JP6587280B2 - 浴室用電子機器 - Google Patents

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本発明は、浴室の壁面に固定される浴室用電子機器に関する。
近年浴室の壁面に取り付けられるテレビやリモコンなどの浴室用電子機器には液晶表示部が設けられ、さらにその液晶表示部は大型化している。この液晶表示部にはバックライトが設けられているが、このバックライトは発熱量が大きく、バックライトが点灯すると浴室用電子機器のケーシング内の空気が高温になる。一方、このような浴室用電子機器では、ケーシング内部に湯水が入ると、内部の電子機器がショートしたり腐食するという不具合が生じる。特にテレビの場合には、液晶表示部とケーシング内面との間に曇りが生じると、液晶表示部に表示されるテレビ画像を鑑賞しづらくなるという不具合が生じる。そのため、浴室内に設置される電子機器のケーシングは湯水が内部に進入しないように水密構造を採用している。
このようにケーシングが水密構造であるため、上記のようにバックライトによってケーシング内が高温になると、ケーシング内の空気を逃がさないとケーシング内の圧力が高くなりすぎてケーシングが変形し、あるいはケーシングが破損するおそれが生じる。
このため、ケーシングには外部に連通する空気穴を設けてケーシング内の圧力が上がらないように膨張した空気を外部に逃がす必要がある。ところが、バックライトが消灯するとケーシング内の空気が冷えて圧力が下がるため、空気穴を通して外部の空気がケーシング内に吸引されることになる。外部の空気を吸引する際に外部空気と共に水蒸気もケーシング内に吸引することになるので、ケーシング内の空気を乾燥したままの状態で保つことが困難になる。
このような場合には予めケーシング内に吸湿剤を入れておき、外部から水蒸気が吸引されると、その吸湿剤に水蒸気を補足させることによりケーシング内の湿度を低くすることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−266276号公報(段落[0007])
上記従来の構成のようにケーシング内に吸湿剤を設置すると、吸湿剤によって水蒸気を吸湿して当初はケーシング内を乾燥状態に保持できるが、吸湿剤の吸湿量が飽和すると、それ以上の水蒸気を吸湿できなくなり、ケーシング内の空気を乾燥状態に保つことができなくなるという不具合が発生する。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、長期間にわたりケーシング内の空気を乾燥状態に保持し続けることのできる浴室用電子機器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による浴室用電子機器は、浴室の壁面に固定されるケーシングの前面に液晶表示部を備えた浴室用電子機器において、上記ケーシングの後面に上記浴室内からの湯水の進入を防止する環状のパッキンを設け、このパッキンに囲まれた部分に窓穴を形成し、この窓穴を通気性を備えた吸湿剤で塞ぎ、ケース内の空気をこの吸湿剤を通して換気するように構成すると共に、上記液晶表示部が発生する熱でこの吸湿剤を加熱して吸湿剤を乾燥させるように構成したことを特徴とする。
通気性を有する吸湿剤をケーシングの内部と外部とに臨ませることにより、この吸湿剤を通してケーシング内に空気を吸引させると、空気が吸湿剤を通過する際に湿気が吸湿され、乾燥した空気がケーシング内に吸引される。そして、水分を吸湿した吸湿剤を液晶表示部の熱で加熱し、膨張したケーシング内の空気が吸湿剤を通って外部に放出される際に、吸湿剤に吸湿した水蒸気を、外部に放出される空気にのせてケーシングの外部に放出させることにより、吸湿剤を乾燥させて長期間吸湿し続けられるようにする。
なお、吸湿剤は吸水性も備えており濡れやすいので、上記吸湿剤の外部に露出する面を、水蒸気及び空気は通過させるが液体状の水は通過させない透湿膜で覆うことが望ましい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、吸湿剤でケーシング内部の水蒸気を吸湿することによりケーシング内を乾燥状態に保持し、かつ吸湿剤が吸湿した水分をケーシングの外部に放出させ乾燥させるので、長期間にわたってケーシング内の空気を乾燥状態に保持し続けることができる。
テレビの背面を示す図 II-II断面図
図1を参照して、1は本発明による浴室用電子機器の一例である浴室用テレビで有り、浴室の壁面に取り付けられる前の状態を示している。この浴室用テレビ1の後面11には環状のパッキン12が取り付けられており、浴室用テレビ1を壁面に固定すると、このパッキン12の防水作用によってパッキン12で囲まれた範囲の内側に湯水が進入しないように構成されている。
このパッキン12に囲まれた範囲内には、図外の電源部及びチューナ部との接続のための配線が後方に向かって突出している。そして、本発明では同じくパッキン12の内側に通気性を備えた吸湿剤2を設置し、さらにその吸湿剤2の外側を水蒸気や空気と言った気体は通過させるが水のような液体は通過させない透湿膜3で覆った。
図2を参照して、上記後面11に矩形の窓穴13を形成し、その窓穴13内に吸湿剤2を嵌め込んである。この吸湿剤2の外側を上述のように透湿膜3で覆うことによって、万一パッキン12を超えてパッキン12で囲まれた範囲内に湯水が進入しても、その湯水が吸湿剤2に接触しないように構成した。
浴室用テレビ1の内部には液晶表示部が収納されており、この液晶表示部の背面側にはバックライトが設けられている。このバックライトは発光時に発熱するので、その発熱をケーシング内で放熱するための板金製の放熱板4が設けられている。
本発明ではその放熱板4に、同じく板金製の熱伝導板5を取り付け、その熱伝導板5が上記吸湿剤2の内側の面に当接するようにした。なお、熱伝導板5には多数の開口51が設けられているので、ケーシング内の空気はこの開口51を通って吸湿剤2に到達する。そのため、ケーシング内の圧力が高くなると、ケーシング内の空気は開口51から吸湿剤2を通って外部へと流れる。
浴室用テレビ1を作動させると液晶表示部のバックライトから発熱し、その熱が放熱板4及び熱伝導板5を介して吸湿剤2に伝えられる。すると、吸湿剤2は温められて吸湿していた水分を水蒸気として放出する。そして、上述のように吸湿剤2を通ってケーシング内の空気が外部に放出される際に、その空気にのって水蒸気が外部へと放出され、吸湿剤2は乾燥する。また、バックライトが消灯してケーシング内の温度が低下するのに伴って外部の空気が吸湿剤2を通ってケーシング内に吸引されるが、その際、乾燥状態の吸湿剤2に、吸引される空気の水分が吸湿されるので、ケーシング内へは乾燥した空気が吸引され、ケーシング内の湿度は一定以下に保持されることになる。そして、吸湿剤2はバックライトの点灯時に毎回乾燥され、吸湿されていた水分は外部へと放出されるので、吸湿剤2が飽和状態になることはなく、長期間にわたってケーシング内の湿度を一定値以下に保持し続けることができる。
なお、上記実施の形態では浴室用電子機器として浴室用テレビを例に説明したが、浴室用リモコン等の他の浴室用電子機器に本発明を適用することができる。このように、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 浴室用テレビ
2 吸湿剤
3 透湿膜
4 放熱板
5 熱伝導板
11 後面
12 パッキン
13 窓穴
51 開口

Claims (2)

  1. 浴室の壁面に固定されるケーシングの前面に液晶表示部を備えた浴室用電子機器において、上記ケーシングの後面に上記浴室内からの湯水の進入を防止する環状のパッキンを設け、このパッキンに囲まれた部分に窓穴を形成し、この窓穴を通気性を備えた吸湿剤で塞ぎ、ケース内の空気をこの吸湿剤を通して換気するように構成すると共に、上記液晶表示部が発生する熱でこの吸湿剤を加熱して吸湿剤を乾燥させるように構成したことを特徴とする浴室用電子機器。
  2. 上記吸湿剤の外部に露出する面を、水蒸気及び空気は通過させるが液体状の水は通過させない透湿膜で覆ったことを特徴とする請求項1に記載の浴室用電子機器。
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