JP6587422B2 - 乾燥剤容器、包装容器およびそれを使用した紙葉状海苔包装体 - Google Patents

乾燥剤容器、包装容器およびそれを使用した紙葉状海苔包装体 Download PDF

Info

Publication number
JP6587422B2
JP6587422B2 JP2015106116A JP2015106116A JP6587422B2 JP 6587422 B2 JP6587422 B2 JP 6587422B2 JP 2015106116 A JP2015106116 A JP 2015106116A JP 2015106116 A JP2015106116 A JP 2015106116A JP 6587422 B2 JP6587422 B2 JP 6587422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
side plate
container
desiccant
packaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015106116A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016216117A (ja
Inventor
勝幸 石橋
勝幸 石橋
Original Assignee
サンパック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンパック株式会社 filed Critical サンパック株式会社
Priority to JP2015106116A priority Critical patent/JP6587422B2/ja
Publication of JP2016216117A publication Critical patent/JP2016216117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6587422B2 publication Critical patent/JP6587422B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

本発明は、乾燥剤容器、包装容器およびそれを使用した紙葉状海苔包装体に関するものである。更に詳しくは、内容物の乾燥がより効果的に行われるように通気性を向上させた、包装容器に使用される乾燥剤容器、この乾燥剤容器を使用し、内部における内容物の収容位置での安定度を高めて収まりよくすることで、見栄えがするように内容物を収容できる包装容器、およびこの包装容器を使用した紙葉状海苔包装体に関する。
例えば、一般にスタンドパックと称される包装容器は、容器自身が自立することができ、しかも変形が可能であるので、特に液体や粘性体、或いは流動性固体の包装において、優れた機能性を有している。すなわち、多数を箱詰めする等の包装の際には、互いに隙間なく詰めることができるので収容性に優れ、また、ボトルのように立てて並べることができるので、陳列性、つまりディスプレイ効果に優れている。
このような包装容器は、例えば胴部が筒状で、この胴部の下端寄りに下方向側へ膨らむよう湾曲した曲面形状の底部を有する構成を備えている(特許文献1参照)。
また、包装容器は、上記したように優れた機能性を有しているので、液体や粘性体、或いは流動性固体に限らず、様々な形態の商品の包装用として利用されるようになってきた。例えば、いわゆる味海苔等、紙葉状海苔もその一つである。
紙葉状海苔を好適に包装できる包装容器としては、例えば特許文献1に開示されている包装容器がある。この包装容器は、胴部下側が筒状で、胴部の下端寄りに下方向側へ膨らむよう湾曲した曲面形状の底部を有し、透明又は透視できる程度の半透明で変形性を有するプラスチック製のパック容器と、パック容器の底部に収容され、底面が底部に収まる形状を有し、上部が通気可能で平坦なシートを有し、内部に乾燥剤を収容した乾燥剤入り容器とを備えており、容器内部における紙葉状海苔の収容位置での安定度を高めて収まりよく紙葉状海苔を収容でき、且つ収容された紙葉状海苔をムラなく乾燥させることができるというものである。
特開2014−213901号公報
しかしながら、従来の包装容器には、次のような課題があった。
まず、上記包装容器を構成する乾燥剤入り容器は、内容物を収まりよく包装することができる点については充分に有用である。しかしながら、通気可能な部分が容器の上部を塞ぐシートのみであり、空気の通り抜けもないために、通気量が充分とはいえず、内容物の乾燥にも支障を来すおそれがあった。
