JP6594692B2 - 光学樹脂材料の製造方法 - Google Patents
光学樹脂材料の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6594692B2 JP6594692B2 JP2015145444A JP2015145444A JP6594692B2 JP 6594692 B2 JP6594692 B2 JP 6594692B2 JP 2015145444 A JP2015145444 A JP 2015145444A JP 2015145444 A JP2015145444 A JP 2015145444A JP 6594692 B2 JP6594692 B2 JP 6594692B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intrinsic birefringence
- birefringence
- temperature
- monomer
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
Description
[上記式(i)において、Δn0 1は、第1番目のホモポリマーの固有複屈折を表し、Δn0 2は、第2番目のホモポリマーの固有複屈折を表し、Δn0 Nは、第N番目のホモポリマーの固有複屈折を表す。上記式(ii)において、dΔn0 1/dTは、第1番目のホモポリマーの固有複屈折温度係数を表し、dΔn0 2/dTは、第2番目のホモポリマーの固有複屈折温度係数を表し、dΔn0 N/dTは、第N番目のホモポリマーの固有複屈折温度係数を表す。上記式(iii)において、W1、W2、WNは、それぞれ第1番目、第2番目、第N番目のモノマー質量分率(%)を表す。]
まず、本発明で使用する各用語について説明する。「配向複屈折」は、一般に鎖状のポリマー(ポリマー鎖)の主鎖が配向することにより発現する複屈折であり、例えば、ポリマーフィルムの押出成形・延伸などによる製造過程、また、射出成形などによる種々のポリマー光学素子・部品の製造過程において生じる。すなわち、これらの成形過程で応力により配向したポリマー鎖は、一般に冷却固化する間に緩和し切れず、フィルム・光学素子中に主鎖が配向した状態で存在し、これが配向複屈折の源となる。
Δnor=(np−nd) (1)
Re=Δnor × d (2)
Δnor=f × Δn0 (3)
本明細書における「ポリマーの固有複屈折」は、下記のような方法で測定したものである。まず、適宜な有機溶媒を用い、測定対象のポリマー溶液を調整し、該溶液でフィルムを作製し、得られたフィルムを用いて下記のようにして、配向複屈折と、その配向度とを測定し、得られたこれらの測定値からポリマーの固有複屈折を求めた。上記モノマーからなる3成分系のポリマーを例にとって説明すると、まず、得られたポリマーを、質量比で4倍量のテトラヒドロフランとともにガラス製のサンプル管に入れ撹拌し、十分に溶解させた。そして、該ポリマー溶液を、ガラス板状にナイフコーターを用いて約0.3mmの厚さに展開し、1日室温で放置し、乾燥させた。次に、得られたフィルムをガラス板より剥がし、60℃の減圧乾燥機内で更に48時間乾燥させ、得られた厚さ約40μmのポリマーフィルムをダンベル状に加工し、テンシロン汎用試験機(株式会社オリエンテック製)により一軸延伸を行った。この時、延伸温度を120〜140℃、延伸速度を2〜30mm/min.、延伸倍率1.1〜3.0などの範囲で調整し、いくつかの配向度fのフィルムを作製した。そして、延伸後のフィルムの配向複屈折を自動複屈折測定装置ABR−10A(ユニオプト(株)製)を用いて測定した。また、延伸後のフィルムの配向度を赤外吸収二色法により測定した。そして、上記のようにして測定した配向複屈折の値を、延伸後のフィルムの配向度で割って(或いは、外挿して)、当該ポリマーの固有複屈折を求めた。なお、上記した方法で測定した上記ポリマーからなるフィルムの固有複屈折は、25℃において0.16×10-3であり、常温で、ほぼゼロとみなせる大きさであった。
上記のようにして得た3元系の共重合体(MMA/TFEMA/BzMA=52.0/42.0/6.0)からなる固有複屈折がほぼゼロのポリマーを用い、102℃、40mm/minで40mm熱延伸し、延伸後、24時間室温に保存したサンプルについて、16℃〜70℃で温度制御しながら、その固有複屈折の温度依存性を調べた。具体的には、温度を温度制御装置により昇温させたときのリタデーション(Re)を測定した。図2に、配向複屈折の測定結果を示した。これは、測定したリタデーションをフィルム厚28μmで割って求めたものである。更に、これをポリマーフィルム中のポリマー分子鎖の配向度f=0.107で割ったものが、図3に示す固有複屈折である。これらの図からわかるように、25℃の室温付近では複屈折がゼロであったが、温度が増加するほど複屈折が増加した。これらの図からもわかるように、この温度依存性は、比較的温度と線形な関係にあった。また、配向複屈折0.10×10-3の値を、一般的な偏光板保護フィルムの厚さ80μmに掛けると、リタデーションで8nmに相当することが分かる。一般に、1nmのリタデーションは、直交ニコル(直交させた偏光板)間に配置すると視認できることから、この温度変化による複屈折変化の影響が大きいことが分かる。
上記の結果から、本発明者らは、種々のモノマー組成の光学フィルムについて、同様の試験を行い固有複屈折の温度依存性について調べ、図4にその結果の一例を示した。
図3、図4に結果を示したポリマーは、いずれも温度に対して正の相関を示したが、その程度は一様でなく、モノマー組成によって異なることが分かった。そこで、その程度の違いを検討するために、種々モノマーに対応したホモポリマーについて、1℃あたりのΔnの変化量で相関の度合を比べた。表1に、各ポリマーの25℃(室温)における固有複屈折Δn0の値と、15℃〜70℃で温度を制御しながら測定して得られた、1℃あたりのΔnの変化量である固有複屈折温度係数dΔn0/dTの結果を示した。その結果、温度に対する相関の度合いは、各ポリマーの側鎖構造に依存する傾向が認められた。例えば、剛直な構造を持つポリマーでは低く、剛直ではなく、分極率異方性の大きい構造を持つポリマーでは高いことが示唆された。なお、表1中のPPhMAはフェニルメタクリレートのホモポリマーの略であり、PMIはポリマレイミドに対応するホモポリマーの略であり、PMeMIは、ポリメチルマレイミドに対応するホモポリマーの略であり、PEMIは、ポリエチルマレイミドに対応するホモポリマーの略であり、PCHMIは、ポリシクロヘキシルマレイミドに対応するホモポリマーの略であり、その他は、先に述べたと同様のホモポリマーの略記である。
[上記式(i)において、Δn0 1は、第1番目のホモポリマーの固有複屈折を表し、Δn0 2は、第2番目のホモポリマーの固有複屈折を表し、Δn0 Nは、第N番目のホモポリマーの固有複屈折を表す。上記式(ii)において、dΔn0 1/dTは、第1番目のホモポリマーの固有複屈折温度係数を表し、dΔn0 2/dTは、第2番目のホモポリマーの固有複屈折温度係数を表し、dΔn0 N/dTは、第N番目のホモポリマーの固有複屈折温度係数を表す。上記式(iii)において、W1、W2、WNは、それぞれ第1番目、第2番目、第N番目のモノマー質量分率(%)を表す。]
(モノマー組成比の設計)
本実施例では、図1中に示した3種のモノマーである、PhMA(第1番目のモノマー)、BzMA(第2番目のモノマー)及びEMI(第3番目のモノマー)を選択し、これらのモノマーの組み合わせで共重合体を得た場合に、得られた共重合体によって製造した光学フィルムが、固有複屈折と固有複屈折温度係数がともにゼロになるように設計した。具体的には、下記式(iv)〜(vi)を用い、前記したようにして上記3種のモノマーの組成比を計算により求めた。
そして、上記式(vii)と、式(viii)の左辺を0(ゼロ)として上記連立方程式を計算すると、質量分率(%)で、MMA/PhMA/BzMA=33/34/33のモノマー組成比で合成された共重合体である場合に、該共重合体からなる光学フィルムの固有複屈折と、固有複屈折温度係数はともにゼロになると予想される。
以下に、上記の例で算出された3種のモノマーの質量分率が、MMA/PhMA/BzMA=33/34/33のモノマー組成となるようにポリマーを合成する手順について説明する。計算により得た上記組成比を満足する共重合体を目指し、重合に使用する各モノマーの反応性等を考慮し、ガラス製のサンプル管に、メチルメタクリレート(MMA)と、フェニルメタクリレート(PhMA)と、ベンジルメタクリレート(BzMA)を、質量比で、41/22/37となるように配合した。更に、重合開始剤としてパーブチルO(商品名、日本油脂(株)製)を、これらのモノマー全量に対して0.2質量%となる量で添加した。これらの原材料を混合・撹拌し、十分に均一にさせた後、メンブランフィルターを通してろ過し、試験管に移した。これらの試験管を70℃の湯浴中に設置し、24時間重合した。続いて90℃の乾燥機中で24時間熱処理を行った。
下記のようにして上記で得られたポリマーでフィルムを作製し、更に、得られたフィルムの光学特性を調べた。まず、得られたポリマーを、質量比で5倍量の塩化メチレンとともにガラス製のサンプル管に入れ、撹拌し、十分に溶解させた。次に、得られたポリマー溶液を、ガラス板状にナイフコーターを用いて約0.3mmの厚さに展開し、1日室温で放置し、乾燥させた。そして、得られたフィルムをガラス板より剥がし、90℃の減圧乾燥機内で更に24時間乾燥させた。上記のようにして得られた厚さ約40μmのポリマーフィルムをダンベル状に加工し、テンシロン汎用試験機(株式会社オリエンテック製)により一軸延伸を行った。この時、延伸温度を114℃、延伸速度を50mm/min.、延伸倍率1.5〜2.5などの範囲で調整し、いくつかの配向度fのフィルムを作製した。そして、延伸後のフィルムの複屈折を自動複屈折測定装置ABR−10A(ユニオプト(株)製)を用いてそれぞれ測定した。また、延伸後のフィルムの配向度を赤外吸収二色法により測定した。その結果、上記で作製したフィルムの固有複屈折は、25℃において、−0.16×10-3であり、ほぼゼロとみなせる大きさであった。
上記のようにして得られた熱延伸したフィルムを、延伸後、24時間室温に保存したサンプルについて、12℃〜70℃で温度制御しながら、その配向複屈折・固有複屈折の温度依存性を調べた。具体的には、温度を温度制御装置により昇温させたときのリタデーション(Re)を測定した。これをフィルム厚で割ることにより配向複屈折を求め、ポリマーの配向度fに対してプロットした結果を図5(A)に示した。また、配向複屈折と配向度fから固有複屈折を求め、その温度変化を測定したものを図5(B)に示した。ここで配向度fは、測定温度範囲で一定とみなした。これらの図からわかるように、本実施例で調製した共重合体からなるフィルムは、温度が増加しても複屈折は殆ど変化せず、温度依存性が低減されていた。調製したフィルムの固有複屈折温度係数は、dΔn0/dT=0.15×10-5℃-1になった。なお、固有複屈折温度係数の算出は、15℃〜70℃のデータから求めた。本明細書のいずれの場合も、15℃〜70℃のデータから固有複屈折温度係数を算出した。また、比較のため、図5中に、PMMAの測定結果も同様にプロットした。
共重合体のモノマーの質量比率をMMA/PhMA/BzMA=40/27/33にした共重合体を調製したこと以外は実施例1と同様にして、該共重合体から得られたフィルムについて、25℃における固有複屈折と固有複屈折温度係数を求めた。その結果、25℃における固有複屈折は、Δn0=−0.22×10-3であり、固有複屈折温度係数は、dΔn0/dT=0.38×10-5℃-1であり、本実施例で調製した共重合体からなるフィルムも、温度が増加しても複屈折は殆ど変化せず、温度依存性が低減されていた。
共重合体のモノマーの質量比率をMMA/PhMA/EMI=29/54/17にした3成分系の共重合体を調製したこと以外は実施例1と同様にして、モノマー組成を設計し、得られたモノマー組成になるように共重合体を合成した。そして、この共重合体から得られたフィルムについて、25℃における固有複屈折と固有複屈折温度係数を求めた。図6に、その結果を示した。その結果、25℃における固有複屈折はΔn0=−0.47×10-3であり、固有複屈折温度係数はdΔn0/dT=−0.12×10-5℃-1であり、本実施例で調製した共重合体からなるフィルムも、温度が上昇しても複屈折は殆ど変化せず、温度依存性が低減されていた。
本発明においては、固有複屈折の温度依存性を調べる際に、フィルムサンプルの温度制御装置として、図7に示した構成のものを使用して、複屈折の測定時におけるフィルムサンプルが確実に所望の温度となるようにした。図7中の1は、中心が空胴になっているサンプルホルダーであり、この空胴部分にフィルムサンプルを配置することで、サンプルを所望する温度に確実にできる構造となっている。このサンプルホルダーは、図7中に2、3で示した2個の熱電対を有しており、これらの熱電対でサンプルの温度を測定する。図7中に4で示した密閉系向循環式ハンディクーラーTRL・108H・LM(トーマス科学器械株式会社製)を適宜に稼働することで、これらの熱電対の温度が所望の温度となるようにし、サンプルを所望の温度とし、その状態で複屈折を測定する。また、5は、熱電対からの情報を記録するレコーダーであるが、本発明では、タッチ型ペーパレスレコーダTR・V550(商品名、株式会社キーエンス製)を用いた。このような装置を用い、温度制御が厳格になされたフィルムサンプルを用いて固有複屈折の測定を行った。
2、3:熱電対
4:密閉系向循環式ハンディクーラー
5:レコーダー
Claims (2)
- ポリマーの固有複屈折の温度依存性が抑制された光学樹脂材料の製造方法であって、
原料として選択する複合成分系のモノマー成分の種類を決定し、且つ、選択した2種以上のモノマー成分の組成比を決定する原料調整工程を有し、
該原料調整工程で、
各モノマー成分に対応する各ホモポリマーからなる一軸延伸フィルムについて、フィルムの温度を15〜70℃の範囲で段階的に制御した状態で、個々の温度における固有複屈折をそれぞれ測定し、得られた測定結果から1℃あたりの固有複屈折の変化量である固有複屈折温度係数dΔn0/dTを算出し、
該固有複屈折温度係数dΔn0/dTと、25℃で測定した固有複屈折Δn0との関係グラフを作成し、
該関係グラフから、25℃で測定した固有複屈折Δn0と前記固有複屈折温度係数dΔn0/dTがともにゼロになる組成が存在し得る組み合わせ、或いは、前記固有複屈折温度係数dΔn0/dTがゼロで、且つ、25℃における固有複屈折の絶対値が0.01以上である所望の値になる組成が存在し得る組み合わせを選択することで、モノマー成分の種類を決定し、且つ、
選択したモノマー成分を共重合してなる共重合体に固有の25℃で測定した固有複屈折Δn0が、ゼロ、或いは、25℃で測定した固有複屈折の絶対値が0.01以上である所望の値になり、且つ、前記固有複屈折温度係数dΔn0/dTがゼロとなると仮定し、各モノマー成分の質量比を算出することで、組み合わせるモノマー成分の組成比を決定し、
上記で選択し決定した種類のモノマー成分を用い、該モノマー成分を上記で決定した組成比となるように配合したモノマー類を共重合して共重合体を合成することを特徴とする光学樹脂材料の製造方法。 - 前記組み合わせるモノマー成分の組成比を決定する際に、モノマー成分がN種類(ここでNは3以上の整数)であり、これらのモノマー成分を共重合してなる共重合体に固有の固有複屈折と固有複屈折温度係数が、ともに0(ゼロ)或いは前記所望の値になると仮定して、下記の連立方程式を用いて各モノマーの質量分率を算出し、共重合体を構成するモノマーの組成比を決定する請求項1に記載の光学樹脂材料の製造方法。
[上記式(i)において、Δn0 1は、第1番目のホモポリマーの固有複屈折を表し、Δn0 2は、第2番目のホモポリマーの固有複屈折を表し、Δn0 Nは、第N番目のホモポリマーの固有複屈折を表す。上記式(ii)において、dΔn0 1/dTは、第1番目のホモポリマーの固有複屈折温度係数を表し、dΔn0 2/dTは、第2番目のホモポリマーの固有複屈折温度係数を表し、dΔn0 N/dTは、第N番目のホモポリマーの固有複屈折温度係数を表す。上記式(iii)において、W1、W2、WNは、それぞれ第1番目、第2番目、第N番目のモノマー質量分率(%)を表す。]
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020150123841A KR102314448B1 (ko) | 2014-09-02 | 2015-09-01 | 광학 수지 재료, 상기 광학 수지 재료의 제조방법, 상기 재료로 이루어진 광학 수지 부재 및 상기 부재로 이루어진 편광판 |
CN201510557024.1A CN105384865B (zh) | 2014-09-02 | 2015-09-02 | 光学树脂材料、该光学树脂材料的制造方法、含该材料的光学树脂构件及含该构件的偏振片 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014177739 | 2014-09-02 | ||
JP2014177739 | 2014-09-02 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019168225A Division JP6764150B2 (ja) | 2014-09-02 | 2019-09-17 | 光学樹脂材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016053712A JP2016053712A (ja) | 2016-04-14 |
JP6594692B2 true JP6594692B2 (ja) | 2019-10-23 |
Family
ID=55745198
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015145444A Active JP6594692B2 (ja) | 2014-09-02 | 2015-07-23 | 光学樹脂材料の製造方法 |
JP2019168225A Active JP6764150B2 (ja) | 2014-09-02 | 2019-09-17 | 光学樹脂材料の製造方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019168225A Active JP6764150B2 (ja) | 2014-09-02 | 2019-09-17 | 光学樹脂材料の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP6594692B2 (ja) |
KR (1) | KR102314448B1 (ja) |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04280202A (ja) * | 1991-03-08 | 1992-10-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 液晶表示素子 |
JPH04284402A (ja) * | 1991-03-14 | 1992-10-09 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 新規なる位相差補償シート |
JP3934692B2 (ja) * | 1994-04-22 | 2007-06-20 | 住友化学株式会社 | 位相差フィルムとその製造方法および液晶表示装置 |
JP3610403B2 (ja) * | 1994-11-10 | 2005-01-12 | 住友化学株式会社 | 光学異方体フィルムとその製造方法および液晶表示装置 |
JP3996292B2 (ja) * | 1999-02-12 | 2007-10-24 | 富士フイルム株式会社 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
JP4624845B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2011-02-02 | 康博 小池 | 非複屈折性光学樹脂材料及び光学部材 |
JP5104439B2 (ja) * | 2008-03-18 | 2012-12-19 | 日本ゼオン株式会社 | 位相差板 |
KR20110030687A (ko) | 2008-07-15 | 2011-03-23 | 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 | 광학용 수지, 광학용 수지 조성물, 광학용 필름 및 필름 |
CN102906130B (zh) * | 2010-05-28 | 2014-09-17 | 旭化成化学株式会社 | 热塑性丙烯酸系树脂及其成型体 |
JP2014098133A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-05-29 | Nippon Shokubai Co Ltd | 樹脂組成物とそれを用いた樹脂成形品 |
JP2014174232A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Nippon Shokubai Co Ltd | 位相差フィルム |
-
2015
- 2015-07-23 JP JP2015145444A patent/JP6594692B2/ja active Active
- 2015-09-01 KR KR1020150123841A patent/KR102314448B1/ko active IP Right Grant
-
2019
- 2019-09-17 JP JP2019168225A patent/JP6764150B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR102314448B1 (ko) | 2021-10-19 |
KR20160027935A (ko) | 2016-03-10 |
JP2016053712A (ja) | 2016-04-14 |
JP2020007564A (ja) | 2020-01-16 |
JP6764150B2 (ja) | 2020-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5830949B2 (ja) | 位相差フィルム用フマル酸ジエステル系樹脂及びそれよりなる位相差フィルム | |
KR102086326B1 (ko) | 푸마르산디이소프로필-계피산 유도체계 공중합체 및 그것을 사용한 위상차 필름 | |
JP2008064817A (ja) | 位相差フィルム | |
JP2011107281A (ja) | 光学補償フィルム | |
KR20150104087A (ko) | 광시야 다층 광학 필름 | |
JP5407159B2 (ja) | 光学補償膜及びその製造方法 | |
KR20140006960A (ko) | 위상차이 필름의 제조 방법 | |
KR20160051506A (ko) | 위상차 필름 및 이의 제조방법 | |
JP2012136603A (ja) | フマル酸ジエステル系樹脂およびそれを用いた位相差フィルム | |
JP5343360B2 (ja) | 光学補償フィルム | |
JP2009156908A (ja) | 光学補償膜 | |
JP2008268402A (ja) | 光学補償フィルム及びその製造方法 | |
JP6372319B2 (ja) | trans−スチルベン−N−置換マレイミド−ケイ皮酸エステル共重合体及びそれを用いた位相差フィルム | |
JP6764150B2 (ja) | 光学樹脂材料の製造方法 | |
TWI500685B (zh) | 用於光學薄膜之樹脂組成物及使用其之光學薄膜 | |
JP2011102868A (ja) | 光学補償フィルム | |
JP2013114074A (ja) | 位相差フィルム用フマル酸ジエステル系樹脂及びそれよりなる位相差フィルム | |
JP6115975B1 (ja) | ディスプレイ、光学フィルム、粘着剤、粘着剤の複屈折温度依存性の測定方法及び粘着剤を設計・製造する方法 | |
JP5664736B2 (ja) | 光学補償フィルム | |
JP2011102867A (ja) | 光学補償フィルム | |
JP5440108B2 (ja) | 光学補償フィルム | |
JP5983300B2 (ja) | フマル酸ジイソプロピル−ケイ皮酸共重合体およびそれを用いた位相差フィルム | |
CN105384865A (zh) | 光学树脂材料、该光学树脂材料的制造方法、含该材料的光学树脂构件及含该构件的偏振片 | |
JP5920085B2 (ja) | フマル酸ジイソプロピル−ケイ皮酸エステル共重合体及びそれを用いた位相差フィルム | |
JP5428264B2 (ja) | 光学補償膜及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20150804 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150810 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180509 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20181001 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20181218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190604 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190729 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190925 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6594692 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |