JP6602154B2 - デジタル式測定工具 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル式測定工具に関するものである。
周知のとおり、従来、被測定物に宛がわれる基準面を有する本体と被測定物に宛がわれる測定面を有する測定子とを備え、基準面に対する測定面の変位量(以下、単に「変位量」ともいう)に基づいて被測定物の寸法を測定する測定工具としては、変位量を本体や測定子に刻まれた目盛を読み取る方法や変位量を歯車でダイヤルに伝達して該ダイヤルに刻まれた目盛を読み取る方法によって測定値を得るアナログ式のものが使用されていたが、近年、静電容量方式や光学方式等の各種エンコーダが開発されたことにより、変位量をデジタルデータに変換して表示部に表示するデジタル式のものが使用されるようになってきた。
例えば、デジタル式のノギスとして、後出特許文献1には、本尺にスライダーが摺動自在に設けられ、このスライダーの移動量を検出する検出器と、この検出器の検出値を数値で表示する表示部とがスライダーに設けられ、本尺の測定子と、スライダーの測定子とで被測定部位を測定するよう形成されているデジタルノギスであって、スライダーが、被測定部位のピーク値である最大値又は最小値の何れかの測定モードを選択するためのモードスイッチと、このモードスイッチが入ると被測定部位の最大値又は最小値を検出器からの検出値を基に算出し、上記の表示部に表示して保持するコントローラとを備えており、スライダーを初期動作位置から移動させた段階とスライダーを初期動作位置に戻した段階でオンするためのセットキーがスライダーに設けられ、スライダーが初期動作位置から移動された後、セットキーからのオン信号を受けると、スライダーの表示値を保持して以後のカウントを禁止すると共に、スライダーが初期動作位置に戻された後、セットキーからのオン信号を受けると、カウント禁止状態を解除する制御部をコントローラが備えて形成されているピーク値表示機能付きデジタルノギスが開示されている。
また、デジタル式のデプスゲージとして、後出特許文献2には、一端に測定子を有するスピンドルを本体に摺動自在に支持し、測定子が被測定物と接触した時の測定子変位量をカウンタで計数すると共に、その計数値をデジタル表示するデジタル表示部と、このデジタル表示部に隣接して整列配設された複数のセグメントからなるアナログ表示部において前記計数値をアナログ表示して、被測定物の寸法・ 形状等を測定するデジタルアナログ併用表示型測定器において、前記デジタル表示部のデジタル表示値及びアナログ表示部のアナログ表示値を共にゼロリセットするゼロリセットスイッチと、アナログ表示部のアナログ表示値のみをリセットするアナログリセットスイッチと、を備えたデジタルアナログ併用表示型測定器が開示されている。
実用新案登録第3180126号公報 特開平10−132546号公報
しかし、前記特許文献1に開示されたピーク値表示機能付きデジタルノギスにおいては、表示部にピーク値を表示した後にカウント禁止状態を解除するためには、セットキーを操作する必要があるため、複数回連続して測定作業を実施する場合には、測定作業毎にセットキーを押してカウント禁止状態を解除する必要があり、非常に作業効率が悪かった。また、測定作業毎にセットキーを押す必要があると共に、ジョウで被測定物の外径を測定する場合とクチバシで被測定物の内径を測定する場合とで測定モードを切り替えるためにモードスイッチを押す必要があり、これらのスイッチを押し忘れて測定作業を開始すると、先の測定作業時に表示部に表示されたピーク値が次の測定作業時でもそのまま表示されることから、測定ミスを誘発させる原因となっていた。さらに、前記各スイッチを設ける必要があることから装置の小型化が困難であった。
また、前記特許文献1に開示されたデジタルアナログ併用表示型測定器においても同様に、表示部に表示された計数値をゼロリセットするためには、使用者がゼロリセットスイッチを操作する必要があるため、複数回連続して測定作業を実施する場合には、測定作業毎にゼロリセットスイッチを押して表示部に表示された計数値をゼロリセットする必要があり、非常に作業効率が悪かった。さらに、先の測定作業後にゼロリセットスイッチを押し忘れて次の測定作業を開始すると、先の測定作業時に表示部に表示された計数値が次の測定作業時でもそのまま表示されるケースが生じ、測定ミスを誘発させる原因となっていた。
