JP6595366B2 - ハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置及びハイブリッド車両 - Google Patents

ハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置及びハイブリッド車両 Download PDF

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Description

本発明は、ハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置及びこれを備えたハイブリッド車両に関するものである。
エンジン(内燃機関)とモータジェネレータとを駆動源とするハイブリッド車両として、エンジンとモータジェネレータとの間に第1クラッチを介装し、モータジェネレータと変速機等との間に第2クラッチを介装したものが知られている(特許文献1参照)。
このようなハイブリッド車両では、第1クラッチを締結しエンジントルクを駆動輪へ伝達するハイブリッド走行モード或いはエンジン単独走行モードと、第1クラッチを解放しエンジントルクを遮断して、モータジェネレータのモータトルクのみを駆動輪へ伝達するモータ単独走行モードとを切り替えることができる。
このようなハイブリッド車両において、第1クラッチが締結指示をしても解放状態となる誤解放が発生すると、エンジントルクを駆動輪へ伝達することができなくなる。そこで、第1クラッチが誤解放状態であるか否かを判定し、誤解放状態と判定されたら相応のフェールセーフ制御が必要になる。
特開2015−67124号公報
ところで、上記のハイブリッド車両において、第1クラッチが誤解放すると第1クラッチの入出力間に差回転が生じる。これに着目し、第1クラッチに締結(完全係合)を指示しているにもかかわらず第1クラッチの入出力間に差回転が発生したら、第1クラッチに誤解放が生じていると判定することができる。
ただし、第1クラッチに締結を指示しても、第1クラッチが締結するまでの過渡状態では第1クラッチの入出力間に差回転が発生する。そこで、第1クラッチが締結するまでの締結過渡時間を考慮して、第1クラッチの入出力間に差回転が発生している状態が所定時間継続したら、第1クラッチに誤解放が生じていると判定することになる。
しかしこの場合、第1クラッチに誤解放が生じても締結過渡時間に応じた所定時間が経過するまでは第1クラッチの誤解放を確定できないので、この間に必要なフェールセーフ制御を実施することができない。
例えば、エンジンを駆動させてエンジントルクを車両の走行駆動に用いると共にモータジェネレータによる発電を実施する発電走行モードで走行している状況で、第1クラッチの誤解放が発生すると、車両に意図しない減速が発生する懸念がある。
つまり、モータジェネレータがモータトルクを出して走行している場合に第1クラッチの誤解放が発生しても、通常路面状態(坂道等ではない)の場合、エンジントルク+モータトルクのうちのエンジントルク分の駆動力が失われるだけであり、急減速は発生しないと考えられる。
しかし、エンジントルクが車両走行用とモータジェネレータの発電用とに用いられている状態では、図5(a)に示すように、エンジントルク(ENGトルク)の一部は、モータジェネレータの発電用トルク(MG発電トルク)に消費され、残りが車両を走行駆動するトルク(駆動力)に消費される。したがって、車両走行に関してモータジェネレータは負のトルクを発生している状態である。この場合に、第1クラッチの誤解放が発生し、図5(b)に示すようにエンジントルクが失われると、車両走行用のエンジントルクが失われるだけでなく、モータジェネレータの負のトルク(MG負トルク)が加わることになり、車両の駆動トルクは正から負へ急変し、車両に急減速が発生することになる。
このような急減速は車両の操縦性能の低下を招くため、速やかに相応のフェールセーフ制御を実施することが必要であるが、上記のように第1クラッチに誤解放が生じても締結過渡時間に応じた所定時間が経過するまでは第1クラッチの誤解放を確定しない場合、速やかにフェールセーフ制御を実施することはできない。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、内燃機関とモータジェネレータとの間にある第1クラッチに誤解放が生じて速やかにフェールセーフ制御を実施することが必要な状況では、第1クラッチの誤解放を速やかに検出することができるようにした、ハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置及びこれを備えたハイブリッド車両を提供することを目的としている。
