JP6576044B2 - 素子基板、液体吐出ヘッド、及び記録装置 - Google Patents

素子基板、液体吐出ヘッド、及び記録装置 Download PDF

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Description

本発明は素子基板、液体吐出ヘッド、及び記録装置に関し、特に、複数の素子とその駆動回路を実装した素子基板、液体吐出ヘッド、及び、その液体吐出ヘッドをインクジェット記録ヘッドとして用い記録媒体に画像を記録する記録装置に関する。
ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ等の情報出力装置として、所望の文字や画像等の情報を用紙やフィルム等のシート状の記録媒体に記録を行う記録装置が一般的に広く用いられている。
このような記録装置に搭載されて用いられる記録ヘッドにはインクジェット方式を採用しインクを吐出して記録を行う記録ヘッドがある。特に、そのような記録ヘッドの中でも、熱エネルギーを利用して記録を行う記録ヘッド(所謂、サーマル記録ヘッド)が注目を集めている。
サーマル記録ヘッドでは記録素子としてインク液滴を吐出する吐出口に連通する部位に発熱素子(ヒータ)を設け、その発熱素子に電流を供給して発熱させインクの膜沸騰によって生じる発泡力によりインク液滴を吐出させ記録を行う。このような記録ヘッドは多数の吐出口、発熱素子(ヒータ)を高密度に配置することが容易であり、これにより高精細な画像を記録することができる。以下の説明では、このようなサーマル記録ヘッドを例として取り上げるので、これを単に記録ヘッドとして言及する。
そのような記録ヘッドにおいて、記録素子とこれを駆動する駆動回路とを同一基板に実装した素子基板は、記録時に吐出口が常に大気に露出状態となるが、記録以外のときは、通常、キャップ等によって吐出口がキャッピングされている。従って、特に、例えば、空白部の多い画像を記録する場合には多くの吐出口は長時間大気中に露出されることになる。このため、そのノズル内のインク中の揮発成分が蒸発してインク粘度が増加する結果、粘度の増したインクを吐出して画像を記録しようとした場合、その吐出口からのインク液滴の吐出が不安定になる可能性がある。
この対策として従来より、特許文献1に示すように記録装置にタイマを設け、ノズルが大気に露出している時間を計測し、その時間に応じてヒータに印加するエネルギーを変化させることが提案されている。この方法により、粘度の増したインクを吐出する場合にはヒータに印加するエネルギーを増加させることで、安定的にインクを吐出するようにしている。
特開2004−122533号公報
しかしながら上記従来例では、同時にインク吐出を行う全てのヒータに同一のエネルギーが印加されてしまう。このため、大気への露出時間が異なるノズルが同時駆動される場合、粘度の増したインクを吐出するノズルにとっては安定吐出のための最適なエネルギーが印加されるが、粘度の増していないインクを吐出するノズルにとっては過剰なエネルギーが印加される。一方、従来例の技術に従えば、全てのノズルから安定的にインクを吐出するためには、粘度の増したインクを吐出するノズルに必要な印加エネルギーに合わせる必要がある。そのため、大気へのノズルの露出時間が長くなる大判用紙対応の記録ヘッド等においては、過剰なエネルギーが印加されるノズルが増えるため、素子基板に実装されたヒータに過度の負荷がかかり、記録ヘッドの寿命を短くしてしまう可能性がある。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、発熱素子の安定的な駆動と長寿命化を両立可能な素子基板、液体吐出ヘッド、及び、そのヘッドを記録ヘッドとして用いる記録装置とを提供すること目的とする。
上記目的を達成するために本発明の素子基板は次のような構成からなる。
即ち、複数の発熱素子と、前記複数の発熱素子それぞれに対応して設けられ、前記複数の発熱素子を駆動する複数の駆動素子とを実装した素子基板であって、前記複数の駆動素子に対応して設けられ、前記複数の駆動素子の駆動周期中に対応する発熱素子が駆動されるたびに、該発熱素子が駆動されてからの経過した時間を計測する複数の計測手段と、前記複数の計測手段それぞれに対応して設けられ、前記複数の発熱素子を駆動するために用いる第1のヒート信号と該第1のヒート信号よりパルス幅の長い第2のヒート信号のいずれかを、対応する計測手段により計測された時間に基づいて選択する複数の選択手段とを有し、前記複数の計測手段のそれぞれは、前記第1のヒート信号または前記第2のヒート信号に基づいて生成された信号を対応する発熱素子に出力して該対応する発熱素子が駆動されたときに、前記生成された信号をトリガとして前記時間の計測を開始する開始手段を含むことを特徴とする。