そこで、本発明者は、被測定物に宛がわれる基準面を有する本体と被測定物に宛がわれる測定面を有する測定子とを備え、基準面に対する測定面の変位量に基づいて被測定物の寸法を測定して表示部に表示するデジタル式測定工具において、作業効率を向上し、かつ、リセットし忘れによる測定ミスを無くすことを技術的課題として、その具現化をはかるべく、試行錯誤的に試作・実験を重ねた結果、被測定物に宛がわれる基準面と被測定物に宛がわれる測定面を有する測定子とを備え、測定子に対して測定面を基準面に近づける(基準面から遠ざける)方向へ移動させる付勢力が常に加わっており、基準面に対する測定面の変位量から特定される測定値を表示部に表示するデジタル式測定工具において、測定子へ付勢力に抗する力が加わって測定面が基準面に対して移動することで変動する変位量の中から特定した変位量から得られる測定値を表示部にホールドして表示することによってホールド表示状態に移行し、ホールド表示状態に移行した後、測定子から付勢力に抗する力が除かれて測定面が基準面に近づく(基準面から遠ざかる)ことで変動する変位量が、予め前記特定した変位量より小さく、かつ、測定面を基準面と同一平面上に位置付けた状態で得られる変位量以上(前記特定した変位量より大きく、かつ、測定面を基準面から最も遠ざけた状態で得られる変位量以下)の範囲で設定されたリセット値と一致することによってリセット準備状態に移行し、リセット準備状態に移行した後、再度測定子へ付勢力に抗する力が加わって測定面が基準面に対して移動することで変動する変位量が、リセット値から小さくなる(大きくなる)方へ又はリセット値から所定値以上小さくなる(大きくなる)方へずれることによってホールド表示状態を解除する処理工程を繰り返して実行する制御部を備えれば、、作業効率が向上し、かつ、リセットし忘れによる測定ミスを無くすことができるという刮目すべき知見を得、前記技術的課題を達成したものである。
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって解決できる。
すなわち、本発明に係るデジタル式測定工具は、被測定物に宛がわれる基準面と被測定物に宛がわれる測定面を有する測定子とを備え、測定子に対して測定面を基準面に近づく方向へ移動させる付勢力が常に加わっており、基準面に対する測定面の変位量から特定される測定値を表示部に表示するデジタル式測定工具において、測定子へ付勢力に抗する力が加わって測定面が基準面に対して移動することで変動する変位量の中から特定した変位量から得られる測定値を表示部にホールドして表示することによってホールド表示状態に移行するステップと、ホールド表示状態に移行した後、測定子から付勢力に抗する力が除かれて測定面が基準面に近づくことで変動する変位量が、予め前記特定した変位量より小さく、かつ、測定面を基準面と同一平面上に位置付けた状態で得られる変位量以上の範囲で設定されたリセット値と一致することによってリセット準備状態に移行するステップと、リセット準備状態に移行した後、再度測定子へ付勢力に抗する力が加わって測定面が基準面に対して移動することで変動する変位量が、リセット値から大きくなる方へ又はリセット値から所定値以上大きくなる方へずれることによってホールド表示状態を解除する第3ステップと、を含む処理工程を繰り返して実行する制御部を備えたものである。
また、本発明は、前記デジタル式測定工具において、リセット値が、測定面を基準面と同一平面上に位置付けた状態で得られる変位量又は該変位量より僅かに大きい変位量のものである。
また、本発明は、前記いずれかのデジタル式測定工具が、ノギスのものである。
ものである。
また、本発明に係るデジタル式測定工具は、被測定物に宛がわれる基準面と被測定物に宛がわれる測定面を有する測定子とを備え、測定子に対して測定面を基準面から遠ざける方向へ押しやる付勢力が常に加わっており、基準面に対する測定面の変位量から特定される測定値を表示部に表示するデジタル式測定工具において、測定子へ付勢力に抗する力が加わって測定面が基準面に対して移動することで変動する変位量の中から特定した変位量から得られる測定値を表示部にホールドして表示することによってホールド表示状態に移行するステップと、ホールド表示状態に移行した後、測定子から付勢力に抗する力が除かれて測定面が基準面から遠ざかることで変動する変位量が、予め前記特定した変位量より大きく、かつ、測定面を基準面から最も遠ざけた状態で得られる変位量以下の範囲で設定されたリセット値と一致することによってリセット準備状態に移行するステップと、リセット準備状態に移行した後、再度測定子へ付勢力に抗する力が加わって測定面が基準面に対して移動することで変動する変位量が、リセット値から小さくなる方へ又はリセット値から所定値以上小さくなる方へずれることによってホールド表示状態を解除する第3ステップと、を含む処理工程を繰り返して実行する制御部を備えたものである。
また、本発明は、前記デジタル式測定工具において、リセット値が、測定面を基準面から最も遠ざけた状態で得られる変位量又は該変位量より僅かに小さい変位量のものである。
また、本発明は、前記いずれかのデジタル式測定工具が、デプスゲージ又はダイヤルゲージのものである。
なお、本発明において「付勢力」とは、測定子に対して測定面を基準面に近づける方向へ移動させるように測定子を基準面側へ押す力及び引く力や測定子に対して測定面を基準面から遠ざける方向へ移動させるように測定子を基準面側へ押す力及び引く力を示している。
本発明によれば、複数回の測定作業を連続して実施する際に、使用者が測定作業において測定子に加えた付勢力に抗する力を取り除き再度測定作業を開始するだけで、必ず表示部にホールドして表示された測定値をリセットすることができることから、作業効率が格段に向上する。また、測定作業の一連の動作の中で自動的に表示部にホールドして表示された測定値をリセットすることができ、リセットのし忘れによる測定ミスを無くすことができる。また、リセットボタンを省略することができ、測定工具を小型化できる。
従って、本発明の産業上利用性は非常に高いといえる。
実施の形態1に係るデジタルノギスを示した斜視図である。 図1に示すデジタルノギスにおける本体ケース内の本尺とスライダーを示した概略図である。 図1に示すデジタルノギスにおける本体ケース内の本尺とスライダーを示した概略図である。 図1に示すデジタルノギスに内蔵される回路の構成を示したブロック図である。 図1に示すデジタルノギスの測定工程の処理を示したフロー図である。 図1に示すデジタルノギスで被測定物の外径寸法を測定する過程を示した正面図である。 図1に示すデジタルノギスで被測定物の外径寸法を測定する過程を示した正面図である。 図1に示すデジタルノギスで被測定物の内径寸法を測定する過程を示した正面図である。 実施の形態2に係るデジタルデプスゲージを示した斜視図である。 図1に示すデジタルデプスゲージにおける本体ケース内の測定子を示した概略図である。 図1に示すデジタルデプスゲージにおける本体ケース内の測定子を示した概略図である。 図1に示すデジタルデプスゲージに内蔵される回路の構成を示したブロック図である。 図1に示すデジタルデプスゲージの測定工程の処理を示したフロー図である。 図1に示すデジタルデプスゲージで被測定物の溝の深さを測定する過程を示した正面図である。 図1に示すデジタルデプスゲージで被測定物の溝の深さを測定する過程を示した正面図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
本実施の形態に係るデジタルノギス1は、図1に示すように、使用者が測定作業時に把持する本体ケース2と、本体ケース2に内蔵される本尺3及びスライダー4とから構成されており、本体ケース2は、丸みを帯びた直方体状であり、両幅狭側面の先端側に長孔5が設けられていると共に一方の幅広側面の先端側に表示部6が設けられており、元端側がグリップ部7になっている。また、表示部6の周囲には、各種操作ボタン8a,8b,8cが配置されている。
表示部6の周囲に配置された各種操作ボタン8a,8b,8cのうち、表示部6の両側に配置される操作ボタンは、一方が変位量の基準となる0点を設定するために使用される基準設定ボタン8aであり、他方が測定値をPC等の外部装置(図示せず)へ送信するための送信ボタン8bであり、表示部6から離れて配置される操作ボタンは、電源ボタン8cである。
本尺3は、図2及び図3に示すように、本体ケース2内に動かないように固定されるレール体9と、レール体9の先端側から長手方向に対して直交するように互いに相反する方向へ伸びる本尺ジョウ10及び本尺クチバシ11とから構成されている。そして、本尺ジョウ10は、被測定物に宛がわれる基準面12を本体ケース2の元端側に向けた状態で本体ケース2の一方の長孔5から本体ケース2外へ突出するように配置されており、本尺クチバシ11は、被測定物に宛がわれる基準面13を本体ケース2の先端側に向けた状態で本体ケース2の他方の長孔5のから本体ケース2外へ突出するように配置されている。なお、レール体9には、スライダー4を取り付けるための溝14が長手方向に伸びている。
