JP6599770B2 - 動作シミュレータ - Google Patents

動作シミュレータ Download PDF

Info

Publication number
JP6599770B2
JP6599770B2 JP2015546095A JP2015546095A JP6599770B2 JP 6599770 B2 JP6599770 B2 JP 6599770B2 JP 2015546095 A JP2015546095 A JP 2015546095A JP 2015546095 A JP2015546095 A JP 2015546095A JP 6599770 B2 JP6599770 B2 JP 6599770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
motion
motion control
base
occupant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015546095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016502686A (ja
Inventor
カークマン、デイヴィッド
Original Assignee
ウィリアムズ グランプリ エンジニアリング リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウィリアムズ グランプリ エンジニアリング リミテッド filed Critical ウィリアムズ グランプリ エンジニアリング リミテッド
Publication of JP2016502686A publication Critical patent/JP2016502686A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6599770B2 publication Critical patent/JP6599770B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B9/00Simulators for teaching or training purposes
    • G09B9/02Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft
    • G09B9/08Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft for teaching control of aircraft, e.g. Link trainer
    • G09B9/12Motion systems for aircraft simulators
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B9/00Simulators for teaching or training purposes
    • G09B9/02Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft
    • G09B9/04Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft for teaching control of land vehicles
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B9/00Simulators for teaching or training purposes
    • G09B9/02Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft
    • G09B9/06Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft for teaching control of ships, boats, or other waterborne vehicles
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B9/00Simulators for teaching or training purposes
    • G09B9/02Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft
    • G09B9/52Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft for teaching control of an outer space vehicle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、例えば6自由度の動作で、動作状態シミュレータ乗員ステーションなどの動作を制御する動作制御装置に関する。
スチュアートプラットフォームあるいは六脚体は、6本の伸縮式支柱によってベースに対して制御される使用者プラットフォームを有する。該支柱は、プラットフォームと使用者の全重量を受ける。該装置は、非常に大型で重くなり得る。十分な動きを得るための支柱によって得られる動きの範囲が大きいために、装置の高さは非常に高くなり得、動作シミュレータへの出入りには、かなりのステップ数を有する階段が必要となり得る。さらに、装置の稼働中にシミュレータ下で人間と物が押し潰されないように、プラットフォーム下には大容積のデッドスペースを確保する必要がある。この種の構成を有する支柱は比較的強力でなければならず、水平動作に対して高帯域を得ること、および高い水平力と加速度を得ることは困難である。この種のシミュレータは、高い水平力と加速度をシミュレートする必要がないタイプの航空機には有用であり得るが、自動車レーシングカーなどの一部の実際の車両では、例えば、ブレーキ時や加速時およびコーナリング時に非常に高い水平力と加速度を受け得るため、普遍的に現実的であるとは言えない。
英国特許出願公開第2378687号には、4つの動作制御装置が設けられた動作シミュレータが開示されており、それぞれの動作制御装置は、直線軌道に沿って摺動可能な第2の支持物に枢動可能に接続されたロッカーアームの形態の第1の支持物を有する。該4つのロッカーアームは、シングルシートのボディタブ(tub)を支えるプラットフォームを支持する2つの支持レールに枢動可能に接続されている。また、それぞれの動作制御装置は、ロッカーアームと第2の支持物との枢動接続の軸から遠い位置で、ロッカーアームに枢動可能に接続された第3の支持物も備える。第3の支持物は第2の支持物に対して可動であり、この相対的動きによって、ロッカーアームは第2の支持物周りに回転する。開示された配置によって、6自由度、すなわち、3つの直交軸周りの回転プラス、サージ前後並進、ヒーブ上下並進およびスウェイ左右並進を有する動作シミュレーションが可能である。しかしながら、比較的小型のモータを用いたロッカーアーム配置では、高度のヒーブとサージを得ることは困難であることがわかった。その課題としては、所望の動作範囲を達成するためにはロッカーを比較的大型にしなければならないことが挙げられるが、このロッカーサイズの増加によって、システムの剛性が不足することになる。剛性が不足すると、システムにおける良好な変位、速度および周波数応答帯域幅の達成が困難となる。
本発明は、従来技術の少なくとも1つの問題を少なくともある程度緩和することを目標とする。本発明の別の目的は、有用な動作制御装置を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、例えば6自由度の動きで、動作シミュレータ乗員ステーションなどの動作を制御する少なくとも1つの動作制御装置が提供される。この装置は、第2の支持物に対する第1の支持物の高さを制御する少なくとも1つの高さ制御部を備える。高さ制御部は、くさび作用によって、第2の支持物に対する第1の支持物の高さをくさび割りで制御するように配置されたくさびを含む。
このくさびは非常に有利である。該装置は、動作を付与する主要な方法として、従来の装置ほどねじれや曲げの影響を受けない。該装置は、サージとヒーブを含む6自由度すべてにおける例外的に良好な性能を含めて、良好な変位、速度および周波数帯域幅が達成され得る6自由度を有するシミュレータ内に組み込まれ得る。また有利なことに、この装置によって、ロッカーアームデザインより、ヒーブ応答曲線に対してかなりより線形のモータ力が可能となる。
好適な実施形態では、該装置は、動作シミュレータの動作を付与するものであってもよく、該高さ制御部は、第1の支持物の高さを位置付ける可動性の高さ決め装置を備えていてもよく、該くさびは、くさび作用により、第2の支持物に対する第1の支持物の高さをくさび割りで位置付けるように配置されている。
第1の支持物は、第2の支持物に対して傾斜路に沿って移動できるように、第2の支持物に対して並進可能に接続されていてもよい。
本発明の第2の態様によれば、例えば6自由度の動きで、動作シミュレータ乗員ステーションなどの動作を制御する少なくとも1つの動作制御装置が提供される。この装置は、第2の支持物に対する第1の支持物の高さを制御する少なくとも1つの高さ制御部を備える。第1の支持物は、第2の支持物に対して傾斜路に沿って移動できるように、第2の支持物に対して並進可能に接続される。
傾斜路に沿った並進は非常に有利である。該装置は、動作を付与する主な方法として、ねじれや曲げには依存していない。該装置は、サージとヒーブを含む6自由度すべてにおける例外的に良好な性能を含めて、良好な変位、速度および周波数帯域幅が達成され得る6自由度を有するシミュレータ内に組み込まれ得る。また有利なことに、この装置によって、ロッカーアームデザインより、ヒーブ応答曲線に対してかなりより線形のモータ力が可能となる。
該高さ制御部は、くさび作用により、第1および第2の支持物間の相対的動作を制御するくさびを含んでもよい。該傾斜路は、斜面(すなわち平面)内または実質的に斜面内にあってもよく、かつ、好ましくは直線または実質的に直線である。動作制御装置は、使用中は、該斜面が水平に対して約20〜40°の角度に設定されるように構成されていてもよい。この角度は約25〜30°であってもよい。あるいは、この角度は、好適には約10〜60°であり、例えば約15〜45°であり、より典型的には20〜40°であり、一部の実施形態では約25〜35°であり、一部の具体的な例では約26.5〜27°または約30°である。約25〜30°の角度で、第2の支持物に対する第1の支持物の約2単位の距離の水平動作によって、これらの2つの間で約1単位の距離の相対的垂直動作が生じる。これは、比較的小型で軽量のモータで約2:1の動作比が得られる十分に剛性のシステムで、動作制御において良好な変位、速度および周波数帯域幅が得られ、また、高度のヒーブとサージが可能になるために有利である。
あるいは、該傾斜路は概ね平面であっても、あるいはわずかに湾曲していてもよい。
第2の支持物の傾斜面に沿った第1の支持物の移動をガイドするガイド手段を備えていてもよい。ガイド手段は、好適には、キャリッジを含んでもよい。キャリッジは、好適には、実質的に摩擦を生じなくてもよい。傾斜路が平面の場合は、従って、第1および第2の支持物間の反力は有利なことに、該傾斜路に対して垂直であり得、さらに有利なことに、曲がりやその他のゆがみを最小化することによって、装置のがたつきの最小化に役立ち、これによって、動作指令に対して高周波応答が可能となる。
第1の支持物は、乗員支持レールなどの乗員支持部材に接続されるように配置された枢動接続または柔軟な接続を備えていてもよい。乗員支持レールは、枢動接続によって、第1の支持物に対して3自由度で回転し得る。枢動接続は、低摩擦が得られるジンバル配置を含んでいてもよい。しかしながら、玉継手やたわみ継手などの、3自由度の回転が得られる他の配置も考えられる。
第2の支持物に対して第1の支持物を駆動するために、リニア駆動モータなどのモータを設けてもよい。
ベース支持物に沿った第2の支持物の移動をガイドするガイド手段を設けてもよい。
本発明のさらなる態様によれば、乗員ハウジング支持構造物と、本発明の前述の態様のいずれかまたは両方に記載の第1の動作制御装置と、ベース支持物と、を備える動作シミュレータであって、該第1の動作制御装置は、該ベース支持物から該乗員ハウジング支持構造物を支持している動作シミュレータが提供される。
第2の支持物をベース支持物に沿って駆動するモータを設けてもよい。
第2の支持物に対して第1の支持物を駆動するモータは、ロッドによって第1の支持物に接続された第3の支持物をベース支持物に沿って駆動するように適合させ得る。
他の実施形態では、該第3の支持物は省略されてもよく、また、第1の支持物は、第1および第2の支持物間で作動するアクチュエータまたはモータによって、第2の支持物に沿って直接駆動されてもよい。
第2の支持物に対して、第1の支持物を実質的に(あるいは全く)回転させることなく移動させるように、第1および第3の支持物間で負荷を移動させるように構成された該ロッドは、第1および第3の支持物のそれぞれに枢動可能に接続されていてもよい。第1の支持物が、第2の支持物に対して、動作終了点間のある動作点にある場合、該ロッドは、実質的に水平姿勢を取るように配置されていてもよい。この動作点は、概ね相対的動作の中央点にあってもよい。従って、第2の支持物に対する第1の支持物の動作応答は、第1の支持物に対する第3の支持物の動作に応じて実質的にリニアであってもよい。なぜなら、該ロッドの実質的に水平姿勢からの第3の支持物周りの回転は、ロッドの遠心端では、初期には著しい水平動作を生じないためである。従って、例えば、第1の支持物の動作の鉛直成分に対する第3の支持物の水平移動の実質的に2:1の比は、動作エンベロープ全体に亘って維持されてもよい。
ベース支持物は、リニアモータ駆動レールを備えていてもよい。
