JP6598510B2 - 自律走行装置の車輪清掃システム、自律走行装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

自律走行装置の車輪清掃システム、自律走行装置の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システム、自律走行装置の制御方法及び制御プログラムに関する。
従来、屋外で走行する車両では車輪が汚れることから、車輪の清掃等の対策が求められている。
従来技術として、例えば、車椅子において、タイヤにブラシを当接してタイヤを清掃する方法が開示されている(特許文献1を参照)。
また、自律走行車両においては、清掃マット上に自律走行車両を配置して、車輪(接地部)を浮かせた状態で前記清掃マットの絨毛と接触させながら空転させることで車輪を清掃する方法が開示されている(特許文献2を参照)。
また、タイヤを清掃する方法として、タイヤにブラシを有するローラを当接してタイヤとローラをともに回転させて、両方の回転速度の速度差によって摺擦することでタイヤを清掃する方法が開示されている(特許文献3を参照)。
特開2009−172289号公報 特開2008−213568号公報 特開2004−67060号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、定位置で車椅子の車輪を回転させて取り換え等のメンテナンスが容易なブラシで清掃する構成となっており多数の車いすを順次清掃するには適していたが、車椅子を清掃位置にセットする必要があり、人手が必要となることから無人で清掃可能な方法が求められていた。
また、特許文献2,3の技術では、何れの車輪(タイヤ)の清掃方法であっても、清掃装置に車両を設置してクリーニング操作を行う必要があり、清掃が完了した後に清掃装置に持ち込んだ経路、あるいは進入した経路を再び通過することになり、汚れが再付着するという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、屋外エリアを走行した自律走行装置が屋内エリアに進入する際に、清掃装置等を用いることなく、簡単な構成で、汚れが再付着することなく車輪の清掃を行うことができる自律走行装置の車輪清掃システム、自律走行装置の制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る自律走行装置の車輪清掃システム、自律走行装置の制御方法及び制御プログラムは、次の通りである。
本発明は、車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システムであって、前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアを備え、前記自律走行装置には、前記清掃エリアにおいて前記車輪の清掃処理を実行するように前記自律走行装置の動作を制御する制御部を備え、前記清掃処理は、前記清掃エリア上で前記自律走行装置が定置旋回を行うことで車輪を摺擦する動作を含むことを特徴とするものである。
また、本発明は、前記車輪清掃システムにおいて、前記自律走行装置の位置情報を検出する位置検出装置を備え、前記制御部の構成として、前記位置検出装置による検出結果に基づき、前記自律走行装置が屋外エリア、屋内エリアまたは清掃エリアの何れにいるかを判定するエリア判定手段を備え、前記自律走行装置が前記屋外エリアから前記屋内エリアに進入する前に、前記清掃エリアにおいて前記清掃処理を実行するように制御することが好ましい。
また、本発明は、前記清掃エリアを前記屋外エリアと前記屋内エリアの間に配置し、前記制御部の構成として、前記清掃処理を実行する清掃モードを備え、前記自律走行装置が前記清掃エリアに進入すると前記清掃モードに切り替わるようにすることが好ましい。
また、本発明は、前記清掃エリアには、前記車輪が回転して摺擦することで前記車輪を清掃する摺擦部材を備えることが好ましい。
本発明において、定置旋回(同一の場所で旋回)を行う方法として、自律走行装置の左右の車輪を互いに反対方向に回転させるスキッドステア方式を用いても良い。このようなスキッドステア方式による自律走行車両によれば、旋回操作する際に広い旋回領域を必要とせずに省スペースで行うことができる。
また、本発明は、前記自律走行装置の構成として、前記車輪の汚れを検出する汚れ検出手段を備え、前記制御部の構成として、前記汚れ検出手段による検出結果に基づき、前記車輪の汚れの検出値が予め設定された所定値以下であるか否かを判定する汚れ判定手段を備え、前記清掃エリアにおいて清掃処理を実施した後、前記車輪の汚れの検出値が所定値以下とならなかった場合には、前記清掃処理を繰り返し実行するようにすることが好ましい。
なお、本発明において、車輪の「汚れ」とは、車輪に異物が付着した状態や車輪が濡れている状態等、車輪の表面が通常状態と異なる状態となったものを含むものとする。
また、本発明は、車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システムであって、前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアを備え、前記自律走行装置は、前記清掃エリアにおいて前記車輪の清掃処理を実行するように前記自律走行装置の動作を制御する制御部と、前記車輪の汚れを検出する汚れ検出手段と、を備え、前記清掃処理として、前記車輪の汚れ状態に応じて複数の清掃モード(断続的な定置旋回、旋回方向を切り替えて旋回する)を備え、前記制御部の構成として、前記汚れ検出手段による検出結果に基づき、前記車輪の汚れの状態を判定する汚れ判定手段と、前記汚れ判定手段の判定結果に基づき、前記車輪の汚れ状態に応じて実行する前記清掃モードを判定する清掃モード判定部と、前記清掃モード判定部による判定結果に基づき、前記清掃モードに応じて前記自律走行装置の運転を制御する清掃動作制御部と、を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記清掃処理として、前記自律走行装置が走行する屋外エリアの天気情報に応じて複数の清掃モードを備え、前記制御部の構成として、前記屋外エリアの天気情報を入手する機能を備え、前記清掃モード判定部は、前記天気情報に応じて実行する前記清掃モードを判定する機能を備えることが好ましい。
また、本発明は、車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の制御方法であって、前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアにおいて、前記自律走行装置の車輪を回転させて前記車輪を清掃する清掃処理を実行する工程、を備え、前記清掃処理には、前記清掃エリア上で前記自律走行装置が定置旋回を行うことで車輪を摺擦する工程を含むことを特徴とするものである。
