JP6506394B2 - 無停電電源装置 - Google Patents

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Description

この発明は無停電電源装置に関し、特に、交流電源と負荷の間に並列接続される複数の無停電電源部を備えた無停電電源装置に関する。
特開2011−188706号公報(特許文献1)には、交流電源と負荷の間に並列接続される複数の無停電電源部を備えた無停電電源装置が開示されている。この無停電電源装置では、複数の無停電電源部のうちの負荷電流を供給するために必要なn個(ただし、nは正の整数である)の無停電電源部が選択され、選択されたn個の無停電電源部から負荷に電流が供給され、残りの各無停電電源部の運転は停止される。負荷電流が増大し、n個の無停電電源部によって負荷電流を分担することができなくなった場合には、もう1個の無停電電源部が起動され、(n+1)個の無停電電源部から負荷に電流が供給される。
特開2011−188706号公報
しかし、従来の無停電電源装置では、負荷電流が増大した後に無停電電源部を起動させていたので、負荷変動に対する応答速度が遅いという問題があった。
さらに、n個の無停電電源部のうちの1個の無停電電源部が故障した場合には、正常な無停電電源部を起動させることが考えられる。この場合でも故障が発生した後に無停電電源部を起動させると、故障発生に対する応答速度が遅くなってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、負荷変動および故障発生に対する応答速度が速い無停電電源装置を提供することである。
この発明に係る無停電電源装置は、交流電源と負荷の間に並列接続される複数の無停電電源部と、負荷電流を検出する電流検出器と、電流検出器の検出結果に基づいて、複数の無停電電源部から負荷電流を供給するために必要な第1〜第nの無停電電源部を選択するとともに、第(n+1)の無停電電源部を選択する制御部とを備えたものである。nは正の整数である。第1〜第nの無停電電源部の各々は、負荷電流のn分の1の分担電流を負荷に供給する。第(n+1)の無停電電源部は、第1〜第nの無停電電源部の出力電圧に応じた値のカウンタ電圧を負荷に出力することにより、第1〜第nの無停電電源部および負荷と電流を授受しない状態で待機する。
この発明に係る無停電電源装置では、負荷電流を供給するために必要な第1〜第nの無停電電源部が選択されるとともに、第(n+1)の無停電電源部が選択され、第(n+1)の無停電電源部は、第1〜第nの無停電電源部の出力電圧に応じた値のカウンタ電圧を出力することにより、第1〜第nの無停電電源部および負荷と電流を授受しない状態で待機する。したがって、負荷電流が増大した場合、および第1〜第nの無停電電源部のうちの1個の無停電電源部が故障した場合には、第(n+1)の無停電電源部の出力電流を増大させることにより、故障発生に迅速に対応することができる。よって、負荷変動および故障発生に対する応答速度が速い無停電電源装置を実現することができる。
この発明の実施の形態1による無停電電源装置の構成を示す回路ブロック図である。 図1に示したUPSモジュールの構成を示す回路ブロック図である。 図2に示した制御部のうちのインバータの制御に関連する部分の構成を示すブロック図である。 図1に示したバイパスモジュールの構成を示す回路ブロック図である。 図1に示した無停電電源装置の動作を例示するタイムチャートである。 この発明の実施の形態2による無停電電源装置の動作を例示するタイムチャートである。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による無停電電源装置1の構成を示す回路ブロック図である。この無停電電源装置1は、商用交流電源51から商用周波数の三相交流電力を受け、商用周波数の三相交流電力を負荷52に供給するものであるが、図面および説明の簡単化のため、図1では一相に関連する部分のみが示されている。
図1において、この無停電電源装置1は、入力端子TI、出力端子TO、バッテリ端子TB、バイパススイッチ2、バイパスモジュール3、N個のUPS(Uninterruptible Power Supply)モジュール(無停電電源部)U1〜UN、電流検出器4、および通信回線5を備える。Nは、2以上の整数である。
入力端子TIは、商用交流電源51から供給される交流電力を受ける。出力端子TOは、負荷52に接続される。負荷52は、無停電電源装置1から供給される交流電力によって駆動される。バッテリ端子TBは、バッテリ53(電力貯蔵装置)に接続される。バッテリ53の代わりにコンデンサが接続されていても構わない。バッテリ53は、直流電力を蓄える。
バイパスモジュール3は、入力端子3aおよび出力端子3bを含む。UPSモジュールU1〜UNの各々は、入力端子T1、出力端子T2、およびバッテリ端子T3を含む。バイパススイッチ2の一方端子、バイパスモジュール3の入力端子3a、およびUPSモジュールU1〜UNの入力端子T1は、ともに入力端子TIに接続される。
バイパススイッチ2の他方端子、バイパスモジュール3の出力端子3b、およびUPSモジュールU1〜UNの出力端子T2はともにノードN1に接続され、ノードN1は出力端子TOに接続される。UPSモジュールU1〜UNのバッテリ端子T3は、ともにバッテリ端子TBに接続される。
電流検出器4は、ノードN1と出力端子TOの間に流れる交流電流(すなわち負荷電流)の瞬時値を検出し、検出値を示す信号を出力する。バイパスモジュール3とUPSモジュールU1〜UNは、通信回線5によって互いに結合されている。各モジュールは、他のモジュールと通信回線5を介して種々の情報、信号を授受する。
バイパスモジュール3内の制御部は、電流検出器4の検出結果に基づいて、N個のUPSモジュールU1〜UNのうちの負荷電流ILを供給するために必要なn個のUPSモジュールU1〜Unを選択するとともに、予備のUPSモジュールU(n+1)を選択する。nは、1以上でN以下の整数である。n=Nである場合は、予備のUPSモジュールは選択されない。
選択されたn個のUPSモジュールU1〜Unの各々は、負荷電流ILのn分の1の分担電流Isを負荷52に供給する。予備のUPSモジュールU(n+1)は、UPSモジュールU1〜Unの出力電圧に応じた値のカウンタ電圧を負荷52に出力することにより、UPSモジュールU1〜Unおよび負荷52と電流を授受しない状態で待機する。UPSモジュールU(n+1)からUPSモジュールU1〜Unおよび負荷52への電流の流出を防止し、かつUPSモジュールU1〜Unおよび負荷52からUPSモジュールU(n+1)への電流の流入を防止するように、カウンタ電圧が調整される。
負荷電流ILが増大して分担電流Isが上限値を超えた場合には、予備のUPSモジュールU(n+1)が負荷52に対する電流の出力を開始し、負荷電流ILは(n+1)個のUPSモジュールU1〜U(n+1)によって分担される。UPSモジュールU1〜U(n+1)の各々は、負荷電流ILの(n+1)分の1の分担電流Isを負荷52に供給する。したがって、負荷電流ILの増大に迅速に対応することができる。
UPSモジュールU1〜Unのうちのいずれか1個のUPSモジュールが故障した場合には、予備のUPSモジュールU(n+1)は、故障したUPSモジュールの代わりに、負荷電流ILのn分の1の分担電流Isを負荷52に供給する。UPSモジュールU1〜Unのうちの2個以上のUPSモジュールが故障した場合には、バイパススイッチ2がオンされ、商用交流電源51からの交流電力がスイッチ2を介して負荷52に供給される。したがって、故障発生に迅速に対応することができる。
ここで、カウンタ電圧について説明する。UPSモジュールU1〜U(n+1)の出力電圧は交流電圧であるが、ある瞬間ではUPSモジュールU1〜U(n+1)の出力電圧を直流電圧とみなすことができる。UPSモジュールU1〜U(n+1)の出力電圧が正電圧である期間では、UPSモジュールU1〜U(n+1)の出力電圧を(n+1)個のダイオードのアノードに与え、(n+1)個のダイオードのカソードをともに負荷52に接続した等価回路が考えられる。
UPSモジュールU(n+1)の出力電圧をUPSモジュールU1〜Unの出力電圧と同じ値に設定すると、(n+1)個のダイオードがともにオンし、UPSモジュールU1〜U(n+1)から(n+1)個のダイオードを介して負荷52に電流が流れる。UPSモジュールU(n+1)の出力電圧を徐々に下げて行くと、UPSモジュールU(n+1)に対応するダイオードがオフし、UPSモジュールU1〜Unから負荷52に電流は流れるが、UPSモジュールU(n+1)から負荷52に電流は流れない。UPSモジュールU(n+1)に対応するダイオードがオフしたときの電圧がカウンタ電圧に対応している。
UPSモジュールU(n+1)の出力電圧をカウンタ電圧よりも高くしてUPSモジュールU(n+1)に対応するダイオードを再度オンさせると、UPSモジュールU1〜U(n+1)から負荷52に電流が流れる。したがって、UPSモジュールU(n+1)の出力電圧をカウンタ電圧に維持して待機しておけば、UPSモジュールU(n+1)の出力電圧を上げることにより、UPSモジュールU(n+1)から負荷52への電流の供給を迅速に開始することができる。
同様に、UPSモジュールU1〜U(n+1)の出力電圧が負電圧である期間では、UPSモジュールU1〜U(n+1)の出力電圧を(n+1)個のダイオードのカソードに与え、(n+1)個のダイオードのアノードをともに負荷52に接続した等価回路が考えられる。
UPSモジュールU(n+1)の出力電圧をUPSモジュールU1〜Unの出力電圧と同じ値に設定すると、(n+1)個のダイオードがともにオンし、負荷52から(n+1)個のダイオードを介してUPSモジュールU1〜U(n+1)に電流が流れる。UPSモジュールU(n+1)の出力電圧を徐々に上げて行くと、UPSモジュールU(n+1)に対応するダイオードがオフし、負荷52からUPSモジュールU1〜Unに電流は流れるが、負荷52からUPSモジュールU(n+1)に電流は流れない。UPSモジュールU(n+1)に対応するダイオードがオフしたときの電圧がカウンタ電圧に対応している。
UPSモジュールU(n+1)の出力電圧をカウンタ電圧よりも下げてUPSモジュールU(n+1)に対応するダイオードを再度オンさせると、負荷52からUPSモジュールU1〜U(n+1)に電流が流れる。したがって、UPSモジュールU(n+1)の出力電圧をカウンタ電圧に維持して待機しておけば、UPSモジュールU(n+1)の出力電圧を下げることにより、UPSモジュールU(n+1)から負荷52への負電流の供給を迅速に開始することができる。以下、この無停電電源装置1の構成および動作について詳細に説明する。
図2は、UPSモジュールUnの構成を示す回路ブロック図である。UPSモジュールUnは、三相交流電力を受けて三相交流電力を出力するものであるが、図面および説明の簡単化のため、図2では一相の交流電力に関連する部分のみが示されている。図2において、このUPSモジュールUnは、入力端子T1、出力端子T2、バッテリ端子T3、ヒューズF1〜F3、スイッチS1〜S3、コンデンサC1〜C3、リアクトルL1〜L3、コンバータ11、直流母線B1、インバータ12、双方向チョッパ13、電流検出器CD1〜CD3、制御部14、および通信部15を備える。入力端子T1、出力端子T2、およびバッテリ端子T3は、図1で説明した通りである。
スイッチS1の一方端子はヒューズF1を介して入力端子T1に接続され、その他方端子はリアクトルL1を介してコンバータ11の入力ノードに接続される。コンデンサC1は、スイッチS1の他方端子に接続される。コンバータ11の出力ノードは、直流母線B1を介してインバータ12の入力ノードに接続されるとともに、双方向チョッパ13の一方入出力ノードに接続される。コンデンサC3は、直流母線B1に接続される。UPSモジュールU1〜UNの直流母線B1は、互いに接続されている。
インバータ12の出力ノードはリアクトルL2を介してスイッチS2の一方端子に接続され、スイッチS2の他方端子はヒューズF2を介して出力端子T2に接続される。コンデンサC2は、スイッチS2の一方端子に接続される。スイッチS3の一方端子はヒューズF3を介してバッテリ端子T3に接続され、その他方端子はリアクトルL3を介して双方向チョッパ13の他方入出力ノードに接続される。
ヒューズF1は、過電流が流れた場合にブローされ、コンバータ11などを保護する。スイッチS1は、制御部14によって制御され、商用交流電源51から交流電力が供給されている通常時はオンされ、商用交流電源51からの交流電力の供給が停止された停電時はオフされる。
コンデンサC1およびリアクトルL1は交流フィルタを構成する。交流フィルタは、ローパスフィルタであり、商用交流電源51から供給される商用周波数の交流電力を通過させ、コンバータ11で発生するスイッチング周波数の信号を遮断する。
コンバータ11は、制御部14によって制御され、商用交流電源51から交流電力が供給されている通常時は、商用交流電源51からの交流電力を直流電力に変換し、その直流電力を直流母線B1を介してインバータ12および双方向チョッパ13に与える。コンバータ11は、直流母線B1の直流電圧VDが目標直流電圧VDTに一致するように、直流電流を直流母線B1に出力する。商用交流電源51からの交流電力の供給が停止された停電時は、コンバータ11の運転は停止される。コンデンサC3は、直流母線B1の直流電圧VDを平滑化および安定化させる。
ヒューズF3は、過電流が流れた場合にブローされ、バッテリ53、双方向チョッパ13などを保護する。スイッチS3は、通常はオンされ、たとえばバッテリ53のメンテナンス時にオフされる。リアクトルL3は、ローパスフィルタであり、直流電力を通過させ、双方向チョッパ13で発生するスイッチング周波数の信号を遮断する。
双方向チョッパ13は、制御部14によって制御され、通常時はコンバータ11によって生成された直流電力をバッテリ53に蓄え、停電時はバッテリ53の直流電力をインバータ12に供給する。双方向チョッパ13は、通常時は、バッテリ53の端子間電圧VBが目標直流電圧VBTになるように、バッテリ53に直流電流を供給する。双方向チョッパ13は、停電時は、直流母線B1の直流電圧VDが目標直流電圧VDTに一致するように、直流電流を直流母線B1に出力する。
インバータ12は、制御部14によって制御される。インバータ12は、対応するUPSモジュールUnが負荷電流ILを供給するために必要なUPSモジュールとして選択された場合は、分担電流Isを負荷52に出力する。このとき、インバータ12は、通常時はコンバータ11によって生成された直流電力を商用周波数の交流電力に変換して負荷52に供給し、停電時はバッテリ53から双方向チョッパ13を介して供給される直流電力を商用周波数の交流電力に変換して負荷52に供給する。
インバータ12は、対応するUPSモジュールUnが予備のUPSモジュールとして選択された場合には、他のUPSモジュールの出力電圧に対抗するカウンタ電圧を出力し、他のUPSモジュールおよび負荷52と電流を授受しない待機状態にされる。換言すると、このときインバータ12は、カウンタ電圧を出力し、0Aを出力する。
リアクトルL2およびコンデンサC2は交流フィルタを構成する。交流フィルタは、ローパスフィルタであり、インバータ12によって生成された商用周波数の交流電力を通過させ、インバータ12で発生するスイッチング周波数の信号を遮断する。換言すると、交流フィルタは、インバータ12の出力電圧の波形を正弦波に整形する。
スイッチS2は、制御部14によって制御される。スイッチS2は、対応するUPSモジュールUnが負荷電流ILを供給するために必要なUPSモジュールとして選択された場合には、オンされる。さらにスイッチS2は、対応するUPSモジュールUnが予備のUPSモジュールとして選択された場合には、オンされる。それ以外の場合、スイッチS2はオフされる。スイッチS2がオフされると、UPSモジュールUnは、負荷52に対してハイ・インピーダンス状態にされる。UPSモジュールU1〜UNのスイッチS2は、N個のUPSモジュールU1〜UNのうちの選択された(n+1)個のUPSモジュールU1〜U(n+1)を負荷52に対して並列接続し、残りの各UPSモジュールを負荷52から電気的に切り離す切換回路を構成する。
入力端子T1の交流電圧VI(すなわち商用交流電源51から供給される交流電圧)と、出力端子T2の交流電圧VO(すなわち出力電圧)と、バッテリ端子T3の直流電圧VB(すなわちバッテリ53の端子間電圧)と、直流母線B1の直流電圧VDとは、制御部14に与えられる。
