JP6596983B2 - インクジェットインク組成物 - Google Patents
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Description
各方面で急速な発展を遂げている。その中で、吐出安定性等について種々の検討がなされ
ている。例えば、特許文献1には、吐出安定性に優れ、普通紙に対するフェザリング耐性
が向上し、かつインクを吸収しにくい記録媒体でも、高い耐擦過性を備えた画像、印刷物
を得ることができるインクジェットインクを提供することを目的として、顔料、水、水溶
性溶媒及び高分子微粒子を含有するインクジェットインクにおいて、該高分子微粒子がコ
ア部とシェル部とからなるシェル構造を有し、該シェル部が所定の官能基を有する単量体
を含有するインクジェットインクが開示されている。
ノマーを含有しやすい。このような残存モノマーがインク組成物中に存在すると、インク
の保存安定性、吐出安定性を害し、また、得られる記録物の耐擦性を害するということが
本発明者らによって明らかとなってきた。
定性及び吐出安定性に優れ、かつ、耐擦性に優れた記録物を得ることのできるインクジェ
ットインク組成物を提供することを目的とする。
ーの含有量を一定の範囲とすることにより上記課題を解決できることを見出して、本発明
を完成させた。
〔1〕
水と、溶剤と、コア−シェル構造を有する樹脂と、を含み、
前記溶剤のSp値(A)と、前記樹脂に由来するモノマー成分のSp値(B)が、下記式(1)を満たし、
前記モノマー成分の含有量が、インクジェットインク組成物の総量に対して、500ppm以下であり、
前記溶剤は、Sp値が14.4以下である溶剤を含み、
Sp値が14.4以下である該溶剤の含有量は、前記インクジェットインク組成物の総量に対して、15質量%以下である、
インクジェットインク組成物。
3.0≧|A−B| (1)
〔2〕
前記モノマー成分の含有量が、前記インクジェットインク組成物の総量に対して、12
0ppm以下である、前項〔1〕のインクジェットインク組成物。
〔3〕
前記樹脂の含有量が、前記インクジェットインク組成物の総量に対して、1.0質量%
以上である、前項〔1〕又は〔2〕に記載のインクジェットインク組成物。
〔4〕
前記コアが、芳香族単量体に由来する構成単位を含み、
前記芳香族単量体に由来する前記構成単位の含有量が、前記コア−シェル構造を有する
樹脂の総量に対して、10質量%以上である、前項〔1〕〜〔3〕のいずれか1項に記載
のインクジェットインク組成物。
〔5〕
前記溶剤が、Sp値が11.0〜14.0である溶剤を含む、前項〔1〕〜〔4〕のい
ずれか1項に記載のインクジェットインク組成物。
〔6〕
前項〔1〕〜〔5〕の何れか一項に記載のインクジェットインク組成物を非吸収性被記
録媒体に付着させる付着工程と、
前記非吸収性被記録媒体に付着した前記インクジェットインク組成物を加熱する第1の
加熱工程と、
前記第1の加熱工程後、前記第1の加熱工程の加熱温度よりも高い温度で、被記録媒体
に付着した前記インクジェットインク組成物を加熱する第2の加熱工程と、
を有する、記録方法。
〔7〕
前記第1の加熱工程の加熱温度が、30〜70℃であり、
前記第2の加熱工程の加熱温度が、40〜120℃である、前項〔6〕に記載の記録方
法。
が、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が
可能である。
本実施形態のインクジェットインク組成物(以下、単に「インク組成物」ともいう。)
は、水と、溶剤と、コア−シェル構造を有する樹脂と、モノマー成分と、を含み、前記溶
剤のSp値(A)と、前記モノマー成分のSp値(B)が、下記式(1)を満たし、前記
モノマー成分の含有量が、インクジェットインク組成物の総量に対して、500ppm以
下である。
3.0≧|A−B| (1)
樹脂を多量に添加することで、吐出安定性を害することが課題であった。これに対して、
コア−シェル構造を有する樹脂を用いることで、耐擦性と吐出安定性を両立する方法が知
られている。しかしながら、コア−シェル構造を有する樹脂も、保存安定性(分散安定性
)においてなお課題を有している。特に、この保存安定性には、コア−シェル構造を有す
る樹脂に含まれうる残留モノマーが影響していることを本発明者らは見出した。すなわち
、モノマー成分が存在することにより、コア−シェル構造を有する樹脂の分散安定性が害
される恐れがあり、結果として、インク組成物の保存安定性や、短期目詰まり耐性、長期
目詰まり耐性などの吐出安定性が、低下することが懸念される。
p値(A)に近似するほど、モノマー成分と溶剤の相溶性が向上する。溶剤とモノマー成
分が装用した状態で、記録、特に加熱工程を有する記録方法を行うと、モノマー成分が、
加熱工程における樹脂の溶解と、被記録媒体への定着を阻害し、得られる記録物の耐擦性
が低下したり、凝集ムラが生じたりするという問題がある。
モノマー成分の含有量を所定値以下とすることにより、保存安定性及び吐出安定性に優れ
、かつ、耐擦性に優れた記録物を得ることのできるインクジェットインク組成物を提供す
る。以下、各成分について説明をする。
水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、及び蒸留水等の純水、並
びに超純水のような、イオン性不純物を極力除去したものが挙げられる。また、紫外線照
射又は過酸化水素の添加等によって滅菌した水を用いると、インクを長期保存する場合に
カビやバクテリアの発生を防止することができる。これにより貯蔵安定性がより向上する
傾向にある。
しくは70〜85質量%であり、さらに好ましくは75〜80質量%である。
溶剤としては、特に限定されないが、例えば、グリセリン、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリ
コール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオー
ル、1,2−ヘキサンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、エチレ
ングリコールモノ−iso−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ−iso−プ
ロピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、エチレングリコールモ
ノ−t−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−プロピ
ルエーテル、プロピレングリコールモノ−iso−プロピルエーテル、プロピレングリコ
ールモノ−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジ
プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−is
o−プロピルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコール
ジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールエチ
ルメチルエーテル、ジエチレングリコールブチルメチルエーテル、トリエチレングリコー
ルジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、トリプロピレングリ
コールジメチルエーテル、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、iso−
プロピルアルコール、n−ブタノール、2−ブタノール、tert−ブタノール、iso
−ブタノール、n−ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタノール、及びtert
−ペンタノール等のアルコール類又はグリコール類、N,N−ジメチルホルムアミド、N
,N−ジメチルアセトアミド、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、2−オキ
サゾリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド、スルホ
ラン、及び1,1,3,3−テトラメチル尿素が挙げられる。
ール(Sp値:12.1)、1,3−ブチレングリコール(Sp値:13.6)、2−メ
チル−1,3−プロパンジオール(Sp値:13.9)、プロピレングリコール(Sp値
:14.2)、トリメチロールプロパン(Sp値:14.42)、グリセリン(グリセロ
ール)(Sp値:16.7)、2−ピロリドン(Sp値:11.5)からなる群より選ば
れる少なくとも1種を含むことが好ましく、2−ピロリドンと他の溶剤とを組み合わせて
用いることがより好ましい。なお、溶剤は、特に限定されず、1種単独で用いてもよく、
2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、溶剤を2種以上組み合わせて用いる場合に
は、Sp値が8〜14の溶剤を2種用いることが好ましい。これにより、上述した効果が
より向上する傾向にある。
13であり、さらに好ましくは12.25〜12.75である。溶剤のSp値(A)が上
記範囲内であることにより、保存安定性及び吐出安定性がより向上し、得られる記録物の
耐擦性がより向上し、凝集ムラがより抑制される傾向にある。なお、「SP値」とは、相
溶化パラメーター(Solubility Parameter)とも言い、以下に示さ
れるHansenの式を用いて算出された値を意味する。
σ={4*(dD1−dD2)2+(dP1−dP2)2+(dH1−dH2)2}0.5
(上記式中、σはSP値を表し、dD、dP、dHはHansen溶解パラメーターにお
ける分散(dD)、分極(dP)、水素結合(dH)体積を表す。)
値(A)とする。具体的には、溶剤のSp値(A)は下記式により算出することができる
。
Sp値(A)=Sp1+Sp2+・・・
Sp1=インク中の溶剤1の含有量/インク中の総溶剤量×溶剤1のSp値
Sp1=インク中の溶剤2の含有量/インク中の総溶剤量×溶剤2のSp値
・・・
量%であり、より好ましくは10〜25質量%であり、さらに好ましくは15〜20質量
%である。
むことにより、溶剤と水が相溶しすぎることを抑制することによりインク組成物の乾燥性
が向上する結果、得られる記録物の耐擦性がより向上する傾向にある。
量に対して、好ましくは15質量%以下であり、より好ましくは1〜15質量%であり、
さらに好ましくは5〜12.5質量%である。Sp値が14.4以下である溶剤の含有量
が上記範囲内であることにより、上述した効果がより向上する傾向にある。
媒を含むことにより、長期目詰まり耐性がより向上し、得られる記録物の耐擦性がより向
上し、凝集ムラがより抑制される傾向にある。
しくは70〜100質量%であり、より好ましくは80〜100質量%であり、さらに好
ましくは90〜100質量%である。Sp値が11.0〜14.0である溶剤の含有量が
上記範囲内であることにより、長期目詰まり耐性がより向上し、得られる記録物の耐擦性
がより向上し、凝集ムラがより抑制される傾向にある。
コア−シェル構造を有する樹脂を用いることにより、得られる記録物の耐擦性をより向
上させることができる。コア−シェル構造とは、シェルポリマーの空隙内部にコアポリマ
ーが形成されている構造をいう。したがって、コアポリマーの表面をシェルポリマーが覆
う構造のみならず、シェルポリマーによる3次元網目構造の空隙内部の一部にコアポリマ
ーが充填されている構造も含まれる。
コアポリマーを構成する構成単位としては、特に限定されないが、例えば、芳香族単量
体、親水性(メタ)アクリレート単量体、疎水性(メタ)アクリレート単量体、(メタ)
アクリルアミド単量体又はそのN−置換誘導体、及びカルボン酸単量体の少なくともいず
れかに由来するものが挙げられる。上記単量体は、1種単独で用いても、2種以上を併用
してもよい。なお、ここで「疎水性」とは、水100mL(20℃)に対する溶解度が0
.3g未満であることをいう。
、p−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロロスチレン、ジビニルベンゼンが挙げられ
る。
メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、α−ヒドロキシメチル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、(ポリ)エチレングリコール(
メタ)アクリレート、メトキシ(ポリ)エチレングリコール(メタ)アクリレート、エト
キシ(ポリ)エチレングリコール(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコール
(メタ)アクリレートが挙げられる。このなかでも、メチル(メタ)アクリレート、エチ
ル(メタ)アクリレートが好ましい。ここで「親水性」とは、水100mL(20℃)に
対する溶解度が0.3g以上であることをいう。
ピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)ア
クリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、n−アミル(メタ)アクリレート、イソ
アミル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、
デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アク
リレート、セチル(メタ)アクリレート、ネオペンチル(メタ)アクリレート、ベヘニル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メ
タ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルオキ
シエチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ノルボルニル(メ
タ)アクリレート、アダマンチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ
)アクリレートが挙げられる。
、例えば、(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、ジ
アセトンアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリル(メタ)アミド等の(メタ)アクリ
ルアミド又はそのN−置換誘導体が挙げられる。
トン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等が挙げられる。このなかでも、(メタ)ア
クリル酸が好ましい。ここで、「カルボン酸モノマー単位」とは、カルボキシル基と重合
性不飽和基を有する重合性モノマー単位をいう。
水性(メタ)アクリレート単量体に由来する構成単位を含むことがより好ましい。芳香族
単量体に由来する構成単位を含むことにより、得られる記録物の耐擦性がより向上する傾
向にある。
る樹脂の総量に対して、好ましくは10質量%以上であり、より好ましくは10〜25質
量%であり、さらに好ましくは15〜20質量%である。芳香族単量体に由来する構成単
位の含有量が上記範囲内であることにより、得られる記録物の耐擦性がより向上する傾向
にある。
シェルポリマーを構成する構成単位としては、特に限定されないが、コアポリマーを構
成する構成単位と同様のものが挙げられる。なお、コアポリマーとシェルポリマーは構成
単位又は構成単位の組合せが異なるものとする。
量体及び親水性(メタ)アクリレート単量体に由来する構成単位を含むことがより好まし
く、カルボン酸単量体、親水性(メタ)アクリレート単量体、及び芳香族単量体に由来す
