JP6595272B2 - カード処理装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、カード処理装置に関する。
近年、交通分野における乗車券や定期券、行政分野等における身分証明書、各種決済手段としてのクレジットカード等、様々な場面でIC(Integrated Circuit)カードが普及している。
このようなICカード等に対し、情報の書き込み、情報の読み出し、カード表面への情報の印字、カード表面に記載された印字情報の消去等、所定の処理を実行するカード処理装置がある。このようなカード処理装置においては、所望の処理を行うに際し、カード処理装置の筐体に形成されたカード入出部からカードをカード処理装置内に取り込む。取り込んだカードは、カード処理装置内に設けられた処理部で所定の処理を施した後、カード入出部から排出される。
ここで、カード処理装置で、一連の処理の間に、複数枚のカードをカード処理装置内に取り込むことがある。
例えば、カードを交通機関乗車用の定期券に用いる場合で、カードに劣化や損傷が生じた場合にカードを更新(交換)することがある。このような場合、劣化や損傷が生じた旧カードをカード処理装置内に取り込み、旧カードに記憶された情報を読み出した後、旧カードをカード処理装置外に排出する。次いで、更新用の新カードをカード処理装置内に取り込み、旧カードから読み出した情報を新カードに書き込んだ後、新カードをカード処理装置外に排出する。しかる後、旧カードを、カード処理装置内に再度取り込み、旧カードに記載・記憶された情報や旧カード表面に記載された印字情報を消去し、旧カードを排出する。
このように、一連の処理の間に、カード処理装置内にカードを複数回取り込まなければならない。また、カード処理装置内においても、入出部とカード処理装置内の処理部との間で、カードを搬送しなければならない。このようにして、カード処理装置の動作に時間が掛かる場合があった。
このようなカード処理装置において、動作時間の短縮が望まれている。
特開2007−265136号公報
本発明が解決しようとする課題は、動作時間を短縮することができるカード処理装置を提供することである。
実施形態のカード処理装置は、入出部と、処理部と、保留機構と、ホッパと、を持つ。入出部は、カードが投入または排出される。処理部は、前記入出部に連通する前記カードの搬送路に設けられ、前記カードに処理を施す。保留機構は、前記処理部を挟んで前記入出部の反対側における前記搬送路に設けられ、前記カードを一時保留する。ホッパは、複数の前記カードを収容可能であり、収容された前記カードを前記搬送路に供給する。前記ホッパは、前記保留機構を挟んで前記入出部の反対側において前記搬送路に連通する。前記保留機構は、カード保持部と、カード通過部と、を備える。カード保持部は、前記入出部から投入された前記カードを前記搬送路から退避させて保持する。カード通過部は、前記ホッパから供給された前記カードを前記搬送路に沿って通過させる。前記カード通過部は、前記カード保持部と前記搬送路との前記カードの受け渡し時を除いて、前記搬送路と連通する位置に配置される。前記カード保持部は、前記搬送路との前記カードの受け渡し時に、前記搬送路と連通する位置に移動する。前記保留機構は、駆動ローラと、従動ローラと、を備える。駆動ローラは、前記カード通過部を通過する前記カードに移動力を付与する。従動ローラは、前記カード保持部で保持される前記カードに向かって付勢される。前記従動ローラは、前記搬送路と前記カード保持部との前記カードの受け渡し時に、前記カード保持部とともに移動して、前記駆動ローラとの間で前記カードを挟持する。

実施形態のカード処理装置の概略構成を模式的に示す断面図。 実施形態のカード処理装置の保留機構の構成を示す図であり、図1のA−A矢視断面図。 実施形態の保留機構のカード保持部を移動させた状態を示す断面図。 実施形態の保留機構で、カード保持部と搬送路とのカードの受け渡しを行う状態を示す断面図。 実施形態の保留機構で、カード保持部でカードを一時保留し、カード通過部を搬送路と連通させた状態を示す断面図。 実施形態の保留機構で、カード保持部でカードを一時保留し、カード通過部をカードが通過する状態を示す断面図。 実施形態のカード処理装置で行うカードの処理の流れを示すフローチャート。
以下、実施形態のカード処理装置を、図面を参照して説明する。実施形態では、搬送路Rの搬送駆動ローラ32側を下と称し、搬送路Rのピンチローラ35側を上と称して説明するが、この上下方向は必ずしも鉛直上下方向に限られない。すなわちこの上下方向は、鉛直上下方向であってもよく、その他の方向であってもよい。
図1は、実施形態のカード処理装置の概略構成を模式的に示す断面図である。