また本発明を別の側面から見れば、上記構成の素子基板と、前記複数の発熱素子それぞれに対応して液体を吐出する複数の吐出口とを有することを特徴とする液体吐出ヘッドを備える。
さらに本発明を別の側面から見れば、上記の液体吐出ヘッドを記録ヘッドとして用い、インクジェット方式に従って、前記記録ヘッドからインクを記録媒体に吐出して記録を行う記録装置を備える。
従って本発明によれば、発熱素子毎に計測手段を設け、その発熱素子が駆動されてからの経過した時間を計測し、その計測時間に応じて発熱素子を駆動するために用いるヒート信号を選択することができる。これにより、発熱素子毎に最適な駆動エネルギーを供給することができるという効果がある。これにより、素子基板の発熱素子に過度の負荷がかかることが低減され、長寿命化を図ることができる。
また、この素子基板や液体吐出ヘッドがインクジェット記録ヘッドに用いられた場合には、回復動作の回数も削減させつつ、安定的にインクを吐出して高品位な記録を実現することができる。
本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録装置の構成の概要を示す外観斜視図である。 図1に示したインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。 実施例1に従う記録ヘッドの素子基板の回路図である。 図3に示した素子基板で用いる各種信号のタイミングチャートである。 実施例1に従うパルス選択回路の詳細な論理構成を示す回路図である。 図5に示したパルス選択回路の動作を示すタイミングチャートである。 実施例2に従うパルス選択回路の詳細な論理構成を示す回路図である。 図6に示すパルス選択回路の動作を示すタイミングチャートである。 実施例3に従うパルス選択回路の詳細な論理構成を示す回路図である。 図9に示したパルス選択回路のカウンタの詳細な構成を示す回路図である。 図9に示したパルス選択回路のHEカウンタの詳細な構成を示す回路図である。 実施例3に従うカウンタ304の動作を示すタイミングチャートである。 実施例4に従う記録ヘッドの素子基板の回路図である。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細に説明する。なお、この明細書において、「記録」(以下、「プリント」とも称する)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合も表すものとする。また、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
また、「インク」とは、上記「記録」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成又は記録媒体の加工、或いはインクの処理に供され得る液体を表すものとする。インクの処理としては、例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固又は不溶化させることが挙げられる。
またさらに、「記録要素」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
またさらに、「記録素子(又はノズル)」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
以下に用いる記録ヘッド用基板(ヘッド基板)とは、シリコン半導体からなる単なる基体を指し示すものではなく、各素子や配線等が設けられた構成を差し示すものである。
さらに、基板上とは、単に素子基板の上を指し示すだけでなく、素子基板の表面、表面近傍の素子基板内部側をも示すものである。また、本発明でいう「作り込み(built-in)」とは、別体の各素子を単に基体表面上に別体として配置することを指し示している言葉ではなく、各素子を半導体回路の製造工程等によって素子板上に一体的に形成、製造することを示すものである。
<記録装置の概要説明(図1〜図2)>
図1は本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッド)を用いて記録を行なう記録装置の構成の概要を示す外観斜視図である。
図1に示すようにインクジェット記録装置(以下、記録装置)1はインクジェット方式に従ってインクを吐出して記録を行なうインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッド)3をキャリッジ2に搭載し、キャリッジ2を矢印A方向に往復移動させて記録を行う。記録紙などの記録媒体Pを給紙機構5を介して給紙し、記録位置まで搬送し、その記録位置において記録ヘッド3から記録媒体Pにインクを吐出することで記録を行なう。
記録装置1のキャリッジ2には記録ヘッド3を搭載するのみならず、記録ヘッド3に供給するインクを貯留するインクタンク6を装着する。インクタンク6はキャリッジ2に対して着脱自在になっている。
図1に示した記録装置1はカラー記録が可能であり、そのためにキャリッジ2にはマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ(Y)、ブラック(K)のインクを夫々、収容した4つのインクカートリッジを搭載している。これら4つのインクカートリッジは夫々独立に着脱可能である。
この実施例の記録ヘッド3は、熱エネルギを利用してインクを吐出するインクジェット方式を採用している。このため、電気熱変換体を備えている。この電気熱変換体は各吐出口のそれぞれに対応して設けられ、記録信号に応じて対応する電気熱変換体にパルス電圧を印加することによって対応する吐出口からインクを吐出する。なお、記録装置は、上述したシリアルタイプの記録装置に限定するものではなく、記録媒体の幅方向に吐出口を配列した記録ヘッド(ラインヘッド)を記録媒体の搬送方向に配置するいわゆるフルラインタイプの記録装置にも適用できる。
図2は図1に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。
図2に示すように、コントローラ600は、MPU601、ROM602、特殊用途集積回路(ASIC)603、RAM604、システムバス605、A/D変換器606などで構成される。ここで、ROM602は後述する制御シーケンスに対応したプログラム、所要のテーブル、その他の固定データを格納する。ASIC603は、キャリッジモータM1の制御、搬送モータM2の制御、及び、記録ヘッド3の制御のための制御信号を生成する。RAM604は、画像データの展開領域やプログラム実行のための作業用領域等として用いられる。システムバス605は、MPU601、ASIC603、RAM604を相互に接続してデータの授受を行う。A/D変換器606は以下に説明するセンサ群からのアナログ信号を入力してA/D変換し、デジタル信号をMPU601に供給する。
また、図2において、610は画像データの供給源となる図1に示したホストやMFPに対応するホスト装置である。ホスト装置610と記録装置1との間ではインタフェース(I/F)611を介して画像データ、コマンド、ステータス等をパケット通信により送受信する。このパケット通信については後で説明する。なお、インタフェース611としてUSBインタフェースをネットワークインタフェースとは別にさらに備え、ホストからシリアル転送されるビットデータやラスタデータを受信できるようにしても良い。
さらに、620はスイッチ群であり、電源スイッチ621、プリントスイッチ622、回復スイッチ623などから構成される。
630は装置状態を検出するためのセンサ群であり、位置センサ631、温度センサ632等から構成される。この実施例では、この他にもインク残量を検出するフォトセンサが設けられる。このフォトセンサの詳細について後述する。
さらに、640はキャリッジ2を矢印A方向に往復走査させるためのキャリッジモータM1を駆動させるキャリッジモータドライバ、642は記録媒体Pを搬送するための搬送モータM2を駆動させる搬送モータドライバである。
ASIC603は、記録ヘッド3による記録走査の際に、RAM604の記憶領域に直接アクセスしながら記録ヘッドに対して発熱素子(インク吐出用のヒータ)を駆動するためのデータを転送する。加えて、この記録装置には、ユーザインタフェースとしてLCDやLEDで構成される表示部が備えられている。
次に、以上の構成の記録装置に記録ヘッドとして用いられる液体吐出ヘッドを構成するヘッド基板(素子基板)の実施例について説明する。
図3は実施例1に従う記録ヘッドの素子基板の回路図である。図4は図3に示した素子基板で用いる各種信号のタイミングチャートである。
まず、図3〜図4を参照して素子基板に実装された回路の全体的な動作について説明する。クロック信号(CLK)に同期してnビットの画像データ信号(DATA)とこれ続いてブロック選択信号が記録ヘッド3の素子基板へ入力される。素子基板へ取り込まれた画像データ信号(DATA)は信号線109を介して供給されるラッチ信号(LT)がHighとなるタイミングで、素子基板内のラッチ回路(不図示)に保持され、データ信号線106に供給される。一方、ブロック選択信号はデコーダ回路(不図示)に入力されて時分割駆動のブロック信号(BLE)を生成し、ブロック信号線105に供給される。
ここで、ラッチ回路にラッチされる画像データ信号はnビットで構成され、各ビットがn本からなるデータ信号線106のそれぞれに供給される。従って、各ビットの画像データ信号に言及する場合には、DATA_0、DATA_1、……、DATA_n−1として言及する。一方、デコーダ回路に入力されるブロック選択信号から生成されるブロック信号はmビットで構成され、各ビットがm本からなるブロック信号線105のそれぞれに供給される。従って、各ビットのブロック信号に言及する場合には、BLE_0、BLE_1、……、BLE_n−1として言及する。これら2種類の信号線から構成されるマトリクスにより駆動される複数のヒータ101は順次選択される。従って、これら2種類の信号線により供給される2つの信号を合わせてヒータ選択信号ということもある。
ヒート信号(HE1,HE2)はヒータ101を駆動する期間を決めるために用いられる信号であり、一度のインク吐出で2度駆動パルスが入力される。この実施例では粘度が増しているインクが存在するノズルのヒータを駆動するためのヒート信号(HE2)と粘度の増していないインクが存在するノズルのヒータを吐出するためのヒート信号(HE1)の二種類を備えている。
図4を見ると分かるように、この実施例ではヒート信号(HE1)よりもヒート信号(HE2)の方がパルス幅が若干広くヒータに供給するエネルギーが大きい。パルス選択回路107はこれら二種類のヒート信号の内のいずれかを選択する。パルス選択回路107は吐出口の大気への露出時間に応じてヒート信号を選択出力する。
ヒータ選択回路104はデータ信号線106からの画像データ信号(DATA)とブロック信号線105からのブロック信号(BLE)とパルス選択回路107からのヒート信号(HE1又はHE2)を入力し、駆動するヒータに対して駆動信号を出力する。ヒータ選択回路104から出力される駆動信号はレベルコンバータ103によって昇圧され、ドライバトランジスタ(駆動素子)102のゲートに入力される。ヒータ101とドライバトランジスタ102には、電源配線111と112を介してヒータ電圧(VH)と接地電圧(GND)が印加されている。昇圧された駆動信号の電圧に従ってドライバトランジスタ102がオンになり、選択されたヒータ101に所望のエネルギーが印加され、吐出口よりインクが吐出される。
さて、ヒータと吐出口は1:1の対応関係があり、各吐出口の大気露出時間の測定は、対応する個々のヒータへの駆動信号が最後に出力されてからの経過時間を計測することにより実現する。
なお、図3に示されている信号線110に供給される信号については後述する。
図5はパルス選択回路107の詳細な論理構成を示す回路図である。図3から分かるように、パルス選択回路とヒータとは1対1の対応関係がある。従って、図5では、1つのヒータとパルス選択回路の構成について説明する。
図5に示されているように、ヒータ個別の駆動信号の信号線306をパルス選択回路107へフィードバックし、そうすることにより、インク吐出するとその駆動信号によりタイマ303はリセットされ、吐出口の大気露出時間を測定開始する。この実施例ではタイマ303はカウンタ304とAND回路(カウント停止回路)305で構成されている。タイマ303は、素子基板へ送られる定期信号の立ち上がりエッジをカウンタ304によりカウントすることにより吐出口の露出時間を測定している。定期信号は決まった周期で定期的に入力される信号であれば何でもよい。図5では、定期信号としてラッチ信号(LT)が用いた例が示されているが、他の例としてヒート信号(HE1又はHE2)やキャリッジ2が記録媒体上を走査する際に記録ヘッド3の位置を検出するエンコーダ信号(不図示)を用いてよい。
図6は図5に示したパルス選択回路107の動作を示すタイミングチャートである。
ヒータ選択回路104から出力される駆動信号はヒータ個別の信号線306の信号である。この駆動信号によりヒータ101に電流が流れインクがノズルより吐出される。この駆動信号はリセット信号(reset)として作用し、カウンタ304のカウント値はリセットされる。カウンタ304はここではラッチ信号(LT)の立ち上がりエッジにより動作し、カウントを始める。カウンタ304にはコンパレータが内蔵されており、コンパレータの片側の入力には予め所望のカウント値(閾値:TH)がセットされている。ノズルのインク粘度が増し、安定吐出のためにヒータ印加エネルギー調整が必要となる時間にカウント値は閾値と等しくなるように構成される。カウント値が閾値と等しくなるとカウンタ304の出力である比較出力(compout)がハイレベル(High)となる。
