JP6578514B2 - 電子部品実装装置および電子部品実装方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に電子部品を実装する電子部品実装装置および電子部品実装方法に関するものである。
吸着ノズルによって基板に電子部品を実装する電子部品実装装置は、電子部品を吸着する吸着ノズルから部品が実装される基板までの高さを測定する高さセンサを備えている(例えば、特許文献1)。特許文献1に示される高さセンサはレーザ光源と受光素子から構成され、吸着ノズルを備える実装ヘッドに取り付けられている。実装ヘッドと一体化して測定箇所の上方に移動した高さセンサは、レーザ光源から基板に向けてレーザ光を投射し、基板の上面で反射して戻ってきたレーザ光を受光素子で受光して基板までの高さを測定している。
特開2013―168404号公報
ところで、高さセンサのレーザ光源には経年劣化による寿命がある。すなわち、レーザ光を照射する累積動作時間が増加するに従ってレーザ光の光量が低下したり、レーザ光が全く投射されなくなったりする。このようにレーザ光源が経年劣化すると、高さセンサは高さを正しく測定することができずに誤った高さを示したり、高さを全く測定できずにエラーを示したりする。
しかしながら、レーザ光源が正常な状態でも高さセンサが測定範囲外の対象物を測定した場合には測定結果がエラーとなるため、エラーが発生した際に誤った対象物を測定しているのか、レーザ光源が経年劣化しているのか区別ができないという問題があった。
そこで本発明は、高さセンサのレーザ光源の経年劣化を適切に判断することができる電子部品実装装置および電子部品実装方法を提供することを目的とする。
本発明の電子部品実装装置は、電子部品を基板に移送し搭載する電子部品実装装置であって、前記電子部品を吸着する吸着ノズルと、前記基板までの距離を測定するためのレーザ光を投射するレーザ光源と、を有する実装ヘッドと、前記実装ヘッドを水平面内で移動させる実装ヘッド移動機構と、前記実装ヘッドの移動経路に設けられ、前記吸着ノズルの吸着面および前記レーザ光源を下方から撮像可能な撮像手段と、前記撮像手段により撮像された前記レーザ光源の画像に基づき、前記レーザ光源から投射された前記レーザ光の光量を算出する解析部とを備え、所定のタイミングで、前記レーザ光源によって基準点までの距離を測定し、前記測定された基準点までの距離が基準範囲を外れた場合に、前記撮像手段は、前記レーザ光源を撮像し、前記解析部は、前記撮像された画像に基づき前記レーザ光の光量を算出する。
本発明の電子部品実装方法は、電子部品を基板に移送し搭載する電子部品実装装置によって基板に部品を搭載する電子部品実装方法であって、前記電子部品実装装置は、前記電子部品を吸着する吸着ノズルと、前記基板までの距離を測定するためのレーザ光を投射するレーザ光源と、を有する実装ヘッドと、前記実装ヘッドを水平面内で移動させる実装ヘッド移動機構と、前記実装ヘッドの移動経路に設けられ、前記吸着ノズルの吸着面および前記レーザ光源を下方から撮像可能な撮像手段と、を備え、所定のタイミングで、前記レーザ光源によって基準点までの距離を測定し、前記測定された基準点までの距離が基準範囲を外れた場合に、前記撮像手段によって前記レーザ光源を撮像し、前記撮像された前記レーザ光源の画像に基づき、前記レーザ光源から投射された前記レーザ光の光量を算出する。
本発明によれば、高さセンサのレーザ光源の経年劣化を適切に判断することができる。
本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の斜視図 本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の構成説明図 本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の電子部品実装装置が備える高さセンサが測定する位置を説明する平面図 本発明の一実施の形態の電子部品実装装置によるレーザ劣化判定方法の第1実施例の動作フローを示す図 本発明の一実施の形態の電子部品実装装置によるレーザ劣化判定方法の第2実施例の動作フローを示す図 本発明の一実施の形態の電子部品実装装置によるレーザ光量補正方法の動作フローを示す図
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、電子部品実装装置の仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図1、及び後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸方向として、基板搬送方向のX方向(図4における上下方向)、基板搬送方向に直交するY方向(図2における左右方向)が示される。図1、及び後述する一部では、水平面と直交する高さ方向としてZ方向(図2における上下方向)が示される。Z方向は、電子部品実装装置が水平面上に設置された場合の上下方向または直交方向である。
まず図1,2を参照して、電子部品実装装置1の構成を説明する。電子部品実装装置1は、電子部品(以下、単に「部品P」と称す。)を基板に移送し搭載する機能を有する。図1において、基台2の上面には、基板搬送機構3がX方向に配設されている。基板搬送機構3は、部品実装対象となる基板4を搬送して、以下に説明する部品実装機構による作業位置に位置決め保持する。基板搬送機構3の両側方には、基板4に実装される部品Pを供給する部品供給部5が配設されている。部品供給部5には、複数のテープフィーダ6がX方向に並列して配置されている。テープフィーダ6は、部品Pを保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより部品実装機構に部品Pを供給する。
基台2の上面においてX方向の一方側の端部には、リニア駆動機構を備えたY軸ビーム7が配設されている。Y軸ビーム7には、同様にリニア駆動機構を備えた2基のX軸ビーム8が、Y方向に移動自在に結合されている。2基のX軸ビーム8には、それぞれ実装ヘッド9がX方向に移動自在に装着されている。図2において、実装ヘッド9は複数の保持ヘッド10を備えた多連型ヘッドであり、それぞれの保持ヘッド10の下端部には部品Pを吸着する吸着ノズル11が装着されている。各保持ヘッド10は、図示省略するノズル昇降機構によって吸着ノズル11をZ方向(上下方向)に昇降させて(矢印a)、吸着ノズル11の下端の吸着面11aに吸着する部品Pを基板4に搭載する。
Y軸ビーム7、X軸ビーム8を駆動することにより、実装ヘッド9はX方向、Y方向に移動する。すなわち、Y軸ビーム7およびX軸ビーム8は、実装ヘッド9を水平面内で移動させるヘッド移動機構12(実装ヘッド移動機構)を構成する。これにより2つの実装ヘッド9は、それぞれ対応した部品供給部5のテープフィーダ6の部品吸着位置から部品Pを吸着ノズル11によって取り出して、基板搬送機構3に位置決めされた基板4の実装点に移送搭載する。このように、Y軸ビーム7、X軸ビーム8および実装ヘッド9は、部品Pを保持した実装ヘッド9を移動させることにより、部品Pを基板4に移送搭載する部品実装機構を構成する。
図2において、実装ヘッド9の側方には、実装ヘッド9と一体的に移動する高さセンサ13が配設されている。高さセンサ13は、レーザ光を下方に向けて投射するレーザ光源13aと、レーザ光源13aが投射したレーザ光の反射光を受光する受光素子13b、レーザ光源13aに電流を供給するレーザ駆動部13c(図3参照)を含んで構成される。レーザ光源13aから投射されるレーザ光の光量LIは、レーザ駆動部13cが供給する供給電流によって制御される。
高さセンサ13は、高さ計測部34(図3参照)により制御されてレーザ光の投射・受光を行い、三角測量の原理で計測対象の高さを導出する。高さセンサ13は、基板4が基板搬送機構3によって作業位置に位置決め保持された状態において、基板4の上面までの距離を計測する。このように、実装ヘッド9は、部品P(電子部品)を吸着する吸着ノズル11と、基板4までの距離を測定するためのレーザ光を投射するレーザ光源13aとを有している。
図1において、部品供給部5と基板搬送機構3との間には、部品認識カメラ14が配設されている。部品供給部5から部品Pを取り出した実装ヘッド9が部品認識カメラ14の上方の視野内を移動する際に、部品認識カメラ14は吸着ノズル11の下端の吸着面11aに保持された部品Pを撮像する。これにより、実装ヘッド9に保持された部品Pの識別や位置認識が行われる。
また部品認識カメラ14は、その上方に移動して部品認識カメラ14の視野内に位置するレーザ光源13aが投射するレーザ光を撮像する。この撮像画像から、レーザ光源13aから投射されるレーザ光の光量LIが算出される。すなわち、部品認識カメラ14は、実装ヘッド9の移動経路に設けられ、吸着ノズル11の吸着面11aおよびレーザ光源13aを下方から撮像可能な撮像手段である。
図2において、実装ヘッド9にはX軸ビーム8の下面側に位置して、実装ヘッド9と一体的に移動する基板認識カメラ15が装着されている。実装ヘッド9が移動することにより、基板認識カメラ15は基板搬送機構3に位置決め保持された基板4の上方に移動して基板4を撮像する。これにより、基板4の位置認識が行われる。
次に図2を参照して、基板搬送機構3の詳細な構成について説明する。基板搬送機構3は、X方向に延伸する一対の板状部材16(図1も参照)の内側に、一対の搬送コンベア17が配設されている。搬送コンベア17は、図示省略するモータで駆動される搬送ベルトによって、基板4の両端を下方から支持してX方向に搬送する。一対の板状部材16の上端には、それぞれ搬送コンベア17の上方に張り出す押え板18が配設されている(図1も参照)。押え板18の下面と搬送コンベア17の上面との間隔は、搬送コンベア17によって搬送される基板4の厚さより広くなっている。
作業位置における基板4の下方には、シリンダ19によって昇降する(矢印b)下受け部材20が配設されている。図2は、上昇する下受け部材20によって搬送コンベア17から持ち上げられた基板4の両縁部を押え板18の下面で上から押さえ込むことによって、作業位置に位置決めされた基板4を下受けして保持した状態を示している。基板搬送機構3は、基板4を搬送する際は、下受け部材20を基板4の下面と干渉しない位置まで下降させる。
次に図3を参照して、電子部品実装装置1の制御系の構成について説明する。
電子部品実装装置1が備える制御装置30は、機構制御部31、画像処理部32、光量算出部33、高さ計測部34、レーザ制御部35、高さ演算処理部36、タイミング判断部37、劣化判定部38、表示処理部39及び記憶部40を備えている。記憶部40は、規定光量DL、基準高さ範囲Rm、基板高さ範囲Rs、累積動作時間AT、規定時間DTなどを記憶する。機構制御部31は、搬送コンベア17とシリンダ19の作動制御を行って基板4の搬送及び下受け部材20の昇降を行い、ヘッド移動機構12の作動制御を行って実装ヘッド9を移動させる。
また、機構制御部31は前述のノズル昇降機構の作動制御を行って吸着ノズル11を基板4に対して昇降させ、実装ヘッド9に内蔵された吸着機構(不図示)の作動制御を行って吸着ノズル11にテープフィーダ6により供給させた部品Pを吸着させる。さらに、機構制御部31は部品認識カメラ14及び基板認識カメラ15の撮像動作制御を行い、各カメラの撮像動作によって得られた画像データは画像処理部32に入力されて画像認識処理がなされる。
光量算出部33は、部品認識カメラ14によって撮像されて画像処理部32によって画像認識処理がなされたレーザ光源13aの画像を演算処理して、レーザ光源13aから投射されたレーザ光の光量LIを算出する。すなわち光量算出部33は、撮像手段(部品認識カメラ14)により撮像されたレーザ光源13aの画像に基づき、レーザ光源13aから投射されたレーザ光の光量LIを算出する解析部となる。劣化していない正常なレーザ光源13aから投射されることが期待される最低のレーザ光の光量LIは、規定光量DLとして記憶部40に記憶されている。また規定光量DLは、正常なレーザ光源13aから投射されることが期待される最低のレーザ光の光量LIから余裕を持たせた値としてもよい。
高さ計測部34は高さセンサ13の作動制御を行って、レーザ光源13aからのレーザ光の投射、受光素子13bによる反射光の受光を行い、三角測量の原理で計測対象の高さを導出する。レーザ制御部35はレーザ駆動部13cの作動制御を行って、レーザ光源13aへの供給電流を増減させ、レーザ光源13aから投射されるレーザ光の光量LIであるレーザ光源13aの出力を補正する。
より具体的には、レーザ制御部35は、光量算出部33(解析部)により算出されたレーザ光の光量LIに基づき、レーザ光の光量LIが規定光量DL以上となるようにレーザ光源13aの出力を補正する。またレーザ制御部35は、レーザ光源13aがレーザ光を投射する累積動作時間ATを計測して記憶部40に記憶させる。すなわち記憶部40は、レーザ光源13aがレーザ光を投射する累積動作時間ATを記憶する。
ここで図2、図4を参照して、高さセンサ13が測定する位置について説明する。高さセンサ13は、ヘッド移動機構12によって基板搬送機構3の押え板18の上面に設けられた基準点M(ここでは、各押え板18に4箇所設定)までの距離Hmを計測する。すなわち高さセンサ13は、レーザ光源13aによって基準点Mまでの距離Hmを測定する。測定で期待される基準点Mまでの距離Hmは、基準高さ範囲Rmとして記憶部40に記憶されている。なお、高さセンサ13は、基板搬送機構3に基板4が搬入されていない状態でも、基準点Mまでの距離Hmを測定することができる。
また、高さセンサ13は、基板搬送機構3の作業位置に位置決め保持された基板4に設定された測定点S(ここでは、S1〜S9の9箇所設定)までの距離(基板4までの距離Hs)を測定する。すなわち高さセンサ13は、レーザ光源13aによって基板4までの距離Hsを測定する。測定で期待される基板4までの距離Hsは、基板高さ範囲Rsとして記憶部40に記憶されている。
図3において、高さ演算処理部36は、高さ計測部34によって導出された高さセンサ13から作業位置に位置決め保持された基板4までの距離Hsから、記憶部40に記憶されている高さセンサ13から吸着ノズル11の吸着面11aまでの距離Hdを減算することによって、吸着ノズル11の吸着面11aから基板4までの距離Hnを算出する(図2参照)。
タイミング判断部37は、レーザ光源13aが劣化しているか否かを判定するレーザ劣化判定処理を実行するタイミングを判断する。より具体的には、タイミング判断部37は、電子部品実装装置1の電源が投入された直後、または生産される実装基板の種類が変更される段取り替えが行われた直後の生産開始前にレーザ劣化判定処理を実行させる。またタイミング判断部37は、レーザ光源13aがレーザ光を投射する累積動作時間ATが規定時間DT(規定値)に達した際に、レーザ劣化判定処理を実行させる。なお、規定時間DTは、レーザ光源13aの推定寿命時間などに基づいて決められる。
またタイミング判断部37は、高さセンサ13が基板4までの距離Hsを測定した際に、レーザ光源13aによる基板4までの距離Hsの測定値が得られない場合、あるいは、基板4までの距離Hsの測定値が基板高さ範囲Rs(規定範囲)を外れた場合にレーザ劣化判定処理を実行させる。またタイミング判断部37は、高さセンサ13が基準点Mまでの距離Hmを測定した際に、測定された基準点Mまでの距離Hmが基準高さ範囲Rm(規定範囲)を外れた場合に、レーザ劣化判定処理を実行させる。
劣化判定部38は、光量算出部33によって算出されたレーザ光源13aのレーザ光の光量LIに基づいて、レーザ光源13aが劣化したか否かを判定する。より具体的には、光量算出部33(解析部)が算出したレーザ光の光量LIが規定光量DL(規定値)を下回る場合には、レーザ光源13aが劣化したと判定する。
表示処理部39は、劣化判定部38によるレーザ光源13aの劣化判定を受けて、レーザ光源13aを交換する旨を制御装置30に繋がるモニタ等の画像表示装置41に表示させることで作業員に報知する。すなわち、表示処理部39及び画像表示装置41は、光量算出部33(解析部)が算出したレーザ光の光量LIが規定光量DL(規定値)を下回る場合に、レーザ光源13aの交換、または交換の準備を報知する報知部となる。なお、報知部は表示処理部39及び画像表示装置41に限定されることなく、シグナルタワーやブザーなど、作業員に報知するものであればよい。
本発明の電子部品実装装置1は上記のように構成され、次に図5のフローに則して、電子部品実装装置1における電子部品実装方法であって、高さセンサ13のレーザ光源13aの劣化を判定するレーザ劣化判定処理(レーザ劣化判定方法)の第1実施例について説明する。
まず、タイミング判断部37が、レーザ劣化判定処理を実行する所定のタイミングか否かを判定する(ST1:タイミング判定工程)。具体的にタイミング判断部37は、生産開始前、累積動作時間ATが規定時間DT(規定値)に達した際、高さセンサ13が基板4までの距離Hsを測定した際に、レーザ光源13aによる基板4までの距離Hsの測定値が得られない場合、あるいは、基板4までの距離Hsの測定値が基板高さ範囲Rs(規定範囲)を外れた場合など、所定のタイミングか否かを判定する。
所定のタイミングではない場合(ST1においてNo)、レーザ劣化判定処理は実行せずに次工程に進む。所定のタイミングである場合(ST1においてYes)、機構制御部31はヘッド移動機構12を制御して、高さセンサ13のレーザ光源13aが基板認識カメラ15の視野内となるように実装ヘッド9を移動させる(ST2)。次いで機構制御部31は部品認識カメラ14を制御して、レーザ光を投射しているレーザ光源13aを撮像する(ST3:レーザ光源撮像工程)。次いで画像処理部32は得られたレーザ光源13aを含む画像データを画像認識処理し、光量算出部33は画像認識処理がなされた画像を演算処理してレーザ光源13aから投射されたレーザ光の光量LIを算出する(ST4:レーザ光量算出工程)。
すなわち、レーザ光源撮像工程(ST3)及びレーザ光量算出工程(ST4)は、部品認識カメラ14(撮像手段)によってレーザ光源13aを撮像し、撮像されたレーザ光源13aの画像に基づき、光量算出部33(解析部)がレーザ光源13aから投射されたレーザ光の光量LIを算出するレーザ光量解析処理を実行するレーザ光量解析工程となる。
図5において、次いで劣化判定部38は、レーザ光量算出工程(ST4)において算出されたレーザ光源13aから投射されたレーザ光の光量LIに基づいて、レーザ光源13aが劣化しているか否かを判定する(ST5:劣化判定工程)。より具体的に劣化判定部38は、レーザ光の光量LIが規定光量DL(規定値)を下回っているか否かを判定する。
レーザ光の光量LIが規定光量DLを下回っていると判定された場合(ST5においてYes)、レーザ光源13aが劣化していると判定して、表示処理部39は、画像表示装置41にレーザ光源13aを交換する旨を表示させて作業員に報知する(ST6:報知工程)。このように、表示処理部39及び画像表示装置41(報知部)は、算出したレーザ光の光量LIが規定光量DL(規定値)を下回る場合には、レーザ光源13aの交換を報知する。なお、規定光量DLを正常なレーザ光源13aから投射されることが期待される最低のレーザ光の光量LIから余裕を持たせた値とし、報知部が作業者にレーザ光源13aの交換の準備を報知した後、次工程に進むようにしてもよい。
レーザ光の光量LIが規定光量DLを下回っていないと判定された場合(ST5においてNo)、レーザ光源13aが劣化していないと判定して次工程に進む。このように(ST2)から劣化判定工程(ST5)にいたる一連の処理は、レーザ光を投射しているレーザ光源13aを部品認識カメラ14によって撮像し、レーザ光の光量LIを算出し、レーザ光源13aが劣化しているか否かを判定するレーザ劣化判定処理を実行するレーザ劣化判定処理工程(ST10)となる。
上記説明したように、電子部品実装装置1は、吸着ノズル11とレーザ光源13aを内蔵する高さセンサ13とを有する実装ヘッド9と、吸着ノズル11の吸着面11aおよびレーザ光源13aを下方から撮像可能な部品認識カメラ14(撮像手段)を備えている。そして電子部品実装装置1は、部品認識カメラ14によってレーザ光源13aを撮像し、撮像されたレーザ光源13aの画像に基づき、レーザ光源13aから投射されたレーザ光の光量LIを算出するレーザ光量解析処理を実行している。これによって、高さセンサ13のレーザ光源13aの経年劣化を適切に判断することができる。
次に図6のフローに則して、レーザ劣化判定処理(レーザ劣化判定方法)の第2実施例について説明する。レーザ劣化判定方法の第2実施例は、レーザ劣化判定処理(レーザ劣化判定処理工程(ST10))を実行する前に、高さセンサ13が基準点Mまでの距離Hmを測定できるか否かを確認するところが実施例1と異なる。以下、レーザ劣化判定方法の第1実施例と同じ工程には同じ符号を付して、詳細な説明を省略する。また規定光量DLは、正常なレーザ光源13aから投射されることが期待される最低のレーザ光の光量LIから余裕を持たせた値になっているとする。
まず、タイミング判断部37はタイミング判定工程(ST1)を実行し、レーザ劣化判定処理を実行する所定のタイミングであるか否かを判定する。レーザ劣化判定処理を実行する所定のタイミングではない場合(ST1においてNo)、レーザ劣化判定処理は実行せずに次工程に進む。所定のタイミングである場合(ST1においてYes)、機構制御部31はヘッド移動機構12を制御して、高さセンサ13のレーザ光源13aを基板搬送機構3の押え板18の上面に設けられた基準点Mの上方に移動させる(ST21)。次いで高さ計測部34は高さセンサ13を制御して、基準点Mまでの距離Hmを測定する(ST23:基準高さ測定工程)。
次いでタイミング判断部37は、測定された基準点Mまでの距離Hmが基準高さ範囲Rm(規定範囲)を外れているか否かを判定する(ST23)。測定された基準点Mまでの距離Hmが基準高さ範囲Rm(規定範囲)を外れている場合(ST23においてYes)、レーザ光源13aが劣化している可能性があると判断してレーザ劣化判定処理工程(ST10)を実行させる。すなわちタイミング判断部37は、所定のタイミングで、レーザ光源13aによって基準点Mまでの距離Hmを測定し、測定された基準点Mまでの距離Hmが基準高さ範囲Rm(規定範囲)を外れた場合に、レーザ劣化判定処理工程(ST10)を実行させる。
レーザ劣化判定処理工程(ST10)においてレーザ光源13aが劣化していると判定された場合(Yes)、レーザ制御部35は、光量算出部33(解析部)により算出されたレーザ光の光量LIに基づき、レーザ光の光量LIが規定光量DL以上となるようにレーザ光源13aの出力を補正する(ST24:レーザ補正工程)。これによって、高さセンサ13のレーザ光源13aが経年劣化しても、レーザ光源13aから投射されるレーザ光の光量LIが規定光量DL以上となるように出力が補正されて、高さセンサ13は適切に高さを測定することができる。次いで報知工程(ST6)を実行し、画像表示装置41にレーザ光源13aの交換の準備を報知させる。
なお、報知工程(ST6)はレーザ補正工程(ST24)が実行される度に実行する必要はなく、例えば、レーザ制御部35によるレーザ光源13aの出力の補正が所定量を超えて、レーザ光源13aの供給電流による補正が限界に近づいた場合にのみ報知するようにしてもよい。また、規定光量DLを正常なレーザ光源13aから投射されることが期待される最低のレーザ光の光量LIとし、レーザ劣化判定処理工程(ST10)においてレーザ光源13aが劣化していると判定された場合に、レーザ補正工程(ST24)を実行せずに報知工程(ST6)において画像表示装置41にレーザ光源13aの交換を報知させてもよい。
レーザ劣化判定処理工程(ST10)においてレーザ光源13aが劣化していないと判定された場合(No)、レーザ光源13aの出力を補正せずに次工程に進む。(ST23)において測定された基準点Mまでの距離Hmが基準高さ範囲Rm(規定範囲)を外れていないと判定された場合(No)、レーザ光源13aは正常と判断してレーザ劣化判断処理は実行せずに次工程に進む。これによって、レーザ劣化判断処理を実行する時間を節約することができる。
上記説明したように、電子部品実装装置1は、所定のタイミングで、レーザ光源13aによって基準点Mまでの距離Hmを測定している。そして、測定された基準点Mまでの距離Hmが基準高さ範囲Rm(規定範囲)を外れた場合に、部品認識カメラ14(撮像手段)によってレーザ光源13aを撮像し、撮像されたレーザ光源13aの画像に基づき、レーザ光源13aから投射されたレーザ光の光量LIを算出するレーザ光量解析処理を実行している。これによって、高さセンサ13のレーザ光源13aの経年劣化を適切に判断することができる。
次に図7のフローに則して、電子部品実装装置1における電子部品実装方法であって、高さセンサ13のレーザ光源13aが劣化している場合にレーザ光の光量LIを補正するレーザ光量補正処理(レーザ光量補正方法)について説明する。以下、レーザ劣化判定方法の第1実施例、第2実施例と同じ工程には同じ符号を付して、詳細な説明を省略する。また規定光量DLは、正常なレーザ光源13aから投射されることが期待される最低のレーザ光の光量LIから余裕を持たせた値になっているとする。
まず、タイミング判断部37はタイミング判定工程(ST1)を実行する。レーザ劣化判定処理を実行する所定のタイミングではない場合(ST1においてNo)、レーザ劣化判定処理は実行せずに次工程に進む。所定のタイミングである場合(ST1においてYes)、レーザ劣化判定処理工程(ST10)を実行させる。レーザ劣化判定処理工程(ST10)においてレーザ光源13aが劣化していると判定された場合(Yes)、レーザ補正工程(ST24)を実行してレーザ光の光量LIが規定光量DL以上となるようにレーザ光源13aの出力を補正する。
次いで報知工程(ST6)を実行し、画像表示装置41にレーザ光源13aの交換の準備を報知させる。なお、報知工程(ST6)はレーザ補正工程(ST24)が実行される度に実行する必要はなく、例えば、レーザ制御部35によるレーザ光源13aの出力の補正が所定量を超えて、レーザ光源13aの供給電流による補正が限界に近づいた場合にのみ報知するようにしてもよい。レーザ劣化判定処理工程(ST10)においてレーザ光源13aが劣化していないと判定された場合(No)、レーザ光源13aの出力を補正せずに次工程に進む。
上記説明したように、電子部品実装装置1は、部品認識カメラ14(撮像手段)によってレーザ光源13aを撮像し、撮像されたレーザ光源13aの画像に基づき、レーザ光源13aから投射されたレーザ光の光量LIを算出するレーザ光量解析処理を実行し、算出されたレーザ光の光量LIに基づきレーザ光源13aの出力を補正している。これによって、高さセンサ13のレーザ光源13aが経年劣化しても、レーザ光源13aから投射されるレーザ光の光量LIが規定光量DL以上となるように出力が補正されて、高さセンサ13は適切に高さを測定することができる。
本発明の電子部品実装装置および電子部品実装方法は、高さセンサのレーザ光源の経年劣化を適切に判断することができるという効果を有し、電子部品を基板に実装する部品実装分野において有用である。
1 電子部品実装装置
4 基板
9 実装ヘッド
11 吸着ノズル
11a 吸着面
12 ヘッド移動機構(実装ヘッド移動機構)
13a レーザ光源
14 部品認識カメラ(撮像手段)
Hm 基準点までの距離
Hs 基板までの距離
M 基準点
P 部品(電子部品)

Claims (12)

  1. 電子部品を基板に移送し搭載する電子部品実装装置であって、
    前記電子部品を吸着する吸着ノズルと、前記基板までの距離を測定するためのレーザ光を投射するレーザ光源と、を有する実装ヘッドと、
    前記実装ヘッドを水平面内で移動させる実装ヘッド移動機構と、
    前記実装ヘッドの移動経路に設けられ、前記吸着ノズルの吸着面および前記レーザ光源を下方から撮像可能な撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された前記レーザ光源の画像に基づき、前記レーザ光源から投射された前記レーザ光の光量を算出する解析部とを備え、
    所定のタイミングで、前記レーザ光源によって基準点までの距離を測定し、
    前記測定された基準点までの距離が基準範囲を外れた場合に、前記撮像手段は、前記レーザ光源を撮像し、
    前記解析部は、前記撮像された画像に基づき前記レーザ光の光量を算出する、電子部品実装装置。
  2. 前記レーザ光源が前記レーザ光を投射する累積動作時間を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記所定のタイミングは、前記累積動作時間が規定値に達した時である、請求項1に記載の電子部品実装装置。
  3. 前記所定のタイミングは、前記レーザ光源による前記基板までの距離の測定値が得られない場合、あるいは、前記距離の測定値が規定範囲を外れた場合である、請求項1に記載の電子部品実装装置。
  4. 前記所定のタイミングは、生産開始前である、請求項1に記載の電子部品実装装置。
  5. 前記解析部が算出した前記レーザ光の光量が規定値を下回る場合には、前記レーザ光源の交換を報知する報知部をさらに備える、請求項1から4のいずれかに記載の電子部品実装装置。
  6. 前記解析部により算出された前記レーザ光の光量に基づき、前記レーザ光源の出力を補正するレーザ制御部をさらに備え、
    前記レーザ制御部は、前記所定のタイミングに算出された前記レーザ光の光量に基づき前記レーザ光源の出力を補正する、請求項1から5のいずれかに記載の電子部品実装装置。
  7. 電子部品を基板に移送し搭載する電子部品実装装置によって基板に部品を搭載する電子部品実装方法であって、
    前記電子部品実装装置は、
    前記電子部品を吸着する吸着ノズルと、前記基板までの距離を測定するためのレーザ光を投射するレーザ光源と、を有する実装ヘッドと、
    前記実装ヘッドを水平面内で移動させる実装ヘッド移動機構と、
    前記実装ヘッドの移動経路に設けられ、前記吸着ノズルの吸着面および前記レーザ光源を下方から撮像可能な撮像手段と、を備え、
    所定のタイミングで、前記レーザ光源によって基準点までの距離を測定し、
    前記測定された基準点までの距離が基準範囲を外れた場合に、前記撮像手段によって前記レーザ光源を撮像し、前記撮像された前記レーザ光源の画像に基づき、前記レーザ光源から投射された前記レーザ光の光量を算出する、電子部品実装方法。
  8. 前記所定のタイミングは、前記レーザ光源が前記レーザ光を投射する累積動作時間が規定値に達した時である、請求項7に記載の電子部品実装方法。
  9. 前記所定のタイミングは、前記レーザ光源による前記基板までの距離の測定値が得られない場合、あるいは、前記距離の測定値が規定範囲を外れた場合である、請求項7に記載の電子部品実装方法。
  10. 前記所定のタイミングは、生産開始前である、請求項7に記載の電子部品実装方法。
  11. 前記算出した前記レーザ光の光量が規定値を下回る場合には、前記レーザ光源の交換を報知する、請求項7から10のいずれかに記載の電子部品実装方法。
  12. 前記所定のタイミングに前記レーザ光の光量が算出されると、算出された前記レーザ光の光量に基づき前記レーザ光源の出力を補正する、請求項7から11のいずれかに記載の電子部品実装方法。
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