図1に示すように、カード処理装置100は、筐体1と、カード入出口(入出部)2と、搬送部3と、カード方向検出部4と、印刷処理部(処理部)5と、データ処理部(処理部)6と、保留部(保留機構)7と、カードホッパ部(ホッパ)8と、制御部9と、を備えている。このカード処理装置100は、例えば、交通機関の定期券等の発行窓口等に設置され、ICカード(カード)200の再発行処理等を実行する。
筐体1は、カード処理装置100の外殻をなし、例えば直方体状の中空箱状に形成されている。
カード入出口2は、カード処理装置100の操作者が、カード処理装置100の筐体1に対してICカード200を出し入れするため、筐体1の一側面1aに設けられている。カード入出口2は、筐体1の内外を連通する開口部(図示無し)と、開口部の下縁部から筐体1の一側面1aから外方に向かって延びるカードガイド部材22と、を備える。
このようなカード入出口2において、矩形板状のICカード200は、カードガイド部材22上に載せた状態から、開口部(図示無し)を通して筐体1内に挿入され、搬送部3に受け渡される。また、ICカード200は、搬送部3から、開口部(図示無し)を通して筐体1外に送り出され、カードガイド部材22上に排出される。
搬送部3は、ガイド部材31と、搬送駆動ローラ32と、搬送駆動モータ33と、駆動ベルト34と、ピンチローラ35と、を備えている。
ガイド部材31は、ICカード200の搬送路Rを形成する。ガイド部材31は、筐体1内において、カード入出口2が設けられた側面1a側から、側面1aに対向する側面1b側に向かって延びるよう設けられている。ガイド部材31は、ICカード200の幅方向(図1の紙面に直交する方向)両側に二本一対で設けられ、ICカード200の幅方向両端部を支持し、ガイド部材31が連続する方向(図1の紙面左右方向)にICカード200を搬送する。
搬送駆動ローラ32は、ガイド部材31によって形成される搬送路Rが連続する方向に沿って間隔を空けて複数設けられている。図1の例では、搬送駆動ローラ32は、カード入出口2と印刷処理部5との間、印刷処理部5とデータ処理部6との間、データ処理部6と保留部7との間、保留部7とカードホッパ部8との間に、それぞれ設けられている。
各搬送駆動ローラ32は、ICカード200の幅方向に間隔を空けて設けられた二本一対のガイド部材31の中間部において、ガイド部材31(搬送路R)の下方に配置されている。各搬送駆動ローラ32は、搬送路Rで搬送されるICカード200に下方から突き当たるよう設けられている。
搬送駆動モータ33は、これら複数の搬送駆動ローラ32を、同一方向に連動させて回転駆動する。搬送駆動モータ33と、複数の搬送駆動ローラ32とには、無端状の駆動ベルト34が掛け回されている。これにより、搬送駆動モータ33で発生する回転駆動力が、駆動ベルト34を介して複数の搬送駆動ローラ32に伝達される。
ピンチローラ35は、ガイド部材31の上方で、各搬送駆動ローラ32に対して上下方向で対向するよう設けられている。ピンチローラ35は、図示しない支持部材に回転自在に設けられている。ピンチローラ35は、ローラ下端部が、搬送路Rで搬送されるICカード200に上方から突き当たるよう設けられている。ピンチローラ35は、図示しないスプリング等の付勢部材によって、搬送駆動ローラ32側に向かって付勢されていてもよい。
このような搬送部3では、ICカード200は、搬送駆動モータ33によって回転駆動される搬送駆動ローラ32と、搬送駆動ローラ32の回転に従動して回転するピンチローラ35との間に挟み込まれると、ガイド部材31に沿った方向に移動力を付与される。これにより、ICカード200は、搬送路Rに沿って搬送される。このとき、制御部9で、搬送駆動モータ33の回転方向を切り換えることで、筐体1内におけるICカード200の搬送方向を切り換えることができる。
カード方向検出部4は、筐体1内で、カード入出口2側に配置されている。カード方向検出部4は、ガイド部材31の上方に配置された上部センサ41と、ガイド部材31の下方に配置された下部センサ42と、を備える。上部センサ41は、搬送路Rに沿って搬送されるICカード200に上方から対向するよう設けられている。下部センサ42は、搬送路Rに沿って搬送されるICカード200に下方から対向するよう設けられている。これら上部センサ41、下部センサ42は、ICカード200の所定位置に形成された認識マーク(図示無し)等の有無を検出する。上部センサ41、下部センサ42は、検出信号を制御部9に出力する。制御部9では、上部センサ41、下部センサ42で検出した認識マーク(図示無し)の有無に基づき、筐体1内に投入されたICカード200の向きが正しいか否かを検出する。
印刷処理部5は、カード方向検出部4と同様、筐体1内で、カード入出口2側に配置されている。印刷処理部5は、印字ヘッド51と、消字ヘッド52と、支持ローラ53と、を備えている。印刷処理部5は、ICカード200の表面に対し、例えば定期区間や有効期限等の印字及び消去を行う。
印字ヘッド51は、搬送路Rの上方に設けられ、ICカード200の上面に対し、制御部9から入力された情報を、文字やマーク等によって印刷する。
消字ヘッド52は、搬送路Rの上方に設けられ、ICカード200の上面に印刷された文字やマーク等の情報を消去する。
支持ローラ53は、印字ヘッド51,消字ヘッド52のそれぞれの下方に対向して設けられている。支持ローラ53は、ICカード200に対して下方から突き当たるよう設けられている。これら支持ローラ53は、搬送部3の駆動ベルト34を介し、搬送駆動モータ33によって搬送駆動ローラ32と連動して回転駆動される。これら支持ローラ53が回転駆動されると、印字処理、消字処理の前後に、ICカード200がガイド部材31に沿って搬送される。また、支持ローラ53は、印字ヘッド51,消字ヘッド52で印字,消字処理を行う際に、回転を停止し、ICカード200との間に生じる摩擦力によって、ICカード200が位置ズレしないように支持する。
データ処理部6は、筐体1内で、印刷処理部5に対し、カード入出口2の反対側に配置されている。データ処理部6は、ガイド部材31の下方に、ヘッド61を有している。ヘッド61は、ICカード200に搭載された集積回路(図示無し)との間で非接触通信によるデータ伝送を行い、以下の各処理を施す。ヘッド61は、集積回路(図示無し)のメモリ領域に対し、データを読み取る読取処理と、データを書き込む書込処理と、データを消去する消去処理と、を行う。なお、読取処理は、読み取ったデータを、制御部9、又はカード処理装置100の外部の上位システムに設けられた記憶領域(図示せず)に保存する。また、書込処理は、保存したデータを、制御部9、又はこの記憶領域から受け取り、ICカード200に書き込む。データ処理部6は、制御部9により制御される。
図2〜図6は、図1のA−A線に相当する部分における断面図である。図2は、実施形態のカード処理装置の保留機構の構成を示す断面図である。図3は、実施形態の保留機構のカード保持部を移動させた状態を示す断面図である。図4は、実施形態の保留機構で、カード保持部と搬送路とのカードの受け渡しを行う状態を示す断面図である。図5は、実施形態の保留機構で、カード保持部でカードを一時保留し、カード通過部を搬送路と連通させた状態を示す断面図である。図6は、実施形態の保留機構で、カード保持部でカードを一時保留し、カード通過部をカードが通過する状態を示す断面図である。
保留部7は、筐体1内で、印刷処理部5およびデータ処理部6に対し、カード入出口2の反対側に配置されている。保留部7はカード処理装置100内に処理中のICカード200が2枚ある場合に、そのうちの1枚を搬送部3の搬送路Rから退避させて保持する。保留部7は、1枚を搬送路Rから退避させた状態で、もう1枚のICカード200を搬送路Rに沿って通過させる。
図2に示すように、保留部7は、下部ブロック71と、上部ブロック72と、軸部材73aと、可動部材73と、ストッパ74と、駆動ローラ75と、ピンチローラ(従動ローラ)76と、を備えている。
下部ブロック71は、保留部7において下側に配置されている。下部ブロック71は、板状の下部ベース部材71aと、下部支柱部材71b,71bと、を備えている。
下部支柱部材71b,71bは、下部ベース部材71aの上面の幅方向両側から上方に延びるよう設けられている。
上部ブロック72は、下部ベース部材71aの上方に間隔を空けて設けられている。上部ブロック72は、板状の上部ベース部材72aと、上部支柱部材72b,72bと、を備えている。
上部支柱部材72b,72bは、上部ベース部材72aの下面の幅方向両側から下方に延びるよう設けられている。
軸部材73aは、下部支柱部材71b,71bと上部支柱部材72b,72bとの間に配置され、上下方向に延びている。軸部材73aの周囲には、コイルスプリング等からなる付勢部材73bが配置されている。付勢部材73bは、可動部材73に対して上方向に不勢力を付与する。
可動部材73は、軸部材73aに沿って上下方向に移動可能に形成されている。可動部材73は、ガイドレール支持部材72cと、ローラ支持部材72dと、を備えている。
ガイドレール支持部材72cは、軸部材73aに外挿され、幅方向に間隔を空けて二本一対で設けられている。幅方向で互いに対向するガイドレール支持部材72c,72cの幅方向内側には、それぞれ上部ガイドレール(カード保持部)78と下部ガイドレール(カード通過部)79とが設けられている。上部ガイドレール78、下部ガイドレール79は、搬送路RにおけるICカード200の搬送方向(図2の紙面に直交する方向)に沿って連続し、幅方向内側に開口するガイド溝78m、79mを有している。この上部ガイドレール78、下部ガイドレール79は、幅方向両側のガイドレール支持部材72c、72cに設けられることで、幅方向に間隔を空けて二本一対で設けられている。二本一対の上部ガイドレール78,78は、ガイドレール支持部材72c,72cの上部に設けられ、下部ガイドレール79,79は、ガイドレール支持部材72c、72cの下部に設けられている。図4〜図6に示すように、上部ガイドレール78,78、下部ガイドレール79,79のそれぞれは、ICカード200の幅方向両端部200a,200aがガイド溝78m,78m、79m,79mに挿入されることで、ICカード200を支持する。
ローラ支持部材72dは、幅方向両側の上部支柱部材72b、72bの幅方向内側で、ガイドレール支持部材72c、72c上に跨がるように設けられている。
ストッパ74は、下部支柱部材71b,71bの幅方向内側で、下部ベース部材71a上に設けられている。ストッパ74はブロック状で、可動部材73の下方への移動量を規制する。ストッパ74の内部には、ソレノイド(図示無し)が設けられている。ソレノイドは、可動部材73に対して下方向に電磁吸引力を付与する。ソレノイドの作動は、制御部9(図1参照)によって制御される。
通常時の保留部7は、付勢部材73bの付勢力によって、可動部材73を上昇した状態に維持する。ソレノイドを作動させると、付勢部材73b、73bの付勢力に抗して電磁吸引力が作用し、可動部材73が下降する。また、ソレノイドの作動を停止すると、付勢部材73bの付勢力によって可動部材73は再び上昇する。
ここで、付勢部材73bの付勢力によって可動部材73が上昇して上部支柱部材72bに突き当たった状態にあるときには、下部ガイドレール79,79が搬送部3の搬送路Rと同じ高さr(図2中に二点鎖線で図示した)に位置する。また、図3に示すように、可動部材73が下降してストッパ74上に突き当たった状態では、上部ガイドレール78,78が搬送部3の搬送路Rと同じ高さrとなる。
駆動ローラ75は、下部ベース部材71a上で、幅方向中間部に設けられた上向きU字状のローラ支持部材75aに回転自在に支持されている。駆動ローラ75には、搬送部3の駆動ベルト34(図1参照)が掛け回されている。駆動ローラ75は、搬送駆動モータ33によって搬送部3の搬送駆動ローラ32と連動して回転する。
ピンチローラ76は、駆動ローラ75の上方に間隔を空けて設けられている。ピンチローラ76は、可動部材73のローラ支持部材72dに、回転自在に支持されている。また、ピンチローラ76は、ローラ支持部材72dとの間に設けられたコイルスプリング等の付勢部材75fによって下方に向かって付勢されている。ここで、図4に示すように、ピンチローラ76は、上部ガイドレール78,78にICカード200が支持された状態で、ICカード200に上方から突き当たるよう設けられている。
このような保留部7は、通常状態では、図2に示すように、可動部材73が付勢部材73bによって上方に付勢されることによって上昇状態にあり、下部ガイドレール79,79が、前後の搬送部3の搬送路Rと同じ高さrに位置する。これにより、搬送部3の搬送路Rと下部ガイドレール79,79とが連通し、搬送路Rで搬送されるICカード200は、保留部7において、下部ガイドレール79,79を通過する。この状態で、駆動ローラ75が下部ガイドレール79,79に支持されたICカード200に下方から突き当たるので、その回転力によってICカード200を所定の方向に送ることができる。
また、図3に示すように、保留部7において、ストッパ74のソレノイドを作動させ、可動部材73が下降すると、上部ガイドレール78,78が前後の搬送部3の搬送路Rと同じ高さrに位置する。これにより、図4に示すように、搬送部3によって搬送されるICカード200は、保留部7において、上部ガイドレール78,78に受け渡される。この状態で、駆動ローラ75は、上部ガイドレール78、78に支持されたICカード200に下方から突き当たる。また、ピンチローラ76は、上部ガイドレール78、78に支持されたICカード200の上面200uに突き当たる。これにより、上部ガイドレール78、78に支持されたICカード200は、駆動ローラ75とピンチローラ76との間に挟み込まれる。このとき、駆動ローラ75の回転を停止させれば、上部ガイドレール78,78内の所定位置でICカード200の移動を停止させ、上部ガイドレール78,78内に留めることができる。
図5に示すように、ICカード200を上部ガイドレール78,78内に留めたら、ソレノイドの作動を停止し、付勢部材73b、73bの付勢力によって可動部材73を上昇させる。すると、下部ガイドレール79,79が搬送部3の搬送路Rと同じ高さrに位置し、上部ガイドレール78,78は上方に移動する。これによって、上部ガイドレール78,78内のICカード200を、搬送部3の搬送路Rから上方に退避した状態で保留することができる。図6に示すように、この状態で、下部ガイドレール79,79が搬送部3の搬送路Rに連通するので、搬送路Rに沿って搬送されるICカード200は、下部ガイドレール79,79を通過することができる。
図1に示すように、カードホッパ部8は、筐体1内で、印刷処理部5、データ処理部6、保留部7に対し、カード入出口2の反対側に配置されている。カードホッパ部8は、ホッパ本体81と、繰出ローラ82と、駆動モータ83と、を備えている。
ホッパ本体81は、中空箱状で、その内部に、複数枚の未使用の新規ICカード200が積層されて収納されている。ホッパ本体81には、保留部7側を向き、ガイド部材31によって形成される搬送路Rに連通する繰出口81aが形成されている。
繰出ローラ82は、ホッパ本体81内に積層された複数枚の新規のICカード200のうち、最下段のICカード200の下面に突き当たるよう設けられている。駆動モータ83は、駆動ベルト84を介し、繰出ローラ82を回転駆動する。駆動モータ83によって繰出ローラ82が回転駆動されると、ホッパ本体81内に積層された複数枚のICカード200のうち、最下段のICカード200のみが繰出口81aを通して繰り出される。繰出口81aには、搬送部3の搬送路Rを形成するガイド部材31が近接配置されている。
駆動モータ83は、例えば、ステッピングモータが用いられ、後述する制御部9により制御される。繰出ローラ82は、例えば、摩擦係数が高いゴムローラが用いられる。
制御部9は、これまでに挙げてきた各部と信号の授受を行い、また、各部の制御を行うものである。
次に、上記したようなカード処理装置100の動作を、ICカード200の再発行を例にとって説明する。以下の説明において、カード処理装置100の動作は、操作者による操作や、各部に設けられたセンサ(図示)におけるICカード200の検出等に応じ、予め設定されたコンピュータプログラムに基づいた制御部9の制御によって自動的に実行されるものである。ここで、カード処理装置100においては、劣化や破損したICカード200を、新たなICカード200に更新する処理を行うものとする。そこで、区別のため、劣化や破損したICカード200を、旧ICカード200Kと称し、新たなICカード200を新規ICカード200Nと適宜称する。
図7は、実施形態のカード処理装置で行うカードの処理の流れを示すフローチャートである。
図1に示すように、カード処理装置100の操作者は、劣化や破損した旧ICカード200Kをカード入出口2に挿入する(ステップS101)。
旧ICカード200Kがカード入出口2に挿入されると、搬送部3のカード入出口2に近接する搬送駆動ローラ32が搬送駆動モータ33によって回転駆動される。旧ICカード200Kは、搬送駆動モータ33とピンチローラ35とによって上下を挟まれ、ガイド部材31によって形成される搬送路Rに沿って筐体1内に取り込まれる。
筐体1内に取り込まれた旧ICカード200Kは、カード方向検出部4で、カード挿入方向(向き)が正しいか否かが確認される(ステップS102)。具体的には、カード方向検出部4の上部センサ41および下部センサ42により、搬送路Rに沿って移動する旧ICカード200Kに、定められた認識マークが有るか否かを検出する。上部センサ41、下部センサ42での検出信号は、制御部9に転送される。ここで制御部9は、上部センサ41および下部センサ42のいずれか一方で、定められた認識マークが検出されれば、旧ICカード200Kの投入方向が正しいと判定する(ステップS102で「Y」)。また、制御部9は、上部センサ41および下部センサ42の双方で、定められた認識マークが検出されない場合、旧ICカード200Kの挿入方向が誤っていると判定する(ステップS102で「N」)。その場合、搬送駆動モータ33によって搬送駆動ローラ32を逆回転させ、筐体1内に取り込まれた旧ICカード200Kをカード入出口2側に戻して排出する(ステップS103)。旧ICカード200Kがカード入出口2から排出された場合、操作者は、旧ICカード200Kの向きを目視で確認した後に、カード入出口2に再度挿入する(図7の「A」)。
ステップS102で、挿入方向が正しいと判定された場合、旧ICカード200Kは、搬送部3によりデータ処理部6へと搬送される。
データ処理部6では、旧ICカード200Kの集積回路のメモリ領域に記憶されたデータ、例えば所有者情報、定期券の区間および期間等の情報を、ヘッド61で読み取る(ステップS104)。
ヘッド61で読み取ったデータは、制御部9へと転送され、制御部9の記憶領域に記憶される。
データ読取を終えた旧ICカード200Kは、搬送部3により保留部7へと搬送される。保留部7は、データ処理部6から搬送されてきた旧ICカード200Kを、一時的に保留する(ステップS105)。
ここで、保留部7は、図2に示す通常状態から、図3に示すように、ストッパ74のソレノイドを作動させ、可動部材73を下降させる。これにより、図4に示すように、搬送部3の搬送路Rに沿ってデータ処理部6から搬送されてきた旧ICカード200Kは、上部ガイドレール78,78に入り込む。旧ICカード200Kが上部ガイドレール78,78に入りこんだら、駆動ローラ75を所定のタイミングで停止させる。これにより、旧ICカード200Kは、上部ガイドレール78、78に支持され、駆動ローラ75とピンチローラ76との間に挟み込まれた状態で停止する。次いで、図5に示すように、ソレノイドの作動を停止し、付勢部材73b、73bの付勢力によって可動部材73を上昇させる。すると、下部ガイドレール79,79が搬送部3の搬送路Rとじ高さrに位置し、上部ガイドレール78,78は上方に移動する。これによって、上部ガイドレール78,78内の旧ICカード200Kを、搬送部3に連続する搬送経路から上方に退避した状態で保留することができる。
次に、未使用の新規ICカード200Nを供給する(ステップS201)。これには、新規ICカード200Nを、カード入出口2から操作者が挿入して供給する場合と、カードホッパ部8から供給する場合と、の2通りがある。
新規ICカード200Nを、カード入出口2から操作者が挿入して供給する場合は、新規ICカード200Nがカード入出口2に挿入されると、搬送部3のカード入出口2に近接する搬送駆動ローラ32が搬送駆動モータ33によって回転駆動される。新規ICカード200Nは、搬送駆動モータ33とピンチローラ35とによって上下を挟まれ、搬送路Rに沿って筐体1内に取り込まれ、カード方向検出部4へと搬送される。
また、新規ICカード200Nをカードホッパ部8から供給する場合、駆動モータ83で繰出ローラ82を回転駆動し、ホッパ本体81内に積層された中の最下部の新規ICカード200Nを繰出口81aから繰り出す。繰り出された新規ICカード200Nは、搬送部3の搬送路Rに受け渡され、カード方向検出部4へと搬送される。
このとき、図1に示すように、カードホッパ部8に対してカード方向検出部4側には、旧ICカード200Kを保留した保留部7が存在する。図5に示すように、この保留部7においては、可動部材73を上昇させて、旧ICカード200Kを保留した上部ガイドレール78を上方に退避させ、下部ガイドレール79が搬送部3の搬送路Rと同じ高さrに位置している。したがって、図6に示すように、カードホッパ部8から繰り出された新規ICカード200Nは、保留部7の下部ガイドレール79を通過してカード方向検出部4へと搬送される。すなわち、保留した旧ICカード200Kが新規ICカード200Nの搬送の障害となることがない。
このようにして、カード入出口2またはカードホッパ部8から供給された新規ICカード200Nは、カード方向検出部4で、カードの挿入方向(向き)が正しいか否かが確認される(ステップS202)。
具体的には、前記ステップS102と同様にして、カード方向検出部4の上部センサ41および下部センサ42で、新規ICカード200Nに形成された、定められた認識マークの有無を検出する。上部センサ41、下部センサ42での検出信号は、制御部9に転送される。ここで制御部9は、上部センサ41および下部センサ42のいずれか一方で、定められた認識マークが検出されれば、新規ICカード200Nの方向が正しいと判定する(ステップS202で「Y」)。また、制御部9は、上部センサ41および下部センサ42の双方で、定められた認識マークが検出されない場合、新規ICカード200Nの投入方向が誤っていると判定する(ステップS202で「N」)。その場合、制御部9は、新規ICカード200Nの向きが間違っていることを表す異常通知を、アラーム音やランプの点灯、アラーム情報の表示等によって行う(ステップS203)。次いで、搬送駆動モータ33によって搬送駆動ローラ32を回転させ、新規ICカード200Nをカード入出口2側に搬送して排出する(ステップS204)。新規ICカード200Nがカード入出口2から排出された場合、操作者は、新規ICカード200Nの向きを目視で確認した後、カード入出口2から再度供給する(図7の「B」)。
ステップS202で、投入方向が正しいと判定された場合、新規ICカード200Nは、搬送部3によりデータ処理部6へと搬送される。データ処理部6では、新規ICカード200Nに、旧ICカード200Kの集積回路のメモリ領域に記憶されていたデータを書き込む(ステップS205)。具体的には、ステップS104で読取り処理を行い、制御部9の記憶領域に記憶されていたデータを、制御部9からヘッド61に転送する。ヘッド61は、転送されてきたデータを、新規ICカード200Nの集積回路のメモリ領域に記憶させて書き込む。
データの書込み処理を終えた新規ICカード200Nは、搬送部3により、印刷処理部5へと搬送される。
印刷処理部5では、新規ICカード200Nの表面への印字処理を行う(ステップS206)。具体的には、印刷処理部5において、ガイド部材31,31に保持された新規ICカード200Nの表面に対し、印字ヘッド51で所定の印字処理を行う。印字ヘッド51で印字すべき情報は、制御部9から転送される。印字すべき情報としては、例えば、定期券の区間、有効期限、所有者氏名等である。
印字処理の終了後、新規ICカード200Nは、搬送部3によりカード入出口2へと搬送され、筐体1外に排出される(ステップS207)。操作者は、カード入出口2から新規ICカード200Nを取り出す。
新規ICカード200Nの排出後、保留部7に一時的に保留した旧ICカード200Kを、保留部7から繰り出す(ステップS301)。
具体的には、図4に示すように、保留部7でストッパ74のソレノイドを作動させ、可動部材73を下降させる。これにより、旧ICカード200Kを保持した上部ガイドレール78,78が、搬送部3の搬送路Rと同じ高さrとなる。すると、上部ガイドレール78、78に支持された旧ICカード200Kは、駆動ローラ75とピンチローラ76との間に挟み込まれる。次いで、駆動ローラ75を回転させる。これにより、上部ガイドレール78、78に支持された旧ICカード200Kは、搬送部3の搬送路Rへと受け渡される。
繰り出された旧ICカード200Kは、データ処理部6へと搬送される。そしてデータ処理部6のヘッド61で、旧ICカード200Kの集積回路のメモリ領域に記憶されていたデータが消去される(ステップS302)。
次いで、データの消去処理を終えた旧ICカード200Kは、搬送部3により、印刷処理部5へと搬送される。
印刷処理部5では、旧ICカード200Kの表面に印字されていた情報の消去処理を行う(ステップS303)。具体的には、印刷処理部5において、旧ICカード200Kの表面に対し、消字ヘッド52で所定の消字処理を行う。
印字処理の終了後、旧ICカード200Kは、搬送部3によりカード入出口2へと搬送され、筐体1外に排出される(ステップS304)。操作者は、カード入出口2から旧ICカード200Kを取り出す。
このようにして、旧ICカード200Kに記憶された情報および旧ICカード200Kに印字されていた情報が、新規ICカード200Nへと移され、新規ICカード200Nへの更新作業が完了する。また、旧ICカード200Kは、記憶された情報が消去されるとともに、表面に印字された情報も消去されているので、旧ICカード200Kが誤用または悪用されるのを防ぐことができる。
このように、上述の実施形態によれば、保留部7を備えることで、処理途中のICカード200を一旦排出することなく、装置内に保留することができる。したがって、一連の処理を実行するのに必要なカード処理装置100の動作時間を短縮できる。
また、印刷処理部5およびデータ処理部6を挟んでカード入出口2の反対側に保留部7を備えた。これにより、カード入出口2から投入されたICカード200は、保留が必要なときにだけ保留部7に受け渡される。したがって、ICカード200が、保留部7を不必要に通過するのを減少させ、動作時間を短縮できる。
また、カードホッパ部8は、保留部7を挟んでカード入出口2の反対側において搬送部3に連通している。さらに、保留部7は、カード入出口2から投入されたICカード200を搬送部3から退避させて保持する上部ガイドレール78,78と、カードホッパ部8から供給されたICカード200を搬送部3に沿って通過させる下部ガイドレール79,79と、を備える。
これにより、ICカード200再発行の際に、カード入出口2から投入された旧ICカード200Kを保留部7で一時保留しつつ、カードホッパ部8から供給された新規ICカード200Nは、保留部7をそのまま通過させて処理できる。これにより、新規ICカード200Nをカードホッパ部8から供給して処理することが可能になり、新規ICカード200Nをカード入出口2から投入する必要がなくなる。これによっても、動作時間を短縮できる。
また、下部ガイドレール79,79は、上部ガイドレール78,78と搬送部3とのICカード200の受け渡し時以外は搬送部3と連通する位置に配置される。さらに、上部ガイドレール78,78は、搬送部3とのICカード200の受け渡し時に、搬送部3と連通する位置に移動する。
これにより、搬送部3とのICカード200の受け渡し時のみに上部ガイドレール78,78が搬送部3と連通するので、保留部7の動作に必要なエネルギーを抑制できる。