また、本発明は、車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の制御方法であって、前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアにおいて、前記自律走行装置の車輪を回転させて前記車輪を清掃する清掃処理を実行する工程と、前記車輪の汚れを検出する工程と、前記車輪の汚れ状態に応じて複数の清掃モードにより清掃する工程と、前記汚れを検出する工程による検出結果に基づき、前記車輪の汚れの状態を判定する工程と、前記汚れを判定する工程の判定結果に基づき、前記車輪の汚れ状態に応じて実行する前記清掃モードを判定する工程と、前記清掃モードを判定する工程による判定結果に基づき、前記清掃モードに応じて前記自律走行装置の運転を制御する工程と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システムを動作させる制御プログラムであって、前記自律走行装置を、前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアにおいて、前記自律走行装置の車輪を回転させて前記車輪を清掃する清掃処理を実行して、前記清掃エリア上で前記自律走行装置が定置旋回を行うことで車輪を摺擦するように機能させることを特徴とするものである。
また、本発明は、車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システムを動作させる制御プログラムであって、前記自律走行装置を、前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアにおいて、前記自律走行装置の車輪を回転させて前記車輪を清掃する清掃処理を実行し、前記車輪の汚れを検出し、前記車輪の汚れ状態に応じて複数の清掃モードにより清掃し、前記汚れを検出した結果に基づき、前記車輪の汚れの状態を判定し、前記汚れを判定した結果に基づき、前記車輪の汚れ状態に応じて実行する前記清掃モードを判定し、前記清掃モードを判定した結果に基づき、前記清掃モードに応じて前記自律走行装置の運転を制御するように機能させることを特徴とするものである。
本発明の自律走行装置の車輪清掃システムによれば、
車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システムであって、前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアを備え、前記自律走行装置には、前記清掃エリアにおいて前記車輪の清掃処理を実行するように前記自律走行装置の動作を制御する制御部を備え、前記清掃処理は、前記清掃エリア上で前記自律走行装置が定置旋回を行うことで車輪を摺擦する動作を含むことで、例えば、屋外エリアで走行することで車輪が汚れた自律走行装置が屋外エリアから屋内エリアに進入する際に、前記車輪を前記摺擦部材に摺擦させることで汚れを清掃できるので、清掃装置等を用いることなく、簡単な構成で車輪の清掃を行い、汚れを再付着することなく自律走行装置を屋内エリアに進入させることができる。
また、本発明の自律走行装置の制御方法によれば、車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の制御方法であって、前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアにおいて、前記自律走行装置の車輪を回転させて前記車輪を清掃する清掃処理を実行する工程、を備え、前記清掃処理には、前記清掃エリア上で前記自律走行装置が定置旋回を行うことで車輪を摺擦する工程を含むことで、例えば、屋外エリアで走行することで車輪が汚れた自律走行装置が屋外エリアから屋内エリアに進入する際に、前記車輪を前記摺擦部材に摺擦させることで汚れを清掃できるので、清掃装置等を用いることなく、簡単な構成で車輪の清掃を行い、汚れを再付着することなく自律走行装置を屋内エリアに進入させることができる。
また、本発明の制御プログラムによれば、車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システムを動作させる制御プログラムであって、前記自律走行装置を、前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアにおいて、前記自律走行装置の車輪を回転させて前記車輪を清掃する清掃処理を実行して、前記清掃エリア上で前記自律走行装置が定置旋回を行うことで車輪を摺擦するように機能させることで、例えば、屋外エリアで走行することで車輪が汚れた自律走行装置が屋外エリアから屋内エリアに進入する際に、前記車輪を前記摺擦部材に摺擦させることで汚れを清掃できるので、清掃装置等を用いることなく、簡単な構成で車輪の清掃を行い、汚れを再付着することなく自律走行装置を屋内エリアに進入させることができる。
本発明の第1実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図である。 前記車輪清掃システムを構成する自律走行装置の構成を示す説明図である。 前記自律走行装置の電気的構成を示すブロック図である。 前記車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図である。 前記自律走行装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。 前記車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図である。 前記自律走行装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。 前記車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図である。 前記自律走行装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。 前記車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図である。 は前記自律走行装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。 前記車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。 本発明の第6実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図である。 前記自律走行装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。 前記車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、本発明の自律走行装置の車輪清掃システムを実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の第1実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図、図2は前記車輪清掃システムを構成する自律走行装置の構成を示す説明図、図3は前記自律走行装置の電気的構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システム1は、図1,図2に示すように、車輪15を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置10の車輪清掃システム1であって、自律走行装置10の車輪15を清掃する清掃エリア20を備え、清掃エリア20には、車輪15が回転して摺擦することで車輪15を清掃する清掃マット(摺擦部材)21を備え、清掃エリア20において車輪15の清掃処理を実行するように自律走行装置10の動作を制御することを特徴とするものである。
ここで、自律走行装置とは、人間の判断を介することなく、機械またはプログラムにより自律的に走行する装置であり、例えば、工場内で対象物を運ぶ自律型産業用運搬車両などが知られている。
自律走行装置の車輪清掃システム1は、図1に示すように、自律走行装置10が屋外エリア30から屋内エリア40に移動する際に、清掃エリア20において自律走行装置10の車輪15を清掃した後に、屋内エリア40に進入するように制御することを特徴としている。
自律走行装置10は、図2に示すように、周辺情報取得センサ12と、車体(装置本体)13と、荷物を搭載可能な運搬台14と、走行するための車輪(タイヤ)15と、を備えて構成されている。
自律走行装置10は、図3に示すように、周辺情報取得センサ12により取得された周辺情報を処理する情報処理部110と、前記周辺情報に基づき自律走行装置10の運転を制御する制御部120と、周辺情報取得センサ12により取得された周辺情報を記憶する記憶部18と、を備えている。
周辺情報取得センサ12には、レーザ式センサが用いられている。
レーザ式センサは、発光部よりレーザを照射し、対象物の表面において反射された反射光を受光部にて検知することで、発光から受光までの時間に基づき対象物までの距離を測距する。
第1実施形態では、自律走行装置10には、検出手段として周辺情報取得センサ12に加えて自律走行装置10の姿勢を検出する傾斜センサ17が設けられている。傾斜センサ17は、自律走行装置10の姿勢の状態、例えば、上向き、下向き、右側へ傾斜、左側へ傾斜などの傾斜情報を検出する。これにより、自律走行装置10に対する周辺情報をより正確に認識することができる。
周辺情報取得センサ12および傾斜センサ17により取得した情報は、情報処理部110において処理される。
情報処理部110は、図3に示すように、認識処理部111と、障害物判定部112と、移動経路決定部113とを備えている。
認識処理部111は、周辺情報の位置を認識する。
障害物判定部112は、周辺情報を認識して自律走行装置10の前方に障害物があるか否かを判定する。
移動経路決定部113は、認識処理部111による周辺情報の認識と障害物判定部112による障害物の有無を判定により自律走行装置10の移動する経路を決定する。
制御部120は、自律走行装置10の運転を制御する機能に加えて、清掃エリア20において車輪15の清掃処理を実行する機能を備えることを特徴としている。
第1実施形態では、制御部120は、清掃処理部121、エリア判定部122を備えている。
清掃処理部121は、清掃エリア20において自律走行装置10が清掃処理を実行するように制御する。清掃処理部121は、清掃処理を実行する清掃モードを備え、自律走行装置10が清掃エリア20に進入すると清掃モードに切り替わるようになっている。
清掃モードとして、例えば、スキッドステア方式により、一定方向に定置旋回を行うモード、回転方向を切り替えて定置旋回を行うモード、または、間欠的に定置旋回を行うモードなどを設定することができる。
また、清掃モードは、清掃時間を変更可能(設定可能)に構成してもよい。
エリア判定部122は、清掃エリア検出部130による検出結果に基づき、自律走行装置10が清掃エリア20にいるか否かを判定する。
次に、車輪清掃システム1における特徴的な清掃エリア20について説明する。
清掃エリア20は、図1に示すように、屋外エリア30と屋内エリア40の間に配置され、清掃エリア検出部130と、清掃マット(摺擦部材)21とが配置されている。
第1実施形態では、清掃エリア検出部130は、電磁波の変化により自律走行装置10を検出するコイル(図示省略)を備えて、清掃エリア20に自律走行装置10が進入していることを検出する。
なお、清掃エリア検出部130は、前記コイルに換えて、自律走行装置10による荷重を検出することで自律走行装置10を検出するものであってもよい。
また、第1実施形態では、清掃マット21は、ファイバーを密に植えたシート状部材であって、一辺2(m)の正方形で厚さ5(mm)のゴムシートに、直径1(mm)で長さ20(mm)のファイバーをシート面全面に密に植え込んで構成されている。
自律走行装置の車輪清掃システム1における車輪15の清掃処理は、清掃マット21を配置した清掃エリア20の中央部で、自律走行装置10の左右それぞれの車輪15を互いに反対方向に回転させる動作(スキッドステア動作)を行うことで、自律走行装置10を清掃マット21上で定置旋回させる。このように自律走行装置10を動作制御することで、車輪15が清掃マット21のファイバーで摺擦されて汚れが除去される。
次に、第1実施形態の自律走行装置の車輪清掃システム1により自律走行装置10の車輪15の清掃処理を行う工程をフローチャートに沿って説明する。
図4は第1実施形態の自律走行装置の車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。
図4に示すように、自律走行装置の車輪清掃システム1による車輪15の清掃処理が開始されると、まず、清掃エリア検出部130において自律走行装置10の検出が開始される(ステップS1)。
そして、エリア判定部122により自律走行装置10が清掃エリア20にいるか否かが判定される(ステップS2)。清掃エリア検出部130において自律走行装置10が検出されることでエリア判定部122により自律走行装置10が清掃エリア20にいると判定される。
ステップS2において、自律走行装置10が清掃エリア20にいないと判定された場合は、ステップS1に戻る。
一方、ステップS2において、自律走行装置10が清掃エリア20にいると判定された場合は、清掃処理部121により、自律走行装置10の運転モードから車輪15の清掃処理を実行する清掃モードに切り替えられて、車輪15の清掃処理が実行される(ステップS3)。
車輪15の清掃処理は、清掃エリア20の中央部付近において自律走行装置10が清掃マット21上で定置旋回を所定時間行うことで車輪15の汚れを除去する。
このようにして、自律走行装置10の車輪15の汚れを簡単に除去することができる。
以上のように構成したので、第1実施形態によれば、車輪15を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置10の車輪清掃システム1であって、自律走行装置10の車輪15を清掃する清掃エリア20を備え、清掃エリア20には、清掃エリア検出部130と、清掃マット21を備え、制御部120により清掃エリア20において車輪15の清掃処理を実行するように自律走行装置10の動作を制御することで、簡単に車輪15の汚れを除去することができる。これにより、例えば、屋外エリア30で走行して車輪15が汚れた自律走行装置10が屋外エリア30から屋内エリア40に進入する際に、車輪15を清掃マット21に摺擦させることで汚れを清掃できるので、清掃装置等を用いることなく、簡単な構成で車輪の清掃を行い、汚れを再付着することなく自律走行装置10を屋内エリア40に進入させることができる。
なお、第1実施形態では、清掃エリア検出部130により清掃エリア20に自律走行装置10がいることを検出するようにしているが、本発明において、自律走行装置10が清掃エリア20にいることを検出する手段は、これに限定されるものではない。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して説明する。
図5は本発明の第2実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図、図6は前記自律走行装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。
なお、第2実施形態における自律走行装置の車輪清掃システムについて、第1実施形態の自律走行装置の車輪清掃システムの構成と同様な構成のものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第2実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システム201は、図5,図6に示すように、第1実施形態の自律走行装置を検出する清掃エリア検出部130に換えて、自律走行装置210の位置情報を検出する位置検出装置として衛星測位システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)230を採用することを特徴とするものである。
制御部220において、衛星測位システム230により検出された自律走行装置210の位置情報に基づき、自律走行装置210がどこにいるかが判定される。
制御部220は、自律走行装置210の運転を制御する機能に加えて、清掃エリア20において車輪15の清掃処理を実行する機能を備えることを特徴としている。
第2実施形態では、制御部120は、清掃処理部121、エリア判定部222を備えている。
エリア判定部222は、衛星測位システム230による位置情報検出結果に基づき、自律走行装置10が屋外エリア30、屋内エリア40または清掃エリア20の何れにいるかを判定する。
清掃エリア20は、図5に示すように、屋外エリア30と屋内エリア40の間に配置され、清掃マット(摺擦部材)21が配置されている。
次に、第2実施形態の自律走行装置の車輪清掃システム201により自律走行装置210の車輪15の清掃処理を行う工程をフローチャートに沿って説明する。
図7は第2実施形態の自律走行装置の車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。
図7に示すように、自律走行装置の車輪清掃システム201による車輪15の清掃処理が開始されると、まず、衛星測位システム230により自律走行装置210の位置情報が取得される(ステップS201)。
そして、エリア判定部222により自律走行装置210が清掃エリア20にいるか否かが判定される(ステップS202)。
ステップS202において、自律走行装置210が清掃エリア20にいないと判定された場合は、ステップS201に戻る。
一方、ステップS202において、自律走行装置210が清掃エリア20にいると判定された場合は、清掃処理部121により、自律走行装置210の運転モードから車輪15の清掃処理を実行する清掃モードに切り替えられて、車輪15の清掃処理が実行される(ステップS203)。
車輪15の清掃処理は、清掃エリア20の中央部付近において自律走行装置210が清掃マット21上で定置旋回を所定時間行うことで車輪15の汚れを除去する。
このようにして、自律走行装置10の車輪15の汚れを簡単に除去することができる。
以上のように構成したので、第2実施形態によれば、車輪15を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置210の車輪清掃システム201であって、自律走行装置210の車輪15を清掃する清掃エリア20を備え、清掃エリア20には、車輪15が回転して摺擦することで車輪15を清掃する清掃マット21を備え、制御部220により清掃エリア20において車輪15の清掃処理を実行するように自律走行装置210の動作を制御することで、簡単に車輪15の汚れを除去することができる。これにより、例えば、屋外エリア30で走行して車輪15が汚れた自律走行装置210が屋外エリア30から屋内エリア40に進入する際に、車輪15を清掃マット21に摺擦させることで汚れを清掃できるので、清掃装置等を用いることなく、簡単な構成で車輪の清掃を行い、汚れを再付着することなく自律走行装置210を屋内エリア40に進入させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図面を参照して説明する。
図8は本発明の第3実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図、図9は前記自律走行装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。
なお、第3実施形態における自律走行装置の車輪清掃システムについて、第2実施形態の自律走行装置の車輪清掃システムの構成と同様な構成のものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第3実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システム301は、図8,図9に示すように、第2実施形態の自律走行装置の車輪清掃システム201の構成に加えて、汚れセンサ340を備えて、車輪15の汚れを検出して車輪15を清掃処理することを特徴とするものである。
汚れセンサ340は、CCDカメラ等を用いて車輪15の汚れ状態を検出可能なセンサであって、清掃エリア20に配置されて自律走行装置310の車輪15の汚れ状態を検出する。
なお、汚れセンサ340は、自律走行装置310に搭載してもよく、また、常時あるいは必要に応じて車輪15の汚れ状態を検出するようにしてもよい。
制御部320は、自律走行装置10が屋外エリア30から屋内エリア40に進入する前に、清掃エリア20において清掃処理を実行するように制御する。
第1実施形態では、制御部320は、自律走行装置310の運転を制御する機能に加えて、清掃処理部121、エリア判定部222、汚れ判定部323を備えて、車輪15の清掃処理を実行する機能を備えることを特徴としている。
汚れ判定部323は、汚れセンサ340による検出結果に基づき、車輪15が汚れているか否かを判定する。
次に、第3実施形態の自律走行装置の車輪清掃システム301により自律走行装置310の車輪15の清掃処理を行う工程をフローチャートに沿って説明する。
図10は第3実施形態の自律走行装置の車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。
図10に示すように、自律走行装置の車輪清掃システム301による車輪15の清掃処理が開始されると、まず、衛星測位システム230により自律走行装置310の位置情報が取得される(ステップS301)。
そして、エリア判定部222により自律走行装置310が清掃エリア20にいるか否かが判定される(ステップS302)。
ステップS302において、自律走行装置310が清掃エリア20にいないと判定された場合は、ステップS301に戻る。
一方、ステップS302において、自律走行装置310が清掃エリア20にいると判定された場合は、清掃処理部121により、自律走行装置310の運転モードから車輪15の清掃処理を実行する清掃モードに切り替えられて、車輪15の清掃処理が実行される(ステップS303)。
車輪15の清掃処理は、清掃エリア20の中央部付近において自律走行装置310が清掃マット21上で定置旋回を所定時間行うことで車輪15の汚れを除去する。
そして、汚れセンサ340により清掃処理後の車輪15の汚れ状態を検出して(ステップS304)、汚れ判定部323において車輪15の汚れが除去されたか否かが判定される(ステップS305)。
ステップS305において、車輪15の汚れが除去されていないと判定された場合は、ステップS303に進み、再び清掃処理が実行される。
一方、ステップS305において、車輪15の汚れが除去されていると判定された場合は、自律走行装置310を屋内エリア40に移動する(ステップS306)。
このようにして、自律走行装置10の車輪15の汚れを簡単に除去することができる。そして、車輪15の汚れが除去されてきれいな状態の自律走行装置310を屋内エリア40に進入させることができる。
以上のように構成したので、第3実施形態によれば、車輪15を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置310の車輪清掃システム301であって、自律走行装置310の車輪15を清掃する清掃エリア20を備え、清掃エリア20には、車輪15が回転して摺擦することで車輪15を清掃する清掃マット21を備え、制御部320により清掃エリア20において車輪15の清掃処理を実行するように自律走行装置310の動作を制御することで、簡単に車輪15の汚れを除去することができる。これにより、例えば、屋外エリア30で走行して車輪15が汚れた自律走行装置310が屋外エリア30から屋内エリア40に進入する際に、車輪15を清掃マット21に摺擦させることで汚れを清掃できるので、清掃装置等を用いることなく、簡単な構成で車輪の清掃を行い、汚れを再付着することなく自律走行装置10を屋内エリア40に進入させることができる。
なお、第3実施形態では、制御部320による清掃処理の工程において、車輪15の清掃処理が終了した後に再度車輪15の汚れ状態を検出して清掃処理状態を確認しているが、車輪15が十分清掃されない場合は、自律走行装置310を清掃マット21上で移動させ、汚れの少ないマット面で清掃処理を行うようにしてもよい。
また、清掃処理状態を確認は、自律走行装置310が屋内エリア40に進入する前の清掃マット21の状態と車輪15の清掃処理後の清掃マット21の汚れ状態を、画像認識により差分を取って清掃効果を確認するようにしてもよい。
また、第3実施形態では、車輪15の汚れの検出に汚れセンサ340を用いて清掃処理を行っているが、車輪15の汚れ状態の変化が分かるカメラを用いてもよく、車輪の汚れ状態が規定値(閾値)よりも少なくなるまで清掃処理を行うようにしてもよい。
また、ユーザがさらに車輪15の清掃状態の向上を図りたい場合には、次回以降の清掃処理時間を長くして汚れ状態の規定値(閾値)を変更する等の装置自体に学習機能を持たせるようにしてもよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図面を参照して説明する。
図11は本発明の第4実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図、図12は前記自律走行装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。
なお、第4実施形態における自律走行装置の車輪清掃システムについて、第3実施形態の自律走行装置の車輪清掃システムの構成と同様な構成のものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第4実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システム401は、図11,図12に示すように、第3実施形態の自律走行装置の車輪清掃システム301の構成に加えて、汚れセンサ340を備えて車輪15の汚れを検出し、車輪15の汚れ状態に応じて車輪15を清掃処理することを特徴とするものである。
汚れセンサ340は、CCDカメラ等を用いて車輪15の汚れ状態を検出可能なセンサであって、清掃エリア20に配置されて自律走行装置310の車輪15の汚れ状態を検出する。
制御部420は、自律走行装置410が屋外エリア30から屋内エリア40に進入する前に、清掃エリア20において清掃処理を実行するように制御する。
第4実施形態では、制御部420は、自律走行装置410の運転を制御する機能に加えて、清掃処理部421、エリア判定部222、汚れ判定部423、清掃モード判定部424、清掃動作制御部425を備えて、車輪15の清掃処理を実行する機能を備えることを特徴としている。
清掃処理部421は、清掃エリア20において自律走行装置410が清掃処理を実行するように制御する。清掃処理部421は、清掃処理を実行する清掃モードを備え、自律走行装置10が清掃エリア20に進入すると清掃モードに切り替わるようになっている。
清掃モードとして、車輪15の汚れ状態に応じて複数の清掃モードが設定されている。
例えば、スキッドステア方式により、一定方向に定置旋回を行うモード、回転方向を切り替えて定置旋回を行うモード、間欠的に定置旋回を行うモードなどを設定されている。
また、清掃モードは、車輪15の汚れ状態に応じて、短時間清掃モード、長時間清掃モード等、清掃時間を変更可能(設定可能)に構成してもよい。
汚れ判定部423は、汚れセンサ340による検出結果に基づき、車輪15の汚れ状態を判定する。
清掃モード判定部424は、汚れ判定部423の判定結果に基づき、車輪15の清掃処理を行う清掃モードを判定する。
清掃動作制御部425は、清掃モード判定部424による判定結果に基づき、清掃処理部421による車輪15の汚れ状態に応じた清掃処理を実行するように制御する。
次に、第4実施形態の自律走行装置の車輪清掃システム401により自律走行装置410の車輪15の清掃処理を行う工程をフローチャートに沿って説明する。
図13は第4実施形態の自律走行装置の車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。
図13に示すように、自律走行装置の車輪清掃システム401による車輪15の清掃処理が開始されると、まず、衛星測位システム230により自律走行装置410の位置情報が取得される(ステップS401)。
そして、エリア判定部222により自律走行装置410が清掃エリア20にいるか否かが判定される(ステップS402)。
ステップS402において、自律走行装置410が清掃エリア20にいないと判定された場合は、ステップS401に戻る。
一方、ステップS402において、自律走行装置410が清掃エリア20にいると判定された場合は、汚れセンサ340により車輪15の汚れを検出する(ステップS403)。
そして、汚れセンサ340による検出結果に基づき、汚れ判定部423により車輪15の汚れ状態を判定して、その車輪15の汚れ状態に応じて清掃モード判定部424により清掃モードを決定する(ステップS404)。そして、清掃動作制御部425により決定された清掃モードによる車輪15の清掃処理が実行される(ステップS405)。
車輪15の清掃処理は、清掃エリア20の中央部付近において自律走行装置410が清掃マット21上で設定された清掃モードによる清掃処理を行うことで車輪15の汚れを除去する。
そして、汚れセンサ340により清掃処理後の車輪15の汚れ状態を検出して(ステップS406)、汚れ判定部423において車輪15の汚れが除去されたか否かが判定される(ステップS407)。
ステップS407において、車輪15の汚れが除去されていないと判定された場合は、ステップS405に進み、再び清掃処理が実行される。
一方、ステップS407において、車輪15の汚れが除去されていると判定された場合は、自律走行装置410を屋内エリア40に移動する(ステップS408)。
このようにして、自律走行装置410の車輪15の汚れ状態に応じて最適な清掃モードにより清掃処理を実行することで、簡単に汚れを除去することができる。そして、車輪15の汚れが除去されてきれいな状態の自律走行装置410を屋内エリア40に進入させることができる。
以上のように構成したので、第4実施形態によれば、車輪15を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システム401であって、自律走行装置410の車輪15を清掃する清掃エリア20を備え、清掃エリア20には、車輪15が回転して摺擦することで車輪15を清掃する清掃マット21を備え、制御部420により清掃エリア20において車輪15の汚れ状態に応じて最適な清掃モードによる清掃処理を実行するように自律走行装置410の動作を制御することで、簡単に車輪15の汚れを除去することができる。これにより、例えば、屋外エリア30で走行して車輪15が汚れた自律走行装置10が屋外エリア30から屋内エリア40に進入する際に、車輪15を清掃マット21に摺擦させることで汚れを清掃できるので、清掃装置等を用いることなく、簡単な構成で車輪の清掃を行い、汚れを再付着することなく自律走行装置10を屋内エリア40に進入させることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図面を参照して説明する。
図14は本発明の第4実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図、図15は前記自律走行装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。
なお、第5実施形態における自律走行装置の車輪清掃システムについて、第4実施形態の自律走行装置の車輪清掃システムの構成と同様な構成のものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第5実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システム501は、図14,図15に示すように、第4実施形態の自律走行装置の車輪清掃システム401の構成に加えて、天気情報取得部550を備えて、自律走行装置510が運転する地域(現地)の天気情報を外部から取得して、天気に応じた車輪15の汚れ状態に応じて車輪15を清掃処理することを特徴とするものである。
制御部520は、自律走行装置510が屋外エリア30から屋内エリア40に進入する前に、清掃エリア20において清掃処理を実行するように制御する。
第5実施形態では、制御部520は、自律走行装置510の運転を制御する機能に加えて、清掃処理部521、エリア判定部222、汚れ判定部423、清掃モード判定部524、清掃動作制御部525を備えて、車輪15の清掃処理を実行する機能を備えることを特徴としている。
清掃処理部521は、清掃エリア20において自律走行装置510が清掃処理を実行するように制御する。清掃処理部521は、清掃処理を実行する清掃モードを備え、自律走行装置10が清掃エリア20に進入すると清掃モードに切り替わるようになっている。
清掃モードとして、天気の状態(晴れ、曇り、雨、雪など)や車輪15の汚れ状態に応じて複数の清掃モードが設定されている。例えば、スキッドステア方式により、一定方向に定置旋回を行うモード、回転方向を切り替えて定置旋回を行うモード、間欠的に定置旋回を行うモードなどを設定されている。
さらに、天気の状態に応じて清掃モードを切り換えるようにしてもよい。
例えば、雨の場合は、車輪15の汚れが付きやすい状態(泥による汚れ)が予測できるので、清掃処理時間が長い長時間清掃モードを設定し、一方、晴れの場合は、車輪15に汚れが付きにくい状態(乾いた汚れ)が予測できるので、清掃処理時間が短い短時間清掃モードを設定してもよい。
清掃モード判定部524は、天気情報取得部550により取得した天気情報と、汚れ判定部423の判定結果に基づき、車輪15の清掃処理を行う清掃モードを判定する。
清掃動作制御部525は、清掃モード判定部524による判定結果に基づき、清掃処理部521による車輪15の汚れ状態に応じた清掃処理を実行するように制御する。
次に、第5実施形態の自律走行装置の車輪清掃システム501により自律走行装置510の車輪15の清掃処理を行う工程をフローチャートに沿って説明する。
図16は第5実施形態の自律走行装置の車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。
図16に示すように、自律走行装置の車輪清掃システム401による車輪15の清掃処理が開始されると、まず、衛星測位システム230により自律走行装置510の位置情報が取得される(ステップS501)。
そして、エリア判定部222により自律走行装置510が清掃エリア20にいるか否かが判定される(ステップS502)。
ステップS502において、自律走行装置510が清掃エリア20にいないと判定された場合は、ステップS501に戻る。
一方、ステップS502において、自律走行装置510が清掃エリア20にいると判定された場合は、汚れセンサ340により車輪15の汚れを検出する(ステップS503)。
そして、天気情報取得部550により自律走行装置510が走行する地域(現地)の天気情報を取得する(ステップS504)
そして、汚れセンサ340による検出結果に基づき、汚れ判定部423により車輪15の汚れ状態を判定して、その車輪15の汚れ状態と天気情報取得部550により取得した天気情報に基づき清掃モード判定部424により清掃モードを決定する(ステップS505)。そして、清掃動作制御部525により決定された清掃モードによる車輪15の清掃処理が実行される(ステップS506)。
車輪15の清掃処理は、清掃エリア20の中央部付近において自律走行装置510が清掃マット21上で設定された清掃モードによる清掃処理を行うことで車輪15の汚れを除去する。
そして、汚れセンサ340により清掃処理後の車輪15の汚れ状態を検出して(ステップS507)、汚れ判定部423において車輪15の汚れが除去されたか否かが判定される(ステップS508)。
ステップS508において、車輪15の汚れが除去されていないと判定された場合は、ステップS506に進み、再び清掃処理が実行される。
一方、ステップS508において、車輪15の汚れが除去されていると判定された場合は、自律走行装置510を屋内エリア40に移動する(ステップS509)。
このようにして、自律走行装置510の車輪15の汚れ状態に応じて最適な清掃モードにより清掃処理を実行することで、簡単に汚れを除去することができる。そして、車輪15の汚れが除去されてきれいな状態の自律走行装置510を屋内エリア40に進入させることができる。
以上のように構成したので、第5実施形態によれば、車輪15を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システム501であって、自律走行装置510の車輪15を清掃する清掃エリア20を備え、清掃エリア20には、車輪15が回転して摺擦することで車輪15を清掃する清掃マット21を備え、制御部520により清掃エリア20において車輪15の汚れ状態と、自律走行装置510が走行する地域の天気の状態に応じて最適な清掃モードによる清掃処理を実行するように自律走行装置510の動作を制御することで、簡単に車輪15の汚れを除去することができる。
なお、上述した実施形態では、清掃エリア20にいる自律走行装置を検出する位置検出装置として、清掃エリア検出部130や衛星測位システム230を採用したが、本発明は、位置検出装置を限定するものではなく、その他の検出手段、例えば、赤外線センサ等により自律走行装置10の位置情報を検出するものであってもよい。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について図面を参照して説明する。
図17は本発明の第6実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システムの全体の構成を示す説明図、図18は前記自律走行装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。
なお、第6実施形態における自律走行装置の車輪清掃システムについて、第1実施形態の自律走行装置の車輪清掃システムの構成と同様な構成のものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第6実施形態に係る自律走行装置の車輪清掃システム601は、図17,図18に示すように、第2実施形態の自律走行装置の位置情報を検出する衛星測位システム230に換えて、赤外線センサ630を採用することを特徴とするものである。
赤外線センサ630は、図17に示すように、清掃エリア20を図中の左右方向で挟む位置で2箇所に配置して、2個の赤外線センサ630により清掃エリア20に近づき進入する自律走行装置610の位置情報を検出するものである。
第6実施形態では、制御部620は、自律走行装置610の運転を制御する機能に加えて、清掃処理部121、エリア判定部622を備えて、車輪15の清掃処理を実行する機能を備えることを特徴としている。
エリア判定部622は、2箇所の赤外線センサ630による位置情報検出結果に基づき、自律走行装置610が清掃エリア20に対してどの位置にいるかを判定する。
2箇所の赤外線センサ630の検出エリアにおける検出位置に対応して清掃エリア20における位置情報を予め設定することで、2箇所の赤外線センサ630により自律走行装置610を検出することで、自律走行装置610の位置情報を取得することができる。
次に、第6実施形態の自律走行装置の車輪清掃システム601により自律走行装置610の車輪15の清掃処理を行う工程をフローチャートに沿って説明する。
図19は第6実施形態の自律走行装置の車輪清掃システムにより自律走行装置の車輪の清掃処理を実行する工程を示すフローチャートである。
図19に示すように、自律走行装置の車輪清掃システム601による車輪15の清掃処理が開始されると、まず、赤外線センサ630により自律走行装置610の位置情報が取得される(ステップS601)。
そして、エリア判定部622により自律走行装置610が清掃エリア20にいるか否かが判定される(ステップS602)。
ステップS602において、自律走行装置610が清掃エリア20にいないと判定された場合は、ステップS601に戻る。
一方、ステップS602において、自律走行装置610が清掃エリア20にいると判定された場合は、清掃処理部121により、自律走行装置610の運転モードから車輪15の清掃処理を実行する清掃モードに切り替えられて、車輪15の清掃処理が実行される(ステップS603)。
車輪15の清掃処理は、清掃エリア20の中央部付近において自律走行装置610が清掃マット21上で定置旋回を所定時間行うことで車輪15の汚れを除去する。
このようにして、自律走行装置10の車輪15の汚れを簡単に除去することができる。
以上のように構成したので、第6実施形態によれば、車輪15を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置610の車輪清掃システム601であって、自律走行装置610の車輪15を清掃する清掃エリア20を備え、清掃エリア20には、車輪15が回転して摺擦することで車輪15を清掃する清掃マット21を備え、制御部620により清掃エリア20において車輪15の清掃処理を実行するように自律走行装置610の動作を制御することで、簡単に車輪15の汚れを除去することができる。これにより、例えば、屋外エリア30で走行して車輪15が汚れた自律走行装置610が屋外エリア30から屋内エリア40に進入する際に、車輪15を清掃マット21に摺擦させることで汚れを清掃できるので、清掃装置等を用いることなく、簡単な構成で車輪の清掃を行い、汚れを再付着することなく自律走行装置210を屋内エリア40に進入させることができる。
なお、上述した実施形態においては、自律走行装置の駆動源として駆動モータを採用している場合は、駆動モータを駆動する際のバッテリー(充電池)の残りの電気容量が少なくなり、車輪の清掃処理を行うことが困難なときには、例えば、清掃エリア20の手前で待機したり、バッテリー交換を指示するアラームを発生させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、清掃エリア20に、ファイバーを植えた清掃マット21を配置しているが、清掃マット21の構成として、長さの異なるファイバーを植えることで、車輪15の表面に生じる力に変化を与えて汚れを効果的に除去するようにしてもよい。
また、自律走行装置において定置旋回を行う場合は、車輪と清掃マットとの間の摩擦力に対する大きなトルクが必要とされるため、清掃マットの構成として低い摩擦力で車輪を擦れるものが望ましい。したがって、清掃マット21の構成として、低摩擦で腰の強いファイバーを用いることが好ましい。
また、清掃マット21は、マットに付いた汚れを除去するために、マット内に水が循環できる構造として、ホース等を接続して水を流すことで泥などの汚れを別の場所に流すようにしてもよい。この清掃マットの清掃処理は定期的に自動で行うようにしてもよい。
また、清掃マット21は、連結、分割可能に構成して、汚れた部分だけを交換できるようにしてもよい。
また、清掃マット21は、衛星測位システムや電磁波の変化を検出するコイル等により清掃マット21を検出可能な構成にしてもよい。このように構成することで、清掃エリア20に清掃マット21の存在を確認することができる。例えば、清掃エリア20に清掃マット21が存在しない場合は、自律走行装置を待機させたり、アラームを発生するようにしてもよい。
以上のように、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1,201,301,401,501,601 車輪清掃システム
10,210,310,410,510,610 自律走行装置
15 車輪
20 清掃エリア
