JP6596788B2 - リフォーム用カウンターカバー及びカウンターシステムのリフォーム方法 - Google Patents

リフォーム用カウンターカバー及びカウンターシステムのリフォーム方法 Download PDF

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Description

本発明は、リフォーム用カウンターカバー、及び、それを用いたカウンターシステムのリフォーム方法に関する。
例えば、来客対応に用いられるカウンター卓に備えられるカウンター天板や、システムキッチン等においてシンク周辺の天板として設けられるキッチンカウンター(カウンター部)は、多くの来訪者に対応して筆記等が頻繁に行われるか、あるいは、水や加熱レンジを用いた調理や水仕事等が行われる。そのため、上記の各種カウンターシステムは、長期間にわたって使用することにより、その表面が汚れる機会が多く、特にシステムキッチンに備えられるカウンター部の場合には、水垢や食べ物の残渣等による汚れの他、加熱レンジの熱による傷みが生じ、美観が著しく損なわれるという問題がある。
カウンター部を有するシステムキッチンとして、例えば、特許文献1に記載のものが挙げられ、その他、多彩な意匠を有するシステムキッチンが多数提案されている。
ここで、例えば、賃貸住宅等に備え付けられているシステムキッチンは、入居者が入れ替わる度に、美麗な状態に復帰させることが求められ、念入りなクリーニングが行われるが、カウンター部の表面における汚れや傷みが進んだ場合には、一般的なハウスクリーニング程度の処理方法では対処が困難になる。
一方、従来、カウンター部の表面における汚れや傷みが進んだ場合には、システムキッチン全体を交換する方法が考えられる。この場合、例えば、システムキッチンにおけるカウンター部以外の部分に汚れや傷みが少ないケースであっても、カウンターシステム全体を交換することになることから、リフォーム費用や工期が増大するという問題がある。
ここで、例えば、システムキッチンのカウンター部のみを取り外して交換することで、他の部分を残存させるリフォーム工事を行うことも考えられる。しかしながら、一般的なシステムキッチンは、ステンレスからなるカウンター部とキャビネット部との間が嵌合や接着等によって一体化されていることが多いため、カウンター部のみを取り外して交換する場合には、古いカウンター部の解体及び新しいカウンター部の設置に手間がかかるとともに、リフォーム費用も増大するという問題がある。
特許第4796438号公報
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、カウンター部の汚れや傷みが顕著になった場合でも、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にリフォームを行うことが可能な、リフォーム用カウンターカバー及びカウンターシステムのリフォーム方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、既存のカウンターシステムの上部に備えられるカウンター部の表面を覆うように、該カウンター部に取り付けられるリフォーム用カウンターカバーであって、前記カウンター部の上面側を覆う天板部と、前記天板部のエッジ部の少なくとも一部から下方に向けて延出し、前記カウンター部の前面側を覆う前板部と、を有し、前記天板部は、前記カウンター部に対して、スペーサー部材を介して取り付けられ、前記スペーサー部材は、複数の樹脂シートが積層された積層体からなり、前記樹脂シートが1枚単位で剥離・除去可能であることを特徴とする。
本発明によれば、既存のカウンターシステムの上部に備えられるカウンター部の表面が、例えば長期期間に渡る使用により、汚れや傷み等の外観劣化が進んだ場合に、カウンター部の上に被せて取り付けることで、劣化した上面及び前面を覆い隠し、美麗な外観にリフォームすることができる。これにより、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部のリフォームを行うことが可能になる。また、例えば、表面が凹凸に形成されたカウンター部をリフォームする場合においても、カウンター部とリフォーム用カウンターカバーとの段差・隙間にスペーサー部材を挟み込むことで、安定した状態でリフォーム用カウンターカバーを取り付けることが可能となる。
本発明のリフォーム用カウンターカバーは、上記構成において、さらに、前記天板部のエッジ部の少なくとも一部から下方に向けて延出し、前記カウンター部の側面側を覆う横板部が備えられており、さらに、前記天板部のエッジ部における、前記前板部と反対の後ろ側には、上方に向けて延出するバックガード部が備えられている構成としてもよい。
本発明によれば、上記の横板部を備えることで、劣化したカウンター部の上面及び前面に加え、さらに側面を覆い隠して美麗な外観にリフォームすることができる。
