JP6584683B2 - 運転状況再現装置、表示装置および運転状況再現方法 - Google Patents

運転状況再現装置、表示装置および運転状況再現方法 Download PDF

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Description

本発明は、列車の運転状況を再現する運転状況再現装置、表示装置および運転状況再現方法に関する。
鉄道システムにおいて、列車の運行状況は、地上側に設置された地上装置と各列車に搭載された車上装置とにより管理される。地上装置では、鉄道システム全体としての運行状況を監視し、監視結果を記憶しておくのが一般的である。また、車上装置では、列車に搭載されている各種機器の状態、および運転士が実施した操作の内容を監視し、監視結果を記憶しておくのが一般的である。地上装置および車上装置で記憶されている監視結果は、列車の遅延、車両故障などに代表される異常が発生した場合の事後検証時に利用される。また、運転士の訓練時に利用することも検討されている。
特許文献1には、運転士の運転状況等を撮影した映像、運転室内の音声および列車内へのアナウンス内容、運転士の操作結果などのデータを記録しておき、個別に記録したデータを結合して表示装置上で再現する発明が記載されている。
特開2013−47055号公報
特許文献1に記載の発明によれば、表示装置に表示される映像を確認することにより、特定の事象が発生した時の運転状況を確認することが可能である。しかしながら、個別に記録した全てのデータを結合して再現された運転状況を確認する必要がある。そのため、取り扱うデータが膨大となりデータを記録する記憶装置の容量が大きくなるという問題があった。また、特定の事象を検証する際、記録されている全ての映像を作業者が確認して検証対象の事象を探し出す必要があり、作業効率が悪いという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、運転状況の検証作業を効率的に行うことが可能な運転状況再現装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、鉄道システムの各列車に搭載された車上装置で管理されている車上情報と、鉄道システムの各列車の運行状況を監視する地上装置で管理されている地上情報とに基づいて列車の運転状況を再現する運転状況再現装置である。運転状況再現装置は、外部から指定された列車番号および日時により特定される列車である指定列車に搭載された車上装置から日時に対応する車上情報を取得する車上情報取得部と、車上情報取得部が取得した車上情報を解析して特定事象が発生した時刻を特定する特定事象検出部と、特定事象検出部が検出した特定事象が発生した時刻を含む一定期間における地上情報を地上装置から取得する地上情報取得部と、特定事象検出部が検出した特定事象が発生した時刻を含む一定期間における気象情報を含んだ外部情報を取得する外部情報取得部と、車上情報、地上情報および外部情報に基づいて指定列車の過去の運転状況を示す再現画像を生成する再現画像生成部と、を備える。また、運転状況再現装置は、特定事象の種類の指定をユーザから受け付け可能とする。
本発明にかかる運転状況再現装置によれば、運転状況の検証作業を効率的に行うことができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる運転状況再現装置の構成例を示す図 実施の形態1にかかる運転状況再現装置の動作例を示すフローチャート 情報入力画面の一例を示す図 運転状況再現装置の表示装置に表示される再現画面の一例を示す図 再現画面を構成する速度メータの表示例を示す図 再現画面を構成する列車状態の表示例を示す図 再現情報の選択画面の一例を示す図 特定事象の選択画面の一例を示す図 実施の形態2にかかる運転状況再現装置における再現情報の管理動作の一例を示すローチャート 実施の形態3にかかる運転状況再現装置の構成例を示す図 運転状況再現装置を実現するハードウェア構成の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる運転状況再現装置、表示装置および運転状況再現方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる運転状況再現装置の構成例を示す図である。図1に示した運転状況再現装置10は、列車の過去の運転状況を再現する装置である。なお、図1では、運転状況再現装置10に加えて、運転状況再現装置10が列車の運転状況を再現する際に使用する各種情報の取得元の装置、具体的には、列車に搭載された車上装置30、地上に設置された地上装置50およびインターネットなどのネットワーク90に接続されたデータベース70についても併せて記載している。車上装置30は、搭載された列車が運用中に列車内の各部の状態を監視し、監視結果を示す情報を生成して車上情報として管理する。地上装置50は、鉄道システムを構成する各列車の運行状況を監視し、各列車の運行状況の監視結果を示す情報を生成して地上情報として管理する。
運転状況再現装置10は、車上情報取得部11、特定事象検出部12、地上情報取得部13、外部情報取得部14、表示情報再現部15、機器操作情報再現部16、地上情報再現部17、外部表示情報生成部18、タイミング制御部19、表示情報合成部20、音声生成部21、表示装置22、音声出力装置23、再生制御部24、データベース25および入力受付部26を備える。表示情報再現部15、機器操作情報再現部16、地上情報再現部17、外部表示情報生成部18、タイミング制御部19および表示情報合成部20は、再現画像生成部29を構成し、表示装置22に表示させる画像として、列車の過去の運転状況を示す再現画像を生成する。
車上情報取得部11は、車上装置30のデータベース31から車上情報を取得する。車上情報取得部11が取得する車上情報は、車上装置30が搭載された列車の過去の運用に関連する情報であり、過去の運用時に収集された、運用開始時刻、走行路線、列車種別、走行時の速度、停車駅、到着時刻、発車時刻、運転士が行った操作の情報、列車搭載機器の動作状態の情報、運転室内などに設置されたビデオカメラで撮影された映像、などが該当する。列車搭載機器としては、電動機、ブレーキ装置、空調装置、照明装置、ドア開閉装置、表示装置、などが該当する。車上情報取得部11が取得する車上情報には時刻情報が含まれているものとする。車上情報に含まれている時刻情報は、車上情報が車上装置30で記録された日時すなわち車上情報がデータベース31に記録された日時の情報である。なお、車上情報をこれらの情報に限定するものではない。また、説明を簡単化するため、図1では、1台の車上装置30を記載しているが、実際には複数の車上装置30が存在している。詳細については別途説明するが、車上情報取得部11は、入力受付部26を介して使用者から指定された列車に搭載された車上装置30から車上情報を取得する。
ここで、図1に示した車上装置30について説明する。車上装置30は、車上情報を管理するデータベース31と、車上情報としてデータベース31に記録される情報を車上情報伝送部36経由で機器群33から収集する車上情報記録部32と、表示装置35に表示させる画像などの表示情報を生成する表示情報生成部34とを備える。機器群33は、各種の列車搭載機器である。表示情報生成部34は、車上情報伝送部36経由で機器群33から取得した情報に基づいて表示情報を生成する。また、図1では記載を省略しているが、車上装置30は通信装置を備えており、地上装置50および運転状況再現装置10との間でIP(Internet Protocol)通信等の通信を可能とする。
運転状況再現装置10の説明に戻り、特定事象検出部12は、車上情報取得部11が取得した車上情報を解析し、車上情報の中に特定の事象が発生した時の情報が含まれているか否かを判断する。特定の事象としては、列車の遅延の発生、車両故障の発生、などが該当するがこれらに限定するものではない。特定事象検出部12は、取得した車上情報の中に特定の事象が発生した時の情報が含まれていると判断した場合、特定の事象が発生した時刻である特定事象発生時刻を含む期間における地上情報を取得するよう地上情報取得部13に指示するとともに、前記期間を対象として外部情報を取得するよう外部情報取得部14に指示する。地上情報および外部情報については後述する。また、特定事象検出部12は、車上情報取得部11が取得した車上情報のうち、特定事象発生時刻を含む期間の車上情報を抽出して表示情報再現部15および機器操作情報再現部16へ出力する。特定事象検出部12は、車上情報取得部11が取得した車上情報の中に特定の事象が発生した時の情報が複数存在する場合、特定事象発生時刻の各々について、特定事象発生時刻を含む期間の地上情報を取得するよう地上情報取得部13に指示するとともに、外部情報を取得するよう外部情報取得部14に指示する。同様に、特定事象検出部12は、車上情報取得部11が取得した車上情報の中に特定の事象が発生した時の情報が複数存在する場合、特定事象発生時刻の各々について、特定事象発生時刻を含む期間の車上情報を抽出して表示情報再現部15および機器操作情報再現部16へ出力する。
地上情報取得部13は、地上装置50のデータベース51から地上情報を取得して地上情報再現部17へ出力する。地上情報取得部13が取得する地上情報は、データベース51で管理されている情報のうち、車上情報取得部11が取得した車上情報の取得元の車上装置30が搭載された列車、すなわち使用者から指定された列車に関する情報である。データベース51では、列車の位置情報、運行情報、列車番号などの情報が管理されており、地上情報取得部13は、列車の位置情報、運行情報などを地上情報として取得する。取得する運行情報は、使用者から指定された列車の種別、行き先、停車駅、各停車駅への到着予定時刻、各停車駅への実際の到着時刻、各停車駅からの出発予定時刻、各停車駅からの実際の出発時刻など、使用者から指定された列車の運行に関連する各種情報とする。地上情報取得部13は、特定事象検出部12から指示された期間の地上情報を取得する。地上情報取得部13が取得する地上情報には時刻情報が含まれているものとする。ここでの時刻情報とは、地上情報が地上装置50で記録された日時すなわち地上情報がデータベース51に記録された日時の情報である。
外部情報取得部14は、データベース70から気象情報、時事情報などの情報を外部情報として取得して外部表示情報生成部18へ出力する。外部情報取得部14は、特定事象検出部12から指示された期間の外部情報を取得する。また、外部情報取得部14は、外部情報を出力する際、外部情報が示す内容がいつのものであったかを示す時刻情報、すなわち、特定事象検出部12から指示された期間を示す時刻情報も一緒に出力する。
表示情報再現部15は、特定事象検出部12から受け取った車上情報の内容を表示装置22上で再現させるための画像または文字情報を生成する。表示情報再現部15が生成する画像および文字情報は、列車の運転室に設置された表示装置すなわち車上装置30の表示装置35に表示された画像および文字と同様の内容を表す表示情報である。表示情報再現部15は、生成した表示情報と時刻情報とを対応付けてタイミング制御部19へ出力する。ここでの時刻情報とは、生成した表示情報が示す内容と同様の内容が車上装置30の表示装置35に表示された時刻の情報、すなわち表示情報の生成に使用した車上情報に含まれていた時刻情報である。
機器操作情報再現部16は、特定事象検出部12から受け取った車上情報に基づいて、列車に搭載された機器すなわち車上装置30の機器群33に含まれる各種機器に対して実行された操作内容を表示装置22または音声出力装置23で再現するための情報を生成する。機器操作情報再現部16が生成する情報は、画像、文字情報または音声情報である。画像および文字情報は、主幹制御器、ブレーキ、ドア開閉装置などの操作内容を示す操作情報である。音声情報は、列車の運転時に運転士に向けて出力された音声の情報である。機器操作情報再現部16は、生成した操作情報および音声情報と、操作情報および音声情報の生成に使用した車上情報に含まれていた時刻情報とを対応付けてタイミング制御部19へ出力する。機器操作情報再現部16が音声情報を生成する処理は音声再現部として実行する処理に相当する。
地上情報再現部17は、地上情報取得部13から受け取った地上情報の内容を表示装置22に表示させるための画像または文字情報を生成する。地上情報再現部17が生成する情報は、列車の走行位置、遅延発生の有無などの列車の運行状況を示す運行状況再現情報である。地上情報再現部17は、生成した情報と、情報の生成に使用した地上情報と一緒に地上情報取得部13から受け取った時刻情報とを対応付けてタイミング制御部19へ出力する。なお、地上情報再現部17は、地上情報取得部13から受け取った地上情報の内容を示す音声情報を生成するようにしてもよい。すなわち、地上情報再現部17は、例えば、文字情報の代わりに音声情報を生成してもよい。
外部表示情報生成部18は、外部情報取得部14から受け取った外部情報の内容を表示装置22に表示させるための画像または文字情報を外部表示情報として生成する。外部表示情報生成部18は、生成した外部表示情報と、外部情報と一緒に受け取った時刻情報とを対応付けてタイミング制御部19へ出力する。なお、外部表示情報生成部18は、外部情報取得部14から受け取った外部情報の内容を示す音声情報を生成するようにしてもよい。
タイミング制御部19は、表示情報再現部15、機器操作情報再現部16、地上情報再現部17および外部表示情報生成部18から受け取った画像、文字情報および音声情報の出力タイミングを、受け取った時刻情報が同じもの同士が同じタイミングで表示情報合成部20または音声生成部21へ入力されるよう調整する。タイミング制御部19は、画像および文字情報を表示情報合成部20へ出力し、音声情報を音声生成部21へ出力する。また、タイミング制御部19は、表示情報再現部15、機器操作情報再現部16、地上情報再現部17および外部表示情報生成部18から受け取った画像、文字情報および音声情報と時刻の情報とを再現情報としてデータベース25へ登録する。
表示情報合成部20は、タイミング制御部19から受け取った画像および文字情報を合成し、表示装置22に表示させる表示画像を生成し、表示装置22へ出力する。また、表示情報合成部20は、後述する再生制御部24から画像および文字情報が入力された場合にも、画像と文字情報とを合成して表示画像を生成する。表示情報合成部20が生成する表示画像は、列車の運転状況を示す再現画像である。
音声生成部21は、タイミング制御部19から受け取った音声情報に基づいて、音声出力装置23から出力する音声を生成し、音声出力装置23へ出力する。また、音声生成部21は、後述する再生制御部24から音声情報が入力された場合にも音声を生成する。音声出力装置23が生成する音声は、列車の運転状況を示す再現音声である。
表示装置22は、表示情報合成部20で生成された、列車の運転状況を示す再現画像を表示する。
音声出力装置23はスピーカーなどであり、音声生成部21で生成された音声を出力する。
再生制御部24は、入力受付部26を介して使用者から指定された再現情報をデータベース25から読み出し、表示情報合成部20および音声生成部21へ出力する。
データベース25は再現情報を保持する記憶部であり、タイミング制御部19から受け取った再現情報を管理するとともに、再生制御部24から要求された再現情報を再生制御部24へ出力する。
入力受付部26は、マウスおよびキーボードに代表される入力装置で構成され、使用者からの各種操作を受け付け、受け付けた内容を示す情報を生成して運転状況再現装置10の各部へ出力する。
次に、運転状況再現装置10の全体動作について、図2を参照しながら説明する。図2は、運転状況再現装置10の動作例を示すフローチャートである。
運転状況再現装置10は、まず、運転状況を再現する列車の列車番号および運転状況を再現する日時の指定を外部から受け付け、指定された列車の車上装置30から、指定された日時すなわち期間において記録された車上情報を取得する(ステップS11)。このステップS11において、運転状況再現装置10は、図3に例示した情報入力画面40を表示装置22に表示して必要な情報すなわち列車番号および日時の情報が使用者から入力されるのを待つ。
運転状況再現装置10は、入力受付部26を介して列車番号41、日付42および時間43が入力された後、クリック等の操作により再現開始ボタン44が選択されると、車上情報を取得する。すなわち、運転状況再現装置10は、入力受付部26を介して外部から指定された列車番号および日付により特定される列車の車上装置が保持している車上情報の中から、指定された日付に対応する車上情報を取得する。具体的には、車上情報取得部11が、情報入力画面40への情報入力により指定された列車番号、日付および時間の情報を含んだ要求信号を生成し、図示を省略している通信装置を介して、指定された列車番号の列車に搭載された車上装置30へ要求信号を送信する。一例として、車上情報取得部11は、使用者から指定された日付および時間の情報を含んだパケットを生成し、使用者から指定された列車番号の列車に搭載された車上装置30のアドレスを宛先に設定して送信する。運転状況再現装置10は、運転状況を再現する対象の各列車に搭載された車上装置30に割り当てられているIPアドレスと列車番号との対応関係を示すテーブルを保持しているものとする。各列車に搭載された車上装置30に割り当てられているIPアドレスと列車番号との対応関係は地上装置50で管理されている情報から把握することが可能であり、運転状況再現装置10は、各車上装置30に割り当てられているIPアドレスと列車番号との対応関係の情報を地上装置50から予め取得しておくものとする。地上装置50では、鉄道システムの各列車の運用履歴と各列車に搭載された車上装置30に割り当てられているIPアドレスの情報とが管理されている。列車の運用履歴は、各列車が、いつ、どの列車番号の列車として運用されたかを示す情報を含んだ情報であり、列車の運用履歴と各列車に搭載された車上装置30に割り当てられているIPアドレスの情報とを照合することにより、ある列車番号および日時に対応する列車に搭載された車上装置30に割り当てられているIPアドレスを知ることが可能である。
なお、運転状況再現装置10は、運転状況を再現する対象の各列車に搭載された車上装置30に割り当てられているIPアドレスと列車番号との対応関係を示すテーブルを保持しておかなくてもよい。この場合、運転状況再現装置10は、ステップS11で列車番号と日時が指定されると、指定された列車番号および日時を地上装置50へ通知し、通知した列車番号および日時により特定される列車の車上装置30に割り当てられているIPアドレスを問い合わせる。そして、運転状況再現装置10は、地上装置50から通知されたIPアドレスを宛先とする上記のパケットを生成して車上装置30へ送信する。
車上装置30は、日付および時間の情報を含んだパケットを受信した場合、受信した日付および時間の情報に対応する車上情報を運転状況再現装置10へ送信する。
運転状況再現装置10の車上情報取得部11は、車上装置30から送信された車上情報を不図示の通信装置を介して受け取ると、受け取った車上情報を特定事象検出部12へ出力する。
運転状況再現装置10は、次に、ステップS11で取得した車上情報を解析し(ステップS12)、特定事象が発生しているか否かを確認する(ステップS13)。特定事象としては、列車の遅延の発生、車両故障の発生、運転士による特定操作の実施などが該当する。どのような事象が特定事象に該当するのかは予め決定されているものとする。ステップS12では、特定事象検出部12が車上情報を解析し、特定事象の発生を検出する。
ステップS11で取得した車上情報が特定事象の発生を示していない場合、すなわち、ステップS11で取得した車上情報の中に特定事象が発生している状況で記録された車上情報が含まれていない場合(ステップS13:No)、運転状況再現装置10は処理を終了する。一方、運転状況再現装置10は、ステップS11で取得した車上情報が特定事象の発生を示している場合、すなわち、ステップS11で取得した車上情報の中に特定事象が発生している状況で記録された車上情報が含まれている場合(ステップS13:Yes)、ステップS13で検出した特定事象の発生時刻の前後一定時間の期間に含まれる車上情報をステップS11で取得した車上情報から抽出する(ステップS14)。このステップS14の処理は特定事象検出部12が行う。ステップS14において、特定事象検出部12は、車上情報取得部11より受け取った車上情報から、ステップS13で検出した特定事象の発生時刻の前後一定時間の期間に含まれる車上情報を抽出する。特定事象検出部12は、抽出した車上情報を表示情報再現部15および機器操作情報再現部16へ出力する。
ここで、これまで説明したステップS11からS14に対応する動作の一例を示す。ステップS11において、列車番号として「A1234」、日時として「2016年9月1日 7:00〜8:00」が指定され、かつ、列車番号A1234の列車において2016年9月1日の7:24に特定事象が発生していた場合の動作を説明する。この場合、車上情報取得部11は、2016年9月1日に列車番号A1234として運用されていた列車の車上装置から、2016年9月1日の7:00〜8:00に記録された車上情報を取得し、特定事象検出部12へ出力する(ステップS11)。特定事象検出部12は、車上情報取得部11から受け取った車上情報を解析し(ステップS12)、2016年9月1日の7:24に特定事象が発生したことを検出する(ステップS13:Yes)。そして、特定事象検出部12は、特定事象が発生した時刻(7:24)の前後一定時間の車上情報、ここでは7:19から7:29の間の車上情報を、車上情報取得部11から受け取った車上情報から抽出し(ステップS14)、表示情報再現部15および機器操作情報再現部16へ出力する。なお、ここでは特定事象が発生した時刻の前後5分間の車上情報を特定事象検出部12が抽出する場合の例を示したがこれに限定されない。特定事象が発生した時刻の前後3分間の期間、特定事象が発生した時刻の1分前から5分後までの期間、などを対象として車上情報を抽出してもよい。すなわち、特定事象検出部12は、特定事象の発生を検出した場合、特定事象の発生時刻を含む一定期間における車上情報を抽出する。
また、特定事象検出部12は、ステップS13において複数の特定事象の発生を検出する可能性もある。特定事象検出部12は、複数の特定事象の発生を検出した場合、検出した特定事象のそれぞれを対象として、特定事象の発生時刻を含む一定期間における車上情報の抽出を行う。特定事象検出部12は、2016年9月1日の7:00〜8:00の車上情報を車上情報取得部11から受け取り、7:15および7:50に特定事象が発生したことを検出した場合、7:15を含む一定期間における車上情報および7:50を含む一定期間における車上情報を、車上情報取得部11から受け取った車上情報から抽出し、表示情報再現部15および機器操作情報再現部16へ出力する。
図2に沿った説明に戻り、運転状況再現装置10は、ステップS14に続いて、ステップS13で検出した特定事象の発生時刻の前後一定時間における地上情報および外部情報を取得する(ステップS15)。このステップS15においては、まず、特定事象検出部12が、ステップS13で検出した特定事象の発生時刻の前後一定時間の期間およびステップS11で指定された列車番号を地上情報取得部13に通知する。特定事象検出部12は、また、ステップS13で検出した特定事象の発生時刻の前後一定時間の期間を外部情報取得部14に通知する。特定事象検出部12が地上情報取得部13および外部情報取得部14に通知する期間は、ステップS14で特定事象検出部12が車上情報を抽出した期間と同じ期間である。ステップS14で特定事象検出部12が車上情報を抽出した期間が「7:19から7:29」の場合、特定事象検出部12は「7:19から7:29」の期間を地上情報取得部13および外部情報取得部14に通知する。次に、地上情報取得部13が、特定事象検出部12から通知された期間および列車に対応する地上情報を地上装置50から取得する。すなわち、地上情報取得部13は、特定事象検出部12から通知された期間および列車番号の情報を含んだ要求信号を生成し、図示を省略している通信装置を介して、地上装置50へ要求信号を送信する。地上情報取得部13は、地上装置50に割り当てられているIPアドレスの情報を保持しているものとする。また、外部情報取得部14が、特定事象検出部12から通知された期間に対応する外部情報をデータベース70から取得する。外部情報取得部14は、データベース70のURL(Uniform Resource Locator)の情報を保持しているものとする。外部情報取得部14は外部情報として気象情報を取得する場合、特定事象検出部12から通知された期間の天気、気温、湿度、風速、風向き、降水量および積雪量などの情報を取得する。外部情報取得部14は、取得した外部情報と時刻情報とを外部表示情報生成部18へ出力する。
運転状況再現装置10は、次に、車上装置30、地上装置50およびデータベース70から取得した車上情報、地上情報および外部情報を表示装置22または音声出力装置23において再現させるための情報を生成する(ステップS16)。このステップS16では、表示情報再現部15、機器操作情報再現部16、地上情報再現部17および外部表示情報生成部18が処理を行う。表示情報再現部15は、特定事象検出部12から受け取った車上情報の内容を表示装置22上で再現させるための画像または文字情報を生成する。機器操作情報再現部16は、特定事象検出部12から受け取った車上情報に基づいて、列車に搭載された機器に対して運転士が行った操作内容を表示装置22または音声出力装置23で再現するための情報を生成する。地上情報再現部17は、地上情報取得部13から受け取った地上情報の内容を表示装置22に表示させるための画像または文字情報を生成する。外部表示情報生成部18は、外部情報取得部14から受け取った外部情報の内容を表示装置22に表示させるための画像または文字情報を生成する。
運転状況再現装置10は、次に、ステップS16で生成した各情報のタイミング制御を行い、時刻ごとの合わせこみを行う(ステップS17)。このステップS17では、タイミング制御部19が、表示情報再現部15、機器操作情報再現部16、地上情報再現部17および外部表示情報生成部18のそれぞれから入力された情報の出力タイミングを制御し、対応付けられている時刻が同じ情報同士を同じタイミングで表示情報合成部20または音声生成部21へ出力する。タイミング制御部19は、表示情報再現部15、機器操作情報再現部16、地上情報再現部17および外部表示情報生成部18のそれぞれから入力された情報のうち、画像および文字情報を表示情報合成部20へ出力し、音声情報を音声生成部21へ出力する。
運転状況再現装置10は、次に、ステップS17でタイミング制御を行った情報のうち、画像および文字情報を合成して表示し、音声を出力する(ステップS18)。このステップS18では、表示情報合成部20が、タイミング制御部19から入力された各画像および各文字情報を合成し、ステップS11で指定された列車の運転状況の再現画像を生成し、表示装置22に表示させる。また、音声生成部21が、タイミング制御部19から入力された音声情報を再生し、ステップS11で指定された列車の運転状況の再現音声を生成し、音声出力装置23から出力する。
図4は、運転状況再現装置10の表示装置22に表示される再現画面の一例を示す図である。図4に示したように、運転状況再現装置10は、運転台の窓の映像61すなわち運転台に設置されたビデオカメラで撮影した映像と、運転台表示器に表示された内容を再現する表示62および63と、日時および天候を示す表示64と、列車の走行位置、列車番号および運行状況を示す表示65を含んだ再現画面60を表示装置22へ表示する。表示62としては、図5に例示した内容の速度メータの表示を行い、表示63としては、図6に例示した内容の列車状態の表示を行う。
また、運転状況再現装置10は、再現情報を記録する(ステップS19)。このステップS19では、タイミング制御部19が、表示情報再現部15、機器操作情報再現部16、地上情報再現部17および外部表示情報生成部18のそれぞれから入力された情報を1つにまとめ、再現情報としてデータベース25に登録する。再現情報は、タイミング制御部19でタイミング制御が行われた後の各情報を1つにまとめたものである。すなわち、タイミング制御部19から表示情報合成部20へ出力された各画像および各文字情報と、タイミング制御部19から音声生成部21へ出力された音声情報とを1つにまとめて生成されたファイルである。再現情報として記録される画像、文字情報および音声情報は時刻の同期がとれているものとする。なお、ステップS18とS19とは順番が入れ替わってもよいし、並列に実行してもよい。
データベース25に登録された再現情報は、再生制御部24により読み出され、画像および文字情報は表示情報合成部20で合成された後に表示装置22へ出力され、音声情報は音声生成部21で音声に変換された後、音声出力装置23へ出力される。すなわち、運転状況再現装置10は、一度再現動作で使用した情報を再現情報として保持しておき、保持している再現情報を使用して、過去に再現させた内容と同じ内容を再現する機能を有する。これにより、同じ日時および列車の運転状況を再度再現する際に車上情報、地上情報および外部情報を改めて取得する必要が無くなり、処理負荷の軽減と再現動作に要する時間の短縮化を実現できる。運転状況再現装置10は、図3に示した情報入力画面40を表示装置22に表示させた状態で「再現済みデータから選択」と記載されたボタン45が使用者により押されると、過去に再現させた内容と同じ内容を再現させる機能を起動する。「再現済みデータから選択」と記載されたボタン45が押された場合、運転状況再現装置10は、図7に例示した選択画面80を表示装置22に表示する。図7に例示した選択画面80では、過去に再現済みの運転状況のリストを表示している。運転状況再現装置10は、選択画面80の領域81に表示したチェックボックスのいずれか一つにチェックが入った状態で決定ボタン82が押された場合、データベース25で管理している再現情報に基づき、列車の運転状況を表示装置22および音声出力装置を使用して再現する。具体的には、再生制御部24が、決定ボタン82が押されたことを示す情報を入力受付部26から受け取ると、決定ボタン82が押された時点でチェックが入っていたチェックボックスと対応付けられている再現情報をデータベース25から読み出し、読み出した再現情報に含まれている画像および文字情報を表示情報合成部20へ出力し、音声情報を音声生成部21へ出力する。
なお、再生制御部24およびデータベース25は、同じ内容の運転状況を繰り返し再現する必要がある場合に、同じ内容の運転状況を効率的に再現するための構成要素である。そのため、再生制御部24およびデータベース25については省略することも可能である。再生制御部24およびデータベース25を省略した構成とした場合でも、同じ列車番号および同じ日時を指定することにより、同じ内容の運転状況を繰り返し再現することが可能である。
また、特定事象検出部12が車上情報を解析して発生の有無を判定する特定事象は、予め定義されている複数種類の特定事象の中から使用者が選択できるようにしてもよい。すなわち、特定事象検出部12は、複数種類の特定事象の中から使用者が指定した種類の特定事象を検出するようにしてもよい。特定事象検出部12が検出する特定事象を予め定義されている複数種類の特定事象の中から使用者に選択させる場合、運転状況再現装置10は、図8に例示した、特定事象の選択画面86を表示装置22に表示する。使用者は、領域87に示したチェックボックスの1つ以上にチェックを入れ、決定ボタン88を押下することにより、特定事象検出部12が検出する特定事象の種類を指定する。運転状況再現装置10は、特定事象の選択画面86の領域87に表示したチェックボックスの1つ以上にチェックが入った状態で決定ボタン88が押された場合、決定ボタン88が押された時点でチェックが入っていたチェックボックスと対応付けられている事象を、特定事象検出部12が検出する特定事象として設定する。図8では、特定事象検出部12が検出する特定事象として設定可能な事象を遅延、事故、車両故障、設備故障および緊急停止を例示しているが、設定可能な事象をこれらの事象に限定するものではない。
以上のように、本実施の形態にかかる運転状況再現装置10は、外部から列車番号および日時の指定を受けると、指定された列車番号に対応する列車に搭載された車上装置から、指定された日時が示す期間の車上情報を取得し、取得した車上情報に特定事象が発生した時の車上情報が含まれているか否かを確認し、特定事象が発生した時の車上情報が含まれている場合、特定事象の発生時刻を含む一定期間の地上情報および外部情報を取得し、取得した地上情報および外部情報と、車上装置から取得した車上情報のうち、特定事象の発生時刻を含む一定期間の車上情報とを使用し、指定された列車番号の列車の運転状況を表示装置22および音声出力装置23により再現することとした。これにより、特定事象が発生する前後の運転状況を短時間で確認することができ、運転状況の検証作業を効率的に行うことが可能となる。
なお、本実施の形態では、運転状況再現装置10が表示装置22を備えた構成の場合について説明を行ったが、表示装置22を運転状況再現装置10から独立させてもよい。すなわち、表示装置22を運転状況再現装置10の外部に存在する別の装置としてもよい。音声出力装置23についても同様に、運転状況再現装置10の外部の装置としてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1で説明した運転状況再現装置10は、再現情報を記録するデータベース25を備えることとした。しかし、データベース25に記録可能な情報量は限られており、必要以上に多くの再現情報を記録可能にした場合、装置コストの増大につながる。そこで、実施の形態2にかかる運転状況再現装置では、一定の条件を満たす再現情報を自動的に消去する。
以下、実施の形態2にかかる運転状況再現装置について説明する。なお、実施の形態1にかかる運転状況再現装置10と共通の部分については説明を省略する。実施の形態2にかかる運転状況再現装置の構成は実施の形態1にかかる運転状況再現装置10と同様である。実施の形態2にかかる運転状況再現装置は、図9に示したフローチャートに従って再現情報を管理する。図9は、実施の形態2にかかる運転状況再現装置における再現情報の管理動作の一例を示すフローチャートである。実施の形態2にかかる運転状況再現装置は、図9に示した動作以外は実施の形態1にかかる運転状況再現装置10と共通である。
本実施の形態にかかる運転状況再現装置10は、図9に示した動作を定期的に、または不定期に実行し、一定の条件を満たす再現情報を消去する。運転状況再現装置10は、1日ごと、1週間毎など、予め設定されている周期で図9に示した動作を実行する。または、運転状況再現装置10は、予め決められた操作が行われた場合に、図9に示した動作を実行する。予め決められた操作としては、運転状況再現装置10の起動操作、終了操作などが考えられる。なお、運転状況再現装置10は、図9に示した動作を定期的に実行しつつ、予め決められた操作が行われた場合にも実行するようにしてもよい。
図9に示した動作について説明する。図9に示した動作は、再生制御部24が実行する操作である。動作開始後、運転状況再現装置10の再生制御部24は、データベース25が記録している再現情報の個数を取得する(ステップS21)。すなわち、再生制御部24は、データベース25にアクセスし、データベース25が記録している再現情報の個数の情報を取得する。再生制御部24は、次に、取得した個数が一定数以上か否かを確認する(ステップS22)。取得した個数が一定数以上の場合(ステップS22:Yes)、再生制御部24は、データベース25が記録している再現情報のうち、最も古い再現情報をデータベース25から消去し(ステップS23)、ステップS24に進む。また、再生制御部24は、ステップS21で取得した個数が一定数未満の場合(ステップS22:No)、ステップ24に進む。ステップS24において、再生制御部24は、データベース25にアクセスし、記録日時が現在日時より一定期間以上前の再現情報を検索する(ステップS24)。ステップS24での検索の結果、該当データすなわち記録日時が現在日時より一定期間以上前の再現情報が無い場合(ステップS25:No)、再生制御部24は処理を終了する。一方、該当データがある場合(ステップS25:Yes)、再生制御部24は、該当データ、すなわち記録日時が現在日時より一定期間以上前の再現情報をデータベース25から消去する(ステップS26)。
なお、再生制御部24は、ステップS21からS23として、データベース25が記録している再現情報の個数に基づいて古い再現情報を消去する処理を行うこととしたが、データベース25が記録している再現情報の合計サイズが一定値以上の場合に、合計サイズが一定値未満となるまで、最も古い再現情報から順番に消去を行うようにしてもよい。
このように、実施の形態2にかかる運転状況再現装置10は、一定の条件を満たした場合に一部の再現情報を自動的に消去するようにしたので、再現情報を記録するデータベース25を実現するために必要なメモリのサイズが大きくなるのを抑制することができる。
実施の形態3.
図10は、実施の形態3にかかる運転状況再現装置の構成例を示す図である。図10では、実施の形態1にかかる運転状況再現装置10(図1参照)と同様の構成要素に運転状況再現装置10と同じ符号を付している。実施の形態3にかかる運転状況再現装置10aは、実施の形態1にかかる運転状況再現装置10から表示装置22および音声出力装置23を削除したものである。なお、図10では、入力受付部26、再生制御部24およびデータベース25の記載を省略している。
実施の形態3にかかる運転状況再現装置10aは、可搬型の装置とし、列車に搭載されて使用する、または、車上装置と同様に常に列車に搭載された状態で使用する構成とする。また、運転状況再現装置10aは、基本的な装置構成は実施の形態1にかかる運転状況再現装置10と同じであるが、外部の表示装置および音声出力装置を利用して運転状況を再現する。具体的には、運転状況再現装置10aは、車上装置30を構成している表示装置35および音声出力装置37を利用して運転状況を再現する。運転状況再現装置10aは、地上情報および外部情報を無線伝送により取得する。
このように、実施の形態3にかかる運転状況再現装置10aは、車上装置30を構成している表示装置35および音声出力装置37を利用して運転状況を再現する。これにより、装置の小型化が可能となり、可搬型の装置とすることができる。また、列車搭載型の装置とする場合には、既存の表示装置および音声出力装置を有効利用することができ、コストの削減および小型化を実現できる。
次に、実施の形態1から3で説明した運転状況再現装置のハードウェア構成について説明する。図11は、運転状況再現装置を実現するハードウェア構成の一例を示す図である。実施の形態1から3で説明した運転状況再現装置は、プロセッサ101、メモリ102、通信装置103、入力装置104、表示装置105および音声出力装置106により実現される。
プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)、システムLSI(Large Scale Integration)などである。メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)などである。
通信装置103は、モデム、デーコーダ、有線インタフェースまたは無線インタフェースなどを備えて構成されており、有線通信または無線通信を行う。入力装置104は、キーボード、マウス、タッチパネルなどである。表示装置105は、液晶パネルなどであり、音声出力装置106はスピーカーなどである。
図1および図10に示した運転状況再現装置10,10aの車上情報取得部11、特定事象検出部12、地上情報取得部13、外部情報取得部14、表示情報再現部15、機器操作情報再現部16、地上情報再現部17、外部表示情報生成部18、タイミング制御部19、表示情報合成部20および音声生成部21は、図11に示したプロセッサ101およびメモリ102により実現される。すなわち、プロセッサ101が車上情報取得部11、特定事象検出部12、地上情報取得部13、外部情報取得部14、表示情報再現部15、機器操作情報再現部16、地上情報再現部17、外部表示情報生成部18、タイミング制御部19、表示情報合成部20および音声生成部21のそれぞれとして動作するためのプログラムをメモリ102に格納しておき、メモリ102に格納されているプログラムをプロセッサ101が読み出して実行することにより、上記の各部が実現される。図1に示した表示装置22は、図11に示した表示装置105に対応する。図1に示した音声出力装置23は図11に示した音声出力装置106に対応する。図1に示した入力受付部26は図11に示した入力装置104により実現される。図1に示した再生制御部24およびデータベース25は、図11に示したプロセッサ101およびメモリ102により実現される。すなわち、プロセッサ101が再生制御部24およびデータベース25として動作するためプログラムをメモリ102に格納しておき、メモリ102に格納されているプログラムをプロセッサ101が読み出して実行することにより、再生制御部24およびデータベース25が実現される。データベース25が管理する再現情報はメモリ102に書き込まれる。また、通信装置103は、プロセッサ101およびメモリ102により実現される車上情報取得部11、地上情報取得部13および外部情報取得部14が車上情報、地上情報または外部情報を取得する際に使用される。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10,10a 運転状況再現装置、11 車上情報取得部、12 特定事象検出部、13 地上情報取得部、14 外部情報取得部、15 表示情報再現部、16 機器操作情報再現部、17 地上情報再現部、18 外部表示情報生成部、19 タイミング制御部、20 表示情報合成部、21 音声生成部、22,35,105 表示装置、23,37,106 音声出力装置、24 再生制御部、25,31,51,70 データベース、26 入力受付部、29 再現画像生成部、30 車上装置、32 車上情報記録部、33 機器群、34 表示情報生成部、36 車上情報伝送部、40 情報入力画面、50 地上装置、80 選択画面、86 特定事象の選択画面、90 ネットワーク。

Claims (8)

  1. 鉄道システムの各列車に搭載された車上装置で管理されている車上情報と、前記鉄道システムの各列車の運行状況を監視する地上装置で管理されている地上情報とに基づいて列車の運転状況を再現する運転状況再現装置であって、
    外部から指定された列車番号および日時により特定される列車である指定列車に搭載された車上装置から前記日時に対応する車上情報を取得する車上情報取得部と、
    前記車上情報取得部が取得した前記車上情報を解析して特定事象が発生した時刻を特定する特定事象検出部と、
    前記特定事象検出部が検出した前記特定事象が発生した時刻を含む一定期間における前記地上情報を前記地上装置から取得する地上情報取得部と、
    前記特定事象検出部が検出した前記特定事象が発生した時刻を含む一定期間における気象情報を含んだ外部情報を取得する外部情報取得部と、
    前記車上情報、前記地上情報および前記外部情報に基づいて前記指定列車の過去の運転状況を示す再現画像を生成する再現画像生成部と、
    を備え、
    前記特定事象の種類の指定をユーザから受け付け可能とすることを特徴とする運転状況再現装置。
  2. 再現画像生成部が生成した前記再現画像を表示する表示装置、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の運転状況再現装置。
  3. 前記車上装置を構成している表示装置に再現画像生成部が生成した前記再現画像を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の運転状況再現装置。
  4. 前記再現画像生成部は、
    前記一定期間における前記車上情報に基づいて、前記指定列車の運転室に設置された表示装置に表示された画像および文字情報を再現するための表示情報を生成する表示情報再現部と、
    前記一定期間における前記車上情報に基づいて、前記指定列車に搭載された機器に対して実行された操作内容を再現するための操作情報を生成する機器操作情報再現部と、
    前記一定期間における前記地上情報に基づいて、前記指定列車の運行状況を再現するための運行状況再現情報を生成する地上情報再現部と、
    前記一定期間における前記外部情報に基づいて、前記指定列車の走行位置における気象を表す外部表示情報を生成する外部表示情報生成部と、
    前記表示情報、前記操作情報、前記運行状況再現情報および前記外部表示情報を合成して前記再現画像を生成する表示情報合成部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の運転状況再現装置。
  5. 前記表示情報、前記操作情報、前記運行状況再現情報および前記外部表示情報を再現情報として保持する記憶部と、
    前記記憶部から前記再現情報を読み出して前記表示情報合成部へ出力し、出力した再現情報に基づいて前記再現画像を生成させる再生制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の運転状況再現装置。
  6. 前記再生制御部は、前記記憶部が保持している再現情報が一定値を超えた場合に最も古い再現情報を前記記憶部から消去する処理と、前記記憶部が保持している再現情報のうち、現在日時よりも一定期間以上前に記録された再現情報を前記記憶部から消去する処理とを実行する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の運転状況再現装置。
  7. 前記一定期間における前記車上情報に基づいて、前記指定列車の運転時に出力された音声情報を生成する音声再現部、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の運転状況再現装置。
  8. 鉄道システムの各列車に搭載された車上装置で管理されている車上情報と、前記鉄道システムの各列車の運行状況を監視する地上装置で管理されている地上情報とに基づいて列車の運転状況を再現する運転状況再現方法であって、
    車上情報取得部が、外部から指定された列車番号および日時により特定される列車である指定列車に搭載された車上装置から前記日時に対応する車上情報を取得するステップと、
    特定事象検出部が、前記取得した前記車上情報を解析して特定事象が発生した時刻を特定するステップと、
    地上情報取得部が、前記特定事象検出部が検出した前記特定事象が発生した時刻を含む一定期間における前記地上情報を前記地上装置から取得するステップと、
    外部情報取得部が、前記特定事象検出部が検出した前記特定事象が発生した時刻を含む一定期間における気象情報を含んだ外部情報を取得するステップと、
    再現画像生成部が、前記車上情報、前記地上情報および前記外部情報に基づいて前記指定列車の過去の運転状況を示す再現画像を生成するステップと、
    を含み、
    前記特定事象の種類の指定をユーザから受け付け可能とすることを特徴とする運転状況再現方法。
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