21 清掃マット
30 屋外エリア
40 屋内エリア
120,220,320,420,520,620 制御部
121,421,521 清掃処理部
122,222,622 エリア判定部
130 清掃エリア検出部(位置検出装置)
230 衛星測位システム(位置検出装置)
323,423 汚れ判定部
340 汚れセンサ
424,524 清掃モード判定部
425,525 清掃動作制御部
550 天気情報取得部
630 赤外線センサ(位置検出装置)

Claims (11)

  1. 車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システムであって、
    前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアを備え、
    前記自律走行装置には、前記清掃エリアにおいて前記車輪の清掃処理を実行するように前記自律走行装置の動作を制御する制御部を備え
    前記清掃処理は、前記清掃エリア上で前記自律走行装置が定置旋回を行うことで車輪を摺擦する動作を含むことを特徴とする自律走行装置の車輪清掃システム。
  2. 前記車輪清掃システムは、前記自律走行装置の位置情報を検出する位置検出装置を備え、
    前記制御部は、前記位置検出装置による検出結果に基づき、前記自律走行装置が屋外エリア、屋内エリアまたは清掃エリアの何れにいるかを判定するエリア判定手段を備え、前記自律走行装置が前記屋外エリアから前記屋内エリアに進入する前に、前記清掃エリアにおいて前記清掃処理を実行するように制御することを特徴とする請求項1に記載の自律走行装置の車輪清掃システム。
  3. 前記清掃エリアは、前記屋外エリアと前記屋内エリアの間に配置され、
    前記制御部は、前記清掃処理を実行する清掃モードを備え、前記自律走行装置が前記清掃エリアに進入すると前記清掃モードに切り替わることを特徴とする請求項2に記載の自律走行装置の車輪清掃システム。
  4. 前記清掃エリアには、前記車輪が回転して摺擦することで前記車輪を清掃する摺擦部材を備えることを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の車輪清掃システム。
  5. 前記自律走行装置は、前記車輪の汚れを検出する汚れ検出手段を備え、
    前記制御部は、前記汚れ検出手段による検出結果に基づき、前記車輪の汚れの検出値が予め設定された所定値以下であるか否かを判定する汚れ判定手段を備え、
    前記清掃エリアにおいて清掃処理を実施した後、前記車輪の汚れの検出値が所定値以下とならなかった場合には、前記清掃処理を繰り返し実行することを特徴とする請求項1からのうちの何れか一項に記載の自律走行装置の車輪清掃システム。
  6. 車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システムであって、
    前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアを備え、
    前記自律走行装置は、
    前記清掃エリアにおいて前記車輪の清掃処理を実行するように前記自律走行装置の動作を制御する制御部と、
    記車輪の汚れを検出する汚れ検出手段と、
    を備え、
    前記清掃処理は、前記車輪の汚れ状態に応じて複数の清掃モードを備え、
    前記制御部は、
    前記汚れ検出手段による検出結果に基づき、前記車輪の汚れの状態を判定する汚れ判定手段と、
    前記汚れ判定手段の判定結果に基づき、前記車輪の汚れ状態に応じて実行する前記清掃モードを判定する清掃モード判定部と、
    前記清掃モード判定部による判定結果に基づき、前記清掃モードに応じて前記自律走行装置の運転を制御する清掃動作制御部と、
    を備えることを特徴とする自律走行装置の車輪清掃システム。
  7. 前記清掃処理は、前記自律走行装置が走行する屋外エリアの天気情報に応じて複数の清掃モードを備え、
    前記制御部は、前記屋外エリアの天気情報を入手する機能を備え、
    前記清掃モード判定部は、前記天気情報に応じて実行する前記清掃モードを判定する機能を備えることを特徴とする請求項に記載の自律走行装置の車輪清掃システム。
  8. 車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の制御方法であって、
    前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアにおいて、
    前記自律走行装置の車輪を回転させて前記車輪を清掃する清掃処理を実行する工程、を備え
    前記清掃処理には、前記清掃エリア上で前記自律走行装置が定置旋回を行うことで車輪を摺擦する工程を含むことを特徴とする自律走行装置の制御方法。
  9. 車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の制御方法であって、
    前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアにおいて、
    前記自律走行装置の車輪を回転させて前記車輪を清掃する清掃処理を実行する工程と、
    前記車輪の汚れを検出する工程と、
    前記車輪の汚れ状態に応じて複数の清掃モードにより清掃する工程と、
    前記汚れを検出する工程による検出結果に基づき、前記車輪の汚れの状態を判定する工程と、
    前記汚れを判定する工程の判定結果に基づき、前記車輪の汚れ状態に応じて実行する前記清掃モードを判定する工程と、
    前記清掃モードを判定する工程による判定結果に基づき、前記清掃モードに応じて前記自律走行装置の運転を制御する工程と、
    を備えることを特徴とする自律走行装置の制御方法。
  10. 車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システムを動作させる制御プログラムであって、
    前記自律走行装置を、前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアにおいて、
    前記自律走行装置の車輪を回転させて前記車輪を清掃する清掃処理を実行して、前記清掃エリア上で前記自律走行装置が定置旋回を行うことで車輪を摺擦するように機能させることを特徴とする制御プログラム。
  11. 車輪を備えて周辺情報に基づき自律走行が可能な自律走行装置の車輪清掃システムを動作させる制御プログラムであって、
    前記自律走行装置を、前記自律走行装置の車輪を清掃する清掃エリアにおいて、
    前記自律走行装置の車輪を回転させて前記車輪を清掃する清掃処理を実行し、
    前記車輪の汚れを検出し、
    前記車輪の汚れ状態に応じて複数の清掃モードにより清掃し、
    前記汚れを検出した結果に基づき、前記車輪の汚れの状態を判定し、
    前記汚れを判定した結果に基づき、前記車輪の汚れ状態に応じて実行する前記清掃モードを判定し、
    前記清掃モードを判定した結果に基づき、前記清掃モードに応じて前記自律走行装置の運転を制御するように機能させることを特徴とする制御プログラム。
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