また、本発明によれば、上記のバックガード部を備えることで、劣化したカウンター部の上面及び前面等に加え、例えば、カウンターシステムの後方に位置する壁等を覆い隠して、この部分を美麗な外観にリフォームすることができる。従って、カウンター部のみならず、カウンターシステムの後方の壁等における汚れや傷みが顕著な場合においても、カウンター部と同時に、簡便な方法で安価にリフォームを行うことが可能になる。
本発明のリフォーム用カウンターカバーは、上記構成において、前記天板部が、前記カウンター部に対して、接着又は粘着によって取り付けられる構成としてもよい。
本発明によれば、カウンター部をリフォームするにあたり、カウンター部にリフォーム用カウンターカバーを接着又は粘着して取り付けることで、簡便な方法で確実に固定することが可能となる。
本発明のリフォーム用カウンターカバーは、上記構成において、前記天板部が、前記カウンター部に対して、滑り止めシートを介して取り付けられる構成としてもよい。
本発明によれば、カウンター部をリフォームするにあたり、カウンター部とリフォーム用カウンターカバーとの間に滑り止めシートを介在させることで、カウンター部とリフォーム用カウンターカバーとの間を接着固定しない場合であっても、リフォーム用カウンターカバーがずれ落ちたりするのを防止できる。
本発明のリフォーム用カウンターカバーは、上記構成において、前記リフォーム用カウンターカバーと前記スペーサー部材との間、又は、前記スペーサー部材と前記カウンター部との間が、両面テープで接着されている構成としてもよい
本発明のリフォーム用カウンターカバーは、上記構成において、前記カウンターシステムが、前記カウンター部の上面に開口したシンクを備えるシステムキッチンであり、前記天板部に、前記シンクに対応する位置で、該シンクを露出させるシンク用貫通孔が設けられており、前記天板部は、前記シンク用貫通孔の縁部が、下方に向けて凸状に設けられているとともに、前記縁部にシール部材が備えられている構成としてもよい。
本発明によれば、システムキッチンのカウンター部にリフォーム用カウンターカバーを取り付ける場合において、シンクの機能を維持しながら、簡便且つ安価な方法で、汚れや傷み等の外観劣化が進んだカウンター部の表面を覆い隠し、美麗な外観にリフォームすることができる。
また、本発明によれば、シンク用貫通孔の縁部が、下方に向けて折り返すように凸状に設けられていることで、シンクの周縁部がカウンター部の上面よりも低く形成され、段差が設けられている場合に、この段差の位置に凸状の縁部が収容されることで、シンク周りの美観が向上する。また、シンク用貫通孔の縁部が、厚みのある凸状に設けられていることで、シンク用貫通孔の周辺部における強度が向上する。
また、本発明によれば、シンク用貫通孔の縁部にシール部材が備えられることで、シンク用貫通孔からカウンター部とリフォーム用カウンターカバーとの間に水が浸入するのを防止できる。これにより、リフォーム用カウンターカバーに覆われたカウンター部が腐食等で劣化するのを抑制することが可能となる。
本発明のリフォーム用カウンターカバーは、上記構成において、前記カウンターシステムが、前記カウンター部の上面側にレンジを備えるシステムキッチンであり、前記天板部に、前記レンジに対応する位置で、該レンジを露出させるレンジ用貫通孔が設けられており、さらに、前記天板部は、前記エッジ部の少なくとも一部にシール部材が備えられている構成としてもよい。
本発明によれば、上記同様、システムキッチンのカウンター部にリフォーム用カウンターカバーを取り付ける場合において、レンジの機能を維持しながら、簡便且つ安価な方法で、汚れや傷み等の外観劣化が進んだカウンター部の表面を覆い隠し、美麗な外観にリフォームすることができる。
また、本発明によれば、エッジ部の少なくとも一部にシール部材が備えられることで、例えば、システムキッチンのカウンター部にリフォーム用カウンターカバーを取り付ける場合において、システムキッチンと壁との間に水が浸入するのを防止できる。これにより、システムキッチンや壁が腐食等で劣化するのを抑制することが可能となる。
さらに、上記課題を解決するため、本発明のカウンターシステムのリフォーム方法は、上記の内の何れかのリフォーム用カウンターカバーを用いて、既存のカウンターシステムに備えられるカウンター部の表面を覆うことを特徴とする。
本発明によれば、上述した本発明のリフォーム用カウンターカバーをカウンター部に取り付けてリフォームを行う方法なので、上記同様、既存のカウンターシステムのカウンター部の表面において汚れや傷み等の外観劣化が進んだ場合に、劣化した上面及び前面を覆い隠し、美麗な外観にリフォームすることができる。これにより、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部のリフォームを行うことが可能になる。
本発明に係るリフォーム用カウンターカバーによれば、既存のカウンターシステムに備えられるカウンター部の表面において汚れや傷み等の外観劣化が進んだ場合に、カウンター部の上に被せて取り付けることで、劣化した表面を覆い隠し、美麗な外観にリフォームすることができる。これにより、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部のリフォームを行うことが可能になる。
また、本発明に係るカウンターシステムのリフォーム方法によれば、本発明に係るリフォーム用カウンターカバーを用いてリフォームを行う方法なので、上記同様、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部のリフォームを行うことが可能になる。
本発明の一実施形態であるリフォーム用カウンターカバーについて説明する模式図であり、シンクを有するシステムキッチンに備えられるカウンター部に、リフォーム用カウンターカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態であるリフォーム用カウンターカバーについて説明する模式図であり、図1中に示したリフォーム用カウンターカバーを単体で示す図で、(a)は上面側から見た平面図、(b)は前面側から見た正面図、(c)及び(d)はそれぞれ側面図である。 本発明の一実施形態であるリフォーム用カウンターカバーについて説明する模式図であり、シンク及びレンジを有するシステムキッチンに備えられるカウンター部に、リフォーム用カウンターカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態であるリフォーム用カウンターカバーについて説明する模式図であり、図3中に示したリフォーム用カウンターカバーを単体で示す図で、(a)は上面側から見た平面図、(b)は前面側から見た正面図、(c)は側面図である。 本発明の一実施形態であるカウンターシステムのリフォーム方法について説明する模式図であり、レンジを有するシステムキッチンに備えられるカウンター部の表面に、スペーサー部材及びシール部材を配置した状態を示す平面図である。 本発明に係るリフォーム用カウンターカバーを用いたリフォーム方法を適用可能なシステムキッチンの一例を示す斜視図である。
以下、本発明に係るリフォーム用カウンターカバー及びカウンターシステムのリフォーム方法の実施の形態について、図1〜図6を適宜参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、その特徴をわかりやすくするために、便宜上、特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率等は、実際とは異なることがある。図1はシステムキッチン50のカウンター部51にリフォーム用カウンターカバー1を取り付けた状態を示す斜視図で、図2(a)〜(d)は図1中に示したリフォーム用カウンターカバー1を単体で示す図である。図3はシステムキッチン150のカウンター部151にリフォーム用カウンターカバー11を取り付けた状態を示す斜視図で、図4(a)〜(c)は図3中に示したリフォーム用カウンターカバー11を単体で示す図である。図5はカウンター部51をリフォームするにあたり、カウンター部51の表面51Aにスペーサー部材7及びシール部材8,9を配置した状態を示す平面図である。図6は本発明に係るリフォーム用カウンターカバーを用いたリフォーム方法を適用可能なシステムキッチンの一例を示す斜視図である。
<カウンターシステム(システムキッチン等)>
本実施形態のリフォーム用カウンターカバーは、カウンターシステムの上部に備えられるカウンター部のリフォームに用いられるものであり、例えば、システムキッチンの他、企業の受付用カウンターや、一般家屋内において壁付で設置される家具調カウンター等、幅広く適用できるものである。具体的には、例えば、図6(図1も参照)に示すようなシステムキッチン(カウンターシステム)50の上部に備えられるカウンター部51、あるいは、図3に示すようなシステムキッチン150の上部に備えられるカウンター部151のリフォームに、本実施形態のリフォーム用カウンターカバーを適用することが可能である。
図6に例示するシステムキッチン50は、奥行き方向に比べて幅方向が長尺である、概略で箱状に構成されており、前面側に開閉扉50a及び開閉引出し50bを備えたキッチンキャビネットが設けられている。また、図示例のシステムキッチン50は、キッチンキャビネット(開閉扉50a及び開閉引出し50b)の上板となるカウンター部51に凹状のシンク52が設けられており、このシンク52は、カウンター部51において概略で左側に寄った位置に設けられている。また、図示例のカウンター部51は、平面視で矩形状(長方形状)とされている。
このようなシステムキッチン50に用いられるカウンター部51としては、一般に、シンク52と一体成形されたステンレス製のものが用いられることが多いが、近年では、耐熱性や表面耐性の高い樹脂材料(例えば、人工大理石のようなアクリル系樹脂材料)からなる成形品が用いられることもある。また、カウンター部51の上面51aは、作業領域あるいは食器保管領域としての水捌け性等を考慮し、凸部51Bによる段差を含んだ凹凸形状とされていることもある。
