JP6593197B2 - 接続モジュール、これを使用したコンビネーションスタータ及びコンビネーションスタータの電磁接触器交換方法 - Google Patents
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Description
このコンビネーションスタータは、電磁接触器とマニュアルモータスタータとを接続モジュールで電気的に接続した構成を有する。
この接続モジュールは、絶縁性を有する樹脂ケースを有し、樹脂ケースの一方の面には電磁接触器の主回路電源側端子部に接続するように高さが設定された3本の導体が平行に突出されている。また、樹脂ケースの他方の面にはマニュアルモータスタータの主回路負荷側端子部に接続されるように高さが設定された3本の導体が平行に突出されている。
このようにして構成したコンビネーションスタータは、マニュアルモータスタータと電磁接触器とが接続モジュールの導体を介して接続されているだけで、機械的強度は必ずしも高いとは言えない。
そこで、本発明は、上記従来例の課題に着目してなされたものであり、剛性を確保しながらマニュアルモータスタータや電磁接触器等の2つの電機機器を接続することができる接続モジュール、この接続モジュールを使用したコンビネーションスタータ及びコンビネーションスタータの電磁接触器交換方法を提供することを目的としている。
さらに、本発明に係るコンビネーションスタータの電磁接触器交換方法の一態様は、接続モジュールを使用してマニュアルモータスタータと電磁接触器とを連結してコンビネーションスタータを構成し、前記マニュアルモータスタータを壁面に固定した取付レールに装着した状態で、前記電磁接触器を交換する際に、前記第2電気的接続部の前記電磁接触器の主回路電源側端子部とのねじ止めを開放し、前記第2接合部を回動中心として前記電磁接触器を前記壁面側に回動させて当該電磁接触器を取り外し、新たな電磁接触器の下端を壁面側に近づけるように傾斜させた状態で、の前記レール係合部を前記第2接合部に係合させてから当該第2接合部を回動中心として電磁接触器の下端が壁面から離れる方向に回動させて主回路電源側端子部に前記第2電気的接続部を接触させてねじ止めするようにしている。
本発明に係るコンビネーションスタータの一態様によれば、マニュアルモータスタータと電磁接触器とを、第1接合部及び第2接合部を形成した補強用接合板を有する接続モジュールで接続することにより、別途連結部材を用いることなく連結剛性を確保しながら一体化してコンビネーションスタータを構成することができる。
本発明に係るコンビネーションスタータの電磁接触器交換方法によれば、マニュアルモータスタータを取付レールに装着した状態で、電磁接触器のみを容易に交換することができる。
また、以下に示す実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
(第1実施形態)
本発明に係るコンビネーションスタータ1は、図1に示すように、第1電気機器としてのマニュアルモータスタータ10と第2電気機器としての電磁接触器20とが接続モジュール30で連結されて構成されている。
マニュアルモータスタータ10は、ブレーカ機能とサーマルリレー機能とを有し、欠相、短絡、過負荷から三相モータ回路を保護するように構成されている。このマニュアルモータスタータ10は、図1に示すように、正面側に、上端部側に配置された主回路電源側端子部11と、下端部側に配置された主回路負荷側端子部12と、中央部に配置された操作ハンドル13と定格電流可調整ダイヤル(図示せず)を覆う保護カバー14と、トリップ表示部15とが設けられている。
また、マニュアルモータスタータ10の背面側は、図5に示すように、上下方向の中央部にトップハット形レールに装着するレール装着部16が形成され、下端側に別部材の固定ねじ取付用金具17を挿通する保持する取付金具挿入固定部18が形成されている。
レール装着部16は、左右方向に貫通して延長するレール収容凹部16aを備えている。このレール収容凹部16aには、上壁部16bの左右両端側位置に底面との間にトップハット形レール60の上側縁が係合する係合凹部16cを形成する突出板部16dが形成されている。また、レール収容凹部16aには、下壁部16eから下端に延長して形成された案内溝16f内に摺動可能にスライダ16gが配置されている。
