JP6577355B2 - 電力変換システム - Google Patents

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Description

この発明は電力変換システムに関し、特に、交流電源から供給される交流電力と直流電源から供給される直流電力とを受け、交流電力を負荷に供給する電力変換システムに関する。
特開2013−150369号公報(特許文献1)には、AC/DC変換器、第1のDC/DC変換器、第2のDC/DC変換器、およびDC/AC変換器を備えた電力変換システムが開示されている。AC/DC変換器は、交流電源から供給される交流電圧を第1の直流電圧に変換して直流リンク部に供給する。第1のDC/DC変換器は、直流電源から供給される第2の直流電圧を第1の直流電圧に変換して直流リンク部に供給する。第2のDC/DC変換器は、充電モード時には直流リンク部の直流電力を電力貯蔵装置に蓄え、放電モード時には電力貯蔵装置の直流電力を直流リンク部に供給する。DC/AC変換器は、直流リンク部の第1の直流電圧を交流電圧に変換して負荷に供給する。
特開2013−150369号公報
しかし、特許文献1の電力変換システムでは、複数のトランジスタを含む自励式のDC/AC変換器によって負荷を駆動していたので、各トランジスタにおいて導通損失およびスイッチング損失が発生し、電力損失が大きいという問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、電力損失が小さな電力変換システムを提供することである。
この発明に係る電力変換システムは、交流電源から供給される交流電力と直流電源から供給される直流電力とを受け、交流電力を負荷に供給する第1の給電モードを有する電力変換システムであって、負荷に接続される出力端子と、第1の端子が交流電源から供給される交流電力を受け、第2の端子が出力端子に接続されたスイッチと、交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、コンバータによって生成された直流電力または電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換して出力端子に出力する第1のインバータと、出力端子に現れる交流電圧に同期して動作し、直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して出力端子に出力する電源転流式の第2のインバータと、交流電源からの交流電圧が異常になったことを検出する異常検出器と、異常検出器の検出結果に基づいて電力変換システムを制御する第1の制御回路とを備えたものである。第1の給電モード時において交流電源からの交流電圧が正常である場合は、スイッチがオンされ、交流電源からスイッチを介して負荷に交流電力が供給されるとともに、直流電源から供給される直流電力が第2のインバータによって交流電力に変換されて負荷に供給され、交流電源から供給される交流電力がコンバータによって直流電力に変換されて電力貯蔵装置に蓄えられる。第1の給電モード時において交流電源からの交流電圧が異常になった場合は、スイッチがオフされ、電力貯蔵装置の直流電力が第1のインバータによって交流電力に変換されて負荷に供給されるとともに、直流電源から供給される直流電力が第2のインバータによって交流電力に変換されて負荷に供給される。
この発明に係る電力変換システムでは、電源転流式の第2のインバータによって負荷を駆動する。電源転流式の第2のインバータではスイッチング損失は発生しないので、自励式のインバータによって負荷を駆動していた従来に比べ、電力損失の低減化を図ることができる。
この発明の一実施の形態による電力変換システムの構成およびその使用方法を示す回路ブロック図である。 図1に示した電力変換システムの要部を示す回路ブロック図である。 図2に示した電源転流式のインバータの構成を示す回路ブロック図である。 図3に示した制御回路の構成を示すブロック図である。 図4に示した交流電圧と制御信号の関係を示す図である。 図5に示した制御信号の波形を示す図である。 図1に示した電力変換システムの他の使用方法を示す回路ブロック図である。 実施の形態の変更例を示す回路ブロック図である。 実施の形態の他の変更例を示す回路ブロック図である。 実施の形態のさらに他の変更例を示す回路ブロック図である。 実施の形態のさらに他の変更例を示す回路ブロック図である。 実施の形態のさらに他の変更例を示す回路ブロック図である。
図1は、この発明の一実施の形態による電力変換システムの構成およびその使用方法を示す回路ブロック図である。この電力変換システムは、実際には商用交流電源51などから三相交流電力を受けて負荷53に三相交流電力を供給するものであるが、図面および説明の簡単化を図るため、図1では一相分の回路のみが示されている。
この電力変換システムは、商用交流電源51から供給される交流電力と燃料電池54のような直流電源から供給される直流電力とを受け、負荷53に交流電力を供給する第1の給電モードと、商用交流電源51から供給される交流電力を受け、負荷53に交流電力を供給する第2の給電モードとを有し、第1および第2の給電モードのうちの選択された給電モードを実行する。図1では、第1の給電モードを実行する場合が示されている。
図1において、この電力変換システムは、入力端子T1、バイパス端子T2、バッテリ端子T3、出力端子T4、および直流端子T5を備える。入力端子T1は、商用交流電源51から供給される商用周波数の三相交流電力を受ける。第1の給電モードを実行する場合には、バイパス端子T2は入力端子T1に接続される。
バッテリ端子T3には、バッテリ52(電力貯蔵装置)が接続される。バッテリ52は、充電および放電が可能な電池であり、直流電力を蓄える。バッテリ52の代わりにコンデンサが接続されていても構わない。出力端子T4は、負荷53に商用周波数の交流電力を供給するため、負荷53に接続される。負荷53は、交流電力によって駆動される。直流端子T5は、燃料電池54から供給される直流電力を受ける。燃料電池54は、水素と酸素を化学反応させて直流電力を生成する発電装置である。燃料電池54の代わりに、太陽光のエネルギーを直流電力に変換する太陽電池を設けてもよい。
