JP6595366B2 - ハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置及びハイブリッド車両 - Google Patents
ハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置及びハイブリッド車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6595366B2 JP6595366B2 JP2016030097A JP2016030097A JP6595366B2 JP 6595366 B2 JP6595366 B2 JP 6595366B2 JP 2016030097 A JP2016030097 A JP 2016030097A JP 2016030097 A JP2016030097 A JP 2016030097A JP 6595366 B2 JP6595366 B2 JP 6595366B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- motor generator
- hybrid vehicle
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
Landscapes
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
また、以下の説明では、回転速度について、回転数(単位時間当たりの回転数)で表記するが、これらはいずれも対応する回転速度に変換することができる。
図1は本実施形態にかかるハイブリッド車両のパワートレイン及びその制御系統を示す模式的構成図である。図1に示すように、本車両は、エンジン(内燃機関)1と、モータジェネレータ(発電機能付き電動モータ、以下、略してMGともいう)2と、前後進切替機構4とバリエータ(無段変速機構)5とを有する自動変速機としての無段変速機(以下、CVTともいう)3と、第1クラッチ(以下、略してCL1ともいう)6と、第2クラッチ(以下、略してCL2ともいう)7と、ディファレンシャルギア8と、駆動輪9,9と、を備えた、ハイブリッド車両として構成されている。
HEVモードでは、エンジン1のトルクにMG2のトルクを付加する併用走行モードを実施でき、これに加えて、MG2を無負荷状態にしてエンジン1のみを走行駆動源として走行するエンジン単独走行モードと、MG2を発電状態にしてエンジン1を走行駆動源とMG2の発電動力源として走行する発電走行モードとを実施できる。
また、第2クラッチ7は、後述するようにCVT3内の前後進切替機構4の摩擦係合要素によって構成されている。
次に、このようなパワートレインの制御系を説明する。
図1に示すように、本車両には、制御系統として、パワートレイン全体を制御する統合制御装置(HCM,Hybrid Control Module)10と、HCM10の制御下でCVT5を制御する自動変速機制御装置(ATCU,Automatic transmission Control Unit)30とが備えられている。なお、HCM10,ATCU30は、いずれも中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)等を備えたマイクロコンピュータで構成される。
CVT3は、上記の前後進切替機構4とバリエータ5とを備え、バリエータ5は、プライマリプーリ51と、セカンダリプーリ52と、これらのプーリ51,52に掛け回されたベルト又はチェーンといった無端状の動力伝達部材(以下、ベルトと称する)53とを備えて構成されている。
ATCU30は、本実施形態にかかる誤解放検出装置の主要な構成要素である第1クラッチの誤解放を検出する機能(誤解放検出手段としての誤解放検出部)40を有している。
誤解放検出部40は、以下の前提条件が成立していて、且つ、第1クラッチ6に締結を指令している時に、第1クラッチ6の入出力間の回転速度差が閾値以上である主判定条件が成立したら、第1クラッチ6に誤解放が生じていると判定する。
(1)自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジであること
(2)エンジンの出力トルクが設定トルク以上であること
(3)モータジェネレータが発電状態であること
ただし、前提条件は、条件(1)〜(3)の各条件が何れも成立している状態が、第1設定時間以上継続していることをもって成立する。これは、前提条件の判定にノイズ等が影響しないようにするものである。また、前提条件の成立後、条件(1)〜(3)の何れかの条件が不成立になれば、前提条件も不成立になる。
HCM10では、誤解放検出部40によって第1クラッチ6の誤解放が判定されると、ハイブリッド車両のフェール制御を実施する。本実施形態では、フェール制御として、MG2の発電を停止しMG2を無負荷状態又は出力トルク発生状態に切替制御する。また、図示しないがドライバに警告表示を発する。
本発明に一実施形態に係るクラッチ誤解放検出装置及びハイブリッド車両は、上述のように構成されているので、例えば、図3のフローチャートに示すように、異常判定を実施し、異常時対応制御を実施することができる。なお、図3のフローチャートは、車両のキースイッチが入れられると、第1クラッチ6の誤解放が検出されるまで或いはキースイッチが切られるまで、所定の制御周期で実施される。
回転速度差(=Ne−Nm)が差回転閾値以上であれば、第3タイマをカウントアップする(ステップS100)。そして、第3タイマのカウント値TMCが第3設定時間に対応する判定カウント値TMCJ以上であるか否かを判定する(ステップS110)。
したがって、第1クラッチ6の回転速度差が大きくならないうちに、つまり、車両の加速度が太破線で示すように大きく減少する前に、第1クラッチ6の誤解放を検出することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態を本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して適用することが可能である。
2 モータジェネレータ(MG)
3 自動変速機としての無段変速機(CVT)
4 前後進切替機構
5 バリエータ(無段変速機構)
6 第1クラッチ
7 第2クラッチ
7a 第2クラッチとしての前進クラッチ
7b 第2クラッチとしての後退ブレーキ
8 ディファレンシャルギア
9 駆動輪
10 統合制御装置(HCM,Hybrid Control Module)
30 自動変速機制御装置(ATCU,Automatic transmission Control Unit)
40 誤解放検出部(誤解放検出手段)
41 前提条件判定部(前提条件判定手段)
42 指令条件判定部(指令条件判定手段)
43 誤解放判定部(判定手段としての誤解放判定手段)
91 インヒビタスイッチ(IHSW)
92 アクセルポジションセンサ(APS)
93 充電状態センサ
94 エンジン回転センサ
95 モータ回転センサ
96 ブレーキスイッチ
Claims (4)
- 駆動源としての内燃機関及びモータジェネレータと、
前記内燃機関と前記モータジェネレータとの間に介装された第1クラッチと、
前記モータジェネレータと自動変速機との間に介装された第2クラッチと、を有し、
前記第1クラッチ及び前記第2クラッチを係合させることで上記内燃機関の出力トルクが駆動輪に伝達されるハイブリッド車両において、
前記自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジであること、前記内燃機関の出力トルクが設定トルク以上であること、及び、前記モータジェネレータが発電状態であること、の各条件をアンド条件とする前提条件が成立している状況下で、前記第1クラッチに完全係合を指令している指令条件が成立していると共に前記第1クラッチの入出力間の回転速度差が前記内燃機関の出力トルク毎に設定された閾値以上である主判定条件が成立していれば、前記第1クラッチに誤解放が生じていると判定する判定手段を有する
