JP6587382B2 - 小型2偏波パワースプリッタ、複数のスプリッタからなるアレイ、小型放射素子、およびそのようなスプリッタを備えた平面アンテナ - Google Patents

小型2偏波パワースプリッタ、複数のスプリッタからなるアレイ、小型放射素子、およびそのようなスプリッタを備えた平面アンテナ Download PDF

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Description

本発明は、小型2偏波平面パワースプリッタ、複数のスプリッタからなるアレイ、小型放射素子、およびそのようなスプリッタを備えた平面アンテナに関する。本発明は、低周波数帯で動作する多重ビーム焦点面アレーアンテナの分野、より具体的には、C周波帯、L周波帯およびS周波帯の電気通信の分野に適用される。本発明はまた、特にX周波帯またはKa周波帯のアレーアンテナ用放射素子、さらに、特にC周波帯のグローバルカバレージ宇宙アンテナ用放射素子に適用される。
これらの様々な用途に向け、放射素子は、単一または2重の偏波でコンパクトに励振され、高いRF電力に対して動作し、かつ意図する用途に適合する帯域幅を有することが可能でなければならない。さらに、低周波数帯で動作する多重ビーム焦点面アレーアンテナ内で使用される放射素子は、表面効率が高く、寸法が小さく、重量が小さくなければならない。アレーアンテナ用の放射素子には、非常に小型のスプリッタの提供を必要とする一体化の目的がある。
高電力で低周波の用途では、使用される放射素子は一般に、金属ホーンである。しかしながら、これらのホーンは、非常に嵩高く、かなりの重量を有する。
金属ホーンに代わる解決策が、仏国特許第2959611号明細書に記載されている。この解決策は、2つのファブリ・ペロー共振器のスタックから構成された小型放射素子に関し、これは小型金属ホーンと比較して、放射素子の高さが50%低くなる。しかしながら、この放射素子は、開口部の直径が2.5λ未満に制限される。ここでλは、使用される周波数帯の真空における中心波長を示す。
マイクロストリップ放射素子を備えた平面アンテナでは、放射開口部上にRF信号を効果的に分配することができる。金属空胴と、スペーサおよび薄い誘電体基板から構成されたスタックと、マイクロストリップ回路とを関連付けることによって、低損失の平面素子を得ることができる。しかしながら、これらのアンテナは電力が限られている。
10λより大きい開口部を備えた平面アンテナは、一般に、RF信号を長い長さの上をルーティングさせるための導波路技術のスプリッタと、RF信号を放射素子に局部的に分配するためのマイクロストリップ技術のスプリッタとを備える。RF信号は、導波路技術のスプリッタ内で分割され、このスプリッタの出力部における電力は低下することが多いため、マイクロストリップ技術のスプリッタによって、放射素子への信号の分配を終了させることができる。しかしながら、放射表面が非常に小さい場合、例えば、数波長の領域では、導波路技術およびマイクロストリップ技術のこのハイブリッド化は可能でない場合がある。実際、導波路技術の第1のスプリッタは大きすぎて、非常に小さい表面上に放射エネルギーを分配することができない。
仏国特許発明第2959611号明細書
本発明の目的は、既存の解決策の問題を解決し、既存の放射素子に代わる、直径が2.5λ〜5λの中型放射開口部を有し、表面効率が高く、損失が低く、かつ高電力用途に適合する解決策を提案することである。
これを行うために、本発明は、放射開口部を複数の部分に分けることであって、寸法が1.5λ〜2.5λの間で異なる各部分が、既知の種類の平面放射素子を備えること、および、次いで2偏波で動作する新規の小型平面パワースプリッタを使用することによって、アレイ状に放射素子を配置することからなる。
この目的のために、本発明は、2重直交偏波給電源に同相で結合するように意図された少なくとも4つの変換器を備えた小型2偏波平面パワースプリッタであって、4つの変換器が、各偏波に専用の2つの電力分配器を介してアレイ状に接続され、2つの分配器が、平面XYに平行に取り付けられ、かつ互いに対して垂直に配向している小型2偏波平面パワースプリッタに関する。各変換器は、平面XY内に位置し、かつ互いに直交するように配向した2つのアクセスポートと、平面XYに垂直で外側に開いている放射開口部とを備えた非対称直交モード変換器OMTであり、各電力分配器は、互いに平行に配置された少なくとも2つの側枝と、2つの側枝に垂直に結合された横枝と、平面XY内で4つの非対称OMTのそれぞれのアクセスポートにそれぞれ結合された側枝の4つの端部とを備え、各側枝および各横枝は、金属導波管から構成され、各分配器の横枝は、給電源に接続するように意図された給電ポートに結合されている。
本発明の一実施形態によれば、スプリッタの各導波管は、幅の異なる対の対向する4つの周壁によって画定された矩形セクションを備え、横枝および側枝の導波管は、平面XYに平行なそれらのより幅広い周壁のうちの1つの周壁で平坦に取り付けられている。
本発明の異なる実施形態によれば、スプリッタの各導波管は、幅の異なる対の対向する4つの周壁によって画定された矩形セクションを備え、横枝の導波管は、それらのより幅広い周壁が平面XYに垂直になるように、それらのより狭い周壁のうちの1つの周壁で取り付けられ、側枝の導波管は、平面XYに平行なそれら2つのより幅広い周壁で平坦に取り付けられている。
本発明の異なる実施形態によれば、スプリッタの各導波管は、幅の異なる対の対向する4つの周壁によって画定された矩形セクションを備え、横枝の導波管および側枝の導波管は、それらのより幅広い周壁が平面XYに垂直になるように、それらのより狭い周壁のうちの1つの周壁で取り付けられている。
給電ポートは、有利には、2つの分配器における横枝の導波管の壁に配置された結合スロットを備えてもよい。
あるいは、給電ポートは、パワースプリッタの横枝の重複領域内に配置された第5の対称または非対称OMTのアクセスポートであってもよい。
2つの電力分配器は、有利には平面XYに平行に配置することができ、それらの横枝は、重複領域内で交差することができ、Tカプラによって互いに結合することができる。
あるいは、2つの電力分配器は、平面XYに平行に配置することができ、それらの横枝は、重複領域内で互いに重ね合わせ、平面E内のTカプラによって互いに結合することができる。
2つの横枝の導波管は、有利には、薄くした厚さPを重複領域内に有し得る。
一実施形態によれば、2つの電力分配器の2つの横枝および4つの側枝は、平面XYに平行なそれぞれ下部および上部の2つの異なる段に取り付けることができ、横枝の導波管の上壁に配置された結合スロットと、側枝の導波管の下壁に配置された対応する結合スロットとを介して、平面E内のTカプラによって互いに結合することができる。
