JP6588238B2 - 中芯 - Google Patents
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Description
この特許文献1に記載のバンドは、弾性を有する略C字状の帯板で形成されており、所定の間隔を隔てて対向する一端側と他端側との間に開口部を設け、前記開口部を広げて電線把を差し込んで電線把を束ねるとともに、開口部に設けた係止突起物にバンドを取付けることで前記電線把をきつく縛るができる。これにより、前記電線把の把崩れを防止できるとされている。
前記中央柱状空間とは、前記電線把の中央部分に形成された上下方向に貫通した空間をさす。
また、前記錐台体は、上面と下面とが相似な多角形あるいは形状の異なる多角形である錐台体および上面が円や楕円などの円形状である錐台体を含み、上面および下面が平行である錐台体のみならず、平行でない錐体台も含む。
前記付勢手段は、例えば前記錐台体を変形させることにより形成された付勢手段のように前記錐台体と一体として構成された付勢手段、および前記錐台体と別体で構成された付勢手段、これらの付勢手段を組み合わせたものを含む。
詳述すると、前記錐台体の側面に付勢手段を備えることにより、前記電線把の外方向に付勢することで、側面が外方に拡がり、前記電線把を確実に支持して把崩れを防止することができる。また、下向きに先細りするテーパ状の錐台体は側面および側辺が上方に向かって外向きに傾斜するテーパ形状であるため、前記中芯を前記中央柱状空間にスムーズに挿入できるとともに、前記電線把の下部分にある電線が自重などにより内方向に突出しても、前記錐台体と前記電線との接触部分に係る力を分散することができ、前記電線の損傷を防止できる。
前記上端外形は、前記錐台体を平面視した場合の、前記錐台体の上端に形成する外形をさす。
この発明により、前記中芯を前記中央柱状空間に挿入した状態で、前記電線把と接する前記錐台体の各接触部分に負荷を均等に作用させることができるため、バランスよく前記電線把を支持することができる。また、前記電線把の特定の箇所に負荷が集中することが無く、前記電線把を形成する前記電線の損傷をより確実に防止することができる。
前記交点部分とは、前記側辺と前記下辺とが交わる交点を含む所定の範囲をさす。
上述の前記側面同士の間に設けるとは、前記側面同士が形成するすべての角部に前記折り返し部が配置されている場合や、前記側面同士が形成する角部の一部に前記折り返し部が配置されている場合を含む。
詳述すると、側面同士の間に前記折り返し手段を設けた場合、前記折り返し手段が側面同士の間以外の箇所に設けられた場合と比べて、容易に前記折り返し手段を内方向に折り返すことができる。したがって、簡単な構成で確実に付勢手段を設けることができる。
前記板材とは、折り曲げによって、所定の復元力が発生すればよく、紙製のダンボール、プラスチック製のダンボール、ボール紙、および樹脂板などの折り曲げ可能であり、かつ、折り曲げによって所定の復元力を有する板材とする。
詳述すると、多角形状をした前記底面構成部と、前記側面構成部とが連結しており、また前記側面構成部同士が前記折り返し形成部を介して連結しているため、前記電線把における前記中央柱状空間上に配置した前記底面構成部を押し込むことで、折り曲げ可能な前記板材は前記底面構成部を底面とし、前記側面構成部が側面とし、前記折り返し形成部が折り返し部とする錐台体を前記中央柱状空間内で形成することができる。
図面についてより詳しく説明すると、図1(a)は中芯1の平面図を示し、図1(b)は中芯1の一部を上方に折り曲げた仮折り状態の仮折り中芯1aの概略斜視図を示す。図2(a)は電線把100の概略斜視図を示し、図2(b)は仮折り中芯1aを電線把100に配置した状態を示し、図2(c)は中芯1を電線把100に装着した状態、つまり挿着状態中芯1bの概略斜視図を示している。
図5(a)は挿着状態中芯1bを用いた電線把100の支持状態を示し、図5(b)は内径が大きい電線把100に対して挿着状態中芯1bを用いた際の電線把100の支持状態を示す。
電線把100は、図2(a)に示すように、導体であるアルミ線を絶縁体で被覆した被覆電線101を巻き回してコイル状に形成した電線把であり、電線把100の中心部分には円柱状の空間である円柱状空間Sを有している。
中芯1は、折り曲げ可能な板状体であって、折り曲げによって所定の復元力を発生する材質であればどのような材質で構成してもよい。本実施例において、中芯1は、板状のダンボールで構成されており、図1(a)に示すように、角部が面取り線2で面取りされた略正方形状である。また、中芯1は、所定間隔を隔てた2本の谷折り線4を縦方向(図1(a)において上下方向)と横方向(図1(a)において左右方向)とのそれぞれに沿って配置し、井の字状に設けている。
中芯1は、中央に配置され、略正方形状の底面構成部11と、底面構成部11に対して四方向に隣接して配置した側面構成部12と、隣り合う側面構成部12同士の間に配置した折曲げ部13とで構成している。
なお、底面構成部11と、底面構成部11に対して四方向配置された略長方形状の側面構成部12とは、略十字形状を構成している。
先ず、大きく把崩れをしないように、予め補助バンド110を巻きつけた電線把100の上端部に、底面構成部11が円柱状空間Sの上側に位置するように、仮折り中芯1aを設置し、底面構成部11を円柱状空間Sに押し込む(図2(b)参照)。
電線は、被覆電線101に対応し、
中央柱状空間は、円柱状空間Sに対応するが、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
1a…仮折り中芯
1b…挿着状態中芯
11…底面構成部
12…側面構成部
13…折曲げ部
2…面取り線
3…外形主線
4…谷折り線
5…山折り線
6…切り抜き孔部
6a…面取り部
100…電線把
101…被覆電線
110…補助バンド
S…柱状空間
Pa…折り曲げ復元力
Pb…側面復元力
Claims (8)
- 電線を巻き回してコイル状に形成した電線把における中央柱状空間に挿入する中芯であって、
下向きに先細りするテーパ状であり、かつ、下端が多角形である錐台状の錐台体で構成し、
該錐台体を、
上面が開放された中空状に形成するとともに、
前記錐台体の側面の上部を外方に付勢する付勢手段を備え、
前記付勢手段を、
側面部分において、前記錐台体の上端側から下端側に向けて、内側に折り返した折り返し部で構成した
中芯。 - 前記折り返し部を、
前記側面同士の間に配置した
請求項1に記載の中芯。 - 板材を折曲げて構成した
請求項1又は請求項2に記載の中芯。 - 前記板材を、
多角形状の底面構成部と
該底面構成部の各辺で接続する側面構成部と、
該側面構成部の側辺同士を連結するとともに、外面側から内面側に向かって折り返す折り返し箇所を有する折り返し形成部とで構成した
請求項3に記載の中芯。 - 前記錐台体の上端外形が前記中央柱状空間の上面よりも大きく、
前記錐台体の高さが前記電線把の高さよりも高い
請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載の中芯。 - 前記錐台体の下端外形を正多角形とし、
前記錐台体の上端外形を正多角形または円形とした
請求項1乃至請求項5のうちのいずれかに記載の中芯。 - 前記錐台体における側辺と下辺との交点部分を面取りした面取り部を備えた
請求項1乃至請求項5のうちのいずれかに記載の中芯。 - 電線を巻き回してコイル状に形成した電線把における中央柱状空間に挿入する中芯であって、
下向きに先細りするテーパ状であり、かつ、下端が多角形である錐台状の錐台体で構成し、
該錐台体を、
上面が開放された中空状に形成するとともに、
前記錐台体の側面の上部を外方に付勢する付勢手段を備え、
板材を折曲げて構成し、
前記板材を、
多角形状の底面構成部と
該底面構成部の各辺で接続する側面構成部と、
該側面構成部の側辺同士を連結するとともに、外面側から内面側に向かって折り返す折り返し箇所を有する折り返し形成部とで構成した
中芯。
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