JP6601679B2 - 判定装置、判定方法、および判定プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、移動体の走行について判定を行う判定装置、判定方法、および判定プログラムに関する。
近年、車両の運転者を支援するために様々な運転支援技術が開発されている。例えば、車両が交差点に近付いた場合に、交差点付近の領域を複数の領域に分割し、分割した領域のうち歩行者が存在する領域に所定のマークを表示することで、歩行者の位置を運転者に認識させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−346657号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術は、車両が歩道を横断して車道に出る場合に、運転支援を行うものではない。
本発明の目的は、車両が安全に歩道を横断できる判定装置、判定方法、および判定プログラムを提供することである。
本発明の一態様に係る判定装置は、車両が存在する位置と非歩道領域との間にある歩道領域の情報、および、前記歩道領域において認識された所定の対象物の情報を受け取る入力部と、前記歩道領域の情報に基づいて、前記歩道領域を、前記車両に最も近い第1の部分領域と前記非歩道領域に面する第2の部分領域とを少なくとも含む複数の部分領域に分割して認識し、前記対象物の情報に基づいて、前記複数の部分領域のうち、前記車両が横断できる範囲を判定する制御部と、を備える構成を採る。
本発明の一態様に係る判定方法は、車両が存在する位置と非歩道領域との間にある歩道領域の情報、および、前記歩道領域において認識された所定の対象物の情報を受け取る工程と、前記歩道領域の情報に基づいて、前記歩道領域を、前記車両に最も近い第1の部分領域と前記非歩道領域に面する第2の部分領域とを少なくとも含む複数の部分領域に分割して認識する工程と、前記対象物の情報に基づいて、前記複数の部分領域のうち、前記車両が横断できる範囲を判定する工程と、を含むようにした。
本発明の一態様に係る判定プログラムは、車両が存在する位置と非歩道領域との間にある歩道領域の情報、および、前記歩道領域において認識された所定の対象物の情報を受け取る処理と、前記歩道領域の情報に基づいて、前記歩道領域を、前記車両に最も近い第1の部分領域と前記非歩道領域に面する第2の部分領域とを少なくとも含む複数の部分領域に分割して認識する処理と、前記対象物の情報に基づいて、前記複数の部分領域のうち、前記車両が横断できる範囲を判定する処理と、をコンピュータに実行させるようにした。
本発明によれば、車両が安全に歩道を横断できる。
本発明の実施の形態に係る運転支援システムおよび判定装置の構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る歩道領域、非歩道領域、および対象物の一例を示す図 本発明の実施の形態に係る判定装置の動作の流れの一例を示すフロー図 本発明の変形例1に係る複数の部分領域の一例を示す図 本発明の変形例1に係る複数の部分領域の一例を示す図 本発明の変形例1に係る複数の部分領域の一例を示す図 本発明の変形例2に係る運転支援システムの構成の一例を示すブロック図 本発明の変形例3に係る複数の部分領域の一例を示す図 各部の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施の形態において、同一機能を有する構成には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図1を用いて、本実施の形態に係る運転支援システム100および判定装置120の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る運転支援システム100および判定装置120の構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態では、運転支援システム100が車両に適用されたものとして説明する。
運転支援システム100は、認識装置110、判定装置120、および車両制御装置130を備える。また、判定装置120は、入力部121および制御部122を備える。
また、運転支援システム100は、図示しない検知装置を備える。検知装置は、車室内または車室外に搭載されるセンサであり、例えば、センシングカメラ、レーザセンサ、または、ミリ波レーダ等である。検知装置は、車両の周辺環境(少なくとも車両の前方の環境)を検知し、検知結果の情報を認識装置110へ出力する。なお、検知装置による検知技術は、公知技術であるため、その詳細な説明は省略する。