また、保留部7は、駆動ローラ75と、ピンチローラ76と、を備える。さらに、搬送部3と保留部7との間で、旧ICカード200Kの受け渡しを行う時に、ピンチローラ76と駆動ローラ75との間でICカード200を挟持する。
これにより、旧ICカード200Kに変形等がある場合でも、旧ICカード200Kを確実に受け渡すことができる。また、カードホッパ部8から供給される新規ICカード200Nには変形がないので、下部ガイドレール79,79を通過する新規ICカード200Nに対しては、駆動ローラ75のみによって、確実に移動力を付与することができる。
上記実施形態では、カード方向検出部4として、上部センサ41および下部センサ42を設けたが、その配置等は適宜設定すればよい。また、上部センサ41および下部センサ42のいずれか一方のみを設けるようにしてもよい。
また、印刷処理部5に、印字ヘッド51と消字ヘッド52とを備えるようにしたが、消字ヘッド52を省略することもできる。その場合、消字ヘッド52で表面印字を消字する代わりに、印字ヘッド51で旧ICカード200Kの表面に、×印や「無効」等といった印字を行う。
また、印刷処理部5は、一つのサーマルヘッドが、印字ヘッド51と消字ヘッド52の両方の役割を果たす場合もある。サーマルヘッドが発する熱のエネルギーの高低によって発色、すなわち印字処理と、消色、すなわち消字処理と、の両方が行える場合等である。
また、駆動ローラ75を、搬送駆動モータ33によって搬送部3の搬送駆動ローラ32と連動して回転させるようにしたが、駆動ローラ75を回転させるモータを別途そなえるようにしてもよい。
また、印刷処理部5とデータ処理部6とを備えるようにしたが、例えば、ICカード200の表面に印刷を行わない場合、データ処理部6のみを備えるようにしてもよい。また、データ処理部6での処理内容は、いかなるものであってもよい。さらに、印刷処理部5やデータ処理部6に代えて、他の処理を行う処理部を備えることもできる。
さらに、カードホッパ部8を備えるようにしたが、カードホッパ部8を省略した構成とすることも可能である。
また、可動部材73の上下動に、付勢部材73bとソレノイドとを用いたが、これに代えて、エアシリンダや油圧シリンダ、アクチュエータ等、他の機構を用いてもよい。
また、処理対象となるカードは、ICカード200に限らず、磁気カード等、他のカードであっても構わない。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、印刷処理部5およびデータ処理部6を挟んでカード入出口2の反対側に保留部7を持つことにより、カード処理装置の動作時間を短縮することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
R…搬送路、2…カード入出口(入出部)、5…印刷処理部(処理部)、6…データ処理部(処理部)、7…保留部(保留機構)、8…カードホッパ部(ホッパ)、75…駆動ローラ、76…ピンチローラ(従動ローラ)、78…上部ガイドレール(カード保持部)、79…下部ガイドレール(カード通過部)、100…カード処理装置、200…ICカード(カード)、200K…旧ICカード(カード)、200N…新規ICカード(カード)

Claims (1)

  1. カードが投入または排出される入出部と、
    前記入出部に連通する前記カードの搬送路に設けられ、前記カードに処理を施す処理部と、
    前記処理部を挟んで前記入出部の反対側における搬送路に設けられ、前記カードを一時保留する保留機構と、
    複数の前記カードを収容可能であり、収容された前記カードを前記搬送路に供給するホッパと、を備え、
    前記ホッパは、前記保留機構を挟んで前記入出部の反対側において前記搬送路に連通し、
    前記保留機構は、前記入出部から投入された前記カードを前記搬送路から退避させて保持するカード保持部と、前記ホッパから供給された前記カードを前記搬送路に沿って通過させるカード通過部と、を備え、
    前記カード通過部は、前記カード保持部と前記搬送路との前記カードの受け渡し時を除いて、前記搬送路と連通する位置に配置され、
    前記カード保持部は、前記搬送路との前記カードの受け渡し時に、前記搬送路と連通する位置に移動し、
    前記保留機構は、前記カード通過部を通過する前記カードに移動力を付与する駆動ローラと、前記カード保持部で保持される前記カードに向かって付勢される従動ローラと、を備え、
    前記従動ローラは、前記搬送路と前記カード保持部との前記カードの受け渡し時に、前記カード保持部とともに移動して、前記駆動ローラとの間で前記カードを挟持する、
    カード処理装置。
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