JP6574128B2 - 発色性組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、結晶の析出を起こしにくく、振動安定性に優れた発色性組成物に関する。
従来から、クリーム、乳液、美容液等のいわゆるスキンケア品には、その基本的機能として、肌の水分保持等の、肌改善効果が求められてきた。しかしながら、近年、化粧品の価値の多様化とともに、スキンケア品にもメークアップ品と同様の、外観的魅力、いわゆる審美感が求められるようになってきた。
これらの、市場の要求に応えるため、スキンケア品用の組成物を発色させることにより、審美感を付与しようとする試みがなされてきた。このような技術の具体例としては、コレステロール等により、いわゆるコレステリック液晶を調製し、組成物を発色させる方法(例えば特許文献1及び2参照)、脂肪酸、高級アルコール、非イオン性活性剤により調製したラメラ液晶により組成物を発色させる技術(例えば特許文献3)、グリセリン脂肪酸エステルとSDS等のイオン性界面活性剤により調製したラメラ液晶により組成物を発色させる技術(例えば非特許文献1)等が挙げられる。しかしながら、これらの技術により発色させた組成物は、温度条件の変化や、長期の保存により、非イオン性の界面活性剤や脂肪酸の析出により、ラメラ液晶が破壊され、結果として発色が損なわれる場合があり、安定性における課題を有していた。
このような課題を解決するためにアシルグルタミン酸塩と非イオン性活性剤で調製したラメラ液晶により組成物を発色させる技術(例えば特許文献4)が試みられているが、肌水分保持能等のスキンケア機能が充分に発揮されない場合があり、審美感と機能の両立という観点で課題を残していた。
このような課題を解決するために、グリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル、アルキルエーテル又はアルケニルエーテルとジェミニ型の界面活性剤の組み合わせにより調製されたラメラ液晶による発色性組成物が開発されている(特許文献5)。
特開平5−39484号公報 特開平5−39485号公報 特開2007−153786号公報 特開2009−23951号公報 特開2013−213023号公報
Xinjiang Chen ,Hiroyuki Mayamaet al. J.Colloid Interface Sci. 305(2007) 308.
特許文献5に記載の発色性組成物は、発色の経時安定性及び肌の水分保持機能の向上の観点から開発されたものであり、審美感と機能性に極めて優れたものである。しかし、低温保存時の結晶の析出の防止や、振動を加えた際の白濁、発色性の喪失という観点から改善の余地があった。
また、これまで結晶の析出を抑制し、振動安定性を高めるという観点から発色性組成物の組成が検討されたことは無かった。
また、発色性組成物を一定期間保存すると発色性が失われるという問題があった。特に、低温下での保存後に発色性が失われやすいという問題があった。
このような状況に鑑み、本発明は、発色性組成物の結晶析出温度を低下させることで結晶の析出を抑制し、振動安定性を向上させる技術を提供することを課題とする。
また、本発明は発色性組成物の保存安定性、特に低温における保存安定性を向上することを課題とする。
上記課題を解決する本発明は、以下の成分(ア)、(イ)及び(ウ)
(ア)グリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル又はアルキルエーテルからなる群から選択される2種以上(ただし、水酸基を2個以上含む場合には、前記脂肪酸エステルを構成する脂肪酸又は前記アルキルエーテルを構成するアルキル基の炭素数は10以上である)。
(イ)疎水基として炭化水素鎖を有するイオン性界面活性剤。
(ウ)1種または2種以上のポリオール(ただし、成分(ア)を除く)。
を含有することを特徴とする、発色性組成物である。
本発明の発色性組成物は、従来の発色性組成物よりも結晶の析出を起こしにくく、振動安定性に優れる。
また、本発明の発色性組成物は保存安定性、特に低温での保存安定性に優れている。
本発明の好ましい形態では、前記成分(イ)として(a)ジェミニ型イオン性界面活性剤、並びに(b)疎水基として分岐及び/又は不飽和の炭化水素鎖を有する界面活性剤から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤を含む。
前記(a)や(b)の界面活性剤を含む本発明の発色性組成物は、振動安定性に優れる。また、このような形態の発色性組成物は、保存安定性に特に優れる。
また、前記(a)及び(b)の界面活性剤の対イオンは、アミノ酸であることが好ましい。
アミノ酸を対イオンとする界面活性剤を用いることによって、特に低温における保存安定性を向上させることができる。
対イオンとするアミノ酸としてはアルギニンが好ましい。
アルギニンを対イオンとする界面活性剤を含む発色性組成物は、特に低温における保存安定性に優れる。
また、本発明の好ましい形態としては、成分(イ)として、脂肪酸石鹸を含む。
成分(イ)として脂肪酸石鹸を用いることによって、発色性組成物の振動安定性を向上させることができる。
本発明においては成分(ア)としてグリセリン又はポリグリセリンのモノラウリルエーテルを含むことが好ましい。
また、本発明においては成分(ア)としてグリセリン又はポリグリセリンのモノオレイルエーテルを含むことも好ましい。
このような非イオン性界面活性剤を用いることによって、保存安定性を向上させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記成分(ア)がグリセリン又はポリグリセリンのモノオレイン酸エステルを含む。
このような形態の本発明によれば、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記成分(ア)が、ジグリセリンのモノオレイン酸エステルを含む。
