JP6588075B2 - 経編地 - Google Patents

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本発明は、経編に関する。
衣類などに使用される経編地には、吸湿性、吸汗性または保湿性などの機能性を有する繊維が用いられることがある。これらの機能性繊維を、衣類が着用された際に肌側に位置するよう、生地の一方面側に配置することにより、これら機能性繊維の機能を得やすくした素材が、広く使用されている。
生地の一方面側に機能性繊維を配置する手法として、経編地のニードルループ面にパイル組織を形成する手法が広く用いられている。ニードルループ面とは、経編地のニードルループが露出している面のことであり、反対に、シンカーループが露出している面は、シンカーループ面と呼ばれる。この手法を用いることで、生地のニードルループ面に機能性繊維を嵩高に配置させることができ、機能性繊維を肌に接触させやすくなり、機能性繊維の機能を発揮させやすくすることができる。
一方、機能性繊維をシンカーループ面に配置した経編地の構成を開示した先行文献として、特開2003−55868号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された伸縮性経編地は、筬L1に吸湿性紡績糸、筬L2に合成繊維糸、筬L3に合成繊維糸、筬L4に弾性糸、筬L5に弾性糸を用いて編成される6コースパワーネットの伸縮性経編地である。筬L1の吸湿性紡績糸は、3コースごとに一度、編目を形成している。
特開2003−55868号公報
ニードルループ面にパイル組織を形成する手法では、パイル組織を1ウェール間の範囲を超えて形成することができず、地組織のニードルループの列が、パイルとパイルとの間で露出しており、パイル組織を高密度に構成することができないため、機能性繊維の機能を十分に発揮させて肌との所望の接触特性を得るには不十分である。また、機能性繊維を肌側に多く配置しようとすると、嵩高なパイルを形成することになり、生地がごわついた状態になって、肌当たりがよくなくなるとともに、生地の通気性が低下する。また、特許文献1に記載の手法も同様に、吸湿性紡績糸のパイル組織の形成範囲は1ウェール間に限られており、上記のニードルループ面にパイル組織を形成する手法と同様の課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、肌当たりがよく、機能性繊維の所望の接触特性を十分に得ることができるとともに、高い通気性を有する経編地を提供することを目的とする。
本発明に基づく経編地は、シンカーループ面およびシンカーループ面とは反対側のニードルループ面を有する、弾性糸および非弾性糸の両方を含んで構成されたメッシュ状の地組織と、シンカーループ面上に形成されたパイル組織とを備える。パイル組織においては、2コース以上の間隔をあけてニードルループが形成されており、かつ、ニードルループ間にて挿入組織が形成されている。パイル組織におけるウェール方向の移動幅が3ウェール以上である。
本発明の一形態においては、地組織は、弾性糸および非弾性糸の少なくとも一方で構成されたハーフセット編み部を含む。ハーフセット編み部においては、コース方向に延びる仮想線に対して互いに線対称であるシンカーループを有する1対の基本組織が1ウェール毎に交互に配置されている。地組織においては、ハーフセット編み部によって、メッシュが形成されている。
本発明の一形態においては、地組織は、弾性糸および非弾性糸のうちの一方で構成されたフルセット編み部、および、弾性糸および非弾性糸のうちの他方で構成された相互補完編み部を含む。フルセット編み部においては、同一の基本組織が全てのウェールに配置されている。相互補完編み部においては、互いに異なる基本組織がウェール方向に組み合わされて配置されている。地組織においては、相互補完編み部によって、メッシュが形成されている。
本発明の一形態においては、地組織は、非弾性糸で構成された非弾性糸組織を含む。非弾性糸組織は、互いに長さの異なる複数のシンカーループを含む。地組織においては、非弾性糸組織によって、メッシュが形成されている。
本発明の一形態においては、地組織は、ジャカード編成組織を含む。ジャカード編成組織は、基本組織と基本組織を変化させた変化組織とを含む。地組織においては、ジャカード編成組織によって、メッシュが形成されている。
本発明の一形態においては、パイル組織におけるニードルループの形成位置に、ニードルループと同一方向に巻かれた地組織の他のニードルループが形成されている。