なお、乾燥剤入り容器において、仮に、シート以外の他の部分に、通気できるような多数の微細な通気孔を設けたとしても、乾燥剤入り容器をパック容器の底部に収まりよくするために、乾燥剤入り容器の通気孔を設けた表面とパック容器の底部表面の間には隙間がほとんど形成されず(特許文献1の図1、図2など参照)、結果的に通気性能において大きな違いは生じない。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、内容物の乾燥がより効果的に行われるように通気性を向上させた、包装容器に使用される乾燥剤容器、この乾燥剤容器を使用し、内部における内容物の収容位置での安定度を高めて収まりよくすることで、見栄えがするように内容物を収容できる包装容器、およびこの包装容器を使用した紙葉状海苔包装体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
(1)本発明は、平面板で形成された上板部と、該上板部に接続され、平面板で形成された側板部と、該側場部に接続され、乾燥剤を載置することができ、前記上板部または前記側板部との間で通気口を設けて形成された底板部とを備える乾燥剤容器である。
(2)本発明は、シート(ブランク)を型抜きして形成され、平面板で形成された上板部と、該上板部に接続され、平面板で形成された側板部と、該側場部に接続され、乾燥剤を載置することができ、前記上板部または前記側板部との間で通気口を設けて形成された底板部とを有する型抜きシートを、前記上板部、前記側板部および前記底板部の境界で折り曲げて組み立ててある上記(1)の発明に係る乾燥剤容器である。
この場合は、型抜きシートの形成は、比較的容易に、かつ効率的にできるので、組み立てを手作業で行うとしても、生産性を向上させることができ、生産コストの低減にも寄与できる。
(3)本発明は、紙製である上記(1)または(2)の発明に係る乾燥剤容器である。
この場合は、乾燥剤容器の素材が紙であるので、軽量、かつ安価につくることができると共に、表面に包装する内容物(商品)に関連する各種プリントを施すなどして、広告性や装飾性を付与することが簡単にできるようになる。
(4)本発明は、内部に乾燥剤を収容している上記(1)、(2)または(3)の発明に係る乾燥剤容器である。
この場合、包装容器内部に収容したとき、吸湿を行うことで、包装状態で内容物を乾燥させることができ、包装容器を開封した後、封止および開封を繰り返す場合でも、内容物が湿気ることを防止することができる。
(5)本発明は、その下側が筒状に形成された胴部と、該胴部の下端寄りに下方向側へ膨らむよう湾曲して形成された曲面形状の底部を有し、一部又は全部が透明又は透視できる程度の半透明なプラスチック製であると共に変形性を有するパック容器と、その底面が前記パック容器の前記底部に収まる形状を有すると共に、平面板で形成された上板部と、該上板部に接続され、平面板で形成された側板部と、該側場部に接続され、乾燥剤を載置することができ、前記上板部または前記側板部との間で通気口を設けて形成される底板部とを有する、乾燥剤を収容した乾燥剤容器とを備える包装容器である。
(6)本発明は、その下側が筒状に形成された胴部と、該胴部の下端寄りに下方向側へ膨らむよう湾曲して形成された曲面形状の底部を有し、一部又は全部が透明又は透視できる程度の半透明なプラスチック製であると共に変形性を有するパック容器と、その底面が前記パック容器の前記底部に収まる形状を有すると共に、平面板で形成された上板部と、該上板部に接続され、平面板で形成された側板部と、該側場部に接続され、乾燥剤を載置することができ、前記上板部または前記側板部との間で通気口を設けて形成される底板部とを有する、乾燥剤を収容した乾燥剤容器と、所要枚数を重ね、それぞれの下端を前記乾燥剤容器の上面に載せて満遍なく配置するようにして、前記包装容器に収容されている紙葉状海苔とを備える紙葉状海苔包装体である。
(作用)
本発明に係る乾燥剤容器、包装容器および紙葉状海苔包装体の作用を説明する。
(乾燥剤容器の作用)
乾燥剤容器は、上板部または側板部との間で通気口を設けて形成された底板部とを備える構成であるため、容器に通気口が形成され、通気性が良好で乾燥剤の機能を充分に発揮できるので、例えば乾燥剤容器を包装容器に収容したときに、内容物の乾燥効率を向上させ、乾燥状態を効果的に維持できる。なお、通気口は、上板部および側板部と底板部との間に形成することもできる。
(包装容器の作用)
包装容器は、パック容器の胴部内部の底部に、乾燥剤を入れた乾燥剤容器を収容して構成されている。これにより、パック容器に収容される内容物を載せる部分は、従来のように曲面形状を有する底部ではなく、乾燥剤容器の平面形状を有する上板部となる。
パック容器の、その下側が筒状に形成された胴部は、胴部に充分な剛性を付与すれば、自立性を有する容器となり、ボトルのように立てて並べることができるので、陳列性、つまりディスプレイ効果に優れる。
パック容器の、胴部の下端寄りに下方向側へ膨らむよう湾曲して形成された曲面形状の底部は、胴部下側の筒形状を保つための支える部分および補強となり、容器を安定的に収容する空間をつくることができる。
パック容器は、一部又は全部が透明又は透視できる程度の半透明なプラスチック製であるので、パック容器内部の内容物の形や状態を外部から見ることができる。
また、パック容器は、変形性を有するので、包装容器を多数箱詰めする等の包装の際には、互いに隙間なく詰めることができ、収容性に優れる。
乾燥剤容器は、その底面がパック容器の底部に収まる形状をなすので、容器が安定し収まりがよく、包装容器の姿勢が変わったときにも、容器が底部からずれにくい。
また、乾燥剤容器は、その上面が平面形状をなすので、内容物を上面のどこに載せても内容物が安定しやすい。したがって、内容物を上面の全体に満遍なく載せる場合も、安定させた状態で載せることができる。また、このような形態で内容物を収容すれば、従来のように包装容器内部で内容物の高さが揃わずに包装容器内部に無駄に大きな空隙が形成されることがなく、内容物にもボリューム感が出るため見栄えがする。
(紙葉状海苔包装体の作用)
紙葉状海苔包装体は、包装容器に紙葉状海苔を収容した構成である。紙葉状海苔は、通常は厚み方向へ多数重ねられて収容されており、紙葉状海苔を上面の全体に満遍なく載せるときに、安定させた状態で載せることができる。このようにして、紙葉状海苔を包装容器に収容して包装することで、従来のように自立型包装容器内部で紙葉状海苔の高さが揃わずに包装容器内部に無駄に大きな空隙が形成されることがなく、紙葉状海苔にもボリューム感が出るため見栄えがする。
また、包装容器は、乾燥剤を収容した容器を底部上側に配置して収容している。紙葉状海苔は、厚み方向へ多数重ねられて、下端を乾燥剤を収容した容器の上面に載せて満遍なく配置されており、また、紙葉状海苔のそれぞれの間には、表面が粗い分、僅かな空隙があり、これが通気路となって、容器内の乾燥剤で紙葉状海苔全体の乾燥をムラなく平均的に行うことができる。
本発明は、内容物の乾燥がより効果的に行われるように通気性を向上させた、包装容器に使用される乾燥剤容器、この乾燥剤容器を使用し、内部における内容物の収容位置での安定度を高めて収まりよくすることで、見栄えがするように内容物を収容できる包装容器、およびこの包装容器を使用した紙葉状海苔包装体を提供することができる。
乾燥剤容器の参考例を示す斜視図である。 図1に示す乾燥剤容器の展開図である。 本発明の自立型包装容器の一実施の形態を示す斜視図である。 本発明の紙葉状海苔包装体の一実施形態を示す正面図である。 図4におけるA−A断面図である。 本発明の乾燥剤容器の実施の形態を示す斜視図である。 図6に示す乾燥剤容器の展開図である。
図1を参照して、本発明の参考例を示す。
乾燥剤容器2は、紙製の平面板で形成された八角形の上板部21を有している。上板部21は、異形の八角形であり、点対称(または線対称)形状である。上板部21は、互いに平行な各長辺部(符号省略)の間隔より、互いに平行な各短辺部(符号省略)の間隔がやや長い形状である。
上板部21のうち、各長辺部には、長辺部と同幅でほぼ四角形状の側板部22、23が、上板部21に対し直角に設けられている。また、一方の側板部23の先端縁には、側板部23と同幅でほぼ四角形状の底板部24が側板部23に対し直角に設けられている。そして、上記側板部22の先端部と底板部24の先端部は、あとで説明する構造を以て接続されている。
また、上板部21のうち、それぞれ長辺部に続く四箇所に設けられ、長辺部と所要の角度をもって形成された中辺部(符号省略)には、ほぼ三角形状で側板部22、23より小さい側板部210、211、212、213が上板部21に対し直角に設けられている。
この構造により、底板部24と側板部210、211、上板部21の間、および底板部24と側板部212、213、上板部21の間には、それぞれ通気口25、25aが形成されている。また、底板部24には、乾燥剤または乾燥剤を通気性を有する袋などに詰めた乾燥剤入り袋などを載置して、内部の空間(符号省略)に収容することができる。
本参考例の乾燥剤容器2は、紙製であるが、これに限定するものではなく、例えばプラスチック板、保形加工をした布や不織布、薄い木板、金属箔やプラスチックのメッシュ板、あるいは同じ紙製でも薄い段ボールなど、他の材料を使用することもできる。なお、これについては、後述する乾燥剤容器4についても同様である。
(型抜きシート20の構造)
図2を参照する。
本参考例では、乾燥剤容器2は、紙製で平面板状のシート(ブランク)を型抜きして形成した型抜きシート20を所要箇所で折り曲げて立体形状に形成されたものである。型抜きシート20は、平面板である八角形状の上板部21を有している。
上板部21のうち、図2において上下に位置する互いに平行な長辺部には、折り曲げ線a、cを境界部として同幅でほぼ四角形状の側板部22、23が接続されて設けられている。側板部22の先端縁の中央には、折り曲げ線bを境界部として側板部22より幅が狭くやや短い四角形状の差込片220が接続されて設けられている。
また、側板部23の先端縁には、折り曲げ線dを境界部として同幅でほぼ四角形状の底板部24が接続されて設けられている。また、底板部24の先端縁には、折り曲げ線eを境界部として同幅でやや短い受板部240が接続されて設けられている。底板部24と受板部240の境界部の中央には、上記差込片220を差し込むための切込部241が形成されている。なお、受板部240は、組み立て時において、上記側板部22を当てた状態で受けることができる。
また、上板部21のうち、それぞれ長辺部に続く四箇所に設けられ、長辺部と所要の角度をもって形成された中辺部(符号省略)には、折り曲げ線f、g、h、iを境界部としてほぼ三角形状の側板部210、211、212、213が接続されて設けられている。そして、側板部210、211の間、および側板部212、213の間には、互いに平行な短辺部(符号省略)が形成されている。
(型抜きシート20の組み立て)
乾燥剤容器2は、型抜きシート20から、次の手順で組み立てる。
(1)図2において、型抜きシート20の折り曲げ線a、b、c、d、eを全て山折りにする。
(2)差込片220を切込部241に差し込んで、側板部22と底板部24を係合し、各山折り部が90°になるように整えて、上板部21、側板部22、23及び底板部24を組み立てる。
(3)最後に、折り曲げ線f、g、h、iで側板部210、211、212、213を90°で折り曲げて、図1に示す形状の乾燥剤容器2を形成する。
(作用)
乾燥剤容器2は、底板部24と側板部210、211、上板部21の間、および底板部24と側板部212、213、上板部21の間に、それぞれ通気口25、25aが形成されている。
この構造によれば、乾燥剤容器2の内部に乾燥剤を収容した際、通気口25、25aの間で空気が通り抜けるように通気が良好に行われるので、例えば乾燥剤容器2を包装容器に収容したときに、包装容器の内部空間、または内容物の乾燥を効率よく行うことができる。
図3には、包装容器である自立型包装容器Pを表し、図4、図5には、自立型包装容器Pに内容物である多数の枚数の紙葉状海苔3を収容し包装した紙葉状海苔包装体P0を表している。
自立型包装容器Pは、パック容器1と、内部に袋入り乾燥剤29を収容した乾燥剤容器2を備えている。パック容器1は、全部が変形性(又は柔軟性)を有すると共に、透明なプラスチックで形成されている。なお、パック容器1は、例えば収容した内容物が見える部分を透明にし、他の部分に印刷で各種のデザインを施すこともできるし、全体を不透明につくることもできる。また、パック容器1の透明部分は、透視できる程度の半透明にしてもよい。
パック容器1は、筒状の胴部10を有している。胴部10には、プラスチックの素材で自立型包装容器Pを自立させるのに充分な剛性(又は準剛性)が付与されている。胴部10は、両側(図3で左右側)端部に、全高にわたり直線的に熱溶着された封止部16、17を有している。胴部10は、下端寄りに、下方向側へ膨らむよう湾曲した曲面形状の底部11を有している。底部11は、拡がったときに平面視でほぼ楕円形状(但し、両側端部は封止部16、17へ向け狭まっている)となるように形成されている。
また、底部11は、胴部10の内面に、内部側を気密にできるように、周縁部が熱溶着されている。なお、底部11の定着又は形成方法は、この方法に限定するものではなく、例えば接着剤を使用した接着、或いは胴部10をフィルムの多層構造として、内面側の層で底部を形成する等、他の方法を採用してもよい。
底部11の曲面形状は、ほぼ部分円筒状となっており、底部11の中央部最深部分の高さは、胴部10の下端14よりやや高くなるように設定されている。なお、底部11の曲面形状は、これに限定するものではなく、例えば椀形(又は外面側が半球面状)等、他の構造としてもよいが、その場合は底部に収める乾燥剤容器の形状も、上記乾燥剤容器2、4以外のそれに対応した形状を採るのが好ましい。
胴部10の上端12寄りには、内部を気密状態とすることができるプラスチック製のファスナー13が、胴部10のほぼ全幅(封止部16、17を除く)にわたり取り付けられている。ファスナー13よりやや上側の封止部16、17部分には、互いに同じ高さに手切り用の切り込み18が形成されている。なお、胴部10の上端12側(ファスナー13より上側)は、内容物を収容した後に封緘が行われる。また、使用するファスナーの種類は、気密状態と開放状態が切り替え可能なものであれば特に限定するものではない。
内部に袋入り乾燥剤29を収容した乾燥剤容器2は、パック容器1内部の底部11上面に載置されており、乾燥剤容器2は空間15にほぼ全体が収まるようにして収容されている。乾燥剤容器2の上板部21の高さは、パック容器1両側の底部11の最上部高さよりやや高くなっているが、これに限定されるものではなく、同じ高さになるようにしてもよい。
袋入り乾燥剤29は、不織布などの通気性を有する袋体にシリカゲルなどの乾燥剤を適量詰めたものである。なお、パック容器1内部を乾燥させる乾燥剤は、乾燥剤容器2(または4)に収容して、保持ができる大きさであれば、袋入り乾燥剤29の形態に限定せず、塊状の乾燥剤など、公知の形態の乾燥剤を適宜採用できる。
(作用)
ここで、本実施の形態の自立型包装容器Pの作用を説明する。
自立型包装容器Pは、ボトルのように立てて置いて並べることができるので、陳列性、つまりディスプレイ効果に優れる。また、自立型包装容器Pは、パック容器1の底部11に、内部に袋入り乾燥剤29を収容した乾燥剤容器2を空間15収容して構成されている。これにより、収容される内容物を載せる部分は、従来の容器のように、曲面形状を有する底部ではなく、乾燥剤容器2の平板状の上板部21となる。
乾燥剤容器2は、内部に乾燥剤を収容した際、通気口25、25aの間で空気が通り抜けるように通気が良好に行われるので、乾燥剤容器2をパック容器1に収容したときに、パック容器1の内部空間の乾燥を効率よく行うことができる。また、乾燥剤容器2は、平板状の各板部(底板部24、側板部22、23、210、211、212、213)でつくられているので、曲面形状の底部11の内面との間に空隙が形成され、通気口25、25aによりパック容器1内の空気が良好に通気できることとも相まって、パック容器1の内部空間、または内容物である紙葉状海苔3などの乾燥を効率よく行うことができる。
また、パック容器1の、胴部10の下端寄りに下方向側へ膨らむよう湾曲して形成された曲面形状の底部11は、胴部10下側の筒形状を保つための支える部分および補強となると共に、袋入り乾燥剤29を収容した乾燥剤容器2を安定的に収容する空間15をつくることができる。なお、底部11は、胴部10に剛性(又は準剛性)を付与する助けともなる。
パック容器1は、一部又は全部が透明又は透視できる程度の半透明なプラスチック製であるので、パック容器1内部の内容物の形や状態を外部から見ることができる。更に、パック容器11は、変形性を有するので、内容物を包装した自立型包装容器Pを多数箱詰めする等の包装の際には、互いに隙間なく詰めることができ、収容性に優れる。
そして、乾燥剤容器2の上板部21が平面形状であることにより、かつ乾燥剤容器2の内部にやや重みのある袋入り乾燥剤29が収容されていることにより、紙葉状海苔などの内容物を上板部21に載せたときに内容物が安定しやすい。したがって、内容物を上板部21の全体に満遍なく載せる場合も、安定させた状態で収容することができる。また、このような形態で内容物を収容すれば、従来のように自立型包装容器P内部に無駄に大きな空隙が形成されることがなく、内容物にもボリューム感が出るため見栄えがする。
また、袋入り乾燥剤29を収容した乾燥剤容器2を底部11上方の空間15にほぼ全体が収まるように配置しているので、パック容器1の胴部10の形状も、乾燥剤容器2の平面視形状(上板部21の形状)に沿うように変形し、結果、パック容器1の胴部10の下部側が比較的広く開くことになるので、内容物の収容を人の手で行う場合、作業がしやすくなる。これにより、内容物を包装した後で、例えば自立型包装容器Pの姿勢が変わったときにも、乾燥剤容器2が底部11からずれたり空間15から飛び出したりしにくく、内容物の収まりを崩してしまうことを防止できる。
図4および図5を主に参照する。
紙葉状海苔包装体P0は、自立型包装容器Pに多くの枚数の紙葉状海苔3を収容して包装した構成である。紙葉状海苔3は、厚み方向へ多数重ねられて、それぞれの位置を適宜ずらしながら、下端を乾燥剤容器2の上板部21の上面に載せて満遍なく配置されている。
紙葉状海苔3は、長方形の紙葉状の乾燥海苔の表面に調味液をコーティングした、いわゆる味海苔ともいわれるもので、湿分を嫌うものである。なお、紙葉状海苔としては、表面に調味液をコーティングしていない乾燥海苔を採用してもよい。「紙葉状」の用語は、所要形状で比較的小片であるシート状物の意味を含む。
(作用)
ここで、本実施の形態の紙葉状海苔包装体P0の作用を説明する。
紙葉状海苔包装体P0では、紙葉状海苔3を満遍なく載せている乾燥剤容器2の上板部21の上面は平面状であるので、紙葉状海苔3全体を安定させた状態で載せて自立型包装容器P内部に収容することができる。収容後は、自立型包装容器Pのパック容器1上端部(両切り込み18より上側)を熱溶着等により封緘する。なお、封緘部は、図4および図5においては、図示を省略している。
このようにして、紙葉状海苔3を自立型包装容器Pに収容して包装することで、紙葉状海苔3の下側が揃うので、従来のように自立型包装容器P内部で紙葉状海苔3の高さが揃わず無駄に大きな空隙が形成されることがなく、紙葉状海苔3にもボリューム感が出るため見栄えがする。
