JP6597255B2 - 船外機の遠隔操舵機構 - Google Patents

船外機の遠隔操舵機構 Download PDF

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本発明は、船外機においてティラーハンドル仕様あるいはリモートコントロール仕様で操作可能な遠隔操舵機構に関するものである。
船外機にはティラーハンドル仕様とリモートコントロール仕様があり、例えば特許文献1に係る小出力の小型の船外機ではティラーハンドル仕様専用に設計されるのが一般的である。
一方、特許文献2に記載されるような中大型の船外機では、船外機を船体に固定する取付部材(クランプブラケット、スイベルブラケット)側にハンドルブラケットが設けられている。これにより船体側でもエンジン振動が吸収されるためハンドル専用の弾性体は設けられていない。
これに対して特許文献2に係る船外機では、ドライブシャフトハウジングはその外周面に配置された弾性体を介してスイベルの回転支持部で回転自在に支持される。更にティラーハンドルが取り付けられるハンドルブラケットを、該ティラーハンドルに伝わるエンジン振動の軽減のために弾性体を介して船外機本体に取り付け、従って船外機本体とステアリングブラケットは中大型の船外機の場合と比較して柔らかい特性の弾性体を介して連結される。
特開2002−347696号公報 特開平5−319387号公報
ところで、小型の船外機において、リモートコントロール仕様に変更するという市場からの要請がある。この要請に対して、弾性体を介して取り付けられたハンドルブラケットに、船体側に設けられた操作装置(操舵ハンドル)から延設された操作ケーブルを接続すると、ハンドルブラケットの弾性体が変形してそのままでは応答性の低下により操作感が損なわれる場合がある。
本発明はかかる実情に鑑み、常に優れた応答性を確保維持し、仕様変更等に有効に対応可能な船外機の遠隔操舵機構を提供することを目的とする。
本発明の船外機の遠隔操舵機構は、エンジンの下方に配置され、その内部に形成された排気通路中にドライブシャフトを配置したドライブシャフトハウジングが、その外周面に取り付けられた弾性体を介してスイベルブラケットの回動支持部で回動自在に支持される船外機において、前端部に船体側に設けられた遠隔操作装置から接続された操舵アクチュエータと連結する連結部を有するステアリングブラケットを、前記ドライブシャフトハウジングに取り付けたことを特徴とする。
また、本発明の船外機の遠隔操舵機構において、前記ステアリングブラケットは少なくとも基端部の2箇所で、前記エンジンの下部に形成された水平な取付面を含む取付部においてネジ部材と係合し、前記ネジ部材の軸部には、前記ステアリングブラケットの前記基端部の厚さ寸法と同等もしくはそれ以上長く形成した段部又はスペーサを有し、前記ステアリングブラケットは前記エンジンの取付部に遊動可能に取り付けられることを特徴とする。
また、本発明の船外機の遠隔操舵機構において、前記ステアリングブラケットの基端部には、アクセル及びシフト操作用のケーブルを支持するためのアクセル・シフトブラケットが前記ステアリングブラケットを間に挟むように下側に重ねて取り付けられ、前記アクセル・シフトブラケットは前記ネジ部材により前記エンジンの取付部に固着することを特徴とする。
本発明によれば、ティラーハンドル仕様からリモートコントロール仕様への変更に有効に対応可能である。
ステアリングブラケットが船外機本体を構成するエンジン側から直接に延出することにより、操舵アクチュエータの操作力が、弾性体を介さずに直接に伝達されるため、遠隔操作装置の操作に対する応答性が向上し、適正な操作感を確保維持することができる。
本発明に係る船外機の全体構成を示す斜視図である。 本発明の本実施形態における船外機の内部構造を示す断面図である。 本発明の本実施形態における船体に搭載された船外機のアッパユニットまわりを示す斜視図である。 本発明の本実施形態における船外機のアッパユニットまわりを示す斜視図である。 本発明の本実施形態における船外機のロアユニット側から見た図である。 本発明の本実施形態における船外機のアッパユニットまわりを示す下方斜視図である。 本発明の本実施形態における船外機のミッドユニットまわりを示す上方斜視図である。 本発明の本実施形態におけるステアリングブラケット及びアクセル・シフトブラケットの取付構造例を示す断面図である。 本発明の本実施形態におけるステアリングブラケット及びアクセル・シフトブラケットの取付構造例を示す拡大断面図である。
