JP6582763B2 - 無線信号の復調プログラム、復調方法及び復調装置 - Google Patents

無線信号の復調プログラム、復調方法及び復調装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線信号を復調する復調プログラム、復調方法及び復調装置に関する。
従来から、周波数が3〜30MHzの短波帯域を用いた通信が知られている。また、従来から、短波帯域を用いた通信は、電離層及び地表での反射による遠達性を有しており、遠距離通信に利用されていることが知られている。
特開2005−333291号公報 特開2003−234683号公報
しかしながら、電離層の状態は時々刻々と変化しており、状態に応じて電波をそのまま通過させたり、減衰させたり、反射させたりする。また、電離層は、電波の周波数によっても、電波に対して異なる振る舞いをする。
このため、短波帯域を用いた通信は、常に変化する電離層の影響を受けた不安定なものであり、伝送品質の向上が望まれている。
1つの側面では、無線信号から取得する情報の精度を向上させることが可能な復調プログラム、復調方法及び復調装置を提供することを目的としている。
一様態によれば、複数の基地局から、前記基地局において受信した変調信号を元に生成した無線信号を受信し、所定の周波数が所定の期間続く同期信号の波形を示す第一のデータと、前記変調信号の変調方式を示す情報を含む信号の波形を示す第二のデータとが格納された記憶部を参照し、受信した前記無線信号に含まれる同期信号の波形と、前記第一のデータとを比較し、前記無線信号に含まれる、前記変調信号の変調方式を示す情報と、前記基地局の位置を示す情報と、前記変調信号を受信した日時を示す情報と、搬送波の周波数を示す情報とを含むヘッダ情報信号の波形と、前記第二のデータとを比較し、前記第一のデータとの比較と、前記第二のデータとの比較の両方において、波形の一致度が閾値以上となる無線信号を信号生成処理対象の信号とし、前記一致度が前記閾値未満の無線信号を前記信号生成処理対象から除外し、前記信号生成処理対象の信号を重ね合わせ、重ね合わせた信号生成処理対象の信号に基づいて復調対象信号を生成し、前記変調方式に基づいて前記復調対象信号の復調を行う処理をコンピュータに実行させる。

上記各処理は、上記各処理を実現する機能部、上記各処理を手順としてコンピュータにより実行させる方法、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
無線信号から取得する情報の精度を向上させる。
第一の実施形態の通信システムのシステム構成例を説明する図である。 通信システムの利用例について説明する図である。 変調信号、ヘッダ付き変調信号及び復調対象信号を説明する図である。 ヘッダ付き変調信号を説明する図である。 復調サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の通信システムの有する各装置の機能を説明する図である。 蓄積テーブルの一例を示す図である。 第一の実施形態の復調サーバの動作を説明する第一のフローチャートである。 第一の実施形態の復調サーバの動作を説明する第二のフローチャートである。 位置合わせ部の処理を説明する図である。 採用値決定部の処理を説明する図である。 第二の実施形態の通信システムのシステム構成例を示す図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の通信システムのシステム構成を説明する図である。
本実施形態の通信システム100は、通信装置200、受信器300−1、300−2、・・・、300−n、復調サーバ400を有する。本実施形態では、通信装置200と受信器300−1、300−2、・・・、300−nとは、無線通信を行う。また、受信器300−1、300−2、・・・、300−nと、復調サーバ400とは、ネットワークを介した有線による通信を行う。尚、本実施形態の通信装置200と、受信器300−1、300−2、・・・、300−nとは、周波数の異なる複数の搬送波を用いた無線通信(マルチバンド無線通信)を行う。
本実施形態の通信システム100において、通信装置200は、伝文の入力を受け付けると、変調信号生成部210により、周波数の異なる複数の搬送波に伝文を示す情報を重畳して変調信号(無線信号)を生成し、送信先へ無線通信により送信する。
尚、本実施形態の搬送波の周波数は、3〜30MHzの短波帯域に含まれる周波数とした。また、本実施形態の通信システム100では、変調を行う際の変調方式が予め決められているものとした。
また、本実施形態の伝文とは、伝文の送信元となる通信装置200を特定する情報と、通信装置200において入力された送信対象の情報とを含む。送信対象の情報は、例えば音声データやテキストデータ等であって良い。
本実施形態の受信器300−1、300−2、・・・、300−nは、各地に点在する基地局が有している。本実施形態の受信器300−1、300−2、・・・、300−nのそれぞれは、通信装置200が送信した変調信号を受信すると、変調信号にヘッダ情報信号を付加し、復調サーバ400へ送信する。以下の説明では、ヘッダ情報信号が付加された変調信号を、ヘッダ付き変調信号と呼ぶ。
本実施形態の復調サーバ400は、受信器300−1、300−2、・・・、300−nのそれぞれからヘッダ付き変調信号を受信すると、これらのヘッダ付き変調信号を一度信号データベース410へ蓄積する。
このとき、本実施形態の復調サーバ400は、受信したヘッダ付き変調信号の搬送波の周波数が、受信対象として設定された周波数であり、且つ変調方式であることを検出すると、受信したヘッダ付き変調信号を信号データベース410へ蓄積する。
そして、復調サーバ400は、復調処理部420により、信号データベース410を参照し、搬送波の周波数と受信時間帯が一致するヘッダ付き変調信号を抽出し、抽出したヘッダ付き変調信号から、復調の対象となる復調対象信号を生成する。
具体的には、本実施形態の復調処理部420は、搬送波の周波数と受信時間帯とが一致するヘッダ付き変調信号同士を用いて、通信装置200の変調信号生成部210が生成した変調信号の波形に最も近い波形となる復調対象信号を生成する。
そして、本実施形態の復調サーバ400は、復調処理部420により、生成した復調対象信号を復調して伝文とし、伝文の送信先へ伝文を送信する。
このように、本実施形態では、復調サーバ400は、受信器300−1、300−2、・・・、300−nのそれぞれから受信したヘッダ付き変調信号から、通信装置200が送信した変調信号の波形と最も近い波形となる復調対象信号を生成して復調する。すなわち、本実施形態では、ヘッダ付き変調信号を復調する前に、復調対象信号を生成する処理を実行し、その後に復調を行うことで、通信装置200から送信された変調信号に極めて近い信号を取り出して復調することができ、無線信号から取得する情報の精度を向上させる。