スライダー4は、レール体9の溝14に対して摺動可能に取り付けられるスライド体15と、スライド体15から伸びて本尺ジョウ10に対して平行に位置付けられるスライダージョウ16(測定子)及び操作片17と、スライド体15から伸びて本尺クチバシ11に対して平行に位置付けられるスライダークチバシ18(測定子)とから構成されている。そして、スライダージョウ16は、被測定物に宛がわれる測定面19を本体ケース2の先端側に向けた状態で本体ケース2の一方の長孔5から本体ケース2外へ突出するように配置されており、スライダークチバシ18は、被測定物に宛がわれる測定面20を本体ケース2の元端側に向けた状態で本体ケース2の他方の長孔5から本体ケース2外へ突出するように配置されている。
また、スライダー4は、レール体9の溝14に嵌め込まれたバネ等の弾性を有する付勢手段21による付勢力(押す力)によって常に本体ケース2(レール体9)の先端側に押された状態になっている。そして、操作片17をフリーにしてスライダー4に対して付勢力に抗する力を加えていない状態において、本尺ジョウ10の基準面12とスライダージョウ16の測定面19とが同一平面上に位置付けられると共に、本尺クチバシ11の基準面13とスライダークチバシ18の測定面20とが同一平面上に位置付けられる(図2参照)。一方、操作片17を本体ケース2の元端側へスライドしてスライダー4に対して付勢力を抗する力を加えることによって、本尺ジョウ10の基準面12とスライダージョウ16の測定面19とが互いに向かい合った状態で離間すると共に、本尺クチバシ11の基準面13とスライダークチバシ18の測定面20とが互いに相反する方向を向いた状態で離間する。これにより、本尺ジョウ10の基準面12とスライダージョウ16の測定面19との間の長さ及び本尺クチバシ11の基準面13とスライダークチバシ18の測定面20との間の長さは常に同一の長さに保持される。
本体ケース2内には、図4に示すように、制御を統括して各種演算を実行する制御部22が設けられており、制御部22には、使用者が指示を出すための各種操作ボタン8a,8b,8cと、基準面12,13に対する測定面19,20の変位量を検出する検出部23と、各種演算プログラムを格納するROM24と、各種データを格納するRAM25と、各種データを表示する表示部6と、各種データをPC等の外部装置へ送信する送信部26とが接続されている。なお、検出部23は、基準面12,13に対する測定面19,20の変位量をアナログ信号として検出するセンサー27と、センサー27で検出されたアナログ信号をデジタル信号からなる検出値に変換するA/D変換回路28とから構成されており、A/D変換回路28で得られた検出値は、制御部22においてROM24に格納された演算プログラムを用いて基準面12,13に対する測定面19,20の実際の移動量を示す単位(cm、mm等)の変位量に換算される。
次に、本実施の形態に係るデジタルノギス1を用いて被測定物の外径寸法を複数回測定する作業工程を図5〜図7に基づいて説明する。
先ず、電源ボタン8cを押して起動する。これにより、検出部23より検出値の検出が開始されると共に、検出値が制御部22によって基準面12に対する測定面19の実際の移動量を示す単位の変位量に換算されて読み込まれる(ステップ1)。続いて、スライダー4をフリーにした後、基準設定ボタン8aを押す。これにより、スライダージョウ16の測定面19が本尺ジョウ10の基準面12と同一平面上に位置付けられた状態となり、この時読み込まれる変位量が以降随時読み込まれる変位量の基準値となる0点としてRAM25に記憶される(ステップ2)。
なお、スライダージョウ16の測定面19が本尺ジョウ10の基準面12と同一平面上に位置付けられた状態で基準設定ボタン8aを押すと、測定面19が基準面12と同一平面上に位置付けられた状態が0点に設定され、以降随時読み込まれる変位量は、基準面12と測定面19との間の長さを示す数値となる。これに伴って、測定面20が基準面13と同一平面上に位置付けられた状態も0点に設定され、以降随時読み込まれる変位量は、基準面13と測定面20との間の長さも示す数値となる。
