JP6593905B1 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6593905B1 JP6593905B1 JP2019053793A JP2019053793A JP6593905B1 JP 6593905 B1 JP6593905 B1 JP 6593905B1 JP 2019053793 A JP2019053793 A JP 2019053793A JP 2019053793 A JP2019053793 A JP 2019053793A JP 6593905 B1 JP6593905 B1 JP 6593905B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- meter
- displayed
- character
- volume
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Game Rules And Presentations Of Slot Machines (AREA)
Abstract
Description
本発明に係る遊技機は、遊技機に関する情報が非言語情報を用いて示されるメーター表示と、前記メーター表示に関する情報が言語情報を用いて示される文字表示と、を少なくとも表示可能な表示部と、少なくとも前記メーター表示及び前記文字表示を前記表示部に表示させる表示制御を行う報知手段と、を備え、前記報知手段は、前記表示部に表示された前記メーター表示に重畳するよう前記文字表示を視認可能に表示させるとともに、前記文字表示を移動させながら表示させ、所定条件の成立に基づいて、前記メーター表示において前記遊技機に関する情報を示すメーターを変動させるとともに、前記メーターを変動させる際には、前記文字表示を視認困難にさせ、前記メーターの変動を終了させた際には、前記文字表示を視認可能に表示させることを特徴とする。
そのため、この構成によれば、到達表示と文字表示とが表示部上で重畳する場合でも、到達表示を遊技者から視認可能とすることができる。
本明細書では、各説明箇所において、方向についての定義等が示されていない場合には、遊技機10の方を向いて位置している遊技者から見て、遊技機10から遊技者の手前側に向かう方向を「前」方向とし、その逆方向を「後」方向とする。また、同様に、「左」や「右」等の左右方向及び「上」や「下」等の上下方向も、遊技者から見た場合の左方向や右方向、又は上方向や下方向を意味する。同様に、各部材の説明においても、方向についての定義等が示されていない場合には、各部材を、遊技機10の所定位置に固定した場合における遊技者から見た方向を意味する。
本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンを、以下、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンは、前方向に向かって開口する正面開口を有する四角箱状の筐体12と、この筐体12の正面開口を開閉自在に覆う前扉14とを備えている。
前扉14の上部には、薄板樹脂からなる上パネル20を備えている。この上パネル20の略中央には、3個の回転リール62(正面から向かって左側の左回転リール64、中央の中回転リール66、右側の右回転リール68)の円周上の図柄61を見ることができる透過可能な図柄表示窓部16が形成されている。この図柄表示窓部16は、3個全ての回転リール62の回転が停止した際には、縦3列横3行に配置した合計9個の図柄61を遊技者に見せるように形成されている。この図柄表示窓部16は、回転リール62の正面側に設けられて、回転リール62の回転が停止した際、後述する有効ライン86上に停止している複数の図柄61を視認するためのものである。回転リール62は、複数の図柄61を図柄表示窓部16を介して変動表示可能なものである。
前記図柄表示窓部16の後方向(奥方向)には、3個のリール駆動モータ65と、この各リール駆動モータ65によってそれぞれ回転させられる合計3個の前記回転リール62と、前記リール駆動モータ65及び前記回転リール62を保持するユニットホルダ(図示せず)とを有するリールユニット60が配置されている。また、リールユニット60には、回転リール62の回転位置が基準となる位置(基準位置)であることを検出するためリール位置センサ63が設けられている。このリール駆動モータ65は、メイン制御手段200から出力されるリール駆動モータ65を駆動するための駆動信号に基づき駆動する。
前記図柄表示窓部16の下方には、クレジットメダルの貯留枚数(以下、「クレジットメダル数」とする)を表示するクレジット表示器87と、このクレジット表示器87の左側に配置され、遊技機10から払い出されたメダルの総数を表示する払出枚数表示器88とが設けられている。これらの表示器は、例えば2個の7セグメントLEDで構成されている。このような構成により、クレジット表示器87では、クレジットメダル数に対応する2桁の数字が表示可能となっており、払出枚数表示器88では、払出枚数に対応する2桁の数字が表示可能となっている。
前扉14のうち、クレジット表示器87と払出枚数表示器88との間には、現在の状態が「有利区間」であることを発光態様により報知する区間報知ランプ90が設けられている。
ここで、「有利区間」とは、遊技者にとって有利なストップスイッチ50の押し順の表示が行われない非有利区間から移行可能であり、上記の押し順の表示が可能な区間である。
なお、区間報知ランプ90の点灯は、上述した場合に限定されず、他の場合、例えば、後述するAT状態への移行時に点灯するようにしてもよい。
前記前扉14の下部には下パネル22が設けられている。そして、前扉14には下パネル22の上に位置して前扉14の前方向へ向けて突出する操作部30を備えている。この操作部30は、メダル投入口38と、精算スイッチ36と、ストップスイッチ50と、スタートスイッチ40と、ベットスイッチ32と、演出用ボタンスイッチ42と、音量設定スイッチ47と、を備えている。
操作部30の右側部分には、遊技機10の内部へ遊技用価値としてのメダルを投入するためのメダル投入口38が設けられている。
前扉14の裏側であって、前記メダル投入口38の近傍には、メダル投入口38に投入されたメダルが正規のものか否かを選別して、正規のメダルのみをホッパーユニット24に導くメダルセレクタ17が設けられている。このメダルセレクタ17には、メダル投入口38に投入されたメダルを1枚ずつ検知する投入センサ92が設けられている。
メダル投入口38の下方には、クレジット機能によりクレジットしたメダルの全てを払い出すための精算スイッチ36が設けられている。
前記操作部30の中央には、操作により対応する回転リール62の回転を停止させるため、3個の回転リール62のそれぞれに対応する3個のストップスイッチ50が設けられている。このストップスイッチ50は、左回転リール64を停止させるための左ストップスイッチLと、中回転リール66を停止させるための中ストップスイッチCと、右回転リール68を停止させるための右ストップスイッチRとを有している。すなわち、これらのストップスイッチ50は、複数の回転リール62それぞれに対応して設けられ、複数の回転リール62の図柄61の変動表示の開始後、遊技者の操作により回転リール62の図柄61の変動表示を個別に停止させるためのものである。
このストップスイッチ50の左側には、メダルの投入又は後述するベットスイッチ32の操作を条件に回転リール62の回転を開始させるためのスタートスイッチ40が設けられている。すなわち、このスタートスイッチ40は、遊技者の操作により回転リール62の図柄61の変動表示を開始させるためのものである。
このスタートスイッチ40の上方には、ベットスイッチ32として、クレジットしたメダル数から最大投入枚数(具体的には3枚)に達するまで投入可能なメダル数を減じて3枚のメダル投入に代えるマックスベットスイッチ34と、クレジットしたメダル数から1枚のメダル数を減じて1枚のメダル投入に代えるシングルベットスイッチ35とが設けられている。
マックスベットスイッチ34の右側には、所定の演出において遊技者が操作可能な演出用ボタンスイッチ42が設けられている。
演出用ボタンスイッチ42の左側には、スピーカー72から発する音量を設定するための音量設定スイッチ47が配置されている。
音量設定スイッチ47は、決定スイッチ47Aと、決定スイッチ47Aの左側に配置され、音量を下げる音量ダウンスイッチ47Bと、決定スイッチ47Aの右側に配置され、音量を上げる音量アップスイッチ47Cとから構成される。
扉開閉用スイッチ19は前扉14が閉じているか否かを検知するためのものである。この扉開閉用スイッチ19は、前扉14が閉塞している場合に、前扉14の背面と扉開閉用スイッチ19の前面とが押圧されることでオンとなり、前扉14が開放するに従って、前扉14の背面が扉開閉用スイッチ19の前面から離間して押圧が解除されることでオフとなる。
設定変更スイッチ46は、後述する電源ユニット43の設定キースイッチ45と共に設定変更を行うためのものである。
設定表示器89は、例えば7セグメントの小型のLEDにより、複数段階設けられた設定値を表示するものである。設定表示器89には、当該遊技機10の設定値が表示されるが、外部から視認できないようにすべく、設定後一定時間が経過するとその表示は解除される。
このホッパーユニット24には、その駆動によりメダルをメダル払出口28に向けて払い出すホッパーモータ95と、ホッパーユニット24の出口に設けられ、メダル払出口28に払い出されたメダルを1枚ずつ検出する払出センサ94と、ホッパーユニット24のメダルタンクから溢れたメダルを収納するための補助タンクの近傍に設けられ、補助タンク内のメダルが満杯になったことを検出してメイン制御手段200へ信号を出力するオーバーフローセンサ96とが設けられている。
この電源ユニット43には、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチ44と、設定変更処理のための設定キースイッチ45とが設けられている。
前記前扉14の下部には、所定の場合にホッパーユニット24からメダルが払い出されるメダル払出口28が形成されている。このメダル払出口28の下方には、メダル払出口28から払い出されたメダルを貯留するため、上方に向かって開口する皿状のメダル受け皿26が形成されている。なお、クレジットされているメダル数が最大クレジットメダル数である50枚未満の場合は、50枚に到達するまで、獲得したメダルはメダル払出口28から払い出されずにクレジットメダルの枚数に加算される。
本実施の形態に係る遊技機10は、マックスベットスイッチ34やシングルベットスイッチ35等の操作又はメダル投入により所定枚数のメダルを投入することにより遊技の開始を可能とするものである。そして、スタートスイッチ40の押下操作により、回転リール62の回転を開始させて遊技が開始されるとともに、複数の役の少なくとも何れか1つに当選か又はハズレかの役抽選が行われる。そして、当該遊技機10は、各回転リール62に対応するストップスイッチ50の操作タイミング及び役抽選の結果に基づいて、回転リール62の回転を役抽選の結果に適合するように停止させる。当該遊技機10は、停止時の図柄61の組合せによって、当選した役を構成する図柄61の組合せが所定の有効なライン(所定の役の図柄61の組合せが当該ライン上に揃ったときに所定の配当としてのメダルが付与されるラインのことであり、以下、有効ライン86とする。)上に停止した場合に、入賞等となり、所定枚数のメダルを払い出す等の所定の配当を遊技者に付与する。これにより、1回の遊技が終了するものである。
前記前扉14には、遊技者に役抽選の当選等の種々の情報を音や光や映像等で報知させるための演出装置70が形成されている。この演出装置70は、スピーカー72と、演出用ランプ78と、表示部84と、バックランプ67と、を備えている。
前記スピーカー72は、前扉14の上部左右に配置された上部スピーカー74と、前扉14の下部左右に配置された下部スピーカー76とを備えている。
前記演出用ランプ78は、前扉14の上部に配置された上部ランプ80と、前扉14の下部の左右に配置された下部ランプ82とを備えている。
前記表示部84は、その画面に種々の情報を表示するための液晶表示装置である。
前記バックランプ67は、リールユニット60に設けられており、回転リール62上の図柄61を照らすためのものである。
図2に示すように、遊技機10の内部には、遊技機10の全体の動作を制御するための制御装置100が形成されている。この制御装置100は、遊技を進行させて遊技を制御するメイン制御手段200と、このメイン制御手段200からの情報(コマンド)を受けて、遊技の進行に応じた演出を制御し、主に遊技内容に関する情報を遊技者に報知する演出を行うサブ制御手段500とを備えている。
また、筐体12内部の正面から向かって右側には、外部集中端子板18が設けられている。
外部集中端子板18は、遊技データを遊技機10外部に出力させるものであり、メイン制御手段200と配線される接続端子(コネクタ)や、外部機器(図示省略)と配線される接続端子(コネクタ)が設けられた端子板である。また、外部集中端子板18は、図示しないが、遊技島設備(例えばデータ表示器)やホールコンピュータに接続されている。
メイン制御手段200は、図3に示すように、役抽選手段210、リール制御手段220、停止図柄判定手段230、配当付与手段240、遊技状態制御手段250、有利区間制御手段260、及び送信手段270の各手段を有する。各手段の詳細については後述する。
メイン制御手段200は、遊技を制御するためのものであって、遊技を進行させるためのものである。以下、本実施の形態における遊技について説明する。
役抽選手段210は、当選役を決定する役抽選を実行するものである。すなわち、役抽選手段210は、スタートスイッチ40の操作を契機に、複数の役の何れか(1つ又は複数)に当選か又はハズレかの役抽選を行うためのものである。役抽選手段210は、役に当選したか否かを決定するための役抽選テーブルを、主な分類としてノーマル遊技状態用、ボーナス内部中状態用、ボーナス遊技状態用のそれぞれに対応して複数備えており、メイン制御手段200のROM上に記憶されている。役抽選手段210は、予め定めた抽選データと、所定範囲の整数値を繰り返してカウントするループカウンタを有する所定の乱数発生手段(乱数発生回路)が発生した乱数のうちから抽出した乱数とを比較して、当選か否かを判定する。
本実施の形態では、役抽選手段210により抽選される役として、大別すると、小役、リプレイ役、ボーナス移行役(遊技状態の移行を伴う役)が設けられている。
リール制御手段220は、各回転リール62の回転を停止させるためのものである。リール制御手段220は、役抽選手段210の役抽選結果と、各ストップスイッチ50が操作されたときの対応する回転リール62の回転位置とに基づいて、各回転リール62の回転を停止させる。なお、リール制御手段220は、必要に応じて各ストップスイッチ50の押し順が所定の条件に適合しているか否かも停止させる条件にする場合がある。
停止図柄判定手段230は、全ての回転リール62が停止した際における有効ライン86上の図柄61の組合せを記憶するとともに入賞等の判定をするためのものである。
配当付与手段240は、停止図柄判定手段230の判定結果に基づいて、メダル払い出し等の所定の配当の付与を行うものである。配当付与手段240は、停止図柄判定手段230の判定の結果、小役が入賞していると判定されると配当としてのメダルの払い出しを行う。
遊技状態制御手段250は、遊技状態を制御するものである。
具体的には、遊技状態制御手段250は、図3に示すように、大別すると、ノーマル遊技状態制御手段251、ボーナス内部中状態制御手段252及びボーナス遊技状態制御手段253の各手段を有する。
ノーマル遊技状態制御手段251は、「ノーマル遊技状態」(図5参照)を制御するものである。ここで、ノーマル遊技状態は、ボーナス内部中状態制御手段252によるボーナス内部中状態、ボーナス遊技状態制御手段253によるボーナス遊技状態、以外の状態をいう。
ボーナス内部中状態制御手段252は、「ボーナス内部中状態」(図5参照)を制御するものである。ここで、ボーナス内部中状態は、ボーナス移行役として、例えば、「CBB1」、「CBB2」に当選したが、当該ボーナス移行役に対応した図柄61の組み合わせを有効ライン86上に停止表示できなかった場合に移行する。
ボーナス遊技状態制御手段253は、「ボーナス遊技状態」(図5参照)を制御するものである。
ボーナス遊技状態は、ボーナス移行役として、例えば、「CBB1」、「CBB2」に当選し、当該ボーナス移行役に対応した図柄61の組み合わせを有効ライン86上に停止表示させることで移行する。
そして、ボーナス遊技状態終了後、ノーマル遊技状態に移行する。
有利区間制御手段260は、図6を用いて後述するストップスイッチ50の押し順を報知不可能な非有利区間と、報知可能な有利区間とを制御するものである。そして、有利区間制御手段260は、後述する報知手段520を用いてストップスイッチ50の押し順を報知させる演出等を実行させる。
なお、所定のゲーム数は、抽選により決定される場合に限定されず、予め定められたゲーム数であってもよい。
送信手段270は、サブ制御手段500へ信号を送信するためのものである。
送信手段270は、例えば、投入センサ92の検知を契機に送信される投入検知信号、ベットスイッチ32での検知を契機に送信される投入操作信号、スタートスイッチ40での検知を契機に送信されるスタート信号、ストップスイッチ50での検知を契機に送信されるストップ信号、をサブ制御手段500へ送信する。
サブ制御手段500は、図4に示すように、受信手段510、報知手段520の各手段を有する。各手段の詳細については後述する。
以上の構成をもって、サブ制御手段500は、メイン制御手段200からの信号を受けて、遊技の進行に伴う演出を行うものである。
受信手段510は、送信手段270からの信号を受信するものである。
報知手段520は、演出装置70を用いて種々の情報、具体的には、演出を遊技者に報知するためのものである。
この報知手段520は、役抽選の結果に基づく当選役に応じた演出、各遊技状態に応じた演出、各演出状態に応じた演出、又は押し順を報知するための演出等を遊技者に報知する。これらの演出は、それぞれ複数設けられており、報知手段520は、抽選により選択された演出やメイン制御手段200からの信号(コマンド)に対応する演出を演出装置70を用いて遊技者に報知する。詳細は後述するが、報知手段520は、スピーカー72から発する音量が設定される音量設定演出を演出装置70を用いて遊技者に報知する。
次に、図5を用いて遊技状態について説明する。
遊技状態は、メイン制御手段200により管理され、図5に示すように、大別すると、ノーマル遊技状態、ボーナス内部中状態、ボーナス遊技状態がある。
ノーマル遊技状態(NOM)は、ノーマル遊技状態制御手段251により制御される。
ノーマル遊技状態におけるリプレイ役への当選確率は、通常(1/7.3)に設定されている。
ボーナス内部中状態は、ボーナス内部中状態制御手段252により制御され、ノーマル遊技状態において、ボーナス移行役として、例えば、「CBB1」、「CBB2」に当選し、当該ボーナス移行役「CBB1」、「CBB2」に対応する図柄組み合わせが有効ライン86上に停止表示されなかった場合に移行する。
ボーナス内部中状態におけるリプレイ役への当選確率は、ノーマル遊技状態よりも高く設定されている。
具体的には、ボーナス遊技状態「CBB1F」からはボーナス遊技状態「CBB1」に移行可能であり、ボーナス遊技状態「CBB2F」からはボーナス遊技状態「CBB2」に移行可能である。
ボーナス遊技状態は、ボーナス遊技状態制御手段253により制御され、本実施の形態では、ボーナス移行役として、例えば、「CBB1」、「CBB2」に当選し、当該ボーナス移行役「CBB1」、「CBB2」に対応する図柄組み合わせが有効ライン86上に停止表示された場合に移行する。
ボーナス遊技状態は、本実施の形態では、ボーナス移行役「CBB1」に当選した場合に移行可能な「CBB1」に、ボーナス移行役「CBB2」に当選した場合に移行可能な「CBB2」が、それぞれ設けられている。
そして、「CBB」の終了後は、ノーマル遊技状態(NOM)に移行する。
図6に示すように、役抽選により予め定められた押し順でストップスイッチ50の操作がされた場合に入賞となる押し順役に当選した場合に、当該押し順を遊技者に報知不可能な「非有利区間」と、「非有利区間」から移行可能であり、役抽選により予め定められた押し順でストップスイッチ50の操作がされた場合に入賞となる押し順役に当選した場合に、当該押し順を遊技者に報知可能な「有利区間」とがある。
「非有利区間」から「有利区間」には、本実施の形態では、役抽選により予め定められた役に当選した場合に「非有利区間」から「有利区間」への有利区間移行抽選がされ、当該有利区間移行抽選に当選することにより移行させる。
また、「非有利区間」から「有利区間」へは、役抽選により予め定められた役に当選した場合に行われる有利区間移行抽選に当選することにより移行する場合に限定されず、役抽選により予め定められた役に当選した場合は有利区間移行抽選をすることなく有利区間へ移行するようにしてもよい。
「有利区間」は、「非有利区間」よりも遊技者にとって有利な区間であって、「有利区間通常状態」、「AT状態」を備える。
したがって、「有利区間」全体を通して遊技者にとって有利である必要はなく、「有利区間」の一部で遊技者にとって有利ではないことがあってもよい。
有利区間通常状態は、「有利区間」における「AT状態」等の特殊な状態を除いた状態である。
有利区間通常状態は、非有利区間の非有利区間通常状態を継続した状態となっており、非有利区間通常状態と同様の演出が行われる。つまり、非有利区間通常状態と有利区間通常状態との違いは、滞在している区間が「非有利区間」か「有利区間」かの違いとなっている。
「AT状態」は、有利区間通常状態より遊技者にとって有利な状態である。
当該「AT状態」に移行すると、所定の役の入賞をアシストするための報知演出として、当選した役の押し順が報知(押し順ナビ)される遊技(AT)が開始され、報知された押し順に従ってストップスイッチ50を操作することで、当選した小役やリプレイ役の図柄61の組み合わせを停止表示させることができる。このため、成立した小役に対応する所定枚数のメダルが払い出される。
また、「AT状態」へは、非有利区間から有利区間へ移行後、計数が開始されるゲーム数が、上述した天井ゲーム数抽選により決定されたゲーム数(666ゲームなど)に到達すること(所謂天井)によっても移行してくるようにしている。
なお、「有利区間」は、有利区間通常状態やAT状態に限定されず、AT状態などへの移行を示唆する前兆演出が実行される前兆状態や、AT状態などに高確率で移行可能なチャンスゾーン状態、AT状態の遊技区間を上乗せ可能な上乗せ状態などの状態を備えてもよい。
図7に示すフローチャートに基づいて、メイン制御手段200が1ゲーム毎に実行する一般的な遊技制御処理について説明する。
ステップS10において、メイン制御手段200により、スタートスイッチ40の操作があったか否かの判定が行われる。ここで、スタートスイッチ40の操作があったと判定されると、賭け数の設定が不可能な状態とされる。その後、次のステップS11に進む。一方、スタートスイッチ40の操作がないと判定されると、再度ステップS10となる。
以下、スピーカー72から発する音量が設定される音量設定演出について説明する。この音量設定演出では、所定の表示態様が報知手段520の表示制御に基づき表示部84に表示される。そして、音量設定演出は、遊技者により決定スイッチ47Aが操作されることにより開始される。
「文字表示84Bを視認可能」とは、遊技者やホールの店員等が表示されている文字表示84Bの内容を理解できることをいう。
例えば、報知手段520は、時間の経過に伴い連続的に文字表示84Bを右から左へと移動させることで、図10(A)に示す位置から図10(B)に示す位置へと文字表示84Bを移動させている。具体的には、図10(A)では、「音量を変更できます」の「音」の文字がメーター表示84Aの左から4つ目の領域内に位置していたが、図10(B)では、その「音」の文字がメーター表示84Aの一番左の領域外、具体的には、メーター表示84Aの一番左の領域よりも左側に位置している。
また、メーター84Cの変動後は、報知手段520により、変動後の音量レベルの段階に応じた段階別表示態様でメーター84Cが表示される。具体的には、報知手段520は、メーター84Cの変動後は、音量レベル2に応じた段階別表示態様として、メーター表示84Aの左から2つ目までの領域を「緑色」で発光させる。
報知手段520は、表示部84に表示されたメーター表示84Aに重畳するよう文字表示84Bを視認可能に表示させるとともに、文字表示84Bを移動させながら表示させる。また、報知手段520は、遊技者により、音量ダウンスイッチ47B又は音量アップスイッチ47Cが操作されたことに基づいて、メーター84Cを変動させる。さらに、報知手段520は、メーター84Cを変動させる際には、文字表示84Bを視認困難にさせ、メーター84Cの変動を終了させた際には、文字表示84Bを視認可能に表示させる。
そのため、本実施の形態によれば、表示部84に複数の情報を表示する場合に、必要以上に表示部84の表示領域を占有することなく、遊技者からの視認性を高めることができる。
これに対し、1回の変動でメーター84Cが一定未満の幅しか変動せず、小刻みにメーター84Cが変動する構成も考えられる。このように小刻みにメーター84Cが変動する構成では、1回の変動量が少ないため、1回の変動で所定色を変化させずに複数回の変動で所定色を変化させることが考えられる。そのため、小刻みにメーター84Cが変動する構成では、メーター84Cの1回の変動を把握することが困難になると考えられる。
上記の実施形態では、メーター表示84Aにおいて所定色で発光している部分を「メーター84C」としたが、メーター84Cの表示態様はこれに限られない。
図16(A)に示すように、音量設定演出の開始時(0秒)は、遊技機10側の制御により、メーター84Cがメーター表示84Aの一番左の領域まで進行される。そして、音量設定演出の開始時(0秒)から10秒が経過する前に、遊技者により決定スイッチ47Aが操作された場合には、音量レベル1が音量設定演出で用いる音量レベルとして設定される。
例えば、音量ダウンスイッチ47B又は音量アップスイッチ47Cの押下時間に応じてメーター84Cの変動量を異ならせてもよい。この場合、報知手段520は、「ON」から「OFF」までの時間(押下時間)が2秒未満であれば、音量レベルを1段階変動させ、2秒以上であれば、「ON」から「OFF」までの時間に基づく段階まで音量レベルを変動させてもよい。例えば、報知手段520は、「ON」から「OFF」までの時間が、2秒以上3秒未満であれば音量レベルを2段階変動させ、3秒以上4秒未満であれば音量レベルを3段階変動させてもよい。
図20では、特定表示84Hを流れ星とし、この流れ星がメーター表示84A上を通過するような動きのある表示を行っている。報知手段520は、特定表示84Hがメーター表示84A上を通過する際に、メーター表示84A、文字表示84B、メーター84C、及び到達表示84Dの何れかと重畳する場合には、特定表示84Hをその他の表示よりも優先して表示させる。特定表示84Hをメーター表示84A、文字表示84B、メーター84C、及び到達表示84Dの何れとも重畳しないように表示しようとすると、表示部84において表示可能なスペースが狭くなるため、音量設定演出を華やかにし辛くなることが考えられるため、上記のように構成することが望ましい。また、上記のように特定表示84Hを重畳させるように構成しても、特定表示84Hの表示は一時的であるため、特定表示84Hをその他の表示よりも優先して表示したとしても、その他の表示の認識を極端に阻害することにはならないと考えられる。なお、特定表示84Hは、図20に示す流れ星のような動きのある表示とすることが望ましい。また、動きのある表示であれば、特定表示84Hは、図20に示す流れ星に限らず、他の装飾図形としてもよいし、キャラクタとしてもよい。そして、特定表示84Hは、音量設定演出でのみ表示されることが望ましい。
14 前扉 16 図柄表示窓部
17 メダルセレクタ 18 外部集中端子板
19 扉開閉用スイッチ 20 上パネル
22 下パネル 24 ホッパーユニット
26 メダル受け皿 28 メダル払出口
30 操作部 32 ベットスイッチ
34 マックスベットスイッチ 35 シングルベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ 42 演出用ボタンスイッチ
43 電源ユニット 44 電源スイッチ
45 設定キースイッチ 46 設定変更スイッチ
47 音量設定スイッチ 47A 決定スイッチ
47B 音量ダウンスイッチ 47C 音量アップスイッチ
50 ストップスイッチ L 左ストップスイッチ
C 中ストップスイッチ R 右ストップスイッチ
60 リールユニット 61 図柄
62 回転リール 63 リール位置センサ
64 左回転リール 65 リール駆動モータ
66 中回転リール 67 バックランプ
68 右回転リール 70 演出装置
72 スピーカー 74 上部スピーカー
76 下部スピーカー 78 演出用ランプ
80 上部ランプ 82 下部ランプ
84 表示部 86 有効ライン
87 クレジット表示器 88 払出枚数表示器
89 設定表示器 90 区間報知ランプ
92 投入センサ
94 払出センサ 95 ホッパーモータ
96 オーバーフローセンサ
100 制御装置
200 メイン制御手段 210 役抽選手段
220 リール制御手段 230 停止図柄判定手段
240 配当付与手段 250 遊技状態制御手段
251 ノーマル遊技状態制御手段 252 ボーナス内部中状態制御手段
253 ボーナス遊技状態制御手段
260 有利区間制御手段 270 送信手段
500 サブ制御手段 510 受信手段
520 報知手段
Claims (3)
- 遊技機に関する情報が非言語情報を用いて示されるメーター表示と、前記メーター表示に関する情報が言語情報を用いて示される文字表示と、を少なくとも表示可能な表示部と、
少なくとも前記メーター表示及び前記文字表示を前記表示部に表示させる表示制御を行う報知手段と、
を備え、
前記報知手段は、
前記表示部に表示された前記メーター表示に重畳するよう前記文字表示を視認可能に表示させるとともに、前記文字表示を移動させながら表示させ、
所定条件の成立に基づいて、前記メーター表示において前記遊技機に関する情報を示すメーターを変動させるとともに、前記メーターを変動させる際には、前記文字表示を視認困難にさせ、前記メーターの変動を終了させた際には、前記文字表示を視認可能に表示させることを特徴とする遊技機。 - 前記メーター表示には、前記メーターが変動可能な変動範囲が設けられており、
前記報知手段は、
前記メーターが前記変動範囲の限界位置に到達した場合には、前記表示部に表示された前記メーター表示に重畳するように、前記限界位置に到達したことを示す到達表示を固定位置に表示させ、
前記到達表示の表示中において、移動してきた前記文字表示が前記到達表示に重畳する場合には、前記到達表示を優先して表示させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記報知手段は、前記メーターが位置する前記変動範囲の段階に応じた段階別表示態様で前記メーターを前記表示部に表示させるとともに、前記メーターを変動させる際には、前記段階別表示態様とは異なる特殊表示態様で前記メーターを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019053793A JP6593905B1 (ja) | 2019-03-20 | 2019-03-20 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019053793A JP6593905B1 (ja) | 2019-03-20 | 2019-03-20 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6593905B1 true JP6593905B1 (ja) | 2019-10-23 |
JP2020151265A JP2020151265A (ja) | 2020-09-24 |
Family
ID=68314089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019053793A Active JP6593905B1 (ja) | 2019-03-20 | 2019-03-20 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6593905B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021065600A (ja) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | 株式会社三共 | スロットマシン |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5950689B2 (ja) * | 2012-05-18 | 2016-07-13 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP6799898B2 (ja) * | 2015-02-06 | 2020-12-16 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6641203B2 (ja) * | 2016-03-17 | 2020-02-05 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6501745B2 (ja) * | 2016-09-30 | 2019-04-17 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6307786B2 (ja) * | 2016-12-22 | 2018-04-11 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP6481125B2 (ja) * | 2017-04-20 | 2019-03-13 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP2019000554A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP6626043B2 (ja) * | 2017-06-23 | 2019-12-25 | 株式会社三共 | 遊技機 |
-
2019
- 2019-03-20 JP JP2019053793A patent/JP6593905B1/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021065600A (ja) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP7391609B2 (ja) | 2019-10-28 | 2023-12-05 | 株式会社三共 | スロットマシン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020151265A (ja) | 2020-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4939902B2 (ja) | 遊技台 | |
JP6624622B1 (ja) | 遊技機 | |
JP5829558B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6833232B1 (ja) | 遊技機 | |
JP2018075130A (ja) | 遊技機 | |
JP2020074804A (ja) | 遊技機 | |
JP2013223604A (ja) | 遊技機 | |
JP6616484B1 (ja) | 遊技機 | |
JP2013236876A (ja) | 遊技機 | |
JP5779136B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6593905B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6379083B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6350993B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6681104B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6667892B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6322756B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6549532B2 (ja) | 遊技台 | |
JP2020069199A (ja) | 遊技機 | |
JP6852925B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6830699B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6830676B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6709890B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6433571B1 (ja) | 遊技機 | |
JP2008237335A (ja) | 遊技機 | |
JP2006204405A (ja) | メダルセレクタ及びそれを備えた遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190417 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20190426 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190819 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20190823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6593905 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |