JP6580529B2 - 無線通信ネットワークシステム、無線ノード、ルート選択方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

無線通信ネットワークシステム、無線ノード、ルート選択方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信ネットワークシステム、無線ノード、ルート選択方法、及びコンピュータプログラムに関する。
複数の無線ノードから構成される無線通信ネットワークにおける従来のルート選択技術として、例えば非特許文献1に記載される技術が知られている。非特許文献1に記載される技術では、「Two Ray Ground Model」を用いた安定性のあるルート選択を実現している。
Hua Yang; Zhi-yuan Li, "A stability routing protocols base on Reverse AODV", International Conference on Computer Science and Network Technology (ICCSNT), 2011.
しかし、上述した従来のルート選択技術では、選択されたルートに不都合が生じる場合があった。例えば、無線通信ネットワークを構成する各無線ノードの電源の残容量にバラツキがある場合、従来のルート選択技術によって選択されたルートでは、ルートに含まれる無線ノードの中に電源が枯渇するまでの時間が短い無線ノードが含まれると、通信できる残り時間が不十分になる可能性があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、無線通信ネットワークを構成する無線ノードの残りの稼働時間に基づいてルートの選択を行うことができる無線通信ネットワークシステム、無線ノード、ルート選択方法、及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
本発明の一態様は、複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムにおいて、前記無線ノードのうちの送信元ノードは、前記無線ノードのうちの宛先ノードに宛てたルート要求メッセージを発信するルート要求メッセージ発信部を備え、前記無線ノードのうちの中継ノードは、受信した前記ルート要求メッセージに自中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報を含めて転送するルート要求メッセージ転送部を備え、前記宛先ノードは、前記ルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信部と、前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択部と、を備え、前記ルート要求メッセージ転送部は、転送する前記ルート要求メッセージに前記送信元ノードから自中継ノードまでのホップ数をさらに含め、前記ルート選択部は、前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、前記ルート選択部は、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、無線通信ネットワークシステムである。
本発明の一態様は、上記無線通信ネットワークシステムにおいて、前記ルート選択部は、前記ルート要求メッセージ受信部が最初に受信した前記ルート要求メッセージの受信タイミングから少なくとも所定の待機時間は前記ルート応答メッセージの返信を待機する、無線通信ネットワークシステムである。
本発明の一態様は、複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムの前記無線ノードにおいて、前記無線ノードのうちの送信元ノードが発信した自無線ノードに宛てたルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信部と、前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択部と、を備え、前記ルート要求メッセージは、前記無線ノードのうちの中継ノードによって、前記中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報と前記送信元ノードから前記中継ノードまでのホップ数とが含められたものであり、前記ルート選択部は、前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、前記ルート選択部は、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、無線ノードである。
本発明の一態様は、複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムのルート選択方法であって、前記無線ノードのうちの送信元ノードが、前記無線ノードのうちの宛先ノードに宛てたルート要求メッセージを発信するルート要求メッセージ発信ステップと、前記無線ノードのうちの中継ノードが、受信した前記ルート要求メッセージに自中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報を含めて転送するルート要求メッセージ転送ステップと、前記宛先ノードが、前記ルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信ステップと、前記宛先ノードが、前記ルート要求メッセージ受信ステップにより受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択ステップと、を含み、前記ルート要求メッセージ転送ステップは、転送する前記ルート要求メッセージに前記送信元ノードから自中継ノードまでのホップ数をさらに含め、前記ルート選択ステップは、前記ルート要求メッセージ受信ステップが受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、前記ルート選択ステップは、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、ルート選択方法である。
本発明の一態様は、複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムの前記無線ノードのコンピュータに、前記無線ノードのうちの送信元ノードが発信した自無線ノードに宛てたルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信機能と、前記ルート要求メッセージ受信機能により受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択機能と、を実現させるためのコンピュータプログラムであって、前記ルート要求メッセージは、前記無線ノードのうちの中継ノードによって、前記中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報と前記送信元ノードから前記中継ノードまでのホップ数とが含められたものであり、前記ルート選択機能は、前記ルート要求メッセージ受信機能が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、前記ルート選択機能は、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、コンピュータプログラムである。
本発明によれば、無線通信ネットワークを構成する無線ノードの残りの稼働時間に基づいてルートの選択を行うことができるという効果が得られる。
一実施形態に係るワイヤレスセンサネットワークシステム1の構成例を示す図である。 一実施形態に係る無線センサノードMの構成例を示す図である。 一実施形態に係る送信元ノードMsの制御部12の構成例を示す図である。 一実施形態に係る中継ノードMrの制御部12の構成例を示す図である。 一実施形態に係る宛先ノードMdの制御部12の構成例を示す図である。 一実施形態に係るルート要求メッセージの構成例を示す図である。 一実施形態に係るルート選択方法の例を示すシーケンス図である。 一実施形態に係る効果を説明するための図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。本実施形態では、無線通信ネットワークシステムの一例として、ワイヤレスセンサネットワークシステムを挙げて説明する。また、ルート(route;経路)とは、通信のルートである。
図1は、一実施形態に係るワイヤレスセンサネットワークシステム1の構成例を示す図である。図1において、ワイヤレスセンサネットワークシステム1は、複数の無線センサノードMを備える。無線センサノードMは、無線ノードの例である。無線ノードは、無線により通信を行う通信ノードである。図1の構成例では、ワイヤレスセンサネットワークシステム1は、16個の無線センサノードM_mnを備える(但し、m及びnは1から4までの整数)。各無線センサノードM_mnは、図1中に両方向矢印線で示されるように、隣接する他の無線センサノードM_mnと無線により通信を行う。なお、無線センサノードM_mnを特に区別しないときは無線センサノードMと称する。
図2は、本実施形態に係る無線センサノードMの構成例を示す図である。図2において、無線センサノードMは、電源10と、センサ11と、制御部12と、無線通信部13とを備える。電源10は、発電部14を備える。
電源10は一定の容量を持つ蓄電池を備える。電源10は、発電部14により蓄電池の充電を行う。発電部14は、エナジーハーベスティング(energy harvesting:環境発電)技術により、自己を含む環境からエネルギーを収穫して発電する。該エネルギーの種類として、例えば、光、熱、振動などが挙げられる。振動は音の振動を含む。電源10は、送信元ノードMsの各部に電力を供給する。
センサ11は、一つ又は複数の種類の物理量を検知する。センサ11として、例えば、温度センサ、圧力センサ、加速度センサ、磁気センサ、光センサ、ガスセンサなどが挙げられる。
制御部12は、無線センサノードMの各部を制御する。制御部12は、ハードウェアにより実現されるものであってもよく、又は、メモリ及びCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)等により構成され、制御部12の機能を実現するためのコンピュータプログラムをCPUが実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。無線通信部13は、無線により他の無線センサノードMと通信を行う。
