JP6580635B2 - オイル配管システム及び給油方法 - Google Patents

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Description

本発明は、油が通る経路を備えたオイル配管システム、及び給油方法に関する。
従来から、オイル配管システム及び給油方法としては種々のものが知られている。特開平9−16269号公報には、2つの主貯油槽と、各主貯油槽から給油管を通って油が供給される燃料小出し槽とを備えた非常用自家発電設備が記載されている。燃料小出し槽には、燃料小出し槽の内部の油量を検知するフロートスイッチと、燃料小出し槽からオーバーフローした油が通る返油管とが設けられている。返油管は2つの主貯油槽のそれぞれに接続されており、オーバーフローした油は返油管を通って2つの主貯油槽のうちのいずれかに戻される。
各主貯油槽には、各主貯油槽の内部の油量を検出する油量検出器が設けられており、油量検出器は当該油量に応じた電気信号を出力する。各油量検出器は1台の偏差判定器に電気的に接続されている。偏差判定器は、各油量検出器から電気信号を受けて電気信号の偏差を検出し、その検出結果から2つの主貯油槽のどちらの油量が多いかを判定する。偏差判定器は、給油管に設けられた電磁弁を制御して、各主貯油槽から燃料小出し槽への油の供給を制御する。
特開平9−16269号公報
近年、オイル配管システムでは、供給する油の量が増加すると共に油を供給する時間が長くなっており、これに伴い、油が通る配管が複雑化したり、油を貯留するオイルタンクが大型化したりすることが想定される。また、オイルタンクの大型化だけでなく、貯留する油の量の増加に伴ってオイルタンクの数が増えることも想定される。オイルタンクの数が増えると、オイルタンクから延び出す配管の数も増えるので、配管が更に複雑化することが懸念される。
本発明は、配管の複雑化を抑制することができるオイル配管システム及び給油方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るオイル配管システムは、油を貯留するオイルタンクと、オイルタンクに給油される油が通る給油管と、オイルタンクに戻される油が通る返油管と、を備え、給油管は、返油管から分岐しており、返油管から分岐した給油管に設置された給油口を有する。
このオイル配管システムは、オイルタンクに給油される油が通る給油管と、オイルタンクに返油される油が通る返油管とを備える。給油管は返油管から分岐しており、給油管には、返油管から分岐した箇所に設けられる給油口から油が供給される。給油口から供給された油は返油管に通されるので、少なくとも一部において給油管と返油管とを兼用することができる。よって、給油管と返油管の兼用部分において配管の数を減らすことができる。従って、配管の数を減らすことにより、油が通る配管の複雑化を抑制することができる。
本発明の別の側面に係るオイル配管システムは、油を貯留するオイルタンク(液化ガスを燃料とする車両の燃料タンクを除く)と、オイルタンクに戻される油が通る返油管と、を備え、返油管を用いてオイルタンクに給油可能に構成されており、返油管を通る油の流れを許容又は遮断するバルブを備え、返油管と、オイルタンクに給油される油が通る経路とは、油の経路におけるバルブの下流側において合流する。
本発明の更に別の側面に係るオイル配管システムは、油を貯留するオイルタンク(液化ガスを燃料とする車両の燃料タンクを除く)と、オイルタンクに戻される油が通る返油管と、を備え、返油管を用いてオイルタンクに給油可能に構成されており、複数のオイルタンクと、複数のオイルタンクのそれぞれに対応して設けられた複数の返油管と、を備える。
このオイル配管システムは、返油管を備え、返油管を用いてオイルタンクに給油可能に構成されており、油は、返油管を通ってオイルタンクに給油される。従って、オイルタンクへの給油を行うときに、少なくとも一部において返油管を兼用することができる。よって、返油管の兼用部分において配管の数を減らすことができるので、配管の複雑化を抑制することができる。
また、返油管を通る油の流れを許容又は遮断するバルブを備え、返油管と、オイルタンクに給油される油が通る経路とは、油の経路におけるバルブの下流側において合流してもよい。この場合、バルブを備えることにより、返油管を介してオイルタンクに油を戻すか否かを制御することができる。よって、返油管による返油を制御しながら給油を行うことができるので、返油及び給油を効率よく行うことができる。
また、返油管を通る油の流れを許容又は遮断するバルブを備え、返油管と、オイルタンクに給油される油が通る経路とは、油の経路におけるバルブの上流側において合流してもよい。この場合、バルブの上流側において、返油管と給油される油が通る経路とが合流するので、バルブを返油用及び給油用として兼用することができる。よって、返油管及び給油される油が通る経路のそれぞれにバルブを設ける必要がなくなるので、オイル配管システムの構成をより簡素化することができる。
また、複数のオイルタンクと、複数のオイルタンクのそれぞれに対応して設けられた複数の返油管と、を備えてもよい。この場合、オイルタンク及び返油管が複数設けられる。従って、複数のオイルタンクのそれぞれに対して配管の数を減らすことができるので、油が通る配管を一層簡素化することができる。
本発明によれば、配管の複雑化を抑制することができる。
第1実施形態に係るオイル配管システム及び施設の概略構成図である。 (a),(b)及び(c)は、図1のオイル配管システムにおけるバルブの動作の一例を示す図である。 (a),(b)及び(c)は、第2実施形態に係るオイル配管システムにおけるバルブの動作の例を示す図である。
以下では、図面を参照しながら本発明に係るオイル配管システム及び給油方法の実施形態について詳細に説明する。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
(第1実施形態)
図1に示されるように、第1実施形態に係るオイル配管システム10は、例えば、建屋の施設100に設けられる。オイル配管システム10は、例えば、施設100に設けられた発電機室2の発電機3に燃料としての液状の油を供給する。本明細書において、油(オイル)は、石油等の鉱油を含んでおり、具体的には、重油、灯油、軽油、ガソリン及びナフサ等を含んでいる。また、本明細書において、「給油」は施設100の外からオイルタンク5への油の供給を示しており、「返油」は施設100の内部におけるオイルタンク5への油の戻りを示しており、「移送」は燃料供給対象(例えば、燃料小出し槽2a、発電機3又はボイラー等の熱源)への油の供給を示している。
施設100は、燃料小出し槽2aを有する発電機室2と、発電機室2に対する油の移送及び返油を行うオイルポンプ室4とを備える。施設100には、オイルタンク5への給油を行う給油口6aを備えた給油部6が後述する給油管13を介して接続されている。発電機室2は、例えば、施設100の屋上に設けられるが、屋上以外の場所に設けられていてもよい。発電機3は、例えば、非常時(停電時)に用いられる自家用発電機である。
オイル配管システム10は、例えば、油を貯留するオイルタンク5と、オイルタンク5に給油される油が通る給油管13と、オイルタンク5に戻される油が通る返油管12とを備える。オイル配管システム10は、更に、オイルタンク5からオイルポンプ室4を介して発電機室2に油を移送する移送管11を備えてもよい。オイルタンク5は、給油口6aから給油された油を貯留しておくタンクである。
ところで、従来は発電機3の稼動時間が短いことが多かったため、オイルタンク5の数は1つでもよかったが、特に近年、発電機3の稼動時間が長くなっている。発電機3の稼動時間が長くなると、オイルタンク5の数が1つでは足りなくなることがある。よって、本実施形態に係るオイル配管システム10は、複数(例えば3体)のオイルタンク5を備えると共に、後述するバルブ15によりオイルタンク5を切り替える構成を備えている。
発電機室2には、前述したように燃料小出し槽2aと発電機3が設けられる。燃料小出し槽2aと発電機3との間には配管2fが延びており、この配管2fによって燃料小出し槽2aから発電機3に燃料としての油が移送される。燃料小出し槽2aと配管2fとの接続部分2cは、発電機3と配管2fとの接続部分2dよりも鉛直上方に設けられている。これにより、重力で燃料小出し槽2aから発電機3に油を移送することが可能であるため、運用しやすく且つ油を移送する制御を簡易な構成で行うことができる。
燃料小出し槽2aは、発電機3に直接接続されると共に、発電機3に燃料としての油を供給するサービスタンクである。燃料小出し槽2aは、その内部に油の液面の高さを検出するフロート2bを備えており、フロート2bの液面検出により、燃料小出し槽2aでは、貯留する油の液面のレベル制御が実行される。
具体的には、フロート2bが検出する液面の高さに応じて後述する移送ポンプ14を制御することにより、燃料小出し槽2aに貯留される油の量が規定量を超えないようにレベル制御が実行される。また、燃料小出し槽2aに貯留される油の量が規定量を超えたときに警報を出力してもよい。
燃料小出し槽2aには、返油管12が接続されており、燃料小出し槽2aと返油管12との接続部分2eは、燃料小出し槽2aと配管2fとの接続部分2cよりも鉛直上方に設けられる。燃料小出し槽2aのレベル制御が正常になされているときには、燃料小出し槽2aが貯留する油の液面が接続部分2eに到達しないようにレベル制御がなされる。
よって、燃料小出し槽2aのレベル制御が正常に機能しなくなり、燃料小出し槽2aの油が接続部分2eに到達したときに、燃料小出し槽2aから返油管12に油が流れ込む。返油管12は、燃料小出し槽2aのレベル制御の故障等といった異常発生時に油が流れる戻り管である。返油管12は、例えば、オイル配管システム10において常設されている戻り管であってもよい。この場合、移送管11による油の移送時には油がオーバーフローする可能性が常に存在するため返油管12が常設されている。但し、返油管12の稼動率は移送管11の稼動率よりも低い。
オイルポンプ室4は、オイル配管システム10の油の経路における発電機室2とオイルタンク5の間に設けられる。オイルポンプ室4は、例えば、地上Gに設けられる。オイルポンプ室4は、移送管11、返油管12、給油管13、移送ポンプ14及びバルブ15を備える。バルブ15は、例えば、制御信号を受けて油が通る流路の開閉を行う電磁弁である。本実施形態では、バルブ15は複数(例えば9個)設けられる。
以降の説明では、バルブ15及びオイルタンク5のそれぞれを、識別するために、バルブ15a〜15j又はオイルタンク5a,5b,5cと称することがある。バルブ15a〜15jのそれぞれは、オイル配管システム10の制御部に電気的に接続されており、当該制御部により、バルブ15a〜15jのそれぞれの開閉を互いに独立して制御することが可能である。
移送管11は、オイルタンク5a,5b,5cのそれぞれから延びる枝移送管11a,11b,11cと、枝移送管11a,11b,11cの合流部分P1から延びる幹移送管11dとを含む。返油管12は、分岐部分P2からオイルタンク5a,5b,5cのそれぞれに延びる枝返油管12a,12b,12cと、燃料供給対象から分岐部分P2に延びる幹返油管12dとを含む。給油管13は、分岐部分P4から合流部分P31,P32,P33のそれぞれに向かって延びる枝給油管13a,13b,13cと、給油口6aから分岐部分P4に延びる幹給油管13dとを含む。
オイルポンプ室4は、油が通る複数の流路のそれぞれを開閉する複数のバルブ15a〜15jを収容する収容室である。オイルポンプ室4では、複数のオイルタンク5のそれぞれから延びる枝移送管11a,11b,11cが合流部分P1において合流し、合流部分P1から発電機室2の燃料小出し槽2aに向かって1本の幹移送管11dが延びている。オイルポンプ室4の油の経路における合流部分P1の下流側に移送ポンプ14が設けられる。この移送ポンプ14により、各オイルタンク5から発電機室2への油の移送が行われる。
オイルポンプ室4の油の経路における合流部分P1よりも上流側(オイルタンク5側)には、バルブ15a,15b,15cが設けられている。バルブ15aはオイルタンク5aと合流部分P1の間に設けられ、バルブ15bはオイルタンク5bと合流部分P1の間に設けられ、バルブ15cはオイルタンク5cと合流部分P1の間に設けられている。
オイルポンプ室4では、燃料小出し槽2aから延びる幹返油管12dが分岐部分P2において分岐し、分岐部分P2から各オイルタンク5に向かって枝返油管12a,12b,12cのそれぞれが延びている。枝返油管12a,12b,12cのそれぞれはオイルタンク5に直接接続されている。分岐部分P2から延びる枝返油管12a,12b,12cのそれぞれにバルブ15d,15e,15fが設けられている。バルブ15dはオイルタンク5aと分岐部分P2の間に設けられ、バルブ15eはオイルタンク5bと分岐部分P2の間に設けられ、バルブ15fはオイルタンク5cと分岐部分P2の間に設けられている。
オイルポンプ室4の油の経路におけるバルブ15d,15e,15fそれぞれの下流側には、枝給油管13a,13b,13cのそれぞれとの合流部分P31,P32,P33が設けられる。給油管13には、オイルタンク5に給油を行うときに油が通される。また、オイルポンプ室4では、給油部6から延びる幹給油管13dが分岐部分P4において分岐しており、分岐部分P4から、合流部分P31,P32,P33のそれぞれに向かって枝給油管13a,13b,13cのそれぞれが延びている。
分岐部分P4から延びる枝給油管13a,13b,13cのそれぞれにバルブ15g,15h,15jが設けられている。バルブ15gは分岐部分P4と合流部分P31の間に設けられ、バルブ15hは分岐部分P4と合流部分P32の間に設けられ、バルブ15jは分岐部分P4と合流部分P33の間に設けられている。
幹給油管13dは、オイルポンプ室4から外方に延び出しており、オイルポンプ室4の外部において給油部6の給油口6aに接続している。給油部6は、例えば、タンクローリーから油が供給される給油口ボックスである。以上のように、枝給油管13a,13b,13cのそれぞれは、枝返油管12a,12b,12cのそれぞれから分岐している。枝返油管12a,12b,12cのそれぞれから分岐した枝給油管13a,13b,13cの先の幹給油管13dに設置された給油口6aを有する。
オイルポンプ室4の油の経路における合流部分P31,P32,P33よりも下流側に位置する枝返油管12a,12b,12cのそれぞれは、給油管としての機能を兼ねている。すなわち、枝返油管12a,12b,12cのそれぞれと枝給油管13a,13b,13cのそれぞれとは、油の経路におけるオイルタンク5の上流側において合流している。よって、返油管12の一部が給油管13と兼用される。合流部分P31の下流側にオイルタンク5aが接続されており、合流部分P32の下流側にオイルタンク5bが接続されており、合流部分P33の下流側にオイルタンク5cが接続されている。
オイルポンプ室4からオイルタンク5a,5b,5cのそれぞれに向かう枝返油管12a,12b,12c、及びオイルタンク5a,5b,5cのそれぞれからオイルポンプ室4に向かう枝移送管11a,11b,11c、の少なくとも一部は、地中に埋まっている。オイルタンク5a,5b,5cは、例えば、地中に埋設された屋外地下埋設タンクである。
次に、本実施形態に係る給油方法について説明する。以下では、給油部6及びオイルタンク5a,5b,5cから発電機室2に油の移送を行う方法の例について図2(a)〜図2(c)を併せて参照しながら説明する。図2では、枝移送管11a,11b,11c、枝返油管12a,12b,12c、枝給油管13a,13b,13c、幹給油管13d及びバルブ15a〜15jのそれぞれを概念的に示している。油が通る流路を開放するバルブ15a〜15j及び当該流路を斜線で示すと共に、流路を閉塞するバルブ15a〜15j及び当該流路を白色で示している。
まず、オイルタンク5a,5b,5cに燃料としての油が貯留されている状態であって、発電機3が稼動して燃料小出し槽2aの油が減少したときの動作について説明する。図1及び図2(a)に示されるように、枝移送管11aに設けられたバルブ15aを開放すると共に移送ポンプ14を稼動し、オイルタンク5aから燃料小出し槽2aに油を移送する。このとき、燃料小出し槽2aの油がオーバーフローする場合に備えて、枝返油管12aのバルブ15dを開放する(返油を行う工程)。
オイルタンク5aから燃料小出し槽2aに油を移送し、オイルタンク5aに貯留されている油の量が所定量以下となったときには、図2(b)に示されるように、バルブ15a,15dを閉塞する。そして、枝給油管13aに設けられたバルブ15gを開放し、給油口6aから枝給油管13a及び枝返油管12aを介してオイルタンク5aに給油を行う(給油を行う工程)。また、枝移送管11bに設けられたバルブ15bを開放すると共に移送ポンプ14を稼動し、オイルタンク5bから燃料小出し槽2aに油を移送する。そして、枝返油管12bに設けられたバルブ15eを開放する(返油を行う工程)。
オイルタンク5bに貯留されている油の量が所定量以下となったときには、図2(c)に示されるように、バルブ15b,15eを閉塞すると共に、枝給油管13bに設けられたバルブ15hを開放し、給油口6aから枝給油管13b及び枝返油管12bを介してオイルタンク5bに給油を行う(給油を行う工程)。枝移送管11cに設けられたバルブ15cを開放すると共に移送ポンプ14を稼動し、オイルタンク5cから燃料小出し槽2aに油を移送する。そして、枝返油管12cに設けられたバルブ15fを開放する(返油を行う工程)。
オイルタンク5cに貯留されている油の量が所定量以下となったときには、バルブ15c,15fを閉塞すると共に、枝給油管13cに設けられたバルブ15jを開放し、給油口6aから枝給油管13c及び枝返油管12cを介してオイルタンク5cに給油を行う(給油を行う工程)。その後、燃料小出し槽2aへの油の移送が更に必要である場合には、図2(a)に示されるように、バルブ15aを開放すると共に移送ポンプ14を稼動し、オイルタンク5aから燃料小出し槽2aに油を移送して、前述と同様の工程を繰り返し実行する。
次に、本実施形態に係るオイル配管システム10及び給油方法の作用効果について説明する。
オイル配管システム10は、オイルタンク5に給油される油が通る給油管13と、オイルタンク5に返油される油が通る返油管12とを備える。給油管13は返油管12から分岐しており、給油管13には、返油管12から分岐した箇所に設けられる給油口6aから油が供給される。給油口6aから供給された油は返油管12に通されるので、少なくとも一部において給油管13と返油管12とを兼用することができる。
よって、給油管13と返油管12の兼用部分において配管の数を減らすことができる。従って、配管の数を減らすことにより、油が通る配管の複雑化を抑制することができる。本実施形態では、給油管13と返油管12の兼用部分が埋設されるので、埋設する配管の構成を簡易にすることができる。
また、給油口6aは、返油管12から分岐した箇所に設けられる。よって、給油口6aは返油管12から枝分かれした部分の先に設けられるため、給油口6aから給油管13及び返油管12を介したオイルタンク5への給油を直ちに行うことができる。すなわち、例えば返油管そのものに給油を行う場合には返油管の途中部分を外してその部分から給油を行う必要があるが、給油口6aが返油管12から分岐した箇所に設けられる本実施形態では、当該途中部分を外す作業等を不要とすることができる。
オイル配管システム10は、返油管12を備え、返油管12を用いてオイルタンク5に給油可能に構成されており、油は、返油管12を通ってオイルタンク5に給油される。従って、オイルタンク5への給油を行うときに、少なくとも一部において返油管12を兼用することができる。よって、返油管12の兼用部分において配管の数を減らすことができるので、配管の複雑化を抑制することができる。
換言すれば、給油管13及び返油管12は、油が通る経路におけるオイルタンク5よりも上流側において合流する。よって、給油管13及び返油管12はオイルタンク5に到達する前に合流するので、合流部分P31,P32,P33より下流側において配管の数を減らすことができる。従って、オイルタンク5から延び出す配管の数を減らすことができるので、配管の複雑化を抑制することができる。
また、オイル配管システム10は、返油管12を通る油の流れを許容又は遮断するバルブ15d,15e,15fを備え、返油管12と、オイルタンク5に給油される油が通る経路とは、油の経路におけるバルブ15d,15e,15fの下流側(合流部分P31,P32,P33のそれぞれ)において合流している。従って、バルブ15d,15e,15fを備えることにより、返油管12を介してオイルタンク5に油を戻すか否かを制御することができる。よって、返油管12による返油を制御しながら給油を行うことができるので、返油及び給油を効率よく行うことができる。
また、オイル配管システム10では、バルブ15a〜15jによって、枝移送管11a,11b,11cの切り替え、枝返油管12a,12b,12cの切り替え、及び枝給油管13a,13b,13cの切り替えが行われる。よって、移送管11、返油管12及び給油管13において、同種類の管同士を兼用しながら、当該切り替えにより、オイルタンク5a,5b,5cのそれぞれに対する油の移送、返油及び給油を互いに妨げずに効率よく行うことができる。また、移送、返油及び給油で対象するオイルタンク5a,5b,5cが切り替えられるので、移送、返油及び給油に関し、前述した利便を損なわないという利点がある。
また、オイル配管システム10は、複数のオイルタンク5と、複数のオイルタンク5のそれぞれに対応して設けられた複数の返油管12とを備える。すなわち、オイルタンク5及び返油管12が複数設けられる。複数の返油管12のそれぞれ、及び複数の給油される油が通る経路のそれぞれが、各オイルタンク5に到達する前に合流する。従って、複数のオイルタンク5のそれぞれに対して配管の数を減らすことができるので、油が通る配管を一層簡素化することができる。
また、オイル配管システム10では、異常発生時に油が流される返油管12と、オイルタンク5に給油するときに油が通される給油管13との少なくとも一部が兼用される。よって、移送管11と比べて稼動率が低い返油管12及び給油管13の少なくとも一部を兼用することにより、稼動率が低い返油管12及び給油管13の構成を簡易にすることができる。
また、オイル配管システム10は、複数のバルブ15a〜15jを収容する収容室(オイルポンプ室4)を備える。従って、複数のバルブ15a〜15jを1箇所にまとめて配置することができる。更に、オイル配管システム10は、1つの給油口6aを備えるため、給油部6の大型化を抑制することができる。また、給油管13の分岐部分P4が収容室(オイルポンプ室4)に設けられるため、給油部6から延び出す給油管13の数を1本にすることができる。
本実施形態に係る給油方法は、オイルタンク5に返油される油が通る返油管12を用いて、オイルタンク5への給油を行う。給油される油は、返油される油の経路である返油管12を通るので、少なくとも一部において、給油される油が通る経路と、返油される油が通る経路とを兼用することができる。従って、前述と同様の効果が得られる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るオイル配管システム20について図3を参照しながら説明する。第2実施形態に係るオイル配管システム20は、一定期間(例えば7日間)用いられるものであってもよい。オイル配管システム20は、前述した返油管12及び給油管13とは異なる構成の返油管22及び給油管23を備える。以下では、第1実施形態と重複する説明を適宜省略する。返油管22は、枝返油管22a,22b,22cと幹返油管22dとを含む。給油管23は、1本設けられており、給油部6の給油口6aから合流部分P5にまで延びている。合流部分P5は、返油管22における分岐部分P2の上流側に設けられる。
第2実施形態に係る給油方法は、例えば、発電機3が稼動していないときに行われる。まず、図3(a)に示されるように、分岐部分P2の下流側に設けられた3つのバルブ15d,15e,15fのうち、バルブ15dを開放し、バルブ15e,15fを閉塞する。これにより、給油口6aから給油管23及び枝返油管22aを介してオイルタンク5aに給油を行う。
次に、図3(b)に示されるように、バルブ15dを閉塞してバルブ15eを開放することにより、給油口6aから給油管23及び枝返油管22bを介してオイルタンク5bに給油を行う。そして、図3(c)に示されるように、バルブ15eを閉塞してバルブ15fを開放することにより、給油口6aから給油管23及び枝返油管22cを介してオイルタンク5cに給油を行う。
以上、第2実施形態に係るオイル配管システム20は、返油管22を通る油の流れを許容又は遮断するバルブ15d,15e,15fを備え、返油管22及び給油される油が通る経路は、油の経路におけるバルブ15d,15e,15fの上流側において合流している。従って、バルブ15d,15e,15fの上流側において返油管22及び給油される油が通る経路が合流するので、バルブ15d,15e,15fを返油用及び給油用として兼用することができる。
よって、返油管22及び給油される油が通る経路のそれぞれに対してバルブを設ける必要がなくなる(バルブ15g,15h,15jが不要となる)ので、オイル配管システム20の構成をより簡素化することができる。また、本実施形態では、給油管23を1本にすることができるので、給油管23の構成を更に簡易にすることができる。
以上、本発明に係るオイル配管システム及び給油方法の各実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、前述の各実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。すなわち、本発明は、各請求項の要旨を変更しない範囲において種々の変形が可能である。
例えば、前述の実施形態では、移送ポンプ14、バルブ15a〜15j、合流部分P1、分岐部分P2、合流部分P31,P32,P33及び分岐部分P4がオイルポンプ室4の内部に設けられる例について説明した。しかしながら、移送ポンプ14、バルブ15a〜15j、合流部分P1、分岐部分P2、合流部分P31,P32,P33及び分岐部分P4の位置は、上記の例に限定されず適宜変更可能である。
すなわち、移送ポンプ14、バルブ15a〜15j、合流部分P1、分岐部分P2、合流部分P31,P32,P33及び分岐部分P4の少なくともいずれかは、オイルポンプ室4の外部に設けられていてもよい。例えば、オイルタンク5の上に設けられたピットの内部にバルブが設けられていてもよい。
また、前述の実施形態では、枝移送管11a,11b,11c、枝返油管12a,12b,12c及び枝給油管13a,13b,13cのそれぞれにバルブ15a〜15jのそれぞれが設けられる例について説明した。しかしながら、バルブの配置位置はこの例に限定されない。また、バルブの機構も前述の実施形態に限定されず、例えば、バルブは、合流部分又は分岐部分に配置された切替バルブであってもよい。そして、当該切替バルブによって、枝移送管11a,11b,11cの切り替え、枝返油管12a,12b,12cの切り替え、又は枝給油管13a,13b,13cの切り替えを行ってもよい。
また、前述の実施形態では、移送管11が枝移送管11a,11b,11c及び幹移送管11dを含み、返油管12が枝返油管12a,12b,12c及び幹返油管12dを含み、給油管13が枝給油管13a,13b,13c及び幹給油管13dを含む例について説明した。しかしながら、移送管、返油管及び給油管の数、配置場所、形状、大きさ、並びに分岐及び合流に係る構成は。上記の例に限定されず適宜変更可能である。
また、前述の実施形態では、返油を行う工程の後に給油を行う工程を実行する例について説明したが、返油を行う工程のタイミング、及び給油を行う工程のタイミングは適宜変更可能である。例えば、給油を行う工程は、返油を行う工程の後に実行しなくてもよく、燃料供給対象への油の移送前であれば適宜のタイミングで実行することが可能である。
