JP6577390B2 - 下地材固定具及び下地材の固定方法 - Google Patents
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Description
請求項3の下地材固定具は、特に、前面板及び第1壁の少なくとも一方に、前記下地材に弾接する弾性片が設けられている。
請求項4の下地材固定具は、弾性片に、前記下地材に向けて突出し、該下地材の外面に食い込みあるいは傷付けるように係止する爪部が設けられている。
請求項5の下地材固定具は、爪部が、先端頂部から前記弾性片の延出方向及び反延出方向の少なくとも一方に向かって傾斜する延出方向傾斜面を有するとともに、前記弾性片の延出方向と直交する幅方向の少なくとも一方側に、前記先端頂部から前記弾性片の幅方向の端縁に向かって傾斜する幅方向傾斜面を有する。
請求項6の下地材固定具は、前面板に、前面側から下地材に釘やビスを打ち込むための下孔が設けられている。
請求項8の下地材の固定方法は、固定対象面に請求項6に記載の下地材固定具を固定し、前記固定対象面と前記下地材固定具の前面板との間に配置されている下地材を該固定対象面に沿って移動させて該下地材の位置を調整し、次いで、前記下地材固定具の下孔から釘やビスを前記下地材に打ち込んで該下地材を前記固定具に対してずれ止め状態にするものである。
また、前面板及び第1壁に対して略直交するように第2壁が配置されているので、固定具を下地材の角部に配置して固定対象面に固定することにより、下地材は、第1壁及び第2壁によって固定対象面に沿って移動するのが規制されて一定位置に保持され、あるいは下地材が前面板を超えて固定対象面に沿って移動して前面板から外れてしまうのを防止できる。
このように、固定具は多様な態様で下地材に取り付け、下地材を基礎壁に固定することができる。
請求項3の発明は、前面板等に下地材に弾接する弾性片が設けられているので、下地材の板厚に差があっても、弾性片が下地材を固定対象面に押付けて挟持することができる。
請求項4の発明は、弾性片に爪部が設けられているので、爪部が下地材の外面に食い込みあるいは傷付けるように係止し、下地材が固定対象面に沿って移動するのを抑えることができる。
請求項5の発明は、爪部が、延出方向傾斜面と幅方向傾斜面とを有しているので、延出方向、幅方向のいずれにおいても先細りに尖った形状として爪部の先端頂部と下地材との当接面積を小さくし、爪部の押圧力を下地材の外面の狭い範囲に集中的に作用させて、下地材を強く押さえ付けることができる。その一方で、爪部は延出方向傾斜面と幅方向傾斜面とを有し、先細りに尖った形状をなし、爪部の先端頂部と下地材との当接面積が小さいことから、下地材を弾性片の延出方向、幅方向などいずれの方向にも格別抵抗を受けることなく往復移動させることも可能であるから、固定具を固定した後の下地材の位置調整を円滑に行なうこともできる。
請求項6の発明は、前面板に、下孔が設けられているので、前面側から下地材に釘あるいはビスを打ち込むことにより、下地材を一定位置に強固に固定することができる。
ここで、請求項7の発明の場合は、下地材を接着剤で所定位置に強固に固定することができる。また、請求項8の発明の場合は、固定具の下孔から釘やビスを下地材に打ち込んでこれを強固に固定することができる。
下地材固定具は、図3等に示すように、建物のコンクリート壁等の基礎壁51の固定対象面52に板状の下地材61を固定するためのものである。
下地材61は、木材、発泡樹脂材等で矩形板状に形成されており、配線材、配管材や給水管継手等の器具などがビス等を使用して取り付けられる。
最初に、下地材61を接着剤によって基礎壁51の固定対象面52に貼着する。このとき、下地材61は正確な取付位置を罫書いてそれに位置合わせするまでの必要はなく、固定対象面52の概略位置に貼着する。
今、固定具1の弾性片25の爪部が、図5(e)、(f)に示すように、弾性片25の先端で一側のみに傾斜する係止片で形成されているとすると、係止片からなる爪部71が下地材61の外面に係止した状態で下地材61を図5(e)の矢印で示すように左方向に移動させるときは、爪部71との引掛かりは少なく格別支障なく下地材61を移動させることができるが、下地材61を図5(f)の矢印で示すように係止片の傾斜方向とは逆の右方向に移動させるときは、爪部71との引掛かりは大きく大きな摺動抵抗を受けるので、下地材61の移動は困難となる。
それには、まず、図7及び8に示すように、固定具1から第2壁41を除去する。第2壁41を除去するには、最初に、図7(a)及び図8(a)に示した分断部29の第1連結部28をニッパやペンチなどの工具を使用して切断する。次いで、図7(b)及び図8(b)に示すように、分断部29の第2連結部32を軸として第2壁41を固定部11側に向けて往復回動する。この折り曲げを複数回繰り返せば、第2壁41は、分断部29で折り取られる。これにより、固定具1は、図7(c)及び図8(c)に示すように第2壁41が除去された状態となる。第2壁41が除去された固定具1は、第2壁41のあった位置において下地材61と干渉するのが回避される。
まず、図7及び図8に示すようにして、固定具1から第2壁41を除去する。次に、前述の図6に示した取り付けの場合と同様に、最初に、下地材61を接着剤によって基礎壁51の固定対象面52に貼着する。このとき、下地材61は固定対象面52の概略位置に貼着する。次いで、接着剤が硬化する前に、図9(a)に示すように、固定具1を下地材61の斜交いの角部2箇所に配置し、固定部11の固定孔12に釘あるいはビスを挿通しこれを固定対象面52に打ち込んで固定具1を固定する。これにより、下地材61は2箇所の固定具1によって仮保持される。
固定具1は、前面板21を下地材61の反固定対象面52にあてがい、固定部11に釘やビスを打ち込んで固定具1を固定対象面52に固定することにより、下地材61を前面板21と固定対象面52とで挟持し、下地材61を短時間で効率良く固定対象面52に固定することができる。
図10において、固定具1は、図1、2等に示した固定具1と比較して、固定部11のみが異なる。図10に示す固定具1の固定部11は、固定孔12の外周部に内側円筒状部14が一体に立設されている。そして、内側円筒状部14の外周面にはこの高さと同一の長さを有する複数の円弧板状の羽根部15が周方向に所定の間隔をおいて外周方向に突設されている。更に、羽根部15の外側には内側円筒状部14より高さが小さい外側円筒状部16が立設されている。
また、第2壁41は、第1連結部28及び第2連結部32で切断あるいは折り取りによって除去されるものとなっているが、破断によって除去してもよく、更に、この他の手段で除去するものとしてもよい。
11 固定部 30 下孔
12 固定孔 31 第1壁
21 前面板 32 第2連結部(分断部)
25 弾性片 41 第2壁
26 爪部 51 基礎壁
26b 延出方向傾斜面 52 固定対象面
26c 幅方向傾斜面 61 下地材
27 細長貫通溝(分断部) 62 反固定対象面側の面(前面)
28 第1連結部(分断部)
Claims (8)
- 固定対象面に当接され、釘やビスが打ち込まれる固定部と、
前記固定対象面に留め付けられる板状の下地材の反固定対象面側の面にあてがわれる前面板と、
前記固定部と前記前面板とを連結する第1壁と、
前記前面板側から前記固定対象面に向けて延び、前記前面板及び前記第1壁に対して略直交するように配置された第2壁と、を備え、
前記第2壁は、前記前面板及び前記第1壁の少なくとも一方に分断部を介して除去可能に連設されていることを特徴とする下地材固定具。 - 前記分断部は、折取り可能、あるいは切断または破断可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の下地材固定具。
- 前記前面板及び前記第1壁の少なくとも一方には、前記下地材に弾接する弾性片が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の下地材固定具。
- 前記弾性片には、前記下地材に向けて突出し、該下地材の外面に食い込みあるいは傷付けるように係止する爪部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の下地材固定具。
- 前記爪部は、先端頂部から前記弾性片の延出方向及び反延出方向の少なくとも一方に向かって傾斜する延出方向傾斜面を有するとともに、前記弾性片の延出方向と直交する幅方向の少なくとも一方側に、前記先端頂部から前記弾性片の幅方向の端縁に向かって傾斜する幅方向傾斜面を有することを特徴とする請求項4に記載の下地材固定具。
- 前記前面板に、その前面側から前記下地材に釘やビスを打ち込むための下孔が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の下地材固定具。
- 下地材を接着剤によって固定対象面に貼着し、前記接着剤の硬化前に、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の下地材固定具を前記下地材にあてがい、該下地材固定具の固定部で該固定具を固定対象面に固定した後、前記下地材を前記固定対象面に沿って移動させて該下地材の位置を調整することを特徴とする下地材の固定方法。
- 固定対象面に請求項6に記載の下地材固定具を固定し、前記固定対象面と前記下地材固定具の前面板との間に配置されている下地材を該固定対象面に沿って移動させて該下地材の位置を調整し、次いで、前記下地材固定具の下孔から釘やビスを前記下地材に打ち込んで該下地材を前記固定具に対してずれ止め状態にすることを特徴とする下地材の固定方法。
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