(1)上記の目的を達成するために、本発明のハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置は、駆動源としての内燃機関及びモータジェネレータと、前記内燃機関と前記モータジェネレータとの間に介装された第1クラッチと、前記モータジェネレータと自動変速機との間に介装された第2クラッチと、を有し、前記第1クラッチ及び前記第2クラッチを係合させることで上記内燃機関の出力トルクが駆動輪に伝達されるハイブリッド車両において、前記自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジであること、前記内燃機関の出力トルクが設定トルク以上であること、及び、前記モータジェネレータが発電状態であること、の各条件をアンド条件とする前提条件が成立している状況下で、前記第1クラッチに完全係合を指令している指令条件が成立していると共に前記第1クラッチの入出力間の回転速度差が前記内燃機関の出力トルク毎に設定された閾値以上である主判定条件が成立していれば、前記第1クラッチに誤解放が生じていると判定する判定手段を有することを特徴としている。
(2)前記前提条件は、前記自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジであること、前記内燃機関の出力トルクが設定トルク以上であること、及び、前記モータジェネレータが発電状態であること、の各条件が何れも成立している状態が、第1設定時間以上継続していることであることが好ましい。
(3)前記指令条件は、前記第1クラッチに完全係合を指令している状態が、第2設定時間以上継続していることであり、前記主判定条件は、前記第1クラッチの入出力間の回転速度差が前記閾値以上である状態が、第3設定時間以上継続していることであることが好ましい。
)本発明のハイブリッド車両は、駆動源としての内燃機関及びモータジェネレータと、前記内燃機関と前記モータジェネレータとの間に介装された第1クラッチと、前記モータジェネレータと自動変速機との間に介装された第2クラッチと、を有し、前記第1クラッチ及び前記第2クラッチを係合させることで上記内燃機関の出力トルクが駆動輪に伝達されるハイブリッド車両であって、(1)〜()の何れかの項に記載のハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置と、前記判定手段が前記第1クラッチに誤解放が生じていると判定したら、前記モータジェネレータの発電を停止し前記モータジェネレータを無負荷状態又は出力トルク発生状態に切替制御する制御手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジであること、内燃機関の出力トルクが設定トルク以上であること、及び、モータジェネレータが発電状態であること、の各条件をアンド条件とする前提条件が成立している状況下で、第1クラッチに完全係合を指令している時に、第1クラッチに誤解放が発生すると、第1クラッチの入出力間の回転速度差が閾値以上であることから誤解放を判定する。したがって、誤解放が発生したら速やかに誤解放を判定することができる。これにより、第1クラッチの誤解放発生後の対応の遅れによる車両の急減速が生じることを回避することが可能になり、車両の急減速による操縦性能の低下を抑制することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両のパワートレイン及びその制御系統を示す模式的構成図である。 本発明の一実施形態に係る第1クラッチの誤解放判定に用いるクラッチの差回転閾値の設定に利用するエンジン吹き上がり特性を示す図である。 本発明の一実施形態に係る第1クラッチの誤解放の発生及びその判定を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る第1クラッチの誤解放判定を説明するタイムチャートである。 本発明の課題を説明する図であり、(a)は第1クラッチの正常時を示し、(b)は第1クラッチの誤解放時を示す。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。以下の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができるとともに、必要に応じて取捨選択することや適宜組み合わせることが可能である。