また、前述の実施形態では、地中に埋設された屋外地下埋設タンクであるオイルタンク5について説明したが、オイルタンクの配置場所、形状、大きさ及び数は適宜変更可能である。例えば、オイルタンクは、地上に配置されてもよい。また、オイルタンクは、屋内に配置されていてもよいし、屋外に配置されていてもよい。更に、オイルタンクの数は、1体、2体又は4体以上であってもよい。
また、前述の実施形態では、発電機3を有する発電機室2を備えた施設100について説明したが、発電機室及び発電機の構成、数、配置場所、形状及び大きさ、並びに施設の構成は適宜変更可能である。また、燃料小出し槽2aを省略してもよい。更に、オイル配管システムは、ボイラー等の熱源に油を移送するオイル配管システムであってもよいし、ガソリンスダンドのディスペンサーに油を移送するオイル配管システムであってもよい。このように、オイル配管システムが油を移送する対象は、発電機3に限定されず適宜変更可能である。
10,20…オイル配管システム、2…発電機室、2a…燃料小出し槽、2b…フロート、2c,2d,2e…接続部分、2f…配管、3…発電機、4…オイルポンプ室、5,5a,5b,5c…オイルタンク、6…給油部、6a…給油口、11…移送管、11a,11b,11c…枝移送管、11d…幹移送管、12…返油管、12a,12b,12c,22a,22b,22c…枝返油管、12d,22d…幹返油管、13…給油管、13a,13b,13c…枝給油管、13d…幹給油管、14…移送ポンプ、15a,15b,15c,15d,15e,15f,15g,15h,15j…バルブ、100…施設、G…地上、P1…合流部分、P2…分岐部分、P31,P32,P33…合流部分、P4…分岐部分、P5…合流部分。

Claims (7)

  1. 油を貯留するオイルタンクと、
    前記オイルタンクに給油される油が通る給油管と、
    前記オイルタンクに戻される油が通る返油管と、
    を備え、
    前記給油管は、前記返油管から分岐しており、
    前記返油管から分岐した前記給油管に設置された給油口を有する、
    オイル配管システム。
  2. 前記返油管を通る油の流れを許容又は遮断するバルブを備え、
    前記返油管と、前記オイルタンクに給油される油が通る経路とは、油の経路における前記バルブの下流側において合流する、
    請求項に記載のオイル配管システム。
  3. 前記返油管を通る油の流れを許容又は遮断するバルブを備え、
    前記返油管と、前記オイルタンクに給油される油が通る経路とは、油の経路における前記バルブの上流側において合流する、
    請求項に記載のオイル配管システム。
  4. 複数の前記オイルタンクと、
    複数の前記オイルタンクのそれぞれに対応して設けられた複数の前記返油管と、
    を備える請求項1〜のいずれか一項に記載のオイル配管システム
  5. 油を貯留するオイルタンク(液化ガスを燃料とする車両の燃料タンクを除く)と、
    前記オイルタンクに戻される油が通る返油管と、
    を備え、
    前記返油管を用いて前記オイルタンクに給油可能に構成されており、
    前記返油管を通る油の流れを許容又は遮断するバルブを備え、
    前記返油管と、前記オイルタンクに給油される油が通る経路とは、油の経路における前記バルブの下流側において合流する、
    オイル配管システム。
  6. 油を貯留するオイルタンク(液化ガスを燃料とする車両の燃料タンクを除く)と、
    前記オイルタンクに戻される油が通る返油管と、
    を備え、
    前記返油管を用いて前記オイルタンクに給油可能に構成されており、
    複数の前記オイルタンクと、
    複数の前記オイルタンクのそれぞれに対応して設けられた複数の前記返油管と、
    を備えるオイル配管システム。
  7. 前記返油管を通る油の流れを許容又は遮断するバルブを備え、
    前記返油管と、前記オイルタンクに給油される油が通る経路とは、油の経路における前記バルブの上流側において合流する、
    請求項に記載のオイル配管システム。
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