このような形態の本発明によれば、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
本発明の好ましい形態では、成分(ウ)の含有量が、0.1〜60質量%である。
このような形態の本発明によれば、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記成分(ウ)が、以下の(i)〜(iii)からなる群から選択される1種又は2種以上である。
(i)単糖、2〜5の単糖が重合した多糖又は炭素数が4以上の糖アルコール。
(ii)平均分子量が100〜10000であるポリエチレングリコール。
(iii)2〜5個の水酸基を有し、炭素数が3〜20のポリオール(ただし、(i)及び(ii)を除く)。
このような形態の本発明によれば、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記(i)の含有量が0.1〜30質量%である。
このような形態の本発明によれば、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記(ii)の含有量が0.1〜20質量%である。
このような形態の本発明によれば、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記(iii)の含有量が0.1〜60質量%である。
このような形態の本発明によれば、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記成分(イ)の界面活性剤の疎水基を構成する炭化水素鎖の炭素数が10〜20である。
このような界面活性剤を用いることによって、発色性組成物の発色性をより向上させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記成分(ア)と前記成分(ウ)との質量比が1:25〜4:1である。
このような形態の本発明によれば、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
本発明の発色性組成物は、好ましくは化粧料である。
本発明の発色性組成物は、高い審美感を有しながらも、結晶化を起こしにくく、振動安定性に優れているため、化粧料として有用である。
また、本発明は、水で希釈することにより、上記本発明の発色性組成物を調製するための濃縮組成物であって、以下の成分(ア)、(イ)及び(ウ)
(ア)グリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル又はアルキルエーテルからなる群から選択される2種以上(ただし、水酸基を2個以上含む場合には、前記脂肪酸エステルを構成する脂肪酸又は前記アルキルエーテルを構成するアルキル基の炭素数は10以上である)。
(イ)疎水基として炭化水素鎖を有するイオン性界面活性剤。
(ウ)1種または2種以上のポリオール(ただし、成分(ア)を除く)。
を含有することを特徴とする、濃縮組成物にもある。
上述の通り、本発明の発色性組成物は結晶析出を起こしにくい。そのため、濃縮組成物の形態としても析出を起こしにくく有用である。
本発明の濃縮組成物は、希釈した際に優れた発色性を発揮するため、入浴剤の形態とすることが好ましい。
本発明によれば、従来の発色性組成物よりも特に低温で結晶析出を起こしにくく、振動安定性に優れた発色性組成物、及び該発色性組成物を調製することができる濃縮組成物を提供することができる。
また、本発明によれば発色性組成物の保存安定性、特に低温における安定性を向上させることができる。
また、本発明の好ましい形態では、より発色性に優れた発色性組成物を提供することができる。
<1>本発明の発色性組成物
本発明は、下の成分(ア)〜(ウ)を必須成分として含有する。
(ア)グリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル又はアルキルエーテルからなる群から選択される2種以上(ただし、前記脂肪酸エステルを構成する脂肪酸又は前記アルキルエーテルを構成するアルキル基の炭素数は10以上である)。
(イ)疎水基として炭化水素鎖を有するイオン性界面活性剤。
(ウ)1種または2種以上のポリオール(ただし、成分(ア)を除く)。
以下、各成分について詳細に説明する。
(1)成分(ア)グリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル又はアルキルエーテル
本発明の発色性組成物は必須成分として、成分(ア)グリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル、アルキルエーテルからなる群から選択される2種以上(以下、グリセリン系誘導体という)を含有する。
ただし、成分(ア)のグリセリン系誘導体は、水酸基を2個以上含む場合には、前記脂肪酸エステルを構成する脂肪酸又は前記アルキルエーテルを構成するアルキル基の炭素数は10以上である。
すなわち、炭素数が9以下の脂肪酸又はアルキル基によって構成され、水酸基を2個以上含むグリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル及びアルキルエーテルは、成分(ア)のグリセリン系誘導体に含まれず、後述する成分(ウ)に含まれる。
成分(ア)のグリセリン系誘導体が脂肪酸エステルの場合、脂肪酸は飽和脂肪酸でも不飽和脂肪酸でもよい。また、脂肪酸は直鎖脂肪酸であっても分岐鎖脂肪酸であってもよいが、直鎖脂肪酸が好ましい。脂肪酸の炭素数は10以上、より好ましくは12〜18とする。
成分(ア)のグリセリン系誘導体として、このような脂肪酸エステルを用いることで、発色性組成物の発色性を向上させることができる。
成分(ア)のグリセリン系誘導体がアルキルエーテルの場合、アルキル基は不飽和結合を含んでいてもよい。また、アルキル基は直鎖であっても分岐鎖であってもよいが、直鎖が好ましい。アルキル基の炭素数は10以上、より好ましくは12〜18とする。
成分(ア)のグリセリン系誘導体として、このようなアルキルエーテルを用いることで、発色性組成物の発色性を向上させることができる。
成分(ア)のグリセリン系誘導体がポリグリセリンの脂肪酸エステル又はアルキルエーテルである場合、ポリグリセリンにおけるグリセリンの重合度は5以下であることが好ましい。
ポリグリセリンの重合度を前記範囲とすることによって、発色性組成物の発色性を向上させることができる。
また、成分(ア)のグリセリン系誘導体において、グリセリン、ポリグリセリンのOH基は一部又は全部がエステル化またはエーテル化されていても良い。しかし、発色性組成物を低温保存した場合の経時的な発色性の低下を抑制する観点から、1つの水酸基のみがエステル化またはエーテル化されていることが特に好ましい。
成分(ア)のグリセリン系誘導体の特に好ましい具体例としては、グリセリンモノラウリン酸エステル、グリセリンモノオレイン酸エステル、ジグリセリンモノオレイン酸エステル、ジグリセリンモノラウリン酸エステル、グリセリンモノラウリルエーテル、グリセリンモノオレイルエーテル、ジグリセリンモノラウリルエーテル、グリセリンモノステアリルエーテル、グリセリンモノイソステアリルエーテル等が例示できる。
成分(ア)のグリセリン系誘導体は常法によって合成可能であるが、市販品も数多く存在するので、これら市販品を入手して用いることも可能である。
具体的には、「ニッコール DGMO−90V」(ジグリセリンモノオレイン酸エステル 日光ケミカルズ(株)製)、「サンファクト2GML−90」(ジグリセリンモノラウリン酸エステル 太陽化学(株)製)、「サンソフトNo.750」(グリセリンモノラウリン酸エステル 太陽化学(株)製)、「NIKKOL(登録商標) セラキルアルコール」(モノオレイルグリセリルエーテル 日光ケミカルズ(株)製)、「NIKKOL(登録商標) バチルアルコール」(グリセリンモノステアリルエーテル 日光ケミカルズ(株)製)等が例示できる。
本発明の実施の形態では、成分(ア)のグリセリン系誘導体の含有量は、発色性組成物全量に対して、0.5〜30.0質量%であることが好ましく、0.5〜10.0質量%であることがさらに好ましく、1.0〜5.0質量%であることがより好ましい。
成分(ア)のグリセリン系誘導体の含有量を前記範囲とすることにより、組成物の発色性を向上させることができる。
本発明の発色性組成物は成分(ア)として、グリセリン又はポリグリセリンのモノラウリルエーテルを含むことが好ましく、特にグリセリンモノラウリルエーテルを含むことが好ましい。
また、成分(ア)として、グリセリン又はポリグリセリンのモノオレイルエーテルを含むことが好ましく、特にグリセリンモノオレイルエーテルを含むことが好ましい。
さらには、成分(ア)として、グリセリン又はポリグリセリンのモノラウリルエーテルと、モノオレイルエーテルを共に含むことが好ましい。
成分(ア)として、このような非イオン性界面活性剤を用いることにより、温度変化により失った発色性組成物の保存安定性を向上させることができる。
成分(ア)として、グリセリン又はポリグリセリンのモノラウリルエーテルと、モノオレイルエーテルを両方含む場合には、モノラウリルエーテルとモノオレイルエーテルの質量比は、好ましくは1:9〜9:1であり、より好ましくは2:8〜8:2であり、より好ましくは3:7〜7:3であり、さらに好ましくは4:6〜6:4である。
また、成分(ア)として、グリセリン又はポリグリセリンのモノラウリルエーテルと、モノオレイルエーテルを両方含む場合には、モノラウリルエーテル及びモノオレイルエーテルの総質量が占める割合は、成分(ア)の総質量に対して、好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、さらに好ましくは90質量%である。
また、本発明の好ましい実施の形態では、グリセリン又はポリグリセリンのモノオレイン酸エステルを成分(ア)に含む。
本発明のより好ましい実施の形態では、前記モノオレイン酸エステルは、ポリグリセリンのモノオレイン酸エステルであり、さらに好ましくはジグリセリンのモノオレイン酸エステルである。
このような実施の形態の本発明によれば、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
グリセリン又はポリグリセリンのモノオレイン酸エステルを成分(ア)に含む場合には、成分(ア)に占めるグリセリン又はポリグリセリンのモノオレイン酸エステルの割合は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、さらに好ましくは30質量%以上とする。
成分(ア)に占めるグリセリン又はポリグリセリンのモノオレイン酸エステルの割合を前記範囲とすることによって、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
また、グリセリン又はポリグリセリンのモノオレイン酸エステルを成分(ア)に含む場合には該モノオレイン酸エステルの質量と、これ以外のグリセリン系誘導体の総質量の比は、結晶析出の防止又は振動安定性の向上の観点から、好ましくは1:3〜3:1、より好ましくは1:2.5〜2.5:1、さらに好ましくは1:2〜2:1である。
また、低温保存した時の経時的な発色性の低下を抑制する観点から、好ましくは1.5:3.5〜1:1、より好ましくは1:2〜1:1.5、より好ましくは1:1.8〜1:1.5である。
また、本発明の好ましい実施の形態では、成分(ア)はグリセリン又はポリグリセリンのモノオレイン酸エステル、並びに、グリセリン又はポリグリセリンのモノラウリルエーテルを含む。
このような実施の形態の本発明は、発色性組成物を低温保存した時の経時的な発色性の低下を抑制することができる。
本発明のより好ましい実施の形態では、前記モノラウリルエーテルがモノラウリルグリセリルエーテルである。
このような実施の形態の本発明は、発色性組成物を低温保存した時の経時的な発色性の低下を抑制することができる。