本発明に基づく経編地の製造方法においては、シンカーループ面およびシンカーループ面とは反対側のニードルループ面を有し、弾性糸および非弾性糸の両方を含む、メッシュ状の地組織を構成し、シンカーループ面上にパイル組織を形成し、パイル組織を形成する際に、2コース以上の間隔をあけてニードルループを形成し、かつ、ニードルループ間にて挿入組織を形成し、パイル組織におけるウェール方向の移動幅を3ウェール以上とする。
本発明の一形態においては、地組織を構成する際に、弾性糸および非弾性糸の少なくとも一方でハーフセット編み部を構成する。ハーフセット編み部を構成する際に、コース方向に延びる仮想線に対して互いに線対称であるシンカーループを有する1対の基本組織を1ウェール毎に交互に配置する。地組織を構成する際に、ハーフセット編み部を構成することによって、メッシュを形成する。
本発明の一形態においては、地組織を構成する際に、弾性糸および非弾性糸のうちの一方でフルセット編み部を構成するとともに、弾性糸および非弾性糸のうちの他方で相互補完編み部を構成する。フルセット編み部を構成する際に、同一の基本組織を全てのウェールに配置する。相互補完編み部を構成する際に、複数の筬を一組とし、複数の筬の各々に互いに補完するように通糸することによって、互いに異なる基本組織を、ウェール方向に組み合わせて配置する。地組織を構成する際に、相互補完編み部を構成することによって、メッシュを形成する。
本発明の一形態においては、地組織を構成する際に、非弾性糸で非弾性糸組織を構成する。非弾性糸組織を構成する際に、給糸量が互いに異なる給糸装置から筬に通糸することにより、非弾性糸組織は、互いに長さの異なる複数のシンカーループを含む。地組織を構成する際に、非弾性糸組織を構成することによって、メッシュを形成する。
本発明の一形態においては、地組織を構成する際に、ジャカード編成組織を構成する。ジャカード編成組織を構成する際に、ジャカード筬のガイドを変位させることにより、ジャカード編成組織は、基本組織と基本組織を変化させた変化組織とを含む。地組織を構成する際に、ジャカード編成組織を構成することによって、メッシュを形成する。
本発明の一形態においては、地組織を構成する際に、パイル組織におけるニードルループの形成予定位置に、ニードルループと同一方向に巻かれた地組織の他のニードルループを形成する。
本発明によれば、メッシュ状の地組織のシンカーループ面上に高密度のパイル組織を形成することにより、肌当たりがよく、機能性繊維の所望の接触特性を十分に得ることができるとともに、高い通気性を有する経編地を得ることができる。
本発明の実施形態1に係る経編地を編成する筬の各々の基本動作を示す編成組織図である。 本発明の実施形態1に係る経編地の編成組織図である。 本発明の実施形態2に係る経編地を編成する筬の各々の基本動作を示す編成組織図である。 本発明の実施形態2に係る経編地の編成組織図である。 本発明の実施形態3に係る経編地を編成する筬の各々の基本動作を示す編成組織図である。 本発明の実施形態3に係る経編地の編成組織図である。 本発明の実施形態4に係る経編地を編成する筬の各々の基本動作を示す編成組織図である。 本発明の実施形態4に係る経編地の編成組織図である。
以下、本発明の各実施形態に係る経編地について図を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰返さない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る経編地を編成する筬の各々の基本動作を示す編成組織図である。図2は、本発明の実施形態1に係る経編地の編成組織図である。
本発明の実施形態1に係る経編地を編成する編成装置としては、たとえば、カールマイヤー社製のRSE4N3Kラッシェル機を用いることができる。ただし、編成装置は、カールマイヤー社製のRSE4N3Kに限られず、編成装置が備える制御機構および筬振り機構の各々の構成は、特に制限されない。給糸量などの編立条件、および、加工条件についても、特に制限されない。
図1および図2に示すように、本発明の実施形態1に係る経編地10は、第1筬、第2筬、第3筬および第4筬の4枚の筬を用いて編成される。ただし、経編地10の編成に用いられる筬の数は、4枚に限られず、5枚以上であってもよい。
経編地10は、地組織11とパイル組織12とを備える。本実施形態においては、地組織11は、第2筬にハーフセットで糸通しされた非弾性糸2aと、第3筬にハーフセットで糸通しされた非弾性糸2bと、第4筬にフルセットで糸通しされた弾性糸3とから構成されている。地組織11は、弾性糸3および非弾性糸2a,2bの両方を含んで構成されている。パイル組織12は、第1筬にフルセットで糸通しされた機能性繊維1で構成されている。