一実施形態によれば、各横枝の導波管は、給電するように意図された中央開口部の両側に位置し、かつ対応する横枝に垂直な方向に互いに対して直線的にオフセットされた2つの導波管セクションから構成することができ、各横枝の導波管の上壁に配置された結合スロットを整列させ、前記上壁の2つの対向する縁部上に配置することができ、次いで2つの横枝は、パワースプリッタの中心軸の周りに回転対称性を有する。
一実施形態によれば、2つの電力分配器は、平面XYに平行な同一平面H内に配置することができ、それらの横枝は、重複領域内で交差し、平面H内のTカプラによって互いに結合することができ、横枝の導波管は、平面E内のTカプラによって側枝の導波管に結合することができる。
有利なことには、一実施形態によれば、平面E内のTカプラにおいて、横枝の導波管を側枝の対応する導波管内に埋め込むことができる。
有利なことには、一実施形態によれば、2つの電力分配器は、上下に重ね合わされた2つの独立した横枝を備えることができ、各横枝の導波管のより狭い壁のうちの1つが、それぞれの切欠部を備え、2つの分配器の2つのそれぞれの切欠部が、互いに当接している。
一実施形態によれば、2つの分配器における2つの側枝の4つの端部は、曲げて、対応する側導波管の上壁上に折り重ね、パワースプリッタの外側によって4つの非対称OMTのアクセスポートにそれぞれ結合することができ、2つの分配器は、上下に重ね合わされ、互いに対して垂直に配向している。
一実施形態によれば、2つの分配器の横枝は、平面XYに平行な2つの異なる平面内に取り付け、平面XYの両側に位置付けすることができ、平面XY内では、2つの分配器の側枝が配置され、平面E内のTカプラによって対応する分配器の側枝に結合されている。
本発明はまた、アレイ状に結合された4つの同一のパワースプリッタを備えた上層と、第5のパワースプリッタを備えた下層とを備えた複数のパワースプリッタからなるアレイであって、下層の第5のパワースプリッタが、上層の4つのパワースプリッタに同相で給電する中央領域内に配置された給電ポートを備えた複数のパワースプリッタからなるアレイに関する。
本発明はまた、パワースプリッタと、パワースプリッタによってアレイ状に接続された少なくとも4つの基本放射源とを備えた小型放射素子であって、各基本放射源は、パワースプリッタにおける4つの非対称OMTの放射開口部にそれぞれ結合されたアクセスポートを有する小型放射素子に関する。
小型放射素子は、パワースプリッタによってアレイ状に接続された5つの基本放射源を有利に備えることができ、第5の基本放射源は、スプリッタの給電ポートの延長部における導波管の上壁に配置された開口部内に配置され、かつスプリッタの給電源に直接接続するように意図されている。
各基本放射源は、有利には、それぞれ下部および上部の2つの積み重ねられた同心ファブリ・ペロー共振器を備えることができる。
それぞれ下部および上部の各ファブリ・ペロー共振器は、有利には、正方形の横断面を有し得る。
パワースプリッタによってアレイ状に接続されたすべての基本放射源の上部空胴は、任意の内壁を取り除くことによって有利に組み合わせることができ、すべての基本放射源に共通の単一の空胴を形成することができる。
一実施形態によれば、小型放射素子は、複数のパワースプリッタからなるアレイと、スプリッタアレイに結合された少なくとも16個の放射源とを備えることができる。
最後に、本発明は、パワースプリッタを含む少なくとも1つの小型放射素子を備えた平面アンテナに関する。
本発明の他の特性および利点について、添付の概略図を参照しながら、単に例示的で非限定例として挙げる以下の記載で明確に説明する。
本発明による、小型スプリッタ内で使用することができる非対称OMTの第1の例の斜視図を示す。 本発明による、小型スプリッタ内で使用することができる非対称OMTの第2の例の斜視図を示す。 本発明による、小型スプリッタ内で使用することができる非対称OMTの第3の例の斜視図を示す。 本発明の第1の実施形態による、横枝が交差している、中央枝と横枝との間に平面H内のTカプラを備えた小型2偏波平面スプリッタの第1の例の斜視図を示す。 本発明の第1の実施形態による分配器の例の斜視図を示す。 本発明の第2の実施形態による、横枝が互いに重ね合わされている、平面H内のTカプラを備えた小型平面スプリッタの第2の例の底面図を示す。 本発明の第2の実施形態による、横枝が互いに重ね合わされている、平面H内のTカプラを備えた小型平面スプリッタの第2の例の上面図を示す。 本発明の第3の実施形態による、側枝と横枝との間に平面E内のTカプラを備えた小型平面スプリッタの第3の例の2段を図示する斜視図を示す。 本発明の第3の実施形態による、側枝と横枝との間に平面E内のTカプラを備えた小型平面スプリッタの第3の例の別の2段を図示する斜視図を示す。 本発明の第4の実施形態による、平面E内のTカプラを備えた回転不変の小型平面スプリッタの第4の例における下段を図示する斜視図を示す。 本発明の第4の実施形態による、平面E内のTカプラを備えた回転不変の小型平面スプリッタの第4の例における非対称OMTのない重ね合わされた2段を図示する斜視図を示す。 本発明の第4の実施形態による、平面E内のTカプラを備えた回転不変の小型平面スプリッタの第4の例における非対称OMTを備えた重ね合わされた2段を図示する斜視図を示す。 本発明の第5の実施形態による、2つの分配器の横枝が、側枝を含む平面の両側に配置されている、側枝と横枝との間に平面E内のTカプラを備えた小型平面スプリッタの第5の例を図示する上面図を示す。 本発明の第5の実施形態による、2つの分配器の横枝が、側枝を含む平面の両側に配置されている、側枝と横枝との間に平面E内のTカプラを備えた小型平面スプリッタの第5の例を図示する底面図を示す。 本発明の第5の実施形態による、4つの非対称OMTに結合された2つの分配器の4つの側枝の上面図を示す。 本発明の第5の実施形態による分配器の横枝の上面図を示す。 本発明の第6の実施形態による、横枝の導波管が、それらのより幅広い表面が平面XYに垂直になるように、それらの縁部に取り付けられている、側枝と横枝との間に平面E内のTカプラを備えた小型平面スプリッタの第6の例の斜視図を示す。 本発明による、図8aに示した第6の例示的実施形態に対応する平面E内のTカプラにおける側枝と横枝との接合部の詳細図を示す。 本発明の第6の実施形態による小型平面スプリッタの底面図を示す。 本発明の第6の実施形態による小型平面スプリッタの側面図を示す。 本発明による、第5の中央放射源の給電の位相オフセットを調整するように意図された導波管セクションの分解詳細図を示す。 本発明の第7の実施形態による、横枝の導波管および側枝の導波管が、それらのより幅広い表面が平面XYに垂直になるように、それらの縁部に取り付けられており、OMTが省略されている、側枝と横枝との間に平面E内のTカプラを備えた小型平面スプリッタの第7の例の斜視図を示す。 本発明の第8の実施形態による、横枝の導波管が縁部に取り付けられ、2つの分配器の横枝が独立しており、それぞれの切欠部が設けられている小型平面スプリッタの第8の例の斜視図を示す。 図9bに示したスプリッタの分配器の正面図を示す。 本発明の第9の実施形態による分配器の上面図を示す。 本発明の第9の実施形態による、2つの分配器が、重ね合わされ、曲げられて折り重ねられた端部を備え、非対称OMTが、スプリッタの外側に向かって配向したそれらのアクセスポートによって給電されている、平面H内のTカプラを備えた小型平面スプリッタの第9の例の上面図を示す。 本発明の任意の実施形態による小型スプリッタを備えた放射素子の例の斜視図を示す。 本発明の任意の実施形態による小型スプリッタを備えた放射素子の別の例の斜視図を示す。 本発明による、積み重ねられたファブリ・ペロー共振器から構成された放射源の例の断面図を示す。 本発明による、積み重ねられたファブリ・ペロー共振器から構成された放射源の例の上面図を示す。 本発明による、複数のパワースプリッタからなるアレイの例の分解概略図を示す。
本発明によれば、小型2偏波平面パワースプリッタは、同一平面XYに平行に取り付けられ、互いに対して垂直に配向した2つの電力分配器16、17を介してアレイ状に接続され、かつ2つの直交偏波で動作する給電源に同相で結合するように意図された、少なくとも4つの非対称直交モード変換器OMT10を備える。各非対称OMT10は、同一平面XY内に位置し、互いに直交するように配向した2つのアクセスポート12、13と、平面XYに垂直で外側に開いている放射開口部11とを備える。2つのアクセスポートは、2つの直交偏波によって給電するように意図されたものである。2つの分配器は、有利には同一である。各電力分配器16、17は、互いに平行に配置された少なくとも2つの側枝16a、16b、17a、17bと、2つの側枝に垂直に結合された横枝16c、17cとを備える。2つの電力分配器16、17は、互いに対して垂直に配向しているため、2つの分配器16、17の2つの横枝16c、17cは、互いに垂直であり、2つの横枝が交差し、または互いに重なり合わされ得る重複領域20内で出会う。したがって、重複領域は、パワースプリッタの中央領域内に位置するが、4つの非対称OMT10は、パワースプリッタの周辺領域内に位置し、各非対称OMTの2つのアクセスポートは、平面XY内で2つの分配器にそれぞれ結合されている。したがって、各非対称OMTは、平面XY内で2つの分配器それぞれの側枝の端部にそれぞれ結合されたその2つのアクセスポートを有する。したがって、4つの非対称OMTのアクセスポートはすべて、平面XY内の、2つの分配器における側枝のそれぞれの端部の延長部内に位置し、これによって、特に小型の平面パワースプリッタを得ることができる。2つの分配器16、17の側枝および横枝はそれぞれ、互いに結合された、例えば矩形セクションを有する、側金属導波管および横金属導波管を備える。本発明の異なる実施形態によれば、金属導波管は、平面XYに平行な、導波管の大きい側面と呼ばれるそれらのより幅広い壁で、または、それらの縁部、導波管の小さい側面とも呼ばれる平面XYに垂直なそれらのより幅広い壁で、平坦に取り付けることができる。本発明の異なる実施形態によれば、異なる導波管間の結合は、平面Hまたは平面E内のTカプラによって実施することができる。
定義によって、Tカプラは、入力アクセスを備えた入力導波管と、出力アクセスをそれぞれが備えた2つの側出力導波管との間のT形状の接合部である。平面H内のTカプラは、2つの出力アクセスが、入力導波管内の磁界Hに平行な面内に延在するTカプラである。平面E内のTカプラは、2つの出力アクセスが、入力導波管内の電界Eに平行な面内に延在するTカプラである。したがって、入力導波管がそのより幅広い壁で平坦に取り付けられた場合、平面H内のカプラの2つの出力導波管は、平面XYに平行であり、平面E内のカプラの2つの出力導波管は、平面XYに垂直である。反対に、入力導波管が縁部、すなわち、そのより狭い壁で取り付けられた場合、平面E内のカプラの2つの出力導波管は、平面XYに平行である。
各分配器の2つの側枝16a、16b、17a、17bの4つの端部は、対応する分配器の4つのアクセスポートを構成する。各分配器の4つのアクセスポートは、4つの非対称OMT10の第1のアクセスポート12にそれぞれ、第2のアクセスポート13にそれぞれ結合されている。したがって、アレイ状に接続された4つの非対称OMT10は、2つの分配器の4つの側枝によって画定された正方形または長方形の平面網目の4つの角上に配置され、各非対称OMT10は、互いに垂直に配向し、2つの分配器16、17にそれぞれ接続され、かつ2つの直交偏波によってそれぞれ給電するように意図された2つのアクセスポート12、13を備える。偏波は、直線であっても、円形であってもよい。パワースプリッタの各分配器は、給電源に接続するように意図され、かつ、例えば重複領域内の各分配器16、17の横枝16c、17cに結合された入力励振ポートを備える。この入力励振ポートは、給電ポート1、2にそれぞれ接続された結合スロット21、22を備えてもよく、給電ポートは、パワースプリッタの重複領域20内に配置された対称または非対称OMTのアクセスポートであり得る。
図1aおよび図1bは、本発明による小型非対称OMTの2つの例示的実施形態を示す。非対称OMT10は、同一平面XY内に位置する対で正反対を向いた4つのポートを備えた交差接合部と、平面XYに垂直で、交差接合部の上方に配置された放射開口部11とを備える。交差接合部の2つの第1のポートは、短絡スタブ14、15に接続されている。各スタブ14、15に対向する2つの第2のポート12および13は、2つの直交偏波によって動作するアクセスポートである。各スタブ14、15の長さS1は、対向するアクセスポート12、13に給電する入射波に対して反対の位相の波を反射するように調整されている。2つのアクセスポート12および13は、2つの直交偏波をそれぞれ放射開口部11の方へ結合する。所定の周波数周波帯にわたって、2つのアクセスポート12と13との結合を最小化するために、開口部内のスタブによって低減され、1つまたは複数のアイリス6のインピーダンスと組み合わされたインピーダンスが、給電されたアクセスの特性インピーダンスに近い値を有するように、スタブ14、15の幅S2を調整することができる。図1bに示すように、金属ピラミッド5もまた、OMTの下面上に挿入し、放射開口部11の方へ結合しやすくすることができる。さらに図1bに示すように、アクセスポート12、13の非対称性を補償するために、それぞれ距離d1、d2だけ、中心に関して、また交差接合部の対称軸に平行な2つの方向に従って、放射開口部11をオフセットすることができる。したがって、OMTの中心動作周波数に対して10%の帯域幅にわたって、2つのアクセスポート12と、13との間に20dBの分離を実施することができる。
図1cは、本発明による小型非対称OMTの第3の例を示す。図1aおよび図1bに示した非対称OMTの2つの例と異なり、この第3の例によれば、非対称OMTは、軸Zに平行な長手軸を有する主導波管と、互いに直交し、結合スロットを介して主導波管に結合された2つの横枝とを備える。結合スロットは、長手軸に平行に配向するように、主導波管の壁に配置されている。主導波管は、ホーンまたはファブリ・ペロー共振器源などの放射源に接続するように意図された放射開口部11を備えた端部を備え、2つの横枝は、本発明によるパワースプリッタの側枝16a、16b、17a、17bの導波管を接続することができるOMTの2つの直交アクセスポート12、13を構成する。しかしながら、結合スロットは、軸Zに平行に配向しているため、OMTの横枝およびOMTのアクセスポートもまた、軸Zに平行に配向している。次いで、OMTのアクセスポートのこの配向により、パワースプリッタの側導波管は、それらのより幅広い周壁が平面XYに垂直になるように、それらの縁部、すなわち、それらのより狭い周壁のうちの1つの周壁で取り付けることができる。
図11aおよび図11bに関して以下に説明するように、4つの非対称OMT10であって、それらが結合されている2つの分配器の4つの側枝によって形成された網目の4つの角上に配置された4つのOMTを次いで、それらに同相で、かつ2重の直線または円形の偏光で給電するために、4つの非対称OMT10の4つの放射開口部11にそれぞれ結合された4つの放射源と、それぞれ関連付けることができる。次いで、アセンブリは、小型放射素子を構成し、その寸法は、パワースプリッタの導波管の長さを調整することによって、要件に応じて調整することができる。アレイ状に配置された4つの放射源は、金属ホーンもしくは積み重ねられたファブリ・ペロー共振器要素であってもよく、または、各非対称OMT10によって送られる電力が可能にするならば、平面放射源であってもよい。このことにより、幅広く、高効率の低損失放射開口部を得ることができ、これは、利得を最大にし、対応するアンテナの第2のローブのレベルを制限するために不可欠である。
本発明の第1の実施形態によれば、2つの分配器16、17は同一であり、同一平面XY内で互いに対して垂直に、導波管の伝搬方向に平行に取り付けられ、それらそれぞれの横枝16c、17cは、重複領域内で交差する。側導波管および横導波管はすべて、平面XYに平行なそれらのより幅広い周壁で平坦に取り付けられ、各分配器の側枝および横枝における各側導波管と各横導波管との接続が、平面H内のTカプラによって実施される。各分配器16、17の給電は、例えば、2つの直交偏波で動作する給電源に接続された2つの異なる給電ポートによって実施することができ、2つの給電ポートは、対応する横導波管16c、17cの壁に、平面XYに平行に配置されたそれぞれの結合スロット21、22によって、分配器にそれぞれ結合されている。2つの結合スロット21、22は、図2に示すように、対応する横導波管16c、17cの下壁または上壁に配置することができる。あるいは、各分配器16、17の給電もまた、2つの分配器16、17における2つの横枝の重複領域20内に配置された4つのアクセスポートを備えた対称OMTによって、実施することができる。同一の偏波に対応する4つの非対称OMT10の励振スロットが、同相で励振されるように、かつ、4つの非対称OMT10と関連する、図2に示していないアレイ状に配置された4つの放射源のコヒーレント励振を得るために、側枝と横枝との接合が平面H内のTカプラによって実施される図2および図3の場合、誘導された半波長と長さが等しいスタブを、各横導波管のセクションのうちの1つの上に加える必要がある。スタブによって提供される追加的な長さを考慮して、このスプリッタにより、約2λだけ離された放射源の励振、ひいては4λ程度の放射素子の実施が可能となる。しかしながら、このスプリッタは非対称であり、異なる偏波を有するアクセスポート間を結合し、交差偏波の励振を引き起こす危険があるために、放射素子の性能に悪影響をもたらす。
図4aおよび図4bに示した本発明の第2の実施形態によれば、2つの分配器16、17は、同一平面XY内に互いに対して垂直に取り付けられているが、重複領域内では、それらそれぞれの横枝16c、17cが、上下に重ね合わされている。重ね合わせは、横枝を曲げ、または図4bに示すようにそれらの断面を徐々に小さくすることによって、実施することができる。したがって、図4aに示した底面図および図4b示した上面図では、分配器16の横枝16cは、分配器17の横枝17cの下方を通過する。各分配器の横枝16c、17cは、各対応する横導波管16c、17cの下壁に配置されたそれぞれの入力ポート1、2に結合され、2つの横枝の2つの入力ポート1、2は、直交偏波を有する。したがって、2つの分配器16、17の2つの横枝は交差せず、これによって、2つの分配器16、17の2つの入力ポート1と2との結合を低減することができる。各分配器の側枝および横枝の各側導波管と各横導波管との接続は、平面H内のTカプラによって実施される。導波管の重ね合わせを可能にするために、横枝16c、17cの導波管は、重複領域内の2つの横導波管の合計厚が、単一の導波管の通常の厚さPに一致するように、薄くした厚さを重複領域内に有する。
本発明の第3の実施形態によれば、各分配器16、17の各側枝16a、16b、17a、17bと、横枝16c、17cとの接続は、平面E内のTカプラによって実施される。この場合、例えば図5aおよび図5bに示すように、2つの分配器の2つの横導波管16c、17cおよび4つの側導波管16a、16b、17a、17bは、平面XYに平行な2つの異なる段に取り付けられている。例えば、下段は、平面H内で交差する2つの横導波管16c、17cから構成されてもよく、上段は、正方形網目の4つの角上に取り付けられた4つのOMT10に結合された4つの側導波管16a、16b、17a、17bから構成されてもよい。この場合、各横導波管と同一分配器の2つの側導波管との平面E内での結合は、横導波管の2つの端部上の上壁に配置された2つのそれぞれの結合スロット23a、23b、24a、24bによって、および、分配器の各側導波管の下壁の中央に配置された2つの対応するスロット25a、25b、26a、26bによって実施される。2つの直交偏波によって各分配器を給電するための2つの結合スロット21、22は、2つの横枝16c、17cの交差領域内に位置し、横導波管の下壁に配置されたスロットまたは交差領域内に配置された第5の非対称OMTのいずれであってもよい。各分配器の側枝と横枝との結合は平面E内であるため、横導波管の交差領域の両側に配置された各横導波管の2つのセクションは、同相で給電される。これにより、分配器の横枝上にスタブを加える必要なく、4つの非対称OMT10を同相で励振することができ、得られる放射素子のコンパクト性を改善する。さらに、各分配器は次いで、4つの非対称OMT10の配置に関して対称であり、それによって、得られる放射素子の帯域幅が改善される。しかしながら、側導波管を対称的に励振するためには、各側導波管および各横導波管に配置された結合スロットを、対応する導波管に関して非対称に配置する必要がある。特に、図5aおよび図5bでは、結合スロット23a、23b、24a、24bは、横導波管の端部に配置され、結合スロット25a、25b、26a、26bは、側導波管の中心ではなく端部に配置されている。したがって、本発明の第1の実施形態のように、これによって、パワースプリッタの非対称性が生じ、これは、異なる偏波で動作する非対称OMT10のアクセスポート間を結合し、交差偏波の励振を引き起こすおそれがある。
図6a、図6b、図6cに示した本発明の第4の実施形態によれば、各分配器の各側導波管と各横導波管との接続は、図5aおよび図5bのような平面E内のTカプラによって実施されるが、図6aに示した下段の図は、各横導波管の2つの端部上に配置された結合スロットが、横導波管の上壁の2つの対向する縁部上に配置されていることを示す。分配器を給電するよう意図された中央開口部20が位置する交差領域の両側に位置する2つの横導波管セクションは、整列していないが、各横導波管の対向する縁部上に配置された結合スロット23a、23bおよび24a、24bそれぞれは、整列し、中央開口部に関して対称に配置されるように、対応する横枝に垂直な方向に互いに対して直線的にオフセットされている。図6bは、非対称OMT10を省略した、上下に重ね合わせた場合の下部および上部の2段の構成を示す底面図である。図6cは、非対称OMT10が2つの分配器の4つの端部に結合されている、重ね合わされた2段の上面図である。横導波管および側導波管に配置された結合スロットは、対で互いに一致する。この構成では、横導波管は次いで、パワースプリッタの中心軸の周りに回転対称性を有する。したがって、スプリッタは、回転不変構成を有する。この回転不変性は、給電が円形偏光で行われる場合に、直交偏波のアクセスポート間の優れた分離をこの構成に提供する。
図7aの上面図および図7bの底面図に示した本発明の第5の実施形態によれば、各分配器の各側枝と各横枝との接続は、平面E内のTカプラによって実施されるが、2つの分配器の横枝は、同一平面内に位置しない。2つの分配器の横枝16c、17cは、側枝16a、16b、17a、17bを含む平面の両側に配置され、互いに垂直な2つの方向に従って取り付けられている。したがって、2つの分配器の横枝16c、17cは、交差せず、互いに重ね合わされていない。したがって、スプリッタは、下段、中央段および上段の3つの異なる段を備える。上段は、第1の分配器の横枝16cおよび2つの側枝16a、16bに配置された対応する結合スロットによって、第1の分配器の2つの側枝に平面E内で結合された第1の分配器の横枝を備える。同様に、下段は、第2の分配器の横枝17cおよび2つの側枝17a、17bに配置された対応する結合スロットによって、第2の分配器の2つの側枝に平面E内で結合された第2の分配器の横枝を備える。したがって、下段は、上段と同一の構造を有するが、上段に対して垂直な方向に配向している。横枝16cは、第1の分配器の給電入力ポートを備え、横枝17cは、第2の分配器の給電入力ポートを備える。図7cは、4つの非対称OMT10に結合された2つの分配器の4つの側枝16a、16b、17a、17bの上面図であり、第2の分配器の対向する2つの側枝17a、17bに配置された2つの結合スロットを示す。図7dは、第1の分配器の横枝16cの底面図であり、第1の分配器の2つの対向する側枝16a、16bに配置された対応する2つの結合スロットに対向して配置するように意図されている2つの結合スロットを示す。
本発明の第6の好ましい実施形態によれば、図8a、図8b、図8cおよび図8dに示すように、小型平面スプリッタの横枝16c、17cの導波管は、それらのより幅広い壁が平面XYに垂直になるようにそれらの縁部に取り付けることができ、側枝16a、16b、17a、17bの導波管は、平面XYに平行なそれらのより幅広い壁で平坦に取り付けられている。図8bの詳細図に示すように、横枝と側枝との接合部で、横枝16c、17cの導波管が、対応する側導波管16a、16b、17a、17b内に埋め込まれ、それによって、スプリッタの厚さは、それらのより幅広い壁の幅Lに制限される。この場合、2つ横枝16c、17cは、スプリッタの中央で交差し、側導波管と横導波管との接合部は、接合部でいかなる結合スロットも必要としない平面E内のカプラである。側枝および横枝の導波管は交差し、スプリッタの中央に配置され、かつ2つの直交偏波で動作する給電源に接続されたアクセスポートによって励振される。この平面スプリッタ構造は、完全に対称で、より実施しやすく、上に説明したスプリッタのすべての例のうちで最も小型ものであるという利点を有する。平面スプリッタの中央アクセスポートは、非対称OMTによって、またはその代わりに対称OMTによって給電することができる。スプリッタのこの第6の例の構造は完全に対称であるため、例えば直接放射を有する第5の放射源を、スプリッタの中央の、スプリッタの横導波管16c、17cの上壁に配置された開口部30内に配置することができる。直接放射を有する第5の放射源は、平面スプリッタの中央給電アクセスの延長部内に位置することができ、スプリッタの横導波管の下壁内に位置するスプリッタの中央給電源に直接接続してもよい。この第5の放射源を追加することにより、アレイ状に接続されたすべての放射源によって実施される放射開口部の全面にわたってエネルギーをより良好に分配することができる。しかしながら、中央給電アクセスは、4つのOMT10の4つの周辺アクセスと同相でなくてもよい。この場合、中央アクセスを4つの周辺アクセスと同相にするためには、パワースプリッタの中央開口部30内に収容された導波管セクションを、中央給電アクセスと第5の放射源との間に加えることが必要な場合がある。導波管セクションが、パワースプリッタの厚さを著しく増加させないように、図8eの分解図で概略的に示すように、導波管27自体の上に折り重ねられ、下部結合スロット28および上部結合スロット29を備えた導波管27の4つのセクションを使用することによって、位相オフセットを実施することができる。明確に理解することができるように、4つの導波管セクションを互いに離して示すが、それらは、パワースプリッタの中央開口部30内に並べて挿入するように意図されている。しかしながら、この第5の放射源の追加は、その横導波管が、それらの縁部に取り付けられている平面E内のTカプラの場合のみに可能である。他の構成では、この放射源は、中央に配置されず、さらには、平面H内のカプラを備えた構成では、この第5の放射源の直交励振偏波は、コヒーレントではないであろう。
図9aに示した本発明の第7の実施形態によれば、パワースプリッタの側導波管および横導波管はすべて、それらのより幅広い周壁が平面XYに垂直になるように、それらの縁部、すなわちそれらのより狭い周壁のうちの1つの周壁で取り付けられている。次いで、横導波管は、平面E内のTカプラによって側導波管に結合されている。この場合、パワースプリッタによって給電される4つの非対称OMTはすべて、図1cに関して説明した実施形態と一致している。図9aでは、2つの分配器の横枝16c、17cは、スプリッタの中心で交差し、2つの直交偏波で動作する給電源に接続された給電ポート1、2は、交差領域内に位置する。この配置は非常に小型であるが、交差領域の存在により、交差偏波の寄生定常モードが現われ、それによりスプリッタの動作帯域が狭くなり得る。
図9bおよび図9cに示した本発明の第8の実施形態によれば、2つの分配器の横枝16c、17cは交差せず、独立し、上下に重ね合わされているが、パワースプリッタの横枝16c、17cの導波管は、平面XYに平行なそれらのより狭い壁で、それらの縁部に取り付けられている。側枝16a、16b、17a、17bは、それらのより幅広い壁で平坦に取り付けられ、平面E内で横枝に結合されている。それぞれ下部および上部の各分配器の横枝は次いで、それぞれの給電ポートを備え、2つの給電ポート1、2は、平面XYに垂直な方向に従って配向し、分配器の下壁および上壁上にそれぞれ配置されている。厚さの点から、すなわち平面XYに垂直な方向において、パワースプリッタの寸法を縮小するために、各分配器は、給電ポートに対向するその壁に、幅が、横枝の導波管の小さい側面の幅と少なくとも等しく、高さが、横枝の導波管の大きい側面の幅の半分以下の切欠部90を備える。これらの状態では、上部分配器の横枝は、下部分配器の横枝の上方に垂直に取り付けられ、2つの分配器のそれぞれの切欠部は、互いに当接している。次いで、2つの分配器の2つの横枝は離され、互いに独立し、2つの偏波間の良好な分離を可能にする。したがって、この第8の実施形態で得られるスプリッタでは、交差偏波モードが生じない。
本発明の最初の8つの実施形態では、OMTは、スプリッタの内側に向かって配向したそれらの入力アクセスポートによって給電される。また、例えば本発明の第9の実施形態の図10aおよび図10bに示すように、OMTが、スプリッタの外側に向かって配向したそれらのアクセスポートによって給電されるように、スプリッタの側導波管の端部を折り重ねることもできる。図10aに示した上面図では、各分配器16、17は、2つの側枝と、図2および図3のような平面H内のTカプラによって2つの側枝に結合された1つの横枝とから構成される。さらに、各分配器における2つの側枝の側導波管の4つの端部41、42、43、44は、各分配器の出力ポート45、46、47、48が、前記上壁の上方に配置されるように、曲げられ、対応する側導波管の上壁上に折り重ねられる。各分配器16、17は、平面H内で分配器の横枝に結合された給電入力ポート1、2を備える。給電入力ポート1、2は、平面H内にあるため、給電入力ポートと横導波管との間に結合スロットは必要ない。組み立てられたスプリッタを図示する図10bの上面図に示すように、2つの分配器16、17は、2つの異なる段に、方向Zに従って上下に重ね合わされ、互いに対して垂直に配向している。第1の分配器16の4つの出力ポートおよび第2の分配器17の4つの出力ポートは、スプリッタの第3の段に、対で直交するように配置され、4つの非対称OMT10の対応する直交入力ポートに、外側によってそれぞれ結合されている。したがって、この第9の実施形態では、4つの非対称OMTは、スプリッタの外側に向かって配向したそれらのアクセスポートによって給電されるが、他のすべての実施形態では、4つのOMTは、スプリッタの内側に向かって配向したそれらのアクセスポートによって給電される。構成が平面H内のTカプラを備えたスプリッタの図10aおよび図10bに明示するような、スプリッタの外側に向かって配向したそれらのアクセスポートによってOMTに給電するという原理はまた、構成が平面E内のTカプラを備えたスプリッタに適用することもできる。
図11aおよび図11bは、本発明の任意の実施形態による小型スプリッタを備えた放射素子の2つの例における2つの斜視図を示す。放射素子は、4つの同一の基本放射源31、32、33、34のアレイから構成され、それら基本放射源は、各放射源が結合されているスプリッタの4つの非対称OMT10それぞれの放射開口部によって伝えられる2つの直交偏波によって同相で給電するように意図されている。各基本放射源は、例えば、小型ホーンまたはファブリ・ペロー共振器のスタックから構成されてもよい。
積み重ねられたファブリ・ペロー共振器から構成された基本放射源の断面および上面図の概略例を、図12aおよび図12bに示す。基本放射源31は、2つの積み重ねられた同心共振空胴35、36を備え、各空胴は、接地面を構成する金属下壁および金属側壁によって画定され、上部空胴36は、寸法が下部空胴35より大きい。下部空胴35は、2偏波で動作する励振手段に結合するように意図された給電入力ポート37を備える。入力ポート37は、例えば、給電導波管、または例えば下部空胴35の接地面38全体にわたって下部空胴内へ外側に開いている入力開口部であってもよい。各空胴の断面は、円形、正方形、六角形、または任意の他の形状であってもよい。しかしながら、正方形網目状のアレイ形成に適合するために、各空胴の断面は、正方形のものとして選択されることが好ましい。各共振空胴35、36は、上壁を形成するそれぞれのフード51、52を備えてもよく、フードは、例えば部分的に反射面を形成し、共振空胴の励振を増加させる金属グリッドから構成され得る。2偏波の動作には、金属グリッドは二次元でなければならない。例えば筒形状の、同心金属波形部53は、この空胴内の上部モードの励振を制御し、制限するために、上部空胴の接地面39の下方に配置することができる。
本発明によれば、図11aに示すように、各基本放射源の下部共振空胴の入力アクセスポート37は、非対称OMT10の放射開口部に結合されている。アレイ状の4つの放射源を用いて得られた放射開口部上の電界の分布を改善するために、図11bの代替実施形態に示すように、アレイ状の4つの放射源の4つの上部共振空胴を組み合わせて、上部共振空胴の金属内壁を取り除くことができる。次いで、ファブリ・ペロー共振器を備えた4つの放射源の4つの上部共振空胴は、アレイ状の4つの放射源に共通の単一の上部共振空胴50と置き換えられ、4つの下部共振空胴上に積み重ねられる。このように得られた放射素子は、導波路技術において非常に小型であり、寸法が2.5λ〜4λの広い放射開口部を備え、表面効率が高く、損失が低く、電力用途に適合する。さらに、本発明の第6の実施形態で説明したように、パワースプリッタが完全に対称的な構造を有する場合には、放射源のアレイは、第5の中央基本放射源を備えて、得られた放射開口部の表面効率を再度改善してもよい。
図13の例に示すように、より大きい放射開口部を得るために、より多くの放射源に給電するのに複数のパワースプリッタをアレイ状に結合することができる。パワースプリッタの2段は、図13の例のように示される。上層は、例えば、正方形または矩形の網目によって、同相で給電され、並んで位置付けされた4つの同一のパワースプリッタ61、62、63、64を備え、下層は、上層の4つのスプリッタに同相で給電する第5のパワースプリッタ65を備える。下層の第5のパワースプリッタ65は、正方形または矩形の網目の4つの角上に位置付けされ、かつ第1のアレイ状に結合された4つの非対称OMT10を備える。4つのOMT10は、スプリッタ65の中央領域80内に配置され、かつ給電源に接続するように意図された給電ポートによって同相で給電され、中央領域80は、パワースプリッタ65における2つの分配器の横枝の重複領域20に対応する。4つのOMT10の放射開口部66、67、68、69は、上層の4つのスプリッタの4つの中央アクセス76、77、78、79にそれぞれ結合された4つの同相給電アクセスを構成する。この目的のために、下層の第5のパワースプリッタ65の異なる側導波管および横導波管は、上層の2つのパワースプリッタの2つの給電アクセスを離す距離に適応する長さを有する。上層の各パワースプリッタは、アレイ状に結合され、かつそれらの中央給電アクセス76、77、78、79によって同相で給電される4つの非対称OMT10を備える。上層のスプリッタの給電アクセスは、下層の4つのOMT10によって同相で給電されるため、上層のすべてのOMT10の放射開口部70は同相である。放射源、例えば放射ホーンまたはファブリ・ペロー共振器は、アレイ状に結合されたパワースプリッタによって同相で給電するために、上層のすべてのOMT10の放射開口部のそれぞれに結合することができ、したがって、放射開口部の寸法が4倍の単一の放射素子を構成してもよい。
本発明について、特定の実施形態に関連して説明してきたが、本発明はそれらに全く限定されず、説明した手段のすべての技術的な等価物、さらにそれらの組合せが本発明の範囲内にあれば、それらを含むことは明白である。
1、2 給電ポート
10 非対称直交モード変換器(OMT)
11 放射開口部
12、13、37 アクセスポート
16、17 電力分配器
16a、16b、17a、17b 電力分配器の側枝
16c、17c 電力分配器の横枝
20 重複領域
21、22、23a、23b、24a、24b、25a、25b、26a、26b 結合スロット
30 導波管の上壁に配置された開口部
31、32、33、34 基本放射源
35、36 共振空胴
41、42、43、44 側枝の端部
50 基本放射源に共通の単一の空胴
61、62、63、64、65 パワースプリッタ
80 中央領域
90 切欠部

Claims (24)

  1. 平面の変換器アレイを形成するように2重直交偏波給電源に同相で結合するように意図されたつの変換器(10)を備えた小型2偏波平面パワースプリッタであって、前記4つの変換器(10)が、各偏波に専用の2つの電力分配器(16、17)によって前記2重直交偏波給電源に接続され、それぞれが4つのアクセスポートを提供し、前記2つの電力分配器(16、17)が、平面XYに平行に取り付けられ、かつ前記2つの電力分配器(16、17)が、互いに対して垂直に向けられる、小型2偏波平面パワースプリッタであって、
    各変換器(10)が、前記平面XY内に位置し、かつ互いに直交するように向けられた2つのアクセスポート(12、13)と、前記平面XYに垂直で外側に開いている放射開口部(11)とを備えた非対称直交モード変換器OMTであり、各電力分配器(16、17)が、互いに平行に配置された少なくとも2つの側枝(16a16b、17a17b)と、前記2つの側枝に垂直に結合された横枝(16c、17c)とを備え各電力分配器(16、17)の前記2つの側枝の前記4つの端部は、4つのアクセスポートを提供し前記4つの非対称直交モード変換器OMT(10)それぞれの2つの前記アクセスポートのそれぞれは、前記平面XY内で、それぞれ前記2つの分配器(16、17)の或るアクセスポートに結合されており、各側枝および各横枝が、金属導波管から構成され、各電力分配器の前記横枝が、前記2重直交偏波給電源に接続するように意図された給電ポート(1、2)に結合されていることを特徴とする、小型2偏波平面パワースプリッタ。
  2. 前記パワースプリッタの各導波管が、幅の異なる対の対向する4つの周壁によって画定された矩形セクションを備えること、ならびに、前記横枝および前記側枝の前記導波管が、前記平面XYに平行なそれらのより幅広い周壁のうちの1つの周壁で平坦に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載のパワースプリッタ。
  3. 前記パワースプリッタの各導波管が、幅の異なる対の対向する4つの周壁によって画定された矩形セクションを備えること、前記横枝の前記導波管が、それらのより幅広い周壁が前記平面XYに垂直になるように、それらのより狭い周壁のうちの1つの周壁で取り付けられていること、ならびに、前記側枝の前記導波管が、前記平面XYに平行なそれらの2つのより幅広い周壁で平坦に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載のパワースプリッタ。
  4. 前記パワースプリッタの各導波管が、幅の異なる対の対向する4つの周壁によって画定された矩形セクションを備えること、ならびに、前記横枝の前記導波管および前記側枝の前記導波管が、それらのより幅広い周壁が前記平面XYに垂直になるように、それらのより狭い周壁のうちの1つの周壁で取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載のパワースプリッタ。
  5. 前記給電ポート(1、2)が、前記2つの電力分配器(16、17)における前記横枝(16c、17c)の前記導波管の壁に配置された結合スロット(21、22)を備えることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか一項に記載のパワースプリッタ。