以下、図面に基づき、本発明による船外機の遠隔操舵機構における好適な実施の形態を説明する。
図1は本発明の適用例としての船外機10の概略構成例を示す左側面図、図2は船外機10の内部を示す断面図である。この例において船外機10は図示のように、その前部側にて船体の後尾板1に固定されている。船外機10はエンジン11を搭載し、以下の説明中で各図において必要に応じて、船外機10又はエンジン11の前方を矢印Frにより、また後方を矢印Rrにより示し、また船外機10の側方右側を矢印Rにより、側方左側を矢印Lによりそれぞれ示す。
船外機10の全体構成において、図1及び図2を参照して上部から下部へアッパユニット(もしくはパワーユニット)12、ミッドユニット13及びロアユニット14が順に配置構成される。アッパユニット12においてエンジン11が搭載され、そのクランクシャフト15(クランク軸)が鉛直方向を向くように縦置きに搭載支持される。なお、エンジン11として典型的には、単気筒エンジンを採用可能である。ミッドユニット13は、スイベルブラケット16に設けられた回転支持部17により水平回動可能に支持される。スイベルブラケット16の左右両側には一対のクランプブラケット18(図3をも参照)が設けられ、左右方向に設定されたチルト軸19を介して両者が連結する。クランプブラケット18は船体の後端に位置する後尾板1に固定され、船外機10全体はスイベルブラケット16を介して、チルト軸19のまわりに上下方向に回動可能に支持される。
回転支持部17まわりの支持構造において、スイベルブラケット16の上部に設けられた回転支持部17には、ティラーハンドル20が結合されたハンドルブラケット21が回転可能に装着される。ハンドルブラケット21は概して円筒状に形成され、その内側に弾性体で形成されたマウント22が内挿され、このマウント22の更に内側にドライブシャフトハウジング23が嵌装される。ハンドルブラケット21及びドライブシャフトハウジング23はマウント22を介して、回転一体に結合する。ドライブシャフトハウジング23は回転支持部17において回転可能に支持される。ドライブシャフトハウジング23上にはエンジン11が搭載支持され、ティラーハンドル20の回動操作によりドライブシャフトハウジング23を含めてパワーユニット全体が回転支持部17上で水平回動可能である。ティラーハンドル20と結合するハンドルブラケット21とエンジン11を搭載するドライブシャフトハウジング23の間にはマウント22が介挿されるため、エンジン11の振動がティラーハンドル20へ伝わるのを軽減する構造となっている。
ミッドユニット13、より具体的にはドライブシャフトハウジング23は概して筒状を呈し(図6等参照)、その上にエンジン11が一体的に結合する。ドライブシャフトハウジング23内にはクランクシャフト15の下端部に連結するドライブシャフト24が上下方向に貫通配置され、このドライブシャフト24の駆動力が、ロアユニット14のギアケース25内のプロペラシャフトに伝達されるようになっている。このプロペラシャフトの後端にはプロペラ26が取り付けられ、エンジン11の動力がクランクシャフト15、ドライブシャフト24及びプロペラシャフト等でなる動力伝達経路を経て、最終的にプロペラ26に伝達され、これを回転駆動することができる。
上記の場合、アッパユニット12は外装カバー27によって覆われる。外装カバー27は、アッパユニット12の上部まわりを覆うアッパカバー27Aと、その下部まわりを覆うロアカバー27Bとを含み、これらが一体的に結合し、全体として例えば概略卵型あるいはレモン型等の外観フォルムを形成する。
ここで、エンジン11について概説すると、エンジン11として例えばOHV(Over Head Valve)エンジン等でよく、図2のようにアッパユニット12においてそのクランクシャフト15が鉛直方向を向くようにドライブシャフトハウジング23上に縦置きに搭載支持される。エンジン11は、エンジンケース28の後部に順次シリンダブロック29、シリンダヘッド30及びシリンダヘッドカバー31が一体的に結合してなる。船外機10が図1のように船体1に装備された際、典型的にはシリンダ軸線が鉛直方向と直交する水平方向に後方を指向する。