図3、図4及び図5は、無線センサノードMに係る制御部12の構成例を示す図である。図3は、無線センサノードMのうちの送信元ノードMsの制御部12の構成例を示す図である。図4は、無線センサノードMのうちの中継ノードMrの制御部12の構成例を示す図である。図5は、無線センサノードMのうちの宛先ノードMdの制御部12の構成例を示す図である。
図3において、送信元ノードMsの制御部12は、ルート要求メッセージ発信部21を備える。ルート要求メッセージ発信部21は、無線センサノードMのうちの宛先ノードMdに宛てたルート要求(route request)メッセージを発信する。ルート要求メッセージによって、送信元ノードMsから宛先ノードMdに至るルートの探索(route discovery)が行われる。
図4において、中継ノードMrの制御部12は、ルート要求メッセージ転送部31を備える。ルート要求メッセージ転送部31は、自中継ノードMrが受信したルート要求メッセージに自中継ノードMrの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報を含めて転送する。
図5において、宛先ノードMdの制御部12は、ルート要求メッセージ受信部41と、ルート選択部42とを備える。ルート要求メッセージ受信部41は、自宛先ノードMd宛てのルート要求メッセージを受信する。ルート選択部42は、ルート要求メッセージ受信部41が受信したルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択する。ルート選択部42は、該選択したルートに対応するルート応答(route reply)メッセージを送信元ノードMsに返信する。
図6は、本実施形態に係るルート要求メッセージの構成例を示す図である。図6に示すルート要求メッセージの構成例は、AODV(Ad hoc On-Demand Distance Vector)プロトコルの「Route Requestメッセージ」を基にしている。図6において、ルート要求メッセージは、「ホップ数(Hop Count)」、「残稼働時間情報(Energy)」、「宛先ノードMdのIPアドレス(Destination IP Address)」、「送信元ノードMsのIPアドレス(Original IP Address)」などを格納するヘッダを備える。
ホップ数フィールド101と残稼働時間情報フィールド102とは、従来のAODVプロトコルの「Route Requestメッセージ」のヘッダ内のホップ数フィールドに設けられている。つまり、本実施形態では、従来のAODVプロトコルの「Route Requestメッセージ」のヘッダ内のホップ数フィールドを、ホップ数フィールド101と残稼働時間情報フィールド102とに分けて使用する。
ホップ数フィールド101には、送信元ノードMsからの総ホップ数が格納される。残稼働時間情報フィールド102には、ルート要求メッセージを転送した中継ノードMrの残りの稼働時間の合計時間を表す残稼働時間情報が格納される。
次に図7を参照して本実施形態に係る無線センサノードMの動作を説明する。図7は、本実施形態に係るルート選択方法の例を示すシーケンス図である。図7には、説明の便宜上の一例として、図1のワイヤレスセンサネットワークシステム1において、無線センサノードM_11を送信元ノードMsとし、無線センサノードM_44を宛先ノードMdとしている。また、図7には、図1のワイヤレスセンサネットワークシステム1における、送信元ノードMs(M_11)から宛先ノードMd(M_44)に至るルート中の中継ノードMrの例として、無線センサノードM_12、M_23及びM_34を図示している。
以下、送信元ノードMs(M_11)が宛先ノードMd(M_44)に至るルートの探索を行う場合を例に挙げて説明する。また、ルート要求メッセージの転送ルートは複数存在するが、一例として、図7に示される中継ノードMr(M_12)から中継ノードMr(M_23)、次いで中継ノードMr(M_34)を通る転送ルートを挙げて説明する。また、ルート要求メッセージとして図6に示す構成例を挙げて説明する。
(ステップS1)送信元ノードMs(M_11)のルート要求メッセージ発信部21は、宛先ノードMd(M_44)に宛てたルート要求メッセージを発信する。このルート要求メッセージは、送信元ノードMs(M_11)の無線通信部13により送信され、送信元ノードMs(M_11)に隣接する各無線センサノードM_12、M21及びM_22の無線通信部13により受信される。
(ステップS2)中継ノードMr(M_12)のルート要求メッセージ転送部31は、無線通信部13により受信したルート要求メッセージのホップ数フィールド101に格納されているホップ数(Hop Count)に1を加算してホップ数フィールド101のホップ数(Hop Count)を書き換える。
また、中継ノードMr(M_12)のルート要求メッセージ転送部31は、該ルート要求メッセージの残稼働時間情報フィールド102に格納されている残稼働時間情報(Energy)の値に、自中継ノードMr(M_12)の残りの稼働時間を表す値を加算して残稼働時間情報フィールド102の残稼働時間情報(Energy)を書き換える。ルート要求メッセージ転送部31は、自中継ノードMrの残りの稼働時間を次式により算出する。
「残りの稼働時間[h]」=「電源10の残容量[Wh]」÷「消費電力[W]」
電源10は、自己の残容量を表す信号を制御部12に出力する。制御部12は、該信号により電源10の残容量を認識する。消費電力は、予め、制御部12に設定された値である。
中継ノードMr(M_12)のルート要求メッセージ転送部31は、ホップ数フィールド101及び残稼働時間情報フィールド102を書き換えた後のルート要求メッセージを転送する。このルート要求メッセージは、中継ノードMr(M_12)の無線通信部13により送信され、中継ノードMr(M_12)に隣接する各無線センサノードM_11、M_13、M_21、M_22及びM_23の無線通信部13により受信される。
(ステップS3)中継ノードMr(M_23)のルート要求メッセージ転送部31は、無線通信部13により受信したルート要求メッセージのホップ数フィールド101及び残稼働時間情報フィールド102を書き換える。この書き換え方法は、上記ステップS2と同じである。
中継ノードMr(M_23)のルート要求メッセージ転送部31は、ホップ数フィールド101及び残稼働時間情報フィールド102を書き換えた後のルート要求メッセージを転送する。このルート要求メッセージは、中継ノードMr(M_23)の無線通信部13により送信され、中継ノードMr(M_23)に隣接する各無線センサノードM_12、M_13、M_14、M_22、M_24、M_32、M_33及びM_34の無線通信部13により受信される。
(ステップS4)中継ノードMr(M_34)のルート要求メッセージ転送部31は、無線通信部13により受信したルート要求メッセージのホップ数フィールド101及び残稼働時間情報フィールド102を書き換える。この書き換え方法は、上記ステップS2と同じである。
中継ノードMr(M_34)のルート要求メッセージ転送部31は、ホップ数フィールド101及び残稼働時間情報フィールド102を書き換えた後のルート要求メッセージを転送する。このルート要求メッセージは、中継ノードMr(M_34)の無線通信部13により送信され、中継ノードMr(M_34)に隣接する各無線センサノードM_23、M_24、M_33、M_43及びM_44の無線通信部13により受信される。
(ステップS5)宛先ノードMd(M_44)のルート要求メッセージ受信部41は、自宛先ノードMd(M_44)宛てのルート要求メッセージを無線通信部13により受信する。宛先ノードMd(M_44)には、送信元ノードMs(M_11)から発信されたルート要求メッセージが複数の転送ルートによりそれぞれ到達する。その一つが、図7に示される中継ノードMr(M_12)から中継ノードMr(M_23)、次いで中継ノードMr(M_34)を通る転送ルートにより宛先ノードMd(M_44)に到達するルート要求メッセージである。つまり、宛先ノードMd(M_44)のルート要求メッセージ受信部41は、送信元ノードMs(M_11)から発信されて複数の転送ルートによりそれぞれに自宛先ノードMd(M_44)に到達した複数のルート要求メッセージを無線通信部13により受信する。
(ステップS6)宛先ノードMd(M_44)のルート選択部42は、ルート要求メッセージ受信部41が最初に受信したルート要求メッセージの受信タイミングから所定の待機時間が経過するまで待つ。これは、送信元ノードMs(M_11)から発信されたルート要求メッセージが、複数の転送ルートによりそれぞれに自宛先ノードMd(M_44)に到達完了するまで待つためである。このため、該待機時間は、ワイヤレスセンサネットワークシステム1の規模(無線センサノードMの総数)に応じて予め決定されて無線センサノードMに設定される。つまり、無線センサノードMの総数が多いほど待機時間を長くする。
(ステップS7)宛先ノードMd(M_44)のルート選択部42は、ルート要求メッセージ受信部41が受信したルート要求メッセージの残稼働時間情報フィールド102に格納されている残稼働時間情報(Energy)に基づいてルートを選択する。このルート選択方法については後述する。
(ステップS8)宛先ノードMd(M_44)のルート選択部42は、選択したルートに対応するルート応答メッセージを送信元ノードMs(M_11)に返信する。このルート応答メッセージは、宛先ノードMd(M_44)の無線通信部13により送信され、中継ノードMr(M_34)から中継ノードMr(M_23)、次いで中継ノードMr(M_12)を通る転送ルートにより送信元ノードMs(M_11)に到達し、送信元ノードMs(M_11)の無線通信部13により受信される。送信元ノードMs(M_11)は、無線通信部13により受信したルート応答メッセージによって、宛先ノードMd(M_44)までのルートを認識する。
次に本実施形態に係るルート選択方法の例を説明する。
(ルート選択方法の例1)
ルート選択方法の例1では、ルート選択部42は、残りの総稼働時間が最大であるルートを選択する。以下、ルート選択方法の例1の手順の一例を説明する。宛先ノードMdのルート要求メッセージ受信部41が受信したルート要求メッセージの残稼働時間情報フィールド102に格納されている残稼働時間情報(Energy)は、当該ルート要求メッセージを転送した中継ノードMrの残りの稼働時間の合計時間(残りの総稼働時間)を表す。
ルート選択部42は、ルート要求メッセージ受信部41が受信したルート要求メッセージの中から、残稼働時間情報フィールド102に格納されている残稼働時間情報(Energy)の値が最大であるルート要求メッセージを選択する。これにより、残りの総稼働時間が最大であるルートが選択される。
ルート選択部42は、選択したルート要求メッセージ(ルート)に対応するルート応答メッセージを送信元ノードMsへ返信する。これにより、残りの総稼働時間が最大であるルートに対応するルート応答メッセージが送信元ノードMsへ返信される。
以上がルート選択方法の例1の説明である。
(ルート選択方法の例2)
ルート選択方法の例2では、ルート選択部42は、ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択する。以下、ルート選択方法の例2の手順の一例を説明する。宛先ノードMdのルート要求メッセージ受信部41が受信したルート要求メッセージのホップ数フィールド101に格納されているホップ数は、送信元ノードMsからの総ホップ数を表す。また、該ルート要求メッセージの残稼働時間情報フィールド102に格納されている残稼働時間情報(Energy)は、当該ルート要求メッセージを転送した中継ノードMrの残りの総稼働時間を表す。
ルート選択部42は、一つのルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とを使用して、次式により、当該ルート要求メッセージのルート評価値V_routeを算出する。
V_route=a×(1/H_all)+b×T_all
但し、H_allは総ホップ数であり、T_allは残りの総稼働時間である。a及びbは、予め設定される係数である。ルート評価値V_routeは、残りの総稼働時間T_allと総ホップ数H_allの逆数とを総合した評価値である。ルート評価値V_routeは、その値が大きいほど良い評価であることを表す。
ルート選択部42は、ルート要求メッセージ受信部41が受信したルート要求メッセージの中から、ルート評価値V_routeが最大(最良)であるルート要求メッセージを選択する。これにより、ルート評価値V_routeが最大(最良)であるルートが選択される。
ルート選択部42は、選択したルート要求メッセージ(ルート)に対応するルート応答メッセージを送信元ノードMsへ返信する。これにより、ルート評価値V_routeが最大(最良)であるルートに対応するルート応答メッセージが送信元ノードMsへ返信される。
以上がルート選択方法の例2の説明である。
本実施形態によれば、送信元ノードMsから宛先ノードMdに至るルートを、中継ノードMrの残りの稼働時間に基づいて選択することができる。これにより、残りの稼働時間に余裕のあるルートを優先的に使用することができる。また、ワイヤレスセンサネットワークシステム1全体の稼働時間を延ばす効果が得られる。
本実施形態に係る効果について図8を参照して以下に説明する。図8において、ワイヤレスセンサネットワークシステム1の全ての無線センサノードMは、その電源10の容量が一律に同じであるとする。また、無線センサノードM_22、M_23、M_32及びM_33の電源10の残容量は25%の容量であり、その他の無線センサノードMの電源10の残容量は50%の容量であるとする。また、ワイヤレスセンサネットワークシステム1の全ての無線センサノードMは、その消費電力として、一律に、時間T秒で電源10の25%を消費するとする。また、説明の便宜上、ワイヤレスセンサネットワークシステム1の全ての無線センサノードMは、その発電量が0であるとする。また、無線センサノードM_11を送信元ノードMsとし、無線センサノードM_44を宛先ノードMdとする。
従来のAODVプロトコルのルート探索では、ホップ数が少ないルートが優先的に選択される。このため、送信元ノードMs(M_11)から宛先ノードMd(M_44)に至るルートとして、例えば中継ノードMr(M_22)から中継ノードMr(M_33)を通るルートR_aが選択される。中継ノードMr(M_22)及び中継ノードMr(M_33)の残りの稼働時間はT秒である。したがって、従来のAODVプロトコルのルート探索によって選択されるルートR_aの残りの稼働時間はT秒となる。
これに対して本実施形態によれば、中継ノードMrの残りの稼働時間に基づいて選択することができる。送信元ノードMs(M_11)から宛先ノードMd(M_44)に至るルートとして、例えば中継ノードMr(M_12)から中継ノードMr(M_13)、次いで中継ノードMr(M_14)、次いで中継ノードMr(M_24)、次いで中継ノードMr(M_34)を通るルートR_bが選択される。中継ノードMr(M_12)、Mr(M_13)、Mr(M_14)、Mr(M_24)及びMr(M_34)の残りの稼働時間は2T秒である。したがって、本実施形態によって選択されるルートR_bの残りの稼働時間は2T秒となる。よって、本実施形態によって選択されるルートR_bの残りの稼働時間は、従来のAODVプロトコルのルート探索によって選択されるルートR_aの残りの稼働時間の2倍となる。