取付金具挿入固定部18は、下端部に形成された枠状部18aに形成された挿通孔18bと、この挿通孔18bの左右内壁に連接して上方に延長する案内突条18cと、この案内突条18cの上端側に連接する挿通孔18dとで構成されている。この取付金具挿入固定部18の挿通孔18b内に、図6で一点鎖線図示の固定ねじ取付用金具17を挿通して案内突条18cで案内して上部側の挿通孔18d内まで挿入し、固定ねじ取付用金具17に形成された係合突起17aを枠状部18aの内側面に係合させることにより、固定ねじ取付用金具17を固定保持することができる。
この電磁接触器20の背面側には、図6に示すように、上下方向の中央部にトップハット形レールに装着するレール装着部24が形成されている。このレール装着部24は、左右方向に貫通して延長するレール収容凹部24aと、このレール収容凹部24aを形成する上壁部24bの左右両端側位置に形成されたトップハット形レールの上側縁を銜えるフック部24cと、レール収納凹部24aを形成する下壁部24dから下端に延長して形成された案内溝24e内に摺動可能に配置されたスライダ24fとを備えている。スライダ24fは、左右側面から突出された蛇行する弾性片24gによって先端側の銜合部がレール収容凹部24a内に突出する方向に付勢されている。
絶縁体31は、基部33と、この基部33の前端における左右両端側から前方に延長する2本の第1脚部34及び第2脚部35とで構成されている。基部33は、方形の底板部33aと、この底板部33aの周縁部から上方に延長する枠状部33bとで構成されている。枠状部33bの左右方向の略中央部で後述するようにマニュアルモータスタータ10に装着した状態で、スライダ16gの挿通孔16iに対向する位置に前後方向に延長する操作具挿通部33cが形成されている。この操作具挿通部33cは、図7に示すように、一方の側壁33dは直線状に形成され、この側壁33dと対向する他方の側壁33eは、前端側で側壁33dとの間隔が広く設定され、後端側で側壁33dとの間隔が操作具をスライダ16gの挿通孔16iに案内できるように狭くなるように設定されている。
第1脚部34は、図8に示すように、底板部33aの下面側から前方に直線状に延長する直線部34aと、この直線部34aの先端側で左右方向の中央部側に延長する延長部34bとを有する。直線部34aの先端及び延長部34bの先端の下面側に下方に突出延長する第2電気的接続部としての2本の接続導体37a及び37bが突出形成されている。
そして、接続導体36a〜36cがそれぞれ接続導体37a〜37cに個別に第1脚部34及び第2脚部35内に埋設された電気配線(図示せず)によって電気的に接続されている。
また、幅広基部42の上端側における左右端部側にそれぞれ第1位置決め部45が突出形成されている。また、幅広基部42の下端側における左右端部側に第2位置決め部46がそれぞれ突出形成されている。幅広基部42の中央位置に下端を除く3方をコ字状に打ち抜いて後方に折り曲げられた弾性係合片47が形成されている。
そして、補強用接合板41が、絶縁体31の背面側の装着面に形成された接合板保持部49に、第1接合部43を上方に突出させ且つ第2接合部44を下面に突出させて固定されている。この補強用接合板41の接合板保持部49への固定は、接合板保持部49の左右内壁にそれぞれ形成された係合片49a及び49bの上方側に第2位置決め部46の先端側を対向させた状態とする。この状態で、補強用接合板41を係合片49a及び49bとの上面と接合板保持部49の底面との間を通って下方に弾性係合片47を後方に撓ませながら摺動させる。そして、補強用接合板41の第2位置決め部46と第2接合部44との間に形成された係合凹部50a及び50b間に接合板保持部49に形成された係合突起51a及び51が係合する状態となると、図9(b)に示すように、弾性係合片47の先端が接合板保持部49の底面に形成された嵌合穴52に係合して補強用接合板41の上方への抜け出しが阻止される。
このコンビネーションスタータ1を組み立てるには、例えば、マニュアルモータスタータ10に接続モジュール30を接続し、次いで接続モジュール30に電磁接触器20を接続する。