機能性繊維とは、肌との接触特性を所望のものとすることを可能とする、たとえば、吸湿性、吸汗性、保湿性、密着性、または、平滑性などの機能性を有する繊維である。
第1筬の基本動作は、図1(A)に示すように、22/11/10/11/22/23//の繰り返し単位を有する。第2筬の基本動作は、図1(B)に示すように、21/12/10/12/21/23//の繰り返し単位を有する。第3筬の基本動作は、図1(C)に示すように、21/12/32/12/21/01//の繰り返し単位を有する。第4筬の基本動作は、図1(D)に示すように、00/11/00/11/00/11//の繰り返し単位を有する。
本実施形態においては、機能性繊維1は、材料が綿、太さが80番手である。ただし、機能性繊維1の材料は、綿に限られず、麻などの他の天然繊維、ナイロン若しくはポリエステルなどの合成繊維、キュプラ、レーヨン若しくはアセテートなどの再生繊維でもよい。機能性繊維1は、紡績糸に限られず、フィラメント糸、交撚糸または加工糸などでもよい。機能性繊維1は、弾性糸および非弾性糸のいずれでもよい。機能性繊維1の太さは、特に制限されない。
非弾性糸2aは、材料がナイロン6,6、太さが33dtex/26fである、セミダルタイプの繊維からなる。非弾性糸2bは、材料がナイロン6,6、太さが33dtex/26fである、セミダルタイプの繊維からなる。ただし、非弾性糸2a,2bの材料は、ナイロン6,6に限られず、他のナイロン若しくはポリエステルなどの合成繊維、レーヨン若しくはアセテートなどの再生繊維、または、綿などの天然繊維でもよい。非弾性糸2a,2bは、フィラメント糸に限られず、紡績糸、交撚糸または加工糸などでもよい。非弾性糸2a,2bの太さは、特に制限されない。
弾性糸3は、材料がポリウレタン、太さが310dtexである、レギュラータイプの繊維からなる。ただし、弾性糸3の材料は、ポリウレタンに限られず、他の弾性繊維でもよい。弾性糸3の太さは、特に制限されない。
図1および図2に示すように、本発明の実施形態1に係る経編地10における地組織11は、非弾性糸2a,2bで構成されたハーフセット編み部を含む。ハーフセット編み部においては、コース方向に延びる仮想線Vに対して互いに線対称であるシンカーループSを有する1対の基本組織が1ウェール毎に交互に配置されている。地組織11においては、ハーフセット編み部によって、メッシュが形成されている。
ハーフセット編み部においては、非弾性糸2aおよび非弾性糸2bの同一コース上に形成されたニードルループNの巻き方向が互いに同一方向となっている。さらに、機能性繊維1および非弾性糸2a,2bの同一コース上に形成されたニードルループNの巻き方向が互いに同一方向となっている。
地組織11は、シンカーループ面およびシンカーループ面とは反対側のニードルループ面を有している。図2の紙面手前側の面がシンカーループ面であり、図2の紙面奥側の面がニードルループ面である。
パイル組織12は、地組織11のシンカーループ面上に形成されている。本実施形態においては、パイル組織12においては、2コースの間隔をあけてニードルループNが形成されている。ニードルループN間にて挿入組織が形成されている。パイル組織におけるウェール方向の移動幅が3ウェールである。ただし、パイル組織12におけるニードルループNの間隔は、2コースに限られず、3コース以上でもよい。また、パイル組織におけるウェール方向の移動幅は、3ウェールに限られず、4ウェール以上でもよい。
本発明の実施形態1に係る経編地10の製造方法においては、シンカーループ面およびシンカーループ面とは反対側のニードルループ面を有し、弾性糸3および非弾性糸2a,2bの両方を含む、メッシュ状の地組織11を構成し、シンカーループ面上にパイル組織12を形成し、パイル組織12を形成する際に、2コース以上の間隔をあけてニードルループNを形成し、かつ、ニードルループN間にて挿入組織を形成し、パイル組織12におけるウェール方向の移動幅を3ウェール以上とする。