また、以下の説明では、回転速度について、回転数(単位時間当たりの回転数)で表記するが、これらはいずれも対応する回転速度に変換することができる。
[1.パワートレインの構成]
図1は本実施形態にかかるハイブリッド車両のパワートレイン及びその制御系統を示す模式的構成図である。図1に示すように、本車両は、エンジン(内燃機関)1と、モータジェネレータ(発電機能付き電動モータ、以下、略してMGともいう)2と、前後進切替機構4とバリエータ(無段変速機構)5とを有する自動変速機としての無段変速機(以下、CVTともいう)3と、第1クラッチ(以下、略してCL1ともいう)6と、第2クラッチ(以下、略してCL2ともいう)7と、ディファレンシャルギア8と、駆動輪9,9と、を備えた、ハイブリッド車両として構成されている。
つまり、このハイブリッド車両は、エンジン1とMG2との間に第1クラッチ6を備えており、走行モードとして、第1クラッチ6の締結によるHEVモードと、第1クラッチ6の解放によるEVモードと、を有している。
HEVモードでは、エンジン1のトルクにMG2のトルクを付加する併用走行モードを実施でき、これに加えて、MG2を無負荷状態にしてエンジン1のみを走行駆動源として走行するエンジン単独走行モードと、MG2を発電状態にしてエンジン1を走行駆動源とMG2の発電動力源として走行する発電走行モードとを実施できる。
また、第2クラッチ7は、後述するようにCVT3内の前後進切替機構4の摩擦係合要素によって構成されている。
エンジン1の出力軸とMG2の入力軸とは、トルク容量可変の第1クラッチ6を介して連結されている。また、MG2の出力軸と無段変速機3の入力軸〔クラッチ(第2クラッチ7)の入力軸〕とが連結されている。CVT3の出力軸はディファレンシャルギア8を介して駆動輪9,9と連結されている。
HEVモードにおいては、第1クラッチ6が係合され、CVT3では、第1クラッチ6を介して入力されるエンジン1の動力とMG2から入力される動力とを合成した動力(併用走行モード)、或いは、第1クラッチ6を介して入力されるエンジン1の動力のみ(エンジン単独走行モード又は発電走行モード)が、クラッチ7を介して入力されて、これを変速して駆動輪9,9へ出力する。また、EVモードにおいては、第1クラッチ6が解放され、無段変速機3では、クラッチ7を介してモータジェネレータ2から入力される動力を変速して駆動輪9,9へ出力する。
[2.パワートレインの制御系の構成]
次に、このようなパワートレインの制御系を説明する。
図1に示すように、本車両には、制御系統として、パワートレイン全体を制御する統合制御装置(HCM,Hybrid Control Module)10と、HCM10の制御下でCVT5を制御する自動変速機制御装置(ATCU,Automatic transmission Control Unit)30とが備えられている。なお、HCM10,ATCU30は、いずれも中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)等を備えたマイクロコンピュータで構成される。
HCM10は、車両の種々の制御を行なう機能(制御手段)を有し、特に、エンジン1を制御する機能(エンジン制御部)11と、モータジェネレータ2を制御する機能(モータ制御部)12と、を有し、エンジン1とモータジェネレータ2とを統合制御する。また、HCM10は、ATCU30に、例えばCVT3の目標変速比RATIOtや目標プライマリ回転数Npri_t等の変速に係る指令情報を出力する。
HCM10は、シフトレバー(図示略)のシフトポジションを検知しシフトポジションに応じたシフトレンジ信号を出力するインヒビタスイッチ(INHSW)91、アクセルペダルの操作量(アクセル開度)APOを検出するアクセルポジションセンサ(APS)92、車両駆動用バッテリ20の充電状態(SOC)を検出する充電状態センサ(SOCセンサ)93、エンジン1の回転数を検出するエンジン回転センサ94、MG2の回転数を検出するモータ回転センサ95、ブレーキペダル(図示略)の操作の有無(オンオフ)を検出するブレーキスイッチ96や、図示しないが、車速を検出する車速センサ、後述のCVT3のプライマリプーリ51の実回転数(実プライマリ回転数)Npri_rを検出するプライマリプーリ回転センサ、後述のCVT3のセカンダリプーリ52の実回転数(実セカンダリ回転数)Nsec_rを検出するセカンダリプーリ回転センサ、スロットルバルブの開度(スロットル開度)TVOを検出するスロットル開度センサ等が接続され、これらのセンサ類から検出情報が入力される。また、ATCU30にも、これらの検出情報が適宜入力される。
HCM10では、目標プライマリ回転数Npri_tを、例えば、アクセル開度APO、車速Vsp及びブレーキ信号などの情報に基づいて設定する。なお、車速Vspはセカンダリプーリ回転数Nsecから算出できる。また、HCM10では、運転者がシフトレバーなどを操作することによりダウンシフト又はアップシフトを要求すると、車速Vspに応じて目標プライマリ回転数Npri_tを増大又は減少するように設定する。
第1クラッチ6は、エンジン1をモータジェネレータ2に連結或いはモータジェネレータ2から切り離すものであり、例えば乾式多板摩擦クラッチ(或いは乾式単板クラッチ)が適用される。第1クラッチ6は、図示しない油圧ユニットにより生成される第1クラッチ油圧によって、締結(完全係合),解放が制御される。また、油圧ユニットは、HCM10からの走行モードに応じた制御指令に基づきATCU30により制御される。
HCM10は、車速Vsp、加減速度、運転者によるアクセルペダル操作量APO、車両駆動用バッテリ20のSOCなどに基づいて、エンジン1の車両駆動力が必要か否かを判定し、走行モードを選定して、第1クラッチ6の状態を設定する。エンジン1の車両駆動力が必要であれば、第1クラッチ6を係合させHEVモードとし、エンジン1の車両駆動力が必要でなければ、第1クラッチ6を解放させEVモードとする。
第2クラッチ7は、遊星ギヤ4Aによる前後進切替機構4に設けられた前進クラッチ7aと後退ブレーキ7bとから構成されている。つまり、前進走行時には、前進クラッチ7aが第2クラッチ7とされ、後退走行時には、後退ブレーキ7bが第2クラッチ7とされる。これらの前進クラッチ7a,後退ブレーキ7bには、例えば湿式多板摩擦クラッチが適用される。前進クラッチ7a,後退ブレーキ7bも、図示しない油圧ユニットにより生成される第2クラッチ油圧によって、完全係合(締結),スリップ係合(スリップ状態),解放が制御される。
[3.CVT及びその制御系の構成]
CVT3は、上記の前後進切替機構4とバリエータ5とを備え、バリエータ5は、プライマリプーリ51と、セカンダリプーリ52と、これらのプーリ51,52に掛け回されたベルト又はチェーンといった無端状の動力伝達部材(以下、ベルトと称する)53とを備えて構成されている。
ATCU30は、変速制御を中心に図示しない油圧ユニットを通じて各部の油圧を制御する変速制御部31を有している。変速制御部31は、前記第1クラッチ6の油圧と、前後進切替機構4の前進クラッチ7a,後退ブレーキ7bの油圧と、バリエータ5のプライマリプーリ51の油圧(プライマリプーリ圧)及びセカンダリプーリ52の油圧(セカンダリプーリ圧)とを、それぞれ設定し、油圧ユニットの電磁弁のソレノイド(プライマリプーリ圧に関してはプライマリソレノイド、セカンダリプーリ圧に関してはセカンダリソレノイド)の制御により、設定した各油圧を生成し供給する。
ATCU30は、第2クラッチ7(前進クラッチ7a,後退ブレーキ7b)については、完全係合状態(締結状態)と完全解放状態(開放状態)とを切り替える遷移時には、スリップ係合を用い、複数の摩擦板を滑らせながら完全係合状態と完全解放状態とを円滑に切り替える。また、特に急発進や再加速等の高負荷で発進や加速をする場合を想定して、第2クラッチ7をスリップ係合させる第3の走行モード〔以下、WSC(Wet Start Control)走行モードという〕を備え、WSC走行モードが選択されたら、ATCU30は第2クラッチ7をスリップ係合制御する。
また、ATCU30は、プライマリプーリ圧及びセカンダリプーリ圧に関しては、バリエータ5の目標変速比RATIO_tを設定して、ベルト53に滑りが発生せずに且つ目標変速比を達成するように、プライマリプーリ圧及びセカンダリプーリ圧を制御する。このときの目標変速比RATIO_tは、HCM10からの目標プライマリ回転数Npri_tを達成できるように設定される。
また、バリエータ5の実変速比RATIO_rを急変させるとベルト53に滑りが発生するおそれがあるので、ATCU30は、実変速比RATIO_rが急変しないように、バリエータ5の実変速比RATIO_rを目標プライマリ回転数Npri_tが急変した場合にも、目標変速比RATIO_tの変化速度ΔRATIO_tが予め設定された上限値を超えないように緩やかに変化させていく。この場合の上限値は、アクセル開度APOやスロットル開度TVO等のバリエータ5の伝達トルクに相関する量に基づいて設定される。
[4.第1クラッチの誤解放検出部の構成]
ATCU30は、本実施形態にかかる誤解放検出装置の主要な構成要素である第1クラッチの誤解放を検出する機能(誤解放検出手段としての誤解放検出部)40を有している。
誤解放検出部40は、以下の前提条件が成立していて、且つ、第1クラッチ6に締結を指令している時に、第1クラッチ6の入出力間の回転速度差が閾値以上である主判定条件が成立したら、第1クラッチ6に誤解放が生じていると判定する。
まず、前提条件を説明する。この前提条件は、以下の条件(1)〜(3)が何れも成立していること(即ち、アンド条件)としている。
(1)自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジであること
(2)エンジンの出力トルクが設定トルク以上であること
(3)モータジェネレータが発電状態であること
これらの前提条件は、誤解放の検出を、車両に特定の緊急状態が生じうる状態において限定して実施するためのものである。ここで、想定している特定の緊急状態とは、第1クラッチ6に誤解放が発生すると、車両の駆動トルクが正から負へ急変し、車両に回避すべき急減速が発生する状況である。具体的には、車両が発電走行モードで一定以上の駆動トルクを得て通常走行(前進走行)している時に、第1クラッチ6に誤解放が発生すると、想定している緊急状態(急減速)が発生する。
そこで、条件(1)として前進走行していること、条件(2)として車両が一定以上の駆動トルクを得て走行していること、条件(3)として車両が発電走行モードで走行していること、を設定し、前提条件をこれらの条件(1)〜(3)のアンド条件としている。
ただし、前提条件は、条件(1)〜(3)の各条件が何れも成立している状態が、第1設定時間以上継続していることをもって成立する。これは、前提条件の判定にノイズ等が影響しないようにするものである。また、前提条件の成立後、条件(1)〜(3)の何れかの条件が不成立になれば、前提条件も不成立になる。
次に、第1クラッチ6に締結を指令していること(指令条件)を前提に、第1クラッチ6の入出力間の回転速度差(差回転の大きさ)が閾値以上であることを主判定条件としている。第1クラッチ6の誤解放を判定するには、第1クラッチ6に締結を指令しているにもかかわらず、第1クラッチ6の入出力間に明らかな差回転が発生していれば、第1クラッチ6に誤解放が生じていると判定する。
主判定条件についても、第1クラッチ6に締結を指令している状態が、第2設定時間以上継続していると共に、第1クラッチ6の入出力間の回転速度差が前記閾値以上である状態が、第3設定時間以上継続していることとしている。なお、指令条件の第1クラッチ6に締結を指令しているか否かは、前提条件の成否に関わらず独立して判定する。したがって、前提条件の成立前に指令条件が成立することもある。また、指令条件の成立後、第1クラッチ6に締結を指令している状態が継続していることが必要となり、第1クラッチ6が解放指令に切り替えられれば、指令条件は不成立になる。
指令条件を、締結指令の状態が第2設定時間以上継続していることを条件とするのは、解放状態の第1クラッチ6に締結を指令した直後は、第1クラッチ6が締結して入出力間の差回転が解消されるまでに応答過渡時間に応じたタイムラグがあるので、これを考慮したものである。
第1クラッチ6の回転速度差が閾値以上である状態が第3設定時間以上継続していることを条件とするのは、判定にノイズ等が影響しないようにするものである。単にノイズ等の影響を回避するには僅かな時間(例えば、数回の演算周期程度)で十分であり、第3設定時間は短い時間(例えば、数百msec程度)に設定される。
ところで、主判定条件の第1クラッチ6の入出力間の回転速度差は、エンジン回転数Neとモータ回転数(MG2の回転数)Nmとの差(=Ne−Nm)として演算でき、この回転速度差の閾値(差回転閾値)は、第1クラッチ6に誤解放が発生した場合のエンジン1の回転の吹け上がり特性に基づいて設定される。
つまり、エンジン1が出力トルク(エンジントルク)TRQeを発生している時に、第1クラッチ6に誤解放が発生し、これにより想定する緊急状態となる減速度を発生するのは、誤解放が発生したことによるエンジン1の回転の吹け上がり量とモータ回転の低下量とによる。しかし、モータ回転の低下量はモータトルクとギヤ比と路面状況によるため明確に定義できない。そこで、エンジン1の回転の吹け上がり状態に着目して差回転閾値を設定する。
ここで想定する緊急状態は、車両の減速度(減速速度の変化量)が基準値以上に大きくなる場合に発生する。この誤解放が発生した時の車両の減速度はエンジントルクTRQeの大きさに依存するので、上記のように前提条件として、第1クラッチ6に誤解放が発生した車両のエンジントルクTRQeに関する設定トルクが設けられている。
図2に示すように、エンジン1の回転の吹け上がり特性は、エンジン回転数の増加量と経過時間とによって表わすことができ、この吹け上がり特性は、エンジントルクTRQeの大きさに応じたものになる。図2には、エンジントルクTRQeを1〜10の10段階に示しており、数字が大きいほどトルクが大きくなる。エンジントルクTRQeの判定にかかる設定トルクがレベル4に相当すれば、レベル4のエンジン1の回転の吹け上がり状態に着目して差回転閾値を設定する。
トルクレベル4では、100msec毎に略500rpmのエンジン1の回転数の増加が発生し、レベル4よりもエンジントルクTRQeが大きければ、100msec毎に500rpmよりも大きいエンジン1の回転数の増加が発生する。したがって、例えば演算周期(判定周期)を100msec程度に設定する場合は、差回転閾値を500rpmに設定することで、想定する緊急状態となるエンジン1の回転の吹け上がりを判定することができる。
なお、前提条件の条件(1)に関する自動変速機のシフトレンジの情報は、IHSW91から得られ、前提条件の条件(2)に関するエンジンの出力トルクの情報、及び前提条件の条件(3)に関するモータジェネレータの発電状態情報は、HCM10から得られる。また、指令条件に関する第1クラッチ6への指令情報は、変速制御部31から得られる。さらに、主判定条件に関する第1クラッチ6の入出力間の回転速度差の情報は、エンジン回転センサ94,モータ回転センサ95から得られる。
したがって、本実施形態にかかるクラッチ誤解放検出装置は、これらの各情報を取得する手段と、誤解放検出部40とからなっている。また、誤解放検出部40は、前提条件を判定する前提条件判定部(前提条件判定手段)41と、指令条件を判定する指令条件判定部(指令条件判定手段)42と、主判定条件を判定して第1クラッチ6の誤解放を判定する誤解放判定部(判定手段としての誤解放判定手段)43とに機能分割することができる。
[5.ハイブリッド車両のフェール制御]
HCM10では、誤解放検出部40によって第1クラッチ6の誤解放が判定されると、ハイブリッド車両のフェール制御を実施する。本実施形態では、フェール制御として、MG2の発電を停止しMG2を無負荷状態又は出力トルク発生状態に切替制御する。また、図示しないがドライバに警告表示を発する。
〔6.作用及び効果〕
本発明に一実施形態に係るクラッチ誤解放検出装置及びハイブリッド車両は、上述のように構成されているので、例えば、図3のフローチャートに示すように、異常判定を実施し、異常時対応制御を実施することができる。なお、図3のフローチャートは、車両のキースイッチが入れられると、第1クラッチ6の誤解放が検出されるまで或いはキースイッチが切られるまで、所定の制御周期で実施される。
図3に示すように、まず、条件(1)〜(3)の前提条件の判定処理を実施する(ステップS10〜S30)。つまり、条件(1)の自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジであるか否か(ステップS10)、条件(2)のエンジントルクTRQeが設定トルクTRQ以上であるか否か(ステップS20)、及び、条件(3)のモータトルクTRQmが負(0未満)であるか否か(MG2が発電状態であるか否か)が判定される(ステップS30)。なお、これらの判定順序は限定されず、ステップS10〜S30により、前提条件が成立したか否かが判定されればよい。
前提条件が成立したら、第1タイマをカウントアップし(ステップS40)、第1タイマのカウント値TMAが第1設定時間に対応する判定カウント値TMA以上であるか否かを判定する(ステップS50)。カウント値TMAが判定カウント値TMA以上であればステップS60に進む。第1タイマのカウント値TMAが判定カウント値TMA以上でない場合は、ステップS150に進む。また、前提条件が成立しない場合は、第1タイマを0にリセットし(ステップS140)、ステップS150に進む。
ステップS60及びステップS150では、第1クラッチ6への指示圧(CL1指示圧)が所定値以上であるか(即ち、第1クラッチ6に係合指示しているか)否かが判定される。そして、この条件が成立していれば、第2タイマをカウントアップする(ステップS70,S160)。