エンジンケース28は、それぞれシリンダブロック29を一体に備えた上部エンジンケース28A及び下部エンジンケース28Bに分割されている。詳細な図示等については省略するが、クランクシャフト15は図2に示されるように、上部エンジンケース28A及び下部エンジンケース28Bにそれぞれ設けた軸受部によりクランク室32内で回転自在に支持される。シリンダブロック29に形成されたシリンダボア内には、ピストン33がシリンダ軸線方向に沿って往復動可能に収容される。クランクシャフト15及びピストン33はコネクティングロッドを介して、相互に連結される。ピストン33がシリンダブロック29のシリンダボア内でシリンダ軸線方向に往復運動することで、コネクティングロッドを介してクランクシャフト15が回転駆動される。
上記構成において船外機10をティラーハンドル仕様とする場合、ティラーハンドル20を適宜回動させることで、ハンドルブラケット21を介してエンジン11を含めてドライブシャフトハウジング23が回転支持部17で回転する。即ち、ティラーハンドル20の回動操作によりパワーユニットが回転支持部17上で水平回動すると共に、プロペラ26を所望の角度に転舵することができる。
本発明の船外機10ではティラーハンドル仕様をリモートコントロール仕様に変更することができる。図3〜図5に示されるようにアッパユニット12の下部付近から前方(後尾板1側)乃至側方(右側)に延出して構成される操舵機構50とアクセル・シフト機構51を備え、これらの操舵機構50及びアクセル・シフト機構51が遠隔式に駆動制御され、アクセル操作及びシフト操作を行うようにする。この場合、操舵機構50は図3等を参照して、船体側に設けられた遠隔操作装置100の操舵装置(ハンドル)に接続されて、該操舵装置により駆動制御される操舵アクチュエータ52と連結する連結部54を有するステアリングブラケット53を備える。また、アクセル・シフト機構51は遠隔操作装置100のアクセル装置及びシフト装置に接続されたアクセル操作用ケーブル55及びシフト操作用ケーブル56を支持するためのアクセル・シフトブラケット57を有する。
ステアリングブラケット53はエンジン11の下部に取り付けられ、具体的には図2のように上部にエンジン11を搭載するドライブシャフトハウジング23に対して、その基端部53aにて取付支持される。図3あるいは図6、図7等に示されるようにステアリングブラケット53は概して、その基端部53aから前方に向けて次第に幅狭となるように延設された板材もしくはプレート材でなり、その先端部において連結部54を介して操舵アクチュエータ52とピン結合する。この場合、ドライブシャフトハウジング23の上端の前部には図2〜図4及び図6等に示されるようにエンジン11の下部に位置して、水平な取付面を含む取付部58を有し、この取付部58にてステアリングブラケット53の基端部53aが少なくとも2箇所で、ネジ部材と係合して取り付けられる。本例ではネジ部材として2本のスタッドボルト59を使用し、後述のようにステアリングブラケット53はエンジン11の下部の取付部58において遊動可能に取り付けられる。
ステアリングブラケット53の取付構造等についてより具体的に説明すると、図8及び図9に示されるように取付部58には左右一対のスタッドボルト59が螺着する。スタッドボルト59は、ドライブシャフトハウジング23の取付部58に螺合するネジ部59aと、ステアリングブラケット53と係合する軸部としての段部(もしくはスペーサ)59bと、ナット60が螺合するネジ部59cとを有する。
ここで、アクセル・シフトブラケット57の取付構造において、図2あるいは図3のようにステアリングブラケット53の下側に重なるようにドライブシャフトハウジング23に対して、その基端部57aにて取付支持される。図5あるいは図6等に示されるようにアクセル・シフトブラケット57は概して、その基端部57aから側方(本例では右側)に向けて延設されると共に、前後に二股状に分岐するように板材もしくはプレート材を折曲成形してなる。アクセル・シフトブラケット57の二股状の先端部にはそれぞれ、アクセル操作用ケーブル55及びシフト操作用ケーブル56をガイド保持するホルダ61A,61Bを有する。
遠隔操作装置100(図3)から後方へ延伸するアクセル操作用ケーブル55は、図3のように後尾板1の上方を通過し、ホルダ61Aにガイドされてスロットルドラム62まで配索されてそのアーム63に接続される。また、遠隔操作装置100から後方へ延伸するシフト操作用ケーブル56は、図3のように後尾板1の上方を通過し、ホルダ61Bにガイドされてシフトレバー64まで配索されて該シフトレバー64に接続される。
さて、図9に示されるようにステアリングブラケット53の基端部53aには、スタッドボルト59の段部59bと係合する係合孔65が形成される。また、アクセル・シフトブラケット57の基端部57aには、スタッドボルト59の軸部が挿通する挿通孔66が形成される。ナット60をスタッドボルト59のネジ部59cにねじ込むことで、ワッシャ67を介してアクセル・シフトブラケット57の基端部57aを段部59bの側面に押圧固定することができる。
図9において、スタッドボルト59の段部59bはその長さT(軸方向)が、ステアリングブラケット53の基端部53aの厚さtと同等もしくはそれ以上長く形成される。また、上記のようにアクセル・シフトブラケット57はナット60により取付部58に固着するが、ステアリングブラケット53の基端部53aを間に挟むように下側に重ねて取り付けられる。このためスタッドボルト59の段部59bがその軸方向で係合孔65と隙間を持ちつつ係合可能となり、これによりステアリングブラケット53の基端部53aは、取付部58において遊動可能に取り付けられる。
上記の場合、操舵アクチュエータ52の先端部52aは図3に示されるように、ステアリングブラケット53の先端部に付設された連結部54に対して、ピン結合する。操舵アクチュエータ52の基端部52bはブラケット68を介して、後尾板1に首振り自在に連結される。操舵アクチュエータ52は図3の両矢印のように伸縮する。
また、アクセル操作用ケーブル55は図3の両矢印のように伸縮し、これによりアーム63を揺動させる。アーム63の揺動に対応して、スロットルドラム62が往復回動する。スロットルドラム62には図5等に示されるようにスロットルワイヤ69が接続され、このスロットルワイヤ69は図4等に示されるように外装カバー27(ロアカバー27B)に挿通されて、アッパユニット12のスロットルボディ34に接続される。即ち、スロットルワイヤ69によりスロットルボディ34に装着されたスロットルバルブを開閉駆動することができる。
更に、シフト操作用ケーブル56は図3の両矢印のように伸縮し、シフトレバー64を前後に揺動させる。シフトレバー64の揺動に対応して、ギアケース25内のギヤの噛合関係を切り換え、これによりプロペラ26を正逆転あるいはニュートラル状態に切り換えることができる。
本発明の船外機10において、リモートコントロール仕様とした場合、船体側での遠隔操作装置100の操作により操舵機構50及びアクセル・シフト機構51を駆動することで、これらの操舵機構50及びアクセル・シフト機構51を介して船外機10を遠隔式に操舵し、あるいはアクセル操作及びシフト操作を行うことができる。即ち、ティラーハンドル仕様であった船外機10の基本構成をそのまま維持し、本実施形態のようにリモートコントロール仕様への変更に有効に対応可能である。
この場合、特にステアリングブラケット53が船外機10の本体を構成するエンジン11、より具体的にはドライブシャフトハウジング23の取付部58から直接に延出することで、遠隔操作装置100により駆動される操舵アクチュエータ52の操作力が、弾性体であるマウント22を介さずに直接に伝達される。これにより遠隔操作装置100の操作に対する応答性が向上し、適正な操作感を確保維持することができる。