ベース支持物は、第1のベースレールと、乗員ハウジング支持構造物の一方の側で第1のベースレール上に位置する第1の動作制御装置と、前記乗員ハウジング支持構造物の反対側で第1のベースレール上またはその延長上に位置する第2の前記動作制御装置と、を備えていてもよい。
乗員ハウジング支持構造物は、乗員キャリアベース部材(またはキャリアプラットフォームまたはシャーシ)を備えていてもよく、第1の乗員支持レールは、第1の動作制御装置の第1の支持物と(例えば摺動可能に)乗員キャリアベース部材とに接続されていてもよく、第2の乗員支持レールは、第2の動作制御装置の第1の支持物と(例えば摺動可能に)乗員キャリアベース部材とに接続されていてもよい。
第1および第2の動作制御装置の乗員支持レールは、V字状などのように、互いに非平行に構成されてもよく、それによって、第1および第2の動作制御装置の第1の支持物の互いに接近するか離れる方向の相対的動作によって、乗員キャリアベース部材は、動作シミュレータの概ね前後方向であり得る実質的に垂直方向に摺動する。
動作シミュレータは、第2のベースレールの形態の第2の前記ベース支持物を備えていてもよく、第2のベースレールは、第1のベースレールから離間していてもよく、好適にはそれに平行であってもよい。第3および第4の前記動作制御装置は、第2のベースレールにおける乗員ハウジング支持構造物の前記一方側および他方側のそれぞれに、また第1および第2の動作制御装置から前後方向に離間して設けられてもよい。
第1および第2の動作制御装置か、あるいは第3および第4の動作制御装置の第1の支持物は、第1および第2の乗員支持レールに摺動可能に接続されていてもよい。第3および第4の動作制御装置が、動作シミュレータの使用者に概ね面した方向で画定される前方方向を有する該シミュレータの第1および第2の動作制御装置に対する後方位置に存在する場合、第3および第4の動作制御装置は、第1および第2の乗員支持レールに摺動可能に接続されていてもよい。この摺動という特徴によって、ヨーやピッチなどの動作は、動作制御装置の第1の支持物間の可変距離の吸収能を有する動作シミュレータによって吸収される。また、レールも、第1および第2の動作制御装置に対して前方に延在することを防止し得る。
動作シミュレータは、乗員キャリアベース部材上に搭載された乗員ステーションまたはハウジングを備えていてもよい。
乗員ステーションは、単独の使用者用の単独の座席、あるいは複数の使用者用の横に並んだタンデム列または複数の座席を備えていてもよい。
動作シミュレータは、航空機、宇宙船、ホバークラフトまたは舟艇シミュレータであってもよい。
動作シミュレータは、モータランド車シミュレータであってもよい。
動作シミュレータは、自動車シミュレータであってもよい。
動作シミュレータは、乗員ステーションがシングルシートのボディタブを備えるシングルシート車、例えばレーシングカーシミュレータであってもよい。
動作シミュレータは、無限軌道車またはオフロード車シミュレータであってもよい。
本発明は、種々の方法で実行され得るが、本発明による動作制御装置およびこれを組み込んだ動作シミュレータの好適な実施形態について、以下、添付の図面を参照し例示として説明する。
好適な動作制御装置を有するシングルシートのレーシングカー動作シミュレータであって、ニュートラル位置にあるシミュレータの好適な実施形態の等角図である。 右側後方から見た該シミュレータの一部を示す。 右側前方から見た該シミュレータの一部を示す。 前方に傾斜した状態の該シミュレータを示す。 左にロールした状態の該シミュレータを示す。 左に向きを変えた状態の該シミュレータを示す。 後方に上昇した状態の該シミュレータを示す。 該シミュレータの制御システムの概略図である。 「ランプデザイン」でマークした本特定の実施形態と、「ロッカーデザイン」でマークしたロッカーアームを有する違った制御システムと、の合計モータ力/プラットフォームヒーブ曲線の比較を示す。 ガス支柱/スプリングが装備されたシミュレータの制御装置を示す。
図1に示すように、レーシングカー動作シミュレータ10には、キャリアプラットフォーム14上に固定されたシングルシートのボディタブ12が組み込まれている。ボディタブ12は、キャリアタブ14に取り外せないように固定されていてもよく、あるいは、異なる乗員ステーションと取り替えられるように脱着可能に取り付けられていてもよい。図4に示すように、ボディタブ12は、多くの制御ボタン18を有するステアリングホイール、操縦桿あるいはスティック16を備える。また、ボディタブ12は、このシミュレータにおいては、スロットルとブレーキアクチュエータペダルをシミュレートし得る、あるいは他の実施形態では、クラッチまたはラダーアクチュエータペダルなどの他のものをシミュレートし得るペダル20も備える。ボタン18とペダル20は、制御パス22でコントローラ24に接続されている。コントローラ24は、パス26で電源/モニタリングシステム28に接続されている。また、コントローラ24は、信号パス30で、ボディタブのシート34に座っていてもよい乗員(図示せず)の前面に視覚ディスプレイを生成するディスプレイ手段32にも接続されている。
また、コントローラ24は、この実施形態では、シミュレータ10の周りに位置する4つの動作制御装置52、54、56、58のリニアモータ36、38、40、42、44、46、48、50であるモータにも接続されている。以下に説明するように、制御装置52、54、56、58は、リニアモータ36、38、40、42、44、46、48、50を使用することによって、キャリアプラットフォーム14とボディタブ12に6自由度の動作を適用するように、コントローラ24で制御されている。
図1に示すように、シミュレータ10は、水平のフロントレール60を有しており、また、ベアリングレール62、64と中央のモータ駆動レール66を備えている。ベアリングレール62、64とモータ駆動レール66は線形で水平であり、シミュレータ10が使用されている間、地面に対してしっかりと保持される。動作制御装置のうちの第1の動作制御装置52は、キャリアプラットフォーム14の左側のフロントレール60上に位置し、第2の動作制御装置54は、キャリアプラットフォーム14の右側のフロントレール60上に位置する。
フロントレール60の後ろにはこれと離間して、同様のリアレール68であって、これに沿って延在するベアリングレール70、72と中央の駆動レール74とを備えるリアレール68が存在する。動作制御装置のうちの第3の動作制御装置56は、キャリアプラットフォーム14の右側のリアレール68上に位置し、第4の動作制御装置58は、キャリアプラットフォーム14の左側のリアレール68上に位置する。
前方左側の動作制御装置52は、第1の支持物76、第2の支持物78および第3の支持物80を備える。
第1の支持物76は、実質的に摩擦のない滑り動作のために配置された第1の滑り軸受84(図2B)と第2の滑り軸受(図2A)を含むキャリッジ82を備えており、ここで、これらの滑り軸受は、第2の支持物78の直立した実質的に三角形のフランジ94、96上に配置された第1のレール90と第2のレール92それぞれによって画定された傾斜路88(図2B)にそって並進するように拘束されている。
図2Bに示すように、第1の支持物は、ジンバル98とマウント100によって、キャリアプラットフォーム14用の支持レール102に接続されている。ジンバル98によって、実質的に摩擦なしに、第1の支持物76のキャリッジ82に対するマウント100と支持レール102の自由度3の回転が可能となる。
キャリアプラットフォーム14は、実質的に摩擦なしにスライドレール106、108に沿って摺動するように配置された滑り軸受104(そのうちの1つを図2Bに示す)によって、支持レール102に対して摺動可能である。
第2の支持物78は、レール62、64上の4つの滑り軸受112、114、116、118(図2B、2A参照)の摺動係合によって、実質的に摩擦なしに拘束された線形路に沿って水平に摺動するように配置されたベースプレート110を有する。モータ38は、モータレール66との相互作用のために、該ベースプレート下に配置されている。
従って、モータ38は、レール60に沿って水平の、また、シミュレータの概ね前後方向A(図1)(これは、ボディタブ12のシート34に座った使用者(図示せず)に概ね面した方向)に対して実質的に垂直の線形並進運動で第2の支持物78を駆動するように配置されている。
実質的に三角形のフランジ94、96の上端120、122と第1および第2のレール90、92は、水平に対して約26.565°(tan−10.5)の角度で直線的に延在するように構成されており、傾斜路88は、キャリアプラットフォーム14から離れる側に移動するにつれて高くなる。従って、第1の支持物76が、第2の支持物78に対して傾斜路88に沿って摺動すると、第1の支持物76は、水平移動2単位毎に1単位上下に動く。
他の実施形態では、傾斜路88の水平に対する角度は約26.565°とは違った角度であってもよく、例えば約10〜60°であっても、例えば約15〜45°であっても、より典型的には20〜40°であってもよく、一部の実施形態では約25〜35°であり、一部の特定の例では約26.5°、27°または30°である。他の実施形態では、この角度は、10°未満であってもよく、あるいは60°超であってもよい。
第3の支持物80は、第2の支持物78と同様な方法で、ベアリングレール62、64に沿った滑り軸受124、126、128、130(図2B、2A)の関連付けによって、フロントレール60に沿った実質的に摩擦のない摺動係合のために拘束されている。モータ36は、モータ駆動レール66に沿って第3の支持物80を駆動するように配置されている。
コネクタロッド132の一端((図示せず)は、キャリッジ82の領域で第1の支持物76に接続され、その第2の端部134は、第3の支持物80のベース138から上方に延在する第3の支持物80のコネクタフランジ136に接続されている。図1および2Bに示す動作シミュレータ10のニュートラル構成または弛緩した電源が入っていない位置においては、コネクタロッドは、その2つの端部間に実質的に水平に延在する。第1の支持物76のキャリッジ82は、その正常な移動範囲に沿ったほぼ中間にあり、あるいは、この構成においては、中間よりさらにわずか上にある。この位置において、該ユニット/装置は、スライド(第1の支持物76および第2の支持物78のくさび)をこのニュートラル点に戻す際に必要な電力を低減するために、ガススプリング250(図6)によって中間点に置かれている。第2の支持物78と第3の支持物80のそれぞれのスレッド(sled)252,254(あるいはベース)間で作動するガススプリング250(あるいは、これは機械スプリングであってもよい)は、該システムの静止質量を支持してモータを確実にオーバーヒートさせないことに役立ち得る。さらに、スプリング/ガス支柱256は、第1の支持物76と第2の支持物78間で作動して、第2の支持物78に沿った第1の支持物76の上向き動作を制限するように設けられてもよい。シミュレータ10を駐車させるクランプブレーキ(図示せず)も設けられる。
モータ36、38は、第2の支持物78と第3の支持物80間の間隔を変化させて、第1の支持物76を傾斜路88の上下に駆動するように制御されてもよい。第2の支持物78に対する第1の支持物76の実質的に2:1比の水平移動と垂直移動によって、システムには、小型で軽量のモータ/アクチュエータの使用を可能としながら、非常に良好な変位、速度および周波数帯域幅性能と、ヒーブとサージを含む高度の動作を有する実質的に非常な剛性が与えられる。
第2の動作制御装置54は、実質的に第1の動作制御装置52のミラー像であり、その第1の支持物(第1の動作制御装置52の第1の支持物76と同じ)は、第1の動作制御装置52の第1の支持物76のマウント100が第1の支持レール102に取り付けられる方法と同様な方法で、第2の支持レール140に接続される。
第3の動作制御装置56と第4の動作制御装置68は、第1および第2の動作制御装置52、54がフロントレール60上に構成される方法と同様な方法で、リアレール68上に構成される。しかしながら、図2Aに示すように、第3および第4の動作制御装置56、58のマウント100'は、4つの軸受142、144、146、148(図示せず)によって、支持レール102、140にしっかりと搭載されたスライドレール148、150に摺動可能に接続されている。特に、キャリッジプラットフォーム14とボディタブ12が向きを変えたとき、あるいは上下に揺れたときは、これによって、フロントレール60およびリアレール68のそれぞれの上の動作制御装置の第1の支持物76間の距離変化が吸収(accommodate)されるだけではなく、隣接する乗員支持レール102、140に非平行の軸周りにある程度回転したときも、ある程度吸収される。
以下わかるように、動作制御装置52、54、56、58によって、キャリアプラットフォーム14とボディタブ12には6自由度の動作、すなわち、3軸(ピッチ、ロールおよびヨー)周りの回転と、ヒーブ(上下)並進、サージ(前後)並進およびスウェイ(左右)並進と、が与えられる。図示の構成とすることによって、シミュレータ10には、図示のニュートラル点に対して、±20°のヨー回転、±10.25°のピッチ回転、±7.7°のロール回転、+1000〜−2000mmのサージ並進、±350mmのスウェイ並進および+89〜−93mmヒーブ並進が与えられる。ヨー、ピッチ、ロールおよびサージの移動量はすべて、従来のロッカーアームタイプシミュレータのものより実質的に大きい。スウェイ移動量も、所望であれば、フロントレール60とリアレール68を単に長くすることによって実質的に大きくし得る。ヒーブ移動におけるシミュレータ10の性能は、英国特許出願公開第2378687号に公開されたものと同様の従来のロッカーアームタイプシミュレータにおけるものより約6倍高い。
従って、シミュレータ10は、実際のレーシングカーが、典型的にはフォーミュラ1(登録商標)ベルギーグランプリが行われるSpa−Francorchampsレーストラックにおける有名な「オールージュ(Eau Rouge)」を通過時に最高速度300km/hで腹をすりながら、実質的に非常に大きな垂直加速度に遭遇するときなどの、一部の車両が実際に被る実質的に垂直の力を含む実際の状態のより現実的なシミュレーションを提供できる。
また、実質的に向上した性能は、高速で凹凸状態に遭遇するオフロード車両や無限軌道車などの他の種類の車両のシミュレーションにも有用であり得る。
図5に示すように、本シミュレータ10では、プラットフォームヒーブに対する合計モータ力の応答グラフは、本質的に線形である。対照的に、ロッカーアームタイプデザインでの相当する応答グラフ154は、実質的に勾配が変化する曲線であり、ここで、合計モータ力が0近傍では傾きはほぼ垂直であり、合計モータ力の上昇と共に概ね緩やかになる。従って、シミュレータ10の制御は、非常に反応が早いだけでなく、信頼性もあって制御が容易であり、制御コマンドに対して高周波帯域幅応答が可能である。
図3Aは、第1および第2の動作制御装置52、54の第3の支持物80がその第2の支持物78近くに移動し、それによって、第1の支持物76が傾斜路88の底部近くに下げられて、キャリアプラットフォーム14とボディタブ12上への前進ピッチが生じる構成例を示す。対照的に、第3および第4の動作制御装置56、58の第3の支持物80は、第2の支持物78から離れる方向に移動してレール102、140の後部を上昇させる。
図3Bは、動作制御装置52、58の左側の支持物のうちの第1の支持物76を傾斜路88上の低い位置に置き、右側の支持物を高い位置に置くことによって、ボディタブ12とキャリアプラットフォーム14を左に向けて、ボディタブ12を左にロールさせた構成を示す。
図3Cは、キャリアプラットフォーム14を右側支持レール140の前部に沿って摺動させることによって、ボディタブ12とキャリアプラットフォーム14を左に向かせるように動作制御装置52、54、56、58を構成した状態を示す。
図3Dは、左側支持レール102と右側支持レール140全体を押すことによって、キャリアプラットフォーム14とボディタブ12が2つの支持レール102、104のレール106、108に沿って摺動した後方へのサージを生じるように4つの動作制御装置52、54、56、58を構成した状態を示す。
シミュレータ10によって、非常に剛性があり、小型で軽量のモータ/アクチュエータで図5に示す力範囲が得られるために有利であり得る2:1の動作比が得られるシステムにおいて、高度のヒーブとサージを可能としながら、良好な変位、速度および周波数応答帯域幅が達成される。また、シミュレータ10によって、上述のように、6自由度の動きが得られる。所望であれば、各モータには、移動のバンプ停止または端部停止を設けてもよい。シミュレータ10のモータへの電源喪失または電源のスイッチオフの場合には、キャリアプラットフォーム14が低位置に下がるようにしてもよく、あるいは、ブレーキ(図示せず)をかけてキャリアプラットフォーム14の位置を固定してもよい。
水平動作を垂直動作に変換するために傾斜路88に傾斜勾配を用いることによって、従来のシステムと比較して、シミュレータ10の動作の動作エンベロープおよび性能が向上する。この動作比は、従来のシステムにおけるものよりはるかに線形であり、特に、ピッチ、ヒーブおよびロールの動作に対する制御アルゴリズムの設計が著しく容易であり、高帯域での作動が可能な剛体のシステムがかなり容易に製造できる。従来のロッカーアームシステムであれば、さらなるヒーブ移動を得るためには実質的に大型にならざるを得ず、これによって、システム移動質量が増加し剛性が低下するために、動作システムの応答帯域幅に有害な影響が出るであろう。本実施形態におけるように、くさびまたは傾斜路を用いることによって、より垂直の移動、より線形の動作比が可能であり、移動質量が小さくなって剛体のデザインが得られるために、システムの移動と帯域幅が向上する。また、くさびあるいは傾斜路によって、コネクタロッド132の角度がほぼ水平の従来の技術と比べて、より線形の合計モータ力が可能となるため、ロッカーアームデザインでの同様なヒーブ移動で必要となるものよりかなり小型になる。従って、これにより、全移動範囲に亘って一貫した周波数応答が得られ、より良好な制御が可能となる。傾斜路88の角度は、水平動作と垂直動作との動作比が2:1となるように選択できるが、これは、関連する負荷では、例えば、1:1比で作動できない、本実施形態で使用されるような小型で軽量なモータが使用される場合に有利である。モータ36、38、40、42、44、46、48、50は、第2の支持物78と第3の支持物80のスレッドまたはベースプレート上に搭載されているために、レール60、68の全長に亘って容易に移動でき、また、レールの長さは、用途に適合するように容易に選択できる。
また、くさびあるいは傾斜路を用いることによって、使用者、ボディタブ、キャリアプラットフォーム14およびレール102、140の負荷は、かなりのねじれまたは曲げ応力を受ける部材を必要とすることなく、第1の支持物76を経由して第2の支持物78によって直接支持されるため、高度の剛性が得られる。動作シミュレータ10は非常に拡張性があり、宇宙船、航空機、ホバークラフト、舟艇、モータランド車とレーシングカーを含むランド車、およびオフロード車と無限軌道車を含む各種の車両に適用され得る。
本発明は、従来の車両のシミュレーションには限定されず、例えば、タブ12は、トレーニングや娯楽用などのスポーツで使用される用具に取り換えてもよい。タブ12の代わりに、例えば、リュージュ、そり、スケルトン、ボブスレー、スキーブーツバインディング、スノーボードバインディングあるいは他スポーツ用具をキャリアプラットフォーム14に取り付けることによって、スポーツ選手エリート用などのトレーニングを実際のレーシング競技に備えて行い得る。例えば、スケルトンライダーのエリートが、実際のスケルトンレーシングコースを訪問する前に、特別のスケルトンコースを練習するために、該装置を使用し得る。
さらに、レール102、140は、図示の実施形態では高さが実際には約30cmであり得、このために実質的に非常に高い剛性が得られる三角形の大型ボックス部を備える。さらに、レール102、140は、レール60、68に対して前方に移動しない。従って、ディスプレイ手段32がレール60の前方に近接して配置され得る比較的限定された空間内で、動作シミュレータ10を使用できる。
今までに説明した実施形態には、添付の請求項によって画定される本発明の範囲から逸脱することなく、種々の変更が可能である。

Claims (25)

  1. 乗員ハウジング支持構造物、第1の動作制御装置、第2の動作制御装置およびベース支持物を備える動作シミュレータであって、第1および第2の動作制御装置はベース支持物から該乗員ハウジング支持構造物を支持し、第1および第2の動作制御装置は第1の支持物および第2の支持物を備える高さ制御部をそれぞれ備え、各高さ制御部は第2の支持物に対する第1の支持物の高さを制御し、
    各第1の支持物は、第2の支持物の傾斜路に沿って第2の支持物に対して移動できるように、各高さ制御部の対応する第2の支持物に並進的に接続されており、
    第1の動作制御装置の第2の支持物および第2の動作制御装置の第2の支持物はベース支持物に沿って独立に並進するよう配置されており、各動作制御装置は第1の支持物を第2の支持物に対して駆動するモータをそれぞれ含み、
    前記第1の支持物を前記第2の支持物に対して駆動する前記モータは、ロッドにより対応する第1の支持物に接続されている第3の支持物を前記ベース支持物に沿って駆動するように適合されていることを特徴とする動作シミュレータ。
  2. 乗員ハウジング支持構造物、第1の動作制御装置、第2の動作制御装置およびベース支持物を備える動作シミュレータであって、第1および第2の動作制御装置はベース支持物から該乗員ハウジング支持構造物を支持し、第1および第2の動作制御装置は第1の支持物および第2の支持物を備える高さ制御部をそれぞれ備え、各高さ制御部は第2の支持物に対する第1の支持物の高さを制御し、
    各第1の支持物は、第2の支持物の傾斜路に沿って第2の支持物に対して移動できるように、各高さ制御部の対応する第2の支持物に並進的に接続されており、
    第1の動作制御装置の第2の支持物および第2の動作制御装置の第2の支持物はベース支持物に沿って独立に並進するよう配置されており、各動作制御装置は第1の支持物を第2の支持物に対して駆動するモータをそれぞれ含み、
    前記第2の支持物を前記ベース支持物に沿って駆動するモータが設けられており、
    前記ベース支持物は、第1のベースレールと、前記乗員ハウジング支持構造物の一方の側に位置する前記第1の動作制御装置と、前記乗員ハウジング支持構造物の反対側の前記第1のベースレール上またはその延長上に位置する第2の前記動作制御装置と、を備え
    前記乗員ハウジング支持構造物は乗員キャリアベース部材を備え、
    第1の乗員支持レールは、前記第1の動作制御装置の前記第1の支持物と前記乗員キャリアベース部材とに接続されており、
    第2の乗員支持レールは、前記第2の動作制御装置の前記第1の支持物と前記乗員キャリアベース部材とに接続されていることを特徴とする動作シミュレータ。
  3. 乗員ハウジング支持構造物、第1の動作制御装置、第2の動作制御装置およびベース支持物を備える動作シミュレータであって、第1および第2の動作制御装置はベース支持物から該乗員ハウジング支持構造物を支持し、第1および第2の動作制御装置は第1の支持物および第2の支持物を備える高さ制御部をそれぞれ備え、各高さ制御部は第2の支持物に対する第1の支持物の高さを制御し、
    各第1の支持物は、第2の支持物の傾斜路に沿って第2の支持物に対して移動できるように、各高さ制御部の対応する第2の支持物に並進的に接続されており、
    第1の動作制御装置の第2の支持物および第2の動作制御装置の第2の支持物はベース支持物に沿って独立に並進するよう配置されており、各動作制御装置は第1の支持物を第2の支持物に対して駆動するモータをそれぞれ含み、
    前記第2の支持物を前記ベース支持物に沿って駆動するモータが設けられており、
    前記ベース支持物は、第1のベースレールと、前記乗員ハウジング支持構造物の一方の側に位置する前記第1の動作制御装置と、前記乗員ハウジング支持構造物の反対側の前記第1のベースレール上またはその延長上に位置する第2の前記動作制御装置と、を備え、
    前記第1のベースレールから離間した第2のベースレールの形態の第2の前記ベース支持物を備え、第3および第4の前記動作制御装置は、前記第2のベースレールにおいて、また前記第1および第2の動作制御装置から前後方向に離間して、前記乗員ハウジング支持構造物の前記一方の側および他方の側それぞれに設けられる
  4. 各第2の支持物は、第1および第2の支持物間の相対的動作を制御するくさびを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の動作シミュレータ。
  5. 前記傾斜路は、斜面内にあり、かつ、直線であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の動作シミュレータ。
  6. 前記動作制御装置は、使用中の、前記斜面の水平に対する角度が約20〜40°であるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の動作シミュレータ。
  7. 前記角度は約25〜30°であることを特徴とする請求項に記載の動作シミュレータ。
  8. 対応する第2の支持物の斜面に沿った一方または両方の第1の支持物の移動をガイドするガイド手段を備え、前記ガイド手段は、キャリッジを含み、キャリッジは、摩擦を生じないことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の動作シミュレータ。
  9. 一方または両方の第1の支持物は、乗員支持部材への接続のために配置された枢動接続を備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の動作シミュレータ。
  10. 前記ベース支持物に沿った前記第2の支持物の移動をガイドするガイド手段が設けられていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の動作シミュレータ。
  11. 前記第2の支持物を前記ベース支持物に沿って駆動するモータが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の動作シミュレータ。
  12. 各ロッドは、対応する第1および第3の支持物のそれぞれに枢動可能に接続され、各ロッドは、第2の支持物に対して第1の支持物が回転することなく第2の支持物に対して移動するように、対応する第1および第3の支持物間で負荷を移動させるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の動作シミュレータ。
  13. 前記ベース支持物はリニアモータ駆動レールを備えることを特徴とする請求項から12のいずれかに記載の動作シミュレータ。
  14. 前記ベース支持物は、第1のベースレールと、前記乗員ハウジング支持構造物の一方の側に位置する前記第1の動作制御装置と、前記乗員ハウジング支持構造物の反対側の前記第1のベースレール上またはその延長上に位置する第2の前記動作制御装置と、を備えることを特徴とする請求項に記載の動作シミュレータ。
  15. 前記乗員ハウジング支持構造物は乗員キャリアベース部材を備え、
    第1の乗員支持レールは、前記第1の動作制御装置の前記第1の支持物と前記乗員キャリアベース部材とに接続されており、
    第2の乗員支持レールは、前記第2の動作制御装置の前記第1の支持物と前記乗員キャリアベース部材とに接続されていることを特徴とする請求項14に記載の動作シミュレータ。