また、前提条件が成立している条件下で、第2タイマをカウントアップした場合(ステップS70)、第2タイマのカウント値TMBが第2設定時間に対応する判定カウント値TMB以上であるか否かを判定する(ステップS80)。
一方、ステップS60及びステップS150では、第1クラッチ6への指示圧(CL1指示圧)が所定値以上でない(即ち、第1クラッチ6に係合指示していない)と判定されたら、第2タイマを0にリセットし(ステップS130)、リターンする。
ステップS80において、第2タイマのカウント値TMBが判定カウント値TMB以上でないと判定されたらリターンする。一方、第2タイマのカウント値TMBが判定カウント値TMB以上であると判定されたら、前提条件が成立し且つ指令条件が成立していることになり、ステップS90において、主判定条件、即ち、第1クラッチ6の入出力間の回転速度差(=Ne−Nm)が差回転閾値以上であるか否かが判定される。
回転速度差(=Ne−Nm)が差回転閾値以上でなければ、第3タイマを0にリセットし(ステップS170)、リターンする。
回転速度差(=Ne−Nm)が差回転閾値以上であれば、第3タイマをカウントアップする(ステップS100)。そして、第3タイマのカウント値TMCが第3設定時間に対応する判定カウント値TMC以上であるか否かを判定する(ステップS110)。
ステップS110において、第3タイマのカウント値TMCが判定カウント値TMC以上でないと判定されたらリターンする。一方、第3タイマのカウント値TMCが判定カウント値TMC以上であると判定されたら、第1クラッチ6が誤解放状態であると判定する(ステップS120)。
図4は、前提条件及び指令条件が成立している状況下で、第1クラッチ6に誤解放が発生し、本クラッチ誤解放検出装置によって誤解放が検出される状況の一例を示すタイムチャートである。ここでは、前進走行レンジにセットされて車両が前進走行しているときに、第1クラッチ6に締結指示が行われ、その後前提条件が成立し、この状態で、第1クラッチ6に誤解放が発生する場合を例示する。
シフトレンジが前進走行レンジにセットされ、エンジントルクが設定トルク以上を維持して車両が前進走行している状態で、図4に示すように、時点t1で、第1クラッチ6への締結指示が行われる。第2タイマをカウントアップし、時点t2で、そのカウント値TMBが判定カウント値TMB以上になると、つまり、第1クラッチ6への締結指示開始から第2設定時間以上経過すると、応答過渡時間を経て第1クラッチ6は締結しているものと判定できる。
その後、時点t3で、MG2がモータ作動からジェネレータ作動(発電)に切り替えられると、モータトルク(MG2の出力トクル)が正から負に切り替わり、確認時間(第1設定時間)を経て、時点t4で、前提条件が成立したことが判定される。
その後の時点t5で、第1クラッチ6に誤解放が発生すると、それまで締結状態であって差回転がなかった第1クラッチ6の入出力間に差回転が発生する。これにより、変速機に入力されるトルク(T/M入力トルク)は太破線で示すように急減し、第1クラッチ6の入力側であるエンジン1の回転は、走行及び発電負荷がなくなって太破線で示すように上昇(吹け上がり)し、第1クラッチ6の出力側であるMG2の回転はエンジン1からの駆動力を失って細破線で示すように低下する。
時点t6で、第1クラッチ6の回転速度差が差回転閾値以上になると、第3タイマをカウントアップし、時点t7で、そのカウント値TMCが判定カウント値TMC以上になると、第1クラッチ6が誤解放状態であると判定することができる。
したがって、第1クラッチ6の回転速度差が大きくならないうちに、つまり、車両の加速度が太破線で示すように大きく減少する前に、第1クラッチ6の誤解放を検出することができる。
このようにして、前提条件が成立し且つ指令条件が成立していることを判定した状況下で、第1クラッチ6に誤解放が発生した場合は、第1クラッチ6の入出力間に発生する差回転を検出し、ノイズ除去の観点から設定された第3設定時間の確認時間を経るだけで速やかに第1クラッチ6が誤解放状態であることを判定する。これにより、車両に急減速が発生する前に、ドライバに警告表示を発しつつ、MG2の発電を停止しMG2を無負荷状態又は出力トルク発生状態に切替制御するフェール制御を実施して、車両に急減速が発生することを未然に防ぐことができるようになる。
〔7.その他〕