マニュアルモータスタータ10と接続モジュール30との接続は、図11に示すように、マニュアルモータスタータ10の背面側の取付面と接続モジュール30の背面側の取付面とを同一面内に配置し、マニュアルモータスタータ10の下面と接続モジュール30の上面とを対向させる。
したがって、マニュアルモータスタータ10と接続モジュール30とが補強用接合板41の第1接合部43と接続導体36a〜36cとの前後方向の2個所で接続されることになる。しかも、補強用接合板41の第1接合部43は、マニュアルモータスタータ10の背面側に形成された2つの挿通孔18b及び18dと案内突条18cとに接触している。さらに第1接合部43の背面に形成された係合突起43aが枠状部18aの内側に係合している。このため、マニュアルモータスタータ10と接続モジュール30とを前後左右方向にずらす外力やマニュアルモータスタータ10と接続モジュール30とを折り曲げる方向の外力やマニュアルモータスタータ10と接続モジュール30とを引き離す外力が作用しても、これら外力に対して十分に抗する剛性を確保することができる。
このため、コンビネーションスタータ1を、図4に示すように、垂直な壁面に水平方向に固定したトップハット形レール60に直接装着することができる。すなわち、先ず、コンビネーションスタータ1の電磁接触器20側を壁面から離れる方向に傾斜させた状態で、トップハット形レール60の上端側フランジ部60aの上側縁にマニュアルモータスタータ10のレール装着部16の係合凹部16cを引っ掛ける。
すなわち、電磁接触器20のレール装着部24の一対のフック部24c間に接続モジュール30の補強用接合板の第2折り曲げ部44d及び第4折り曲げ部44fと第3折り曲げ部44eとが接触している。このため、電磁接触器20の一対のフック部24cをトップハット形レール60の上端側フランジ部60aの上側縁に引っ掛けることができないとともに、レール収容凹部24aの下壁面がトップハット形レール60の下端側フランジ部60bに当接してレール収容凹部24aのトップハット形レール60への収納ができない状態となる。
一方、接続モジュール30としては、第1接合部43及び第2接合部44を有する補強用接合板41を設けるだけで、マニュアルモータスタータ10及び電磁接触器20とが高剛性を持って接続することができる。また、接続モジュール30は、絶縁体31が基部33と第1脚部34及び第2脚部35とで構成されており、第1脚部34及び第2脚部35で電磁接触器20のコイル端子部23を避けるように延長されているので、コイル端子部23を正面に臨ませることができ、コイル端子部23へのコイル配線の接続を直接行うことができる。
また、補強用接合板41に形成された第1接合部43はマニュアルモータスタータ10の固定ねじ取付用金具17を挿通する取付金具挿入固定部18に挿入されるので、既存のマニュアルモータスタータ10に設計変更することなく接合することができる。この第1接合部43の両脇にはそれぞれ第1位置決め部45が配置され、これら第1位置決め部45がマニュアルモータスタータ10の下面に当接した状態で、第1接合部43に形成した係合突起43aがマニュアルモータスタータ10の枠状部18aの上面側に係合するので、マニュアルモータスタータ10と接続モジュール30との接合を曲げ剛性や剪断剛性を高めて強固に行うことができる。
そして、コンビネーションスタータ1をトップハット形レール60から取り外す場合には、接続モジュール30の操作具挿通部33cを通じてネジ回し等の操作工具を挿入して、その先端をスライダ16gの挿通孔16iに挿通し、操作具挿通部33cの前方端上部を支点として操作工具を回動させることにより、スライダ16gを線状ばね16hに抗して下方に摺動させる。これにより、スライダ16gの先端とトップハット形レール60の下端側フランジ部60bとの係合状態が離脱される。この状態で、コンビネーションスタータ1の電磁接触器20側を壁面から離す方向に回動させてから上方に移動させ、トップハット形レール60の上端側フランジ部60aと係合凹部16cとの係合を離脱させてコンビネーションスタータ1をトップハット形レール60から容易に取り外すことができる。
マニュアルモータスタータ10をトップハット形レール60に取り付けた状態で、先ず、電磁接触器20の主回路電源側端子部21aの各固定ねじを緩めて、接続モジュール30の接続導体37a〜37cを離脱可能とするとともに、コイル端子部23の固定ねじを緩めてコイル配線を引き外す。
これにより、電磁接触器20の背面におけるフック部24c間の中央部が補強用結合接合板37a〜37cが電磁接触器20の主回路電源側端子部21aに挿入される。
そして、電磁接触器20の上面が接続モジュール30の下面に接触する状態で、主回路電源側端子部21aの固定ねじを締付けることにより、電磁接触器20を接続モジュール30に電気的に且つ機械的に接続することができる。この状態で、コイル端子部23にコイル配線を接続し、固定ねじを締付けることにより、コイル配線を固定することができる。
また、コンビネーションスタータ1を直接壁面に固定する場合には、図5で一点鎖線図示のように、マニュアルモータスタータ10の上面に形成されている取付金具挿入固定部18に固定ねじ取付用金具17を挿通して固定する。そして、固定ねじ取付用金具17に固定ねじを挿通して壁面に固定するとともに、電磁接触器20の下面側の対角位置に形成された一対の取付孔25に固定ねじを挿通して壁面に固定する。
また、上記実施形態では、電磁接触器20として直流操作形の電磁接触器を適用する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、交流操作形の電磁接触器を適用することができる。
そして、交流操作形の電磁接触器80の背面側にスペーサ83を装着し、このスペーサ83を、前述した直流操作形の電磁接触器20の下面上部を接続モジュール30の第2接合部44の嵌合凹部44aに嵌合させる場合と同様の操作で接続モジュール30の第2接合部44に嵌合させる。これと同時に、接続モジュール30の接続導体37a〜37cを電磁接触器80の主回路電源側端子部81aに挿通して固定ねじを締めつけることにより、交流操作形の電磁接触器80と接続モジュール30とを接続することができる。
このように、接続モジュール30を設けても、電磁接触器20と電磁接触器90との間の可逆接続配線L11〜L13及び補助接続配線L14を接続することが可能となる。さらに、これら可逆接続配線L11〜L13及び補助接続配線L14を接続しても、図17に示すように、正面側から空間部A4及び空間部A5を通じてコイル端子部23を目視することができ、コイル端子部23へのコイル配線の着脱を行うことができる。
この接続モジュール110は、図19(a)及び(b)に示すように、第1脚部34の延長部34bに代えて、分岐部34cが形成され、この分岐部34cの先端下面に接続導体37bが突出形成されている。ここで、接続導体37a及び37b間の間隔と接続導体37b及び37c間の間隔とが等しく設定されている。
なお、接続モジュールの接続導体37a及び37b間の間隔と接続導体37b及び37cb間の間隔は、電磁接触器20及び100の主回路電源側端子T11〜T13及びT31〜T33に接続可能な間隔であれば任意に設定することができる。
また、複数のコンビネーションスタータ1を並列に配置するか又はコンビネーションスタータ1と単独のマニュアルモータスタータ10とを並列に配置し、各マニュアルモータスタータ10の主回路電源側端子部11にブスバーで並列に接続することもできる。
Claims (12)
- 取付面を有する第1電気機器及び第2電気機器を当該取付面同士が同一平面となるように電気的及び機械的に接続する接続モジュールであって、
前記第1電気機器が装着される第1側面に当該第1電気機器に接続される第1電気的接続部を突出形成し、前記第2電気機器が装着される前記第1側面と平行な第2側面に当該第2電気機器に接続される第2電気的接続部を突出形成した絶縁体と、
前記第1電気機器の前記取付面に接合される第1接合部及び前記第2電気機器の前記取付面に接合される第2接合部を有し、前記絶縁体の前記第1電気機器及び前記第2電気機器の取付面に連接する装着面に配置された剛性を有する補強用接合板と
を備えたことを特徴とする接続モジュール。 - 前記補強用接合板は、前記絶縁体の装着面に装着された幅広基部を有し、該幅広基部の前記第1電気機器の取付面と対向する両側位置にそれぞれ第1位置決め部が形成され、前記幅広基部の前記第2電気機器の取付面と対向する両側位置に第2位置決め部がそれぞれ形成され、前記幅広基部の前記第1位置決め部間に前記第1接合部が突出形成され、前記幅広基部の前記第2位置決め部間に前記第2接合部が突出形成されていることを特徴とする請求項1に記載の接続モジュール。
- 前記第1接合部は、前記第1電気機器の取付面に形成された取付金具挿入固定部に挿入される突出板部で構成され、該突出板部に前記取付金具挿入固定部に形成した係合部に係合する係合凸部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の接続モジュール。
- 前記第2接合部は、前記第2電気機器の取付面に形成した一対のレール係合部間に係合する突出係合板部で構成され、該突出係合板部の先端にレール装着面側に折り曲げられた折り曲げ部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の接続モジュール。
- 前記折り曲げ部は、前記第2電気機器の脱着時に当該第2電気機器の回動支点となるように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の接続モジュール。
- 前記第2接合部は、前記突出係合板部の表面に補強用ビードが形成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の接続モジュール。
- 前記補強用接合板は、前記絶縁体の前記装着面に形成された接合板保持部に保持されていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の接続モジュール。
- 前記絶縁体は、前記第1電気的接続部を突出形成し、前記装着面を有する基部と、該基部の前記装着面とは反対側面の両側部から当該装着面から離れる方向に突出する第1脚部及び第2脚部とを備え、前記第1脚部及び前記第2脚部の先端に前記第2電気的接続部が突出形成されていることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の接続モジュール。
- 前記基部は、前記第1電気機器に形成されたレール装着部材を可動させる操作具を挿通する挿通部を有し、前記該1脚部及び前記第2脚部は、前記挿通部への前記操作具の挿通を許容する空間部を形成していることを特徴とする請求項8に記載の接続モジュール。
- マニュアルモータスタータと電磁接触器とを、請求項1から請求項9の何れか1つに記載された接続モジュールで連結して構成されることを特徴とするコンビネーションスタータ。
- 前記接続モジュールは、第1接合部を前記マニュアルモータスタータの取付面側に形成された取付金具挿入固定部に挿入固定するとともに、第1電気的接続部を前記マニュアルモータスタータの主回路負荷側端子部にねじ止め固定し、第2接合部を前記電磁接触器の一対のレール係合部間に係合させるとともに、第2電気的接続部を前記電磁接触器の主回路電源側端子部にねじ止め固定されていることを特徴とする請求項10に記載のコンビネーションスタータ。
- 請求項1から請求項9の何れか1つに記載された接続モジュールを使用してマニュアルモータスタータと電磁接触器とを連結してコンビネーションスタータを構成し、前記マニュアルモータスタータを壁面に固定した取付レールに装着した状態で、前記電磁接触器を交換する際に、前記第2電気的接続部の前記電磁接触器の主回路電源側端子部とのねじ止めを開放し、前記第2接合部を回動中心として前記電磁接触器を前記壁面側に回動させて当該電磁接触器を取り外し、新たな電磁接触器の下端を前記壁面側に近づけるように傾斜させた状態で、レール装着部を前記第2接合部に係合させてから当該第2接合部を回動中心として電磁接触器の下端が壁面から離れる方向に回動させて主回路電源側端子部に前記第2電気的接続部を接触させてねじ止めすることを特徴とするコンビネーションスタータの電磁接触器交換方法。
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