JP2005065267A - 発信元ノードから宛先ノードまでの経路を探索する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】発信元アドレスと、宛先アドレスと、発信元ノードが発信元ノードから宛先ノードまでの経路情報を要求することを指示するフィールドとを含むデータパケットを発信元ノードに生成させることにより、アドホックネットワークにおいて発信元ノードから宛先ノードまでの経路が探索される。
【解決手段】そのデータパケットは、宛先ノードによって受信されるまで、ネットワークの中を転送される。それに応答して、宛先ノードは、経路情報を含む経路応答パケットを生成する。その経路情報はコストを含むことができる。経路応答パケットは、発信元ノードによって受信されるまで、ネットワークの中を転送される。転送中に、種々のコストを含む複数の経路応答パケットが生成されることができる。その後、発信元ノードはコスト計算を行い、そのコストに基づいて最良の経路を選択することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は無線ネットワークに関し、より詳細にはアドホックネットワークにおいて経路を探索することに関する。
アドホックネットワークは、従来のネットワークのように集中管理されない通信ノードの集まりである。さらに、アドホックネットワークのトポロジーは頻繁に変化する。ノードは自由自在にネットワークに出入りし、ネットワークのノードは動的なルーティングを提供する。多くの場合に、ノードは移動体(無線)であり、リソースは限られている。
アドホックネットワークのための一般的な応用形態は、軍事指令および統制、探索および救助、センサ、および災害救助、オフィス、大学キャンパス、家庭、移動体無線データネットワーク、ならびにこれらおよび他の生命あるいは治安/安全に細心の注意を要するネットワーク配備における数多くの他のミッションクリティカルなリソースによる運用を含む。
アドホックネットワーク内のノードが互いに通信できるようになる前に、最初に経路を探索する必要がある。アドホック・オンデマンド・ディスタンスベクトル(AODV)プロトコルは、要求があったときにのみ、経路を決定する。Perkins等著「Ad hoc On-Demand Distance Vector Routing」(Proceedings of the 2nd IEEE Workshop on Mobile Computing Systems and Applications, pp.90-100, February 1999)を参照されたい。
これは以下のようになされることができる。発信元ノードが宛先ノードに送信するためのパケットを有するが、その宛先ノードへの経路を持たないとき、発信元ノードは経路要求(RREQ)パケットをブロードキャストする。そのパケットは宛先および固有のRREQブロードキャスト識別子を明記する。最終的には、宛先ノードが要求パケットを受信し、経路応答パケットで応答する。発信元ノードが応答パケットを受信した後にのみ、その通常のデータパケットが転送されることができる。
運用中に、ノードがネットワークに出入りするのに応じて、経路キャッシュが保持される必要がある。これは著しく複雑なルーティングアルゴリズムと、かなり大きな経路キャッシュとを必要とする。
従来技術のルーティングアルゴリズムのように複雑でない、ノードのためのアドホックルーティングを提供することが望ましい。
その発信元アドレスと、宛先アドレスと、発信元ノードがその発信元ノードから宛先ノードまでの経路情報を要求することを指示するフィールドとを含むデータパケットを発信元ノードに生成させることにより、アドホックネットワークにおいて発信元ノードから宛先ノードへの経路が探索される。
そのデータパケットは、宛先ノードによって受信されるまで、ネットワークの中を転送される。それに応答して、宛先ノードが、経路情報を含む経路応答パケットを生成する。
経路情報はコストを含むことができる。経路応答パケットは、発信元ノードによって受信されるまで、ネットワークの中を転送される。
転送中に、種々のコストを有する複数の経路応答パケットが生成されることができる。その後、発信元ノードはコスト計算を行い、そのコストに基づいて最良の経路を選択することができる。
ノード定義
本発明によるアドホック無線通信ネットワークは複数のノードを含む。各ノードはデータおよび制御パケットを送信および受信するための無線機を備える。
本発明では2つのタイプのノード、すなわち簡単なルーティングノード(RN−)と複雑なルーティングノード(RN+)とが定義され、それらはその複雑さおよびルーティング機能によって区別される。RN−ノードはリソース、たとえばメモリおよび処理能力が限られた非常に簡単なデバイスである。RN−ノードは、複雑なルーティング過程を実行するためには用いられない。RN+ノードははるかに大きなメモリおよび処理能力を有し、それゆえルーティングアルゴリズムを実行することができる。またRN+ノードは経路キャッシュを用いて、ルーティング情報を保持することもできる。
本発明のネットワーク100は異種ノードから構成され、一様に分散されるRN+およびRN−ノードを含む。それは、任意のノードが概ね等しい数の隣接するRN+およびRN−ノードを有することを意味する。本発明のノードに要求されるのは、データおよびRREPパケットを生成し、転送することだけである。本発明のノードは、従来技術のRREQパケットを理解あるいは処理することは要求されない。本発明はRREQパケットを用いないので、高速で、安価で、簡単で、しかも良好なアドホックネットワークを可能にする。
ここで、ルーティングに関するRN−ノードの動作を説明する。RN−ノードはルーティング情報を格納しないので、RN−ノードは、記憶することを必要としない簡単な過程を用いてパケットをルーティングする。これは「ツリールーティング」として知られている方法によってなされる。
図1はネットワーク100を示しており、ノード(A〜G、XおよびZ)がツリー、具体的には限定されたスパンニングとして配置されている。ノード101は発信元ノードであり、ノード102は宛先ノードである。ツリールーティングを可能にするために、ネットワーク100内の全てのノードは、ネットワークトポロジーを限られた範囲で理解している。すなわち、ノードは、親/子関係でネットワークを定義するツリー構造100を知っている。ノードを接続するライン103は、その関係を示す。ライン103は、潜在的な通信リンクあるいはホップを示す。複数のホップが経路を形成する。
各ノードは、別のノードが先祖であるか、子孫であるか、あるいは先祖、子孫のいずれでもないかを判定することができる。例示的なネットワーク100では、ノードEはノードBの親であり、すなわち同じように、ノードBはノードEの子である。さらに、ノードDは子孫ノードXおよびAを有し、先祖ノードGを有する。全ての他のノードは、ノードDの子孫でも先祖でもない。共通の親ノードを有する全てのノードは「クラスタ」と見なされ、たとえば、ノードCZF、ノードXADおよびノードBEGはクラスタを形成する。
このトポロジーの場合、本発明による方法は、ツリー構造に従ってノード間でパケットをルーティングする。このルーティングの一例として、発信元ノードX101が、宛先ノードZ102にデータパケットを送信する必要がある。ノードXは、ノードZが子孫でも先祖でもないものと判断し、そのパケットを単に、ツリーを「上って」、その親ノードDにパケットを転送する。ノードDも、ノードZが子孫でも先祖でもないものと判断し、ツリーを上って、その親ノードGにパケットを転送する。
ノードGは従来どおりに、ツリー100の「根」として知られていることに留意されたい。根ノードは全ての子孫ノードを知っており、それゆえコーディネータノードとしての役割を果たすことができる。
ノードGは、ノードZ102がその子孫であると判断する。それゆえ、ノードGは、ツリーを下って、その子ノードFにパケットを転送する。ノードFはさらに、宛先Z102にそのパケットを転送する。ノードXからノードZまでの全経路はX→D→G→F→Zである。このタイプのルーティングは「ツリールーティング」と呼ばれ、単に親/子関係によって定義されるトポロジーを基にする。
本発明のRN−ノードは自らの親/子関係のみを格納する。この情報から、RN−ノードは、他のノードが先祖であるか、子孫であるかを判定することができる。このようにして、RN−ノードのみを含むネットワークが、ネットワーク内の任意の他のノードにパケットをルーティングすることができる。
この手法が抱える問題は、経路が、コストに基づいて決定されるのではなく、親/子関係に基づいてのみ決定されることである。すなわち、ここで、親あるいは子ノードを基にしてパケットを転送すること以外に、経路およびノードを改善する方法がある。
無線ネットワークを通してパケットをルーティングするために、いくつかのルーティング方法が知られている。それらの方法の大部分は、パケット伝送中に消費される「ホップ」数あるいは「エネルギー」のような簡単な測定基準に基づく。
1つのそのような技術の例はAODVルーティングアルゴリズムである。AODVでは、発信元ノードX101が、経路要求(RREQ)パケットをブロードキャストすることにより宛先ノードZ102への経路を探索することによって開始する。RREQパケットは、宛先ノードZに到達するまで、ネットワークの中を転送される。宛先ノードZは、経路応答(RREP)パケットで応答する。ノードXからノードZまでの経路は、RREQおよびRREPパケットが転送されている間に、ノードZへ経路のためのコストおよび次のホップを格納する中間ノードによって決定される。