地組織11を構成する際に、非弾性糸2a,2bでハーフセット編み部を構成する。ハーフセット編み部を構成する際に、コース方向に延びる仮想線Vに対して互いに線対称であるシンカーループSを有する1対の基本組織を1ウェール毎に交互に配置する。地組織11を構成する際に、ハーフセット編み部を構成することによって、メッシュを形成する。本実施形態においては、非弾性糸2a,2bでハーフセット編み部を構成しているが、ハーフセット編み部を、弾性糸と他の弾性糸とで構成してもよいし、弾性糸と非弾性糸とで構成してもよい。また、地組織11を構成する際に、非弾性糸でフルセット編み部を構成し、弾性糸による挿入組織でハーフセット編み部を構成してもよい。
本発明の実施形態1に係る経編地10においては、パイル組織12におけるウェール方向の移動幅を3ウェール以上とすることにより、少なくとも1ウェールを跨ぐように挿入されたパイル組織12を設けることができ、メッシュ状の地組織11のシンカーループ面上に高密度のパイル組織12を形成することができる。その結果、柔らかく滑らかな肌触りとなる肌との接触特性を有するとともに、吸湿性および高い通気性を有する経編地10を得ることができる。
また、ハーフセット編み部においては、いずれのコース上においても、非弾性糸2aおよび非弾性糸2bのニードルループNの巻き方向が互いに同一方向となっているため、いずれのコース上においても、機能性繊維1のニードルループNの巻き方向と非弾性糸2a,2bのニードルループNの巻き方向との対応関係が同一となっている。本実施形態においては、パイル組織12におけるニードルループNの形成位置に、このニードルループNと同一方向に巻かれた地組織11の他のニードルループNが形成されている。
機能性繊維1のニードルループNの巻き方向と非弾性糸2a,2bのニードルループNの巻き方向との対応関係を同一にすることにより、パイル組織12においてニードルループNの前後に位置するシンカーループSを均一化することができる。なお、パイル組織12のシンカーループSの均一化とは、地組織11のシンカーループ面に直交する方向から見たパイル組織12の同一コース上のシンカーループSの延在方向の傾きが均一化することである。パイル組織12の同一コース上のシンカーループSの延在方向の傾きが均一化されることにより、経編地10のパイル組織12側の肌触りをより滑らかにすることができる。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2に係る経編地について図を参照して説明する。なお、本発明の実施形態2に係る経編地は、地組織の構成が主に、本発明の実施形態1に係る経編地10と異なるため、本発明の実施形態1に係る経編地10と同様である構成については説明を繰り返さない。
図3は、本発明の実施形態2に係る経編地を編成する筬の各々の基本動作を示す編成組織図である。図4は、本発明の実施形態2に係る経編地の編成組織図である。
図3および図4に示すように、本発明の実施形態2に係る経編地20は、第1筬、第2筬、第3筬および第4筬の4枚の筬を用いて編成される。ただし、経編地20の編成に用いられる筬の数は、4枚に限られず、5枚以上であってもよい。
経編地20は、地組織21とパイル組織22とを備える。本実施形態においては、地組織21は、第2筬にフルセットで糸通しされた非弾性糸2と、第3筬に3in3outで糸通しされた弾性糸3aと、第4筬に3in3outで糸通しされた弾性糸3bとから構成されている。地組織21は、弾性糸3a,3bおよび非弾性糸2の両方を含んで構成されている。パイル組織22は、第1筬にフルセットで糸通しされた機能性繊維1で構成されている。
第1筬の基本動作は、図3(A)に示すように、23/22/11/10/11/22//の繰り返し単位を有する。第2筬の基本動作は、図3(B)に示すように、12/21/12/10/01/10//の繰り返し単位を有する。第3筬の基本動作は、図3(C)に示すように、22/11/33/11/22/00/22/11/33/11/22/00/22/11/22/11/22/11/22/11/22/11/22/11//の繰り返し単位を有する。第4筬の基本動作は、図3(D)に示すように、22/11/22/11/22/11/22/11/22/11/22/11/22/11/33/11/22/00/22/11/33/11/22/00//の繰り返し単位を有する。
非弾性糸2は、材料がナイロン6,6、太さが33dtex/26fである、セミダルタイプの繊維からなる。ただし、非弾性糸2の材料は、ナイロン6,6に限られず、他のナイロン若しくはポリエステルなどの合成繊維、レーヨン若しくはアセテートなどの再生繊維、または、綿などの天然繊維でもよい。非弾性糸2は、フィラメント糸に限られず、紡績糸、交撚糸または加工糸などでもよい。非弾性糸2の太さは、特に制限されない。
