JP6574077B1 - ソケット - Google Patents
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Abstract
Description
(1)第2嵌め部材が第1嵌め部材にスライド可能に嵌め込まれており、第2嵌め部材の外環状壁は、徐々に縮径する構成により、第1嵌め部材の外環状壁とから隙間が形成され、規制ユニットに合わせて第2嵌め部材の移動が規制されるため、全体の構成が簡素であり、作動がスムーズであり、利用が便利である。
第2嵌め部23は第2締結部材9を嵌め可能である。第2締結部材9の寸法は、第1締結部材8の寸法と異なる。図に示す例においては、外環状壁21は、その外径が第1端11から第2端12へ徐々に縮径するように形成されている。このため、外環状壁21と内環状壁15との隙間3は、第1端11から第2端12へ徐々に広がっている。なお、図示は省略するが、外環状壁21と内環状壁15との隙間3が、第1端11から第2端12へ徐々に広がる構成であれば、図に示す例に限定されない。例えば、内環状壁15として、その外径が第1端11から第2端12へ徐々に拡径するように形成されているものを用いて、外環状壁21と内環状壁15との隙間3が、第1端11から第2端12へ徐々に広がる構成としてもよい。また、第1端11から第2端12へ徐々に縮径するように形成した外環状壁21と、第1端11から第2端12へ徐々に拡径するように形成した内環状壁15とを用いて、外環状壁21と内環状壁15との隙間3が、第1端11から第2端12へ徐々に広がる構成としてもよい。例えば、外環状壁21と内環状壁15とのうちの一方(図に示す例では内環状壁15)は、第1端11から第2端12へ徐々に縮径して隙間3を形成し、他方(図に示す例では外環状壁21)には、隙間3に伸びる(隙間3に突出する)規制ユニット4が設けられている。
このような構成であれば、第2嵌め部材2が第2端12方向に移動すると(第1位置)、外環状壁21と内環状壁15との隙間3が狭い位置で規制ユニット4と外環状壁21とが接触することになる。このため、規制ユニット4と外環状壁21との押圧力が増して、第2嵌め部材2が第1嵌め部材1から脱落することを効果的に防止することができる。一方、第2嵌め部材2が第1端11方向に移動すると(第2位置)、外環状壁21と内環状壁15との隙間3が広い位置で規制ユニット4と外環状壁21とが接触することになる。このため、規制ユニット4と外環状壁21との押圧力が低下して、第2嵌め部材2の第1嵌め部材1内での移動をスムーズに行うことができる。
使用時に、ユーザはソケットを繰り返して交換することが必要ないため、作業効率を増加することが可能であり、収納の空間を減少することも可能である。そして、第2嵌め部材2は、第1嵌め部材1の内部空間14に自在に差し込まれ可能なため、使用時に、ソケットは、締結部材を直接に嵌めるだけで、締結部材の寸法によって、第1嵌め部16または第2嵌め部23が締結部材と自動的に嵌合する。例えば、第1締結部材8の寸法が第2嵌め部23より大きい場合には、第2嵌め部材2が締結部材8に押さえられて後退して、第1嵌め部16が第1締結部材8と嵌合する。
本実施形態では、第1嵌め部16と第2嵌め部23との輪郭が、同じ多角形(六角形)であるが、もちろん、異なる多角形であってもよい。例えば、第1嵌め部は十二角形であり、第2嵌め部は六角形でもよい。
第2嵌め部23のこのような設計により、第2締結部材9との嵌合が容易となる。軸線13に垂直する視点から見ると、外環状壁21の延長線と内環状壁15の延長線により夾角が形成される。前記夾角の角度は、0度より大きくて5度より小さい。これにより、第2嵌め部材2が前記第1位置に着くと、規制ユニット4は外環状壁21にスムーズに緊密に当接することが可能である。
第2嵌め部材2が外力を受けて第1端11へ移動して第2位置に着くと、第1止め壁17と前記第2止め壁24は互いに干渉する(当接する)。第1止め壁17は、傾斜するように、内環状壁15及び第1嵌め部16と連接し、第2止め壁24の傾斜角度は、第1止め壁17の傾斜角度に合うことが好ましい。
2 第2嵌め部材
3 隙間
4 規制ユニット
5 規制部材
6 弾性部材
7 駆動工具
8 第1締結部材
9 第2締結部材
11 第1端
12 第2端
13 軸線
14 内部空間
15 内環状壁
16 第1嵌め部
17 第1止め壁
18 貫通孔
21 外環状壁
22 止め垣
23 第2嵌め部
24 第2止め壁
41 玉
Claims (10)
- 第1端が駆動工具と連接し、第2端には、第1締結部材を嵌めるための第1嵌め部が設けられており、内部空間と、前記内部空間を囲む内環状壁と、を備え、前記第1嵌め部は前記内環状壁と連接する第1嵌め部材と、
前記内部空間に脱着可能に差し込まれており、互いに連接する、外環状壁と、第2嵌め部と、を備え、前記外環状壁と前記内環状壁とは互いに対面し、前記第2嵌め部は第2締結部材を嵌め、前記第2締結部材の寸法は、前記第1締結部材の寸法と異なる第2嵌め部材と、を備え、
前記外環状壁と前記内環状壁との隙間は、第1端から第2端へ徐々に広がっており、前記隙間に突出する規制ユニットが設けられていることを特徴とする、
ソケット。 - 前記第1嵌め部材は、更に、軸線を有し、前記内環状壁の伸び方向は前記軸線に平行し、前記外環状壁の伸び方向は前記軸線に対して傾斜し、前記規制ユニットは前記内環状壁から前記隙間に突出し、前記第2嵌め部材が前記軸線に沿って前記第2端へ移動して第1位置に着くと、前記規制ユニットと前記外環状壁とは、締まり嵌めの状態で互いに押し付けることを特徴とする、請求項1に記載のソケット。
- 止め垣が径方向に沿って前記外環状壁に伸び、前記規制ユニットは、前記止め垣と前記第1嵌め部との間に介在し、前記第2嵌め部材が前記第1位置に移動すると、前記規制ユニットは、前記軸線の伸び方向において、前記止め垣と互いに当接することを特徴とする、請求項2に記載のソケット。
- 前記軸線に垂直する視点から見ると、前記外環状壁の延長線と前記内環状壁の延長線は夾角を形成し、前記夾角の角度は、0度より大きくて5度より小さいことを特徴とする、請求項2に記載のソケット。
- 前記第1嵌め部材は、更に、軸線を有し、前記第1嵌め部の内径の寸法は、前記内環状壁の径方向の寸法より大きく、第1止め壁は、横方向に沿って前記内環状壁及び前記第1嵌め部と連接し、前記第2嵌め部の外径の寸法は、前記外環状壁の径方向の寸法より大きく、第2止め壁は、横方向に沿って前記外環状壁及び前記第2嵌め部と連接し、前記第2嵌め部材が外力を受けて前記第1端へ移動して第2位置に着くと、前記第1止め壁と前記第2止め壁は、互いに当接することを特徴とする、請求項1に記載のソケット。
- 前記規制ユニットは、少なくとも一つの玉を備え、前記少なくとも一つの玉は、前記第1嵌め部材と前記第2嵌め部材とのうちの一方に転動可能に位置決められており、他方に選択的に互いに当接可能であることを特徴とする、請求項1に記載のソケット。
- 前記第1嵌め部材には、前記少なくとも一つの玉に対応する少なくとも一つの貫通孔が設けられており、前記少なくとも一つの玉は、前記少なくとも一つの貫通孔に収容され、前記各玉の一部は、前記第1嵌め部材の前記内環状壁から伸びて、前記第2嵌め部材の前記外環状壁と選択的に互いに当接することを特徴とする、請求項6に記載のソケット。
- 更に、縛り部材を備え、前記縛り部材は、前記第1嵌め部材を嵌めるように設けられており、径方向に沿って前記少なくとも一つの玉に押し付けることにより、前記少なくとも一つの玉が押圧されて前記第2嵌め部材へ移動する傾向を有することを特徴とする、請求項7に記載のソケット。
- 更に、弾性部材を備え、前記弾性部材は前記内部空間に設けられており、前記弾性部材の両端は、それぞれ前記第1嵌め部材及び前記第2嵌め部材に押し付けることにより、平常時に、前記第2嵌め部が前記第1嵌め部から伸びることを特徴とする、請求項1から8の何れかの1項に記載のソケット。
- 前記第1嵌め部材は、更に、軸線を有し、前記内環状壁の伸び方向は前記軸線に平行し、前記外環状壁の伸び方向は、前記軸線に対して傾斜し、前記規制ユニットは前記内環状壁から前記隙間に伸び、前記第2嵌め部材が前記軸線に沿って前記第2端へ移動して第1位置に着くと、前記規制ユニットと前記外環状壁は、締まり嵌めの状態で互いに押し付け、止め垣は径方向に沿って前記外環状壁に伸び、前記規制ユニットは、前記止め垣と前記第1嵌め部との間に介在し、前記第2嵌め部材が前記第1位置に着くと、前記規制ユニットは、前記軸線の伸び方向において、前記止め垣と互いに干渉し、前記軸線に垂直する視点から見ると、前記外環状壁の延長線と前記内環状壁の延長線は夾角を形成し、前記夾角の角度は、0度より大きくて5度より小さく、前記第1嵌め部の内径の寸法は、前記内環状壁の径方向の寸法より大きく、第1止め壁は、横方向に沿って、前記内環状壁及び前記第1嵌め部と連接し、前記第2嵌め部の外径の寸法は、前記外環状壁の径方向の寸法より大きく、第2止め壁は、横方向に沿って、前記外環状壁及び前記第2嵌め部と連接し、前記第2嵌め部材が外力を受けて前記第1端へ移動して第2位置に着くと、前記第1止め壁と前記第2止め壁とは互いに干渉し、前記ソケットは、更に、弾性部材を備え、前記弾性部材は前記内部空間に設けられており、前記弾性部材の両端は、それぞれ前記第1嵌め部材と前記第2嵌め部材とに押し付けることにより、平常時に、前記第2嵌め部が前記第1嵌め部から伸び、前記第2嵌め部材が前記第1位置に着くと、前記軸線の伸び方向において、前記第2嵌め部の前記第1嵌め部から伸びる長さと前記第2嵌め部材の長さの比は、0.1〜0.2であり、前記軸線の伸び方向において、前記第1嵌め部材の長さと前記第2嵌め部材の長さの比は、2〜3であり、前記第1嵌め部材と前記第2嵌め部材とは、同軸に配置され、前記縛り部材は、Cリングであり、前記第1嵌め部材に嵌め込まれており、前記少なくとも一つの玉は、複数あり、同じ距離を置いて前記第1嵌め部材に分布されており、前記第1止め壁は、傾斜するように、前記内環状壁及び前記第1嵌め部と連接し、前記第2止め壁の傾斜角度は前記第1止め壁の傾斜角度に合い、前記第1嵌め部と前記第2嵌め部との輪郭は、同じの多角形を呈し、前記第2嵌め部材の前記第1端に近づく肉厚は、前記第2嵌め部材の前記第2端に近づく肉厚より大きいことを特徴とする、請求項8に記載のソケット。
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