最適な経路を選択するためには、ノードは、経路を探索する際のコストについての情報を格納しなければならない。コストは、所与の宛先ノードのための次のホップおよびコストを保持するルーティングテーブルに格納される。このタイプのルーティング技法を用いて、ノードは所与のコスト判定基準の場合に取り得る最良の経路を決定することができる。
図1は、ノードXからノードZまでにいくつかの取り得る経路が存在することを示す。たとえば、ツリー経路XDGFZおよび経路XABCZ、XAECBが存在する。RN+ノードにおいて利用することができる更なるメモリおよび処理能力を用いることにより、経路探索中に、これらのパスのうちの3つ全てが探索され、比較されることができる。
しかしながら、この技法はRN−ノードでは利用することができない。このため、ネットワークにいくつかのRN+ノードが追加され、「より望ましい」経路を探索し、利用するのに役立つことができる。当然、本発明によるRN−およびRN+ノードを異種ノードから構成されるネットワークでは、RN−ノードがルーティングテーブルを格納しないので、最良の経路を常に探索することができるとは限らないかもしれない。
しかしながら、本発明は、最適な経路が存在するなら、その大部分を探索する解決策を提供する。さらに本発明は、その経路を正確に組み合わせて、ノードが余分なパケット転送を実行したり、あるいはネットワークに経路探索トラフィックの負荷をかけすぎて、利用可能な帯域幅が削減されたりすることのないようにする。
経路探索のためのRREQおよびRREPパケットのコスト計算
RREQを利用するコストを意識したルーティングでは、RREQパケットをブロードキャストすることにより、発信元ノードが経路要求を開始する。中間RN+ノードがRREQパケットを受信する場合には、そのRN+ノードは、宛先のための経路エントリを持たないとき、そのパケットをブロードキャストし直す。このようにブロードキャストし直すことにより、複数のRREQパケットが生成される。そのRREQパケットは、そのパケットが移動する経路に応じて、種々の時間遅延を受けた後に、種々のコストが累加されて、ある未知の順序で宛先ノードに到達する。
図2に示されるように、その結果として、宛先ノードは、以前に分かっていたコストよりも低い別のコストのRREQパケットを受信する度に、別のRREPパケットを生成し、それを発信元ノードにユニキャストする。その全体的な影響は、経路探索が発信元ノードから宛先ノードへの複数のRREQパケット201と、宛先ノードから発信元ノードへの複数のRREPパケット202とを生成し、発信元ノードが複数のRREPパケットに関するコスト計算を実行し、データパケットを送信するために用いるRREP経路203を決定しなければならないことである。したがって、費用対効果のある経路探索のために、RREQパケットのコスト計算とともに、RREPパケットのコスト計算が不可欠である。
経路探索のためのRREPパケットのコスト計算
図3に示されるように、本発明の根底にある概念は、RREPパケット302を受信した後にのみコスト計算を実行することである。すなわち、発信元ノードのみが、計算を実行し、最良の経路を決定することに関与する。
この結果、性能を劣化させることなく、RREQおよびRREP両方のパケットのコストを計算することと比較して、ネットワークトラフィックが下げられるものと考えられる。本発明は、経路探索中のRREQパケットの必要性を完全に排除するために、既存のツリー構造も利用する。
従来技術の場合のように、RREQパケットで経路を探索し始める代わりに、本発明の発信元ノード101は、たとえば上記のように、発信元ノードがネットワークトポロジーに関して有するあらゆる知識を用いて、データパケット301を宛先ノード102に直に送信する。中間RN−ノードは同じようにしてデータパケットを転送する。中間RN+ノードは、更なるルーティング情報を用いて、データパケットを宛先ノードに転送することができるか、あるいは中間RN+ノードはツリー構造を利用することができる。
データパケットを受信すると、宛先ノードはRREPパケット302を生成する。RN+ノードは発信元ノード101に向けてRREPパケットを転送し、それゆえ、宛先ノードから発信元ノードへの複数のRREPパスが生成される。RREPパケットが到着すると、発信元ノードは、RREPパケット302によって特定された各経路のコストに基づいて、最良の経路303を選択する。後続のデータパケットは、その選択された経路に従う。
本発明の経路探索方法は、既知の従来技術の方法よりもはるかにネットワークトラフィックを低減する。
本発明の経路探索方法は、データパケットを最初に転送するためにツリー構造を利用し、その後、存在するなら、より良好なパスを選択する。本発明の方法はRREQパケットを必要とせず、それゆえ、必要とされるパケットが少ないという点で、従来のAODV方法よりも簡単である。
パケット構造
図4はデータパケット400を示し、図5はRREPパケット500を示す。これら2つのパケット内のフィールドおよびビットの大部分の構造は従来どおりであるが、以下にさらに詳細に説明されるフィールドおよびビットが異なる。上の行はビットあるいはバイト数を示しており、下の行はビットおよびバイトの機能を示す。
最初に、発信元ノードは、ツリー経路に沿って、データパケット400を宛先ノードに送信する。第1のデータパケットは、「RREP要求フラグ」フィールド401が1に設定される。このフィールドによって、データパケットが実質的には経路要求パケットとしての役割を果たすようになる。「次ホップアドレス」402が、転送ノードによって挿入される。
RREP要求フラグが「オン」であるデータパケットを受信すると、宛先はRREPパケット500を生成する。宛先ノードがRN−ノードである場合には、RREPパケットは、ツリー経路に沿ってユニキャストされ、発信元ノードに戻される。RN−宛先ノードは「ブロードキャストフラグ」ビット501を0に設定し、自らのアドレスを「転送ノードのアドレス」フィールド502に入れる。宛先ノードは、「宛先アドレス」フィールド503を発信元ノードのアドレスに設定し、「発信元アドレス」フィールド504をデータパケットの発信元ノードのアドレスに設定する。宛先アドレスおよび発信元アドレスフィールドは、RREPパケットが発信元ノードに転送される際に変化しない。「累加されるコスト」505は、パケットが転送される際に更新される。
パケット処理
ノードのタイプRN+あるいはRN−に応じて、RREPパケットの処理はわずかに異なる。本発明は、RN+およびRN−両方のノードが、ルーティングツリーを用いてパケットをルーティングすることも想定する。
以下のルールは、ノードがRREPパケットを如何に転送するかを記載する。RN−ノードは常に、あるノードから受信されたRREPパケットを別のクラスタに入れる。すなわち、受信ノードは、送信ノードの中間の先祖あるいは子孫である。
RREPパケットが、RREP ID506および宛先アドレス503に基づいて、低い累加コストを有する限り、RN+は常にRREPパケットをブロードキャストする。
このルールに従うことにより、RREPパケットは、いくつかの経路を横切って、宛先ノードから発信元ノードに戻されることができる。RREPパケットがネットワークを横切る際に、RREPパケットを転送するRN+ノードによってルーティングテーブルが確立される。RN+は、ある特定の宛先ノードから、ある特定のRREP IDを有するRREPパケットを転送する度に、最もコストが低い経路を利用する。発信元ノードは複数のRREPパケットを受信することができる。発信元ノードがRN+ノードである場合には、発信元ノードはそのルーティングテーブルを更新する。
図6は、データパケットを受信する(601)際に従う過程を示す。そのノードが、自分が宛先ノードであるか否かを判定する(602)。RREPフラグ401がオンであるか否かを判定する(603)。オンである場合には、そのノードがRN+ノードであるか否かを判定する(604)。RN+ノードである場合には、RREPパケットをブロードキャストし(605)、そのデータを処理する。
一方、RN+ノードでない場合には、RREPパケットを親ノードにユニキャストし(607)、そのデータパケットを処理する(608)。
そのノードが宛先ノードでない場合には、そのノードがRN+ノードであるか否かを判定する(610)。RN+ノードである場合には、その宛先ノードが子孫ノードであるか否かを判定する(611)。子孫ノードでない場合には、ルーティングテーブル内にエントリが存在するか否かを判定する(612)。存在する場合には、そのデータパケットをユニキャストする(613)。
宛先ノードが子孫ノードである場合には、そのデータパケットを子ノード(複数可)にユニキャストする(620)。
受信ノードが宛先ノードでもRN+ノードでもない場合には、宛先ノードが子孫ノードであるか否かを判定する(630)。子孫ノードである場合には、そのデータパケットを子ノード(複数可)にユニキャストする(620)。
一方、子孫ノードでない場合には、そのデータパケットが子ノードからのものであるか否かを判定する(640)。子ノードからのものである場合には、データパケットを親ノードにユニキャストする(641)。そうでない場合には、そのデータパケットを破棄する(650)。
図7は、RREPパケットの受信(701)時に従う過程を示す。そのノードは、自らがRN−ノードであるか否かを判定する(702)。RN−ノードである場合には、そのノードが発信元ノードであるか否かを判定する(703)。発信元ノードである場合には、そのパケットを破棄する(704)。
一方、そのノードがRN−ノードでない場合には、そのノードが発信元ノードであるか否かを判定する(710)。発信元ノードである場合には、そのコストが低いなら、その経路を記録し(711)、そうでない場合には、そのRREPパケットを破棄する(704)。