尚、以下の説明では、受信器300−1、300−2、・・・、300−nのそれぞれを区別しない場合には、受信器300と呼ぶ。
次に、図2を参照し、本実施形態の通信システム100を利用した通信の具体的について説明する。図2は、通信システムの利用例について説明する図である。
本実施形態の通信システム100は、例えば海上の船舶2と、陸上の通信施設3との通信に適用できる。
この場合、通信装置200は、海上の船舶2等に搭載されており、復調サーバ400は、陸上の通信施設3等に設置されている。
図2において、例えば、船舶2上の通信装置200から変調信号が送信されると、この変調信号は、電離層及び地表での反射により、陸上へ到達する。陸上には、各地に受信器300−1〜300−nが設置されている。各受信器300は、陸上に到達した変調信号を受信すると、受信した変調信号にヘッダ情報信号を付加してヘッダ付き変調信号を生成し、通信施設3の復調サーバ400へ送信する。
このとき、変調信号は、受信器300−1〜300−nの全てにおいて、受信されるとは限らない。図2の例では、受信器300−1、300−2、300−3は、変調信号の一部を受信可能な範囲に位置していることを示している。また、受信器300−4は、変調信号をほぼ受信できない範囲に位置していることを示している。
この場合、受信器300−1〜300−4のそれぞれから送信されるヘッダ付き変調信号を復調しても、通信装置200における変調前の情報と同一の情報が得られない可能性がある。すなわち、通信装置200から送信された伝文が、正しく伝送されない可能性がある。
そこで、本実施形態では、受信器300−1〜300−4のそれぞれから送信されるヘッダ付き変調信号を個別に復調せず、各受信器300から受信したヘッダ付き復調信号を用いて、最も通信装置200から送信された変調信号と波形が近くなる復調対象信号を生成する。
以下に、図3を参照し、変調信号、ヘッダ付き変調信号及び復調対象信号について説明する。図3は、変調信号、ヘッダ付き変調信号及び復調対象信号を説明する図である。
図3において、通信装置200から変調信号30が送信されると、受信器300−1〜300−4は、それぞれにおいて、変調信号30にヘッダ情報信号を付加してヘッダ付き変調信号31〜34を生成する。
尚、図3に示す信号は、時間を示す軸、周波数を示す軸、信号強度を示す軸により示される。図3の変調信号30は、例えば周波数fa〜fbの間で複数の周波数の異なる搬送波が変調された信号である。また、図3に示す変調信号30は、例えば時刻ta〜tbの間に送信された信号である。
図3に示すヘッダ付き変調信号31では、ヘッダ情報信号の部分を省略している。つまり、図3に示すヘッダ付き変調信号31は、受信器300−1が受信した変調信号を示している。同様に、図3におけるヘッダ付き変調信号32は、受信器300−2が受信した変調信号を示しており、ヘッダ付き変調信号33は、受信器300−3が受信した変調信号を示しており、ヘッダ付き変調信号34は、受信器300−4が受信した変調信号を示している。
図3では、受信器300−4で受信されたヘッダ付き変調信号34は、変調信号30と比較して信号強度が著しく小さいことがわかる。
これに対し、受信器300−1で受信されたヘッダ付き変調信号31及び受信器300−2で受信されたヘッダ付き変調信号32の波形は、変調信号30と近い波形となっており、高感度で変調信号30を受信していることがわかる。
また、受信器300−3で受信したヘッダ付き変調信号33の波形は、変調信号30と比較すると、その波形が変調信号30と異なっており、ノイズ等の影響を受けていることがわかる。
尚、本実施形態では、ヘッダ付き変調信号において、変調速度に応じた分解能の時間単位毎の時刻と、周波数とにより特定される点の信号強度の値が、変調信号における同時刻且つ同じ周波数における信号強度の値と近い程、ヘッダ付き変調信号の波形と変調信号の波形に近づくものとした。
ヘッダ付き変調信号31〜34は、復調サーバ400に送信される。復調サーバ400は、この4つのヘッダ付き変調信号31〜34を比較し、ヘッダ付き変調信号31〜34のそれぞれにおける、変調速度に応じた分解能の時間単位毎の時刻と、周波数と、により特定される信号強度の値から、採用する値を決定し、復調対象信号35を生成する。
以上のように、復調サーバ400は、複数のヘッダ付き変調信号31〜34から、変調信号30に波形が最も近くなる復調対象信号35を生成した後に、この復調対象信号35を復調する。したがって、本実施形態では、伝送品質の向上を図ることができる。尚、伝送品質とは、信号を雑音、反響、符号誤りがなく、信号をいかに間違いなく伝えるかの度合いを示す。
また、本実施形態の復調サーバ400は、受信器300−1〜300−nから受信したヘッダ付き変調信号31〜34を、信号データベース410に格納する。また、本実施形態の信号データベース410には、復調サーバ400が受信したヘッダ付き変調信号31〜34以外の多数のヘッダ付き変調信号が格納されている。
本実施形態の復調サーバ400は、受信したヘッダ付き変調信号を信号データベース410に格納する際に、ヘッダ付き変調信号における搬送波の周波数と、復調サーバ400がヘッダ付き変調信号を受信した時間帯と、に応じた記憶領域に格納しても良い。本実施形態の復調サーバ400による、ヘッダ付き変調信号の信号データベース410への格納の詳細は後述する。
以下に、図4を参照して、本実施形態のヘッダ付き変調信号について説明する。図4は、ヘッダ付き変調信号を説明する図である。本実施形態におけるヘッダ付き変調信号のデータの構成は、同一であるから、図4では、ヘッダ付き変調信号31において説明する。
図4に示すヘッダ付き変調信号31−f1は、ヘッダ付き変調信号31において、搬送波の周波数がf1のヘッダ付き変調信号である。
本実施形態のヘッダ付き変調信号31には、各搬送波の周波数毎のヘッダ付き変調信号が含まれる。例えば変調信号に含まれる周波数の異なる複数の搬送波の数をnとした場合、ヘッダ付き変調信号31には、搬送波の数に対応したn個のヘッダ付き変調信号が含まれる。ヘッダ付き変調信号31に含まれる各周波数に対応したヘッダ付き変調信号の構成は、同一である。
本実施形態のヘッダ付き変調信号31−f1は、同期信号301と、ヘッダ情報信号302と、伝文信号303とを含む。
本実施形態のヘッダ付き変調信号31−f1におけるヘッダ情報信号302は、受信器300−1で付加されるヘッダ情報を示す信号である。
また、ヘッダ付き変調信号31−f1において、同期信号301及び伝文信号303は、通信装置200から送信される変調信号に含まれる。
同期信号301は、通信システム100において送受信される全ての信号に付加される所定周波数の信号である。同期信号301の周波数は、通信システム100と対応付けられており、本実施形態の復調サーバ400では、受信した信号の先頭に同期信号301があるとき、同期信号301に続く信号を受信する。また、本実施形態では、同期信号301の長さが予め決められている。本実施形態では、同期信号301の長さとは、言い換えれば同期信号301が通信装置200から出力される期間である。本実施形態では、同期信号301の長さをTd秒とした。
本実施形態のヘッダ情報信号302は、受信器300−1の位置情報、変調信号30を受信したときの日時を示す情報、搬送波の周波数を示す情報、変調方式を示す情報を含む。
受信器300−1の位置情報は、例えば受信器300−1を特定する識別子等であっても良いし、受信器300−1が設置された緯度・経度を示す情報であっても良い。また、ヘッダ情報信号302は、伝文の種類を示す情報が含まれていても良い。
本実施形態の伝文信号303は、通信装置200において、搬送波を変調した信号であり、伝文が含まれる信号である。
次に、本実施形態の復調サーバ400のハードウェア構成について説明する。図5は、復調サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態の復調サーバ400は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置41、出力装置42、ドライブ装置43、補助記憶装置44、メモリ装置45、演算処理装置46及びインターフェース装置47を有する。
入力装置41は、各種の情報や信号の入力を行うために装置であり、例えばキーボード等である。出力装置42は、各種の情報や信号の出力を行うための装置であり、例えばディスプレイ等である。
インターフェース装置47は、モデム、LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
復調プログラムは、復調サーバ400を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。復調プログラムは例えば記録媒体48の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。復調プログラムを記録した記録媒体48は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的あるいは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、復調プログラムを記録した記録媒体48がドライブ装置43にセットされると、復調プログラムは記録媒体48からドライブ装置43を介して補助記憶装置44にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた復調プログラムは、インターフェース装置47を介して補助記憶装置44にインストールされる。
補助記憶装置44は、インストールされた復調プログラムを格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置45は、コンピュータの起動時に補助記憶装置44から復調プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置46はメモリ装置45に格納された復調プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
尚、本実施形態の復調サーバ400は、例えば入力装置41と出力装置42が一体化した表示操作装置を有するタブレット端末等であっても良い。
また、本実施形態の通信装置200のハードウェア構成は、一般的な無線通信装置と同様の構成であるから、説明を省略する。
次に、本実施形態の通信システム100の有する各装置について説明する。図6は、第一の実施形態の通信システムの有する各装置の機能を説明する図である。
本実施形態の通信装置200は、変調信号生成部210を有する。変調信号生成部210は、予め決められた周波数帯域の搬送波を変調して、搬送波に通信装置200に入力された伝文を重畳し、同期信号を先頭に付加した変調信号30を生成する。
尚、本実施形態では、変調信号生成部210は、同期信号の周波数fd、信号強度、同期信号の長さTd[秒]を予め記憶しており、後述する同期信号データ442と同様の波形の同期信号を生成する。
本実施形態の受信器300は、受信部310、ヘッダ情報付加部320、送信部330を有する。
本実施形態の受信部310は、通信装置200から送信される変調信号を受信する。尚、本実施形態の受信部310は、通信装置200から送信される変調信号に限らず、予め決められた周波数帯域の搬送波を変調した変調信号は、全て受信する。
本実施形態のヘッダ情報付加部320は、受信した変調信号に、ヘッダ情報信号を付加し、ヘッダ付き変調信号とする。
本実施形態のヘッダ情報信号は、例えば受信器300の位置を示す情報と、変調信号の受信日時を示す情報以外の定型の情報は、予め決められた波形の信号として、後述するヘッダ情報データ443と同様の波形の信号としても良い。
送信部330は、ヘッダ付き変調信号を、復調サーバ400へ送信する。
本実施形態の復調サーバ400は、復調処理部420、伝文出力部430、記憶部440を有する。復調処理部420の詳細は後述する。
伝文出力部430は、復調処理部420により復調された伝文を、伝文に含まれる送信先を示す情報に基づき出力(送信)する。
記憶部440は、復調サーバ400の補助記憶装置44やメモリ装置45等の記憶装置における記憶領域に、蓄積テーブル441と、同期信号データ442と、ヘッダ情報データ443とを記憶する。
本実施形態の蓄積テーブル441は、復調サーバ400が受信したヘッダ付き変調信号を、信号データベース410に格納する際に参照される。具体的には、本実施形態の蓄積テーブル441は、例えば搬送波の周波数毎に、復調サーバ400がヘッダ付き変調信号を受信した時間帯と、ヘッダ付き変調信号を格納する記憶領域を示す情報とが対応付けられたテーブルである。蓄積テーブル441の詳細は後述する。
本実施形態の同期信号データ442は、後述する信号生成部426において参照されるデータである。具体的には、同期信号データ442は、予め決められた同期信号の周波数fd、信号強度、同期信号の長さTd[秒]の同期信号の波形を示すデータである。同期信号データ442は、予め生成された波形データとして、記憶部440に記憶される。
本実施形態のヘッダ情報データ443は、後述する信号生成部426において参照されるデータである。具体的には、本実施形態のヘッダ情報データ443は、通信システム100における変調方式を示す情報や伝文の種類を示す情報等の定型の情報を示す信号の波形を示すデータである。ヘッダ情報データ443は、予め生成された波形データとして、記憶部440に記憶される。
以下に、復調処理部420について説明する。本実施形態の復調処理部420の機能は、復調サーバ400の演算処理装置46が、復調プログラムを実行することで実現される。
本実施形態の復調処理部420は、信号受信部421、信号蓄積部422、信号抽出部423、波形比較部424、除外判定部425、信号生成部426、復調部427を有する。
信号受信部421は、受信器300からヘッダ付き変調信号を受信する。
信号蓄積部422は、ヘッダ付き変調信号を受信すると、受信したヘッダ付き変調信号の搬送波の周波数が、受信対象として設定された周波数であり、且つ変調方式であることを検出すると、ヘッダ付き変調信号を受信対象と判定し、信号データベース410へ格納する。
信号蓄積部422は、ヘッダ付き変調信号を格納する際、蓄積テーブル441を参照し、信号データベース410において、ヘッダ付き変調信号(搬送波)の周波数と、ヘッダ付き変調信号を受信した時間帯に応じた記憶領域に、ヘッダ付き変調信号を格納する。尚、信号蓄積部422が信号データベース410に格納する信号は、復調前の信号である。信号蓄積部422の処理の詳細は後述する。
信号抽出部423は、信号データベース410を参照し、搬送波の周波数が一致しており、且つ所定の時間帯に受信されたヘッダ付き変調信号を抽出する。
波形比較部424は、信号抽出部423により抽出されたヘッダ付き変調信号に含まれる同期信号の波形と、同期信号データ442とを比較する。また、波形比較部424は、信号抽出部423により抽出されたヘッダ付き変調信号に含まれるヘッダ情報信号の波形と、ヘッダ情報データ443とを比較する。
除外判定部425は、波形比較部424による同期信号の比較と、ヘッダ情報信号の比較の両方において、波形の一致度が所定の閾値以上とならないヘッダ付き変調信号を、信号生成処理の対象外として除外する。
言い換えれば、本実施形態の除外判定部425は、信号生成処理の対象となるヘッダ付き変調信号に、ヘッダ付き変調信号であることを示す特徴的な信号である同期信号とヘッダ情報信号とが含まれているとき、このヘッダ付き変調信号を信号生成処理の対象とする。また、本実施形態の除外判定部425は、ヘッダ付き変調信号の特徴的な信号である同期信号とヘッダ情報信号とが乱れている場合には、このヘッダ付き変調信号を信号生成処理の対象外とする。
信号生成部426は、除外されていないヘッダ付き変調信号を用いて、復調対象信号を生成する。具体的には、信号生成部426は、位置合わせ部428と、採用値決定部429と、を有する。位置合わせ部428は、ヘッダ付き変調信号同士を重ね合わせる。採用値決定部429は、重ね合わせた結果に応じて、復調対象信号の値として採用する信号強度の値を決定する。信号生成部426の処理の詳細は後述する。
復調部427は、信号生成部426により生成された復調対象信号を復調し、復調した結果の伝文を、伝文出力部430へ出力する。
以下に、図7を参照して、信号蓄積部422の処理を説明する。図7は、蓄積テーブルの一例を示す図である。
図7では、搬送波の周波数がf1のヘッダ付き変調信号に対応した蓄積テーブル441を示している。本実施形態では、復調サーバ400が受信するヘッダ付き変調信号の搬送波の周波数毎に、蓄積テーブル441が設けられているものとした。
本実施形態の蓄積テーブル441は、情報の項目として、受信時間帯と、記憶領域とを有する。項目「受信時間帯」の値は、ヘッダ付き変調信号を受信した日と、その時間帯を示す。項目「記憶領域」の値は、信号データベース410において、対応する時間帯に受信した周波数f1のヘッダ付き変調信号が格納される記憶領域を識別する情報を示す。
図7の蓄積テーブル441の例では、例えば2015/8/20の10:01〜10:05に受信されたヘッダ付き変調信号は、信号データベース410におけるエリアA−1に格納されることがわかる。また、蓄積テーブル441では、例えば2015/8/20の10:06〜10:10に受信されたヘッダ付き変調信号は、信号データベース410におけるエリアA−2に格納されることがわかる。
本実施形態の信号蓄積部422は、ヘッダ付き変調信号を受信すると、蓄積テーブル441を参照し、ヘッダ付き変調信号の周波数と、受信時間帯とに対応付けられたエリアにヘッダ付き変調信号を格納する。
以上のように、本実施形態では、信号データベース410において、ヘッダ付き変調信号を、周波数と受信時間帯とを対応付けて格納する。本実施形態では、このようにヘッダ付き変調信号を蓄積することで、通信装置200から送信された同一の変調信号を含んでいると見なすことができるヘッダ付き変調信号を一括りすることができ、ヘッダ付き変調信号の管理が容易になる。
尚、本実施形態の信号蓄積部422は、蓄積テーブル441を参照してヘッダ付き変調信号を格納するものとしたが、これに限定されない。信号蓄積部422には、例えばヘッダ付き変調信号の周波数毎に記憶領域のエリアが予め設定されており、所定の時間帯毎に、受信時間帯と、ヘッダ付き変調信号を格納したエリアの識別情報と、を対応付けていっても良い。
その場合、信号蓄積部422は、ヘッダ付き変調信号を信号データベース410に蓄積しながら、蓄積テーブル441を作成していくことになる。
例えば、信号蓄積部422に、周波数f1のヘッダ付き変調信号を信号データベース410のエリアAに格納することが設定されていたとする。
この場合、信号蓄積部422は、2015/8/20の10:01〜10:05に受信した周波数f1のヘッダ付き変調信号をエリアAに格納する。そして、信号蓄積部422は、10:06になったとき、ヘッダ付き変調信号が格納されたエリアに対して、エリアA−1という識別子を付与し、2015/8/20の10:01〜10:05と対応付けて記憶部440に記憶させれば良い。
同様に、信号蓄積部422は、2015/8/20の10:06〜10:10において受信したヘッダ付き変調信号を、エリアAのうち、エリアA−1以外の領域に格納する。そして、10:11になったとき、信号蓄積部422は、エリアA−1という識別子を付与した後に、ヘッダ付き変調信号が格納されたエリアに対し、エリアA−2という識別子を付与し、2015/8/20の10:06〜10:10と対応付けて記憶部440に記憶させれば良い。
このように、ヘッダ付き変調信号を受信しながら、受信時間帯と格納されたエリアとを対応付けて蓄積テーブル441を作成すれば、予め受信時間帯毎のエリアを決めておく必要がなくなる。よって、ヘッダ付き変調信号が格納されるエリアは、受信時間帯毎に、受信した信号の容量に応じた大きさのエリア(記憶領域)とすることができる。
次に、図8及び図9を参照し、本実施形態の復調サーバ400の動作を説明する。図8は、第一の実施形態の復調サーバの動作を説明する第一のフローチャートである。
本実施形態の復調サーバ400の復調処理部420は、信号抽出部423により、同一周波数であり、且つ同一の受信時間帯のヘッダ付き変調信号を信号データベース410から抽出する(ステップS801)。次に、復調処理部420は、変数Nに対し、N=1とする(ステップS802)。
続いて復調処理部420は、波形比較部424により、ステップS801で抽出されたヘッダ付き変調信号のうち、N個目のヘッダ付き変調信号に含まれる同期信号の波形と、同期信号データ442とを比較する(ステップS803)。
続いて復調処理部420は、除外判定部425により、同期信号の波形と同期信号データ442との一致度が、所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS804)。ステップS804において、閾値以上である場合、後述するステップS807へ進む。
ステップS804において、閾値未満である場合、波形比較部424は、N個目のヘッダ付き変調信号に含まれるヘッダ情報信号との波形と、ヘッダ情報データ443とを比較する(ステップS805)。
続いて復調処理部420は、除外判定部425により、同期信号と同期信号データ442との比較結果と、ヘッダ情報信号の波形とヘッダ情報データ443との比較結果とを合わせた波形の一致度が、所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS806)。つまり、ここでは、除外判定部425は、ヘッダ付き変調信号の始点からヘッダ情報信号の終点までの波形と、同期信号データ442及びヘッダ情報データ443との比較結果の一致度が、所定の閾値以上であるか否かを判定している。
尚、ステップS804における所定の閾値と、ステップS806における所定の閾値は、同じ値であっても良いし、異なる値であっても良い。例えばステップS804における所定の閾値を90%等とし、ステップS806における所定の閾値を80%等としても良い。所定の閾値は、予め設定された値であり、例えば記憶部440が記憶していても良い。
また、本実施形態の波形比較部424により波形の比較は、公知の波形の比較の技術が適用される。
ステップS806において、所定の閾値未満であった場合、除外判定部425は、N個目のヘッダ付き変調信号を信号生成部426による処理に使用しない信号と判定し、後述するステップS808へ進む。
ステップS806において、所定の閾値以上であった場合、信号生成部426は、N個目のヘッダ付き変調信号を信号生成処理に使用するものとして取得する(ステップS807)。
続いて信号生成部426は、ステップS801で抽出した全てのヘッダ付き変調信号について、ステップS803からステップS807の処理を行ったか否かを判定する(ステップS808)。ステップS808において、処理を行っていない場合、復調処理部420は、変数Nの値をN=N+1とし(ステップS809)、ステップS803へ戻る。
ステップS808において、処理を行った場合、信号生成部426は、取得したヘッダ付き変調信号を用いて復調対象信号の生成を行う(ステップS810)。ステップS810の処理の詳細は後述する。
続いて復調処理部420は、複数の搬送波全ての周波数について、復調対象信号を生成したか否かを判定する(ステップS811)。ステップS811において、復調対象信号を生成していない周波数が存在する場合、ステップS801に戻り、該当する周波数について、復調対象信号を生成する処理を行う。
ステップS811において、全ての周波数について復調対象信号を生成した場合、復調処理部420は、復調部427により、復調対象信号の復調を行う(ステップS812)。続いて復調サーバ400は、伝文出力部430により、復調結果の伝文を、伝文の送信先へ出力する(ステップS813)。
次に、図9を参照し、本実施形態の信号生成部426の処理について説明する。図9は、第一の実施形態の復調サーバの動作を説明する第二のフローチャートである。図9では、図8のステップS810の処理の詳細を示している。
本実施形態の信号生成部426は、変数Mの値をM=1に設定する(ステップS901)。続いて、信号生成部426は、位置合わせ部428により、取得したヘッダ付き変調信号のうち、M個目のヘッダ付き変調信号に含まれる同期信号の長さが、Td秒であるか否かを判定する(ステップS902)。ステップS902において、同期信号の長さがTd秒である場合、位置合わせ部428は、M個目のヘッダ付き変調信号を、他のヘッダ付き変調信号を重ね合わせる際の基準の位置を、同期信号の先頭とし(ステップS903)、後述するステップS907へ進む。
ステップS902において、同期信号の長さがTd未満であった場合、位置合わせ部428は、同期信号の終点にヘッダ情報信号が続いているか否かを判定する(ステップS904)。
ステップS904において、ヘッダ情報信号が続いている場合、位置合わせ部428は、M個目のヘッダ付き変調信号を、他のヘッダ付き変調信号を重ね合わせる際の基準の位置を、同期信号の終点とし(ステップS905)、後述するステップS907へ進む。
ステップS904において、ヘッダ情報信号が続いていない場合、信号生成部426は、M個目のヘッダ付き変調信号を復調対象信号に用いないものとし、除外する(ステップS906)。
続いて、信号生成部426は、取得したヘッダ付き変調信号全てについて、ステップS902からステップS906の処理を実行したか否かを判定する(ステップS907)。言い換えれば、信号生成部426は、ステップS907において、取得した全てのヘッダ付き変調信号について、位置合わせ部428による重ね合わせる際の基準位置の決定を行ったか否かを判定している。
ステップS907において、処理を実行していない場合、信号生成部426は、変数M=M+1とし(ステップS908)、ステップS902へ戻る。
ステップS907において、処理を実行した場合、信号生成部426は、位置合わせを行ったヘッダ付き変調信号が3つ以上あるか否かを判定する(ステップS909)。ステップS909において、3つ以上ない場合、後述するステップS913へ進む。
ステップS909において、3つ以上ある場合、信号生成部426は、採用値決定部429により、各ヘッダ付き変調信号を重ね合わせ、所定時刻毎の信号強度の値を比較する(ステップS910)。続いて採用値決定部429は、比較結果に応じて、採用する信号強度の値を決定する(ステップS911)。
本実施形態の採用値決定部429は、例えば3つ以上の信号強度の値において、他の値と離れている値を除外し、除外された値以外の平均値を採用する信号強度の値としても良い。
続いて信号生成部426は、所定時刻毎と採用する信号強度の値とを対応付けた信号を復調対象信号とする(ステップS912)。
ステップS909において3つ以上ない場合、信号生成部426は、位置合わせを行ったヘッダ付き変調信号が2つ以上あるか否かを判定する(ステップS913)。ステップS913において2つ以上ない場合、後述するステップS915へ進む。
ステップS913において2つ以上ある場合、つまり、位置合わせを行ったヘッダ付き変調信号が2つである場合、信号生成部426は、採用値決定部429により、所定時刻毎の2つのヘッダ付き変調信号の信号強度の値を比較する。そして、採用値決定部429は、大きい方の値を採用する信号強度の値とし(ステップS914)、ステップS912へ進む。
ステップS913において2つ以上ない場合、つまり、位置合わせを行ったヘッダ付き変調信号が1つしかない場合、信号生成部426は、このヘッダ付き変調信号を復調対象信号として出力する(ステップS915)。
以下に、図10を参照し、位置合わせ部428の処理について説明する。図10は、位置合わせ部の処理を説明する図である。図10(A)は、長さが予め決められた時間であるTd秒の同期信号の例を示しており、図10(B)、(C)、(D)は、長さが予め決められた時間であるTd秒より短い同期信号の例を示している。
図10(A)に示す同期信号101は、同期信号101の始点が受信された時刻Tsから、同期信号101の終点が受信された時刻Teまでの時間がTd秒である。
図10(B)に示す同期信号102は、同期信号102の始点が受信された時刻Ts1から、同期信号102の終点が受信された時刻Teまでの時間がTd秒より短いTd1秒である。同期信号102は、時刻Tsから時刻Ts1までの期間G1において、信号が受信されなかったことを示している。
図10(C)に示す同期信号103は、同期信号103の始点が受信された時刻Tsから、同期信号103の終点が受信された時刻Te1までの時間がTd秒より短いTd2秒である。同期信号103は、時刻Te1から時刻Teまでの期間G2において、信号が受信されなかったことを示している。
図10(D)に示す同期信号104は、同期信号104の始点が受信された時刻Ts2から、同期信号104の終点が受信された時刻Te2までの時間がTd秒より短いTd3秒である。同期信号103は、時刻Tsから時刻Ts1までの期間G3と、時刻Te2から時刻Teまでの期間G4と、において、信号が受信されなかったことを示している。
本実施形態の位置合わせ部428は、M個目のヘッダ付き変調信号の同期信号が、同期信号101であった場合、長さが規定値(Td秒)であるから、同期信号101の始点を他のヘッダ付き変調信号と重ね合わせる際の基準位置とする。
また、本実施形態の位置合わせ部428は、M個目のヘッダ付き変調信号の同期信号が、同期信号102であった場合、長さが規定値(Td秒)ではないため、同期信号102の後ろにヘッダ情報信号が続いているか否かを判定する。同期信号102は、同期信号102の終点が受信された時刻Teからヘッダ情報信号が続いて受信されている。したがって、位置合わせ部428は、同期信号102の終点を他のヘッダ付き変調信号と重ね合わせる際の基準位置とする。
また、本実施形態の位置合わせ部428は、M個目のヘッダ付き変調信号の同期信号が、同期信号103であった場合、同期信号103は、長さが規定値(Td秒)ではないため、同期信号103の後ろにヘッダ情報信号が続いているか否かを判定する。
同期信号103の後ろには、信号が受信されなかった期間G2が存在しており、ヘッダ情報信号は続いていない。
この場合、位置合わせ部428は、同期信号103が、独立した信号であるのか、又はヘッダ付き変調信号の一部であるのか判断することができない。したがって、復調処理部420は、同期信号103を含むヘッダ付き変調信号を信号生成処理に用いるヘッダ付き変調信号から除外する。
同期信号104についても同様である。同期信号104は、長さが規定値(Td秒)ではなく、同期信号104の後ろに信号が受信されなかった期間G4が存在する。したがって、位置合わせ部428は、同期信号104が、独立した信号であるのか、又はヘッダ付き変調信号の一部であるのか判断することができず、同期信号104を含むヘッダ付き変調信号を信号生成処理に用いるヘッダ付き変調信号から除外する。
このように、本実施形態では、ヘッダ付き変調信号の特徴的な信号である同期信号の一部に乱れがある場合には、乱れて方によって、信号生成処理に用いるか否かが判定される。
次に、図11を参照し、採用値決定部429の処理について説明する。図11は、採用値決定部の処理を説明する図である。
図11では、受信器300−1が受信したヘッダ付き変調信号31を例として説明する。
図11(A)は、復調サーバ400が受信するヘッダ付き変調信号31を説明する図であり、図11(B)は、採用値の決定を説明する図である。
図11(A)の例では、ヘッダ付き変調信号31は、周波数f1、f2、f3、f4の4つの搬送波のそれぞれを変調して同期信号とヘッダ情報信号とを付加した信号とした。言い換えれば、ヘッダ付き変調信号31は、周波数f1のヘッダ付き変調信号31−f1、周波数f2のヘッダ付き変調信号31−f2、周波数f3のヘッダ付き変調信号31−f3、周波数f3のヘッダ付き変調信号31−f4を含む。
また、本実施形態では、受信器300−2から受信したヘッダ付き変調信号32、受信器300−3から受信したヘッダ付き変調信号33も同様に、それぞれが周波数f1、f2、f3、f4と対応したヘッダ付き変調信号を含んでいる。
図11(B)では、周波数f1のヘッダ付き変調信号31−f1とヘッダ付き変調信号32−f1と、ヘッダ付き変調信号33−f1と、を用いて復調対象信号を生成する場合を示している。
本実施形態の採用値決定部429は、これらの3つのヘッダ付き変調信号を重ね合わせ、所定時刻毎の信号強度の値を比較する。
尚、所定時刻毎とは、変調速度に応じた分解能の時間単位毎の時刻である。具体的には、例えば、1秒間に10回変調されたヘッダ付き変調信号である場合、所定時刻毎は、0.1秒である。
図11(B)では、時刻t1において、ヘッダ付き変調信号31−f1の信号強度の値はS11であり、ヘッダ付き変調信号33−f1の信号強度の値はS12であり、ヘッダ付き変調信号33−f1の信号強度の値はS13である。
本実施形態の採用値決定部429は、この場合、信号強度の値S11、S12、S13を比較し、それぞれが同じ程度の値であるか否かを判定する。
具体的には、採用値決定部429は、値S11と値S12を比較し、差分が所定の範囲内にあるか否かを判定し、次に値S11と値S13を比較して差分が所定の範囲内にあるか否かを判定し、次に値S12と値S13を比較して差分が所定の範囲内にあるか否かを判定する。
そして、採用値決定部429は、判定の結果全ての差分が所定の範囲内にあった場合には、最も大きい値を、周波数f1の時刻t1における信号強度の値に採用する。
また、差分が所定の範囲に入らない組み合わせがあった場合には、差分が所定の範囲内となる値のみを比較し、大きい方の値を周波数f1の時刻t1における信号強度の値に採用しても良い。
また、本実施形態の採用値決定部429は、例えば差分が所定の範囲に入る値同士の平均値を求め、周波数f1の時刻t1における信号強度の値に採用しても良い。
本実施形態の採用値決定部429は、時刻t2における各ヘッダ付き変調信号の信号強度の値S21、S22、S23と、時刻t3における各ヘッダ付き変調信号の信号強度の値S31、S32、S33についても同様に、各時刻において採用する信号強度の値を決定する。
また、本実施形態の採用値決定部429は、時刻tnのように、受信したヘッダ付き変調信号の値がS1nとS2nの2つであった場合、2つの信号強度の値の大きい方の値を周波数f1の時刻tnにおける信号強度の値に採用しても良い。
本実施形態の採用値決定部429は、以上のようにして決定した時刻毎の信号強度の値を、周波数毎の復調対象信号として保持する。
例えば採用値決定部429は、周波数f1の復調対象信号として、時刻t1の信号強度の値S11、時刻t2の信号強度の値22、時刻t3の信号強度の値S31、・・・、時刻tnの信号強度の値S1nというように、保持する。
本実施形態の採用値決定部429は、周波数f2、f3、f4についても同様の処理を行い、各周波数の復調対象信号を生成する。
以上のように、本実施形態では、複数の受信器300から受信した、同一の変調信号を含むと見なされるヘッダ付き変調信号を復調する前に、これらのヘッダ付き変調信号から復調対象信号を生成し、復調する。したがって、本実施形態によれば、変調信号により近い波形の復調対象信号を生成することができ、無線信号から取得する情報の精度を向上させることができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態は、通信装置と接続された情報処理装置に変調信号生成部210を設けた点が第一の実施形態と相違する。したがって、第二の実施形態では、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図12は、第二の実施形態の通信システムのシステム構成例を示す図である。本実施形態の通信システム100Aは、情報処理装置500、受信器300、復調サーバ400を有する。
本実施形態の情報処理装置500は、伝文入力受付部510と、変調信号生成部210とを有し、通信装置200Aと接続されている。本実施形態の通信装置200Aは、例えば変調信号を送信する機能を有する単純な無線通信装置である。
本実施形態の情報処理装置500は、一般的なコンピュータである。本実施形態では、情報処理装置500が、変調信号生成部210の機能を実現するプログラムを実行することで、同期信号データ442と同じ波形の同期信号を送信対象の情報に付与した変調信号を生成する。
また、本実施形態の情報処理装置500は、伝文入力受付部510を有する。本実施形態では、情報処理装置500において、変調信号を生成する。したがって、本実施形態では、送信対象となる伝文は、情報処理装置500で取り扱いが可能な情報であればどのような情報であっても良く、例えば動画を含む画像データや、各種の文書ファイル等であっても良い。
本実施形態では、情報処理装置500は、生成した変調信号を通信装置200Aに出力する。通信装置200Aは、入力された変調信号を送信する。
以上のように、本実施形態によれば、通信装置200Aは単に変調信号を送信する機能だけが備わっていればよく、伝文として取り扱える情報を多様化することができる。
開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
複数の基地局により受信された無線信号を、それぞれ復調することなく受信し、
受信した前記無線信号が、受信対象として設定された所定の周波数であり、且つ受信対象として設定された変調方式に対応することを検出すると、前記無線信号を受信対象として判定し、
判定した少なくとも1以上の前記受信対象の無線信号を重ね合わせて前記無線信号の復調を行う、処理をコンピュータに実行させる無線信号の復調プログラム。
(付記2)
前記判定する処理は、
前記無線信号に、特徴的な信号が含まれている場合、前記無線信号を受信対象と判定し、
前記無線信号に、前記特徴的な信号が含まれない場合、前記無線信号を受信対象外とする、付記1記載の無線信号の復調プログラム。
(付記3)
前記復調を行う処理は、
前記特徴的に信号の一部に乱れがある前記受信対象の無線信号を、前記重ね合わせの対象外とする、付記2記載の無線信号の復調プログラム。
(付記4)
前記復調を行う処理は、
前記特徴的に信号の一部に乱れがある前記受信対象の無線信号において、乱れがない部分を重ね合わせる、付記2記載の無線信号の復調プログラム。
(付記5)
前記特徴的な信号は、
所定の周波数が所定の期間続く同期信号と、
前記基地局の位置を示す情報と、前記無線信号を受信した日時を示す情報と、前記所定の周波数を示す情報と、を示すヘッダ情報信号と、を含む付記2乃至4の何れか一項に記載の無線信号の復調プログラム。
(付記6)
前記復調する処理は、
前記受信対象の無線信号に含まれる前記同期信号と、記憶部に格納された前記同期信号の波形データと、を比較し、前記同期信号と前記同期信号の波形データとの一致度が所定の閾値以上であったとき、前記無線信号を重ね合わせの対象とする、付記5記載の復調プログラム。
(付記7)
前記復調を行う処理は、
前記受信対象の無線信号に含まれる前記ヘッダ情報信号と、前記記憶部に格納された前記ヘッダ情報信号の一部の波形データと、を比較し、前記ヘッダ情報信号と前記ヘッダ情報信号の一部の波形データとの一致度が所定の閾値以上であったとき、前記無線信号を重ね合わせの対象とする、付記6記載の復調プログラム。
(付記8)
前記復調を行う処理は、
前記受信対象の無線信号に含まれる前記同期信号が所定の期間続いているとき、前記同期信号の始点を前記重ね合わせの基準位置とし、
前記同期信号が所定の期間続いておらず、且つ前記同期信号に前記ヘッダ情報信号が続いているとき、前記同期信号の終点を前記基準位置とし、
前記同期信号が所定の期間続いておらず、且つ前記同期信号に前記ヘッダ情報信号が続いていないとき、前記無線信号を前記重ね合わせの対象外とする、付記7記載の無線信号の復調プログラム。
(付記9)
前記重ね合わせる処理は、