る構成単位を含むことがさらに好ましい。
を有する樹脂の総量に対して、好ましくは2.5〜17.5質量%であり、より好ましく
は5〜15質量%であり、さらに好ましくは7.5〜12.5質量%である。カルボン酸
単量体に由来する構成単位の含有量が上記範囲内であることにより、保存安定性及び吐出
安定性がより向上する傾向にある。
コア−シェル構造を有する樹脂の総量に対して、好ましくは2.5〜27.5質量%であ
り、より好ましくは5〜25質量%であり、さらに好ましくは10〜20質量%である。
親水性(メタ)アクリレート単量体に由来する構成単位の含有量が上記範囲内であること
により、保存安定性及び吐出安定性がより向上する傾向にある。
て、好ましくは1.0質量%以上であり、より好ましくは1.0〜5.0質量%であり、
さらに好ましくは1.0〜3.0質量%である。コア−シェル構造を有する樹脂の含有量
が上記範囲内であることにより、得られる記録物の耐擦性がより向上し、凝集ムラがより
抑制される傾向にある。
Sp値(B)を有するモノマー成分としては、特に限定されないが、例えば、芳香族単
量体、親水性(メタ)アクリレート単量体、疎水性(メタ)アクリレート単量体、(メタ
)アクリルアミド単量体又はそのN−置換誘導体、及びカルボン酸単量体が挙げられる。
モノマー成分は、コア−シェル構造を有する樹脂に由来するものであってもよい。
0〜11であり、さらに好ましくは8.5〜10である。モノマー成分のSp値(B)が
上記範囲内であることにより、保存安定性及び吐出安定性がより向上し、得られる記録物
の耐擦性がより向上し、凝集ムラがより抑制される傾向にある。
いて、上記溶剤のSp値(A)を基準として、各モノマー成分ごとのSp値に着目する。
例えば、Sp値(A)が12であるとした場合に、Sp値8のモノマー成分と、Sp値9
のモノマー成分と、Sp値10のモノマー成分とを含むインク組成物においては、Sp値
9のモノマー成分と、Sp値10のモノマー成分が、Sp値(B)を有するモノマー成分
となる。
対して、500ppm以下であり、好ましくは120ppm以下であり、より好ましくは
100ppm以下である。モノマー成分の含有量が500ppm以下であることにより、
保存安定性及び吐出安定性がより向上し、得られる記録物の耐擦性がより向上し、凝集ム
ラがより抑制される。また、モノマー成分の含有量の下限は、特に限定されないが、0p
pm以上であることが好ましい。モノマー成分の含有量は、実施例に記載の方法により求
めることができる。また、モノマー成分の含有量を低減させる方法としては、樹脂のエー
ジングが挙げられる。樹脂の製造工程または最終精製物に対し、温度をかけることでモノ
マー成分の含有量を低減させることができる。
インク組成物は、界面活性剤をさらに含むことが好ましい。界面活性剤としては、特に
限定されないが、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、及
びシリコーン系界面活性剤が挙げられる。このなかでも、アセチレングリコール系界面活
性剤及びシリコーン系界面活性剤を組み合わせて用いることが好ましい。
7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール及び2,4,7,9−テトラメチ
ル−5−デシン−4,7−ジオールのアルキレンオキサイド付加物、並びに2,4−ジメ
チル−5−デシン−4−オール及び2,4−ジメチル−5−デシン−4−オールのアルキ
レンオキサイド付加物から選択される一種以上が好ましい。アセチレングリコール系界面
活性剤の市販品としては、特に限定されないが、例えば、オルフィン104シリーズやオ
ルフィンE1010等のEシリーズ(エアプロダクツ社(Air Products Japan, Inc.)製
商品名)、サーフィノール465やサーフィノール61やサーフィノールDF110D(日信化
学工業社(Nissin Chemical Industry CO.,Ltd.)製商品名)などが挙げられる。アセチ
レングリコール系界面活性剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよ
い。
ルホン酸塩、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキルリン酸エステル
、パーフルオロアルキルエチレンオキサイド付加物、パーフルオロアルキルベタイン、パ
ーフルオロアルキルアミンオキサイド化合物が挙げられる。フッ素系界面活性剤の市販品
としては、特に限定されないが、例えば、S−144、S−145(旭硝子株式会社製)
;FC−170C、FC−430、フロラード−FC4430(住友スリーエム株式会社
製);FSO、FSO−100、FSN、FSN−100、FS−300(Dupont
社製);FT−250、251(株式会社ネオス製)などが挙げられる。フッ素系界面活
性剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
ノシロキサン等が挙げられる。シリコーン系界面活性剤の市販品としては、特に限定され
ないが、具体的には、具体的には、BYK−306、BYK−307、BYK−333、
BYK−341、BYK−345、BYK−346、BYK−347、BYK−348、
BYK−349(以上商品名、ビックケミー・ジャパン株式会社製)、KF−351A、
KF−352A、KF−353、KF−354L、KF−355A、KF−615A、K
F−945、KF−640、KF−642、KF−643、KF−6020、X−22−
4515、KF−6011、KF−6012、KF−6015、KF−6017(以上商
品名、信越化学株式会社製)等が挙げられる。
であり、より好ましくは0.1〜1.5質量%である。界面活性剤の含有量が上記範囲内
であることにより、被記録媒体に付着したインク組成物の濡れ性がより向上する傾向にあ
る。
インク組成物は、pH調整剤をさらに含んでもよい。pH調整剤として、例えば、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機アルカリ、アンモニア、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、モルホリン、リン酸二水素カリウム
、リン酸水素二ナトリウム及びエチレンジアミン四酢酸ナトリウムが挙げられる。
調整剤の含有量は特に制限されず、必要に応じて適宜決定すればよい。
本実施形態のインクは、上記の成分に加えて、溶解助剤、粘度調整剤、酸化防止剤、防
腐剤、防黴剤、消泡剤、腐食防止剤などの、種々の添加剤を適宜添加することもできる。
本実施形態の記録方法は、上記インクジェットインク組成物を非吸収性被記録媒体に付
着させる付着工程と、前記非吸収性被記録媒体に付着した前記インクジェットインク組成
物を加熱する第1の加熱工程と、前記第1の加熱工程後、前記第1の加熱工程の加熱温度
よりも高い温度で、被記録媒体に付着した前記インクジェットインク組成物を加熱する第
2の加熱工程と、を有する。
非吸収性被記録媒体としては、特に限定されないが、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラスチック類の
フィルムやプレート、鉄、銀、銅、アルミニウム等の金属類のプレート、又はそれら各種
金属を蒸着により製造した金属プレートやプラスチック製のフィルム、ステンレスや真鋳
等の合金のプレート等が挙げられる。また、非吸収性被記録媒体としては、シリカ粒子や
アルミナ粒子から構成されたインク吸収層、あるいは、ポリビニルアルコール(PVA)
やポリビニルピロリドン(PVP)等の親水性ポリマーから構成されたインク吸収層が形
成されていないものが好ましい。
始から30msecまでの水吸収量が10mL/m2以下である被記録媒体をいう。この
ブリストー法は、短時間での液体吸収量の測定方法として最も普及している方法であり、
日本紙パルプ技術協会(JAPAN TAPPI)でも採用されている。試験方法の詳細
は「JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法2000年版」の規格No.51「紙及び
板紙−液体吸収性試験方法−ブリストー法」に述べられている。
吐出工程は、ノズルから、上記インクジェットインク組成物を吐出して、非吸収性被記
録媒体上に付着させる工程である。インク組成物の吐出手段(記録用ヘッド)としては、
従来公知の方式を使用でき、圧電素子の振動を利用して液滴を吐出するもの、即ち電歪素
子の機械的変形によりインク滴を形成するものが挙げられる。
第1の加熱工程は、非吸収性被記録媒体に付着したインクジェットインク組成物を加熱
する工程である。この工程により、得られる記録物の耐擦性がより向上し、凝集ムラがよ
り抑制される。
65℃であり、さらに好ましくは40〜60℃である。第1の加熱工程の加熱温度が上記
範囲内であることにより、得られる記録物の耐擦性がより向上し、凝集ムラがより抑制さ
れる傾向にある。
第2の加熱工程は、第1の加熱工程後、第1の加熱工程の加熱温度よりも高い温度で、
被記録媒体に付着したインクジェットインク組成物を加熱する工程である。この工程によ
り、得られる記録物の耐擦性がより向上し、凝集ムラがより抑制される。
であり、さらに好ましくは60〜100℃である。第1の加熱工程の加熱温度が上記範囲
内であることにより、得られる記録物の耐擦性がより向上し、凝集ムラがより抑制される
傾向にある。
施例によって何ら限定されるものではない。
下記の実施例及び比較例において使用したインク組成物用の主な材料は、以下の通りで
ある。
〔顔料〕
C.I.ピグメントブルー15:3
〔溶媒〕
1,2−ヘキサンジオール(Sp値:12.1)
ジプロピレングリコール(Sp値:12.1)
1,3−ブチレングリコール(Sp値:13.6)
2−メチル−1,3−プロパンジオール(Sp値:13.9)
プロピレングリコール(Sp値:14.2)
トリメチロールプロパン(Sp値:14.42)
グリセリン(グリセロール)(Sp値:16.7)
2−ピロリドン(Sp値:11.5)
〔界面活性剤〕
BYK348(シリコーン系界面活性剤、ビックケミージャパン社製)
サーフィノールDF110D(アセチレングリコール系界面活性剤、エアプロダクツ社
製)
〔樹脂粒子〕
樹脂粒子A
樹脂粒子B
樹脂粒子C
〔pH調整剤〕
トリエタノールアミン
エチレンジアミン四酢酸ナトリウム
反応容器に滴下装置、温度計、水冷式還流コンデンサー、攪拌機を備え、イオン交換水
100部を入れ、攪拌しながら窒素雰囲気70℃で、重合開始剤の過硫酸カリウムを0.