電流検出器CD1は、リアクトルL1に流れる交流電流(すなわちコンバータ11の入力電流)の瞬時値を検出し、その検出値を示す信号を制御部14に与える。電流検出器CD2は、リアクトルL2に流れる交流電流(すなわちインバータ12の出力電流)の瞬時値を検出し、その検出値を示す信号を制御部14に与える。電流検出器CD3は、リアクトルL3に流れる直流電流(すなわちバッテリ53に流れる直流電流)の瞬時値を検出し、その検出値を示す信号を制御部14に与える。
通信部15は、制御部14と通信回線5の間に設けられ、バイパスモジュール3および他のUPSモジュールとの間で種々の情報、信号を授受する。
制御部14は、インバータ12が正常であるか否かを判別し、インバータ12が故障したと判別した場合には故障検出信号を通信部15および通信回線5を介してバイパスモジュール3に出力する。
制御部14は、交流電圧VI,VOの瞬時値、直流電圧VB,VDの瞬時値、電流検出器CD1〜CD3の検出値、バイパスモジュール3から通信回線5および通信部15を介して供給される情報、信号(電流指令値、運転指令信号、停止指令信号など)に基づいて、コンバータ11、インバータ12、および双方向チョッパ13を制御する。
特に、制御部14は、入力端子T1の交流電圧VIの瞬時値、直流母線B1の直流電圧VDの瞬時値、電流検出器CD1の検出値、バイパスモジュール3からの電流指令値などに基づいて、コンバータ11を制御する。これにより、直流母線B1の直流電圧VDは、目標直流電圧VDTに維持される。
制御部14は、入力端子T1の交流電圧VIの瞬時値、直流母線B1の直流電圧VDの瞬時値、バッテリ端子T3の直流電圧VBの瞬時値、電流検出器CD3の出力信号、バイパスモジュール3からの電流指令値などに基づいて、双方向チョッパ13を制御する。これにより、バッテリ53の端子間電圧VBが目標直流電圧VBTに維持される。
制御部14は、入力端子T1の交流電圧VIの瞬時値、出力端子T2の交流電圧VOの瞬時値、電流検出器CD2の出力信号、バイパスモジュール3からの電流指令値などに基づいて、インバータ12を制御する。これにより、インバータ12の出力電流が分担電流Isまたは0Aに維持される。
図3は、制御部14のうちのインバータ12の制御に関連する部分の構成を示すブロック図である。図3において、制御部14は、電圧制御部21、電流制御部22、およびPWM(pulse width modulation)制御部23を含む。
電圧制御部21は、バイパスモジュール3からの電流指令値Icnと電流検出器CD2の検出値Ion(UPSモジュールUnの出力電流)との偏差を求め、その偏差がなくなるように電圧指令値Vcを生成する。電流制御部22は、出力電圧VOと電圧指令値Vcの偏差を求め、その偏差がなくなるように電流指令値Icを生成する。PWM制御部23は、入力端子T1の交流電圧VIに同期して、電流指令値Icに従ってPWM信号を生成し、そのPWM信号によってインバータ12を制御する。
バイパスモジュール3からの電流指令値Icnは、対応するUPSモジュールUnが負荷電流ILを供給するために必要なUPSモジュールとして選択された場合は分担電流Isに応じた値に設定され、対応するUPSモジュールUnが予備のUPSモジュールとして選択された場合は0Aに応じた値に設定される。
換言すると、インバータ12は、対応するUPSモジュールUnが負荷電流ILを供給するために必要なUPSモジュールとして選択された場合には、分担電流Isを出力する。インバータ12は、対応するUPSモジュールUnが予備のUPSモジュールとして選択された場合には、他のUPSモジュールの出力電圧VOに応じた値のカウンタ電圧を出力するとともに0Aを出力し、他のUPSモジュールおよび負荷52と電流を授受しない待機状態にされる。インバータ12は既に起動されて待機状態にされているので、電流指令値Icnが増大された場合にはインバータ12の出力電流は迅速かつスムーズに増大する。
図4は、バイパスモジュール3の構成を示す回路ブロック図である。バイパスモジュール3は、三相交流電力を受けて三相交流電力を出力するものであるが、図面および説明の簡単化のため、図4では一相の交流電力に関連する部分のみが示されている。図3において、バイパスモジュール3は、入力端子3a、出力端子3b、半導体スイッチ31、制御部32、および通信部33を含む。
半導体スイッチ31は、入力端子3aと出力端子3bの間に接続され、制御部32によってオン状態またはオフ状態にされる。半導体スイッチ31は、たとえば、互いに逆並列に接続された2つのサイリスタを含む。半導体スイッチ31は、トランジスタのような他の半導体素子で構成されていても構わない。通信部33は、制御部32と通信回線5の間に接続され、制御部32とUPSモジュールU1〜UNとの間で種々の情報、信号を授受する。
制御部32は、入力端子3aの交流電圧VI(商用交流電源51から供給される交流電圧)の瞬時値、出力端子3bの交流電圧VO(UPSモジュールU1〜UNの出力電圧)の瞬時値、バッテリ端子TBの直流電圧VB(バッテリ53の端子間電圧)の瞬時値、直流母線B1の直流電圧VD、電流検出器4の検出値(すなわち負荷電流IL)、UPSモジュールU1〜UNからの故障検出信号などに基づいて、UPSモジュールU1〜UN、半導体スイッチ31、およびバイパススイッチ2を制御する。
特に、制御部32は、入力電圧VIの瞬時値に基づいて、商用交流電源51から交流電力が正常に供給されているか否か(すなわち停電が発生したか否か)を判別し、判別結果を示す信号を通信部33を介してUPSモジュールU1〜UNの制御部14に送信する。
負荷電流Ilを供給するために必要であると選択されたUPSモジュールでは、停電が発生していない通常時は、商用交流電源51からの交流電力がコンバータ11によって直流電力に変換され、その直流電力が双方向チョッパ13を介してバッテリ53に蓄えられるとともに、インバータ12によって交流電力に変換されて負荷52に供給される。
停電が発生した場合は、コンバータ11の運転が停止され、バッテリ53の直流電力が双方向チョッパ13を介してインバータ12に供給され、インバータ12によって交流電力に変換されて負荷52に供給される。したがって、バッテリ53に直流電力が蓄えられている期間は負荷52の運転が継続される。
制御部32は、目標出力電圧VOTと出力電圧VOとの偏差を求め、その偏差がなくなるように電流指令値Icoを生成し、その電流指令値Icoを通信部33を介してUPSモジュールU1〜UNの制御部14に送信する。この電流指令値Icoは、上記の電流指令値Icnに加算されてインバータ12を制御するために使用される。
制御部32は、目標直流電圧VDTと直流電圧VDとの偏差を求め、その偏差がなくなるように電流指令値Icdを生成し、その電流指令値Icdを通信部33を介してUPSモジュールU1〜UNの制御部14に送信する。この電流指令値Icdは、コンバータ11および双方向チョッパ13を制御するために使用される。
制御部32は、目標直流電圧VBTと直流電圧VBとの偏差を求め、その偏差がなくなるように電流指令値Icbを生成し、その電流指令値Icbを通信部33を介してUPSモジュールU1〜UNの制御部14に送信する。この電流指令値Icbは、双方向チョッパ13を制御するために使用される。
さらに、制御部32は、電流検出器4の検出値(すなわち負荷電流IL)に基づいて、UPSモジュールU1〜UNのうちの負荷電流ILを供給するために必要なn個のUPSモジュールU1〜Unを選択するとともに、予備のUPSモジュールU(n+1)を選択する。制御部32は、通信部33を介して、UPSモジュールU1〜U(n+1)の制御部14に運転指令信号を出力するとともに、残りのUPSモジュールU(n+2)〜UNの制御部14に停止指令信号を出力する。これにより、UPSモジュールU1〜U(n+1)が運転され、UPSモジュールU(n+2)〜UNの運転は停止される。
制御部32は、負荷電流ILをnで除算してUPSモジュールU1〜Unの各々の分担電流Isを求め、その分担電流Isに応じた値の電流指令値Ic1〜Icnを生成し、生成した電流指令値Ic1〜Icnを通信部33を介してそれぞれUPSモジュールU1〜Unの制御部14に送信する。制御部32は、0Aに応じた値の電流指令値Ic(n+1)を生成し、その電流指令値Ic(n+1)を通信部33を介して予備のUPSモジュールU(n+1)の制御部14に出力する。
制御部32は、負荷電流ILが増大したため、負荷電流ILを供給するために必要なUPSモジュールの数が1個増えて(n+1)個になった場合は、(n+1)個のUPSモジュールU1〜U(n+1)を選択するとともに、予備のUPSモジュールU(n+2)を選択する。制御部32は、通信部33を介して、UPSモジュールU1〜Unに加えてUPSモジュールU(n+1)の制御部14にも運転指令信号を出力する。
制御部32は、増大した負荷電流ILを(n+1)で除算してUPSモジュールU1〜U(n+1)の各々の新たな分担電流Isを求め、その分担電流Isに応じた値の電流指令値Ic1〜Ic(n+1)を生成し、生成した電流指令値Ic1〜Ic(n+1)を通信部33を介してそれぞれUPSモジュールU1〜U(n+1)の制御部14に送信する。制御部32は、0Aに応じた値の電流指令値Ic(n+2)を生成し、その電流指令値Ic(n+2)を通信部33を介して予備のUPSモジュールU(n+2)の制御部14に出力する。これにより、増大した負荷電流ILは、(n+1)個のUPSモジュールU1〜U(n+1)によって分担され、1個のUPSモジュール(n+2)が待機状態にされる。
制御部32は、運転中のUPSモジュールU1〜Unのうちの1個のUPSモジュールから故障検出信号を受信した場合は、電流指令値Ic(n+1)を分担電流Isに応じた値に増大させ、その電流指令値Ic(n+1)を通信部33を介してUPSモジュールU(n+1)の制御部14に送信する。これにより、負荷電流ILは、n個のUPSモジュールによって分担される。この場合も、1個のUPSモジュール(n+2)が新たに待機状態にされる。
制御部32は、運転中のUPSモジュールU1〜Unのうちの2つ以上のUPSモジュールから故障検出信号を受信した場合は、UPSモジュールU1〜U(n+1)によって負荷電流ILを分担することはできないので、半導体スイッチ31およびバイパススイッチ2をオンさせ、所定時間後に半導体スイッチ31をオフさせる。これにより、商用交流電源51からの交流電力が負荷52に瞬時に供給され、負荷52の運転が継続される。所定時間後に半導体スイッチ31をオンさせるのは、半導体スイッチ31が過熱されて破損するのを防止するためである。
図5(a)〜(f)は、この無停電電源装置1の動作を例示するタイムチャートである。ここでは、N=5であり、UPSモジュールU1〜U5の各々の定格電流が100Aであるものとする。図5(a)〜(e)はそれぞれUPSモジュールU1〜U5の出力電流IO1〜IO5を示し、図5(f)はバイパススイッチ2のオン/オフ状態を示している。
初期状態では、負荷電流ILが180Aであるものとする。180Aを供給するためには、少なくとも2個のUPSモジュールが必要である。このため、バイパスモジュール3の制御部32は、負荷電流ILを供給するために必要な2個のUPSモジュールU1,U2を選択するとともに、予備のUPSモジュールU3を選択する。
制御部32は、UPSモジュールU1〜U3の各々に運転指令信号を送信するとともに、残りのUPSモジュールU4,U5の各々に停止指令信号を送信する。これにより、UPSモジュールU1〜U3が運転され、UPSモジュールU4,U5の運転は停止される。UPSモジュールU1〜U3では、インバータ12が運転され、スイッチS2がオンされる。UPSモジュールU4,U5では、インバータ12の運転が停止され、スイッチS2がオフされる。
制御部32は、負荷電流IL=180Aをn=2で除算して分担電流Is=90Aを求め、その分担電流Isに応じた値の電流指令値Ic1,Ic2を生成し、それらの電流指令値Ic1,Ic2をそれぞれUPSモジュールU1,U2に送信する。さらに制御部32は、0Aに応じた値の電流指令値Ic3を生成して予備のUPSモジュールU3に与える。
このため時刻t0では、UPSモジュールU1,U2の出力電流IO1,IO2はともに90Aになり、UPSモジュールU3の出力電流IO3は0Aになり、UPSモジュールU4,U5はともにハイ・インピーダンス状態(HiZ)になっている。つまり、UPSモジュールU3は、UPSモジュールU1,U2の出力電圧VOに対抗するカウンタ電圧を出力し、UPSモジュールU1,U2および負荷52と電流を授受しない待機状態になる。
次に時刻t1において、負荷電流ILが180Aから240Aに向かって増大するものとする。これに応じてUPSモジュールU1,U2の出力電流IO1,IO2が増大し、時刻t2においてIO1,IO2の各々が上限値IH=100Aを超えると、制御部32は、負荷電流ILをn=3で除算して分担電流Isを求め、その分担電流Isに応じた値の電流指令値Ic1〜Ic3を生成し、それらの電流指令値Ic1〜Ic3をそれぞれUPSモジュールU1〜U3に送信する。上限値IHは、UPSモジュールU1〜U5の各々の定格電流と同じ値でもよいし、定格電流よりも若干大きな値でも良いし、定格電流よりも若干小さな値でもよい。
時刻t3において、負荷電流ILが240Aに到達すると、分担電流Isは240/3=80Aとなり、UPSモジュールU1〜U3の出力電流IO1〜IO3はともに80Aになる。
さらに制御部32は、予備のUPSモジュールU4を選択し、そのUPSモジュールU4に運転指令信号を送信するとともに、0Aに応じた値の電流指令値Ic4を生成してUPSモジュールU4に送信する。これにより、UPSモジュールU4では、インバータ12が運転され、スイッチS2がオンされ、UPSモジュールU4の出力電流IO4は0Aになり、UPSモジュールU4は待機状態になる。
次に時刻t4において、UPSモジュールU3のインバータ12が故障したものとする。この場合は、UPSモジュールU3のスイッチS2がオフされ、UPSモジュールU3はハイ・インピーダンス状態にされる。UPSモジュールU3の制御部14は、故障検出信号φF3をバイパスモジュール3の制御部32に送信する。バイパスモジュール3の制御部32は、分担電流Is=80Aに応じた値の電流指令値Ic4をUPSモジュールU4に送信する。これにより、UPSモジュールU4の出力電流IO4が0Aから80Aに増大し、負荷電流IL=240AがUPSモジュールU1,U2,U4によって分担される。
さらに制御部32は、予備のUPSモジュールU5を選択し、そのUPSモジュールU5に運転指令信号を送信するとともに、0Aに応じた値の電流指令値Ic5を生成してUPSモジュールU5に送信する。これにより、UPSモジュールU5では、インバータ12が運転され、スイッチS2がオンされ、UPSモジュールU5の出力電流IO5は0Aになり、UPSモジュールU5は待機状態になる。
次に時刻t5において、UPSモジュールU1,U2のインバータ12が故障したものとする。この場合は、UPSモジュールU1,U2のスイッチS2がオフされ、UPSモジュールU1,U2はハイ・インピーダンス状態にされる。UPSモジュールU1,U2の制御部14は、故障検出信号φF1,φF2をバイパスモジュール3の制御部32に送信する。
バイパスモジュール3の制御部32は、全UPSモジュールU1〜U5に運転停止指令信号を送信するとともに、半導体スイッチ31およびバイパススイッチ2をオンさせ、所定時間後に半導体スイッチ31をオフさせる。これにより、UPSモジュールU1〜U5はともにハイ・インピーダンス状態にされ、商用交流電源51からバイパススイッチ2を介して負荷52に負荷電流IL=240Aが供給される。
なお、時刻t1において負荷電流ILが180Aから90Aに減少した場合は、UPSモジュールU1の出力電流IO1が90Aになり、UPSモジュールU2が待機状態にされ、UPSモジュールU3がハイ・インピーダンス状態にされる。
この実施の形態1では、n個のUPSモジュールU1〜Unに負荷電流ILを分担させるとともに予備のUPSモジュールU(n+1)を待機状態にし、負荷電流ILが増大した場合は予備のUPSモジュールU(n+1)の出力電流Ioを増大させて(n+1)個のUPSモジュールU1〜U(n+1)に負荷電流ILを分担させる。したがって、負荷電流ILが増大した場合でも迅速に対応することができ、負荷変動に対する応答速度が速い無停電電源装置1を実現できる。
運転中のUPSモジュールU1〜Unのうちのいずれか1個が故障した場合には、故障したUPSモジュールの代わりに待機中のUPSモジュールU(n+1)が分担電流Isを出力する。したがって、UPSモジュールの故障にも迅速に対応することができる。
運転中のUPSモジュールU1〜Unのうちの2個以上が故障した場合には、バイパススイッチ2をオンさせて商用交流電源51からの交流電力を負荷52に供給する。したがって、このような場合でも負荷52の運転を継続することができる。
なお、この実施の形態1では、UPSモジュールU1〜UNのうちのUPSモジュールU1〜U(n+1)を選択したが、これに限るものではなく、UPSモジュールU1〜UNのうちの任意の(n+1)個のUPSモジュールを選択してもよいことは言うまでもない。たとえば、3個のUPSモジュールを選択する場合は、U1〜U3に限らず、U1とU3とU5を選択しても構わない。
[実施の形態2]
実施の形態1では、負荷電流ILが変動せず、UPSモジュールが故障しない場合は、分担電流Isを出力するUPSモジュールU1〜Unと予備のUPSモジュール(n+1)との関係は固定されていた。この場合、UPSモジュールU1〜Unの負担がUPSモジュールU(n+1)よりも大きくなり、UPSモジュールU1〜Unの寿命がUPSモジュールU(n+1)よりも短くなる恐れがある。この実施の形態2では、この問題の解決が図られる。
この実施の形態2では、バイパスモジュール3の制御部32は、UPSモジュールU1〜Unの各々に分担電流Isを出力させ、UPSモジュールU(n+1)を待機状態にしている場合、UPSモジュールU1〜U(n+1)を所定周期で1つずつ順次選択する。制御部32は、たとえば、所定周期を検出するタイマーを含む。
制御部32は、選択したUPSモジュール用の電流指令値を徐々に減少させ、そのUPSモジュールの出力電流を0Aにするとともに、待機状態にされていたUPSモジュール用の電流指令値を徐々に増大させ、そのUPSモジュールの出力電流を分担電流Isにする。したがって、UPSモジュールU1〜U(n+1)を所定時間ずつ順次待機状態にすることができ、UPSモジュールU1〜U(n+1)の負担(すなわち寿命)を均等化することができる。
図6(a)〜(c)は、この無停電電源装置の動作を例示するタイムチャートである。図6(a)〜(c)は、それぞれUPSモジュールU1〜U3の出力電流IO1〜IO3を示している。ここでは、UPSモジュールの定格電流が100Aであり、負荷電流ILが180Aであり、2個のUPSモジュールがともに分担電流Is=90Aを出力し、予備の1個のUPSモジュールが待機状態にされて0Aを出力するものとする。
ある時刻t0において、UPSモジュールU1,U2がともに分担電流Is=90Aを出力し、UPSモジュールU3が0Aを出力しているものとする。バイパスモジュール3の制御部32は、UPSモジュールU1〜U3を所定周期(T1+T2)で1つずつ順次選択する。
時刻t1では、制御部32は、UPSモジュールU1を選択する。制御部32は、所定時間T1(時刻t1〜t2)を掛けて、選択したUPSモジュールU1用の電流指令値Ic1を徐々に減少させ、そのUPSモジュールU1の出力電流IO1を0Aにするとともに、待機状態にされていたUPSモジュールU3用の電流指令値Ic3を徐々に増大させ、そのUPSモジュールU3の出力電流IO3を分担電流Is=90Aにする。この間、IO1とIO3の和は、常に分担電流Is=90Aに維持される。
時刻t2から所定時間T2が経過した時刻t3において、制御部32は、UPSモジュールU2を選択する。制御部32は、所定時間T1(時刻t3〜t4)を掛けて、選択したUPSモジュールU2用の電流指令値Ic2を徐々に減少させ、そのUPSモジュールU2の出力電流IO2を0Aにするとともに、待機状態にされていたUPSモジュールU1用の電流指令値Ic1を徐々に増大させ、そのUPSモジュールU1の出力電流IO1を分担電流Is=90Aにする。この間、IO1とIO2の和は、常に分担電流Is=90Aに維持される。
この実施の形態2では、UPSモジュールU1〜U(n+1)を所定周期で1つずつ順次選択し、選択したUPSモジュールを待機状態にし、他のn個のUPSモジュールに負荷電流ILを分担させる。したがって、UPSモジュールU1〜U(n+1)の負担(すなわち寿命)を均等化することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明でなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 無停電電源装置、TI,T1 入力端子、TO,T2 出力端子、TB,T3 バッテリ端子、2 バイパススイッチ、3 バイパスモジュール、U1〜UN UPSモジュール、4,CD1〜CD3 電流検出器、5 通信回線、S1〜S3 スイッチ、C1〜C3 コンデンサ、L1〜L3 リアクトル、11 コンバータ、B1 直流母線、12 インバータ、13 双方向チョッパ、14,32 制御部、15,33 通信部、21 電圧制御部、22 電流制御部、23 PWM制御部、31 半導体スイッチ、51 商用交流電源、52 負荷、53 バッテリ。

Claims (9)

  1. 交流電源と負荷の間に並列接続される複数の無停電電源部と、
    負荷電流を検出する電流検出器と、
    前記電流検出器の検出結果に基づいて、前記複数の無停電電源部から前記負荷電流を供給するために必要な第1〜第nの無停電電源部を選択するとともに、第(n+1)の無停電電源部を選択する制御部とを備え、nは正の整数であり、
    前記複数の無停電電源部の各々は、
    前記交流電源と前記負荷との間で電力変換を行なうインバータと、
    前記インバータを前記負荷との間の電気的な接続状態を切り換えるスイッチとを備え、
    前記第1〜第nの無停電電源部の各々は、前記スイッチによって前記インバータが前記負荷に電気的に接続された状態で前記インバータが作動することによって前記負荷電流のn分の1の分担電流を前記負荷に供給し、
    前記第(n+1)の無停電電源部は、前記スイッチによって前記インバータが前記負荷に電気的に接続された状態で前記第1〜第nの無停電電源部の出力電圧に応じた値のカウンタ電圧を前記負荷に出力するように前記インバータが作動し続けることにより、前記第1〜第nの無停電電源部および前記負荷と電流を授受しない状態で待機し、
    前記複数の無停電電源部のうちの、前記第1〜第nの無停電電源部および前記第(n+1)の無停電電源部以外の残りの無停電電源部の各々は、前記スイッチによって前記インバータが前記負荷から電気的に切り離された状態で前記インバータが停止されることにより、前記第1〜第nの無停電電源部、前記第(n+1)の無停電電源部および前記負荷と電流を授受しない状態で待機し、
    前記第1〜第nの無停電電源部のうちのいずれか1個の無停電電源部が故障した場合には、前記第(n+1)の無停電電源部は、故障した無停電電源部の代わりに、前記負荷電流のn分の1の分担電流を前記負荷に供給し、
    さらに、前記交流電源と前記負荷の間に接続され、前記第1〜第nの無停電電源部のうちの2個以上の無停電電源部が故障した場合にオンするバイパススイッチを備える、無停電電源装置。
  2. 前記負荷電流が増大して前記分担電流が予め定められた上限値を超えた場合には、前記第(n+1)の無停電電源部は前記負荷に対する電流の出力を開始し、前記第1〜第(n+1)の無停電電源部の各々は、前記負荷電流の(n+1)分の1の分担電流を前記負荷に供給する、請求項1に記載の無停電電源装置。
  3. 前記制御部は、さらに、前記複数の無停電電源部から第(n+2)の無停電電源部を選択し、
    前記第(n+2)の無停電電源部は、前記第1〜第(n+1)の無停電電源部の出力電圧に応じた値のカウンタ電圧を前記負荷に出力することにより、前記第1〜第(n+1)の無停電電源部および前記負荷と電流を授受しない状態で待機する、請求項2に記載の無停電電源装置。
  4. 前記制御部は、さらに、前記複数の無停電電源部から第(n+2)の無停電電源部を選択し、
    前記第(n+2)の無停電電源部は、運転中のn個の無停電電源部の出力電圧に応じた値のカウンタ電圧を前記負荷に出力することにより、運転中のn個の無停電電源部および前記負荷と電流を授受しない状態で待機する、請求項1に記載の無停電電源装置。
  5. 前記制御部は、前記第1〜第(n+1)の無停電電源部を予め定められた周期で1個ずつ順次選択し、
    前記第1〜第(n+1)の無停電電源部のうちの選択された無停電電源部は、選択されないn個の無停電電源部の出力電圧に応じた値のカウンタ電圧を前記負荷に出力することにより、前記n個の無停電電源部および前記負荷と電流を授受しない状態で待機し、
    前記n個の無停電電源部は、前記負荷電流のn分の1の分担電流を前記負荷に供給する、請求項1に記載の無停電電源装置。
  6. 前記複数の無停電電源部の各々は、
    前記交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
    直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給するインバータとを含み、
    前記交流電源から交流電力が供給されている通常時は、前記コンバータによって生成された直流電力が前記インバータに供給されるとともに電力貯蔵装置に蓄えられ、
    前記交流電源からの交流電力の供給が停止された停電時は、前記電力貯蔵装置の直流電力が前記インバータに供給される、請求項1に記載の無停電電源装置。
  7. 前記第1〜第nの無停電電源部の各々に含まれる前記インバータは、前記負荷電流のn分の1の分担電流を前記負荷に供給し、
    前記第(n+1)の無停電電源部に含まれる前記インバータは、前記第1〜第nの無停電電源部の前記インバータの出力電圧に応じた値のカウンタ電圧を前記負荷に出力することにより、前記第1〜第nの無停電電源部の前記インバータおよび前記負荷と電流を授受しない状態で待機する、請求項6に記載の無停電電源装置。
  8. 前記制御部は、第1〜第(n+1)の電流指令値を生成してそれぞれ前記第1〜第(n+1)の無停電電源部に与え、
    前記第1〜第nの電流指令値はともに前記負荷電流のn分の1の分担電流に応じた値であり、前記第(n+1)の電流指令値は0Aに応じた値であり、
    前記第1〜第(n+1)の無停電電源部は、それぞれ前記第1〜第(n+1)の電流指令値に応じた値の電流を前記負荷に出力する、請求項1に記載の無停電電源装置。
  9. さらに、前記複数の無停電電源部のうちの前記第1〜第(n+1)の無停電電源部を前記負荷に対して並列接続し、残りの各無停電電源部を前記負荷から電気的に切り離す切換回路を備える、請求項1に記載の無停電電源装置。
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KR20210076340A (ko) * 2019-12-16 2021-06-24 주식회사 어니언소프트웨어 데이터센터 전력공급시스템 및 데이터센터 전력공급시스템의 전력공급방법

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