即ち、カウンタ304の内部では、リセット信号(reset)が入力されてからラッチ信号(LT)が入力される度にカウント値が+1され、そのカウント値が閾値THと比較される。そして、その比較によりそのカウント値が閾値THに達したと判断されると、比較出力(compout)がハイレベル(High)となる。言い換えると、ラッチ信号(LT)の信号周期をTとすると、リセット信号(reset)が入力されてからT×maxの時間が経過すると比較出力(compout)がハイレベル(High)となる。
比較出力(compout)はカウント停止回路305にフィードバックされ、次にリセット信号が入力される(即ち、ヒータが駆動される)までタイマ303はカウントを停止し、比較出力(compout)はハイレベル(High)を保持する。
一方、比較出力(compout)はラッチ回路302に入力され、ラッチ回路302はラッチ信号(LT)がハイレベルとなるタイミングで入力論理を保持し、これを選択信号(select)としてHEスイッチ301へ出力する。HEスイッチ301は選択信号(select)の論理に応じて、2つのヒート信号(HE1,HE2)のいずれかを選択出力する。
図6に示されているように、この実施例では、最初は通常の状態でインク吐出を行うためにパルス幅が若干短いヒート信号(HE1)が選択されて、ヒータが駆動される。その時の駆動信号がフィードバックされカウンタ304をリセットし、タイマ303による時間計測を開始する。そして、各ヒータに関し、比較出力(compout)がハイレベルになると時間計測を停止し、パルス幅が若干広いヒート信号(HE2)が選択され、そのヒート信号によりヒータが駆動される。この駆動に応じた駆動信号はリセット信号としてフィードバックされ、カウンタ304に入力されると、比較出力(compout)がローレベルに変化する。これにより、カウンタ304のカウント値はリセットされ、タイマ303による時間計測が再び始まる。これとともに、選択信号(select)もローレベルに変化する。これにより、そのヒータに関してパルス幅が通常状態の若干短いヒート信号(HE1)が選択され、そのヒート信号によりヒータが駆動される。
従って以上説明した実施例に従えば、以上のような構成をノズル毎に設けることで、ノズル毎の大気露出時間に応じた最適なエネルギーを印加することができる。
なお、以上説明した実施例ではカウンタ304の閾値THは予め設定されていたが、記録装置からの記録データ信号により、閾値THが変更可能な構成でもよい。記録ヘッドの素子基板の温度によってインクの粘度が増加に至る時間は変動するため、カウント値が変更可能であると、素子基板の温度変動(即ち、記録ヘッドの温度変動)にも対応が可能になる。
また、以上説明した実施例では定期信号としてラッチ信号(LT)を用いたが、素子基板の温度に応じてインターバルが変化する信号でもよい。また、素子基板の温度だけではなく、記録ヘッドの使用環境(大気温度、湿度など)に応じて、同様の制御を行ってもよい。
実施例1は1度のインク吐出でノズル内のインクの粘度の増した状態が解消することを前提とした構成である。しかしながら、吐出口が大きい場合、蒸発しやすいインクである場合、インク吐出量が非常に小さい場合などにおいては、ノズル内のインクの増粘は一度の吐出では解消しない場合がある。この場合はヒータに印加するエネルギーを増加させたヒートパルスで何度か増粘したインクを吐出する必要がある。その場合の構成について実施例2で示す。この実施例では2回の吐出でノズル内のインク増粘が解消する例について説明する。
図7は実施例2に従うパルス選択回路107の詳細な論理構成を示す回路図である。なお、図7において、図5で説明したのと同じ構成要素や同じ信号については同じ参照番号や記号を用い、その説明は省略する。
図7と図5とを比較すると分かるように、両者の基本的な回路構成とその動作は同じであるが、信号線306を介して供給される駆動信号がHEカウンタ501とリセット回路504に接続されている。そして、リセット回路504からの出力がタイマ303のカウンタ304’のリセット端子(reset)に接続されている。また、カウンタ304’はリセット回路504からの出力信号の立ち上りエッジでリセットがかかる構成となっている。
図8は図6に示すパルス選択回路107の動作を示すタイミングチャートである。
タイマ303が規定時間(ノズル内のインクが増粘しない時間)内において、ヒータ101を駆動するのに用いられる駆動信号が出力されると、リセット回路504によりHEカウンタ501をスルーし、タイマ303はリセットされる。タイマ303が規定時間を超えると、HEカウンタ501が有効になり、タイマ303は2度、ヒータ101が駆動(駆動信号が出力)されるまでタイマはリセットされない。
以下に回路の詳細動作を説明する。
HEカウンタ501は選択信号(select)がローレベル(Lo)の間(即ち、ヒート信号(HE1)が選択されている間)、リセットがかかっており、駆動信号の立ち上がりエッジはカウントされない。一方、選択信号(select)がハイレベル(High)になるとリセットが解除され、HEカウンタ501はその駆動信号の立ち上がりエッジをカウントする。この実施例では、HEカウンタ501は2ビットカウンタとなっており、2回立ち上りエッジを入力すると、ハイレベル(High)となったHEキャリー信号(HE_carry)を出力する。
図8に示されているように、HEキャリー信号(HE_carry)の立ち上がりエッジによりカウンタ304’のカウント値がリセットされ、タイマ303による時間計測が始動する(即ち、カウンタ304’がカウントを開始する)。
これ以降の回路動作は実施例1で説明したのと同じである。
従って以上説明した実施例に従えば、粘度の増したインクがあるノズルのヒータにはパルス幅の若干長いヒート信号(HE2)が選択され、そのヒータが2回駆動された後、通常のパルス幅をもつヒート信号(HE1)の使用に戻る。
なお、この実施例では2回のインク吐出でノズル内のインク増粘が解消する例を示したが、HEカウンタ501のカウント可能値を増加する構成とすることでこの回数は可変である。また、そのカウント値は記録装置からのデータにより変更可能な構成でもよい。また、カウンタ304、304’のように閾値THと比較する構成でもよい。
ノズル内のインクの増粘はノズルの大気への露出時間に応じて進行する。露出時間が少ないとノズル周辺部のみでインク粘度が増すだけであるが、露出時間が長くなるとノズル後方に設けられたインク液室からインク供給口の方までインク粘度が増す。そこで、この実施例ではノズル内のインク増粘を解消するためのインク吐出回数をノズルの露出時間に応じて増加させる例について説明する。
図9は実施例3に従うパルス選択回路107の詳細な論理構成を示す回路図である。なお、図9において、図5と図7で説明したのと同じ構成要素や同じ信号については同じ参照番号や記号を用い、その説明は省略する。
図10は図9に示すカウンタ304”の詳細な構成を示す回路図である。図10に示されているように、x+2個のD型フリップフロップ801とコンパレータ802とから構成される。カウンタ304”はラッチ信号(LT)の立ち上がりエッジをカウントし、コンパレータ802に常にカウント値を出力し、カウント値が閾値(TH)と等しくなるとコンパレータ802はハイレベルを出力(compout)する。ここまでの構成は実施例1〜2のカウンタ304、304’に示す構成と同じであるが、図10に示されているように、この実施例ではD型フリップフロップが2個余分に追加されている。
図11は図9に示すHEカウンタ501’の詳細な構成を示す回路図である。
図11に示されるように、HEカウンタ501’は1つのセレクタ回路(SEL)901と3つのD型フリップフロップ902とから構成される。そして、選択信号(select)によって、左から2段目のフリップフロップ902−2又は3段目のフリップフロップ902−3からの出力を選択する。このように、この実施例のHEカウンタ501’は信号線306からの駆動信号を2回又は4回カウントすることができる。駆動信号が2回又は4回カウントされると、HEキャリー信号(HE_carry)がハイレベルとなる。
また、図12はカウンタ304”の動作を示すタイミングチャートである。
この実施例ではインク増粘を解消するためのインク吐出回数が2回と4回の2段階で変更可能な変える場合を説明する。
カウンタ304”としては非同期カウンタを使用するが同期カウンタ等の他のタイプを用いてよい。上述のように、実施例1〜2で示したカウンタ304、304’に対し、カウンタ304”ではカウンタビット数が2ビット多い。カウンタ304、304’と同様のカウント数で比較出力1(compout1)はハイレベル(High)の信号を出力し、実施例1〜2と同様にHEスイッチ301はヒート信号(HE2)を選択する。カウンタ304”ではもう一度、カウンタ304、304’と同様のカウント数のラッチ信号(LT)入力されると、ハイレベルの選択信号(select)を出力する。
従って、この実施例の構成では図12に示されているように、ヒータ信号(HE1)を用いている間に駆動信号をy回カウントし、比較出力1(compout1)がハイレベルとなり、ヒート信号(HE2)に切り替わる。その後、同じだけの露出時間(さらにy回のカウント時間)が経過すると今度はHEカウンタ501’のカウンタ可能ビット数が2ビットから3ビットに切り替わり、タイマ303をリセットするための吐出回数が2回から4回に増加する。このため、吐出回数が4回になった後、選択信号(select)のレベルが切り替わって、ヒータ信号(HE1)の使用に戻る。
従って以上説明した実施例に従えば、ノズルの大気露出時間に応じてHEカウンタのカウント数を切り替え、インク増粘を解消するための吐出回数を可変とすることができる。これにより、実施例1〜2で説明した構成に比べてインク吐出の信頼性をさらに向上させることができる。
実施例1〜3で言及したタイマ303はいずれも定期信号の立ち上がりエッジをカウントすることでノズルの大気露出時間を測定している。前述のように、実施例1、2、3では定期信号をラッチ信号(LT)を用いている。しかしながら、実際ノズルが露出してインクが増粘する時間はおよそ秒周期であるのに対し、ラッチ信号(LT)の周期はおよそ数10μ秒周期である。よって、実施例1〜3の構成ではラッチ信号(LT)のパルスのカウント数が多く、カウンタ304、304’、304”の回路規模が大きくなるという課題が生じる。
まず実施例1〜3におけるカウンタの回路規模について説明する。
ここで、ノズル内のインクが増粘する露出時間が1秒、ノズルの最大吐出周波数が10kHz、それを16時分割して駆動される記録ヘッドの素子基板を想定する。この時、ラッチ信号(LT)の周期は10kHz×16時分割=160kHzとなる。このラッチ信号をカウントしてタイマ303を構成する場合、実施例1〜3の構成ではノズル毎に最低でもラッチ信号(LT)を160000回カウント可能な18ビットカウンタが必要となる。なお、ここで言うビット数はそのカウンタに実装されるD型フリップフロップの数であり、フリップフロップがnビットある場合、そのカウンタは2n個の信号エッジを計数可能となる。この時の、タイマの時間分解能は1秒÷160000=6.25μ秒と非常に細かく、インク増粘時間を計測するには明らかにオーバスペックである。
以上のことを考慮し、この実施例ではインク増粘時間を計測するに十分な時間分解能をタイマを備える。
図13は実施例4に従う記録ヘッドの素子基板の回路図である。
なお、図13において、図3で説明したのと同じ構成要素や同じ信号については同じ参照番号や記号を用い、その説明は省略する。
図13に示されるように、この実施例ではラッチ信号(LT)を分周する共通カウンタ1101が設けられており、その出力は信号線110に接続されている。この実施例では共通カウンタ1101は、14ビットカウンタであり、ラッチ信号(LT)が入力され、その立ち上がりエッジを16384(214)回カウントすると、パルス信号を1回出力する。このような分周回路により、ノズル個別のタイマの時間分解能は102.4ミリ秒(9.77Hz)で良い。従って、ノズル個別のパルス選択回路107のタイマ303のカウンタはインク増粘時間である1秒程度を測定するためには約10回をカウント可能な構成で良い。
従って以上説明した実施例に従えば、タイマ303のカウンタのビット数は4ビット(16カウント)と実施例1〜2で求められる18ビットをカウント可能な構成に対し回路規模を大幅に削減することが可能となる。
なお、以上説明した実施例ではラッチ信号(LT)を共通カウンタにより分周したが、ヒート信号(HE1又はHE2)等、他の信号を分周してもよい。また、共通カウンタのカウント値は可変であってもよい。可変にすることで、タイマの最大計測時間や計測時間分解能を素子基板の温度や記録ヘッド環境に応じて変えることが可能となる。
なお、この明細書では図1に示したような構成の記録装置を例示したが、前述のように本発明はB0やA0サイズの大きな記録媒体に記録を行う場合にも適用可能であるし、より記録素子数の多いフルライン記録ヘッドにも適用可能である。
さらに、以上説明した4つの実施例の素子基板はインクジェット記録ヘッドに実装され記録装置による記録に用いられるものとして説明したが、その素子基板は応用範囲は記録ヘッドに限定されるものではない。例えば、何らかの処理液、液体上の薬品、染料などを吐出する液体吐出ヘッドに実装されて用いられても良い。
101 ヒータ、102 トランジスタ(駆動素子)、103 レベルコンバータ、
104 ヒータ選択回路、105、106、108、109、110 信号線、
107 パルス選択回路、301 HEスイッチ、302 ラッチ回路、
303 タイマ、304、304’、304” カウンタ

Claims (13)

  1. 複数の発熱素子と、前記複数の発熱素子それぞれに対応して設けられ、前記複数の発熱素子を駆動する複数の駆動素子とを実装した素子基板であって、
    前記複数の駆動素子に対応して設けられ、前記複数の駆動素子の駆動周期中に対応する発熱素子が駆動されるたびに、該発熱素子が駆動されてからの経過した時間を計測する複数の計測手段と、
    前記複数の計測手段それぞれに対応して設けられ、前記複数の発熱素子を駆動するために用いる第1のヒート信号と該第1のヒート信号よりパルス幅の長い第2のヒート信号のいずれかを、対応する計測手段により計測された時間に基づいて選択する複数の選択手段とを有し、
    前記複数の計測手段のそれぞれは、前記第1のヒート信号または前記第2のヒート信号に基づいて生成された信号を対応する発熱素子に出力して該対応する発熱素子が駆動されたときに、前記生成された信号をトリガとして前記時間の計測を開始する開始手段を含むことを特徴とする素子基板。
  2. 前記複数の計測手段それぞれは、
    前記計測された時間を予め定められた閾値と比較する比較手段と、
    前記比較手段に比較により前記計測された時間が前記閾値に達したと判断された場合には時間計測を停止する停止手段と、
    前記対応する発熱素子が前記第2のヒート信号を用いて駆動された場合には、前記計測された時間をリセットするリセット手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の素子基板。
  3. 前記複数の選択手段それぞれは、
    前記比較手段による比較により前記計測された時間が前記閾値に達したと判断された場合、前記第2のヒート信号を選択し、前記第2のヒート信号により対応する発熱素子が予め定められた回数、駆動された後、前記第1のヒート信号を選択することを特徴とする請求項2に記載の素子基板。
  4. 前記複数の計測手段それぞれは、入力される信号のパルスをカウントするカウンタをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の素子基板。
  5. 予め定められた周期の信号を分周する分周手段をさらに有し、
    前記分周手段により分周された信号を前記複数の計測手段に共通に供給し、
    前記複数の計測手段は前記供給された分周された信号のパルスをカウントして時間の計測を行うことを特徴とする請求項3又は4に記載の素子基板。
  6. 前記カウンタは予め定められた周期の信号を入力し、該入力された信号のパルスをカウントすることを特徴とする請求項4に記載の素子基板。
  7. 前記予め定められた閾値を設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の素子基板。
  8. 請求項3乃至7のいずれか1項に記載の素子基板と、
    前記複数の発熱素子それぞれに対応して液体を吐出する複数の吐出口とを有することを特徴とする液体吐出ヘッド。
  9. 請求項8に記載の液体吐出ヘッドを記録ヘッドとして用い、インクジェット方式に従って、前記記録ヘッドからインクを記録媒体に吐出して記録を行う記録装置。
  10. 記録データ信号をラッチするラッチ信号、又は、前記第1のヒート信号又は前記第2のヒート信号のパルスを前記複数の計測手段でカウントすることにより前記時間の計測を行うことを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
  11. 前記記録ヘッドを往復移動させる移動手段と、
    前記移動手段による移動の方向に関し、前記記録ヘッドの位置を計測するエンコーダとをさらに有し、
    前記エンコーダからの信号のパルスを前記複数の計測手段でカウントすることにより前記時間の計測を行うことを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
  12. 前記予め定められた回数は、前記第2のヒート信号を用いて発熱素子を駆動し前記対応する吐出口からインクを吐出し、インクの増粘を解消するための回数であることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の記録装置。
  13. 前記予め定められた回数は、前記対応する吐出口からインクを吐出した後に、当該吐出口が大気に露出する時間に応じて可変であることを特徴とする請求項12に記載の記録装置。
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