JP6580529B2 - 無線通信ネットワークシステム、無線ノード、ルート選択方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
本発明の一態様は、上記の無線通信ネットワークシステムにおいて、前記ルート選択部は、前記ルート要求メッセージ受信部が最初に受信した前記ルート要求メッセージの受信タイミングから少なくとも所定の待機時間は前記ルート応答メッセージの返信を待機する、無線通信ネットワークシステムである。
「残りの稼働時間[h]」=「電源10の残容量[Wh]」÷「消費電力[W]」
電源10は、自己の残容量を表す信号を制御部12に出力する。制御部12は、該信号により電源10の残容量を認識する。消費電力は、予め、制御部12に設定された値である。
ルート選択方法の例1では、ルート選択部42は、残りの総稼働時間が最大であるルートを選択する。以下、ルート選択方法の例1の手順の一例を説明する。宛先ノードMdのルート要求メッセージ受信部41が受信したルート要求メッセージの残稼働時間情報フィールド102に格納されている残稼働時間情報(Energy)は、当該ルート要求メッセージを転送した中継ノードMrの残りの稼働時間の合計時間(残りの総稼働時間)を表す。
以上がルート選択方法の例1の説明である。
ルート選択方法の例2では、ルート選択部42は、ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択する。以下、ルート選択方法の例2の手順の一例を説明する。宛先ノードMdのルート要求メッセージ受信部41が受信したルート要求メッセージのホップ数フィールド101に格納されているホップ数は、送信元ノードMsからの総ホップ数を表す。また、該ルート要求メッセージの残稼働時間情報フィールド102に格納されている残稼働時間情報(Energy)は、当該ルート要求メッセージを転送した中継ノードMrの残りの総稼働時間を表す。
V_route=a×(1/H_all)+b×T_all
但し、H_allは総ホップ数であり、T_allは残りの総稼働時間である。a及びbは、予め設定される係数である。ルート評価値V_routeは、残りの総稼働時間T_allと総ホップ数H_allの逆数とを総合した評価値である。ルート評価値V_routeは、その値が大きいほど良い評価であることを表す。
以上がルート選択方法の例2の説明である。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (5)
- 複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムにおいて、
前記無線ノードのうちの送信元ノードは、前記無線ノードのうちの宛先ノードに宛てたルート要求メッセージを発信するルート要求メッセージ発信部を備え、
前記無線ノードのうちの中継ノードは、
受信した前記ルート要求メッセージに自中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報を含めて転送するルート要求メッセージ転送部を備え、
前記宛先ノードは、
前記ルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信部と、
前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択部と、を備え、
前記ルート要求メッセージ転送部は、転送する前記ルート要求メッセージに前記送信元ノードから自中継ノードまでのホップ数をさらに含め、
前記ルート選択部は、前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、
前記ルート選択部は、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、
無線通信ネットワークシステム。 - 前記ルート選択部は、前記ルート要求メッセージ受信部が最初に受信した前記ルート要求メッセージの受信タイミングから少なくとも所定の待機時間は前記ルート応答メッセージの返信を待機する、
請求項1に記載の無線通信ネットワークシステム。 - 複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムの前記無線ノードにおいて、
前記無線ノードのうちの送信元ノードが発信した自無線ノードに宛てたルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信部と、
前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択部と、を備え、
前記ルート要求メッセージは、前記無線ノードのうちの中継ノードによって、前記中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報と前記送信元ノードから前記中継ノードまでのホップ数とが含められたものであり、
前記ルート選択部は、前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、
前記ルート選択部は、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、
無線ノード。 - 複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムのルート選択方法であって、
前記無線ノードのうちの送信元ノードが、前記無線ノードのうちの宛先ノードに宛てたルート要求メッセージを発信するルート要求メッセージ発信ステップと、
前記無線ノードのうちの中継ノードが、受信した前記ルート要求メッセージに自中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報を含めて転送するルート要求メッセージ転送ステップと、
前記宛先ノードが、前記ルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信ステップと、
前記宛先ノードが、前記ルート要求メッセージ受信ステップにより受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択ステップと、を含み、
前記ルート要求メッセージ転送ステップは、転送する前記ルート要求メッセージに前記送信元ノードから自中継ノードまでのホップ数をさらに含め、
前記ルート選択ステップは、前記ルート要求メッセージ受信ステップが受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、
前記ルート選択ステップは、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、
ルート選択方法。 - 複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムの前記無線ノードのコンピュータに、
前記無線ノードのうちの送信元ノードが発信した自無線ノードに宛てたルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信機能と、
前記ルート要求メッセージ受信機能により受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択機能と、を実現させるためのコンピュータプログラムであって、
前記ルート要求メッセージは、前記無線ノードのうちの中継ノードによって、前記中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報と前記送信元ノードから前記中継ノードまでのホップ数とが含められたものであり、
前記ルート選択機能は、前記ルート要求メッセージ受信機能が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、
前記ルート選択機能は、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、
コンピュータプログラム。
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