ことを特徴とするハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置。 - 前記前提条件は、前記自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジであること、前記内燃機関の出力トルクが設定トルク以上であること、及び、前記モータジェネレータが発電状態であること、の各条件が何れも成立している状態が、第1設定時間以上継続していることである
ことを特徴とする請求項1記載のハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置。 - 前記指令条件は、前記第1クラッチに完全係合を指令している状態が、第2設定時間以上継続していることであり、
前記主判定条件は、前記第1クラッチの入出力間の回転速度差が前記閾値以上である状態が、第3設定時間以上継続していることである
ことを特徴とする請求項1又は2記載のハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置。 - 駆動源としての内燃機関及びモータジェネレータと、
前記内燃機関と前記モータジェネレータとの間に介装された第1クラッチと、
前記モータジェネレータと自動変速機との間に介装された第2クラッチと、を有し、
前記第1クラッチ及び前記第2クラッチを係合させることで上記内燃機関の出力トルクが駆動輪に伝達されるハイブリッド車両であって、
請求項1〜3の何れか1項に記載のハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置と、
前記判定手段が前記第1クラッチに誤解放が生じていると判定したら、前記モータジェネレータの発電を停止し前記モータジェネレータを無負荷状態又は出力トルク発生状態に切替制御する制御手段と、を備えている
ことを特徴とするハイブリッド車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016030097A JP6595366B2 (ja) | 2016-02-19 | 2016-02-19 | ハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置及びハイブリッド車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016030097A JP6595366B2 (ja) | 2016-02-19 | 2016-02-19 | ハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置及びハイブリッド車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017144963A JP2017144963A (ja) | 2017-08-24 |
JP6595366B2 true JP6595366B2 (ja) | 2019-10-23 |
Family
ID=59682034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016030097A Active JP6595366B2 (ja) | 2016-02-19 | 2016-02-19 | ハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置及びハイブリッド車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6595366B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3044885B2 (ja) * | 1991-11-06 | 2000-05-22 | トヨタ自動車株式会社 | 自動変速機の変速制御装置 |
JPH11148393A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-06-02 | Jatco Corp | 自動変速機の制御装置 |
JP4010052B2 (ja) * | 1998-03-30 | 2007-11-21 | マツダ株式会社 | ロックアップクラッチの故障検出装置 |
JP2012131435A (ja) * | 2010-12-23 | 2012-07-12 | Denso Corp | 車両用動力制御装置 |
JPWO2014091588A1 (ja) * | 2012-12-12 | 2017-01-05 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP6079521B2 (ja) * | 2013-09-13 | 2017-02-15 | 日産自動車株式会社 | ハイブリッド車両 |
-
2016
- 2016-02-19 JP JP2016030097A patent/JP6595366B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017144963A (ja) | 2017-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10598277B2 (en) | Control device that handles erroneous clutch engagement | |
JP5728422B2 (ja) | ベルト式無段変速機の変速制御装置 | |
JP5712296B2 (ja) | コーストストップ車両、及びその制御方法 | |
JP5234171B2 (ja) | 駆動力制御装置 | |
JP6069519B2 (ja) | ロックアップクラッチの制御装置 | |
KR101962562B1 (ko) | 자동 변속기의 제어 장치 및 제어 방법 | |
JP2012117424A (ja) | 車両の制御装置 | |
US10527165B2 (en) | Automatic transmission control device and control method | |
WO2013151000A1 (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
WO2012172891A1 (ja) | コーストストップ車両 | |
CN107949730B (zh) | 车辆的控制装置及车辆的控制方法 | |
CN108025739B (zh) | 车辆的控制装置及车辆的控制方法 | |
JP2020062944A (ja) | 車両用動力伝達装置の制御装置 | |
JP6595366B2 (ja) | ハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置及びハイブリッド車両 | |
US10612656B2 (en) | Control device for vehicle and control method of the same | |
US20210116022A1 (en) | Control device for vehicular transmission | |
WO2017135171A1 (ja) | 車両の制御装置、及び車両の制御方法 | |
JP6670620B2 (ja) | 車両用無段変速機の異常判定装置及び異常時対応装置 | |
JP6560758B2 (ja) | 車両の制御装置、及び車両の制御方法 | |
JP6651368B2 (ja) | クラッチ誤締結判定装置及びこれを用いたクラッチ誤締結対応制御装置 | |
JP2020063818A (ja) | 車両用動力伝達装置の制御装置 | |
WO2015194206A1 (ja) | 自動変速機の油圧制御装置、及びその制御方法 | |
JP2021032303A (ja) | 車両の制御装置及び車両の制御方法 | |
JP2019082187A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
WO2019044397A1 (ja) | 車両の制御装置及び車両の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190625 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6595366 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |