JP6577170B2 - 放射出口窓洗浄を伴う容器滅菌方法及び装置 - Google Patents

放射出口窓洗浄を伴う容器滅菌方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、容器、特にプラスチック材容器を滅菌する装置の運転方法に関し、また、プラスチック材容器を滅菌する装置に関する。この種の方法及び装置は、従来技術において古くから知られている。以前は、例えば過酸化水素又は過酢酸などの化学物質を用いて、この種の滅菌を行うことが通常であったが、近年では、この種の化学物質の使用を減らす試みがなされている。それゆえ、従来技術において、照射、例えばX線又は紫外線の照射、あるいは最近では特に電子などの電荷キャリアの照射によりプラスチック材容器を滅菌する方法も知られている。
この場合、特に、容器内の滅菌、すなわち、この種のプラスチック材容器の内壁の滅菌が難しい。その目的のために、この種のプラスチック材容器の内部に放射フィンガーを挿入して、プラスチック材容器の内壁に対して電子を作用させる方法が知られている。
そのため、この種の装置は、電子発生デバイス又は電荷キャリア発生デバイスを備え、通常は電荷キャリアを加速させる加速デバイスを、特に真空チャンバ内にて、出口窓の方向にさらに備える。電荷キャリアは、例えばチタン窓からなる出口窓から次々に放射され得る。しかしながら、この種の放射装置では、時間の経過に伴う性能の低下を生じることがわかった。
そこで、本発明の目的は、長期間経過後もこの種の放射フィンガーの性能を維持する可能性を提供することである。本発明によれば、独立請求項の主題により当該目的が達成される。有利な実施形態及びさらなる開発によって従属項の対象を構成する。
本発明に係るプラスチック材容器の滅菌装置の運転方法では、電荷キャリアが作業運転中に生成され、ガイドチャンバを介して送られる。さらに、電荷キャリアがガイドチャンバの境界となる出口窓を介してガイドチャンバから放出され、出口窓が少なくとも部分的にプラスチック材容器に挿入され、好ましくは、プラスチック材容器の滅菌中に、少なくともある程度の時間、出口窓がプラスチック材容器の開口を介してプラスチック材容器内に挿入される。
本発明によれば、装置の洗浄運転において、出口窓が流動性洗浄媒体の作用を受けるか、出口窓が流動性洗浄媒体に曝される。この種の放射装置の性能が低下する一因として、放射装置における長時間運転中の堆積汚物の増加が挙げられる。その汚染は、出口窓から放射される電荷キャリアと周囲の空気との相互作用によって明らかにされる。反応生成物は、結果的に出口窓に堆積する。反応生成物は、例えば、シリケート化合物である。
したがって、本発明は、特に定期的な間隔で出口窓を洗浄するという発想に基づいている。この洗浄は、作業運転時以外に行われるのが好ましい。したがって、出口窓の洗浄は、作業運転外で行われることが好ましい。この場合の洗浄は、手動で行われてもよいし、部分的に自動で行われてもよいし、全自動で行われてもよい。
出口窓は、滅菌のために、容器内に移動されることが好ましい。特に、プラスチック材容器は、プラスチックボトルの製造に好んで用いられるプラスチック材プリフォームである。装置は、プラスチック材プリフォームの内部に挿入可能な棒状体を有することが有利である。この場合、ガイドチャンバを少なくとも部分的に棒状体の中に形成することが有利である。
出口窓は、放射フィンガーの端部に配置されることが有利である。
更に有利な実施形態では、特に洗浄作業の枠組みの中において、洗浄媒体入りの容器の中に出口窓を移動させるための駆動デバイスが設けられる。洗浄媒体は、液状の洗浄媒体であることが有利である。洗浄媒体は、プラスチック材容器/プラスチック材プリフォーム内に(特に洗浄工程中)存在することが好ましい。つまり、プラスチック材容器、特に滅菌されるプラスチック材容器のタイプのプラスチック材容器は、洗浄媒体を受ける受け容器として洗浄工程に用いられる。
さらに、その駆動デバイスは、作業運転中に容器と出口窓との相対運動を生じさせるのに用いられてもよい。
さらに好ましい方法では、電荷キャリアの生成は、滅菌作業中にプラスチック材プリフォーム外で行われる。こうすることにより、電荷キャリアは、好ましくは最初に生成され、好ましくは加速デバイスによって加速されて、出口窓を介して(プラスチック材容器の中で)放出される。電荷キャリアの放出は、特に、放射フィンガー又は棒状体をそれぞれプラスチック材容器に入れる前に行われる。この結果、プラスチック材プリフォームの上側開口領域又は線領域全体それぞれを滅菌することができる。
さらに好ましい方法では、出口窓は、作業運転中にガス状媒体の作用を受けることによって、少なくともある程度の時間にわたって冷却される。
さらなる有利な方法では、出口窓を冷却するためのデバイスの少なくとも1つの要素が洗浄作業開始前にガイドチャンバから除去される。その追加要素は、例えば、ガイドチャンバを取り囲む管であってもよい。冷却空気を送るエアギャップがガイドチャンバの周方向に少なくとも極所的に形成されることが有利である。このエアギャップは、ガイドチャンバ、特にガイドチャンバの外壁と管の間に形成されることが有利である。
さらに、ここに述べる冷却空気の供給のために、流動性洗浄媒体が供給されてもよい。この場合、冷却空気の供給のために、ガス状の洗浄媒体が供給されることが好ましい。さらに、ガス状洗浄媒体と液状洗浄媒体との両方を用いて洗浄が行われてもよい。この場合、それらの洗浄媒体は、時間をずらして、または(少なくとも部分的に)同時に供給されてもよい。よって、一般的には、流動性洗浄媒体がガス状洗浄媒体であってもよい。
言い換えると、第1ステップでは、洗浄工程のために、冷却管、すなわち追加要素が例えばねじって外されることにより、実際の放射管、すなわち出口窓を有するガイドチャンバが露出されてもよい。
さらなる有利な方法では、出口窓を洗浄するために、出口窓に対して少なくとも2つの異なる流動可能媒体を作用させるか、それぞれ2つの媒体の作用を受ける。出口窓に対して、その洗浄のために少なくとも3つの異なる媒体を作用させることが有利であり、特に好ましい様態では、少なくとも4つの異なる媒体を作用させることが有利である。
さらなる有利な方法では、出口窓の洗浄のために、出口窓が液体の槽に浸けられる。その槽が洗浄液の槽であることが有利である。出口窓が10μmの範囲内の厚さを有することが有利である。機械洗浄では、チタン箔が結果的に何らかの形で傷ついたり穴が開いたりする危険性がある。したがって、チタン箔又はその外面を化学洗浄剤に浸ける化学洗浄を提案する。
さらに有利な方法では、少なくとも1つの洗浄媒体が酸である。さらに好ましい方法では、少なくとも1つの洗浄媒体が苛性アルカリ溶液である。
この方法では、例えば、出口窓に対して最初に酸を作用させ、次に水、特に蒸留水を作用させ、その後、苛性アルカリ溶液および最終的にもう一度水、特に滅菌水を作用させることが可能である。
完全な洗浄手順としては、最初に放射デバイスがオフにされ、次に冷却空気がオフにされ、さらなるステップでは、冷却管又は追加要素が取り外され、さらに、上記のとおり、異なる媒体によるストレスが与えられ、さらなるステップでは、冷却管が再び装着され、さらなるステップでは、冷却空気が最初にオンにされる。その後、プリセット持続期間を待ってから、ようやく製造の準備又は容器の滅菌準備を再度開始することができる。
さらなる有利な方法では、5分より長い時間にわたって、出口窓に少なくとも1つの洗浄媒体を作用させる。その時間は、10分より長いことが好ましく、20分より長いことが好ましく、30分より長いことが好ましく、40分より長いことが特に好ましい形態であり、50分より長いことが特に好ましい形態である。出口窓に複数の洗浄媒体、特に好ましくは全ての洗浄媒体を作用させることが好ましく、5分より長い時間、好ましくは10分より長く、好ましくは20分より長く、好ましくは30分より長く、40分より長いことが特に好ましい形態であり、50分よりも長く作用させることが特に好ましい形態である。
出願人は、出口窓を特に効率的に洗浄するには、出口窓をそれぞれの洗浄物質に長時間曝すことがよいことを発見した。
さらなる有利な方法では、出口窓は、洗浄媒体を収容した容器に挿入される。こうすることにより、特に簡単な方法で、外面を効率的に洗浄することができる。この容器が、本設備によって滅菌される容器と同じ種類のものであることが有利である。この場合、棒状体又は出口窓を能動的に移動させて容器に挿入することが可能になる。一方で、容器が移動されて出口窓にある程度まで巻き付けられてもよく、こちらがより好ましいとされる。
さらなる有利な方法では、出口窓に存在する気体が洗浄作業前または洗浄作業中に除去される。出口窓を浸けている間に、空気泡が出口窓に発生することがある。この場合、出口窓を保持するハウジングに対して出口窓を少々後退させ得ることを考慮すべきである。こうすることにより、ガス泡又は空気泡をそれぞれ浸漬させている間に形成することができる。空気泡の除去は、出口窓又は放射フィンガーが少なくとも短時間、例えば指で触って動かされることによって行われるのが好ましい。
上述のとおり、個々の洗浄媒体は長期間、例えば1〜6時間の間にわたって作用する。しかしながら、それぞれの洗浄媒体ごとに暴露時間を変動させることも可能である。
洗浄の影響を、放射流の増加を参照して確認することができた。
プラスチック材容器の滅菌工程の枠組みの中にて、外的処理及び内的処理の両方を行うことが有利である。この場合、外的処理の枠組みの中で、静止放射デバイス、特に静止パネルラジエータによって、プラスチック材容器が外側から消毒されることが有利である。上述のとおり、内的処理においては、フィンガーラジエータが用いられることが好ましい。これらが回転するターンテーブル上に有利に配置され、ターンテーブルが回転する間、滅菌されるプラスチック材容器が放射フィンガー又は出口窓の上に有利に移動される。この場合、2つの放射デバイスが照射面を消毒する電子を模倣する。
なお、ここで提案された洗浄で実行可能な事は、パネルラジエータに対しても可能である。この場合、出口窓は、洗浄媒体、特に液状の洗浄媒体の作用を同様に受けることができる。しかしながら、この場合、プラスチック材容器の滅菌中に、出口窓がプラスチック材容器内に挿入される必要はない。出願人は、他の電子ラジエータに対しても本洗浄方法全般を主張する権利を保有する。本方法は、特にラジエータフィンガーにおいても適切に用いられるが、これは特に高感度の出口窓を有するからである。
ここで記載する方法によって、耐用年数、特にフィンガーラジエータの耐用年数を増加させることが可能である。この種のラジエータの出口窓又は窓箔がそれぞれ切断されないように防ぐためには、上述のとおり、定期的に出口窓又は箔を洗浄することが提案される。この場合、上述のとおり、例えば塩酸及び/又は苛性アルカリ溶液などの洗浄剤で充填され、洗浄対象の窓に移動される容器を設けることが好ましい。この場合、特に汚染の度合いに応じた様態で、対応する洗浄工程を繰り返すことが可能である。
特に出口窓又は箔のそれぞれの定期洗浄によって、この種のラジエータの耐用年数が劇的に増加する。さらに、化学物質の使用を最小限に抑えるため、コストを低く抑えることができる。この化学物質の使用を最小限に抑えることは、特に、放射フィンガーを、特にプラスチック材プリフォームなど、滅菌に用いられる種類の容器に浸けることで得られる。出口窓を(洗浄作業と同様に)プラスチック材プリフォームに移動させることで既存の装置を洗浄作業に用いることができる点に、その有利な点が存在する。さらに、これらのプラスチック材プリフォームの内容積が非常に小さいため、洗浄剤も少量でしか用いることができない。この場合、作業運転に用いられる構成要素をさらに洗浄作業に用いるのに有利である。
本発明は、さらに、プラスチック材容器を滅菌するための装置に関する。この装置は、電荷キャリア、特に電子を生成する電荷キャリア製造デバイスを有する。さらに、本装置は、電荷キャリア製造デバイスによって生成された電荷キャリアをガイドするガイドチャンバと、電荷キャリアがガイドチャンバから放出される際に通り抜ける出口窓とを有する。この場合、電荷キャリアが送られるか好ましくは加速される領域において、(部分)真空化されていることが好ましい。
出口窓は、滅菌されるプラスチック材容器内に当該プラスチック材容器の開口を通して挿入可能であることが有利である。
本発明によれば、装置は、少なくともある程度の時間にわたって、液状の洗浄媒体を用いて出口窓に作用する洗浄デバイスを有する。この場合、洗浄デバイスは、出口窓が洗浄媒体に浸漬可能であるように設計されることが有利である。
洗浄デバイスは、出口窓を洗浄媒体に挿入する移動デバイスを有することが有利である。
さらなる有利な実施形態において、装置は、出口窓を少なくとも1つの作業運転において冷却する冷却デバイスを有し、特にその冷却デバイスが出口窓にガス状媒体を作用させる。
さらなる有利な実施形態において、この冷却デバイスは、好ましくはガイドチャンバの周りに周方向に沿って少なくとも部分的に形成される第2ハウジングを有する。この場合、ガス状媒体が送られるチャネルを、この第2ハウジングとガイドチャンバとの間に形成することが有利である。このチャネルは同様に洗浄媒体で充填されていることが好ましく、洗浄位置に代替の洗浄媒体の供給を許容することが好ましい。
好ましい実施形態において、装置は、例えばプラスチック材プリフォームの外面を電子で照射することを意図する外的滅菌デバイス、及びプラスチック材プリフォームの内面に対して電子を作用させることを意図する内的照射デバイスなど、複数の滅菌デバイスを有する。さらに、例えばプラスチック材プリフォームを第1滅菌デバイスから第2滅菌デバイスまで搬送するスターホイールなど、滅菌中にプラスチック材プリフォームを搬送する複数の搬送デバイスを設けてもよい。
第1滅菌デバイス(特に外的滅菌デバイス)から第2滅菌デバイス(特に内的滅菌デバイス)にプラスチック材プリフォームを搬送する少なくとも1つの搬送デバイスを、プラスチック材容器を搬送するだけではなく、2つの連続するプラスチック材容器の分布又は間隔をそれぞれ変更することが可能な分布スターホイールの形態として設計することが好ましい。
この種の分布遅延スターホイールは、この場合、プラスチック材容器を把持する把持要素を旋回及び/又は放射状に移動させることができる、移動可能、特に回転可能なキャリアを有してもよい。最初にプラスチック材プリフォームの外面を滅菌する外的滅菌デバイスを、続いて内面を滅菌する内的滅菌デバイスを、プラスチック材プリフォームの搬送方向に設けることが好ましい。
さらなる有利な実施形態において、第2ハウジングはガイドチャンバから取り外し可能である。こうすることにより、例えば、第2ハウジングをガイドチャンバにねじで留めることができる。
有利な実施形態において、洗浄剤をプラスチック材容器で(特に洗浄工程中に)受けることができる。このプラスチック材容器は、そのカテゴリの観点において、滅菌されるプラスチック材容器に対応するプラスチック材容器であることが好ましい。さらなる有利な実施形態の場合において、洗浄デバイスは、出口窓を挿入できる容器を有する。この場合において、容器は、滅菌される容器と同じ種類であることが有利である。特に、その容器はプラスチック材プリフォームである。
さらなる有利な実施形態において、ガイドチャンバは棒状体を有するか、それぞれ棒状体に形成されており、プラスチック材プリフォームに挿入可能である。
さらなる有利な実施形態において、装置は、装置を複数、特に前記ラジエータを複数配置するキャリアを有し、回転自在なキャリアであることが有利である。
さらなる有利な実施形態において、装置は、作業運転において、棒状体又は出口窓が滅菌されるプラスチック材容器に挿入されることを可能とする駆動デバイスを有する。
さらなる有利な実施形態において、出口窓は箔を有するか、それぞれ箔の形態で設計される。これがチタン箔であることが特に好ましい。この箔が6〜20μmの間、好ましくは8〜15μmの間、特に好ましい形態としては8〜12μmの間の厚さを有することが好ましい。
さらなる有利な実施形態において、装置は、出口窓が浸けられる容器を少なくとも部分的に洗浄媒体で充填する充填デバイスを有する。
さらに、洗浄デバイスは、洗浄媒体を貯蔵する貯蔵容器又は貯蔵デバイスを有することが好ましい。
こうすることにより、例えば、洗浄作業が自動的に行われることを可能とすることができる。この場合、個々の容器を洗浄作業の準備段階で最初に1つ以上の洗浄液で充填することができる。その後、これらの容器に放射フィンガーを浸けることができる。この場合、洗浄作業の枠組みにおいて、複数の容器を第1洗浄媒体で充填し、出口窓をこれらの容器にプリセット期間にわたって浸けることが可能となる。その後、容器を空にして第2の洗浄液を充填し、出口窓を再度ここに浸けることができる。
こうすることにより、洗浄作業を自動的に行うことが可能となる。
さらなる有利な点及び実施形態は添付図面を参照することによって明らかになるであろう。
本発明に係る装置を示す図である。 洗浄モード中における、本発明に係る装置を示す図である。
図1は、容器を滅菌するための、本発明に係る装置を図示する。この場合、この装置は、プラスチック材容器10を滅菌するための複数の装置1を配置する回転可能キャリア34を有する。なお、容器10は、この場合ではプラスチックボトルであるが、プラスチック材プリフォームも本発明に係る装置によって滅菌することができ、さらにこれが好ましい。
参照符号50は、その全体が、この場合、プラスチック材容器10を移動させ、特に上昇させる移動デバイスであり、こうすることにより、個別の放射フィンガー4を容器10に、容器10の開口を介して挿入する。移動デバイス50は、各場合において、容器を保持する保持デバイス52を有し、この場合、特にその搬送リングの下で容器を保持する。さらに、移動デバイス50は、容器を上昇させるためにその長手方向に沿って直線的に移動可能な棒状体54を有する。
さらに、装置は、作業運転中にプラスチック材プリフォームがその中に搬送される洗浄室を有することが好ましい。この場合において、この洗浄室は複数の壁(図示せず)に囲われていることが可能であり、これらの壁の1つがさらなる壁に対して移動可能であることが好ましい。
図2は、洗浄モード中における、本発明に係る装置の詳細図である。この場合において、参照符号12は、電子が加速される加速チャンバを示す。この加速チャンバはこの場合、容器に挿入されない。この加速チャンバ12はチャンバ4と、プラスチック材容器10にその開口10aを介して挿入可能なフィンガーの形態で隣接している。チャンバ4を介して電子を放出可能な出口窓6は、この放射フィンガーの下端に設けられる。
参照符号22は、この場合、洗浄目的で容器10を持ち上げる駆動デバイスを概して図示している。こうすることによって、出口窓をプラスチック材プリフォーム10に挿入する。これはこの場合、作業運転においてプラスチック材プリフォームを昇降させる駆動デバイスと同一のものであってもよい。
参照符号24は、洗浄モードにおけるプラスチック材プリフォーム10の動作を制御する制御デバイスを示す。この場合、プラスチック材プリフォーム10を上昇させることが可能であり、こうすることにより、出口窓6を有するチャンバ4をプラスチック材プリフォームに浸けることができる。その後、装置を、上述のとおり、出口窓6の洗浄を行うためにその状態で長期間保持することができる。
この場合、共通のキャリア34に配置される全ての放射デバイス1によって同時にこの肯定を行うことができる。さらなるステップでは、上述のとおり、他の洗浄媒体を用いることができる。
出願人は、従来技術と比較して個々又はそれらを組み合わせることによって新規性を有するとして、本出願書類において本発明に必須と開示する全ての特徴を主張する権利を保有する。
1 容器滅菌装置
2 電荷キャリア発生デバイス
4 チャンバ
6 出口窓
10 プラスチック材容器、容器、プラスチック材プリフォーム
10a 開口
12 加速チャンバ
20 洗浄デバイス
22 駆動デバイス
24 制御デバイス
34 キャリア
50 移動デバイス
52 保持デバイス
54 棒状体

Claims (15)

  1. プラスチック材容器を滅菌するための装置の運転方法であって、電荷キャリアが作業運転で生成されて、前記電荷キャリアがガイドチャンバ(4)を通して送られ、前記電荷キャリアが前記ガイドチャンバ(4)の境界となる出口窓(6)を通して前記ガイドチャンバ(4)から放出され、前記プラスチック材容器(10)の滅菌中に、前記出口窓(6)が前記プラスチック材容器の開口(10a)を通して前記プラスチック材容器(10)に少なくとも部分的に挿入され、前記装置の洗浄作業において、前記出口窓(6)が流動性洗浄媒体の作用を受け、
    前記出口窓(6)を冷却するデバイスの少なくとも1つの要素は、前記洗浄作業が始まる前に前記ガイドチャンバから除去されることを特徴とする、方法。
  2. 前記出口窓(6)は、その洗浄するために、液体の槽に浸けられることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. プラスチック材容器を滅菌するための装置の運転方法であって、電荷キャリアが作業運転で生成されて、前記電荷キャリアがガイドチャンバ(4)を通して送られ、前記電荷キャリアが前記ガイドチャンバ(4)の境界となる出口窓(6)を通して前記ガイドチャンバ(4)から放出され、前記プラスチック材容器(10)の滅菌中に、前記出口窓(6)が前記プラスチック材容器の開口(10a)を通して前記プラスチック材容器(10)に少なくとも部分的に挿入され、前記装置の洗浄作業において、前記出口窓(6)が流動性洗浄媒体の作用を受け、
    前記出口窓(6)は、その洗浄するために、液体の槽に浸けられることを特徴とする、方法。
  4. 少なくとも1つの洗浄媒体は、酸であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. プラスチック材容器を滅菌するための装置の運転方法であって、電荷キャリアが作業運転で生成されて、前記電荷キャリアがガイドチャンバ(4)を通して送られ、前記電荷キャリアが前記ガイドチャンバ(4)の境界となる出口窓(6)を通して前記ガイドチャンバ(4)から放出され、前記プラスチック材容器(10)の滅菌中に、前記出口窓(6)が前記プラスチック材容器の開口(10a)を通して前記プラスチック材容器(10)に少なくとも部分的に挿入され、前記装置の洗浄作業において、前記出口窓(6)が流動性洗浄媒体の作用を受け、
    少なくとも1つの洗浄媒体は、酸であることを特徴とする、方法。
  6. 少なくとも1つの洗浄媒体は、苛性アルカリ溶液であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  7. プラスチック材容器を滅菌するための装置の運転方法であって、電荷キャリアが作業運転で生成されて、前記電荷キャリアがガイドチャンバ(4)を通して送られ、前記電荷キャリアが前記ガイドチャンバ(4)の境界となる出口窓(6)を通して前記ガイドチャンバ(4)から放出され、前記プラスチック材容器(10)の滅菌中に、前記出口窓(6)が前記プラスチック材容器の開口(10a)を通して前記プラスチック材容器(10)に少なくとも部分的に挿入され、前記装置の洗浄作業において、前記出口窓(6)が流動性洗浄媒体の作用を受け、
    少なくとも1つの洗浄媒体は、苛性アルカリ溶液であることを特徴とする、方法。
  8. 前記出口窓は、前記洗浄媒体を収容した容器に挿入されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. プラスチック材容器を滅菌するための装置の運転方法であって、電荷キャリアが作業運転で生成されて、前記電荷キャリアがガイドチャンバ(4)を通して送られ、前記電荷キャリアが前記ガイドチャンバ(4)の境界となる出口窓(6)を通して前記ガイドチャンバ(4)から放出され、前記プラスチック材容器(10)の滅菌中に、前記出口窓(6)が前記プラスチック材容器の開口(10a)を通して前記プラスチック材容器(10)に少なくとも部分的に挿入され、前記装置の洗浄作業において、前記出口窓(6)が流動性洗浄媒体の作用を受け、
    前記出口窓は、前記洗浄媒体を収容した容器に挿入されることを特徴とする、方法。
  10. 前記洗浄媒体は、液状の洗浄媒体であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記出口窓(6)は、前記作業運転中に、ガス状媒体の作用を受けることによって、少なくともある程度の時間わたって冷却されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記出口窓(6)は、その洗浄のために、少なくとも2つの異なる流動可能媒体の作用を受けることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記出口窓(6)は、5分より長い時間にわたって、少なくとも1つの洗浄媒体の作用を受ける、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. プラスチック材容器(10)を滅菌するための装置(1)であって、電荷キャリアを生成する電荷キャリア発生デバイス(2)と、前記電荷キャリア発生デバイスによって生成された前記電荷キャリアをガイドするガイドチャンバ(4)と、前記電荷キャリアを前記ガイドチャンバ(4)から放出させることができる出口窓(6)とを備え、前記出口窓(6)は、滅菌される前記プラスチック材容器(10)内に当該プラスチック材容器の開口を通して挿入可能であり、前記装置は、少なくともある程度の時間にわたって液状の洗浄媒体を前記出口窓に作用させる洗浄デバイス(20、50、52、54)を有し、
    洗浄剤は、プラスチック材容器に受けられることを特徴とする、装置(1)。
  15. 前記プラスチック材容器は、滅菌される前記プラスチック材容器と対応していることを特徴とする、請求項1に記載の装置(1)。
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