2部添加しておき、イオン交換水7部にラウリル硫酸ナトリウムを0.05部、スチレン
18部、n−ブチルアクリレート12部およびt−ドデシルメルカプタン0.02部を入
れたモノマー溶液を、70℃に滴下して反応させてコア粒子を作製した。その後、過硫酸
アンモニウム10%溶液2部を添加して攪拌し、さらにイオン交換水30部、ラウリル硫
酸カリウム0.2部、メチルメタクリレート20部、スチレン40部、アクリル酸10部
、t−ドデシルメルカプタン0.5部よりなる反応液を70℃で攪拌しながら添加して重
合反応させた後、水酸化ナトリウムで中和しpH8〜8.5に調整して0.3μmのフィ
ルターでろ過することによりコアシェル型重合体粒子水分散液を作製した。コアシェル型
重合体粒子水分散液を100℃にて7日間静置し、樹脂粒子Aを得た。
モノマーの添加比率を表1に記載のとおりに変えた以外は樹脂粒子Aと同じ方法にて作
製した。
反応容器に滴下装置、温度計、水冷式還流コンデンサー、攪拌機を備え、イオン交換水
100部を入れ、攪拌しながら窒素雰囲気70℃で、重合開始剤の過硫酸カリウムを0.
2部添加しておき、イオン交換水7部にラウリル硫酸ナトリウムを0.05部、スチレン
18部、n−ブチルアクリレート12部およびt−ドデシルメルカプタン0.02部を入
れたモノマー溶液を、70℃に滴下して反応させてコア粒子を作製した。その後、過硫酸
アンモニウム10%溶液2部を添加して攪拌し、さらにイオン交換水30部、ラウリル硫
酸カリウム0.2部、メチルメタクリレート20部、スチレン40部、アクリル酸10部
、t−ドデシルメルカプタン0.5部よりなる反応液を70℃で攪拌しながら添加して重
合反応させた後、水酸化ナトリウムで中和しpH8〜8.5に調整して0.3μmのフィ
ルターでろ過することによりコアシェル型重合体粒子水分散液を作製した。
モノマー成分の含有量は、インク組成物をサンプルとして、GC−Massスペクトル
(島津製作所 GCMS−QP2010 SE)により測定した。
各材料を下記の表2に示す組成で混合し、十分に撹拌し、各インク組成物を得た。なお
、下記の表1中、数値の単位は質量%であり、合計は100.0質量%である。
各インク組成物をインク収容体に収容し、70℃で一週間放置した後に、20℃におけ
るインク粘度を測定し、粘度変化(放置後の20℃におけるインク粘度/放置前の20℃
におけるインク粘度×100)を求め、以下の基準により評価をした。インク粘度の測定
は粘度計(Physica社製 製品名MCR−300)で測定した。
A:粘度変化が−10%超過10%未満
B:粘度変化が−20%超過−10%以下、10%以上20%未満
C:粘度変化が−20%以下、20%以上
インクジェットプリンター(商品名PX−H8000、セイコーエプソン株式会社製)
にインク組成物を充填して、ヘッドのノズルからインク組成物が吐出できることを確認し
た後、キャップ開放状態にて5分放置した。なお、この評価は50℃条件下の実験室で行
った。その後、ノズルチェックを行い、何本のノズルが抜けているかを判定した。
A:ノズル抜けなし
B:ノズル抜け1〜5本
C:ノズル抜け6〜20本
D:ノズル抜け21本以上
インクジェットプリンター(商品名PX−H8000、セイコーエプソン株式会社製)
にインク組成物を充填して、ヘッドのノズルからインク組成物が吐出できることを確認し
た後、キャップ開放の状態にて1か月放置した。なお、この評価は25℃条件下の実験室
で行った。その後、クリーニングを3回行い、何本のノズルが抜けているかを判定した。
A:ノズル抜けなし
B:ノズル抜け1〜5本
C:ノズル抜け6〜20本
D:ノズル抜け21本以上
インクジェットプリンター(商品名PX−G930、セイコーエプソン株式会社製)に
インク組成物を充填して、被記録媒体(クリアプルーフフィルム、セイコーエプソン株式