図1に示すように、本実施形態のリフォーム用カウンターカバー(以下、単にカウンターカバーと略称する場合がある)1は、カウンター部51の表面51Aに取り付けられるものであり、汚れや傷み等の外観劣化が進行した表面51Aを覆い隠すことで、美麗な外観を確保するリフォームを行うことが可能なものである。また、図1中に示すカウンターカバー1には、シンク用貫通孔22が設けられており、このシンク用貫通孔22からシンク52が露出するように構成されている。
また、図3に示す例のシステムキッチン150においては、カウンター部151において、シンク153に加え、さらに、レンジ153が備えられている。図3に例示するシステムキッチン150は、図1に示したシステムキッチン50に比べて幅広に構成され、正面側から見てシンク152の左側に、レンジ153が設けられている。
図3中に示すシステムキッチン150には、カウンター部151の表面151Aにリフォーム用カウンターカバー(以下、単にカウンターカバーと略称する場合がある)11が取り付けられている。図示例のように、このカウンターカバー11には、シンク153を露出させるためのシンク用貫通孔12Aに加え、さらに、カウンター部151の表面151Aから突出して設けられるレンジ153が露出させるためのレンジ用貫通孔12Bが設けられている。
本実施形態のリフォーム用カウンターカバー1,11によれば、カウンター部51,151の上に被せて取り付けることで、汚れや傷み等の外観劣化が進行したカウンター部51,151の表面を覆い隠すことができる。これにより、例えば、傷や汚れが目立つカウンター部51,151をリフォームするにあたり、システムキッチン50,150全体を交換したり、あるいは、カウンター部51,151を外して交換したりするような複雑な工事を行うことなく、簡便且つ安価に美麗な外観を確保するリフォームを行うことが可能なものである。
<リフォーム用カウンターカバー(カウンターカバー)>
以下、本実施形態のリフォーム用カウンターカバーについて詳述する。なお、以下の説明においては、リフォーム用カウンターカバーとして、上述したような、システムキッチン50,150に備えられるカウンター部51,151のリフォームに適用可能なリフォーム用カウンターカバー1,11を例に挙げて説明する。
図1及び図2(a)〜(d)に示す本実施形態のカウンターカバー1は、既存のシステムキッチン50の上部に備えられるカウンター部51の表面51Aを覆うように、このカウンター部51に取り付けられるリフォーム用のカウンターカバーである。そして、カウンターカバー1は、システムキッチン50に備えられるカウンター部51の上面51a側を覆う天板部2と、天板部2のエッジ部21の少なくとも一部、図示例では、カウンター部51の前面51bに対応する位置のエッジ部21(21a)から下方に向けて延出し、カウンター部51の前面51b側を覆う前板部3とを有し、概略構成される。
天板部2は、平面視で矩形状の板状に形成されており、図1及び図2(a)〜(d)に示す例では、システムキッチン50の全体形状に合わせて、奥行き方向に比べて幅方向が長尺に構成されている。即ち、天板部2は、4箇所(平面視で4辺)のエッジ部21のうち、カウンター部51の前後の位置に対応するエッジ部21a,21bが、カウンター部51の両側面に対応するエッジ部21c,21dよりも長尺とされている。
また、図示例の天板部2には、システムキッチン50のカウンター部51の上面に開口したシンク52に対応する位置で、このシンク52を露出させることで該シンク52の機能を維持するためのシンク用貫通孔22が設けられている。
前板部3は、天板部2のエッジ部21のうち、カウンター部51の前面51bに対応するエッジ部21aから下方に向けて延出し、細長で板状に構成されている。即ち、前板部3は、天板部2と同じ幅寸法とされ、カウンター部51の前面51bを覆うことが可能な程度の縦寸法とされている。
また、図1及び図2(a)〜(d)に示す例のカウンターカバー1には、さらに、カウンター部51の右側面に対応する位置のエッジ部21c側からから下方に向けて延出し、カウンター部51の一方の側面51c側を覆う横板部4が備えられている。
さらに、図示例のカウンターカバー1には、天板部2のカウンター部51の後ろ側の位置に対応するエッジ部21bから、上方に向けて延出・立設されるバックガード部5が備えられている。このバックガード部5は、例えば、システムキッチン50の後方に位置する図示略の壁を覆い隠して、この部分を美麗な外観にリフォームすることができるものである。また、図2(a)及び図2(c)に示すように、バックガード部5は、このバックガード部5と壁との間の隙間を覆うため、幅方向で一方の端部側がL字状に形成されている。