認識装置110は、検知装置から受け取った検知結果の情報に基づいて、歩道領域、非歩道領域、および、歩道領域に存在する所定の対象物(例えば、歩行者、自転車等)を認識する。非歩道領域とは、歩道領域に面した、歩道領域以外の領域であり、例えば、車道、車庫または駐車場などである。歩道領域および非歩道領域の具体例については、図2を用いて後述する。
認識装置110で行われる認識処理では、検知結果の情報の種類に応じて、例えばパタンマッチングまたはクラスタリングなどが用いられる。なお、認識装置110による認識技術は、公知技術であるため、その詳細な説明は省略する。
認識装置110は、認識結果としての、歩道領域情報、非歩道領域情報、および対象物情報を、判定装置120の入力部121へ出力する。歩道領域情報は、例えば、非歩道領域に対する相対位置などの情報を含む。非歩道領域情報は、歩道領域に対する相対位置などの情報を含む。対象物情報は、対象物の種類、位置、速度などの情報を含む。
ここで、図2を用いて、認識装置110により認識される、歩道領域、非歩道領域、および対象物の一例について説明する。図2は、歩道領域および非歩道領域を真上から見た図である。ただし、歩道領域に存在する対象物については、その対象物を側面が見た状態で示している。
図2において、AおよびBは非歩道領域であり、Cは歩道領域である。非歩道領域Aは、例えば駐車場または車庫などであり、非歩道領域Bは、例えば車道である。図2の例では、非歩道領域Aに、運転支援システム100を搭載した車両Vが存在している。
歩道領域Cは、非歩道領域Aと非歩道領域Bの間にあり、非歩道領域A、Bのそれぞれに面している。図2の例では、歩道領域Cに、歩行者P1、自転車に乗った人(以下、自転車という)P2が存在している。
車両Vに搭載された認識装置110は、非歩道領域A、非歩道領域B、および歩道領域Cを認識し、非歩道領域A、Bに関する非歩道領域情報、および、歩道領域Cに関する歩道領域情報を判定装置120へ出力する。
また、車両Vに搭載された認識装置110は、歩道領域C上の歩行者P1および自転車P2を認識し、歩行者P1、自転車P2に関する対象物情報を判定装置120へ出力する。
以上、認識装置110により認識される、歩道領域、非歩道領域、および対象物の一例について説明した。以下、図1の説明に戻る。
入力部121は、認識装置110から、歩道領域情報、非歩道領域情報、および対象物情報を受け取り、それらの情報を制御部122へ出力する。
制御部122は、入力部121から、歩道領域情報、非歩道領域情報、および対象物情報を受け取ると、それらの情報に基づいて各種処理を行う。例えば、まず、制御部122は、歩道領域情報と非歩道領域情報に基づいて、歩道領域を、複数の部分領域に分割して認識する。次に、制御部122は、対象物情報に基づいて、複数の部分領域のうち、車両が横断できる範囲を判定する。
ここで、図2を用いて、制御部122による上記処理の具体例について説明する。以下の処理は、例えば、非歩道領域Aに存在する車両Vが、歩道領域Cを横断して、非歩道領域Bへ進入しようとする場合に行われる。
まず、制御部122は、非歩道領域A(車両Vの現在位置と言い換えてもよい)と非歩道領域Bとの間に歩道領域Cが存在することを認識する。
次に、制御部122は、歩道領域Cを、車両Vに最も近い第1の部分領域C1と、非歩道領域Bに面する第2の部分領域C2とに分割し、第1の部分領域C1および第2の部分領域C2を認識する。なお、歩道領域Cの分割数は、予め設定されていてもよいし、歩道領域Cの幅に応じて制御部122が決定してもよい。
次に、制御部122は、第1の部分領域C1、第2の部分領域C2の順(昇順)に対象物の有無を判定する。
すなわち、まず、制御部122は、第1の部分領域C1に対象物が存在するか否かを判定する。
第1の部分領域C1に対象物が存在する場合、制御部122は、車両Vが横断できる範囲はない(換言すれば、車両Vは第1の部分領域C1を横断できない)と判定する。
一方、第1の部分領域C1に対象物が存在しない場合、制御部122は、第2の部分領域C2に対象物が存在するか否かを判定する。
第2の部分領域C2に対象物が存在する場合、制御部122は、車両Vが横断できる範囲は第1の部分領域C1である(換言すれば、車両Vは第1の部分領域C1まで横断できる)と判定する。図2の場合では、第1の部分領域C1に対象物が存在せず、第2の部分領域C2に対象物(歩行者P1と自転車P2)が存在するため、車両Vが横断できる範囲は、第1の部分領域C1であると判定されることになる。
一方、第2の部分領域C2に対象物が存在しない場合、制御部122は、車両Vが横断できる範囲は第1の部分領域C1および第2の部分領域C2である(換言すれば、車両Vは第2の部分領域C2まで横断できる)と判定する。
以上、制御部122による処理の具体例について説明した。以下、図1の説明に戻る。