弾性糸3aは、材料がポリウレタン、太さが310dtexである、レギュラータイプの繊維からなる。弾性糸3bは、材料がポリウレタン、太さが310dtexである、レギュラータイプの繊維からなる。ただし、弾性糸3a,3bの材料は、ポリウレタンに限られず、他の弾性繊維でもよい。弾性糸3a,3bの太さは、特に制限されない。
図3および図4に示すように、本発明の実施形態2に係る経編地20における地組織21は、非弾性糸2で構成されたフルセット編み部、および、弾性糸3a,3bで構成された相互補完編み部を含む。フルセット編み部においては、同一の基本組織が全てのウェールに配置されている。相互補完編み部においては、互いに異なる基本組織がウェール方向に組み合わされて配置されている。地組織21においては、相互補完編み部によって、メッシュが形成されている。具体的には、弾性糸3aの基本組織と、弾性糸3bの基本組織とが、12コース毎に交互に入れ替わるように変化することにより、メッシュが形成されている。
パイル組織22は、地組織21のシンカーループ面上に形成されている。本実施形態においては、パイル組織22においては、2コースの間隔をあけてニードルループNが形成されている。ニードルループN間にて挿入組織が形成されている。パイル組織におけるウェール方向の移動幅が3ウェールである。ただし、パイル組織22におけるニードルループNの間隔は、2コースに限られず、3コース以上でもよい。また、パイル組織におけるウェール方向の移動幅は、3ウェールに限られず、4ウェール以上でもよい。
本発明の実施形態2に係る経編地20の製造方法においては、地組織21を構成する際に、非弾性糸2でフルセット編み部を構成するとともに、弾性糸3a,3bで相互補完編み部を構成する。フルセット編み部を構成する際に、同一の基本組織を全てのウェールに配置する。相互補完編み部を構成する際に、第3筬と第4筬とを一組とし、第3筬および第4筬の各々に互いに補完するように通糸することによって、互いに異なる基本組織を、ウェール方向に組み合わせて配置する。地組織21を構成する際に、相互補完編み部を構成することによって、メッシュを形成する。本実施形態においては、非弾性糸2でフルセット編み部を構成し、弾性糸3a,3bで相互補完編み部を構成しているが、弾性糸でフルセット編み部を構成し、非弾性糸と他の非弾性糸とで相互補完編み部を構成してもよい。
本発明の実施形態2に係る経編地20においては、パイル組織22におけるウェール方向の移動幅を3ウェール以上とすることにより、少なくとも1ウェールを跨ぐように挿入されたパイル組織22を設けることができ、メッシュ状の地組織21のシンカーループ面上に高密度のパイル組織22を形成することができる。その結果、肌当たりがよく、機能性繊維の所望の接触特性を十分に得ることができるとともに、吸湿性および高い通気性を有する経編地20を得ることができる。
(実施形態3)
以下、本発明の実施形態3に係る経編地について図を参照して説明する。なお、本発明の実施形態3に係る経編地は、地組織の構成が主に、本発明の実施形態1に係る経編地10と異なるため、本発明の実施形態1に係る経編地10と同様である構成については説明を繰り返さない。
図5は、本発明の実施形態3に係る経編地を編成する筬の各々の基本動作を示す編成組織図である。図6は、本発明の実施形態3に係る経編地の編成組織図である。
本発明の実施形態3に係る経編地を編成する編成装置としては、たとえば、カールマイヤー社製のRSE6ELラッシェル機を用いることができる。ただし、編成装置は、カールマイヤー社製のRSE6ELに限られず、編成装置が備える制御機構および筬振り機構の各々の構成は、特に制限されない。給糸量などの編立条件、および、加工条件についても、特に制限されない。
図5および図6に示すように、本発明の実施形態3に係る経編地30は、第1筬、第2筬、第3筬および第4筬の4枚の筬を用いて編成される。ただし、経編地30の編成に用いられる筬の数は、4枚に限られず、5枚以上であってもよい。
経編地30は、地組織31とパイル組織32とを備える。本実施形態においては、地組織31は、第2筬に3in3outで糸通しされた非弾性糸2aと、第3筬に3in3outで糸通しされた非弾性糸2bと、第4筬にフルセットで糸通しされた弾性糸3とから構成されている。地組織31は、弾性糸3および非弾性糸2a,2bの両方を含んで構成されている。パイル組織32は、第1筬にフルセットで糸通しされた機能性繊維1で構成されている。