また、本実施形態によれば、ルート選択部42は、ルート要求メッセージ受信部41が最初に受信したルート要求メッセージの受信タイミングから少なくとも所定の待機時間はルート応答メッセージの返信を待機する。例えば、図8において、送信元ノードMs(M_11)が宛先ノードMd(M_44)に宛てて発信したルート要求メッセージのうち、最小ホップ数のルートR_aを通って宛先ノードMd(M_44)に到達するルート要求メッセージaが最初に宛先ノードMd(M_44)に到達すると考えられる。一方、ルートR_aよりもホップ数が多いルートR_bを通って宛先ノードMd(M_44)に到達するルート要求メッセージbは、ルートR_aのルート要求メッセージaよりも遅れて宛先ノードMd(M_44)に到達すると考えられる。このため、宛先ノードMd(M_44)のルート選択部42は、ルート要求メッセージaの受信タイミングから少なくとも所定の待機時間はルート応答メッセージの返信を待機することによって、ルート要求メッセージbを受信してからルート要求メッセージbも含めてルートの選択を行うことができる。該待機時間は、ワイヤレスセンサネットワークシステム1の規模(無線センサノードMの総数)に応じて予め決定されて無線センサノードMに設定される。
また、本実施形態によれば、残りの稼働時間(電源10の残容量)に余裕のあるルートを優先的に使用することができるので、ワイヤレスセンサネットワークシステム1全体として電源10の残容量の平滑化を図ることができる。これにより、ワイヤレスセンサネットワークシステム1全体の稼働時間を延ばす効果が得られる。例えば、無線センサノードMがエナジーハーベスティング技術により自己を含む環境からエネルギーを収穫して発電する場合、その発電量は無線センサノードMが存在する環境に依存するので、各無線センサノードMの電源10の残容量にバラツキが生じる可能性がある。本実施形態によれば、無線センサノードMの電源10の残容量に余裕のあるルートを優先的に使用することができる。これにより、エナジーハーベスティング技術によって発電する各無線センサノードMの電源10の残容量にバラツキがあったとしても、それら無線センサノードMの電源10の残容量を平滑化することができる。この結果として、ワイヤレスセンサネットワークシステム1全体の稼働時間を延ばす効果が得られる。
また、本実施形態のルート選択方法の例2によれば、残りの総稼働時間T_allと総ホップ数H_allの逆数とを総合したルート評価値V_routeが最良であるルートを選択することができる。これにより、残りの稼働時間の長さとホップ数の少なさとの総合的な評価に基づいて選択されたルートを使用することができる。
本実施形態に係る中継ノードMrのルート要求メッセージ転送部31は、無線通信部13により受信したルート要求メッセージに自中継ノードMrの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報を含めて転送する。このルート要求メッセージ転送方法の一例として、上述した図7に係るステップS2、S3及びS4では、無線通信部13により受信したルート要求メッセージに含まれる残稼働時間情報の値に自中継ノードMrの残りの稼働時間を表す値を加算し、当該ルート要求メッセージを転送する。これにより、宛先ノードMdのルート要求メッセージ受信部41が受信したルート要求メッセージに格納されている残稼働時間情報は、当該ルート要求メッセージを転送した中継ノードMrの残りの稼働時間の合計時間(残りの総稼働時間)を表す。なお、該ルート要求メッセージ転送方法の他の一例として、中継ノードMrのルート要求メッセージ転送部31は、無線通信部13により受信したルート要求メッセージに対して、自中継ノードMrの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報を追記してもよい。この場合、宛先ノードMdが受信したルート要求メッセージは、当該ルート要求メッセージを転送した全ての中継ノードMrの各残稼働時間情報を有する。宛先ノードMdは、該ルート要求メッセージの全ての残稼働時間情報が各々に示す残りの稼働時間を合計することにより、該ルート要求メッセージを転送した中継ノードMrの残りの稼働時間の合計時間(残りの総稼働時間)を取得する。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、無線通信ネットワークシステムの一例として、複数の無線センサノードから構成されるワイヤレスセンサネットワークシステムを挙げたが、無線センサノード以外の無線ノードを含む無線通信ネットワークシステムに適用してもよい。
また、上述した無線センサノードMの機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…ワイヤレスセンサネットワークシステム(無線通信ネットワークシステム)、10…電源、11…センサ、12…制御部、13…無線通信部、14…発電部、21…ルート要求メッセージ発信部、31…ルート要求メッセージ転送部、41…ルート要求メッセージ受信部、42…ルート選択部、M…無線センサノード(無線ノード)、Ms…送信元ノード、Mr…中継ノード、Md…宛先ノード

Claims (5)

  1. 複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムにおいて、
    前記無線ノードのうちの送信元ノードは、前記無線ノードのうちの宛先ノードに宛てたルート要求メッセージを発信するルート要求メッセージ発信部を備え、
    前記無線ノードのうちの中継ノードは、
    受信した前記ルート要求メッセージに自中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報を含めて転送するルート要求メッセージ転送部を備え、
    前記宛先ノードは、
    前記ルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信部と、
    前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択部と、を備え
    前記ルート要求メッセージ転送部は、転送する前記ルート要求メッセージに前記送信元ノードから自中継ノードまでのホップ数をさらに含め、
    前記ルート選択部は、前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、
    前記ルート選択部は、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、
    無線通信ネットワークシステム。
  2. 前記ルート選択部は、前記ルート要求メッセージ受信部が最初に受信した前記ルート要求メッセージの受信タイミングから少なくとも所定の待機時間は前記ルート応答メッセージの返信を待機する、
    請求項に記載の無線通信ネットワークシステム。
  3. 複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムの前記無線ノードにおいて、
    前記無線ノードのうちの送信元ノードが発信した自無線ノードに宛てたルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信部と、
    前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択部と、を備え
    前記ルート要求メッセージは、前記無線ノードのうちの中継ノードによって、前記中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報と前記送信元ノードから前記中継ノードまでのホップ数とが含められたものであり、
    前記ルート選択部は、前記ルート要求メッセージ受信部が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、
    前記ルート選択部は、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、
    無線ノード。
  4. 複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムのルート選択方法であって、
    前記無線ノードのうちの送信元ノードが、前記無線ノードのうちの宛先ノードに宛てたルート要求メッセージを発信するルート要求メッセージ発信ステップと、
    前記無線ノードのうちの中継ノードが、受信した前記ルート要求メッセージに自中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報を含めて転送するルート要求メッセージ転送ステップと、
    前記宛先ノードが、前記ルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信ステップと、
    前記宛先ノードが、前記ルート要求メッセージ受信ステップにより受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択ステップと、を含み、
    前記ルート要求メッセージ転送ステップは、転送する前記ルート要求メッセージに前記送信元ノードから自中継ノードまでのホップ数をさらに含め、
    前記ルート選択ステップは、前記ルート要求メッセージ受信ステップが受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、
    前記ルート選択ステップは、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、
    ルート選択方法。
  5. 複数の無線ノードを備える無線通信ネットワークシステムの前記無線ノードのコンピュータに、
    前記無線ノードのうちの送信元ノードが発信した自無線ノードに宛てたルート要求メッセージを受信するルート要求メッセージ受信機能と、
    前記ルート要求メッセージ受信機能により受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報に基づいてルートを選択し、選択したルートに対応するルート応答メッセージを前記送信元ノードに返信するルート選択機能と、を実現させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記ルート要求メッセージは、前記無線ノードのうちの中継ノードによって、前記中継ノードの残りの稼働時間を表す残稼働時間情報と前記送信元ノードから前記中継ノードまでのホップ数とが含められたものであり、
    前記ルート選択機能は、前記ルート要求メッセージ受信機能が受信した前記ルート要求メッセージに含まれている残稼働時間情報とホップ数とに基づいてルートを選択し、
    前記ルート選択機能は、残りの総稼働時間と総ホップ数の逆数とを総合したルート評価値を算出し、前記ルート評価値が最良であるルートを選択する、
    コンピュータプログラム。
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