また、自立型包装容器Pは、乾燥剤容器2を底部11の上側の空間15に、上板部21を上にして収容している。上板部21上面に載せられている紙葉状海苔3のそれぞれの間には、表面が粗い分、僅かな空隙があり、これが通気路となる。これにより、乾燥剤入り袋体29を収容した乾燥剤容器2による紙葉状海苔3全体の乾燥をムラなく効率よく、かつ平均的に行うことができる。
なお、紙葉状海苔3は割れたり欠けたりしやすいので、包装の際は、人の手で自立型包装容器Pに収容するのが一般的である。このとき、紙葉状海苔3を収容する前に、自立型包装容器Pの底部11上側に、乾燥剤入り袋体29を収容した乾燥剤容器2を収容するので、紙葉状海苔3を収容する際には、自立型包装容器Pの胴部10は、すでに一度拡げられている。したがって、人の手による紙葉状海苔3の収容作業がしやすく、作業効率がよくなることが期待できる。
図6を参照する。
乾燥剤容器4は、紙製の平面板で形成された六角形の上板部41を有している。上板部21は、中央に円形の貫通した通気孔419が形成されている。上板部21は、互いに平行な各長辺部(符号省略)の間隔より、長辺部に続けて設けられた等辺部で形成された相対向する二箇所にある突出部(符号省略)の先端同士の間隔がやや長い形状である。
上板部41のうち、一方の長辺部には、長辺部と同幅でほぼ四角形状の側板部42が、上板部41に対し直角に設けられている。側板部42の先端縁には、側板部42より幅が狭くほぼ四角形状の底板部43が側板部42に対し直角に設けられている。底板部43の先端縁には、側板部43と同幅でほぼ四角形状の側板部44が底板部43に対し直角に設けられている。そして、上記側板部44の先端部と上板部41の先端部は、あとで説明する構造を以て接続されている。
側板部42の両側の端縁には、側板部421、422が側板部42に対し所要の角度を以て設けられている。また、側板部44の両側の端縁には、側板部441、442が側板部44に対し所要の角度を以て設けられている。そして、側板部422、442は、先端側が係合されて接続され、側板部421、441は、先端側が係合されて接続されている。なお、側板部422、442と側板部421、441は、あとで説明する構造を以て接続されている。
この構造により、底板部43と側板部421、441の間、底板部43と側板部422、442の間には、それぞれ通気口45、45aが形成されている。また、上記乾燥剤容器2と同様に、底板部43には、乾燥剤または乾燥剤を通気性を有する袋などに詰めた乾燥剤入り袋などを載置して、内部の空間(符号省略)に収容することができる。
(型抜きシート40の構造)
図7を参照する。
本実施の形態では、乾燥剤容器4は、紙製で平面板状のシート(ブランク)を型抜きして形成した型抜きシート40を所要箇所で折り曲げて立体形状に形成されたものである。型抜きシート40は、平面板である六角形状の上板部41を有している。
上板部41のうち、一方の長辺部には、折り曲げ線jを境界部として長辺部と同幅でやや短い受板部410が接続されて設けられている。この境界部の中央には、後述する差込片440を差し込むための切込部411が形成されている。
上板部41のうち、他方の長辺部には、折り曲げ線kを境界部として長辺部と同幅でほぼ四角形状の側板部42が接続されて設けられている。側板部42の両側の端縁には、折り曲げ線q、pを境界部としてほぼ四角形状の側板部421、422が接続されて設けられている。また、側板部421、422の先端寄りの一方の長辺には、切込部423、424が折り曲げ線q、pと平行に形成されている。
側板部42の先端縁には、折り曲げ線mを境界部として側板部42より幅が狭くほぼ四角形状の底板部43が接続されて設けられている。底板部43の先端部には、折り曲げ線nを境界部として側板部42と同幅でほぼ四角形状の側板部44が接続されて設けられている。また、側板部44の先端縁の中央には、折り曲げ線Oを境界部として側板部44より幅狭でやや短い差込片440が接続されて設けられている。
また、側板部44の両側の端縁には、折り曲げ線r、sを境界部としてほぼ四角形状の側板部441、442が接続されて設けられている。また、側板部441、442の先端寄りの一方の長辺には、切込部443、444が折り曲げ線r、sと平行に形成されている。
(型抜きシート40の組み立て)
乾燥剤容器4は、型抜きシート40から、次の手順で組み立てる。
(1)図7において、型抜きシート40の折り曲げ線j、k、m、n、oを全て山折りにする。
(2)差込片440を切込部411に差し込んで、側板部22と底板部24を係合し、各山折り部が90°になるように整えて上板部41、側板部42、44及び底板部43を組み立てる。
(3)最後に、折り曲げ線q、p、s、rで側板部421、422、441、442を所要の角度で折り曲げて、側板部421の切込部423と側板部441の切込部443を係合し、更に側板部422の切込部424と側板部442の切込部444を係合して、図6に示す形状の乾燥剤容器4を形成する。
(作用)
乾燥剤容器4は、底板部43と側板部441、421の間、および底板部43と側板部442、422の間に、それぞれ通気口45、45aが形成されている。
この構造によれば、乾燥剤容器4の内部に乾燥剤を収容した際、通気口45、45aの間で空気が通り抜けるように通気が良好に行われるので、例えば乾燥剤容器4を包装容器に収容したときに、包装容器の内部空間、または内容物の乾燥を効率よく行うことができる。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。
0 紙葉状海苔包装体
P 自立型包装容器
1 パック容器
10 胴部
11 底部
12 上端
13 ファスナー
14 下端
15 空間
16、17 封止部
18 切り込み
2 乾燥剤容器
20 型抜きシート
21 上板部
210、211、212、213 側板部
22 側板部
220 差込片
23 側板部
24 底板部
240 受板部
241 切込部
25、25a 通気口
29 袋入り乾燥剤
a、b、c、d、e、f、g、h、i 折り曲げ線
4 乾燥剤容器
40 型抜きシート
41 上板部
410 受板部
411 切込部
419 通気孔
42 側板部
421、422 側板部
423、424 切込部
43 底板部
44 側板部
440 差込片
441、442 側板部
443、444 切込部
j、k、m、n、p、q、r、s 折り曲げ線
3 紙葉状海苔

Claims (4)

  1. 平面板で形成された上板部と、該上板部に接続され、平面板で形成された側板部と、該側部に接続され、乾燥剤を載置することができ、前記上板部または前記側板部との間で通気口を設けて形成された底板部とを備える紙製の乾燥剤容器であって、
    前記上板部は、六角形状であり、中央に貫通した通気孔が形成され、互いに平行な各長辺部の長さより、各長辺部に続けて設けられた等辺部で形成された相対する二箇所にある突出部の先端同士の間隔が長い形状であり、
    前記側板部は、前記上板部の一方の前記長辺部に前記上板部に対し直角に設けられ、前記長辺部と同幅でほぼ四角形状の一方の側板部を有し、該一方の側板部の先端縁には、前記一方の側板部より幅が狭くほぼ四角形状の底板部が前記一方の側板部に対し直角に設けられ、前記底板部の先端縁には、前記一方の側板部と同幅でほぼ四角形状の他方の側板部が前記底板部に対し直角に、かつ前記一方の側板部と平行に設けられており、
    前記一方の側板部の両側の先端縁には、先側板部が前記一方の側板部に対し所要の角度を以て設けられ、前記他方の側板部の両側の先端縁には、先側板部が前記他方の側板部に対し所要の角度を以て設けられており、
    前記一方の側板部の両側の各先側板部と、前記他方の側板部の両側の各先側板部が、前記上板部の下側で接触可能として、各先側板部に形成された切込部を係合して互いに交差して接続され、前記底板部と交差して接続された各先側板部の間には、それぞれ前記通気口が形成されている
    乾燥剤容器。
  2. 内部に乾燥剤を収容している
    請求項1の乾燥剤容器。
  3. 下側が筒状に形成された胴部と、該胴部の下端寄りに下方向側へ膨らむよう湾曲して形成された曲面形状の底部を有し、一部又は全部が透明又は透視できる程度の半透明なプラスチック製であると共に変形性を有するパック容器と、
    底面が前記パック容器の前記底部に収まる形状を有する請求項2の乾燥剤容器とを備える
    包装容器。
  4. 下側が筒状に形成された胴部と、該胴部の下端寄りに下方向側へ膨らむよう湾曲して形成された曲面形状の底部を有し、一部又は全部が透明又は透視できる程度の半透明なプラスチック製であると共に変形性を有するパック容器と、
    底面が前記パック容器の前記底部に収まる形状を有する請求項2の乾燥剤容器と、
    所要枚数を重ね、それぞれの下端を前記乾燥剤容器の上面に載せて配置するようにして、前記包装容器に収容されている紙葉状海苔とを備える
    紙葉状海苔包装体。
JP2015106116A 2015-05-26 2015-05-26 乾燥剤容器、包装容器およびそれを使用した紙葉状海苔包装体 Active JP6587422B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015106116A JP6587422B2 (ja) 2015-05-26 2015-05-26 乾燥剤容器、包装容器およびそれを使用した紙葉状海苔包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015106116A JP6587422B2 (ja) 2015-05-26 2015-05-26 乾燥剤容器、包装容器およびそれを使用した紙葉状海苔包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016216117A JP2016216117A (ja) 2016-12-22