次に、制御部122は、判定の結果(車両が横断できる範囲)を示す判定結果情報を、車両制御装置130へ出力する。
車両制御装置130は、車両において用いられる機器を制御する装置である。車両において用いられる機器としては、例えば、走行機器または表示機器などが挙げられる。
ここで、車両制御装置130が走行機器を制御する場合の具体例について、図2を用いて説明する。
例えば、判定結果情報が、車両Vが横断できる範囲はない旨を示す場合、車両制御装置130は、車両の走行を禁止する旨の制御信号を走行機器へ出力する。走行機器は、その制御信号に基づいて、走行を禁止するように車両を制御する。これにより、車両は、非歩道領域Aから第1の部分領域C1へ進行することができない。
また、例えば、判定結果情報が、車両Vが横断できる範囲が第1の部分領域C1である旨を示す場合、車両制御装置130は、第1の部分領域C1まで車両Vの走行を許可する旨の制御信号を走行機器へ出力する。走行機器は、その制御信号に基づいて、走行を許可するように車両Vを制御する。これにより、車両Vは、第1の部分領域C1へ進行することができる。
また、例えば、判定結果情報が、車両Vが横断できる範囲が第1の部分領域C1および第2の部分領域C2である旨を示す場合、車両制御装置130は、第2の部分領域C2まで車両Vの走行を許可する旨の制御信号を走行機器へ出力する。走行機器は、その制御信号に基づいて、走行を許可するように車両Vを制御する。これにより、車両Vは、第2の部分領域C2へ進行することができ、その後、非歩道領域Bへ進入することができる。
次に、車両制御装置130が表示機器を制御する場合の具体例について説明する。
例えば、判定結果情報が、車両Vが横断できる範囲はない旨を示す場合、車両制御装置130は、その旨を示す画像を生成する旨の制御信号を表示機器へ出力する。表示機器は、その制御信号に基づいて、第1の部分領域C1に進入不可能である旨の画像を生成し、その画像を所定の表示媒体へ出力する。これにより、車両の乗員は、第1の部分領域C1へ進入することができないことを知ることができる。
また、例えば、判定結果情報が、車両Vが横断できる範囲が第1の部分領域C1である旨を示す場合、車両制御装置130は、その旨を示す画像を生成する旨の制御信号を表示機器へ出力する。表示機器は、その制御信号に基づいて、第1の部分領域C1に進入可能である旨の画像を生成し、その画像を所定の表示媒体へ出力する。これにより、車両の乗員は、第1の部分領域C1へ進入可能であることを知ることができる。
また、例えば、判定結果情報が、車両Vが横断できる範囲が第1の部分領域C1および第2の部分領域C2である旨を示す場合、車両制御装置130は、その旨を示す画像を生成する旨の制御信号を表示機器へ出力する。表示機器は、その制御信号に基づいて、第1の部分領域C1および第2の部分領域C2に進入可能である旨の画像を生成し、その画像を所定の表示媒体へ出力する。これにより、車両の乗員は、第2の部分領域C2まで進入可能であり、非歩道領域Bへ進入できることを知ることができる。
なお、上記表示機器の制御の説明では、画像の出力を例に挙げたが、これに限定されず、車両の乗員が判定結果情報の内容を識別可能な手段(例えば、音声の出力、座席の振動等)が用いられてもよい。
また、上述した判定装置120における動作は、自動運転の実行時またはマニュアル運転の実行時のいずれにおいても有効である。
以上、運転支援システム100および判定装置120の構成について説明した。
次に、図3を用いて、判定装置120における判定処理について説明する。図3は、判定装置120における判定処理の流れを示すフロー図である。本フローは、例えば、非歩道領域Aに存在する車両Vが、歩道領域Cを横断して、非歩道領域Bへ進入しようとする際に実施される。
まず、入力部121は、認識装置110から、歩道領域情報、非歩道領域情報、および対象物情報を受け取る(ステップS101)。そして、入力部121は、受け取ったそれらの情報を制御部122へ出力する。
次に、制御部122は、入力部121から受け取った歩道領域情報および非歩道領域情報に基づいて、歩道領域をN(Nは2以上の整数)分割し、第1〜第Nの部分領域を認識する(ステップS102)。分割対象となる歩道領域は、車両の存在位置と、非歩道領域(車両の存在位置を含む非歩道領域とは異なる領域)との間にある。第1の部分領域は、車両の存在位置に最も近い領域であり、第Nの部分領域は、非歩道領域(車両の存在位置を含む非歩道領域とは異なる領域)に面する領域である。
次に、制御部122は、対象物の有無の判定対象となる部分領域を表す値nを、1に設定する(ステップS103)。
次に、制御部122は、第nの部分領域に対象物が存在するか否かを判定する(ステップS104)。
第nの部分領域に対象物が存在しない場合(ステップS104:NO)、制御部122は、nをインクリメントし(ステップS105)、再びステップS104の判定を行う。
一方、第nの部分領域に対象物が存在する場合(ステップS104:YES)、制御部122は、nが1であるか否かを判定する(ステップS106)。
nが1である場合(ステップS106:YES)、制御部122は、車両は第1の部分領域を横断できないと判定する(ステップS107)。
nが1ではない場合(ステップS106:NO)、制御部122は、車両は第n−1の部分領域まで横断できると判定する(ステップS108)。
次に、制御部122は、判定結果情報を車両制御装置130へ出力する(ステップS109)。
以上、判定装置120における判定処理について説明した。
本発明の実施の形態によれば、歩道領域を、車両に最も近い第1の部分領域と非歩道領域に面する第2の部分領域とを少なくとも含む複数の部分領域に分割して認識し、対象物の情報に基づいて、複数の部分領域のうち、車両が横断できる範囲を判定する。これにより、車両が歩道を横断して車道へ進行する際に、安全に歩道を横断することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下、各変形例について説明する。
(変形例1)
実施の形態では、歩道領域が2つの部分領域に分割される場合を例に挙げて説明したが、3つ以上の部分領域に分割されてもよい。例えば、図4に示すように、歩道領域Cは、第1の部分領域C1、第2の部分領域C2、第3の部分領域C3に分割されてもよい。この場合、第3の部分領域C3が非歩道領域Bに面する。
また、これらの部分領域の形状および大きさは、同一でなくてもよい。例えば、図5または図6に示すように、第1の部分領域C1、第2の部分領域C2、および第3の部分領域C3の形状および大きさは、異なってもよい。
(変形例2)
実施の形態では、歩道領域および非歩道領域が認識装置110により認識され、その認識結果としての歩道領域情報および非歩道領域情報が認識装置110から入力部121へ出力される場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。
例えば、図7に示すように、入力部121は、歩道領域情報および非歩道領域情報を含む地図データベースを記憶した記憶装置140から、歩道領域情報および非歩道領域情報を受け取ってもよい。
なお、図7では、記憶装置140が運転支援システム100に備えられるように図示したが、記憶装置140は、運転支援システム100の外部に備えられてもよい。その場合、例えば、運転支援システム100は、その記憶装置140と無線通信を行い、歩道領域情報および非歩道領域情報を受信する。
(変形例3)
実施の形態では、歩道領域の分割は1度のみ行われる場合を例に挙げて説明したが、複数回行われてもよい。この場合について、図8を用いて説明する。図8は、制御部122により車両Vが第1の部分領域C1まで横断できると判定された後、車両Vが第1の部分領域C1に進入した状態を示す図である。
図8において、制御部122は、車両Vが位置する第1の部分領域C1と非歩道領域Bとの間の歩道領域(図8の例では、第2の部分領域C2)を、さらに複数の部分領域に分割する。例えば、図8に示すように、制御部122は、第2の部分領域C2を、部分領域C21と部分領域C22に分割して認識する。この場合、部分領域C21、C22の順に対象物の有無の判定が行われる。
なお、第2の部分領域C2の分割数を2としたが、分割数は3以上であってもよい。
また、車両Vが進入した部分領域と非歩道領域Bとの間に複数の部分領域が設定されている場合には、複数の部分領域を1つの部分領域とみなし、その1つの部分領域をさらに分割してもよい。例えば、図4において、車両Vが第1の部分領域C1へ進入した場合、第2の部分領域C2と第3の部分領域C3を合わせて1つの部分領域とみなし、その部分領域を所定数に分割してもよい。
車両Vが第1の部分領域C1に進入するまでの間に、第2の部分領域C2において対象物の位置、数が変化する場合がある。本変形例によれば、そのような場合でも、車両Vが第1の部分領域C1を横断した後で、さらに第2の部分領域C2を複数の部分領域に分割し、それらの部分領域における対象物の有無を判定するため、歩道領域Cの状況変化に応じた判定を実現できる。
以上、本発明の各変形例について説明した。なお、各変形例は、任意に組み合わせてもよい。
実施の形態および各変形例における各部の機能は、プログラムにより実現されてもよい。その場合におけるコンピュータのハードウェア構成例を図9に示す。
図9に示すように、コンピュータ2100は、入力ボタン、タッチパッドなどの入力装置2101、ディスプレイ、スピーカなどの出力装置2102、CPU(Central Processing Unit)2103、ROM(Read Only Memory)2104、RAM(Random Access Memory)2105を備える。また、コンピュータ2100は、ハードディスク装置、SSD(Solid State Drive)などの記憶装置2106、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置2107、ネットワークを介して通信を行う送受信装置2108を備える。上述した各部は、バス2109により接続される。
そして、読取装置2107は、上記各部の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置2106に記憶させる。あるいは、送受信装置2108が、ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各部の機能を実現するためのプログラムを記憶装置2106に記憶させる。
そして、CPU2103が、記憶装置2106に記憶されたプログラムをRAM2105にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAM2105から順次読み出して実行することにより、上記各部の機能が実現される。また、プログラムを実行する際、RAM2105または記憶装置2106には、実施の形態および各変形例で述べた各種処理で得られた情報が記憶され、適宜利用される。
本発明に係る判定装置、判定方法、および判定プログラムは、車両が歩道を横断する場合における車両の走行について判定する技術全般に有用である。
100 運転支援システム
110 認識装置
120 判定装置
121 入力部
122 制御部
130 車両制御装置
140 記憶装置
2100 コンピュータ
2101 入力装置
2102 出力装置
2103 CPU
2104 ROM
2105 RAM
2106 記憶装置
2107 読取装置
2108 送受信装置
2109 バス

Claims (7)

  1. 車両が存在する位置と非歩道領域との間にある歩道領域の情報、および、前記歩道領域において認識された所定の対象物の情報を受け取る入力部と、
    前記歩道領域の情報に基づいて、前記歩道領域を、前記車両に最も近い第1の部分領域と前記非歩道領域に面する第2の部分領域とを少なくとも含む複数の部分領域に分割して認識し、前記対象物の情報に基づいて、前記複数の部分領域のうち、前記車両が横断できる範囲を判定する制御部と、
    を備える判定装置。
  2. 前記入力部は、
    前記歩道領域と前記非歩道領域を識別可能な認識装置から、前記歩道領域の情報を受け取る、
    請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記入力部は、
    前記歩道領域の情報を含む地図データベースを記憶した記憶装置から、前記歩道領域の情報を受け取る、
    請求項1に記載の判定装置。
  4. 前記制御部は、
    前記歩道領域の幅に応じて、前記歩道領域の分割数を決定する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の判定装置。
  5. 前記制御部は、
    判定した前記車両が横断できる範囲まで前記車両が進んだ後、該車両が位置する部分領域と前記非歩道領域の間の前記歩道領域を、さらに複数の部分領域に分割して認識し、
    認識した該複数の部分領域のうち、前記車両が横断できる範囲を判定する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の判定装置。
  6. 車両が存在する位置と非歩道領域との間にある歩道領域の情報、および、前記歩道領域において認識された所定の対象物の情報を受け取る工程と、
    前記歩道領域の情報に基づいて、前記歩道領域を、前記車両に最も近い第1の部分領域と前記非歩道領域に面する第2の部分領域とを少なくとも含む複数の部分領域に分割して認識する工程と、
    前記対象物の情報に基づいて、前記複数の部分領域のうち、前記車両が横断できる範囲を判定する工程と、
    を含む判定方法。
  7. 車両が存在する位置と非歩道領域との間にある歩道領域の情報、および、前記歩道領域において認識された所定の対象物の情報を受け取る処理と、
    前記歩道領域の情報に基づいて、前記歩道領域を、前記車両に最も近い第1の部分領域と前記非歩道領域に面する第2の部分領域とを少なくとも含む複数の部分領域に分割して認識する処理と、
    前記対象物の情報に基づいて、前記複数の部分領域のうち、前記車両が横断できる範囲を判定する処理と、
    をコンピュータに実行させる判定プログラム。
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