JP6582583B2 - 変速機のシフト操作装置 - Google Patents

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本発明は、変速機のシフト操作装置に関する。
従来、この種の装置として、操作レバーのセレクト/シフト操作に応じて電動アクチュエータを駆動させると共に、セレクトされたシフトレバーを回動させてシフトブロックをスリーブと一体にシフト移動させることで、所定の変速段に自動的にギヤインさせる変速機のシフト操作装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−109310号公報
シフト操作装置においては、駆動系のギヤ鳴り時や、スリーブがシンクロナイザリングに当接する同期開始時等に、アクチュエータの出力軸やボールネジ等に通常の動力伝達経路とは逆向きに衝撃力が作用して、これらアクチュエータやボールネジの寿命を低下させる課題がある。
開示の装置は、負荷側からアクチュエータ側への衝撃力の伝達を効果的に抑止することで、寿命の低下を防止することを目的とする。
開示の装置は、アクチュエータが動力伝達機構を介してスリーブに接続されると共に、前記アクチュエータの動力で前記スリーブをシフト移動さることで、前記スリーブとドグギヤとを噛合させて所定の変速段にギヤインさせる変速機のシフト操作装置において、前記動力伝達機構の少なくとも一部に衝撃吸収機構を設けたものである。
前記動力伝達機構は、前記アクチュエータの動力で回動されて前記スリーブをシフト移動させるレバーを含み、前記レバーは一体回転するシャフトを有し、前記衝撃吸収機構は、前記シャフトの外周を回転自在に支持する内側環状部材と、変速機ケースに固定されて前記内側環状部材よりも大径に形成された外側環状部材と、前記内側環状部材と前記外側環状部材との間に介装された弾性部材と、を備えるものでもよい。
前記動力伝達機構は、前記アクチュエータの動力で回動されて前記スリーブをシフト移動させるレバーと、当該レバーの貫通穴に挿入されるシャフトとを含み、前記衝撃吸収機構は、前記貫通穴に挿入されて前記シャフトの外周を回転自在に支持する内側環状部材と、前記貫通穴に嵌合されて前記内側環状部材よりも大径に形成された外側環状部材と、前記内側環状部材と前記外側環状部材との間に介装された弾性部材と、を備えるものでもよい。
前記アクチュエータは、電動モータと、当該電動モータの回転軸に接続されたボールネジと、当該ボールネジと噛合するナット部材と、当該ナット部材を収容すると共に前記レバーの一端部と係合する筒体と、を含み、前記電動モータの駆動により前記ボールネジが回転されると、前記ナット部材及び前記筒体がシフト方向に移動して前記レバーを回動させるものでもよい。
開示の装置によれば、負荷側からアクチュエータ側への衝撃力の伝達を効果的に抑止することで、寿命の低下を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る機械式自動マニュアル変速機のギヤ配列を示す図である。 本発明の一実施形態に係るシフト装置の一部を示す模式的な平面図である。 本発明の一実施形態に係るシフト装置を示す模式的な斜視図である。 本発明の一実施形態に係るシフトアクチュエータを示す模式的な部分断面図である。 本発明の一実施形態に係るシフトレバーの支持構造を示す模式的な斜視図である。 (A)は、本発明の一実施形態に係る衝撃吸収機構を示す模式的な横断面図、(B)は、本発明の一実施形態に係る衝撃吸収機構を示す模式的な縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る衝撃吸収機構の衝撃吸収特性を説明する図である。 他の実施形態に係る衝撃吸収機構を示す模式的な横断面図である。 他の実施形態に係る衝撃吸収機構を示す模式的な縦断面図である。 他の実施形態に係る衝撃吸収機構を示す模式的な縦断面図である。 他の実施形態に係る衝撃吸収機構の衝撃吸収特性を説明する図である。 他の実施形態に係る衝撃吸収機構を示す模式的な縦断面図である。 他の実施形態に係る衝撃吸収機構を示す模式的な縦断面図である。 他の実施形態に係るシフトレバーの支持構造を示す模式的な斜視図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る機械式自動マニュアル変速機を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係る機械式自動マニュアル変速機のギヤ配列の一例を示す図である。機械式自動マニュアル変速機は、インプットシャフト10と、インプットシャフト10と同軸に配置されたアウトプットシャフト11と、これらインプットシャフト10及び、アウトプットシャフト11と平行に配置されたカウンタシャフト12とを備えている。なお、図1中において、符号91はインプットシャフト10の回転数を検出する入力回転数センサ、符号92はアウトプットシャフト11の回転数を検出する出力回転数センサをそれぞれ示している。