成分(ア)が、グリセリン又はポリグリセリンのモノオレイン酸エステル、並びに、グリセリン又はポリグリセリンのモノラウリルエーテルを含む形態とする場合には、該モノオレイン酸エステルと、該モノラウリルエーテルの質量比は、結晶析出の防止又は振動安定性の向上の観点から、好ましくは1:3〜3:1、より好ましくは1:2.5〜2.5:1、さらに好ましくは1:2〜2:1である。
また、低温保存した時の経時的な発色性の低下を抑制する観点から、好ましくは1.5:3.5〜1:1、より好ましくは1:2〜1:1.5、より好ましくは1:1.8〜1:1.5である。
本発明の実施の形態では、成分(ア)のグリセリン系誘導体は、その純度が90%以上であることが好ましい。
成分(ア)のグリセリン系誘導体の純度を前記範囲とすることにより、発色性組成物を低温保存した場合の経時的な発色性の低下を抑制することができる。
このような高純度のグリセリン系誘導体は、例えば、市販品を分子蒸留器に繰り返し通すという手法により得られる。また、純度の確認は例えばGPCカラムを用いたHPLC法により確認できる。
(2)成分(イ)疎水基として炭化水素鎖を有するイオン性界面活性剤
本発明の発色性組成物は必須成分として、疎水基として炭化水素鎖を有するイオン性界面活性剤を含む。疎水基としての炭化水素鎖の種類や本数、対イオンの種類などは特に限定されず、(a)ジェミニ型イオン性界面活性剤、(b)疎水基として分岐及び/又は不飽和の炭化水素鎖を有する界面活性剤、(c)脂肪酸石鹸を例示できる。以下、それぞれのイオン性界面活性剤について説明する。
(a)ジェミニ型イオン性界面活性剤
本発明で言うジェミニ型イオン性界面活性剤とは、一般的なイオン性界面活性剤が連結基により連結した二量体構造を持つものであり、その構造中に、少なくとも2つの疎水性鎖、少なくとも2つのイオン性基、及びスペーサー部分を含んでいる。
具体的な構造としては、アシルアミノ酸リシン塩、二本鎖ビスカルボン酸型化合物、ビスピリジニウム四級アンモニウム塩型化合物等が好適に例示できる。
これらのジェミニ型イオン性界面活性剤は、例えば、米国特許公報、US4734277、US4764306、US4812263記載の方法で調製することができるが、市販品も存在するので、これら市販品を入手し、使用することも可能である。かかる市販品の具体例としては、ジェミニ型アニオン性界面活性剤である、「ペリセア(登録商標) L30」(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 旭化成ケミカル(株)製)、「ジェミサーフα142」(2つのラウリル基を有するジカルボン酸 中京油脂(株)製)、ジェミニ型アニオン性界面活性剤である、「ハイジェニアS−100」(ビスピリジニウム四級アンモニウム塩 タマ化学工業(株)製)等が例示できる。
(b)疎水基として分岐及び/又は不飽和の炭化水素鎖を有する界面活性剤
(b)のイオン性界面活性剤は、カチオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤の何れであってもよいが、好ましくはアニオン性界面活性剤である。アニオン性界面活性剤としてはスルホン酸塩、カルボン酸塩、リン酸塩を挙げることができ、さらに好ましくはカルボン酸塩、リン酸塩を挙げることができる。
(b)の界面活性剤の有する炭化水素鎖の炭素数は、好ましくは10以上、より好ましくは10〜20、さらに好ましくは12〜18である。
炭化水素鎖の分岐の数は特に限定されないが、好ましくは1〜3であり、より好ましくは1である。
また、分岐鎖を有する炭化水素鎖における主鎖の炭素数は、好ましくは6〜20、より好ましくは8〜19、さらに好ましくは9〜18である。
また、分岐鎖を有する炭化水素鎖における側鎖の炭素数は、好ましくは1〜10、より好ましくは1〜8、さらに好ましくは1〜6である。
このような(b)のイオン性界面活性剤としては、具体的にはイソステアリン酸塩、ヘキシルデシル酸塩、イソステアリルリン酸塩及びヘキシルデシルリン酸塩などを好ましく例示することができ、特に好ましくはイソステアリン酸塩及びヘキシルデシルリン酸塩を挙げることができる。
また、炭化水素鎖における不飽和結合の数は特に限定されないが、好ましくは1〜3であり、より好ましくは1〜2であり、さらに好ましくは1である。
このような(b)のイオン性界面活性剤としては、オレイン酸、リノール酸及びウンデシレン酸などの塩、並びにこれら脂肪酸におけるカルボキシル基をリン酸基に置換した有機リン酸などの塩が好ましく例示できる。
また、不飽和結合は、炭化水素鎖の主鎖における中間付近に存在することが好ましい。具体的には、炭化水素鎖の炭素の数がNであり、親水基に近い方から数えてn番目に不飽和結合があるとした場合に、nは好ましくはN/3〜2N/3の間の整数、より好ましくは2N/5〜3N/5の間の整数とする。
このような炭化水素鎖を有するイオン性界面活性剤としては、オレイン酸、リノール酸などの塩、並びにこれら脂肪酸におけるカルボキシル基をリン酸基に置換した有機リン酸などの塩が好ましく例示でき、特に好ましくはオレイン酸を例示することができる。
(c)脂肪酸石鹸
本発明で言う脂肪酸石鹸とは、脂肪酸をアルカリ剤で中和したものであり、該脂肪酸の炭素数は、好ましくは10以上、より好ましくは10〜20、さらに好ましくは12〜16である。
脂肪酸石鹸を構成する脂肪酸は、飽和脂肪酸でも不飽和脂肪酸でもよい。また、脂肪酸は直鎖脂肪酸であっても分岐鎖脂肪酸であってもよい。
脂肪酸石鹸として、具体的には、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸等の塩が挙げられる。
本発明の好ましい実施の形態では、脂肪酸石鹸はラウリン酸の塩である。
このような実施の形態の本発明は、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができる。
また、脂肪酸石鹸の塩の種類としては、カリウム塩、ナトリウム塩等のアルカリ金属塩の他、トリエタノールアミン塩、アミノメチルプロパノール塩、アルギニン塩等の有機塩が挙げられる。