JP6587422B2 true JP6587422B2 (ja) 2019-10-09

Family

ID=57580241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015106116A Active JP6587422B2 (ja) 2015-05-26 2015-05-26 乾燥剤容器、包装容器およびそれを使用した紙葉状海苔包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6587422B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111942747B (zh) * 2020-08-17 2021-05-04 中山市新卿包装印刷有限公司 一种基于纸聚丙烯的可循环利用的纸质包装箱

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545305Y2 (ja) * 1973-03-08 1979-03-08
JPS5327609Y2 (ja) * 1973-07-09 1978-07-13
JPS6140721Y2 (ja) * 1980-11-25 1986-11-20
AU2003295764A1 (en) * 2002-11-19 2004-06-15 Chiquita Brands, Inc. Packaging system for produce or the like
JP2006131299A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Saika Seisakusho:Kk 乾燥剤容器
JP5900030B2 (ja) * 2011-03-08 2016-04-06 凸版印刷株式会社 防湿容器
JP2014213901A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 勝幸 石橋 包装容器及びそれを使用した紙葉状海苔包装体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016216117A (ja) 2016-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2716227T3 (es) Construcción de envasado y métodos para fabricar dicha construcción de envasado
US11000643B2 (en) Packaging for medical containers
KR20170108153A (ko) 절개부를 함유하는 스페이서를 갖는 소비자 물품용 용기
JP2018520062A (ja) フラットシール容器
JP6587422B2 (ja) 乾燥剤容器、包装容器およびそれを使用した紙葉状海苔包装体
JP2007204059A (ja) 注出口付き液体容器
KR101577384B1 (ko) 크기가 조절 가능한 포장용 상자
JP4549824B2 (ja) 複合容器
JP2014213901A (ja) 包装容器及びそれを使用した紙葉状海苔包装体
CN109310150B (zh) 可收缩烟草容器
JP2011031908A (ja) 包装箱
JP3170609U (ja) 包装箱
JP5333052B2 (ja) ワンタッチ開閉容器
CN206511267U (zh) 包装盒
JP6859738B2 (ja) 台紙付シュリンク包装体
US20230356909A1 (en) Retention packaging system
JP3139770U (ja) ポリ袋収納体
JP2014125237A (ja) 容量可変箱
JP5008935B2 (ja) 円筒状物品の保持ケース
JP2006298416A (ja) ポリ袋の収納装置
JP2022097875A (ja) 包装箱
JP6886779B2 (ja) 包装用箱
JP2017007688A (ja) 容器
JP3195683U (ja) 収納小箱及び当該収納小箱を取り付けた箱体
JP2016169030A (ja) 包装容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6587422

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250