視カメラの映像を表示して前記監視カメラの遠隔操作を行えるようにし,前記監視カメラ管理装置は,前記救急車両から位置情報が通知されると,この位置情報を撮影できる前記監視カメラを特定し,この前記監視カメラと前記救急車両を接続する手段を備えたことを特徴とする,請求項1に記載した緊急通報システム。
  3. ユーザを識別するユーザ番号に関連付してユーザのカルテ情報を記憶し,前記救急車両から受信したユーザ番号に関連付けられた前記カルテ情報を前記救急車両へ送信する手段を備えたカルテ管理装置を含ませ,前記携帯端末は,前記携帯端末を所持するユーザのユーザ番号を記憶し,前記緊急信号発信手段は,前記携帯端末が記憶しているユーザ番号を前記緊急信号に含ませ,前記救急車両の前記応急処置指示手段は,前記緊急通報に含まれるユーザ番号を前記カルテ管理装置へ送信して,ユーザ番号に関連付けられた前記カルテ情報を前記カルテ管理装置から取得することを特徴とする,請求項1または2に記載した緊急通報システム。
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