JP5234293B2 - 変速装置 - Google Patents
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また、請求項3の発明は、請求項1または2において、セレクト溝の幅はシフト溝の幅より大きいことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、アーム部は、セレクト方向に離間してシャフトに複数設けられるとともに、突起部は、複数のアーム部の間に設けられたことを特徴とする。
本発明の請求項2の変速装置によれば、シフト待機位置においてはアーム部がシフトラグに当接しないので、シフトラグを移動させることなくアーム部をシフト待機位置に位置させることができる。よって、デュアルクラッチ式変速装置に採用し、シフト待機状態において、シフトラグのシフト方向位置に関わらず、アーム部をシフト待機位置に位置させてセレクト方向への移動を規制させることができる。
また、本発明の請求項5の変速装置によれば、シフトラグはシャフトの軸心に向かって延びる一本の柱状に形成されているので、シャフトを回転させアーム部によってシフトラグの側面を押圧することで、簡易な構造でシフトラグをシフト方向に移動させることができる。
図1は、本発明の一実施形態としてのデュアルクラッチ式変速装置の模式図である。
図1に示すように、変速機部1は、2個のクラッチ2、3と、同軸上に配置された2個の主軸4、5と、3個の副軸6、7、8とを備えている。第1の主軸4は第1のクラッチ2を介して、エンジンの出力軸9から動力が伝達される一方、第2の主軸5は第2のクラッチ3を介して出力軸9から動力が伝達されるよう構成されている。
次に、図2〜4を用いて、上記デュアルクラッチ式変速装置のシフトフォーク20〜24を駆動させるギヤシフト機構について説明する。
シフトフォーク20〜24は、シフト方向に移動可能に設けられたシフトレール30a〜30dに固定されている。図2〜4に示すように、シフトレレール30a〜30dは、セレクト方向に並ぶように配置されている。シフトレレール30a〜30dには、シフトラグ40a〜40dが設けられている。
シフトラグ40a〜40dは、各変速段の非接続(ニュートラル)状態にて、シフト方向に垂直なセレクト方向に延びる同一線上に間隔を持って配置されている。詳しくは、本実施形態では、セレクト方向が車両の上下方向であって、下方から順番に、第1のシフトラグ40a、第2のシフトラグ40b、第3のシフトラグ40c、第4のシフトラグ40dが配置されている。
シフトシャフト50は、ケーシング51(支持部材)に固定されたセレクト方向に延びる中心軸52と、円筒状のスリーブ54(シャフト)とにより構成されている。スリーブ54は、中心軸52が挿入されており、中心軸52に対して軸方向に移動可能かつ軸中心に回転可能に支持されている。
第1のシフトフィンガ56及び第2のシフトフィンガ57は、夫々、スリーブ54の外周壁から径方向外方に所定角αの挟み角を持って突出した2個のアーム部から構成されている。
更に、本実施形態では、スリーブ54のセレクト方向の移動を規制して、シフトフィンガ56、57のセレクト方向の位置を保持する保持機構を備えている。
突起部59は、第1のシフトフィンガ56及び第2のシフトフィンガ57の突出側と反対側に、かつ挟み角αの中央線CLに対して左右対象に設けられ、シフトラグ40a〜40dの数に対応してセレクト方向に複数並べて配置されている。突起部59は、その間にピン60の先端が挿入されて係合するセレクト溝61及びシフト溝62を形成し、シフトフィンガ40a〜40dのセレクト方向及びシフト方向の移動を限定する機能を有する。
図7は、シフトフィンガ56、57がシフト待機位置、シフトラグ40a〜40dがニュートラル位置である場合のスリーブ54の移動状態を示す正面図である。
図2〜4に示すように、シフトフィンガ56、57がニュートラル位置である場合には、ピン60は、セレクト溝61内に位置している。また、このときシフトフィンガ56、57はシフトラグ40a〜40dが如何なる位置にあっても干渉しないので、シャフト54をセレクト方向に移動可能である。
更に、シフト溝62は、その幅S1がピン60の直径Dに対して略隙間なく形成されているので、シフト待機位置においてスリーブ54がセレクト方向に殆ど移動せずに、シフトフィンガ56、57のセレクト方向の位置を正確に保持することができる。
本実施形態では、図9(A)に示すように、セレクト溝61の幅S2がピン60よりも比較的大きく設定されているので、シフト待機位置からセレクト溝61内に移動させる際に、シフト方向に移動させながらセレクト方向に移動させることができ、変速を迅速に行うことが可能となる。また、逆にシフト溝62内に移動させる際に、セレクト方向に移動させながらシフト方向に移動させることができ、変速を迅速に行うことが可能となる。
なお、本実施形態では、ピン60がケーシング51に固定されているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えばケーシング51に固定されている中心軸52にピン60を設けてもよい。この場合、中心軸52の外周壁から径方向外方にピン60を突出させるように構成し、ピン60をセレクト溝61及びシフト溝62に係合するように配置すれば、シフトフィンガ56、57の移動が限定される。
また、本実施形態では、シフトフィンガ56、57が2個ある場合の変速装置に本発明を適用しているが、いずれの個数のシフトフィンガを備えた変速装置でも適用可能である。また、本発明は、いずれの変速段の変速装置にも適用可能である。
20、21、22、23、24 シフトフォーク
40a、40b、40c、40d シフトラグ
51 ケーシング
54 スリーブ
56、57 シフトフィンガ
59 突起部
60 ピン
61 セレクト溝
62 シフト溝
201、211、221、231、241 シンクロスリーブ
Claims (5)
- 径方向外方に突出したアーム部を備えるとともに、アクチュエータにより軸方向に移動及び軸中心に回転して前記アーム部をセレクト方向及びシフト方向に移動可能なシャフトと、
前記シャフトを軸方向に移動及び軸中心に回転可能に支持する支持部材と、
前記セレクト方向に複数個配列されたシフトラグと、
シフトレールを介して前記シフトラグと連結され変速段のシフト作動を行うシフトフォークと、を備え、
前記アクチュエータを作動制御して前記アーム部を前記セレクト方向及びシフト方向に移動させ、所定のシフトラグを選択的に押圧し前記シフト方向に移動させて、前記シフトレールを介して前記シフトフォークをシフト作動し変速させる変速装置であって、
前記シャフトに、当該シャフトの外壁から複数突出して、その間に前記セレクト方向に延びるセレクト溝と、セレクト方向でシフトラグ位置と同一間隔で前記セレクト溝から前記シフト方向に延びるシフト溝とを形成する突起部が設けられるとともに、
前記支持部材に、前記セレクト溝及び前記シフト溝に係合し、前記シャフトの軸方向の移動及び軸中心の回転を限定して、前記シャフト及び前記突起部とともに一体となって移動する前記アーム部の前記セレクト方向及び前記シフト方向の移動を限定するピンが設けられ、
前記アーム部が、前記変速におけるシフト待機位置に保持される際に、前記ピンが前記シフト溝内に位置することを特徴とする変速装置。 - 前記アーム部は、前記シフト待機位置において、前記シフトラグに当接しないことを特徴とする請求項1に記載の変速装置。
- 前記セレクト溝の幅は前記シフト溝の幅より大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の変速装置。
- 前記アーム部は、前記セレクト方向に離間して前記シャフトに複数設けられているとともに、
前記突起部は、前記複数のアーム部の間に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の変速装置。 - 前記シフトラグは前記シャフトの軸心に向かって延びる一本の柱状に形成され、
前記アーム部は、前記シフトラグの側面を押圧して前記シフト方向に移動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の変速装置。
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JP2010045117A JP5234293B2 (ja) | 2010-03-02 | 2010-03-02 | 変速装置 |
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Family Applications (1)
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