また、船外機10を左右に操舵すると、ステアリングブラケット53には船外機10を左右に傾動させて船体を旋回させるために操舵反力が作用し、この操舵反力はステアリングブラケット53の基端部53aに左右方向の回転モーメントを発生させる。この回転モーメントによりステアリングブラケット53の基端部53aとネジ部材、即ちスタッドボルト59との間で相対移動が起きると、ネジ部59aの螺合を緩める方向の回転力が発生する。一旦、このような緩みが発生するとそのままでは加速的に緩みが進行する。これに対して、スタッドボルト59がステアリングブラケット53を締付固定しない構造であるから、ステアリングブラケット53とスタッドボルト59との間で相対移動があってもスタッドボルト59の螺合を緩める力が極小であり、その緩みを防止し強固な締付力を維持することができる。
また、アクセル・シフトブラケット57をステアリングブラケット53と重ねて取り付けることにより、アクセル・シフトブラケット57がステアリングブラケット53のガイドになって、上下方向への傾き(ガタツキ)を抑えることができる。これによりステアリングブラケット53による操舵力を船外機へ確実に伝達することができ、安定且つ適正な操舵機能を発揮する。また、アクセルを操作するアクセル操作用ケーブル55は操舵操作用のケーブルと比べて極めて繊細な操作を伝達するため、アクセル・シフトブラケット57がステアリングブラケット53と別体に形成され、且つ相対的移動を可能にしているためハンドル操作の影響でアクセル開度、更にはエンジン回転数が変動して乗り心地を損なう心配が全くない。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば、ネジ部材であるスタッドボルト59を3本以上使用してもよい。また、アクセル・シフトブラケット57は、その基端部57aから左側に向けて延設してもよい。
10 船外機、11 エンジン、12 アッパユニット、13 ミッドユニット、14 ロアユニット、15 クランクシャフト、16 スイベルブラケット、17 回転支持部、18 クランプブラケット、19 チルト軸、20 ティラーハンドル、21 ハンドルブラケット、22 マウント、23 ドライブシャフトハウジング、24 ドライブシャフト、25 ギアケース、26 プロペラ、27 外装カバー、28 エンジンケース、29 シリンダブロック、30 シリンダヘッド、31 シリンダヘッドカバー、32 クランク室、33 ピストン、34 スロットルボディ、50 操舵機構、51 アクセル・シフト機構、52 操舵アクチュエータ、53 ステアリングブラケット、54 連結部、55 アクセル操作用ケーブル、56 シフト操作用ケーブル、57 アクセル・シフトブラケット、58 取付部、59 スタッドボルト、60 ナット、61A,61B ホルダ、62 スロットルドラム、63 アーム、64 シフトレバー、65 係合孔、66 挿通孔、67 ワッシャ、68 ブラケット、69 スロットルワイヤ、100 遠隔操作装置。

Claims (3)

  1. エンジンの下方に配置され、その内部に形成された排気通路中にドライブシャフトを配置したドライブシャフトハウジングが、その外周面に取り付けられた弾性体を介してスイベルブラケットの回動支持部で回動自在に支持される船外機において、
    前端部に船体側に設けられた遠隔操作装置から接続された操舵アクチュエータと連結する連結部を有するステアリングブラケットを、前記ドライブシャフトハウジングに取り付けたことを特徴とする船外機の遠隔操舵機構。
  2. 前記ステアリングブラケットは少なくとも基端部の2箇所で、前記エンジンの下部に形成された水平な取付面を含む取付部においてネジ部材と係合し、
    前記ネジ部材の軸部には、前記ステアリングブラケットの前記基端部の厚さ寸法と同等もしくはそれ以上長く形成した段部又はスペーサを有し、
    前記ステアリングブラケットは前記エンジンの取付部に遊動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の船外機の遠隔操舵機構。
  3. 前記ステアリングブラケットの基端部には、アクセル及びシフト操作用のケーブルを支持するためのアクセル・シフトブラケットが前記ステアリングブラケットを間に挟むように下側に重ねて取り付けられ、
    前記アクセル・シフトブラケットは前記ネジ部材により前記エンジンの取付部に固着することを特徴とする請求項2に記載の船外機の遠隔操舵機構。
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