JP6579747B2 - 車載ドリンクホルダー構造 - Google Patents

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本発明は、インストルメントパネルに設けられ飲料容器を保持する車載ドリンクホルダー構造に関する。
従来、自動車において、上部コアパネルと下部コアパネルとを樹脂の二色成形によりインストルメントパネルを形成することが行われている(特許文献1)。そして、この種のインストルメントパネルに、ペットボトルやアルミニウム缶などの飲料容器を保持するドリンクホルダーを設けることが行われる。
例えば、図6に示すように、インストルメントパネル51の運転席側にドリンクホルダー52を設ける場合、運転の邪魔にならず、かつ、飲料容器のドリンクホルダー52からの取り出しやドリンクホルダー52への収容が容易に行えるように、右側のエアコン吹出し口である右側レジスタ53の下にドリンクホルダー52が設置される場合が多い。そして、従来のドリンクホルダー52は、インストルメントパネル51に形成されたホルダー取付部にホルダーカップ54が取り付けられるとともに、ホルダーカップ54の上部にカップベゼル55が取り付けられて構成される。
特開2012−158203号公報(段落0018および図1参照)
ところで、従来のドリンクホルダー52のホルダーカップ54の上端前側および上端後側には、図6に示すように、外下向きに傾斜したフランジ54aおよびベゼル55の形状に沿って後方に垂れ下がったフランジ54bがそれぞれ形成され、更にこれらフランジ54a,54bが連続して形成されている。
そのため、運転者がドリンクホルダー52から飲料容器を取り出したり、飲料容器をドリンクホルダー52に収容する際に、容器内の液体をこぼしてしまうと、図6中の実線矢印に示すように、液体はホルダーカップ54内には侵入せずにホルダーカップ54の上端前側のフランジ54aとインストルメントパネル51との隙間を介してホルダーカップ54の外側を下方に流れ落ち、或いは、ベゼル55に沿って流れ落ちる液体がベゼル55の下端およびホルダーカップ54の上端後側のフランジ54bの下端とインストルメントパネル51との隙間を介してホルダーカップ54の外側を下方に流れ落ち、インストルメントパネル51のドリンクホルダー52の下方に配置された各種のスイッチ類等の電装品に液体がかかり、電気回路の短絡などの不都合を招くおそれがある。
そこで、図6に示すように、ホルダーカップ54の下方に防水シート56を配設して、ドリンクホルダー52の下方の電装品に液体がかからないようにし、電装品への止水対策がなされるが、防水シート56が必要になる分、コストの上昇を招き、防水シートの配設工程が増えることにより製造工程が複雑化するという問題がある。
本発明は、簡単かつ安価な構成により、ドリンクホルダーの下方のスイッチ類等の電装品に液体がかからないようにして電装品を保護できるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車載ドリンクホルダー構造は、インストルメントパネルコアに設けられ飲料容器を保持するドリンクホルダーを備えた車載ドリンクホルダー構造において、前記ドリンクホルダーは、ロアカップおよび該ロアカップの上部に載置されるようにして装着される底のないアッパカップを備え、前記ロアカップは、カップ形状を有する飲料容器の保持用ホルダー基部と、前記ホルダー基部の外周に設けられ、前記アッパカップの上端よりも中心から放射方向の外方に延出し、前記ホルダー基部の内側に向かう傾斜面を有するフランジ部とを備え、前記フランジ部の前端は、前記インストルメントパネルコアの最後方に突出した端面よりも下前方に入り込んだ位置で前記インストルメントパネルコアにねじにより締結され、前記ロアカップと前記アッパカップの下端との間には隙間があり、前記フランジ部の傾斜面に、該傾斜面に沿い前記隙間を介して前記ホルダー基部の内側に流れる液体の流路が形成されていることを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明によれば、インストルメントパネルコアに取り付けられるカップ形状の飲料容器の保持用ホルダー基部の外周に、アッパカップの上端よりも中心から放射方向の外方に延出し、ホルダー基部の内側に向かう傾斜面を有するフランジ部を形成し、フランジ部の前端を、インストルメントパネルコアの最後方に突出した端面よりも下前方に入り込んだ位置でインストルメントパネルコアにねじにより締結し、フランジ部の傾斜面に、該傾斜面に沿いロアカップとアッパカップの下端との間の隙間を介してホルダー基部の内側に流れる液体の流路を形成したため、飲料容器から漏れ出た液体は、ホルダー基部の外側に流れ落ちずにフランジ部の傾斜面および流路を経てホルダー基部内に侵入することが可能になり、ドリンクホルダーの下方に各種のスイッチ類等の電装品が配設されていても、これら電装品に漏れ出た液体がかかることを防止でき、従来のように防水シートを別途設けるなどの対策が不要になり、簡単かつ安価な構成により、電装品の装備を防水して保護することができる。
本発明に係る車載ドリンクホルダー構造の一実施形態におけるインストルメントパネルコアの斜視図である。 一実施形態におけるドリンクホルダーの断面図である。 図2のドリンクホルダーの一部の斜視図である。 図2のドリンクホルダーの異なる一部の斜視図である。 図2のスイッチパネルの正面図である。 従来例の断面図である。
本発明に係る車載ドリンクホルダー構造の一実施形態について、図1ないし図5を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態でいう前後、左右とはシートに着座した状態で見た前後、左右を意味する。
図1に示すように、インストルメントパネルコア(以下、インパネコアという)1の運転席側の右側レジスタ2の下方にホルダー取付部3が設けられ、このホルダー取付部3に、図2に示すようにドリンクホルダー5が設置される。
このドリンクホルダー5は、インパネコア1に取り付けられるカップ形状を有する飲料容器の保持用ホルダー基部6a、および、ホルダー基部6aの上端に形成されホルダー基部6aの内側に向かう傾斜面を有するフランジ部6bを有するロアカップ6と、ロアカップ6の上部に載置されるようにして装着されるほぼ円筒状のアッパカップ7と、アッパカップ7の上端に装着されるカップベゼル8とを備える。
ロアカップ6は、図2および図3に示すように、前側に矩形状に大きく張り出し後側への張り出しは僅かなフランジ部6bが、カップ形状のホルダー基部6aの上端に一体形成されており、フランジ部6bは前側および後側はもとより左側、右側ともにホルダー基部6aの内側に向かう傾斜面を有し、フランジ部6bの前端中央がインパネコア1にねじ10により締結されてホルダー基部6aがインパネコア1に固着され、フランジ部6bの傾斜面に沿って液体がホルダー基部6aの内側に流れ落ちるようになっている。
カップベゼル8は、図に示すように、前側端面8aがインパネコア1に当接した状態に配置され、下向きに湾曲した後側の下端面8bがインパネコア1のホルダー部3に当接した状態に配置される。
ところで、インパネコア1のホルダー部3の下方には、図5に示すように、エンジンのスタート・ストップスイッチ12aをはじめ、衝突防止システム作動スイッチ12bなどの各種のスイッチ類が設けられるスイッチパネル12が配設されるが、運転者がドリンクホルダー5から飲料容器を取り出したり、飲料容器をドリンクホルダー5に収容する際に、誤って容器内の液体をこぼしても、図2中の1点差線矢印に示すように、カップベゼル8の前側端面8aとインパネコア1との隙間や、カップベゼル8の後側の下端面8bとインパネコア1のホルダー取付部3との隙間を介して、こぼれた液体がロアカップ6のフランジ部6bの上面に流れ落ち、更にフランジ部6bの傾斜面に沿ってロアカップ6のホルダー基部6a内に液体が侵入して溜まる。そのため、ロアカップの外側に液体が流れ落ちることがなく、スイッチパネル12の各スイッチ類が濡れるおそれはなく、防水シートの設置などの止水対策が不要になる。
したがって、上記した実施形態によれば、インパネコア1に取り付けられるロアカップ6のカップ形状を有するホルダー基部6aの上端に、ホルダー基部6aの内側に向かう傾斜面を有するフランジ部6bを形成したため、飲料容器から漏れ出た液体は、ホルダー基部6aの外側に流れ落ちずにフランジ部6bの傾斜面を流路としてホルダー基部6a内に流れ落ちることになり、ドリンクホルダー5の下方に各種のスイッチ類が配設されたスイッチパネル12が配設されていても、これらスイッチパネル12の各種スイッチ類に漏れ出た液体がかかることを防止でき、従来のように防水シートを設けるなどの止水対策が不要になり、簡単かつ安価な構成により、スイッチパネル12のスイッチ類等を保護することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、ドリンクホルダー5を、ロアカップ6と、このロアカップ6上部に載置されたアッパカップ7と、アッパカップ7の上端に装着されるカップベゼル8とにより構成した場合について説明したが、必ずしもアッパカップ7は必要ではなく、ドリンクホルダー5が、ホルダー基部6aおよびフランジ部6bを有するロアカップ6とカップベゼル8とにより構成されていてもよい。
また、カップ形状のホルダー基部の外周面に、液体の流路となる透孔を複数箇所形成し、これら各透孔の直下の位置にホルダー基部の内側に向かう傾斜面を有するフランジ部の根元部分が位置するようにフランジ部を設け、フランジ部の傾斜面を流れる液体がホルダー基部の各透孔を介してホルダー基部内に流入するような構成としてもよい。
さらに、ロアカップ6のようにフランジ部6bを備えるホルダー基部6aの内側に、有底のカップを更に嵌挿していわゆる2重底にしてもよい。この場合、上記した実施形態の構成では、低温の飲料容器によりホルダー基部6aが冷やされることによりホルダー基部6aの外側底面に結露が生じ得るが、ドリンクホルダー5を2重底にすることによって、低温の飲料容器によりホルダー基部6aが直接冷やされることがなく、ホルダー基部6aの外側底面に結露が生じるのを未然に防止することができる。
また、上記した実施形態では、インパネコア1において、ドリンクホルダー5の下方にスイッチ類が配設される場合について説明したが、その他の電装品が配設される場合であっても、本発明を同様に実施できて同等の効果を奏することができる。
1 …インパネコア
5 …ドリンクホルダー
6 …ロアカップ
6a …ホルダー基部
6b …フランジ部

Claims (1)

  1. インストルメントパネルコアに設けられ飲料容器を保持するドリンクホルダーを備えた車載ドリンクホルダー構造において、
    前記ドリンクホルダーは、ロアカップおよび該ロアカップの上部に載置されるようにして装着される底のないアッパカップを備え、
    前記ロアカップは、
    カップ形状を有する飲料容器の保持用ホルダー基部と、
    前記ホルダー基部の外周に設けられ、前記アッパカップの上端よりも中心から放射方向の外方に延出し、前記ホルダー基部の内側に向かう傾斜面を有するフランジ部とを備え、
    前記フランジ部の前端は、前記インストルメントパネルコアの最後方に突出した端面よりも下前方に入り込んだ位置で前記インストルメントパネルコアにねじにより締結され、
    前記ロアカップと前記アッパカップの下端との間には隙間があり、
    前記フランジ部の傾斜面に、該傾斜面に沿い前記隙間を介して前記ホルダー基部の内側に流れる液体の流路が形成されていることを特徴とする車載ドリンクホルダー構造。
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