第1筬の基本動作は、図5(A)に示すように、23/22/11/10/11/22//の繰り返し単位を有する。第2筬の基本動作は、図5(B)に示すように、12/21/12/10/01/10//の繰り返し単位を有する。第3筬の基本動作は、図5(C)に示すように、12/21/12/10/01/10//の繰り返し単位を有する。第4筬の基本動作は、図5(D)に示すように、22/11/33/11/22/00//の繰り返し単位を有する。
本実施形態においては、機能性繊維1は、材料が綿、太さが60番手である。ただし、機能性繊維1の材料は、綿に限られず、麻などの他の天然繊維、ナイロン若しくはポリエステルなどの合成繊維、キュプラ、レーヨン若しくはアセテートなどの再生繊維でもよい。機能性繊維1は、紡績糸に限られず、フィラメント糸、交撚糸または加工糸などでもよい。機能性繊維1の太さは、特に制限されない。
非弾性糸2aは、材料がナイロン6,6、太さが44dtex/34fである、セミダルタイプの繊維からなる。非弾性糸2bは、材料がナイロン6,6、太さが44dtex/34fである、セミダルタイプの繊維からなる。ただし、非弾性糸2a,2bの材料は、ナイロン6,6に限られず、他のナイロン若しくはポリエステルなどの合成繊維、レーヨン若しくはアセテートなどの再生繊維、または、綿などの天然繊維でもよい。非弾性糸2a,2bは、フィラメント糸に限られず、紡績糸、交撚糸または加工糸などでもよい。非弾性糸2a,2bの太さは、特に制限されない。
弾性糸3は、材料がポリウレタン、太さが310dtexである、レギュラータイプの繊維からなる。ただし、弾性糸3の材料は、ポリウレタンに限られず、他の弾性繊維でもよい。弾性糸3の太さは、特に制限されない。
図5および図6に示すように、本発明の実施形態3に係る経編地30における地組織31は、非弾性糸2a,2bで構成された非弾性糸組織を含む。非弾性糸組織は、互いに長さの異なる複数のシンカーループSを含む。地組織31においては、非弾性糸組織によって、メッシュが形成されている。
具体的には、非弾性糸2a,2bの給糸量を一定コース毎に交互に増減させることにより、非弾性糸組織に細かな密度差が生じて、メッシュが形成されている。より具体的には、給糸量が減少している部分は非弾性糸に負荷される張力が増加して非弾性糸組織が高密度となり、給糸量が増加している部分は非弾性糸に負荷される張力が減少して非弾性糸組織が低密度となる。
パイル組織32は、地組織31のシンカーループ面上に形成されている。本実施形態においては、パイル組織32においては、2コースの間隔をあけてニードルループNが形成されている。ニードルループN間にて挿入組織が形成されている。パイル組織におけるウェール方向の移動幅が3ウェールである。ただし、パイル組織32におけるニードルループNの間隔は、2コースに限られず、3コース以上でもよい。また、パイル組織におけるウェール方向の移動幅は、3ウェールに限られず、4ウェール以上でもよい。
本発明の実施形態3に係る経編地30の製造方法においては、地組織31を構成する際に、非弾性糸2a,2bで非弾性糸組織を構成する。非弾性糸組織を構成する際に、第1給糸装置から第2筬に通糸し、第1給糸装置とは給糸量が異なる第2給糸装置から第3筬に通糸し、給糸量を相対的に異ならせることにより、非弾性糸組織は、互いに長さの異なる複数のシンカーループSを含む。地組織31を構成する際に、非弾性糸組織を構成することによって、メッシュを形成する。
本発明の実施形態3に係る経編地30においては、パイル組織32におけるウェール方向の移動幅を3ウェール以上とすることにより、少なくとも1ウェールを跨ぐように挿入されたパイル組織32を設けることができ、メッシュ状の地組織31のシンカーループ面上に高密度のパイル組織32を形成することができる。その結果、肌当たりがよく、機能性繊維の所望の接触特性を十分に得ることができるとともに、吸湿性および高い通気性を有する経編地30を得ることができる。
本実施形態においては、非弾性糸組織を非弾性糸2a,2bで構成しており、非弾性糸2a,2bの給糸量を変更することにより形成される非弾性糸組織によって地組織31にメッシュを形成しているため、地組織31が均一な組織で構成されている。その結果、機能性繊維1のニードルループNと非弾性糸2a,2bのニードルループNとの対応関係を同一にすることができるため、パイル組織32においてニードルループNの前後に位置するシンカーループSを均一に形成することができる。
具体的には、非弾性糸組織においては、いずれのコースにおいても、非弾性糸2aおよび非弾性糸2bのニードルループNの巻き方向が互いに同一方向となっているため、いずれのウェールにおいても、機能性繊維1のニードルループNの巻き方向と非弾性糸2a,2bのニードルループNの巻き方向との対応関係が同一となっている。機能性繊維1のニードルループNの巻き方向と非弾性糸2a,2bのニードルループNの巻き方向との対応関係を同一にすることにより、パイル組織32においてニードルループNの前後に位置するシンカーループSを均一化することができる。
また、いずれのコースにおいても、地組織31のシンカーループ面に直交する方向から見た、非弾性糸2aおよび非弾性糸2bのニードルループNの前後に位置するシンカーループSの延在方向の傾きが互いに同一方向となっているため、いずれのウェールにおいても、機能性繊維1のニードルループNの前後に位置するシンカーループSの延在方向の傾きと、非弾性糸2a,2bのニードルループNの前後に位置するシンカーループSの延在方向の傾きとの、対応関係が同一となっている。機能性繊維1のニードルループNの前後に位置するシンカーループSの延在方向の傾きと、非弾性糸2a,2bのニードルループNの前後に位置するシンカーループSの延在方向の傾きとの、対応関係を同一にすることにより、パイル組織32においてニードルループNの前後に位置するシンカーループSを均一化することができる。
さらに、いずれのコースにおいても、地組織31の弾性糸の挿入組織のウェール方向の振り幅が同一であるため、いずれのウェールにおいても、機能性繊維1のニードルループNの前後に位置するシンカーループSに負荷される張力が同一となっている。機能性繊維1のニードルループNの前後に位置するシンカーループSに負荷される張力を同一にすることにより、パイル組織32においてニードルループNの前後に位置するシンカーループSを均一化することができる。
(実施形態4)
以下、本発明の実施形態4に係る経編地について図を参照して説明する。なお、本発明の実施形態4に係る経編地は、地組織の構成が主に、本発明の実施形態1に係る経編地10と異なるため、本発明の実施形態1に係る経編地10と同様である構成については説明を繰り返さない。
図7は、本発明の実施形態4に係る経編地を編成する筬の各々の基本動作を示す編成組織図である。図8は、本発明の実施形態4に係る経編地の編成組織図である。なお、図7においては、第2筬および第3筬の変位前の基本動作を点線で示している。
図7および図8に示すように、本発明の実施形態4に係る経編地40は、第1筬、第2筬、第3筬、第4筬および第5筬の5枚の筬を用いて編成される。ただし、経編地40の編成に用いられる筬の数は、5枚に限られず、6枚以上であってもよい。第2筬および第3筬は、ジャカード筬である。ジャカード筬には、ピエゾエレメントが取り付けられている。ピエゾエレメントに電気信号が印加されることにより、ジャカードガイドが横方向のいずれか一方に1針分だけ変位するように制御される。
経編地40は、地組織41とパイル組織42とを備える。本実施形態においては、地組織41は、第2筬にハーフセットで糸通しされた非弾性糸2aと、第3筬にハーフセットで糸通しされた非弾性糸2bと、第4筬にフルセットで糸通しされた非弾性糸2cと、第5筬にフルセットで糸通しされた弾性糸3とから構成されている。地組織41は、弾性糸3および非弾性糸2a,2b,2cの両方を含んで構成されている。パイル組織42は、第1筬にフルセットで糸通しされた機能性繊維1で構成されている。
第1筬の基本動作は、図7(A)に示すように、22/11/10/11/22/23//22/11/10/11/22/23/の繰り返し単位を有する。第2筬の基本動作は、図7(B)に示すように、10/01/10/12/21/12/10/01/10/12/21/12//の繰り返し単位を有する。第3筬の基本動作は、図7(C)に示すように、10/01/10/12/21/12/10/01/10/12/21/12//の繰り返し単位を有する。第4筬の基本動作は、図7(D)に示すように、12/10/12/21/23/21/12/10/12/21/23/21//の繰り返し単位を有する。図7(E)に示すように、22/00/22/11/33/11/22/00/22/11/33/11//の繰り返し単位を有する。
第2筬の変位時の動作は、図7(B)に示すように、10/01/10/12/21/12/21/12/21/23/32/23//の繰り返し単位を有する。第3筬の変位時の動作は、図7(C)に示すように、21/12/21/23/32/23/10/01/10/12/21/12//の繰り返し単位を有する。