  16. 前記第1および第2の動作制御装置の前記乗員支持レールは互いに非平行に構成されて、前記第1および第2の動作制御装置の前記第1の支持物の互いに接近する方向あるいは離れる方向の相対的移動によって、前記動作シミュレータの前後方向である垂直な方向への前記乗員キャリアベース部材の摺動を生じることを特徴とする請求項15に記載の動作シミュレータ。
  17. 前記第1のベースレールから離間した第2のベースレールの形態の第2の前記ベース支持物を備え、第3および第4の前記動作制御装置は、前記第2のベースレールにおいて、また前記第1および第2の動作制御装置から前後方向に離間して、前記乗員ハウジング支持構造物の前記一方の側および他方の側それぞれに設けられることを特徴とする請求項14に記載の動作シミュレータ。
  18. 請求項16または請求項17に従属する場合、前記第1および第2の動作制御装置か、あるいは前記第3および第4の動作制御装置の前記第1の支持物は、前記第1および第2の乗員支持レールに摺動可能に接続されていることを特徴とする請求項17に記載の動作シミュレータ。
  19. 前記乗員キャリアベース部材上に搭載された乗員ステーションを備えることを特徴とする請求項15から18のいずれかに記載の動作シミュレータ。
  20. 前記乗員ステーションは、単独の使用者用の単独の座席、あるいは複数の使用者用の横に並んだタンデム列または複数の座席を備えることを特徴とする請求項19に記載の動作シミュレータ。
  21. 航空機、宇宙船、ホバークラフトあるいは舟艇シミュレータであることを特徴とする請求項14から20のいずれかに記載の動作シミュレータ。
  22. モータランド車シミュレータであることを特徴とする請求項14から20のいずれかに記載の動作シミュレータ。
  23. 自動車シミュレータであることを特徴とする請求項22に記載の動作シミュレータ。
  24. 請求項19に従属する場合、乗員ハウジングがシングルシートのボディタブを備えるシングルシート車シミュレータであることを特徴とする請求項23に記載の動作シミュレータ。
  25. 無限軌道車またはオフロード車シミュレータであることを特徴とする請求項22に記載の動作シミュレータ。
JP2015546095A 2012-12-06 2013-12-06 動作シミュレータ Active JP6599770B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1221980.4 2012-12-06
GB1221980.4A GB2509053B (en) 2012-12-06 2012-12-06 Motion control apparatus
PCT/GB2013/053226 WO2014087172A1 (en) 2012-12-06 2013-12-06 Motion control apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016502686A JP2016502686A (ja) 2016-01-28
JP6599770B2 true JP6599770B2 (ja) 2019-10-30

Family

ID=49765556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015546095A Active JP6599770B2 (ja) 2012-12-06 2013-12-06 動作シミュレータ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10056007B2 (ja)
EP (1) EP2929520B1 (ja)
JP (1) JP6599770B2 (ja)
KR (1) KR101804415B1 (ja)
CN (1) CN104981856B (ja)
ES (1) ES2666827T3 (ja)
GB (1) GB2509053B (ja)
WO (1) WO2014087172A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101521987B1 (ko) * 2014-05-27 2015-05-20 주식회사 네비웍스 비행 시뮬레이션 장치
GB2533959A (en) * 2015-01-09 2016-07-13 Mclaren Applied Tech Ltd Mobile platform
AT516901B1 (de) * 2015-03-06 2018-07-15 Amst Systemtechnik Gmbh Flugsimulator und Verfahren zur Flugsimulation
GB201505800D0 (en) * 2015-04-02 2015-05-20 Mclaren Applied Technologies Ltd Motion arrangement
JP6151415B1 (ja) * 2016-01-13 2017-06-21 東芝機械株式会社 運転模擬試験装置
JP6681715B2 (ja) * 2016-01-13 2020-04-15 東芝機械株式会社 運転模擬試験装置
GB2554358B (en) * 2016-09-21 2022-06-01 Mclaren Applied Ltd Motion simulator with occupant loading
GB2567174B (en) * 2017-10-04 2022-01-12 Mclaren Applied Tech Ltd Motion arrangement
CN110465060B (zh) * 2018-03-27 2020-12-08 中国海洋大学 一种帆船运动实况模拟台的控制方法
CN109682631A (zh) * 2019-01-07 2019-04-26 哈尔滨工业大学 一种可重复运载器平抛实验测试设备
GB2585945B (en) * 2019-07-26 2021-07-28 Kirkman Tech Ltd Motion platform
US11938677B2 (en) 2020-05-14 2024-03-26 John Martin Harra Positioning system
IT202000016720A1 (it) * 2020-07-09 2022-01-09 Vi Grade Gmbh Apparato per la simulazione della conduzione di un veicolo terrestre
KR102474959B1 (ko) * 2021-04-20 2022-12-07 한국항공우주산업 주식회사 고속상륙정의 시뮬레이션 시스템 및 이를 이용한 시뮬레이션 방법