会社製)に記録した。具体的には、横720dpi、縦720dpiの解像度で、100
%のdutyで記録できる塗り潰しパターンを作成しこれを耐擦性の試験に用いた。なお
、記録の際、被記録媒体の表面温度は50℃とした。また、実施例においては、2段階目
加熱として、得られた記録物を55℃でさらに加熱した。一方、比較例においては、2段
階目加熱は行わなかった。なお、この評価は室温(25℃)条件下の実験室で行った。そ
の後、室温(25℃)条件下の実験室にて1時間放置した記録物の記録面を学振型摩擦堅
牢度試験機AB−301(商品名、テスター産業株式会社製)を用いて、荷重200g下
、綿布にて20回擦ったときの記録面の剥がれ状態や綿布へのインク移り状態を確認する
ことにより、耐擦性を評価した。
A:20回擦ってもインク剥がれ及び綿布へのインク移りが認められなかった。
B:11〜15回擦った後インク剥がれ又は綿布へのインク移りが認められた。
C:6〜10回擦った後インク剥がれ又は綿布へのインク移りが認められた。
D:1〜5回擦った後インク剥がれ又は綿布へのインク移りが認められた。
凝集ムラの評価には、上記耐擦性試験で用いたものと同様の記録物を用いた。記録物の
ベタパターン内のインクの凝集ムラを目視で観察し、下記評価基準で評価した。なお、こ
の評価は室温(25℃)条件下の実験室で行った。
A: ベタパターン内に凝集ムラが認められなかった。
B: ベタパターン内に凝集ムラが若干認められた。
C: ベタパターン内に凝集ムラが全体的にかなり認められた。
Claims (7)
- 水と、溶剤と、コア−シェル構造を有する樹脂と、を含み、
前記溶剤のSp値(A)と、前記樹脂に由来するモノマー成分のSp値(B)が、下記式(1)を満たし、
前記モノマー成分の含有量が、インクジェットインク組成物の総量に対して、500ppm以下であり、
前記溶剤は、Sp値が14.4以下である溶剤を含み、
Sp値が14.4以下である該溶剤の含有量は、前記インクジェットインク組成物の総
量に対して、15質量%以下である、
インクジェットインク組成物。
3.0≧|A−B| (1) - 前記モノマー成分の含有量が、前記インクジェットインク組成物の総量に対して、120ppm以下である、請求項1のインクジェットインク組成物。
- 前記樹脂の含有量が、前記インクジェットインク組成物の総量に対して、1.0質量%以上である、請求項1又は2に記載のインクジェットインク組成物。
- 前記コアが、芳香族単量体に由来する構成単位を含み、
前記芳香族単量体に由来する前記構成単位の含有量が、前記コア−シェル構造を有する樹脂の総量に対して、10質量%以上である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェットインク組成物。 - 前記溶剤が、Sp値が11.0〜14.0である溶剤を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェットインク組成物。
- 請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェットインク組成物を非吸収性被記録媒体に付着させる付着工程と、
前記非吸収性被記録媒体に付着した前記インクジェットインク組成物を加熱する第1の加熱工程と、
前記第1の加熱工程後、前記第1の加熱工程の加熱温度よりも高い温度で、被記録媒体に付着した前記インクジェットインク組成物を加熱する第2の加熱工程と、
を有する、記録方法。 - 前記第1の加熱工程の加熱温度が、30〜70℃であり、
前記第2の加熱工程の加熱温度が、40〜120℃である、請求項6に記載の記録方法。
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