図7および図8に示すように、本発明の実施形態4に係る経編地40における地組織41は、ジャカード編成組織を含む。ジャカード編成組織は、基本組織と基本組織を変化させた変化組織とを含む。地組織41においては、ジャカード編成組織によって、メッシュが形成されている。
パイル組織42は、地組織41のシンカーループ面上に形成されている。本実施形態においては、パイル組織42においては、2コースの間隔をあけてニードルループNが形成されている。ニードルループN間にて挿入組織が形成されている。パイル組織におけるウェール方向の移動幅が3ウェールである。ただし、パイル組織42におけるニードルループNの間隔は、2コースに限られず、3コース以上でもよい。また、パイル組織におけるウェール方向の移動幅は、3ウェールに限られず、4ウェール以上でもよい。
本発明の実施形態4に係る経編地40の製造方法においては、地組織41を構成する際に、ジャカード編成組織を構成する。ジャカード編成組織を構成する際に、ジャカード筬である第2筬および第3筬のガイドを変位させることにより、ジャカード編成組織は、基本組織と基本組織を変化させた変化組織とを含む。地組織41を構成する際に、ジャカード編成組織を構成することによって、メッシュを形成する。
本発明の実施形態4に係る経編地40においては、パイル組織42におけるウェール方向の移動幅を3ウェール以上とすることにより、少なくとも1ウェールを跨ぐように挿入されたパイル組織42を設けることができ、メッシュ状の地組織41のシンカーループ面上に高密度のパイル組織42を形成することができる。その結果、肌当たりがよく、機能性繊維の所望の接触特性を十分に得ることができるとともに、吸湿性および高い通気性を有する経編地40を得ることができる。
なお、今回開示した上記実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 機能性繊維、2,2a,2b,2c 非弾性糸、3,3a,3b 弾性糸、10,20,30,40 経編地、11,21,31,41 地組織、12,22,32,42 パイル組織、N ニードルループ、S シンカーループ、V 仮想線。

Claims (2)

  1. シンカーループ面および該シンカーループ面とは反対側のニードルループ面を有し、弾性糸および非弾性糸の両方を含んで構成されたメッシュ状の地組織と、
    前記シンカーループ面上に形成されたパイル組織とを備え、
    前記パイル組織においては、2コース以上の間隔をあけてニードルループが形成されており、かつ、前記ニードルループ間にて挿入組織が形成されており、
    前記パイル組織におけるウェール方向の移動幅が3ウェール以上であり、
    前記地組織は、前記非弾性糸で構成された非弾性糸組織を含み、
    前記非弾性糸組織は、互いに長さの異なる複数のシンカーループを含み、
    前記地組織においては、前記非弾性糸組織における前記複数のシンカーループの長さの違いによって前記非弾性糸組織に密度差が生じることにより、メッシュが形成されており、
    前記地組織の前記シンカーループ面において、前記パイル組織における前記ニードルループの形成位置に、該ニードルループと同一方向に巻かれた前記地組織の他のニードルループが形成されている、経編地。
  2. シンカーループ面および該シンカーループ面とは反対側のニードルループ面を有し、弾性糸および非弾性糸の両方を含んで構成されたメッシュ状の地組織と、
    前記シンカーループ面上に形成されたパイル組織とを備え、
    前記パイル組織においては、2コース以上の間隔をあけてニードルループが形成されており、かつ、前記ニードルループ間にて挿入組織が形成されており、
    前記パイル組織におけるウェール方向の移動幅が3ウェール以上であり、
    前記地組織は、前記非弾性糸で構成されたフルセット編み部、および、前記弾性糸で構成された相互補完編み部を含み、
    前記フルセット編み部においては、同一の基本組織が全てのウェールに配置されており、
    前記相互補完編み部においては、複数のウェール毎に相互に補完し合うように交互に配置された1対の前記弾性糸の各々が、一定コース毎に編成組織が交互に入れ替わるように組み合わされた基本組織を形成することにより、メッシュが形成されており、
    前記地組織の前記シンカーループ面において、前記パイル組織における前記ニードルループの形成位置に、該ニードルループと同一方向に巻かれた前記地組織の他のニードルループが形成されている、経編地。
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