インプットシャフト10には、インプットメインギヤ13が一体回転可能に設けられている。アウトプットシャフト11には、入力側から順に、4速メインギヤM4、3速メインギヤM3、2速メインギヤM2、1速メインギヤM1、リバースメインギヤRM、6速メインギヤM6が設けられている。4速メインギヤM4、3速メインギヤM3、2速メインギヤM2、1速メインギヤM1及び、リバースメインギヤMRは、アウトプットシャフト11に相対回転可能に設けられ、6速メインギヤM6はアウトプットシャフト11に一体回転可能に設けられている。
カウンタシャフト12には、入力側から順に、インプットメインギヤ13と噛合するインプットカウンタギヤ14、4速メインギヤM4と噛合する4速カウンタギヤC4、3速メインギヤM3と噛合する3速カウンタギヤC3、2速メインギヤM2と噛合する2速カウンタギヤC2、1速メインギヤM1と噛合する1速カウンタギヤC1、アイドラギヤ15を介してリバースメインギヤMRと噛合するリバースカウンタギヤCR、6速メインギヤM6と噛合する6速カウンタギヤC6が設けられている。インプットカウンタギヤ14、4速カウンタギヤC4、3速カウンタギヤC3、2速カウンタギヤC2、1速カウンタギヤC1及び、リバースカウンタギヤCRは、カウンタシャフト12に一体回転可能に設けられ、6速カウンタギヤC6はカウンシャフト12に相対回転可能に設けられている。
第1シンクロ機構20は、アウトプットシャフト11に固定された第1ハブ21と、インプットメインギヤ13に固定されたインプットドグギヤ22と、4速メインギヤM4に固定された4速ドグギヤ23と、第1ハブ21に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第1スリーブ24と、第1スリーブ24と各ドグギヤ22,23との間にそれぞれ介装された一対のシンクロナイザリング(ブロックリング)SRとを備えている。第1スリーブ24の外周凹溝には、第1スリーブ24を軸方向に移動させる第1シフトフォークF1が係合されている。
第1スリーブ24が図中矢印A方向に移動してインプットドグギヤ22とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットシャフト10からアウトプットシャフト11に直結となり、アウトプットシャフト11は5速相当で回転する。第1スリーブ24が図中矢印B方向に移動して4速ドグギヤ24とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、4速カウンタギヤC4、4速メインギヤM4となり、アウトプットシャフト11は4速相当で回転する。
第2シンクロ機構30は、アウトプットシャフト11に固定された第2ハブ31と、3速メインギヤM3に固定された3速ドグギヤ32と、2速メインギヤM2に固定された2速ドグギヤ33と、第2ハブ31に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第2スリーブ34と、第2スリーブ34と各ドグギヤ32,33との間にそれぞれ介装された一対のシンクロナイザリングSRとを備えている。第2スリーブ34の外周凹溝には、第2スリーブ34を軸方向に移動させる第2シフトフォークF2が係合されている。
第2スリーブ34が図中矢印A方向に移動して3速ドグギヤ32とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、3速カウンタギヤC3、3速メインギヤM3となり、アウトプットシャフト11は3速相当で回転する。第2スリーブ34が図中矢印B方向に移動して2速ドグギヤ34とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、2速カウンタギヤC2、2速メインギヤM2となり、アウトプットシャフト11は2速相当で回転する。
第3シンクロ機構40は、アウトプットシャフト11に固定された第3ハブ41と、1速メインギヤM1に固定された1速ドグギヤ42と、リバースメインギヤMRに固定されたリバースドグギヤ43と、第3ハブ41に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第3スリーブ44と、第3スリーブ44と各ドグギヤ42,43との間にそれぞれ介装された一対のシンクロナイザリングSRとを備えている。第3スリーブ44の外周凹溝には、第3スリーブ44を軸方向に移動させる第3シフトフォークF3が係合されている。
第3スリーブ44が図中矢印A方向に移動して1速ドグギヤ42とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、1速カウンタギヤC1、1速メインギヤM1となり、アウトプットシャフト11は1速相当で回転する。第3スリーブ44が図中矢印B方向に移動してリバースドグギヤ44とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、リバースカウンタギヤCR、アイドラギヤ15、リバースメインギヤMRとなり、アウトプットシャフト11は逆回転する。
第4シンクロ機構50は、カウンタシャフト12に固定された第4ハブ51と、6速カウンタギヤC6に固定された6速ドグギヤ52と、第4ハブ51に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第4スリーブ54と、第4スリーブ54と6速ドグギヤ52との間に介装されたシンクロナイザリングSRとを備えている。第4スリーブ54の外周凹溝には、第4スリーブ54を軸方向に移動させる第4シフトフォークF4が係合されている。
第4スリーブ54が図中矢印A方向に移動して6速ドグギヤ52とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、6速カウンタギヤC6、6速メインギヤM6となり、アウトプットシャフト11は6速相当で回転する。
次に、図2〜4に基づいて、本実施形態のシフト操作装置60の詳細構成を説明する。
図2に示すように、シフト操作装置60は、互いに平行に延びる第1シフトシャフト61Aと、第2シフトシャフト61Bとを備えている。
第1シフトシャフト61Aの一端側には、変速段を1速又はリバースに選択的に切り替えるための第1シフトブロック62が連結されている。また、第1シフトシャフト61Aの他端側には、第3シフトフォークF3が固定されている。第1シフトシャフト61Aの第1シフトブロック62と第3シフトフォークF3との間には、第2シフトフォークF2が軸方向に移動可能に設けられている。この第2シフトフォークF2には、変速段を3速又は2速に選択的に切り替えるための第3シフトブロック64が連結されている。
第2シフトシャフト61Bの一端側には、第1シフトフォークF1が軸方向に移動可能に設けられている。この第1シフトフォークF1には、変速段を5速又は4速に選択的に切り替えるための第2シフトブロック63が連結されている。また、第2シフトシャフト61Bの後端側には、第4シフトフォークF4が固定されている。第2シフトシャフト61Bの第1シフトフォークF1と第4シフトフォークF4との間には、変速段を6速に切り替えるための第4シフトブロック65が連結されている。
図3に示すように、第1シフトレバー66及び、第2シフトレバー67は、略L字状に屈曲して形成されており、図示しない変速機ケースに支持シャフト70を介して回転自在に軸支されている。第1シフトレバー66の一端部は、第1シフトブロック62の凹部に係合され、第2シフトレバー67の一端部は、第2シフトブロック63の凹部に係合されている。
第3シフトレバー68及び、第4シフトレバー69は、略L字状に屈曲して形成されており、図示しない変速機ケースに支持シャフト71を介して回転自在に軸支されている。第3シフトレバー68の一端部は、第3シフトブロック64の凹部に係合され、第4シフトレバー69の一端部は、第4シフトブロック65の凹部に係合されている。
これら第1〜4シフトレバー66〜69は、運転室に設けられた操作レバー90の操作に応じて、各アクチュエータ72〜75により支持シャフト70,71を中心に回動されることで、各シフトブロック62〜65をシフト移動させる。
第1及び第2シフトレバー66,67は、第1セレクトアクチュエータ72によりセレクトされると共に、第1シフトアクチュエータ73によりシフト回動される。第3及び第4シフトレバー68,69は、第2セレクトアクチュエータ74によりセレクトされると共に、第2シフトアクチュエータ75により回動される。
第1、第2セレクトアクチュエータ72,74は、セレクト用モータ72A,74Aと、セレクト用モータ72A,74Aのモータギヤ72B,74Bと噛合するセレクトギヤ72C,74Cが設けられた筒体72D,74Dとを備えている。筒体72D,74Dの外周面には、セレクト用モータ72A,74Aの駆動により筒体72D,74Dが回動されると、各シフトレバー66〜69の他端部と選択的に係合される一対の突起部74E(筒体72Dの突起部は図示を省略)が設けられている。
第1、第2シフトアクチュエータ73,75は、シフト用モータ73A,75Aと、シフト用モータ73A,75Aの回転軸に連結されたボールネジ73B,75Bとを備えている。第1、第2シフトアクチュエータ73,75には、筒体72D,74Dのボールネジ73B,75Bに対する相対移動量(以下、シフトストローク量という)を検出するシフトストロークセンサ93(図4にのみ示す)が設けられている。なお、ストローク量を検出する手段としては、シフト用モータ73A,75Aに内蔵された図示しない回転角センサ等を用いてもよい。
各ボールネジ73B,75Bは、筒体72D,74Dに嵌挿されたナット部73C(図4にのみ示す)と螺合すると共に、その両端部をインターロックプレート73D,75Dによって支持されている。インターロックプレート73D,75Dには、筒体72D,74Dの突起部74Eをシフト方向にスライド移動可能に収容するガイド溝75E(インターロックプレート73Dのガイド溝は図示を省略)が設けられている。
シフト用モータ73A,75Aの駆動によりボールネジ73B,75Bが回転すると、筒体72D,74Dが軸方向に移動して、シフトレバー66〜69を回動させる。これにより、シフトブロック62〜65がシフト方向に移動され、ニュートラル位置から所定段へのギヤイン動作又は、所定段からニュートラル位置へのギヤ抜き動作が行われるように構成されている。
次に、図5,6に基づいて、第1シフトレバー66の支持構造の詳細を説明する。第2〜第4シフトレバー67〜69の支持構造も同様に構成されるため、これらの詳細な説明は省略する。
図5に示すように、第1シフトレバー66と一体形成された支持シャフト70は、その上端部を衝撃吸収機構100によって回転自在に支持されている。衝撃吸収機構100は、図6に示すように、支持シャフト70の上端部を摺動自在に収容する円筒状のブッシュ(内側環状部材)101と、ブッシュ101の外周から間隔を隔てて配置されると共に、図示しない変速機ケースに固定された円筒状のカラー(外側環状部材)102と、これらブッシュ101とカラー102との間に介装された低剛性部材103Aとを備えている。
低剛性部材103Aは、好ましくは、ウレタンゴムやエンジニアリングプラスティック等の弾性部材で形成される。図6の一例では、低剛性部材103が、ブッシュ101とカラー102との隙間を全て埋めるように円筒状に形成されている。このような衝撃吸収部材100によって、支持シャフト70を支持することで、例えば、駆動系にギヤ鳴りが生じた場合や、各スリーブ24,44がシンクロナイザリングSRに接触する同期開始時等に、動力伝達経路を負荷側から逆向きに伝わる衝撃力を、低剛性部材103Aの変形によって効果的に吸収することが可能となり、ボールネジ73Bに与える影響を確実に低減することができる。低剛性部材103Aを円筒状に形成して、ブッシュ101とカラー102との隙間を埋めた場合の衝撃吸収特性は、図7に示すようにリニアに変化する。
図8〜10は、衝撃吸収機構100の他の変形例を示すものである。これら変形例は、低剛性部材103B〜Dの外周面をカラー102の内周面と部分的に接触するように構成したものである。
より具体的には、図8の一例は、低剛性部材103Bの外周面を周方向に所定のピッチで湾曲する波形状に形成したものである。また、図9に示す一例は、低剛性部材103Cの外周面を軸方向に所定のピッチで湾曲する波形状に形成したものである。また、図10に示す一例は、低剛性部材103Dの外周をその上端側と下端側とで縮径させると共に、中間の拡径部のみがカラーの内周面に接触するように形成したものである。このように、低剛性部材103B〜Dとカラー102との接触面積を減らすことで、図11に示すように、その衝撃吸収特性は二次曲線状に増加され、衝撃力を初期段階から効果的に吸収することが可能になる。
図12,13は、衝撃吸収手段に板バネ103E,Fを適用したものである。図12に示す一例は、板バネ103Eを、周方向に所定のピッチで波形状に湾曲させたものである。図13に示す一例は、板バネ103Fを、軸方向に所定のピッチで波形状に湾曲させたものである。これら何れの場合も、図7に示すように、その衝撃吸収特性をリニアに変化させることができる。
図14は、第1シフトレバー66を支持シャフト70と別体に形成した場合の衝撃吸収機構100の適用例を示している。第1シフトレバー66に貫通穴を形成すると共に、この貫通穴に衝撃吸収機構100のカラー102を嵌挿させることで、第1シフトレバー66が衝撃吸収機構100を介して支持シャフト70に回転自在に軸支されている。衝撃吸収手段としては上述の低剛性部材103A〜Dや板バネ103E,Fの何れを適用してもよい。この場合も上述の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。例えば、衝撃吸収機構100を設ける位置は、支持シャフト70,71やシフトレバー66〜69に限定されず、シフトブロック62〜65やシフトシャフト61A,B等の他の動力伝達経路に設けることもできる。
60 シフト操作装置
61A 第1シフトシャフト
61B 第2シフトシャフト
62 第1シフトブロック
63 第2シフトブロック
64 第3シフトブロック
65 第4シフトブロック
66 第1シフトレバー
67 第2シフトレバー
68 第3シフトレバー
69 第4シフトレバー
70,71 支持シャフト
72A,74A セレクト用モータ
72D,74D 筒体
73A,75A シフト用モータ
73B,75B ボールネジ
100 衝撃吸収機構100
101 ブッシュ(内側環状部材)
102 カラー(外側環状部材)
103A〜D 低剛性部材
103E,F 板バネ

Claims (3)

  1. アクチュエータが動力伝達機構を介してスリーブに接続されると共に、前記アクチュエータの動力で前記スリーブをシフト移動さることで、前記スリーブとドグギヤとを噛合させて所定の変速段にギヤインさせる変速機のシフト操作装置において、
    前記動力伝達機構の少なくとも一部に衝撃吸収機構を設け
    前記動力伝達機構は、前記アクチュエータの動力で回動されて前記スリーブをシフト移動させるレバーを含み、前記レバーは一体回転するシャフトを有し、前記衝撃吸収機構は、前記シャフトの外周を回転自在に支持する内側環状部材と、変速機ケースに固定されて前記内側環状部材よりも大径に形成された外側環状部材と、前記内側環状部材と前記外側環状部材との間に介装された弾性部材と、を備える
    変速機のシフト操作装置。
  2. アクチュエータが動力伝達機構を介してスリーブに接続されると共に、前記アクチュエータの動力で前記スリーブをシフト移動さることで、前記スリーブとドグギヤとを噛合させて所定の変速段にギヤインさせる変速機のシフト操作装置において、
    前記動力伝達機構の少なくとも一部に衝撃吸収機構を設け
    前記動力伝達機構は、前記アクチュエータの動力で回動されて前記スリーブをシフト移動させるレバーと、当該レバーの貫通穴に挿入されるシャフトとを含み、前記衝撃吸収機構は、前記貫通穴に挿入されて前記シャフトの外周を回転自在に支持する内側環状部材と、前記貫通穴に嵌合されて前記内側環状部材よりも大径に形成された外側環状部材と、前記内側環状部材と前記外側環状部材との間に介装された弾性部材と、を備える
    変速機のシフト操作装置。
  3. 前記アクチュエータは、電動モータと、当該電動モータの回転軸に接続されたボールネジと、当該ボールネジと噛合するナット部材と、当該ナット部材を収容すると共に、前記レバーの一端部と係合する筒体と、を含み、前記電動モータの駆動により前記ボールネジが回転されると、前記ナット部材及び前記筒体がシフト方向に移動して前記レバーを回動させる
    請求項又はに記載の変速機のシフト操作装置。
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