本発明の好ましい実施の形態では、脂肪酸石鹸は脂肪酸のカリウム塩である。
このような実施の形態の本発明は、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができる。
本発明の組成物においては、成分(イ)として、(a)〜(c)から選ばれる1種のイオン性界面活性剤を含有させることもできるし、2種以上のイオン性界面活性剤を組み合わせて含有させることもできる。
本発明の好ましい実施の形態では、成分(イ)として(a)及び(b)の界面活性剤から選ばれる少なくとも1種を含む。
(a)又は(b)の界面活性剤を含むことによって、本発明の発色性組成物の高温又は低温環境下における安定性を向上させることができる。
また、(a)及び(b)の界面活性剤のうち、対イオンがアミノ酸であるものを用いることが好ましい。
(a)及び(b)の界面活性剤の対イオンとするアミノ酸としては、アルギニンやリジンなどの塩基性アミノ酸を好ましく挙げることができ、このうち特に好ましくはアルギニンを挙げることができる。
また、成分(イ)の含有量は、組成物全量に対して、0.005〜1.0質量%であることが好ましく、0.01〜0.1質量%であることがより好ましい。
成分(イ)の含有量を前記範囲とすることにより、組成物の発色性を向上させることができる。
本発明の好ましい実施の形態では、成分(イ)の含有量は、成分(ア)の含有量に対し、好ましくは0.001〜0.05質量%、さらに好ましくは0.002〜0.02質量%、特に好ましくは0.005〜0.02質量%である。
成分(ア)と成分(イ)の質量比を前記範囲とすることにより、成分(イ)のジェミニ型イオン性界面活性剤又は脂肪酸石鹸が、成分(ア)のグリセリン系誘導体により調製されるラメラ液晶中に溶解している状態を容易に形成することができる。
(3)成分(ウ)ポリオール
本発明の発色性組成物は必須成分として、1種又は2種以上のポリオールを含有する。本発明において、ポリオールとは水酸基を2個以上含む化合物のことを言う。
ただし、水酸基を2個以上含むグリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル又はアルキルエーテルであって、前記脂肪酸エステルを構成する脂肪酸又は前記アルキルエーテルを構成するアルキル基の炭素数が10以上のものは、成分(ウ)に含まれず、成分(ア)に含まれる。
すなわち、成分(ウ)のポリオールに含まれるグリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル又はアルキルエーテルは、前記脂肪酸エステルを構成する脂肪酸又は前記アルキルエーテルを構成するアルキル基の炭素数が9以下のものである。
本発明の好ましい実施の形態では、成分(ウ)の含有量は、好ましくは0.1〜60質量%、0.5〜50質量%、より好ましくは1〜40質量%である。
成分(ウ)の含有量を前記範囲とすることにより、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
本発明の好ましい実施の形態では、成分(ウ)が、以下の(i)〜(iii)からなる群から選択される1種又は2種以上である。(i)単糖、2〜5の単糖が重合した多糖又は炭素数が4以上の糖アルコール。(ii)平均分子量が100〜10000であるポリエチレングリコール。(iii)2〜5個の水酸基を有し、炭素数が3〜20のポリオール(ただし、(i)及び(ii)を除く)。
以下、(i)〜(iii)について詳述する。
(i)単糖、2〜5の単糖が重合した多糖又は炭素数が4以上の糖アルコール 本発明における単糖、2〜5の単糖が重合した多糖又は炭素数が4以上の糖アルコールとしては、化粧品に通常用いられるものであれば特に制限なく用いることができる。
単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、D−グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等)、四炭糖(例えば、D−エリトロース、D−エリトルロース、D−トレオース、エリスリトール等)、五炭糖(例えば、L−アラビノース、D−キシロース、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボース、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロース等)、六炭糖(例えば、D−グルコース、D−タロース、D−ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等)、七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロース等)、八炭糖(例えば、オクツロース等)、デオキシ糖(例えば、2−デオキシ−D−リボース、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−L−マンノース等)、アミノ糖(例えば、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等)、ウロン酸(例えば、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸、D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等)等が挙げられる。
2〜5の単糖が重合した多糖としては、例えば、ショ糖、ゲンチアノース、ウンベリフェロース、ラクトース、プランテオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオース、ベルバスコース類等が挙げられる。
炭素数が4以上の糖アルコールとしては、特に制限されず、4炭糖以上の炭素を有する単糖及び多糖の還元体であれば特に制限なく用いることができる。
本発明の好ましい実施の形態では、前記炭素数が4以上の糖アルコールは、キシリトール、マルチトール、マンニトール、ソルビトール、エリスリトール、アラビトール、リビトール、ガラクチトールからなる群から選ばれる1種又は2種である。
本発明の実施の形態では、前記(i)の含有量が、0.1〜60質量%、0.1〜30質量%、より好ましくは0.5〜20質量%、さらに好ましくは1〜10質量%である。
前記(i)の含有量を前記範囲とすることにより、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
(ii)平均分子量が100〜10000であるポリエチレングリコール 本発明において平均分子量とは、GPC(ゲルパーミエイションクロマトグラフィー)測定によるポリエチレン換算数平均分子量のことを言う。
本発明においては、ポリエチレングリコールの平均分子量は、100〜10000、より好ましくは200〜5000、さらに好ましくは300〜1000である。
平均分子量が前記範囲のポリエチレングリコールを用いることにより、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
本発明の実施の形態では、前記(ii)の含有量が、0.1〜60質量%、より好ましくは0.1〜20質量%、より好ましくは0.5〜20質量%、さらに好ましくは1〜10質量%である。
前記(ii)の含有量を前記範囲とすることにより、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
(iii)2〜5個の水酸基を有し、炭素数が3〜20のポリオール 前記(i)及び前記(ii)に含まれるポリオールは、(iii)のポリオールに含まれない。
このような(iii)のポリオールとしては、例えば、2価アルコール(例えば、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等)、3価アルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等)、4価アルコール(例えば、ジグリセリン、1,2,6−ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等)、5価アルコール(例えば、トリグリセリン等)、多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン等)、多価アルコールのアルキルエーテル(例えば、グリセリンモノ−2−エチルヘキシルエーテル等)等が挙げられる。
本発明の実施の形態では、前記(iii)の含有量が、好ましくは0.1〜60質量%、より好ましくは0.5〜50質量%、さらに好ましくは1〜40質量%である。
また、前記(iii)として多価アルコールのアルキルエーテル、特に3価アルコールのモノアルキルエーテルを採用する場合には、本発明の実施の形態では、前記(iii)の含有量が、好ましくは0.1〜10質量%、より好ましくは0.1〜5質量%である。
前記(iii)の含有量を前記範囲とすることにより、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
また、本発明の好ましい実施の形態では、前記成分(ア)と前記成分(ウ)との質量比が好ましくは1:25〜4:1、より好ましくは1:20〜3:1である。
成分(ア)と成分(ウ)の質量比を前記範囲とすることにより、発色性組成物の結晶析出温度をより低下させることができ、また、振動安定性をより向上させることができる。
(4)その他 本発明の発色性組成物は、成分(ア)のグリセリン系誘導体がラメラ液晶を形成できる範囲で水を含む。水の含有量は、このような目的を満たす範囲であればよいが、通常60質量%以上、好ましくは70質量%以上、さらに好ましくは85質量%以上である。
さらに、本発明の発色性組成物は上記必須成分以外に、任意成分を発明の効果を損なわない範囲で含有することができる。かかる任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤等のB領域の紫外線吸収剤、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。
(5)発色性組成物の製造方法 本発明の発色性組成物は上記必須成分及び任意成分を加熱条件下、溶解混合し、冷却する等の常法に従って処理することにより調製することができる。
(6)発色性組成物の用途 本発明の発色性組成物は、例えば、水性塗料、化学センサー、化粧料等として利用できるが、審美感のある外観及び優れたスキンケア機能を有するため、化粧品として利用することが好ましい。また、化粧品として利用する場合は、審美感のある外観、優れたスキンケア機能を活かすために、化粧水、美容液等に活用することが好ましい。
<2>本発明の濃縮組成物 本発明の発色性組成物は、以下に説明する本発明の濃縮組成物を水で希釈することにより調製することができる。
すなわち、本発明の濃縮組成物は、水で希釈することにより、上記発色性組成物を調製するためのものである。本発明の濃縮組成物は、以下の成分(ア)、(イ)及び(ウ)
(ア)グリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル又はアルキルエーテルからなる群から選択される2種以上(ただし、前記脂肪酸エステルを構成する脂肪酸又は前記アルキルエーテルを構成するアルキル基の炭素数は10以上である)。
(イ)疎水基として炭化水素鎖を有するイオン性界面活性剤。
(ウ)1種または2種以上のポリオール(ただし、成分(ア)を除く)。
を含有する。
各成分の実施形態については、本発明の発色性組成物において説明したとおりである。
本発明の濃縮組成物における、成分(ア)のグリセリン系誘導体の含有量は、好ましくは30〜99質量%、より好ましくは50〜95質量%、さらに好ましくは70〜90質量%である。
本発明の濃縮組成物における、成分(イ)のジェミニ型イオン性界面活性剤又は脂肪酸石鹸の含有量は、好ましくは0.01〜5質量%、より好ましくは0.01〜2質量%、さらに好ましくは0.1〜1質量%である。
本発明の濃縮組成物における、成分(ウ)のポリオールの含有量は、好ましくは1〜99質量%、さらに好ましくは3〜70質量%、より好ましくは5〜50質量%である。
本発明の濃縮組成物は、希釈する際の操作を容易にするために水を含むことが好ましい。この場合水の含有量は、好ましくは0.1〜30質量%、さらに好ましくは0.5〜15質量%を目安とすることができる。
本発明の濃縮組成物における、成分(ア)と成分(イ)の質量比、及び成分(ア)と成分(ウ)の質量比の好ましい範囲については、本発明の発色性組成物におけるものと同様である。
本発明の濃縮組成物は、任意成分を含んでいてもよい。これらの任意成分の例については上述した通りである。
本発明の濃縮性組成物は、上記必須成分及び任意成分を加熱条件下、溶解混合し、冷却する等の常法に従って処理することにより調製することができる。
本発明の濃縮組成物は、濃縮組成物の状態では発色性ではないが、水で希釈することにより、発色する。希釈倍率としては、好ましくは50〜5000体積倍、さらに好ましくは50〜1000体積倍を目安とすることができる。
本発明の濃縮組成物は、化粧料原料、入浴剤に好適である。
以下、実施例に基づき本発明をさらに詳細に説明するが、本発明が以下の実施例に限定されるものではない。
<実施例1〜6、比較例1〜3>発色性組成物
表1に示す処方により本発明の発色性組成物と比較例の発色性組成物を調製した。すなわち表1の成分を65℃以上の加熱下に攪拌混合溶解し、透明均一な溶液とした後、冷却し、30℃以下で香料を添加し、発色性組成物を得た。
実施例1〜6の発色性組成物は、成分(ア)、(イ)及び(ウ)を含有する一方、比較例1〜3の発色性組成物は、成分(ウ)を含有しない。
<試験例1>発色性の評価
実施例1〜6、比較例1〜3の発色性組成物の発色性を以下の方法により評価した。すなわち、10人の評価者によって1〜5点の評点を付し、その平均値を評価値とした。各評点の評価基準は以下の通りである。
5:はっきりと発色している
4:発色している
3:やや発色している
2:白濁しているがやや発色している
1:発色していない
結果を表2に示す。
<試験例2>結晶析出温度の測定
実施例1〜6、比較例1〜3の発色性組成物の入った容器の雰囲気温度を降下させ、結晶が析出する温度を測定した。
結果を表2に示す。
<試験例3>振動安定性の評価
実施例1〜6、比較例1〜3の発色性組成物の入ったガラス容器を手で5回振盪した後の発色性の程度を、試験例1と同様の方法により評価した。
結果を表2に示す。
表2に示すように、実施例1〜6、比較例1〜3の発色性組成物は何れも優れた発色性を有している。
この結果は、成分(ア)及び(イ)が組成物の発色性に寄与していることを示している。
しかし、比較例1〜3の発色性組成物の結晶析出温度は5℃又は7℃であるのに対して、実施例1〜6の発色性組成物の結晶析出温度は−5℃又は0℃であった。
この結果は、成分(ア)及び(イ)に加え、成分(ウ)を含有することにより、発色性組成物の結晶析出温度を低下させることができることを示している。
また、表2に示すように、比較例2及び3の発色性組成物は振盪後に発色性を喪失した。これらの発色性組成物と成分(ア)及び(イ)の組成が同一である、実施例3、4及び6は、振盪後であっても発色性が維持された。
この結果は、成分(ア)及び(イ)に加え、成分(ウ)を含有することにより、発色性組成物の振動安定性が向上することを示している。
また、実施例1〜6の発色性組成物は、成分(ウ)として、前記(i)に含まれるポリオールであるソルビトール;前記(ii)に含まれるポリオールであるPEG−8;前記(iii)に含まれるポリオールである1,3−ブチレングリコール、グリセリン又はエチルヘキシルグリセリンを含有するが、何れのポリオールを含有する場合であっても上記効果を奏することがわかった。
つまり、本発明の成分(ウ)として(i)〜(iii)の何れのポリオールを用いた場合であっても、発色組成物の結晶析出温度を低下させ、振動安定性を向上させることができることがわかった。
以上の結果は、本発明は、発色組成物の結晶析出温度を低下させ、振動安定性を向上させることができることを示している。
<実施例7>濃縮組成物
表3に記載の成分を65℃以上の加熱下に攪拌混合溶解し、透明均一な溶液とした後、冷却し、実施例7の濃縮組成物を得た。
調製した実施例7の濃縮組成物は発色性を有していなかった。
当該濃縮組成物1000mLを、42℃の水90Lに添加し、混合したところ発色した。この発色状態を試験例1と同様の方法により評価したところ、評価値は「3」であった。
さらに、この発色状態は、1時間後も続いていた。
この結果より、本発明の濃縮組成物は、希釈して用いることにより、良好な発色安定性を有することが分かった。
<実施例8〜21、比較例4〜7>発色性組成物
表4に示す処方により本発明の発色性組成物と比較例の発色性組成物を調製した。すなわち表1の成分を65℃以上の加熱下に攪拌混合溶解し、透明均一な溶液とした後、冷却し、30℃以下で香料を添加し、発色性組成物を得た。
<試験例4>振動安定性の評価
実施例8〜21、比較例4〜7の発色性組成物の入ったガラス容器を手で5回振盪した後の発色性の程度を、試験例1と同様の方法により評価した。
<試験例5>発色性の評価
実施例8〜21、比較例4〜7の発色性組成物について、(i)製造直後の発色性、(ii)20℃で1ヶ月保存したときの発色性、(iii)10℃で1ヶ月保存したときの発色性及び(iv)10℃で1ヶ月保存した後に20℃に戻したときの発色性を評価した。結果を表4に示す。
試験例4の結果、比較例の発色性組成物は何れも評点1の振動安定性を示した一方、実施例8〜21の発色性組成物は何れも評点3以上の振動安定性を示した。
この結果は、成分(ア)として2種以上のノニオン性界面活性剤を含む本発明の発色性組成物は、振動安定性に優れることを示している。
また、表4に示すように、実施例8〜19の発色性組成物は、比較例4〜7の発色性組成物と成分(イ)及び成分(ウ)が共通する組成を有する。それにも関わらず、20℃下での保存後における発色性において、実施例8〜19の発色性組成物は、比較例4〜7の発色性組成物よりも優れていた(表4)。
また、10℃下での保存後における発色性においても、実施例8〜19の発色性組成物は、比較例4〜7の発色性組成物よりも優れていた(表4)。
さらに実施例10、14、18及び19の発色性組成物については、10℃下での保存により発色性が低下したとしても、これを20℃に戻したときに発色性が回復することがわかった。
これらの結果は、本発明の発色性組成物は保存安定性、特に低温保存安定性に優れていることを示している。
また、成分(イ)として対イオンがアミノ酸であるイオン性界面活性剤を含む実施例11は、対イオンが金属イオンであるイオン性界面活性剤を含む実施例20及び21よりも、20℃及び10℃の何れの温度条件で保存した場合であっても発色性に優れていることがわかった(表4)。
この結果は、成分(イ)として対イオンがアミノ酸であるイオン性界面活性剤を含むことにより、発色性組成物の保存安定性を向上させることができることを示している。
本発明は化粧料等に活用できる。

Claims (18)

  1. 以下の成分(ア)、(イ)及び(ウ)
    (ア)グリセリン又はポリグリセリンのモノラウリルエーテルと、グリセリン又はポリグリセリンのモノオレイルエーテル
    (イ)疎水基として炭化水素鎖を有するイオン性界面活性剤。
    (ウ)1種または2種以上のポリオール(ただし、成分(ア)を除く)。
    を含有することを特徴とする、発色性組成物。
  2. 以下の成分(ア)、(イ)及び(ウ)
    (ア)グリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル又はアルキルエーテルからなる群から選択される2種以上(ただし、水酸基を2個以上含む場合には、前記脂肪酸エステルを構成する脂肪酸又は前記アルキルエーテルを構成するアルキル基の炭素数は10以上である)。
    (イ)(a)ジェミニ型イオン性界面活性剤、並びに(b)疎水基として分岐及び/又は不飽和の炭化水素鎖を有する界面活性剤から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤。
    (ウ)1種または2種以上のポリオール(ただし、成分(ア)を除く)。
    を含有し、前記成分(イ)の(a)及び(b)の界面活性剤の対イオンがアミノ酸であることを特徴とする、発色性組成物。
  3. 前記アミノ酸がアルギニンであることを特徴とする、請求項2に記載の発色性組成物。
  4. 以下の成分(ア)、(イ)及び(ウ)
    (ア)グリセリン又はポリグリセリンの脂肪酸エステル又はアルキルエーテルからなる群から選択される2種以上(ただし、水酸基を2個以上含む場合には、前記脂肪酸エステルを構成する脂肪酸又は前記アルキルエーテルを構成するアルキル基の炭素数は10以上である)。
    (イ)疎水基として炭化水素鎖を有するイオン性界面活性剤。
    (ウ)1種または2種以上のポリオール(ただし、成分(ア)を除く)。
    を含有し、前記成分(イ)として、脂肪酸石鹸を含むことを特徴とする、発色性組成物。
  5. 前記成分(ア)がグリセリン又はポリグリセリンのモノラウリルエーテルを含むことを特徴とする、請求項の何れか一項に記載の発色性組成物。
  6. 前記成分(ア)がグリセリン又はポリグリセリンのモノオレイルエーテルを含むことを特徴とする、請求項の何れか一項に記載の発色性組成物。
  7. 前記成分(ア)がグリセリン又はポリグリセリンのモノオレイン酸エステルを含むことを特徴とする、請求項の何れか一項に記載の発色性組成物。
  8. 前記成分(ア)が、ジグリセリンのモノオレイン酸エステルを含むことを特徴とする、請求項に記載の発色性組成物。
  9. 前記成分(ウ)の含有量が0.1〜60質量%であることを特徴とする、請求項1〜の何れか一項に記載の発色性組成物。
  10. 前記成分(ウ)が、以下の(i)〜(iii)からなる群から選択される1種又は2種以上であることを特徴とする、請求項1〜の何れか一項に記載の発色性組成物。
    (i)単糖、2〜5の単糖が重合した多糖又は炭素数が4以上の糖アルコール。
    (ii)平均分子量が100〜10000であるポリエチレングリコール。
    (iii)2〜5個の水酸基を有し、炭素数が3〜20のポリオール(ただし、(i)及び(ii)を除く)。
  11. 前記成分(i)の含有量が、発色性組成物全体に対して、0.1〜30質量%であることを特徴とする、請求項10に記載の発色性組成物。
  12. 前記成分(ii)の含有量が、発色性組成物全体に対して、0.1〜20質量%であることを特徴とする、請求項10又は11に記載の発色性組成物。
  13. 前記成分(iii)の含有量が、発色性組成物全体に対して、0.1〜60質量%であることを特徴とする、請求項1012の何れか一項に記載の発色性組成物。
  14. 前記成分(イ)の界面活性剤の疎水基を構成する炭化水素鎖の炭素数が10〜20であることを特徴とする、請求項1〜13の何れか一項に記載の発色性組成物。
  15. 前記成分(ア)と前記成分(ウ)との質量比が1:25〜4:1であることを特徴とする、請求項1〜14の何れか一項に記載の発色性組成物。
  16. 化粧料であることを特徴とする請求項1〜15の何れか一項に記載の発色性組成物。
  17. 水で希釈することにより、請求項1〜16の何れか一項に記載の発色性組成物を調製するための濃縮組成物であって、前記(ア)、前記(イ)及び前記(ウ)を含有することを特徴とする、濃縮組成物。
  18. 入浴剤であることを特徴とする請求項17に記載の濃縮組成物。
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