本実施形態のカウンターカバー1は、例えば、加熱後の鍋が置かれたりする等、過酷な条件下でされることから、アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした、所謂人工大理石と呼ばれる樹脂成形品からなることが好ましい。上記樹脂材料からなる樹脂成形品をカウンターカバー1に用いることにより、耐熱性や表面耐性(耐傷)に優れるとともに、美観にも優れるものとなる。また、カウンターカバー1は、例えば、天板部2に対して前板部3等を接着する方法で製造してもよいが、これらを一体成形することが、生産性の観点から好ましい。
また、カウンターカバー1を構成する各部の厚みも特に限定されないが、概ね数mm〜10mmの範囲、例えば8mm程度の厚み寸法とすることが、強度や取り扱い性(重量等)、コスト等の観点から好ましい。
本実施形態のカウンターカバー1は、図1及び図2に示す例のように、天板部2において、シンク用貫通孔22の縁部22aが下方に向けて凸状とされ、肉厚に形成されていることが好ましい。このように、シンク用貫通孔22の縁部22aが凸状に形成されていることで、例えば、システムキッチンに備えられるシンクの周縁部が、カウンター部の上面よりも低く形成され、段差が設けられている場合に、この段差の位置に凸状の縁部22aが収容されることで、シンク周りの美観が向上する。また、シンク用貫通孔22の縁部22aが、厚みのある凸状に設けられていることで、シンク用貫通孔22の周辺部における強度が向上する。
本実施形態のカウンターカバー1をカウンター部51に取り付けるときは、システムキッチン50の上方から、カウンター部51に覆い被せるように設置することで取り付けることができる。このように、本実施形態のカウンターカバー1によれば、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部51のリフォームを行うことが可能になる。
本実施形態のカウンターカバー1によれば、カウンター部51の表面51Aにおいて汚れや傷み等による外観劣化が進んだ場合に、カウンター部51の上に被せて取り付けることで、劣化した上面51a及び前面51bに加え、さらに一方の側面51cを覆い隠すことで、美麗な外観にリフォームすることができる。さらに、上記構成のカウンターカバー1によれば、上記のバックガード部5を備えることで、システムキッチン50の後方に位置する図示略の壁を覆い隠すことができるので、システムキッチン50の周辺部についても美麗な外観にリフォームすることができる。
なお、カウンターカバー1のカウンター部51への取り付け方法としては、カウンターカバー1にずれが生じない方法であれば、特に限定されないが、例えば、天板部2を、カウンター部51に対して接着して取り付ける方法を採用することができる。この際の接着方法としては、例えば、接着剤や粘着剤、両面テープ等を用いた方法が挙げられる。このように、カウンター部51をリフォームするにあたり、カウンター部51にカウンターカバー1を接着して取り付けた場合には、簡便な方法で、カウンターカバー1を確実に固定することが可能となる。
一方、システムキッチン50の設置形態によっては、カウンター部51にカウンターカバー1を接着することが好ましくないケースもある。このようなケースとしては、例えば、退去時の現状復帰処理が求められるアパートやマンション等の賃貸住宅に設置されたシステムキッチンが挙げられる。このような場合には、例えば、天板部2を、カウンター部51に対して、図示略の滑り止めシートを介して設置する方法を採用することが好ましい。このような滑り止めシートとしては、例えば、従来公知のゴムシート等が挙げられる。
上記の滑り止めシートを使用する場合には、例えば、予め、天板部2の裏面2B側の複数箇所に滑り止めシートを貼着しておき、この状態で、カウンター部51の表面51Aを覆うようにカウンターカバー1を載置する。これにより、カウンター部51に対してカウンターカバー1を接着しない場合であっても、カウンターカバー1がずれ落ちたりするのを防止することが可能になる。また、カウンター部51の表面51Aには接着剤等が付着することが無いので、賃貸住宅等における退去時の現状復帰が容易になる。
なお、設置上の事情等により、天板部2をカウンター部51に対して接着しなければならない場合には、カウンターカバー1をカウンター部51から取り外して現状復帰させる際の残渣処理が容易である点を考慮し、両面テープを用いることがより好ましい。
さらに、本実施形態においては、天板部2を、カウンター部51に対して、図5中に示すようなスペーサー部材7を介して取り付ける方法を採用してもよい。これにより、例えば、表面51Aが窪みや段差等によって凹凸に形成されたカウンター部51をリフォームする場合においても、カウンター部51とカウンターカバー1との隙間にスペーサー部材7を挟み込むことで、安定した設置状態でカウンターカバー1を取り付けることが可能となる。
上記のスペーサー部材7としては、特に限定されるものではなく、例えば、図5中においては詳細な図示を省略しているが、複数の樹脂シートが積層されたものを用いることができる。このような積層体からなるスペーサー部材7を用い、積層された樹脂シートを、必要に応じて1枚単位で剥離・除去することにより、カウンター部51の表面51Aの凹凸形状や寸法に合わせて、スペーサー部材7の厚み寸法を適正化することができる。
ここで、図6に示すシステムキッチン50のように、カウンター部51の上面51aは、凸部51B等による段差を含んだ凹凸形状とされていることがある。このようなカウンター部51に対し、カウンターカバー1を安定した状態で取り付けるためには、スペーサー部材7として、高さ(厚み)を調整することが可能なスペーサー部材を用いることがより好ましい。
なお、カウンター部51とカウンターカバー1との隙間にスペーサー部材7を介在させる場合には、カウンターカバー1とスペーサー部材7との間、又は、スペーサー部材7とカウンター部51との間の各々を、両面テープで接着することが、設置安定性の観点から好ましい。また、スペーサー部材7は、カウンターカバー1及びカウンター部51の何れに固定してもよい。さらに、本実施形態においては、スペーサー部材7と、上記の滑り止めシートを用いた方法、並びに、接着又は粘着する方法を併用してもよい。
また、本実施形態のカウンターカバー1においては、天板部2に設けられたシンク用貫通孔22の縁部22aに、図5中に示したシール部材8が備えられている構成とすることが好ましい。このように、シンク用貫通孔22の縁部22aにシール部材8が備えられることで、システムキッチン50のシンク52で水を使用した際に、シンク用貫通孔22から、カウンター部51とカウンターカバー1との間に水が浸入するのを防止できるので、カウンターカバー1に覆われたカウンター部51が腐食等で劣化するのを抑制できる。上記のシール部材8としては、従来から水のシール用途等に用いられている従来公知の防水材料からなるものを、何ら制限無く用いることができる。
さらに、本実施形態のカウンターカバー1においては、天板部2は、エッジ部21の少なくとも一部、具体的には、システムキッチン50が近接設置される図示略の壁に対応する位置のエッジ部21b,21dに、図5中に示すシール部材9が備えられていることが好ましい。図5においては、カウンター部51をリフォームするにあたり、カウンター部51の周縁部全体に沿うようにシール部材9を配置した例を示しており、カウンター部51にカウンターカバー1を取り付けることで、該カウンターカバー1のエッジ部21a〜21d近傍にシール部材9が重ね合わせられた状態となる。
上述のように、少なくともエッジ部21b,21dにシール部材9が備えられていることで、システムキッチン50のシンク52から飛び跳ねた水が、システムキッチン50と壁との間に浸入するのを防止できるので、これらシステムキッチン50や壁が腐食等で劣化するのを抑制できる。また、このようなシール部材としても、上記のシール部材8と同様、従来公知の防水材料からなるものを、何ら制限無く用いることができる。
次に、図3に示すようなシンク152及びレンジ153を備えるシステムキッチン150のカウンター部151のリフォームに適用可能なカウンターカバー11について説明する。なお、以下のカウンターカバー11に関する説明において、図1及び図2(a)〜(d)に示すカウンターカバー1と共通する構成については、その詳細な説明を省略することがある。
図3及び図4(a)〜(c)に例示するカウンターカバー11は、図1及び図2(a)〜(d)に示したカウンターカバー1と同様、天板部12に、システムキッチン150に備えられるシンク152に対応する位置で、このシンク152を露出させるシンク用貫通孔12Aが設けられている。さらに、カウンターカバー11は、レンジ153に対応する位置で、このレンジ153を露出させてその機能を維持するためのレンジ用貫通孔12Bが設けられている点で、図1及び図2(a)〜(d)に示したカウンターカバー1とは相違している。
図3及び図4(a)〜(c)に示すカウンターカバー11には、図1及び図2(a)〜(d)に示したカウンターカバー1と同様、天板部12のエッジ部12aから下方に向けて延出する前板部13と、天板部12のエッジ部12bから上方に向けて延出・立設されるバックガード部15とが備えられている。また、カウンターカバー11の天板部12には、図示略の水栓蛇口を露出させるための水栓貫通孔12Cが設けられている。一方、図示例のカウンターカバー11は、リフォーム対象となるシステムキッチン150の幅方向両面側が図示略の壁に接する構成のため、横板部が備えられていない点で、図1及び図2(a)〜(d)に示したカウンターカバー1とは相違している。
また、カウンターカバー11には、カウンターカバー1の場合と同様に、シンク用貫通孔12Aのエッジ部に図示略のシール部材が備えられていることが、カウンター部151とカウンターカバー11との間に水が浸入するのを防止できる観点から好ましい。さらに、天板部12において、システムキッチン150が近接設置される図示略の壁に対応する位置のエッジ部12b,12c,12dに図示略のシール部材が備えられていることが、システムキッチン50と壁との間に水が浸入するのを防止できる観点から好ましい。
上記構成のカウンターカバー11によれば、カウンターカバー1と同様、カウンター部151の上に被せて取り付けることで、外観が劣化した表面151Aを覆い隠すことにより、美麗な外観にリフォームすることができる。さらに、カウンターカバー11によれば、バックガード部15を備えることで、システムキッチン150の後方に位置する図示略の壁を覆い隠すことができ、システムキッチン150の周辺部も美麗な外観にリフォームすることができる。
上記構成のカウンターカバー11をカウンター部151に取り付けるときは、カウンターカバー1の場合と同様に、システムキッチン150の上方から、カウンター部151に覆い被せるように設置することで取り付けることができる。即ち、カウンターカバー11によれば、カウンターカバー1と同様、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部151のリフォームを行うことが可能になる。
また、カウンター部151に対するカウンターカバー11の取り付け方法としても、上述したような接着の他、滑り止めシートを介在させた方法、あるいはスペーサー部材を介在させた方法を、何ら制限無く採用することができる。
なお、図3及び図4(a)〜(c)に示すカウンターカバー11は、シンク用貫通孔12Aが形成された領域とレンジ用貫通孔12Bが形成された領域とが一体化されているが、このような場合、カウンターカバー11が比較的大型となり、取り扱い性、即ち、運搬性やリフォーム作業性が低下する場合も考えられる。このため、本実施形態では、例えば、カウンターカバー11を図3中に示す分割ラインBで分割し、シンク用貫通孔12Aが形成された領域とレンジ用貫通孔12Bが形成された領域の2つの小型部材に分割した構成としてもよい。このような構成を採用することで、リフォーム作業を行う際の運搬性やリフォーム作業性が向上する効果が得られる。
<カウンターシステムのリフォーム方法>
本実施形態のカウンターシステムのリフォーム方法は、上述した構成のリフォーム用カウンターカバー1,11を用いて、既存のシステムキッチン(カウンターシステム)50,150に備えられるカウンター部51,151の表面51A,151Aを覆うことで、このカウンター部51,151を美麗にリフォームする方法である。
以下、本実施形態のリフォーム方法について、図1及び図2(a)〜(d)に示すカウンターカバー1を用いて、図1及び図6に示すようなシステムキッチン50に備えられるカウンター部51をリフォームする場合を例に挙げて説明する。
まず、カウンター部51に対してカウンターカバー1を接着によって取り付ける場合には、予め、カウンターカバー1の天板部2の裏面2B、又は、カウンター部51の表面の複数箇所に、接着剤を付着させておくか、あるいは、両面テープを貼着した状態とする。
また、カウンターカバー1を、カウンター部51に対して滑り止めシートを介して設置する場合には、予め、天板部2の裏面2Bに複数箇所に、図示略の滑り止めシートを接着した状態とする。
また、カウンターカバー1を、カウンター部51に対して、図5中に示すようなスペーサー部材7を介して取り付ける場合には、予め、カウンター部51の上面51aにおける複数箇所にスペーサー部材7を配置した状態とし、必要に応じて接着する。この際、カウンター部51の表面51Aが凹凸形状とされている場合には、スペーサー部材7を構成する積層体から、必要に応じて、樹脂シートを1枚単位で適宜剥離・除去することにより、カウンターカバー1とカウンター部51との間にがたつき等が生じないよう、スペーサー部材7の厚み寸法を調整する。
そして、カウンターカバー1をシステムキッチン50の上方から、カウンター部51に覆い被せるように設置する。
この際、カウンターカバー1又はカウンター部51の何れか一方に、予め接着剤又は両面テープを配置した場合には、カウンターカバー1がカウンター部51に接着されて取り付けられた状態となる。
また、カウンターカバー1の天板部2の裏面2Bに、予め滑り止めシートを接着した場合には、カウンターカバー1は、滑り止めシートによって水平方向の動きが抑制された状態でカウンター部51上に載置された状態となる。
また、カウンター部51の上面51aに、予めスペーサー部材7を配置した場合には、カウンターカバー1は、スペーサー部材7を介してカウンター部51上に載置されるか、あるいは接着された状態となる。
さらに、本実施形態のリフォーム方法においては、設置後のカウンターカバー1の位置を微調整することで、カウンター部51の形状に合わせた位置に最適化することが好ましい。
本実施形態のリフォーム方法によれば、上記のカウンターカバー1,11をカウンター部51,151に取り付けてリフォームを行う方法なので、複雑な工事を伴うことなく、簡便且つ安価な方法で、汚れや傷み等の外観劣化が進んだカウンター部51,151の表面を覆い隠し、美麗な外観にリフォームすることが可能になる。
<作用効果>
以上説明したように、本実施形態の本発明に係るリフォーム用カウンターカバー1,11によれば、既存のカウンターシステムであるシステムキッチン50,150に備えられるカウンター部51,151の表面51A,151Aにおいて汚れや傷み等の外観劣化が進んだ場合に、カウンター部51,151の上に被せて取り付けることで、劣化した表面51A,151Aを覆い隠し、美麗な外観にリフォームすることができる。これにより、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部51,151のリフォームを行うことが可能になる。
また、本実施形態のカウンターシステムのリフォーム方法によれば、本発明に係るリフォーム用カウンターカバー1,11を用いてリフォームを行う方法なので、上記同様、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部51,151のリフォームを行うことが可能になる。
なお、本実施形態においては、リフォーム用カウンターカバーが適用されるカウンターシステムとして、カウンター部51,151を備えるシステムキッチン50,150を例に挙げて説明しているが、これには限定されず、例えば、上述したような受付用カウンターや洗面台等に適用することも可能であり、この場合においても上記同様の効果が得られる。
<その他>
上記で説明した実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は各実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
1,11…リフォーム用カウンターカバー(カウンター用カバー)、
2,12…天板部、
2B…裏面、
21,21a,21b,21c,21d,12a,12b,12c,12d…エッジ部、
3,13…前板部、
22,12A…シンク用貫通孔、
22a…縁部、
12B…レンジ用貫通孔、
12C…水栓貫通孔、
4…横板部、
5,15…バックガード部、
7…スペーサー部材
8…シール部材、
9…シール部材、
50,150…システムキッチン(カウンターシステム)、
51,151…カウンター部、
51A,151A…表面、
51B…凸部、
51a…上面
51b…前面
51c,51d…側面
52,152…シンク、
153…レンジ
B…分割ライン。

Claims (6)

  1. 既存のカウンターシステムの上部に備えられるカウンター部の表面を覆うように、該カウンター部に取り付けられるリフォーム用カウンターカバーであって、
    前記カウンター部の上面側を覆う天板部と、
    前記天板部のエッジ部の少なくとも一部から下方に向けて延出し、前記カウンター部の前面側を覆う前板部と、を有し、
    前記天板部は、前記カウンター部に対して、スペーサー部材を介して取り付けられ、
    前記スペーサー部材は、複数の樹脂シートが積層された積層体からなり、前記樹脂シートが1枚単位で剥離・除去可能であることを特徴とするリフォーム用カウンターカバー。
  2. さらに、前記天板部のエッジ部の少なくとも一部から下方に向けて延出し、前記カウンター部の側面側を覆う横板部が備えられており、
    さらに、前記天板部のエッジ部における、前記前板部と反対の後ろ側には、上方に向けて延出するバックガード部が備えられていることを特徴とする請求項1に記載のリフォーム用カウンターカバー。
  3. 前記リフォーム用カウンターカバーと前記スペーサー部材との間、又は、前記スペーサー部材と前記カウンター部との間が、両面テープで接着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリフォーム用カウンターカバー。
  4. 前記カウンターシステムが、前記カウンター部の上面に開口したシンクを備えるシステムキッチンであり、
    前記天板部に、前記シンクに対応する位置で、該シンクを露出させるシンク用貫通孔が設けられており、
    前記天板部は、前記シンク用貫通孔の縁部が、下方に向けて凸状に設けられているとともに、前記縁部にシール部材が備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項の何れか一項に記載のリフォーム用カウンターカバー。
  5. 前記カウンターシステムが、前記カウンター部の上面側にレンジを備えるシステムキッチンであり、
    前記天板部に、前記レンジに対応する位置で、該レンジを露出させるレンジ用貫通孔が設けられており、
    さらに、前記天板部は、前記エッジ部の少なくとも一部にシール部材が備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項に記載のリフォーム用カウンターカバー。
  6. 請求項1〜請求項の何れか一項に記載のリフォーム用カウンターカバーを用いて、既存のカウンターシステムに備えられるカウンター部の表面を覆うことを特徴とする、カウンターシステムのリフォーム方法。
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