JP6596788B2 - リフォーム用カウンターカバー及びカウンターシステムのリフォーム方法 - Google Patents
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Description
ここで、例えば、賃貸住宅等に備え付けられているシステムキッチンは、入居者が入れ替わる度に、美麗な状態に復帰させることが求められ、念入りなクリーニングが行われるが、カウンター部の表面における汚れや傷みが進んだ場合には、一般的なハウスクリーニング程度の処理方法では対処が困難になる。
本発明によれば、上記の横板部を備えることで、劣化したカウンター部の上面及び前面に加え、さらに側面を覆い隠して美麗な外観にリフォームすることができる。
本発明によれば、カウンター部をリフォームするにあたり、カウンター部にリフォーム用カウンターカバーを接着又は粘着して取り付けることで、簡便な方法で確実に固定することが可能となる。
本発明によれば、カウンター部をリフォームするにあたり、カウンター部とリフォーム用カウンターカバーとの間に滑り止めシートを介在させることで、カウンター部とリフォーム用カウンターカバーとの間を接着固定しない場合であっても、リフォーム用カウンターカバーがずれ落ちたりするのを防止できる。
本発明によれば、システムキッチンのカウンター部にリフォーム用カウンターカバーを取り付ける場合において、シンクの機能を維持しながら、簡便且つ安価な方法で、汚れや傷み等の外観劣化が進んだカウンター部の表面を覆い隠し、美麗な外観にリフォームすることができる。
本発明によれば、上記同様、システムキッチンのカウンター部にリフォーム用カウンターカバーを取り付ける場合において、レンジの機能を維持しながら、簡便且つ安価な方法で、汚れや傷み等の外観劣化が進んだカウンター部の表面を覆い隠し、美麗な外観にリフォームすることができる。
本発明によれば、上述した本発明のリフォーム用カウンターカバーをカウンター部に取り付けてリフォームを行う方法なので、上記同様、既存のカウンターシステムのカウンター部の表面において汚れや傷み等の外観劣化が進んだ場合に、劣化した上面及び前面を覆い隠し、美麗な外観にリフォームすることができる。これにより、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部のリフォームを行うことが可能になる。
また、本発明に係るカウンターシステムのリフォーム方法によれば、本発明に係るリフォーム用カウンターカバーを用いてリフォームを行う方法なので、上記同様、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部のリフォームを行うことが可能になる。
本実施形態のリフォーム用カウンターカバーは、カウンターシステムの上部に備えられるカウンター部のリフォームに用いられるものであり、例えば、システムキッチンの他、企業の受付用カウンターや、一般家屋内において壁付で設置される家具調カウンター等、幅広く適用できるものである。具体的には、例えば、図6(図1も参照)に示すようなシステムキッチン(カウンターシステム)50の上部に備えられるカウンター部51、あるいは、図3に示すようなシステムキッチン150の上部に備えられるカウンター部151のリフォームに、本実施形態のリフォーム用カウンターカバーを適用することが可能である。
以下、本実施形態のリフォーム用カウンターカバーについて詳述する。なお、以下の説明においては、リフォーム用カウンターカバーとして、上述したような、システムキッチン50,150に備えられるカウンター部51,151のリフォームに適用可能なリフォーム用カウンターカバー1,11を例に挙げて説明する。
また、図示例の天板部2には、システムキッチン50のカウンター部51の上面に開口したシンク52に対応する位置で、このシンク52を露出させることで該シンク52の機能を維持するためのシンク用貫通孔22が設けられている。
また、カウンターカバー1を構成する各部の厚みも特に限定されないが、概ね数mm〜10mmの範囲、例えば8mm程度の厚み寸法とすることが、強度や取り扱い性(重量等)、コスト等の観点から好ましい。
本実施形態のカウンターシステムのリフォーム方法は、上述した構成のリフォーム用カウンターカバー1,11を用いて、既存のシステムキッチン(カウンターシステム)50,150に備えられるカウンター部51,151の表面51A,151Aを覆うことで、このカウンター部51,151を美麗にリフォームする方法である。
まず、カウンター部51に対してカウンターカバー1を接着によって取り付ける場合には、予め、カウンターカバー1の天板部2の裏面2B、又は、カウンター部51の表面の複数箇所に、接着剤を付着させておくか、あるいは、両面テープを貼着した状態とする。
また、カウンターカバー1を、カウンター部51に対して滑り止めシートを介して設置する場合には、予め、天板部2の裏面2Bに複数箇所に、図示略の滑り止めシートを接着した状態とする。
また、カウンターカバー1を、カウンター部51に対して、図5中に示すようなスペーサー部材7を介して取り付ける場合には、予め、カウンター部51の上面51aにおける複数箇所にスペーサー部材7を配置した状態とし、必要に応じて接着する。この際、カウンター部51の表面51Aが凹凸形状とされている場合には、スペーサー部材7を構成する積層体から、必要に応じて、樹脂シートを1枚単位で適宜剥離・除去することにより、カウンターカバー1とカウンター部51との間にがたつき等が生じないよう、スペーサー部材7の厚み寸法を調整する。
この際、カウンターカバー1又はカウンター部51の何れか一方に、予め接着剤又は両面テープを配置した場合には、カウンターカバー1がカウンター部51に接着されて取り付けられた状態となる。
また、カウンターカバー1の天板部2の裏面2Bに、予め滑り止めシートを接着した場合には、カウンターカバー1は、滑り止めシートによって水平方向の動きが抑制された状態でカウンター部51上に載置された状態となる。
また、カウンター部51の上面51aに、予めスペーサー部材7を配置した場合には、カウンターカバー1は、スペーサー部材7を介してカウンター部51上に載置されるか、あるいは接着された状態となる。
以上説明したように、本実施形態の本発明に係るリフォーム用カウンターカバー1,11によれば、既存のカウンターシステムであるシステムキッチン50,150に備えられるカウンター部51,151の表面51A,151Aにおいて汚れや傷み等の外観劣化が進んだ場合に、カウンター部51,151の上に被せて取り付けることで、劣化した表面51A,151Aを覆い隠し、美麗な外観にリフォームすることができる。これにより、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部51,151のリフォームを行うことが可能になる。
また、本実施形態のカウンターシステムのリフォーム方法によれば、本発明に係るリフォーム用カウンターカバー1,11を用いてリフォームを行う方法なので、上記同様、複雑な工事を伴うことなく、簡便な方法で安価にカウンター部51,151のリフォームを行うことが可能になる。
上記で説明した実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は各実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
2,12…天板部、
2B…裏面、
21,21a,21b,21c,21d,12a,12b,12c,12d…エッジ部、
3,13…前板部、
22,12A…シンク用貫通孔、
22a…縁部、
12B…レンジ用貫通孔、
12C…水栓貫通孔、
4…横板部、
5,15…バックガード部、
7…スペーサー部材
8…シール部材、
9…シール部材、
50,150…システムキッチン(カウンターシステム)、
51,151…カウンター部、
51A,151A…表面、
51B…凸部、
51a…上面
51b…前面
51c,51d…側面
52,152…シンク、
153…レンジ
B…分割ライン。
Claims (6)
- 既存のカウンターシステムの上部に備えられるカウンター部の表面を覆うように、該カウンター部に取り付けられるリフォーム用カウンターカバーであって、
前記カウンター部の上面側を覆う天板部と、
前記天板部のエッジ部の少なくとも一部から下方に向けて延出し、前記カウンター部の前面側を覆う前板部と、を有し、
前記天板部は、前記カウンター部に対して、スペーサー部材を介して取り付けられ、
前記スペーサー部材は、複数の樹脂シートが積層された積層体からなり、前記樹脂シートが1枚単位で剥離・除去可能であることを特徴とするリフォーム用カウンターカバー。 - さらに、前記天板部のエッジ部の少なくとも一部から下方に向けて延出し、前記カウンター部の側面側を覆う横板部が備えられており、
さらに、前記天板部のエッジ部における、前記前板部と反対の後ろ側には、上方に向けて延出するバックガード部が備えられていることを特徴とする請求項1に記載のリフォーム用カウンターカバー。 - 前記リフォーム用カウンターカバーと前記スペーサー部材との間、又は、前記スペーサー部材と前記カウンター部との間が、両面テープで接着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリフォーム用カウンターカバー。
- 前記カウンターシステムが、前記カウンター部の上面に開口したシンクを備えるシステムキッチンであり、
前記天板部に、前記シンクに対応する位置で、該シンクを露出させるシンク用貫通孔が設けられており、
前記天板部は、前記シンク用貫通孔の縁部が、下方に向けて凸状に設けられているとともに、前記縁部にシール部材が備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のリフォーム用カウンターカバー。 - 前記カウンターシステムが、前記カウンター部の上面側にレンジを備えるシステムキッチンであり、
前記天板部に、前記レンジに対応する位置で、該レンジを露出させるレンジ用貫通孔が設けられており、
さらに、前記天板部は、前記エッジ部の少なくとも一部にシール部材が備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項4に記載のリフォーム用カウンターカバー。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のリフォーム用カウンターカバーを用いて、既存のカウンターシステムに備えられるカウンター部の表面を覆うことを特徴とする、カウンターシステムのリフォーム方法。
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JP2015153438A JP6596788B2 (ja) | 2015-08-03 | 2015-08-03 | リフォーム用カウンターカバー及びカウンターシステムのリフォーム方法 |
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