JP6591622B2 - 貨幣収納装置および情報処理プログラム - Google Patents
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第1の制御手段は、第1の収納庫に収納されている貨幣を釣銭として払い出す必要がある場合には、第1の収納手段が貨幣を第1の収納庫に収納させる前に、第1の収納庫に収納されている貨幣の一部を搬送するように搬送ベルトを制御するとともに、経路切換部材を第1の状態とする。判定手段は、第1の収納手段が貨幣を第1の収納庫に収納させる前に、第1の収納庫におけるオーバーフローが生じることを金種毎に判定する。決定手段は、判定手段によりオーバーフローが生じることが判定された金種について、当該金種について計数手段により計数された投入枚数を当該金種についての前記第1の収納庫における収納枚数に加算し、さらに当該金種についての前記第1の収納庫に収納可能な前記貨幣の枚数を減じて求まる枚数以上の枚数として退避枚数を決定する。第2の制御手段は、判定手段によりオーバーフローが生じることが判定金種について、第1の収納庫に収納されている貨幣のうちの前記決定手段により決定された退避枚数の前記貨幣を搬送するように搬送ベルトを制御するとともに、経路切換部材を第2の状態とする。
選別孔16a〜16fは、選別孔16a〜16fの順で選別板15に沿って一列に形成されていて、同順番で開口面積が漸増する。選別孔16a〜16fのそれぞれの開口面積は、自動釣銭機100で収納対象とする硬貨の種類毎の直径に応じて定められる。例えば収納対象とする硬貨を、日本国における1円、5円、10円、50円、100円および500円の各金種の硬貨とするならば、選別孔16a〜16fのそれぞれの開口面積は、それぞれ1円、50円、5円、100円、10円、500円の各硬貨の直径に応じて定められる。例えば選別孔16aは、1円硬貨が通過するが、50円、5円、100円、10円、500円の各硬貨は通過しない。また例えば選別孔16bは、1円および50円の各硬貨が通過するが、5円、100円、10円、500円の各硬貨は通過しない。
CPU30は、変数Na〜Nfのそれぞれに金種毎の金額を乗じた値の総和として投入金額を求める。こののちにCPU30は、図8のAct10へと進む。
またアプリケーションプログラムに基づいて図7,8に示す制御処理をCPU30が実行することによって、CPU30を中枢部分とするコンピュータは制御手段として機能する。そして、経路切換部材29とコンピュータとの協働により、第2の収納手段としての機能が実現される。
以下に、特願2015-23591の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1) 貨幣を金種別に収納する第1の収納庫と、
前記貨幣を収納する第2の収納庫と、
投入口へと投入された貨幣を前記第1の収納庫に収納させる第1の収納手段と、
前記第1の収納手段により前記貨幣を前記第1の収納庫に収納させるに当たってオーバーフローが生じる金種を検知する検知手段と、
前記検知手段によりオーバーフローが生じる金種が検知された場合に、前記第1の収納手段により前記貨幣を前記第1の収納庫に収納させるのに先立って、前記第1の収納庫に収納された前記貨幣のうちの前記検知手段により検知された金種のものである少なくともオーバーフローする枚数の前記貨幣を前記第2の収納庫に収納させる第2の収納手段と、を具備することを特徴とする貨幣収納装置。
(付記2) 前記貨幣を前記第1の収納庫から排出する排出手段と、
前記排出手段により排出された前記貨幣を前記貨幣収納装置の外部へと払い出す払出口とをさらに具備し、
前記第2の収納手段は、
前記排出手段により排出された前記貨幣を前記払出口から前記貨幣収納装置の外部へと払い出す第1の状態と、前記排出手段により排出された前記貨幣を前記第2の収納庫へと送り込む第2の状態とを選択的に形成する選択機構と、
前記排出手段により排出された貨幣を前記第2の収納庫に収納させるべきときに前記選択機構を前記第2の状態とする制御手段と、を具備する、ことを特徴とする付記1に記載の貨幣収納装置。
(付記3) 前記選択機構は、前記第1の状態では、前記排出手段により排出された前記貨幣を、前記払出口へと落下させるための第1の通路へと送り込み、前記第2の状態では、前記排出手段により排出された前記貨幣を、前記第2の収納庫へと落下させるための第2の通路へと送り込むことを特徴とする付記2に記載の貨幣収納装置。
(付記4) 前記第1の収納庫に収納された前記貨幣を払出口から前記貨幣収納装置の外部へと釣銭として払い出す払出手段をさらに備え、
前記検知手段は、前記払出手段により前記貨幣を払い出した後の前記第1の収納庫での前記貨幣の金種別の収納枚数と前記投入口へと投入された前記貨幣の金種別の枚数とに基づいてオーバーフローが生じる金種を検知する、ことを特徴とする付記1に記載の貨幣収納装置。
(付記5) 前記払出手段は、
前記貨幣を前記第1の収納庫から排出する排出手段と、
前記貨幣を前記払出口へと落下させるための第1の通路とを具備し、
前記第2の収納手段は、
前記貨幣を前記第2の収納庫へと落下させるための第2の通路と、
前記排出手段により排出された前記貨幣を前記第1の通路へと送り込む第1の状態と、前記排出手段により排出された前記貨幣を前記第2の通路へと送り込む第2の状態とを選択的に形成する選択機構と、
前記排出手段により排出された貨幣を前記第2の収納庫に収納させるべきときに前記選択機構を前記第2の状態とする制御手段と、を具備することを特徴とする付記4に記載の貨幣収納装置。