次に、図6及び図7に示すように、操作片17を操作して測定子34へ付勢力に抗する力を加えることにより、スライダージョウ16の測定面19を本尺ジョウ10の基準面12から離間させて両面12,19の間に被測定物29を挿入した後、操作片17を操作して測定子34から付勢力に抗する力を取り除くことにより、スライダージョウ16の測定面19を本尺ジョウ10の基準面12に近づけて両面12,19を被測定物29の外面に宛がう(以下、「ノギス測定作業」という)。これにより、両面12,19が被測定物29に対して安定して位置付けられるまで変位量が変動し、両面12,19が被測定物29に対して安定して位置付けられると変位量の変動が停止し、所定時間変位量の変動が停止した際に、その時読み込まれる変位量(特定した変位量)を測定値として表示部にホールドして表示することにより、ホールド表示状態に移行する(ステップ3〜6)。
ホールド表示状態に移行した後、両ジョウ10,16の間から被測定物29を取り除き、操作片17をフリーにしてスライダー4から付勢力に抗する力を取り除くことにより、スライダージョウ16の測定面19が付勢力によって自動的に本尺ジョウ10の基準面12に近づいて両面12,19が同一平面上に位置付けられる。これにより、再び両面12,19が同一平面上に位置付けられるまで変位量が変動するが、ホールド表示状態に移行しているため、表示部6には、一定の測定値が表示されたままの状態となる。そして、変動する変位量が、予めリセット値として設定された両面12,19が同一平面上に位置付けた状態で得られる変位量と一致することにより、リセット準備状態に移行する(ステップ7〜9)。
リセット準備状態に移行した後、次のノギス測定作業を開始すると、これに伴って再度変位量が変動する(ステップ10)。この時、変動する変位量がリセット値よりも所定値以上大きくなることにより、ホールド表示状態が解除される(ステップ11,12)。そして、以降、S3〜S12の処理を繰り返し実行することによって複数回連続して測定を行うことができる。
なお、リセット準備状態に移行しても、次のノギス測定作業を開示しなければ、ホールド表示状態が維持されるため、使用者はゆっくりと表示部6に表示された測定値、換言すれば、被測定物29の外径寸法を示す数値を確認することができると共に、送信ボタン8cを押すことによって送信部26を介して外部装置へ送信することができる。
また、被測定物の内径寸法を測定する場合には、図8に示すように、スライダー4をフリーにした状態から操作片17を操作して測定子34へ付勢力に抗する力を加えることにより、スライダージョウ16の測定面19を本尺ジョウ10の基準面12から離間させて両面12,19を被測定物30の内面に宛がえば、被測定物の外径寸法を測定する場合と同様にして被測定物の内径寸法を複数回連続して測定することができる。
本実施の形態におけるホールド表示状態に移行する条件としては、変位量の変動が停止する時間を0.2秒〜3.0秒に設定することが好ましく、より好ましくは0.5秒〜1.0秒である。
また、本実施の形態においては、リセット値として、基準面及び測定面が同一平面上に位置付けた状態で得られる変位量を使用したが、リセット値は、測定値(特定した変位量)よりも小さく、かつ、基準面及び測定面が同一平面上に位置付けた状態で得られる変位量以上であれば、どのような変位量を使用してもよい。但し、リセット値として基準面及び測定面が同一平面上に位置付けた状態で得られる変位量又はその近傍の変位量(当該変位量よりも僅かに大きい変位量)を使用した方が、測定可能な寸法の幅が広くなるため好ましい。具体的には、リセット値として基準面及び測定面が同一平面上に位置付けた状態で得られる変位量又は該変位量よりもα大きい変位量(αは、好ましくは0<α≦5mm、より好ましくは0<α≦3mm)を使用することが好ましい。
また、本実施の形態におけるホールド表示状態を解除する条件としては、変動する変位量のリセット値からのズレ幅を0〜5mmに設定することが好ましく、より好ましくは0.5〜1mmである。なお、リセット値からのズレ幅を0より大きくすることにより、リセット値として基準面及び測定面が同一平面上に位置付けた状態で得られる変位量又はその近傍の変位量を選択した場合に、ホールド準備状態を維持するデジタルノギスのスライダーに誤って触れてホールド表示状態が即座に解除されてしまうことを防止できる。
実施の形態2.
本実施の形態に係るデジタルデプスゲージ31は、図9に示すように、使用者が測定作業時に把持するゲージ本体32と、ゲージ本体32に設けられた基準面33から突出する測定子34とから構成されており、測定子34は、基準面33に対して直交する方向に移動可能になっており、先端面が被測定物に宛がわれる測定面35になっている。
ゲージ本体32は、横向き円柱状のケース36と、ケース36の円周面の内で平坦状に形成された下面に取り付けられる基準板37とから構成されている。なお、使用者がゲージ本体32を把持する場合には、円周面に掌を宛がって一方の側面に添えられる親指と他方の側面に添えられる親指以外の指で摘むようにして把持する。なお、ゲージ本体32の親指が添えられる一方の側面には、表示部38が設けられていると共に、表示部38の周囲に各種操作ボタン39a,39b,39cが配置されている。
表示部38の周囲に配置された各種操作ボタンのうち、表示部37の左右に配置される操作ボタンは、一方が変位量の基準値となる0点を設定するために使用される基準設定ボタン39aであり、他方が測定値をPC等の外部装置(図示せず)へ送信するための送信ボタン39bであり、表示部37から離れて配置される操作ボタンは、電源ボタン39cである。
基準板37は、測定子34を通すことができる貫通孔40を有しており、貫通孔40にケース36から突出する測定子34を通した状態でケース36の平坦状に形成された下面にネジ止めされる。なお、基準板37の基準面33となる下面は、測定子34の移動方向に対して直交する平坦面になっている。
測定子34は、図10及び図11に示すように、ゲージ本体32のケース36内に設けられた長孔41に差し込まれており、長孔41の測定子34よりも奥側に挿入された弾性を有するバネ等の付勢手段42による付勢力(押す力)によって常に基準面33から突出する方向に押された状態になっている。そして、測定子34に対して付勢力に抗する力を加えていない状態において、測定子34が基準面33から最も突出した状態、換言すれば、測定子34の測定面35が基準面33から最も離間した状態(最も遠ざかった状態)になり(図10参照)、測定子4に対して付勢力に抗する力を加えることによって、基準面33と測定子34の測定面35とが同一平面上に位置付けられるまで差し込むことができるようになっている(図11参照)。なお、測定子34は、長孔41側へ突出する突起などの手段(図示せず。)によって長孔41から抜け落ちないようになっている。
ゲージ本体32のケース36内には、図12に示すように、制御を統括して各種演算を実行する制御部43が設けられており、制御部43には、使用者が指示を出すための各種操作ボタン39a,39b,39cと、基準面33に対する測定面35の変位量を検出する検出部44と、各種演算プログラムを格納するROM45と、各種データを格納するRAM46と、各種データを表示する表示部38と、各種データをPC等の外部装置へ送信する送信部47とが接続されている。なお、検出部44は、基準面33に対する測定面35の変位量をアナログ信号として検出するセンサー48と、センサー48で検出されたアナログ信号をデジタル信号からなる検出値に変換するA/D変換回路49とから構成されており、A/D変換回路49で得られた検出値は、制御部43においてROM45に格納された演算プログラムを用いて基準面33に対する測定面35の実際の移動量を示す単位(cm、mm等)の変位量に換算される。
次に、本実施の形態に係るデジタルデプスゲージ1を用いてタイヤ(被測定物)の溝の深さを複数回測定する作業工程を図13〜図15に基づいて説明する。
先ず、電源ボタン39cを押して起動する。これにより、検出部44より検出値の検出が開始されると共に、検出値が制御部43によって変位量に換算されて読み込まれる(ステップ1)。続いて、測定子34の測定面35を適当な平坦面に宛がった状態で基準面33が平坦面に宛がわれるまでゲージ本体32を押し込んだ後、基準設定ボタン39aを押す。これにより、測定子34の測定面35が基準面33と同一平面上に位置付けられた状態となり、この時読み込まれる変位量が以降随時読み込まれる変位量の基準値となる0点としてRAM46に記憶される(ステップ2)。
なお、測定子34の測定面35が基準面33と同一平面上に位置付けられた状態で基準設定ボタン39aを押すと、測定子34の測定面35が基準面33と同一平面上に位置付けられた状態が0点に設定され、以降随時読み込まれる変位量は、基準面33から突出する測定子34の長さを示す数値となる。
次に、図14及び図15に示すように、基準面33から最も突出した状態の測定子34の測定面35をタイヤ50における溝51の下面52に宛がった状態で、ゲージ本体32を押し込んで測定子4に付勢力に抗する力を加えることにより、基準面33をタイヤ50における溝51の上面53に宛がった後、ゲージ本体32を退けて測定子34から付勢力に抗する力を取り除くことにより、測定子34の測定面35を溝51の下面52から離して測定子34を基準面33から最も突出した状態に戻す(以下、「デプスゲージ測定作業」という)。これにより、測定子34が基準面33に対して最も突出した状態から差し込まれた後、再び基準面33に対して最も突出した状態へ戻るまで変位量が変動する(ステップ3)。
この時、最初に読み込まれる変位量、即ち、測定子34が基準面33から最も突出した状態で読み込まれる変位量、換言すれば、測定子34の測定面35が基準面33に対して最も離間した状態(最も遠ざかった状態)で読み込まれる変位量が最小値としてRAM46に記憶される(ステップ4)。そして、以降随時読み込まれる変位量は、その都度RAM46に記憶された最小値と照合されて該RAM46に記憶された最小値よりも小さい場合には、当該変位量が最小値としてRAM46に上書きして記憶される(ステップ5〜7)。そして、RAM46に記憶される最小値(特定した変位量)を測定値として表示部38にホールドして表示することにより、ホールド表示状態に移行する(ステップ8)。従って、本実施の形態におけるホールド表示状態は、デプスゲージ測定作業中にそれまでに測定子34の測定面35が基準面33に対して最も近づいた状態で得られる変位量を測定値として表示部38にホールドして表示する状態を示している。続いて、ホールド表示状態に移行した後、変動する変位量が、予めリセット値として設定された測定子34の測定面35を基準面33に対して最も離間した状態で得られる変位量と一致することにより、リセット準備状態に移行する(ステップ9,10)。
次に、リセット準備状態に移行した後、次のデプスゲージ測定作業を開始すると、これに伴って再度変位量が変動する(ステップ11)。この時、変動する変位量がリセット値よりも所定値以上小さくなることにより、ホールド表示状態が解除される(ステップ12,13)と共に、先の測定作業において最後にRAM46に記憶された最小値がリセットされ、その時読み込まれる変位量が最小値としてRAM46に上書きして記憶される(ステップ4)。そして、以降、S4〜S13の処理を繰り返し実行することによって複数回連続して測定を行うことができる。
なお、リセット準備状態に移行しても、次のデプスゲージ測定作業を開示しなければ、ホールド表示状態が維持されるため、使用者はゆっくりと表示部に表示された測定値、換言すれば、タイヤの溝の深さを示す数値を確認することができると共に、送信ボタンを押すことによって送信部を介して外部装置へ送信することができる。
本実施の形態においては、リセット値として、測定面を基準面に対して最も離間した状態で得られる変位量を使用したが、リセット値は、測定値(特定した変位量)よりも大きく、かつ、測定面を基準面に対して最も離間した状態で得られる変位量以下であれば、どのような変位量を使用してもよい。但し、リセット値として測定面を基準面に対して最も離間した状態で得られる変位量又はその近傍の変位量(当該変位量よりも僅かに小さい変位量)を使用した方が、測定可能な寸法の幅が広くなるため好ましい。具体的には、リセット値として測定面を基準面に対して最も離間した状態で得られる変位量又は該変位量よりもα小さい変位量(αは、好ましくは0<α≦5mm、より好ましくは0<α≦3mm)を使用することが好ましい。
また、本実施の形態におけるホールド表示状態を解除する条件としては、随時読み込まれる変位量のリセット値からのズレ幅を0〜5mmに設定することが好ましく、より好ましくは0.5〜1mmである。なお、リセット値からのズレ幅を0より大きくすることにより、リセット値として測定子を基準面に対して最も離間した状態で得られる変位量又はその近傍の変位量を選択した場合に、ホールド準備状態を維持するデジタルデプスゲージの測定子に誤って触れてホールド表示状態が即座に解除されてしまうことを防止できる。
本実施の形態に係るデジタルデプスゲージで用いた処理は、ダイヤルゲージにも転用することができる。
なお、前記実施の形態1及び2においては、制御部において各ステップの処理を実行する際に用いる変位量として、基準面に対する測定面の実際の移動量を示す単位(cm、mm等)に換算した変位量を用いたが、変位量として、検出値や検出値から換算される他の変位量を用いてもよい。但し、この場合には、検出値や検出値から換算される他の変位量を、基準面に対する測定面の実際の移動量を示す単位(cm、mm等)に換算した後、その換算した数値を測定値として表示部に表示する必要がある。