DE102021122762B3 (de) 2021-09-02 2023-01-26 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Anordnung und Fahrsimulationsvorrichtung
GB2623955A (en) 2022-10-31 2024-05-08 Anthony Best Dynamics Ltd Motion generation apparatus

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2182372A1 (en) 1993-12-09 1995-06-15 Phillip Raymond Michael Denne Motion control systems
US5853330A (en) * 1994-06-02 1998-12-29 Engstrand; Brad Sensory simulator and editor
DE19542869C1 (de) * 1995-11-17 1996-12-05 Stn Atlas Elektronik Gmbh Vorrichtung zur Simulation von Längs- und Querbeschleunigungen an einer Fahrzeugkabine
US5669773A (en) * 1996-04-26 1997-09-23 Gluck; Lewis Realistic motion ride simulator
JPH10110799A (ja) * 1996-10-02 1998-04-28 Hitachi Ltd モーションベース
FR2757925B1 (fr) * 1996-12-27 1999-03-26 Thomson Csf Dispositif modulaire de mise en mouvement de charge selon au moins trois degres de liberte
JPH10247056A (ja) * 1997-03-04 1998-09-14 Namco Ltd 回転スライド装置及びこれを用いたシミュレータ
JP2945884B2 (ja) * 1997-06-13 1999-09-06 コナミ株式会社 体感ドライブ装置
JPH11142557A (ja) * 1997-11-11 1999-05-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd 垂直ステージ装置
JP4315564B2 (ja) * 2000-03-15 2009-08-19 前田建設工業株式会社 物体昇降装置及びこれを用いたセグメント供給装置
JP2002263973A (ja) * 2001-03-14 2002-09-17 Toyoda Mach Works Ltd 工作機械
GB2378687B (en) * 2001-08-17 2004-08-18 Trysome Ltd Motion arrangement
KR101138270B1 (ko) 2009-05-29 2012-04-24 교통안전공단 차량의 드라이브 시뮬레이터
JP5397856B2 (ja) 2009-08-28 2014-01-22 国立大学法人東京工業大学 6自由度パラレル機構
GB2474279B (en) * 2009-10-09 2011-12-21 Ansible Motion Ltd Mobile platform
CN101863016B (zh) * 2010-04-27 2012-04-25 上海交通大学 冗余容错运动模拟器
JP5631114B2 (ja) * 2010-08-24 2014-11-26 株式会社日本マイクロニクス 平板状被検査体の検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10056007B2 (en) 2018-08-21
EP2929520B1 (en) 2018-03-14
CN104981856B (zh) 2019-05-28
WO2014087172A1 (en) 2014-06-12
GB2509053B (en) 2018-02-07
US20160379512A1 (en) 2016-12-29
EP2929520A1 (en) 2015-10-14
KR101804415B1 (ko) 2018-01-10
JP2016502686A (ja) 2016-01-28
ES2666827T3 (es) 2018-05-08
GB2509053A (en) 2014-06-25
KR20150097574A (ko) 2015-08-26
CN104981856A (zh) 2015-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6599770B2 (ja) 動作シミュレータ
JP5389268B2 (ja) 可動プラットフォーム
JP6170091B2 (ja) 動的自己平衡車両を制御する装置および方法
US8360368B2 (en) Space vehicle seat and space vehicle provided with this seat
KR101757647B1 (ko) 스마트 사이클링 시뮬레이터
US20130025492A1 (en) Roller coaster with articulable seat backs
EP3278323B1 (en) Motion arrangement
CN101940842B (zh) 一种绳索驱动的动态平台
WO2019069077A1 (en) MOVEMENT DEVICE
CN105126360A (zh) 可行走的多维飞行动感模拟乘骑装置
EP3563915A1 (en) Motion simulating device
JP2009035157A (ja) 倒立車輪型移動体、及びその制御方法
US20220157190A1 (en) Vehicle Simulator
EP3917631B1 (en) A motion simulation apparatus
JP2022531568A (ja) 運動システム
TW201201891A (en) Rope-driven dynamic platform
GB2623955A (en) Motion generation apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171024

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180124

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20181225

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6599770

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250