この電力変換システムは、さらに、スイッチ1,6,12,14、ヒューズ2、リアクトル3,10、コンバータ4、双方向チョッパ5、直流母線7、コンデンサ8,11、インバータ9,15、半導体スイッチ13、異常検出器16、操作部17、および制御回路18を備える。
スイッチ1、ヒューズ2、およびリアクトル3は、入力端子T1とコンバータ4の入力ノードとの間に直列接続される。スイッチ1は、制御回路18によって制御され、商用交流電源51から供給される交流電圧VIが正常である場合はオンされ、商用交流電源51から供給される交流電圧VIが異常である場合はオフされる。たとえば、商用交流電源51からの交流電力の供給が停止された停電時には、交流電圧VIの実効値が異常に低下し、スイッチ1がオフされる。
ヒューズ2は、過電流が流れた場合にブローされ、過電流によってコンバータ4などが破損されることを防止する。リアクトル3は、低域通過フィルタを構成し、商用周波数の交流電力を通過させ、コンバータ4で発生したスイッチング周波数の信号が商用交流電源51側に通過することを防止する。
コンバータ4は、制御回路18によって制御され、商用交流電源51から供給される交流電圧VIが正常である場合は、商用交流電源51から供給される交流電力を直流電力に変換して直流母線7に出力する。このとき、コンバータ4は、直流母線7の直流電圧VDCが目標直流電圧VDCTになるように、直流電流を直流母線7に出力する。
直流母線7は、双方向チョッパ5およびスイッチ6を介してバッテリ端子T3に接続されるとともに、インバータ9の入力ノードに接続される。コンデンサ8は、直流母線7に接続され、直流母線7の直流電圧VDCを平滑化させる。スイッチ6は、電力変換システムの運転時はオンされ、バッテリ52および電力変換システムのメンテナンス時にオフされる。
双方向チョッパ5は、制御回路18によって制御される。双方向チョッパ5は、商用交流電源51から供給される交流電圧VIが正常である場合は、コンバータ4によって生成された直流電力をバッテリ52に蓄える。このとき、双方向チョッパ5は、バッテリ52の端子間電圧VB(バッテリ端子T3の電圧)が目標バッテリ電圧VBTになるように、直流電流をバッテリ52に供給する。
双方向チョッパ5は、商用交流電源51から供給される交流電圧VIが異常になった場合は、バッテリ52の直流電力を直流母線7を介してインバータ9に供給する。このとき、双方向チョッパ5は、直流母線7の直流電圧VDCが目標直流電圧VDCTになるように、直流母線7に直流電流を供給する。バッテリ52の端子間電圧VBが低下して放電終止電圧に到達した場合には、双方向チョッパ5の運転は停止される。
インバータ9は、制御回路18によって制御される。インバータ9は、商用交流電源51から供給される交流電圧VIが正常である場合は、コンバータ4によって生成された直流電力を商用周波数の交流電力に変換する。インバータ9は、商用交流電源51から供給される交流電圧VIが異常になった場合は、バッテリ52から双方向チョッパ5を介して供給される直流電力を商用周波数の交流電力に変換する。インバータ9は、商用交流電源51から供給される交流電圧VIの位相と同位相の交流電圧を出力する。インバータ9は、出力端子T4の交流電圧VOが目標交流電圧VOTになるように、交流電流を出力する。インバータ9は、複数のトランジスタを含む自励式のインバータである。
リアクトル10の一方端はインバータ9の出力ノードに接続され、その他方端はスイッチ12を介して出力端子T4に接続される。コンデンサ11は、リアクトル10の他方端子に接続される。リアクトル10およびコンデンサ11は、低域通過フィルタを構成し、インバータ9によって生成された商用周波数の交流電力を通過させ、インバータ9で発生したスイッチング周波数の信号が負荷53側に通過することを防止する。換言すると、リアクトル10およびコンデンサ11は、インバータ9によって生成された方形波状の交流電圧を正弦波状の交流電圧VOに変換する。
スイッチ12は、制御回路18によって制御され、第1の給電モードではオンされる。半導体スイッチ13は、バイパス端子T2と出力端子T4の間に接続され、制御回路18によって制御され、第1の給電モードではオフされる。半導体スイッチ13は、2つのサイリスタを含む。2つのサイリスタのうちの一方のサイリスタのアノードおよびカソードはそれぞれバイパス端子T2および出力端子T4に接続され、他方のサイリスタのアノードおよびカソードはそれぞれ出力端子T4およびバイパス端子T2に接続される。
スイッチ14は、半導体スイッチ13に並列接続され、制御回路18によって制御される。第1の給電モード時において商用交流電源51から供給される交流電圧VIが正常である場合、スイッチ14はオンされる。第1の給電モード時において商用交流電源51から供給される交流電圧VIが異常になった場合、スイッチ14はオフされる。
異常検出器16は、商用交流電源51からの交流電圧VIが異常になったことを検出するために設けられている。すなわち、異常検出器16は、商用交流電源51からの交流電圧VIが正常であるか否かを判定し、交流電圧VIが正常である場合は異常検出信号φ16を非活性化レベルの「L」レベルにし、交流電圧VIが異常になった場合は異常検出信号φ16を活性化レベルの「H」レベルにする。たとえば、商用交流電源51からの交流電力の供給が停止された停電時には、交流電圧VIの実効値が異常に低下し、異常検出信号φ16が活性化レベルの「H」レベルにされる。
操作部17は、作業員によって操作される複数のスイッチ(図示せず)を含み、複数のスイッチが操作された結果に従って、電力変換システムの起動、停止、第1または第2の給電モードの設定、手動運転の実行、自動運転の実行などを指令する制御信号を制御回路18に与える。図1では、操作部17を使用して第1および第2の給電モードのうちの第1の給電モードが設定された場合が示されている。制御回路18は、異常検出信号φ16、操作部17からの制御信号、入力電圧VI、出力電圧VO,バッテリ電圧VB、直流電圧VDCなどに基づいて電力変換システム全体を制御する。