Claims (5)
- 貨幣を収納する第1の収納庫および第2の収納庫を備える貨幣収納装置であって、
投入口へと投入された貨幣を前記第1の収納庫に収納させる第1の収納手段と、
前記第1の収納手段により前記第1の収納庫に収納される前記貨幣の枚数である投入枚数を前記第1の収納庫への収納前に金種毎に計数する計数手段と、
前記第1の収納庫に収納されていた貨幣を搬送する搬送ベルトと、
第1の状態では、前記第1の収納庫から前記貨幣収納装置の外部へ至る経路を形成し、第2の状態では、前記第1の収納庫から前記第2の収納庫へ至る経路を形成する経路切換部材と、
前記第1の収納庫に収納されている前記貨幣を釣銭として払い出す必要がある場合には、前記第1の収納手段が前記貨幣を前記第1の収納庫に収納させる前に、前記第1の収納庫に収納されている前記貨幣の一部を搬送するように前記搬送ベルトを制御するとともに、前記経路切換部材を前記第1の状態とする第1の制御手段と、
前記第1の収納手段が前記貨幣を前記第1の収納庫に収納させる前に、前記第1の収納庫におけるオーバーフローが生じることを金種毎に判定する判定手段と、
前記判定手段によりオーバーフローが生じることが判定された金種について、当該金種について前記計数手段により計数された投入枚数を当該金種についての前記第1の収納庫における収納枚数に加算し、さらに当該金種についての前記第1の収納庫に収納可能な前記貨幣の枚数を減じて求まる枚数以上の枚数として退避枚数を決定する決定手段と、
前記判定手段によりオーバーフローが生じることが判定された金種について、前記第1の収納庫に収納されている前記貨幣のうちの前記決定手段により決定された退避枚数の前記貨幣を搬送するように前記搬送ベルトを制御するとともに、前記経路切換部材を前記第2の状態とする第2の制御手段と、
を具備する貨幣収納装置。 - 前記判定手段は、前記第1の制御手段により前記釣銭としての貨幣を払い出した後であって、前記第1の収納手段が前記貨幣を前記第1の収納庫に収納させる前に、収納させた後における前記第1の収納庫における金種毎の収納枚数に基づいてオーバーフローが生じることを判定する、
請求項1に記載の貨幣収納装置。 - 前記決定手段は、前記判定手段によりオーバーフローが生じることが判定された金種について前記計数手段により計数された前記投入枚数と同数として前記退避枚数を決定する、
請求項1または請求項2に記載の貨幣収納装置。 - 貨幣を収納する第1の収納庫および第2の収納庫と、
投入口へと投入された貨幣を前記第1の収納庫に収納させる第1の収納手段と、
前記第1の収納庫に収納されていた貨幣を搬送する搬送ベルトと、
第1の状態では、前記第1の収納庫から貨幣収納装置の外部へ至る経路を形成し、第2の状態では、前記第1の収納庫から前記第2の収納庫へ至る経路を形成する経路切換部材と、
を具備した貨幣収納装置を制御するコンピュータを、
前記第1の収納手段により前記第1の収納庫に収納される前記貨幣の枚数である投入枚数を前記第1の収納庫への収納前に金種毎に計数する計数手段と、
前記第1の収納庫に収納されている前記貨幣を釣銭として払い出す必要がある場合には、前記第1の収納手段が前記貨幣を前記第1の収納庫に収納させる前に、前記第1の収納庫に収納されている前記貨幣の一部を搬送するように前記搬送ベルトを制御するとともに、前記経路切換部材を前記第1の状態とする第1の制御手段と、
前記第1の収納手段が前記貨幣を前記第1の収納庫に収納させる前に、前記第1の収納庫におけるオーバーフローが生じることを金種毎に判定する判定手段と、
前記判定手段によりオーバーフローが生じることが判定された金種について、当該金種について前記計数手段により計数された投入枚数を当該金種についての前記第1の収納庫における収納枚数に加算し、さらに当該金種についての前記第1の収納庫に収納可能な前記貨幣の枚数を減じて求まる枚数以上の枚数として退避枚数を決定する決定手段と、
前記判定手段によりオーバーフローが生じることが判定された金種について、前記第1の収納庫に収納されている前記貨幣のうちの前記決定手段により決定された退避枚数の前記貨幣を搬送するように前記搬送ベルトを制御するとともに、前記経路切換部材を前記第2の状態とする第2の制御手段と、
して機能させるための情報処理プログラム。 - 前記判定手段を、前記第1の制御手段により前記釣銭としての貨幣を払い出した後であって、前記第1の収納手段が前記貨幣を前記第1の収納庫に収納させる前に、収納させた後における前記第1の収納庫における金種毎の収納枚数に基づいてオーバーフローが生じることを判定するものとする、
請求項4に記載の情報処理プログラム。
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JP2018113429A JP6591622B2 (ja) | 2018-06-14 | 2018-06-14 | 貨幣収納装置および情報処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016228769A Division JP6356768B2 (ja) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | 貨幣収納装置 |
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Family Applications (1)
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