一方、そのノードが発信元ノードでない場合には、コストが下がっているか否かを判定する。コストが下がっていない場合には、そのRREPパケットを破棄する(704)。一方、コストが下がっている場合には、宛先への経路を記録し、RREPパケットをブロードキャストする。
そのノードがRN−ノードでも発信元ノードでもない場合には、そのパケットが親ノードからのものであるか否かを判定する(730)。親ノードからのものである場合には、発信元ノードが子孫ノードであるか否かを判定し(731)、そうでない場合には、そのパケットを破棄する(704)。子孫ノードである場合には、そのRREPパケットを子ノードにユニキャストする(732)。
RREPが親ノードからのものでない場合には、そのパケットが子ノードからのものであるか否かを判定し(740)、そうでない場合には、そのパケットを破棄する(704)。子ノードからのものである場合には、宛先ノードが子孫ノードであるか否かを判定し(750)、そうでない場合には、そのパケットを破棄する(704)。子孫ノードである場合には、そのツリー内でRREPパケットをユニキャストする(760)。
本発明は好ましい実施形態によって例示されてきたが、本発明の精神および範囲内で、他の種々の改変および変更がなされることができることは理解されたい。それゆえ、添付の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神および範囲に入るような、全てのそのような変形および変更を網羅することである。
本発明によるアドホックネットワークの図である。 従来技術の経路探索のブロック図である。 本発明による経路探索のブロック図である。 本発明によるデータパケットのブロック図である。 本発明による経路応答パケットのブロック図である。 本発明によるデータパケットを処理するための過程の流れ図である。 本発明による経路応答パケットを処理するための過程の流れ図である。

Claims (7)

  1. 複数のノードを含むネットワークにおいて、発信元ノードから宛先ノードまでの経路を探索する方法であって、
    前記発信元ノードにおいて、発信元アドレス、宛先アドレス、及び前記発信元ノードから前記宛先ノードまでの経路情報を前記発信元ノードが要求することを指示するフィールドを含むデータパケットを生成すること、
    前記データパケットが前記宛先ノードによって受信されるまで、前記ネットワークの中で前記データパケットを転送すること、
    前記宛先ノードにおいて、前記経路に関する前記経路情報を含む経路応答パケットを生成すること、並びに
    前記経路応答パケットが前記発信元ノードによって受信されるまで、前記ネットワークの中で前記経路応答パケットを転送すること
    を含む、発信元ノードから宛先ノードまでの経路を探索する方法。
  2. 前記発信元ノードにおいて、前記発信元アドレス、前記宛先アドレス、前記発信元ノードが前記経路情報を有することを指示するフィールド、及び前記経路情報をそれぞれが含む複数の後続のデータパケットを生成すること、並びに
    前記後続のデータパケットが前記宛先ノードによって受信されるまで、前記経路情報に従って前記ネットワークの中で前記後続のデータパケットを転送すること
    をさらに含む請求項1記載の発信元ノードから宛先ノードまでの経路を探索する方法。
  3. 前記複数のノードはツリー状の構造に配置され、
    前記ツリー構造に従って前記データパケット及び前記経路応答パケットを転送するように構成されるRN−ノードと、
    経路キャッシュに格納される経路データに従って前記データパケット及び前記経路応答パケットを転送するように構成されるRN+ノードと
    をさらに含む請求項1記載の発信元ノードから宛先ノードまでの経路を探索する方法。
  4. 前記ネットワークは、前記ネットワークに自由自在に出入りする複数のノードを有するアドホックネットワークである
    請求項1記載の発信元ノードから宛先ノードまでの経路を探索する方法。
  5. 前記経路情報は前記経路のコストを含む
    請求項1記載の発信元ノードから宛先ノードまでの経路を探索する方法。
  6. 前記発信元ノードのみが前記コストに基づいて最良の経路を決定する
    請求項5記載の発信元ノードから宛先ノードまでの経路を探索する方法。
  7. 前記経路応答パケットを転送する間に、複数の経路応答パケットが生成され、前記複数の経路応答パケットはそれぞれ特定のコストを含み、
    前記発信元ノードにおいてのみ、前記特定のコストに基づいて最良の経路を決定すること
    をさらに含む請求項1記載の発信元ノードから宛先ノードまでの経路を探索する方法。
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