JP6599202B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

この発明は、飲料容器の集合包装等に使用される包装箱に関するものである。
複数本の飲料缶を集合包装する段ボール製の包装箱として、下記特許文献1には、図5に示すようなものが記載されている。
この包装箱は、天面板51、一対の側面板52及び底面板53が連設され、側面板52と天面板51及び底面板53の間にそれぞれ面取部54a,54bが介在し、側面板52の側端からコーナー部56を介して端面板57が延出され、天面板51及び底面板53の側端からそれぞれ面取部55b,55bを介して端面板58が延出されたラップラウンド形式のものとなっている。
この包装箱による飲料缶の包装に際しては、集積した飲料缶を包み込むように天面板51、一対の側面板52及び底面板53を折り曲げ、端面板57,58を順次折り曲げて、面取部54a,54b,55a,55b及びコーナー部56が缶のテーパー部及び外周面に沿って傾斜した状態とし、端面板57,58を貼り合わせる。
上記のような包装箱では、大きな積上荷重が作用したとき、面取部54a,54b,55a,55bが揺動し、側面板52及び端面板57,58が垂直状態のまま外側へ迫り出すので、樽状に変形する胴膨れ現象が抑制される。
特願2010−76789号公報
ところで、上記包装箱は、包装対象が積上荷重によって変形しにくい飲料缶であることから、耐圧強度があまり要求されない。
しかしながら、包装対象がPETボトルのように積上荷重によって変形しやすいものである場合、包装箱に相当の耐圧強度が要求される。
この場合、上記包装箱のような構成を採用すると、大きな積上荷重が作用したとき、耐圧強度が不足して、側面板52の迫り出しが大きくなり、外見上目立ちやすい面取部54a,55aとコーナー部56の間に大きな隙間が開く恐れがある。
そこで、この発明は、大きな積上荷重が作用しても変形しにくい包装箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、天面板、周方向の側面板及び端面板並びに底面板が連設され、天面板と側面板の間に傾斜した面取部が介在し、側面板と端面板の間に傾斜したコーナー部が介在する包装箱において、前記側面板と面取部の境界と、側面板とコーナー部の境界の交点から天面の隅角部へ向かって山折線が入れられると共に、この交点からコーナー部に連なる端面板へ向かって谷折線が入れられ、山折線と谷折線の間に調整領域が形成され、前記調整領域は、山折線及び谷折線での折れ曲がりに伴い、面取部からコーナー部へかけて、面取部とは逆に内側へ傾斜した状態となるようにしたのである。
また、前記調整領域は、山折線と谷折線の交点の反対側に入れられた切目線により、コーナー部に連なる端面板から切り離されて三角形状をなすものとしたのである。
この発明に係る包装箱では、積上荷重が作用したとき、側面板と面取部の境界部分が外側へ迫り出す方向の力が作用するが、同時に、谷折線に沿って調整領域が内側へ入り込もうとする方向の力が作用するので、これらの力が引き合って、側面板及びコーナー部の迫り出しや外側への傾きが抑制され、山折線と谷折線の交点付近の変形が抑制される。
このため、高く積み上げた場合の安定性が向上し、面取部とコーナー部の間に隙間が開くことがなく、外見上の美観が維持され、箱内への塵埃の侵入も防止される。
この発明の実施形態に係る包装箱のブランクの裏面図 同上の組立状態を示す斜視図 同上のコーナー部上方の(a)拡大斜視図、(b)(a)のA−A断面図 同上の段積状態を示す斜視図 特許文献1に記載の包装箱を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この包装箱は、図1に示すような段ボール製ブランクから組み立てられる。このブランクでは、天面板1に一方の側面板2、底面板3、他方の側面板2及び継代片4が順次連設され、天面板1と一方の側面板2の間及び継代片4と他方の側面板2の間に面取部5が介在している。天面板1は長方形とされ、その長辺に側面板2が連なり、底面板3は一方向へ長く四隅が斜辺となった八角形とされている。
側面板2の両側端には、コーナー部6を介して端面板7が連設され、天面板1及び底面板3の両側端には端面板8が連設されている。
側面板2と面取部5の境界と、側面板2とコーナー部6の境界は、側面板2の天面寄りの上角部で交わっており、この交点から天面板1の隅角部へ向かって山折線9が入れられると共に、端面板7へ向かって谷折線10が入れられている。そして、山折線9と谷折線10の間に調整領域11が形成されている。
山折線9は、他の各部の境界に入れられた罫線と同様、段ボールの裏面側から押圧された押罫線とされ、谷折線10は、これとは反対に、段ボールの表面側から押圧された押罫線とされている。
調整領域11は、山折線9と谷折線10の交点の反対側に入れられた切目線12により端面板7から切り離されて、三角形状となっている。
このようなブランクを図2に示す形状に組み立てて、飲料入りのPETボトルのような物品を集合包装する際には、物品を集積して載置した底面板3から一対の側面板2を起立させ、面取部5を上方へかけて内側へ傾くように折り曲げ、継代片4を内側水平方向へ折り曲げ、天面板1を物品に被せるように折り曲げて継代片4に貼り付ける。
次に、コーナー部6を斜め内側へ折り曲げ、一対の端面板7を突き合わせるように折り曲げた後、天面板1及び底面板3からそれぞれ端面板8を下方及び上方へ折り曲げて、端面板7,8を貼り合わせる。
このとき、コーナー部6の上方においては、図3(a)、(b)に示すように、表面側から見た場合、段ボールが山折線9に沿って突き出すように折れ曲がり、谷折線10に沿って窪むように折れ曲がることから、調整領域11は、面取部5からコーナー部6へかけて内側へ傾斜した状態となる。
また、切目線12により調整領域11と端面板7の間が切り離されているので、調整領域11は、端面板7に引っ張られることなく傾動可能となり、端面板7,8は、谷折線10の上方に位置する部分でも密着して重なり合う。
上記のような包装箱では、図4に示すように、段積みに伴い積上荷重が作用したとき、側面板2と面取部5の境界部分が外側へ迫り出す方向の力が作用するが、同時に、谷折線10に沿って調整領域11が内側へ入り込もうとする方向の力が作用するので、これらの力が引き合って、側面板2及びコーナー部6の迫り出しや外側への傾きが抑制されると共に、山折線9と谷折線10の交点付近の変形が抑制される。
このため、高く積み上げた場合の安定性が向上し、面取部5とコーナー部6の間に隙間が開くこともない。
なお、上記実施形態では、四隅全てにコーナー部6が存在し、底面板3が八角形となったものを例示したが、コーナー部6が一方の側面板2の両側にのみ存在する形態であってもよく、底面板3は、六角形や四角形であってもよい。
また、端面において、一対の端面板7が突き合わされる形式のものを例示したが、天面において、一対の側面板2の上端に面取部5を介して連なる天面板1同士が突き合わされる形式としてもよい。
また、物品を包み込みつつ組み立てるラップラウンド形式のものを例示したが、ブランクにおいて、各一対の側面板2及び端面板7がコーナー部6を介して一列に連なり、これらを筒状に折り曲げて、予め組み立てた状態で物品を収納する形式の包装箱においても、上記のように、山折線9と谷折線10を入れて調整領域11を形成し、これにより変形を抑制する構成を採用することができる。
1 天面板
2 側面板
3 底面板
4 継代片
5 面取部
6 コーナー部
7,8 端面板
9 山折線
10 谷折線
11 調整領域
12 切目線

Claims (2)

  1. 天面板(1)、周方向の側面板(2)及び端面板(7)並びに底面板(3)が連設され、天面板(1)と側面板(2)の間に傾斜した面取部(5)が介在し、側面板(2)と端面板(7)の間に傾斜したコーナー部(6)が介在する包装箱において、
    前記側面板(2)と面取部(5)の境界と、側面板(2)とコーナー部(6)の境界の交点から天面の隅角部へ向かって山折線(9)が入れられると共に、この交点からコーナー部(6)に連なる端面板(7)へ向かって谷折線(10)が入れられ、山折線(9)と谷折線(10)の間に調整領域(11)が形成され、
    前記調整領域(11)は、表面側から見て突き出す山折線(9)及び窪む谷折線(10)での折れ曲がりに伴い、側面板(2)から天面板(1)へ向かう上方へかけて内側へ傾斜する面取部(5)とは逆に山折線(9)から谷折線(10)へ向かう下方へかけて内側へ傾斜した状態となることを特徴とする包装箱。
  2. 前記調整領域(11)は、山折線(9)と谷折線(10)の交点の反対側となる端面板(7)との隣接側に入れられた切目線(12)により、コーナー部(6)に連なる端面板(7)から切り離されて三角形状となっていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
JP2015205295A 2015-10-19 2015-10-19 包装箱 Active JP6599202B2 (ja)

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