  6. 前記給電ポート(1、2)が、前記パワースプリッタの前記横枝(16c、17c)の重複領域(20、80)内に配置された第5の対称または非対称直交モード変換器OMTのアクセスポートであることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか一項に記載のパワースプリッタ。
  7. 前記2つの電力分配器(16、17)が、前記平面XYに平行に配置されていること、および、それらの横枝が、重複領域(20)内で交差し、Tカプラによって互いに結合されていることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか一項に記載のパワースプリッタ。
  8. 前記2つの電力分配器(16、17)が、前記平面XYに平行に配置されていること、および、それらの横枝が、重複領域(20)内で互いに重ね合わされ、平面E内のTカプラによって互いに結合されていることを特徴とする、請求項2に記載のパワースプリッタ。
  9. 前記2つの横枝の前記導波管が、薄くした厚さPを前記重複領域(20)内に有することを特徴とする、請求項8に記載のパワースプリッタ。
  10. 前記2つの電力分配器(16、17)の前記2つの横枝(16c、17c)および前記4つの側枝(16a16b、17a17b)が、前記平面XYに平行なそれぞれ下部および上部の2つの異なる段に取り付けられ、前記横枝(16c、17c)の前記導波管の上壁に配置された結合スロット(23a、23b、24a、24b)と、前記側枝(16a16b、17a17b)の前記導波管の下壁に配置された対応する結合スロット(25a、25b、26a、26b)とを介して、前記平面E内のTカプラによって互いに結合されていることを特徴とする、請求項2に記載のパワースプリッタ。
  11. 各横枝(16c、17c)の前記導波管が、給電するように意図された中央開口部の両側に位置し、かつ対応する前記横枝に垂直な方向に互いに対して直線的にオフセットされた2つの導波管セクションから構成されること、および、各横枝(16c、17c)の前記導波管の前記上壁に配置された前記結合スロット(23a23b、24a24b)が整列し、前記上壁の2つの対向する縁部上に配置され、前記2つの横枝が前記パワースプリッタの中心軸の周りに回転対称性を有することを特徴とする、請求項10に記載のパワースプリッタ。
  12. 前記2つの電力分配器(16、17)が、前記平面XYに平行な同一平面H内に配置されていること、それらの横枝(16c、17c)が、重複領域(20)内で交差し、平面H内のTカプラによって互いに結合されていること、および、前記横枝の前記導波管が、前記平面E内のTカプラによって前記側枝の前記導波管に結合されていることを特徴とする、請求項3に記載のパワースプリッタ。
  13. 前記平面E内の前記Tカプラにおいて、前記横枝(16c、17c)の前記導波管が、前記側枝(16a16b、17a17b)の対応する前記導波管内に埋め込まれていることを特徴とする、請求項12に記載のパワースプリッタ。
  14. 前記2つの電力分配器(16、17)が、上下に重ね合わされた2つの独立した横枝(16c、17c)を備え、各横枝の前記導波管の前記より狭い壁のうちの1つが、それぞれの切欠部(90)を備え、前記2つの電力分配器の2つの前記それぞれの切欠部が互いに当接していることを特徴とする、請求項3に記載のパワースプリッタ。
  15. 前記2つの電力分配器(16、17)における前記2つの側枝の前記4つの端部(41、42、43、44)が、曲げられ、対応する前記側導波管の前記上壁上に折り重ねられ、前記パワースプリッタの外側によって前記4つの非対称直交モード変換器OMT(10)の前記アクセスポートにそれぞれ結合され、前記2つの電力分配器(16、17)が、上下に重ね合わされ、互いに対して垂直に向けられていることを特徴とする、請求項7または8に記載のパワースプリッタ。
  16. 前記2つの電力分配器(16、17)の前記横枝が、前記平面XYに平行な2つの異なる平面内に取り付けられ、かつ前記平面XYの両側に位置し、前記平面XY内では、前記2つの電力分配器(16、17)の前記側枝が配置され、前記平面E内のTカプラによって対応する前記電力分配器の前記側枝に結合されていることを特徴とする、請求項1に記載のパワースプリッタ。
  17. 請求項1〜16のいずれか一項に記載のパワースプリッタの複数からなるアレイであって、アレイ状に結合された4つの同一のパワースプリッタ(61、62、63、64)を備えた上層と、第5のパワースプリッタ(65)を備えた下層とを備え、前記下層の前記第5のパワースプリッタ(65)が、前記上層の前記4つのパワースプリッタに同相で給電する中央領域(80)内に配置された給電ポートを備えることを特徴とする、アレイ。
  18. 請求項1〜16のいずれか一項に記載のパワースプリッタと、前記パワースプリッタによってアレイ状に接続された少なくとも4つの基本放射源(31、32、33、34)とを備え、各基本放射源が、前記パワースプリッタにおける前記4つの非対称直交モード変換器OMT(10)の前記放射開口部(11)にそれぞれ結合されたアクセスポート(37)を有することを特徴とする、小型放射素子。
  19. 前記パワースプリッタによってアレイ状に接続された5つの基本放射源を備え、前記第5の基本放射源が、前記パワースプリッタの前記給電ポートの延長部における前記導波管の上壁に配置された開口部(30)内に配置され、かつ前記パワースプリッタの前記2重直交偏波給電源に直接接続するように意図されていることを特徴とする、請求項18に記載の小型放射素子。
  20. 各基本放射源(31、32、33、34)が、それぞれ下部および上部の2つの積み重ねられた同心ファブリ・ペロー共振器(35、36)を備えることを特徴とする、請求項18または19に記載の小型放射素子。
  21. それぞれ下部および上部の各ファブリ・ペロー共振器(35、36)が、正方形の断面を有することを特徴とする、請求項20に記載の小型放射素子。
  22. 前記パワースプリッタによってアレイ状に接続されたすべての前記基本放射源(31、32、33、34)の前記上部空胴(36)が、任意の内壁を取り除くことによって組み合わされ、すべての前記基本放射源に共通の単一の空胴(50)を形成することを特徴とする、請求項20または21に記載の小型放射素子。
  23. 請求項17に記載の複数のパワースプリッタからなるアレイと、前記スプリッタアレイに結合された少なくとも16個の放射源とを備えることを特徴とする、小型放射素子。
  24. 請求項18〜23のいずれか一項に記載の少なくとも1つの小型放射素子を備えることを特徴とする、平面アンテナ。
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