1 デジタルノギス
2 本体ケース
3 本尺
4 スライダー
5 長孔
6 表示部
7 グリップ部
8 操作ボタン
9 レール体
10 本尺ジョウ
11 本尺クチバシ
12 基準面
13 基準面
14 溝
15 スライド体
16 スライダージョウ
17 操作片
18 スライダークチバシ
19 測定面
20 測定面
21 付勢手段
22 制御部
23 検出部
24 ROM
25 RAM
26 送信部
27 センサー
28 A/D変換回路
29 被測定物
30 被測定物
31 デジタルデプスゲージ
32 ゲージ本体
33 基準面
34 測定子
35 測定面
36 ケース
37 基準板
38 表示部
39 操作ボタン
40 貫通孔
41 長孔
42 付勢手段
43 制御部
44 検出部
45 ROM
46 RAM
47 送信部
48 センサー
49 A/D変換回路
50 タイヤ
51 溝
52 下面
53 上面

Claims (6)

  1. 被測定物に宛がわれる基準面と被測定物に宛がわれる測定面を有する測定子とを備え、測定子に対して測定面を基準面に近づく方向へ移動させる付勢力が常に加わっており、基準面に対する測定面の変位量から特定される測定値を表示部に表示するデジタル式測定工具において、
    測定子へ付勢力に抗する力が加わって測定面が基準面に対して移動することで変動する変位量の中から特定した変位量から得られる測定値を表示部にホールドして表示することによってホールド表示状態に移行するステップと、
    ホールド表示状態に移行した後、測定子から付勢力に抗する力が除かれて測定面が基準面に近づくことで変動する変位量が、予め前記特定した変位量より小さく、かつ、測定面を基準面と同一平面上に位置付けた状態で得られる変位量以上の範囲で設定されたリセット値と一致することによってリセット準備状態に移行するステップと、
    リセット準備状態に移行した後、再度測定子へ付勢力に抗する力が加わって測定面が基準面に対して移動することで変動する変位量が、リセット値から大きくなる方へ又はリセット値から所定値以上大きくなる方へずれることによってホールド表示状態を解除するステップと、
    を含む処理工程を繰り返して実行する制御部を備えたことを特徴とするデジタル式測定工具。
  2. リセット値が、測定面を基準面と同一平面上に位置付けた状態で得られる変位量又は該変位量より僅かに大きい変位量である請求項1記載のデジタル式測定工具。
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載のデジタル式測定工具がノギスであるデジタル式測定工具。
  4. 被測定物に宛がわれる基準面と被測定物に宛がわれる測定面を有する測定子とを備え、測定子に対して測定面を基準面から遠ざける方向へ移動させる付勢力が常に加わっており、基準面に対する測定面の変位量から特定される測定値を表示部に表示するデジタル式測定工具において、
    測定子へ付勢力に抗する力が加わって測定面が基準面に対して移動することで変動する変位量の中から特定した変位量から得られる測定値を表示部にホールドして表示することによってホールド表示状態に移行するステップと、
    ホールド表示状態に移行した後、測定子から付勢力に抗する力が除かれて測定面が基準面から遠ざかることで変動する変位量が、予め前記特定した変位量より大きく、かつ、測定面を基準面から最も遠ざけた状態で得られる変位量以下の範囲で設定されたリセット値と一致することによってリセット準備状態に移行するステップと、
    リセット準備状態に移行した後、再度測定子へ付勢力に抗する力が加わって測定面が基準面に対して移動することで変動する変位量が、リセット値から小さくなる方へ又はリセット値から所定値以上小さくなる方へずれることによってホールド表示状態を解除するステップと、
    を含む処理工程を繰り返して実行する制御部を備えたことを特徴とするデジタル式測定工具。
  5. リセット値が、測定面を基準面から最も遠ざけた状態で得られる変位量又は該変位量より僅かに小さい変位量である請求項記載のデジタル式測定工具。
  6. 請求項4又は5のいずれかに記載のデジタル式測定工具がデプスゲージ又はダイヤルゲージであるデジタル式測定工具。
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