JP6593299B2 - 熱交換器 - Google Patents
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図1は、本実施形態の熱交換器30を備える室外ユニット100の内部構造を示す斜視図である。室外ユニット100は、冷媒回路を循環する冷媒を用いる冷凍サイクルを備える空気調和装置の構成要素である。室外ユニット100は、外部配管101,102を介して、室内ユニット(図示せず)に接続されている。以下の説明において、「前」、「後」、「上」、「下」、「左」および「右」からなる6つの方向を、図1に示されるように定義する。図1において、鉛直方向は、上下方向である。
ケーシング10は、主として、底板11と、天板12と、前板13と、側板14と、仕切板15とを有している。図1において、天板12、前板13および側板14は、二点鎖線で示されている。
圧縮機20は、冷凍サイクルにおいて低圧の冷媒を高圧の冷媒に圧縮する。圧縮機20は、略円筒形状の密閉型圧縮機である。圧縮機20は、室外ユニット100を鉛直方向に沿って視た場合に、機械室10bの中央部に配置されている。
熱交換器30は、冷凍サイクルを循環する冷媒と、室外空気との熱交換を行う。熱交換器30は、空気調和装置の冷房運転時には冷媒の放熱器として機能し、空気調和装置の暖房運転時には冷媒の吸熱器として機能する。熱交換器30は、複数の伝熱管31〜34と複数の伝熱フィン35とから構成されるフィンチューブ型熱交換器である。熱交換器30は、鉛直方向に沿って視た場合に、略L字形状を有している。熱交換器30は、ケーシング10の左側および後側に沿うように、熱交換室10aに配置されている。熱交換器30は、ファン40の左側および後側を囲むように配置されている。
ファン40は、ケーシング10の左側および後側に形成された吸入口(図示せず)を通じて熱交換室10aに室外空気を取り込み、熱交換器30を通過させた後に、吹出口13aから吹き出す。ファン40は、例えば、プロペラファンである。ファン40は、熱交換室10aに配置されている。図1において矢印A〜Cで示されている、ケーシング10を通過する空気の流れにおいて、ファン40は、熱交換器30の下流側に配置されている。
図2は、熱交換器30の概略図である。図2は、図1に示されるように略L字形状に曲げられる前の平板状の熱交換器30を表している。図2では、「上」、「下」、「左」および「右」の4つの方向が、それぞれ矢印で示されている。図2において、鉛直方向は、上下方向である。図2の上側は、図1の上側に相当する。図2の下側は、図1の下側に相当する。図2において、熱交換器30の左右方向の両端部は、図1に示される室外ユニット100を鉛直方向に沿って視た場合における熱交換器30の長手方向の両端部に相当する。具体的には、図2に示される熱交換器30の左側の端部は、図1に示される熱交換器30の前側の端部に相当し、図2に示される熱交換器30の右側の端部は、図1に示される熱交換器30の後側の端部に相当する。
伝熱管31〜34は、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の扁平多穴管である。扁平多穴管とは、複数の貫通孔が所定の方向に並んで形成されている扁平な管である。扁平多穴管の貫通孔は、扁平多穴管の長手方向に沿って貫通する孔である。扁平多穴管は、押し出し成形等により製造される。伝熱管31〜34の貫通孔は、熱交換器30で熱交換される冷媒が通過する孔である。
伝熱フィン35は、伝熱管31〜34の水平部31a〜34aの表面に接触するように配置されている。具体的には、伝熱フィン35は、水平部31a〜34aの上側および下側の少なくとも一方の表面に接触している。伝熱フィン35は、鉛直方向に隣り合う2つの水平部31a〜34aの間に配置されている。
出入り口管36a,36bは、図2に示されるように、伝熱管31〜34の両端部に取り付けられている。出入り口管36a,36bは、鉛直方向に沿って配置されている管である。第1出入り口管36aは、伝熱管31〜34の上側の端部に取り付けられている。第2出入り口管36bは、伝熱管31〜34の下側の端部に取り付けられている。出入り口管36a,36bの内部空間は、伝熱管31〜34の貫通孔39と連通している。第1出入り口管36aは、第1冷媒配管50aに接続されている。第2出入り口管36bは、第2冷媒配管50bに接続されている。第1冷媒配管50aおよび第2冷媒配管50bは、熱交換器30等に接続される、冷媒回路の配管である。
管板37a,37bは、伝熱フィン35を支持するための部材である。図2に示されるように、管板37a,37bは、伝熱フィン35の長手方向の両端部と接触するように配置されている。
図5は、図2の左側から右側に向かって視た左側管板37aを示す図である。図6は、図5の矢印VIの方向から視た左側管板37aを示す図である。図6は、鉛直方向に沿って視た左側管板37aを示す図に相当する。
図7は、図2の左側から右側に向かって視た右側管板37bを示す図である。図8は、図7の矢印VIIIの方向から視た右側管板37bを示す図である。図8は、鉛直方向に沿って視た右側管板37bを示す図に相当する。
最初に、図3に示されるように互いに接触しないように配置された伝熱管31〜34と、伝熱フィン35とが組み合わされる。具体的には、図4に示されるように、伝熱管31〜34の水平部31a〜34aの間に、伝熱フィン35が挿入される。
本実施形態の熱交換器30は、扁平多穴管である伝熱管31〜34の貫通孔39を流れる冷媒と、伝熱フィン35を通過する室外空気との間の熱交換を行うマイクロチャネル熱交換器である。図2に示されるように、熱交換器30の左右方向の両端部は、一対の管板37a,37bによって支持されている。
本発明の具体的構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で変更可能である。次に、本発明の実施形態の適用可能な変形例について説明する。
実施形態の熱交換器30では、右側管板37bは、第1伝熱管通過部51を有している。第1伝熱管通過部51は、伝熱管31〜34のいずれか1本の端部が通過する開口部である。しかし、第1伝熱管通過部51は、複数の伝熱管31〜34の端部が通過する開口部であってもよい。例えば、第1伝熱管通過部51は、4本の伝熱管31〜34の端部が通過する開口部であってもよい。
実施形態の熱交換器30では、右側管板37bは、第1伝熱管通過部51を有している。第1伝熱管通過部51は、伝熱管31〜34のいずれか1本の端部が通過する開口部である。しかし、第1伝熱管通過部51は、伝熱管31〜34の端部が通過する切り欠き部であってもよい。
実施形態の熱交換器30では、右側管板37bは、第2伝熱管通過部52を有している。第2伝熱管通過部52において、伝熱管31〜34は、右側管板37bと接触している状態で右側管板37bにロウ付け接合されている。しかし、第2伝熱管通過部52において、伝熱管31〜34は、右側管板37bと接触していなくても、ロウ材を介して、右側管板37bに接続されていればよい。また、第2伝熱管通過部52において、伝熱管31〜34は、熱交換器30の外部の部材を介して、右側管板37bに接続されていてもよい。
実施形態の熱交換器30は、空気調和装置の室外ユニット100の構成要素である室外熱交換器として用いられる。しかし、熱交換器30は、空気調和装置の室内ユニットの構成要素である室内熱交換器、および、他の冷凍装置に用いられる熱交換器として用いられてもよい。
31〜34 伝熱管
35 伝熱フィン
36b 第2出入り口管(出入り口管)
37b 右側管板(管板)
51 第1伝熱管通過部
52 第2伝熱管通過部
Claims (4)
- 所定の方向に沿って並んでいる複数の伝熱管(31〜34)と、
前記伝熱管と接触している伝熱フィン(35)と、
前記複数の伝熱管の少なくとも一部かつ複数の前記伝熱管の端部が接続される出入り口管(36b)と、
第1伝熱管通過部(151)を有する管板(137b)と、
を備え、
前記管板は、前記伝熱管が延びている方向において、前記端部と前記伝熱フィンとの間に配置され、
前記第1伝熱管通過部は、前記出入り口管に接続される複数の前記伝熱管の少なくとも一部であって隣り合っている複数の前記伝熱管が、前記管板と接触することなく通過する1つの開口または切り欠きである、
熱交換器(30)。 - 前記管板は、第2伝熱管通過部(152)をさらに有し、
前記第2伝熱管通過部は、前記出入り口管に接続される前記伝熱管を除く前記伝熱管が、前記管板と接触しながら通過する開口または切り欠きである、
請求項1に記載の熱交換器。 - 前記管板は、前記第2伝熱管通過部を通過する前記伝熱管と、ロウ付けによって接合されている、
請求項2に記載の熱交換器。 - 前記管板は、前記第1伝熱管通過部を通過する前記伝熱管と、ロウ付けによって接合されていない、
請求項1から3のいずれか1項に記載の熱交換器。
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JP2016204916A JP6593299B2 (ja) | 2016-10-19 | 2016-10-19 | 熱交換器 |
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