前記受信対象の無線信号における所定時刻毎の信号強度を比較し、比較結果に基づき決められた信号強度を取得し、
前記所定時刻毎の信号強度から復調対象の無線信号を生成し、
前記復調を行う処理は、
前記復調対象の無線信号の復調を行う、付記1乃至8の何れか一項に記載の無線信号の復調プログラム。
(付記10)
前記重ね合わせる処理は、
前記受信対象の無線信号における所定時刻毎の信号強度のうち、最も大きい値の信号強度を前記所定時刻の信号強度とする付記9記載の無線信号の復調プログラム。
(付記11)
前記重ね合わせる処理は、
前記受信対象の無線信号における所定時刻毎の信号強度において、差分が所定の範囲内にある信号強度の平均値を前記所定時刻の信号強度とする付記9記載の無線信号の復調プログラム。
(付記12)
コンピュータによる無線信号の復調方法であって、該コンピュータが、
複数の基地局により受信された無線信号を、それぞれ復調することなく受信し、
受信した前記無線信号が、受信対象として設定された所定の周波数であり、且つ受信対象として設定された変調方式に対応することを検出すると、前記無線信号を受信対象として判定し、
判定した少なくとも1以上の前記受信対象の無線信号を重ね合わせて前記無線信号の復調を行う、無線信号の復調方法。
(付記13)
複数の基地局により受信された無線信号を、それぞれ復調することなく受信する受信部と、
受信した前記無線信号が、受信対象として設定された所定の周波数であり、且つ受信対象として設定された変調方式に対応することを検出すると、前記無線信号を受信対象として判定する判定部と、
判定した少なくとも1以上の前記受信対象の無線信号を重ね合わせて前記無線信号の復調を行う復調部と、を有する無線信号の復調装置。
本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100、100A 通信システム
200、200A 通信装置
300 受信器
400 復調サーバ
410 信号データベース
420 復調処理部
421 信号受信部
422 信号蓄積部
423 信号抽出部
424 波形比較部
425 除外判定部
426 信号精製部
427 復調部
428 位置合わせ部
429 採用値決定部
500 情報処理装置

Claims (6)

  1. 複数の基地局から、前記基地局において受信した変調信号を元に生成した無線信号を受信し、
    所定の周波数が所定の期間続く同期信号の波形を示す第一のデータと、前記変調信号の変調方式を示す情報を含む信号の波形を示す第二のデータとが格納された記憶部を参照し、
    受信した前記無線信号に含まれる同期信号の波形と、前記第一のデータとを比較し、
    前記無線信号に含まれる、前記変調信号の変調方式を示す情報と、前記基地局の位置を示す情報と、前記変調信号を受信した日時を示す情報と、搬送波の周波数を示す情報とを含むヘッダ情報信号の波形と、前記第二のデータとを比較し、
    前記第一のデータとの比較と、前記第二のデータとの比較の両方において、波形の一致度が閾値以上となる無線信号を信号生成処理対象の信号とし、前記一致度が前記閾値未満の無線信号を前記信号生成処理対象から除外し、
    前記信号生成処理対象の信号を重ね合わせ、重ね合わせた信号生成処理対象の信号に基づいて復調対象信号を生成し、前記変調方式に基づいて前記復調対象信号の復調を行う、処理をコンピュータに実行させる無線信号の復調プログラム。
  2. 前記復調する処理は、
    前記信号生成処理対象の信号のうち、前記同期信号の波形と、前記ヘッダ情報信号の波形の少なくとも何れか一方の一部に乱れがある前記信号生成処理対象の信号を、前記重ね合わせの対象外とする、請求項記載の無線信号の復調プログラム。
  3. 前記復調する処理は、
    前記同期信号の波形の一部に乱れがある前記信号生成処理対象の信号において、乱れがない部分を重ね合わせる、請求項記載の無線信号の復調プログラム。
  4. 前記重ね合わせる処理は、
    前記信号生成処理対象の信号における所定時刻毎の信号強度を比較し、比較結果に基づき決められた信号強度を取得し、
    前記所定時刻毎の信号強度から復調対象信号を生成する、請求項1乃至の何れか一項に記載の無線信号の復調プログラム。
  5. コンピュータによる無線信号の復調方法であって、該コンピュータが、
    複数の基地局から、前記基地局において受信した変調信号を元に生成した無線信号を受信し、
    所定の周波数が所定の期間続く同期信号の波形を示す第一のデータと、前記変調信号の変調方式を示す情報を含む信号の波形を示す第二のデータとが格納された記憶部を参照し、
    受信した前記無線信号に含まれる同期信号の波形と、前記第一のデータとを比較し、
    前記無線信号に含まれる、前記変調信号の変調方式を示す情報と、前記基地局の位置を示す情報と、前記変調信号を受信した日時を示す情報と、搬送波の周波数を示す情報とを含むヘッダ情報信号の波形と、前記第二のデータとを比較し、
    前記第一のデータとの比較と、前記第二のデータとの比較の両方において、波形の一致度が閾値以上となる無線信号を信号生成処理対象の信号とし、前記一致度が前記閾値未満の無線信号を前記信号生成処理対象から除外し、
    前記信号生成処理対象の信号を重ね合わせ、重ね合わせた信号生成処理対象の信号に基づいて復調対象信号を生成し、前記変調方式に基づいて前記復調対象信号の復調を行う、無線信号の復調方法。
  6. 複数の基地局から、前記基地局において受信した変調信号を元に生成した無線信号を受信する受信部と、
    所定の周波数が所定の期間続く同期信号の波形を示す第一のデータと、前記変調信号の変調方式を示す情報を含む信号の波形を示す第二のデータとが格納された記憶部を参照し、
    受信した前記無線信号に含まれる同期信号の波形と、前記第一のデータとを比較し、前記無線信号に含まれる、前記変調信号の変調方式を示す情報と、前記基地局の位置を示す情報と、前記変調信号を受信した日時を示す情報と、搬送波の周波数を示す情報とを含むヘッダ情報信号の波形と、前記第二のデータとを比較する波形比較部と、
    前記第一のデータとの比較と、前記第二のデータとの比較の両方において、波形の一致度が閾値以上となる無線信号を信号生成処理対象の信号とし、前記一致度が前記閾値未満の無線信号を前記信号生成処理対象から除外する除外判定部と、
    前記信号生成処理対象の信号を重ね合わせ、重ね合わせた信号生成処理対象の信号に基づいて復調対象信号を生成し、前記変調方式に基づいて前記復調対象信号の復調を行う復調部と、を有する無線信号の復調装置。
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