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態を本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して適用することが可能である。
例えば、上記実施形態では、自動変速機として無段変速機(CVT)を適用しているが、自動変速機は有段の自動変速機であってもよい。この場合には、第2クラッチは、有段自動変速機の種々のクラッチ(クラッチ又はブレーキ)で構成されることになる。
1 エンジン(内燃機関)
2 モータジェネレータ(MG)
3 自動変速機としての無段変速機(CVT)
4 前後進切替機構
5 バリエータ(無段変速機構)
6 第1クラッチ
7 第2クラッチ
7a 第2クラッチとしての前進クラッチ
7b 第2クラッチとしての後退ブレーキ
8 ディファレンシャルギア
9 駆動輪
10 統合制御装置(HCM,Hybrid Control Module)
30 自動変速機制御装置(ATCU,Automatic transmission Control Unit)
40 誤解放検出部(誤解放検出手段)
41 前提条件判定部(前提条件判定手段)
42 指令条件判定部(指令条件判定手段)
43 誤解放判定部(判定手段としての誤解放判定手段)
91 インヒビタスイッチ(IHSW)
92 アクセルポジションセンサ(APS)
93 充電状態センサ
94 エンジン回転センサ
95 モータ回転センサ
96 ブレーキスイッチ

Claims (4)

  1. 駆動源としての内燃機関及びモータジェネレータと、
    前記内燃機関と前記モータジェネレータとの間に介装された第1クラッチと、
    前記モータジェネレータと自動変速機との間に介装された第2クラッチと、を有し、
    前記第1クラッチ及び前記第2クラッチを係合させることで上記内燃機関の出力トルクが駆動輪に伝達されるハイブリッド車両において、
    前記自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジであること、前記内燃機関の出力トルクが設定トルク以上であること、及び、前記モータジェネレータが発電状態であること、の各条件をアンド条件とする前提条件が成立している状況下で、前記第1クラッチに完全係合を指令している指令条件が成立していると共に前記第1クラッチの入出力間の回転速度差が前記内燃機関の出力トルク毎に設定された閾値以上である主判定条件が成立していれば、前記第1クラッチに誤解放が生じていると判定する判定手段を有する
    ことを特徴とするハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置。
  2. 前記前提条件は、前記自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジであること、前記内燃機関の出力トルクが設定トルク以上であること、及び、前記モータジェネレータが発電状態であること、の各条件が何れも成立している状態が、第1設定時間以上継続していることである
    ことを特徴とする請求項1記載のハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置。
  3. 前記指令条件は、前記第1クラッチに完全係合を指令している状態が、第2設定時間以上継続していることであり、
    前記主判定条件は、前記第1クラッチの入出力間の回転速度差が前記閾値以上である状態が、第3設定時間以上継続していることである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置。
  4. 駆動源としての内燃機関及びモータジェネレータと、
    前記内燃機関と前記モータジェネレータとの間に介装された第1クラッチと、
    前記モータジェネレータと自動変速機との間に介装された第2クラッチと、を有し、
    前記第1クラッチ及び前記第2クラッチを係合させることで上記内燃機関の出力トルクが駆動輪に伝達されるハイブリッド車両であって、
    請求項1〜の何れか1項に記載のハイブリッド車両のクラッチ誤解放検出装置と、
    前記判定手段が前記第1クラッチに誤解放が生じていると判定したら、前記モータジェネレータの発電を停止し前記モータジェネレータを無負荷状態又は出力トルク発生状態に切替制御する制御手段と、を備えている
    ことを特徴とするハイブリッド車両。
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