次に、第1の給電モード時における電力変換システムの動作について説明する。商用交流電源51から供給される交流電圧VIが正常である場合は、異常検出信号φ16が非活性化レベルの「L」レベルにされ、スイッチ1,6,12,14がオンされるとともに半導体スイッチ13がオフされ、商用交流電源51からの交流電力がスイッチ14を介して負荷53に供給される。インバータ15は、出力端子T4に現れる交流電圧VOに同期して動作し、燃料電池54から供給される直流電力を交流電力に変換して負荷53に供給する。
商用交流電源51からの交流電力は、スイッチ1、ヒューズ2およびリアクトル3を介してコンバータ4に供給され、コンバータ4によって直流電力に変換される。コンバータ4によって生成された直流電力は、双方向チョッパ5およびスイッチ6を介してバッテリ52に蓄えられる。
インバータ9は、コンバータ4によって生成された直流電力によって駆動され、出力端子T4の交流電圧VOと同位相、同電圧の交流電圧を出力する。このとき、インバータ9の出力電流は十分に小さな値に維持され、インバータ9は交流電圧VOを出力するが交流電流をほとんど出力しないスタンバイ状態にされる。この場合、負荷53は、商用交流電源51から供給される交流電力と、インバータ15から供給される交流電力とによって駆動される。
商用交流電源51から供給される交流電圧VIが異常になった場合は、異常検出信号φ16が活性化レベルの「H」レベルにされ、スイッチ1,14がオフされ、商用交流電源51と出力端子T4が電気的に切り離されるとともに、商用交流電源51とコンバータ4が電気的に切り離される。コンバータ4の運転が停止され、バッテリ52の直流電力がスイッチ6および双方向チョッパ5を介してインバータ9に供給され、インバータ9によって交流電力に変換される。
インバータ9によって生成された交流電力は、リアクトル10およびスイッチ12を介して負荷53に供給される。インバータ15は、出力端子T4に現れる交流電圧VOに同期して動作し、燃料電池54から供給される直流電力を交流電力に変換して負荷53に供給する。この場合、負荷53は、インバータ15から供給される交流電力と、インバータ9から供給される交流電力とによって駆動される。
バッテリ52の端子間電圧VBが低下して放電終止電圧に到達した場合は、双方向チョッパ5およびインバータ9の運転が停止され、スイッチ12がオフされ、インバータ15の運転が停止される。したがって、停電が発生した場合でも、バッテリ52に直流電力が蓄えられている期間は負荷53の運転が継続される。
図2は、電力変換システムの要部を示す回路ブロック図である。図2では、三相分の回路が示されている。図2において、電力変換システムは、バイパス端子T2a〜T2c、出力端子T4a〜T4c、リアクトル10a〜10c、コンデンサ11a〜11c、およびスイッチ12a〜12c,14a〜14cを含む。
バイパス端子T2a〜T2cは、それぞれ商用交流電源51から供給される三相交流電圧VIa〜VIcを受ける。スイッチ14a〜14cの一方端子はそれぞれバイパス端子T2a〜T2cに接続され、それらの他方端子はそれぞれ出力端子T4a〜T4cに接続される。出力端子T4a〜T4cは、負荷53に三相交流電力を供給するために、負荷53に接続される。負荷53は、電力変換システムから供給される三相交流電力によって駆動される。
インバータ9は、コンバータ4によって生成された直流電力またはバッテリ52から双方向チョッパ5を介して供給される直流電力を三相交流電力に変換する。リアクトル10a〜10cの一方端子は、それぞれインバータ9によって生成される三相交流電力を受ける。スイッチ12a〜12cの一方端子はそれぞれリアクトル10a〜10cの他方端子に接続され、スイッチ12a〜12cの他方端子はそれぞれ出力端子T4a〜T4cに接続される。
コンデンサ11a〜11cの一方端子はそれぞれリアクトル10a〜10cの他方端子に接続され、コンデンサ11a〜11cの他方端子はそれぞれコンデンサ11b,11c,11aの一方端子に接続される。
インバータ15は、直流端子T5と出力端子T4a〜T4cとの間に接続され、出力端子T4a〜T4cに現れる三相交流電圧VOa〜VOcに同期して動作し、燃料電池54から供給される直流電力を三相交流電力に変換して負荷53に供給する。
図3は、インバータ15の構成を示す回路ブロック図である。図3において、インバータ15は、サイリスタS1〜S6、電流検出器20a〜20c、リアクトル21a〜21c、および制御回路22を含む。
サイリスタS1〜S3のアノードはともに燃料電池54の正極に接続され、サイリスタS1〜S3のカソードはそれぞれサイリスタS4〜S6のアノードに接続され、サイリスタS4〜S6のカソードはともに燃料電池54の負極に接続される。サイリスタS1〜S6のゲートは、それぞれ制御回路22からの制御信号G1〜G6を受ける。
サイリスタS1〜S3のカソードはそれぞれリアクトル21a〜21cの一方端子に接続され、リアクトル21a〜21cの他方端子はそれぞれ出力端子T4a〜T4cに接続される。電流検出器20a〜20cは、それぞれリアクトル21a〜21cに流れる電流IOa〜IOc、すなわちインバータ15の出力電流IOa〜IOcを検出し、検出値を示す信号φ20a〜φ20cをそれぞれ出力する。
制御回路22は、出力端子T4a〜T4cに現れる三相交流電圧VOa〜VOcに同期して動作し、電流検出器20a〜20cの検出値がそれぞれ電流指令値IC1〜IC3に一致するように制御信号G1〜G6を生成する。
図4は、制御回路22の要部を示すブロック図である。図4において、制御回路22は、電流指令部23、インバータ制御部24、制御信号生成部25、および制御電源26を含む。電流指令部23は、電流指令値IC1〜IC3を出力する。
インバータ制御部24は、電流検出器20a〜20cの検出値IOa〜IOcがそれぞれ電流指令値IC1〜IC3に一致するように、電流指令値IC1〜IC3と電流検出器20a〜20cの検出値IOa〜IOcとの偏差IC1−IOa,IC2−IOb,IC3−IOcに応じた値の電圧指令値VC1〜VC3を出力する。
制御信号生成部25は、電圧指令値VC1〜VC3に応じた値の位相制御角α1〜α3を設定し、設定した位相制御角α1〜α3と交流電圧VOa〜VOcの位相とに基づいて制御信号G1〜G6を生成する。制御電源26は、サイリスタS1〜S3のカソードの電圧を整流して電源電圧VCCを生成する。電流指令部23、インバータ制御部24、および制御信号生成部25を含む制御回路22は、制御電源26からの電源電圧VCCによって駆動される。
図5は、出力端子T4a〜T4cの交流電圧VOa〜VOcと制御信号G1〜G6との関係を示す図である。図5において、三相交流電圧VOa〜VOcの各々は正弦波状に変化し、三相交流電圧VOa〜VOcの位相は120度ずつずれている。交流電圧VOa,VOb,VOcと交流電圧VOc,VOa,VObとの正電圧側の交点をそれぞれP1,P2,P3とし、交流電圧VOa,VOb,VOcと交流電圧VOc,VOa,VObとの負電圧側の交点をそれぞれP4,P5,P6とする。
制御信号G1は、交点P1よりも位相制御角α1だけ遅延して活性化レベルの「H」レベルに立ち上げられ、120度だけ「H」レベルに維持された後に非活性化レベルの「L」レベルに立ち下げられる。制御信号G2は、交点P2よりも位相制御角α2だけ遅延して活性化レベルの「H」レベルに立ち上げられ、120度だけ「H」レベルに維持された後に非活性化レベルの「L」レベルに立ち下げられる。制御信号G3は、交点P3よりも位相制御角α3だけ遅延して活性化レベルの「H」レベルに立ち上げられ、120度だけ「H」レベルに維持された後に非活性化レベルの「L」レベルに立ち下げられる。
制御信号G4は、交点P4よりも位相制御角α1だけ遅延して活性化レベルの「H」レベルに立ち上げられ、120度だけ「H」レベルに維持された後に非活性化レベルの「L」レベルに立ち下げられる。制御信号G5は、交点P5よりも位相制御角α2だけ遅延して活性化レベルの「H」レベルに立ち上げられ、120度だけ「H」レベルに維持された後に非活性化レベルの「L」レベルに立ち下げられる。制御信号G6は、交点P6よりも位相制御角α3だけ遅延して活性化レベルの「H」レベルに立ち上げられ、120度だけ「H」レベルに維持された後に非活性化レベルの「L」レベルに立ち下げられる。
図6(a)は、制御信号G1の波形を示す図である。図6(a)において、制御信号G1は、交点P1よりも位相制御角α1だけ遅延して「H」レベルに立ち上げられ、120度だけ「H」レベルに維持された後に「L」レベルに立ち下げられる。換言すると、制御回路22は、サイリスタS1のゲートを「H」レベルにしてサイリスタS1を点弧させた後、サイリスタS1のゲートを120度だけ「H」レベルに維持する。制御回路22は、電流検出器20aの検出値が電流指令値IC1に一致するように、サイリスタS1を点弧させる位相制御角α1を調整する。なお、交流電圧VOの一周期をT[s]とすると、120度はT/3[s](予め定められた時間)である。
図6(b)は、制御信号G1の他の波形を示す図である。図6(b)において、制御信号G1は、交点P1よりも位相制御角α1だけ遅延して短時間だけ「H」レベルに立ち上げられ、その後は十分に短い角度間隔(時間間隔)で連続的に「H」レベルに立ち上げられ、120度経過した後に「L」レベルにされる。換言すると、制御回路22は、サイリスタS1のゲートにパルス信号を与えてサイリスタS1を点弧させた後、120度(予め定められた時間)にわたって十分に短い角度間隔でパルス信号をサイリスタS1のゲートに与え続ける。他の制御信号G2〜G6の各々の波形は、制御信号G1の波形と同様である。
一般的には、サイリスタのゲートに1個のパルス信号を与えてサイリスタを点弧させる。この場合は、商用交流電源51からの交流電圧VIの値が瞬間的に低下したとき(すなわち瞬停時)にサイリスタが消弧してしまう恐れがある。これに対して、本実施の形態では、サイリスタSのゲートを120度に亘って「H」レベルにするか、サイリスタSのゲートに120度に亘ってパルス信号を与え続けるので、瞬停時にサイリスタSが消弧したとしても交流電圧VIが復帰したときに再度、点弧させることができる。したがって、瞬停が発生した場合でも、インバータ15は安定に動作する。
このような制御信号G1〜G6によってサイリスタS1〜S6は、以下のように点弧および消弧される。サイリスタS1は、交点P1よりも位相制御角α1だけ遅延して点弧され、交点P2よりも位相制御角α2だけ遅延して消弧される。サイリスタS2は、交点P2よりも位相制御角α2だけ遅延して点弧され、交点P3よりも位相制御角α3だけ遅延して消弧される。サイリスタS3は、交点P3よりも位相制御角α3だけ遅延して点弧され、交点P1よりも位相制御角α1だけ遅延して消弧される。
すなわち、サイリスタS1が点弧されるとサイリスタS3が消弧し、サイリスタS2が点弧されるとサイリスタS1が消弧し、サイリスタS3が点弧されるとサイリスタS2が消弧し、サイリスタS1,S2,S3,S1,…が順次オンされる。
サイリスタS4は、交点P4よりも位相制御角α1だけ遅延して点弧され、交点P5よりも位相制御角α2だけ遅延して消弧される。サイリスタS5は、交点P5よりも位相制御角α2だけ遅延して点弧され、交点P6よりも位相制御角α3だけ遅延して消弧される。サイリスタS6は、交点P6よりも位相制御角α3だけ遅延して点弧され、交点P4よりも位相制御角α1だけ遅延して消弧される。
すなわち、サイリスタS4が点弧されるとサイリスタS6が消弧し、サイリスタS5が点弧されるとサイリスタS4が消弧し、サイリスタS6が点弧されるとサイリスタS5が消弧し、サイリスタS4,S5,S6,S4,…が順次オンされる。サイリスタS4,S5,S6は、それぞれサイリスタS1,S2,S3よりも180度だけ遅延してオンされる。サイリスタS1(第1のサイリスタ)とサイリスタS4(第2のサイリスタ)は交互にオンされ、サイリスタS2とサイリスタS5は交互にオンされ、サイリスタS3とサイリスタS6は交互にオンされる。
位相制御角α1は、電流検出器20aの検出値が電流指令値IC1に一致するように調整される。位相制御角α2は、電流検出器20bの検出値が電流指令値IC2に一致するように調整される。位相制御角α3は、電流検出器20cの検出値が電流指令値IC3に一致するように調整される。
このような制御は、出力端子T4a〜T4cに三相交流電圧VOa〜VOcが現れているときだけ可能となる。したがって、電源転流式のインバータ15は、出力端子T4a〜T4cに三相交流電圧VOa〜VOcが現れているときだけ運転され、三相交流電流を出力する。
なお、電源転流式のインバータ15の代わりに、サイリスタS1〜S6を強制的に消弧させる強制消弧回路を備えた強制転流式のインバータを設けた場合は、強制消弧回路の分だけ装置価格が高くなり、装置寸法が大きくなり、電力損失が大きくなるという問題が生じる。
電源転流式のインバータ15の代わりに、自己消弧能力を有するIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)のような半導体素子を用いた自励式のインバータを設けた場合は、半導体素子で大きな損失(導通損失、スイッチング損失)が発生するという問題が生じる。これに対して本実施の形態では、電源転流式のインバータ15が設けられ、サイリスタS1〜S6で導通損失は発生するがスイッチング損失は発生しないので、自励式のインバータと比べ、電力損失を低減化することができる。
次に、第2の給電モードについて説明する。第2の給電モード時には、図7に示すように、バイパス端子T2にバイパス交流電源55が接続される。バイパス交流電源55は、商用交流電源51と同じでもよいし、自家発電機でもよい。第2の給電モードでは燃料電池54を使用しないので、直流端子T5から燃料電池54が取り外される。直流端子T5に燃料電池54を接続したまま燃料電池54の出力を停止させてもよい。
第2の給電モードでは、電源転流式のインバータ15は非活性化され、インバータ15の全サイリスタS1〜S6はオフ状態に固定される。インバータ9が正常に動作する場合は、スイッチ12がオンされ、半導体スイッチ13およびスイッチ14はオフされる。インバータ9が故障した場合は、半導体スイッチ13が瞬時にオンされ、スイッチ12がオフされるとともにスイッチ14がオンされた後に半導体スイッチ13がオフされる。スイッチ14がオンした後に半導体スイッチ13をオフさせるのは、半導体スイッチ13で発生する電力損失によって半導体スイッチ13が過熱されて破損することを防止するためである。
コンバータ4および双方向チョッパ5は、第1の給電モード時と同様に動作する。インバータ9は、商用交流電源51からの交流電圧VIが正常である場合は、コンバータ4から供給される直流電力を交流電力に変換して負荷53に供給する。インバータ9は、商用交流電源51からの交流電圧VIが異常になった場合は、バッテリ52からスイッチ6および双方向チョッパ5を介して供給される直流電力を交流電力に変換して負荷53に供給する。
次に、第2の給電モード時における電力変換システムの動作について説明する。図7では、操作部17が使用されて第1および第2の給電モードのうちの第2の給電モードが設定された場合が示されている。商用交流電源51から供給される交流電圧VIが正常である場合は、異常検出信号φ16が非活性化レベルの「L」レベルにされ、スイッチ1,6,12がオンされ、半導体スイッチ13およびスイッチ14がオフされる。商用交流電源51からの交流電力は、スイッチ1、ヒューズ2およびリアクトル3を介してコンバータ4に供給され、コンバータ4によって直流電力に変換される。
コンバータ4によって生成された直流電力は、双方向チョッパ5およびスイッチ6を介してバッテリ52に蓄えられるとともに、インバータ9によって交流電力に変換される。インバータ9によって生成された交流電力はリアクトル10およびスイッチ12を介して負荷53に供給され、負荷53が運転される。
商用交流電源51から供給される交流電圧VIが異常になった場合は、異常検出信号φ16が活性化レベルの「H」レベルにされ、スイッチ1がオフされ、コンバータ4の運転が停止されるとともに、バッテリ52の直流電力がスイッチ6および双方向チョッパ5を介してインバータ9に供給され、インバータ9によって交流電力に変換される。インバータ9によって生成された交流電力はリアクトル10およびスイッチ12を介して負荷53に供給される。バッテリ52の端子間電圧VBが低下して放電終止電圧に到達した場合は、インバータ9の運転が停止され、スイッチ12がオフされる。したがって、停電が発生した場合でも、バッテリ52に直流電力が蓄えられている期間は負荷53の運転が継続される。
インバータ9から負荷53に交流電力を供給している場合に、インバータ9が故障した場合は、半導体スイッチ13が瞬時にオンし、バイパス交流電源55から半導体スイッチ13を介して負荷53に交流電力が供給される。スイッチ12がオフし、スイッチ14がオンすると、半導体スイッチ13がオフし、バイパス交流電源55からスイッチ14を介して負荷53に交流電力が供給される。
以上のように、この実施の形態では、第1の給電モード時には電源転流式のインバータ15によって負荷53を駆動する。電源転流式のインバータ15ではスイッチング損失は発生しないので、自励式のインバータによって負荷を駆動していた従来に比べ、電力損失の低減化を図ることができる。
さらに、従来の無停電電源装置に第1の給電モード、電源転流式のインバータ15などを追加することにより電力変換システムを構成できるので、低価格の電力変換システムを実現することができる。
なお、第2の給電モードでは、自励式のインバータ9によって生成した交流電力を負荷53に供給するので、インバータ9に含まれる複数のトランジスタで常時、導通損失とスイッチング損失が発生し、電力損失が大きくなる。
以下、本実施の形態の種々の変更例について説明する。図8は、本実施の形態の変更例を示す回路ブロック図であって、図1と対比される図である。図8を参照して、この変更例が実施の形態と異なる点は、バッテリ52の代わりに電気二重層コンデンサ60が設けられている点である。この変更例では、実施の形態と比べ、装置の小型化、低価格化、低損失化を図ることができる。
図9は、本実施の形態の他の変更例を示す回路ブロック図であって、図1と対比される図である。図9を参照して、この変更例が実施の形態と異なる点は、インバータ15Aおよび燃料電池54Aが追加されている点である。インバータ15Aおよび燃料電池54Aは、それぞれインバータ15および燃料電池54と同じである。電源転流式のインバータ15Aは、出力端子T4に現れる交流電圧VOに同期して動作し、燃料電池54Aで生成された直流電力を交流電力に変換して出力端子T4に出力する。
この変更例では、実施の形態と同じ効果が得られる他、1台の燃料電池が故障した場合でも、もう1台の燃料電池によって運転を継続することができる。さらに、複数組のインバータおよび燃料電池を複数の場所に分散配置することができ、装置のレイアウトの自由度が高くなる。なお、この変更例では、2組のインバータおよび燃料電池を設けたが、3組以上のインバータおよび燃料電池を設けてもよい。1組のインバータ15および燃料電池54を複数組の副インバータおよび副燃料電池に分割して分散配置しても構わない。
図10は、本実施の形態のさらに他の変更例を示す回路ブロック図であって、図9と対比される図である。図10を参照して、この変更例が図9の変更例と異なる点は、燃料電池54Aが太陽電池61で置換されている点である。太陽電池61の出力が大きいとき(たとえば昼間)は燃料電池54の出力を小さくし、太陽電池61の出力が小さいとき(たとえば夜間)は燃料電池54の出力を大きくする。この変更例では、実施の形態と同じ効果が得られる他、燃料電池54の燃料消費量を小さく抑制することができる。
なお、この変更例では、2種類の直流電源(燃料電池54と太陽電池61)と2つのインバータ15,15Aを設けたが、3種類以上の直流電源と3つ以上のインバータを設けても構わない。1組のインバータ15および燃料電池54を複数組の副インバータおよび副燃料電池に分割して分散配置し、1組のインバータ15Aおよび太陽電池61を複数組の副インバータおよび副太陽電池に分割して分散配置しても構わない。
図11は、本実施の形態のさらに他の変更例を示す回路ブロック図であって、図1と対比される図である。図11を参照して、この変更例が実施の形態と異なる点は、スイッチ62,63が追加されている点である。スイッチ62は、直流端子T5とインバータ15の入力ノードとの間に接続され、制御回路18によって制御される。スイッチ63は、直流端子T5と双方向チョッパ5のバッテリ52側の入力ノードとの間に接続され、制御回路18によって制御される。スイッチ6,62,63は切換回路を構成する。
第1の給電モード時において商用交流電源51からの交流電圧VIが正常である場合は、スイッチ1,6,12,14,62がオンされ、スイッチ63がオフされ、商用交流電源51からスイッチ14を介して負荷53に交流電力が供給される。燃料電池54から供給される直流電力がインバータ15によって交流電力に変換されて負荷53に供給される。商用交流電源51から供給される交流電力はコンバータ4によって直流電力に変換され、その直流電力は双方向チョッパ5およびスイッチ6を介してバッテリ52に蓄えられる。インバータ9は、交流電圧VOを出力し、電流をほとんど出力しないスタンバイ状態にされる。
第1の給電モード時において商用交流電源51からの交流電圧VIが異常になった場合は、スイッチ1,14がオフされ、バッテリ52の直流電力がスイッチ6および双方向チョッパ5を介してインバータ9に供給され、インバータ9によって交流電力に変換されて負荷53に供給される。燃料電池54から供給される直流電力がインバータ15によって交流電力に変換されて負荷53に供給される。
ここまでの動作は、実施の形態で説明した通りである。バッテリ52の端子間電圧VBが低下して、定格電圧と放電終止電圧の間の下限電圧(予め定められた電圧)に到達すると、スイッチ6,62がオフされるとともにスイッチ63がオンされる。これにより、燃料電池54で生成された直流電力がスイッチ63および双方向チョッパ5を介してインバータ9に供給され、インバータ9によって交流電力に変換されて負荷53に供給される。燃料電池54からインバータ15への電力供給は停止され、インバータ15の運転は停止される。
この変更例では、バッテリ52の端子間電圧VBが低下して下限電圧に到達した場合は、燃料電池54で生成された直流電力を双方向チョッパ5を介してインバータ9に供給するので、停電が長時間続く場合でも負荷53の運転を継続することができる。
図12は、本実施の形態のさらに他の変更例を示す回路ブロック図であって、図3と対比される図である。図12を参照して、この変更例が実施の形態と異なる点は、インバータ15がインバータ15Bで置換されている点である。インバータ15Bは、インバータ15のリアクトル21a〜21cを三相変圧器30で置換したものである。サイリスタS1〜S3のカソードは、三相変圧器30の1次巻線31の3つの端子にそれぞれ接続される。三相変圧器30の2次巻線32の3つの端子はそれぞれ出力端子T4a〜T4cに接続される。
1次巻線31と2次巻線32は、互いに電磁結合しているが、互いに絶縁されている。2次巻線32の巻回数は、1次巻線31の巻回数よりも大きい。三相変圧器30は、サイリスタS1〜S6によって生成される三相交流電圧を昇圧して出力端子T4a〜T4cに供給する。この変更例では、実施の形態と同じ効果が得られる他、燃料電池54の出力電圧が低い場合でも、商用交流電源51と連系して負荷53に三相交流電力を供給することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
T1 入力端子、T2,T2a〜T2c バイパス端子、T3 バッテリ端子、T4,T4a〜T4c 出力端子、T5,T5A 直流端子、1,6,12,12a〜12c,14,14a〜14c,62,63 スイッチ、2 ヒューズ、3,10,10a〜10c,21a〜21c リアクトル、4 コンバータ、5 双方向チョッパ、7 直流母線、8,11,11a〜11c コンデンサ、9,15,15A インバータ、13 半導体スイッチ、16 異常検出器、17 操作部、18,22 制御回路、S1〜S6 サイリスタ、20a〜20c 電流検出器、23 電流指令部、24 インバータ制御部、25 制御信号生成部、26 制御電源、30 変圧器、31 1次巻線、32 2次巻線、51 商用交流電源、52 バッテリ、53 負荷、54,54A 燃料電池、55 バイパス交流電源、60 電気二重層コンデンサ、61 太陽電池。

Claims (15)

  1. 交流電源から供給される交流電力と直流電源から供給される直流電力とを受け、交流電力を負荷に供給する第1の給電モードを有する電力変換システムであって、
    前記負荷に接続される出力端子と、
    第1の端子が前記交流電源から供給される交流電力を受け、第2の端子が前記出力端子に接続されたスイッチと、
    前記交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
    前記コンバータによって生成された直流電力または電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換して前記出力端子に出力する第1のインバータと、
    前記出力端子に現れる交流電圧に同期して動作し、前記直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して前記出力端子に出力する電源転流式の第2のインバータと、
    前記交流電源からの交流電圧が異常になったことを検出する異常検出器と、
    前記異常検出器の検出結果に基づいて前記電力変換システムを制御する第1の制御回路とを備え、
    前記第1の給電モード時において前記交流電源からの交流電圧が正常である場合は、前記スイッチがオンされ、前記交流電源から前記スイッチを介して前記負荷に交流電力が供給されるとともに、前記直流電源から供給される直流電力が前記第2のインバータによって交流電力に変換されて前記負荷に供給され、前記交流電源から供給される交流電力が前記コンバータによって直流電力に変換されて前記電力貯蔵装置に蓄えられ、
    前記第1の給電モード時において前記交流電源からの交流電圧が異常になった場合は、前記スイッチがオフされ、前記電力貯蔵装置の直流電力が前記第1のインバータによって交流電力に変換されて前記スイッチを介さずに前記負荷に供給されるとともに、前記直流電源から供給される直流電力が前記第2のインバータによって交流電力に変換されて前記負荷に供給され、
    前記第2のインバータは、
    アノードが前記直流電源の正極に接続され、カソードが前記出力端子に接続された第1のサイリスタと、
    アノードが前記第1のサイリスタのカソードに接続され、カソードが前記直流電源の負極に接続された第2のサイリスタと、
    前記出力端子に現れる交流電圧に同期して前記第1および第2のサイリスタを交互に点弧させる第2の制御回路とを含み、
    前記第2の制御回路は、
    前記第1のサイリスタのゲートにパルス信号を与えて前記第1のサイリスタを点弧させた後、予め定められた時間だけ複数のパルス信号を前記第1のサイリスタのゲートに与え続け、
    前記第2のサイリスタのゲートにパルス信号を与えて前記第2のサイリスタを点弧させた後、予め定められた時間だけ複数のパルス信号を前記第2のサイリスタのゲートに与え続け、
    前記第1および第2のサイリスタは交互にオンされる、電力変換システム。
  2. 交流電源から供給される交流電力と直流電源から供給される直流電力とを受け、交流電力を負荷に供給する第1の給電モードを有する電力変換システムであって、
    前記負荷に接続される出力端子と、
    第1の端子が前記交流電源から供給される交流電力を受け、第2の端子が前記出力端子に接続されたスイッチと、
    前記交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
    前記コンバータによって生成された直流電力または電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換して前記出力端子に出力する第1のインバータと、
    前記出力端子に現れる交流電圧に同期して動作し、前記直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して前記出力端子に出力する電源転流式の第2のインバータと、
    前記交流電源からの交流電圧が異常になったことを検出する異常検出器と、
    前記異常検出器の検出結果に基づいて前記電力変換システムを制御する第1の制御回路と、
    記第1の給電モード時において前記交流電源からの交流電圧が異常になった場合において、前記電力貯蔵装置の端子間電圧が低下して予め定められた電圧に到達したことに応じて、前記電力貯蔵装置と前記第1のインバータとを電気的に切り離すとともに前記直流電源と前記第2のインバータとを電気的に切り離し、前記直流電源から供給される直流電力を前記第1のインバータに与える切換回路を備え、
    前記第1の給電モード時において前記交流電源からの交流電圧が正常である場合は、前記スイッチがオンされ、前記交流電源から前記スイッチを介して前記負荷に交流電力が供給されるとともに、前記直流電源から供給される直流電力が前記第2のインバータによって交流電力に変換されて前記負荷に供給され、前記交流電源から供給される交流電力が前記コンバータによって直流電力に変換されて前記電力貯蔵装置に蓄えられ、
    前記第1の給電モード時において前記交流電源からの交流電圧が異常になった場合は、前記スイッチがオフされ、前記電力貯蔵装置の直流電力が前記第1のインバータによって交流電力に変換されて前記スイッチを介さずに前記負荷に供給されるとともに、前記直流電源から供給される直流電力が前記第2のインバータによって交流電力に変換されて前記負荷に供給され、
    前記第1のインバータは、前記直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給する、電力変換システム。
  3. さらに、前記交流電源から供給される交流電力を受け、交流電力を前記負荷に供給する第2の給電モードを有し、
    前記第2の給電モード時には前記第2のインバータが非活性化され、
    前記第2の給電モード時において前記交流電源からの交流電圧が正常である場合は、前記スイッチがオフされ、前記交流電源から供給される交流電力が前記コンバータによって直流電力に変換され、その直流電力が前記第1のインバータによって交流電力に変換されて前記負荷に供給されるとともに、前記コンバータによって生成された直流電力が前記電力貯蔵装置に蓄えられ、
    前記第2の給電モード時において前記交流電源からの交流電圧が異常になった場合は、前記電力貯蔵装置の直流電力が前記第1のインバータによって交流電力に変換されて前記負荷に供給される、請求項1または請求項2に記載の電力変換システム。
  4. 前記第2の給電モード時において前記第1のインバータが故障した場合には前記スイッチがオンされ、前記交流電源から前記スイッチを介して前記負荷に交流電力が供給される、請求項に記載の電力変換システム。
  5. 前記第2の制御回路は、
    前記第1のサイリスタのゲートを活性化レベルにして前記第1のサイリスタを点弧させた後、前記第1のサイリスタのゲートを予め定められた時間だけ活性化レベルに維持し、
    前記第2のサイリスタのゲートを活性化レベルにして前記第2のサイリスタを点弧させた後、前記第2のサイリスタのゲートを前記予め定められた時間だけ活性化レベルに維持し、
    前記第1および第2のサイリスタは交互にオンされる、請求項に記載の電力変換システム。
  6. 前記第2のインバータは、さらに、前記第1のサイリスタのカソードと前記出力端子との間に接続されたリアクトルを含む、請求項に記載の電力変換システム。
  7. 前記第2のインバータは、さらに、前記第1のサイリスタのカソードと前記出力端子との間に設けられた変圧器を含む、請求項に記載の電力変換システム。
  8. 前記直流電源は燃料電池である、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電力変換システム。
  9. 前記直流電源は太陽電池である、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電力変換システム。
  10. 前記直流電源は複数の副直流電源を含み、
    前記第2のインバータは、それぞれ前記複数の副直流電源に対応して設けられた複数の副インバータを含み、
    各副インバータは、前記出力端子に接続され、対応する副直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して前記出力端子に出力する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電力変換システム。
  11. 前記複数の副直流電源は、燃料電池および太陽電池を含む、請求項10に記載の電力変換システム。
  12. 前記電力貯蔵装置はバッテリである、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の電力変換システム。
  13. 前記電力貯蔵装置は電気二重層コンデンサである、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の電力変換システム。
  14. 交流電源から供給される交流電力と直流電源から供給される直流電力とを受け、交流電力を負荷に供給する電力変換システムであって、
    前記交流電源から供給される交流電力を受ける入力端子と、
    前記負荷に接続される出力端子と、
    前記入力端子および前記出力端子間に接続され、前記交流電源からの交流電圧が正常である第1の場合はオンされ、前記交流電源からの交流電圧が異常になった第2の場合はオフされるスイッチと、
    前記第1の場合に活性化され、前記交流電源から前記入力端子を介して供給される交流電力を直流電力に変換して電力貯蔵装置に蓄えるコンバータと、
    前記第2の場合に活性化され、前記電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換して前記スイッチを介さずに前記出力端子に出力する第1のインバータと、
    前記出力端子に現れる交流電圧に同期して動作し、前記直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して前記出力端子に出力する電源転流式の第2のインバータとを備え
    前記第2のインバータは、
    アノードが前記直流電源の正極に接続され、カソードが前記出力端子に接続された第1のサイリスタと、
    アノードが前記第1のサイリスタのカソードに接続され、カソードが前記直流電源の負極に接続された第2のサイリスタと、
    前記出力端子に現れる交流電圧に同期して前記第1および第2のサイリスタを交互に点弧させる第2の制御回路とを含み、
    前記第2の制御回路は、
    前記第1のサイリスタのゲートにパルス信号を与えて前記第1のサイリスタを点弧させた後、予め定められた時間だけ複数のパルス信号を前記第1のサイリスタのゲートに与え続け、
    前記第2のサイリスタのゲートにパルス信号を与えて前記第2のサイリスタを点弧させた後、予め定められた時間だけ複数のパルス信号を前記第2のサイリスタのゲートに与え続け、
    前記第1および第2のサイリスタは交互にオンされる、電力変換システム。
  15. 交流電源から供給される交流電力と直流電源から供給される直流電力とを受け、交流電力を負荷に供給する電力変換システムであって、
    前記交流電源から供給される交流電力を受ける入力端子と、
    前記負荷に接続される出力端子と、
    前記入力端子および前記出力端子間に接続され、前記交流電源からの交流電圧が正常である第1の場合はオンされ、前記交流電源からの交流電圧が異常になった第2の場合はオフされるスイッチと、
    前記第1の場合に活性化され、前記交流電源から前記入力端子を介して供給される交流電力を直流電力に変換して電力貯蔵装置に蓄えるコンバータと、
    前記第2の場合に活性化され、前記電力貯蔵装置の直流電力を交流電力に変換して前記スイッチを介さずに前記出力端子に出力する第1のインバータと、
    前記出力端子に現れる交流電圧に同期して動作し、前記直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して前記出力端子に出力する電源転流式の第2のインバータと、
    前記第2の場合において、前記電力貯蔵装置の端子間電圧が低下して予め定められた電圧に到達したことに応じて、前記電力貯蔵装置と前記第1のインバータとを電気的に切り離すとともに前記直流電源と前記第2のインバータとを電気的に切り離し、前記直流電源から供給される直流電力を前記第1のインバータに与える切換回路とを備え、
    前記第1のインバータは、前記直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給する、電力変換システム。
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