JP2009107058A - 作業工具用ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】2種類のサイズのソケット孔を備え、作業性がよく、構造も簡単で容易に製造できる作業工具用ソケットを得る。
【解決手段】前端部に外ソケット孔4、後端部に中空部6、それらの間に連通孔5を有する外側ソケット3と、前記外ソケット孔4の内面に係合する外周面を有するとともに、内ソケット孔7を形成する内ソケット部8と、前記中空部6の内側に位置し、該中空部6の内周面に係合する外周面を有し、作業工具の取付手段を有する装着部10と、前記内ソケット部8と前記装着部10とを連結し、軸方向に貫通する軸部9とによりなる内側ソケット2とを備え、前記外側ソケット3が前記内側ソケット2に対し、周方向に回転不能、且つ、前記外ソケット孔4が使用可能となる第一位置と、前記内ソケット孔7が使用可能となる第二位置との間で軸方向に移動可能に取り付けられたことによりなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、インパクトレンチ等の電動式作業工具やラチェット式ハンドル等の手動工具に取付け、ボルト及びナットの締付け、取外しを行う作業工具用ソケットに関するものであり、さらに詳しくは、2種類のサイズに対応する作業工具用ソケットに関するものである。
従来、作業工具用ソケットはインパクトレンチ等の作業工具に必要とするサイズのソケットを取り付け、ボルト又はナットの締め付け、取外しを行っていた。このとき、目的とするボルト又はナットのサイズが変われば、ソケットも変更する必要があり、作業効率が良くないだけでなく、作業現場で持ち歩くソケットの数も多くなることによって、工具が嵩張り、さらに、重いものとなるため、作業効率や迅速な移動が求められる場所では不適切なものであった。これらの課題を解決するために、2種類のサイズのボルトやナットの締め付け等を行うことができる作業工具用ソケット(例えば、特開2001−105333)が使用されていた。
特開2001−105333
しかし、上記引用文献では、異なる2種類のソケット孔を備えるため、作業効率も良く、複数のサイズのソケットが必要となるときでも持ち歩く工具に係る部品点数を減らすことができ、利便性は良かったが、ソケットの先端部は径大なサイズのソケット孔に対応させた大きさとなるため、径小なサイズのソケット孔を使用する際には、比較的嵩張ったものとなり、例えば、ボルトにナットを締め付ける近傍に障害物がある場合等には作業が行い難い状態にあった。また、製造するときには内側ソケットを外側ソケットから抜出し不能にするために、ピンを使用し、そのピンをC字状のリング等で固定する必要があり、手間が掛かるものとなっていた。さらに、前述したように、内側ソケットはピンによって外側ソケットに抜出し不能に嵌挿され、ばねによって前方向にばねによって付勢されている場合には、ばねによって前方向に押し出される内側ソケットをピンで受け止めることになり、長期間使用することによって、ピンが破損する等の不具合を生じる可能性が考えられる等、改良の余地が考えられた。
上述の課題を解決するために、本願発明に係る作業工具用ソケットは、前端部に外ソケット孔を有し、後端部に軸方向垂直断面を多角形とした中空部を有するとともに、前記外ソケット孔と前記中空部の間に設けられた連通孔とにより、軸方向に貫通した外側ソケットと、前記外ソケット孔の内側に位置し、該外ソケット孔の内面に係合する外周面を有するとともに、該外ソケット孔よりも径小な内ソケット孔を形成する内ソケット部と、前記中空部の内側に位置し、該中空部の内周面に係合する外周面を有し、前記連通孔を通らない大きさであるとともに、作業工具の取付手段を有する装着部と、前記内ソケット部と前記装着部とを前記連通孔を通じて前記外側ソケット内で連結し、軸方向に貫通する軸部とによりなる内側ソケットとを備え、前記外側ソケットが前記内側ソケットに対し、周方向に回転不能、且つ、前記外ソケット孔が使用可能となる第一位置と、前記内ソケット孔が使用可能となる第二位置との間で軸方向に移動可能に取り付けられてなるものである。
ここで、前記内ソケット部または装着部のいずれか一方が前記軸部と一体成形され、他方が該軸部と前記外側ソケット内で嵌合されてなると好ましい。
また、前記外側ソケットと前記内側ソケットの間に介装したばねにより、前記外側ソケットが前方へ付勢され、常時前記第一位置にあるとともに、前記ばねの付勢力に抗して外側ソケットが第二位置に移動できると好ましい。
さらに、前記連通孔の内面に設けた係止手段が前記軸部の外周面に設けた環状溝に係合することにより、前記外側ソケットが前記第一位置および第二位置に保持されてなると好ましい。
本願発明に係る作業工具用ソケットは、前端部に外ソケット孔を有し、後端部に軸方向垂直断面を多角形とした中空部を有するとともに、前記外ソケット孔と前記中空部の間に設けられた連通孔とにより、軸方向に貫通した外側ソケットと、前記外ソケット孔の内側に位置し、該外ソケット孔の内面に係合する外周面を有するとともに、該外ソケット孔よりも径小な内ソケット孔を形成する内ソケット部と、前記中空部の内側に位置し、該中空部の内周面に係合する外周面を有し、前記連通孔を通らない大きさであるとともに、作業工具の取付手段を有する装着部と、前記内ソケット部と前記装着部とを前記連通孔を通じて前記外側ソケット内で連結し、軸方向に貫通する軸部とによりなる内側ソケットとを備え、前記外側ソケットが前記内側ソケットに対し、周方向に回転不能、且つ、前記外ソケット孔が使用可能となる第一位置と、前記内ソケット孔が使用可能となる第二位置との間で軸方向に移動可能に取り付けられてなるため、2種類のサイズのソケット孔が使用でき、また、内側ソケット使用時には内ソケット部の大きさだけのスペースがあれば作業することができるため、2種類のサイズのソケット孔を備えながら、作業性は1種類のサイズのソケット孔を備えるものと変わらず、狭小な場所の作業も行うことができる。
さらに、特別な手段を設けなくても外側ソケットが抜け出ないようにすることができ、容易に製造することができる。
また、前記内ソケット部または装着部のいずれか一方が前記軸部と一体成形され、他方が該軸部と前記外側ソケット内で嵌合されてなるようにすれば、内側ソケットを外側ソケット内で嵌合させるだけで抜出し不能とすることができ、より容易に製造することができる。
さらに、製造面においても、部品点数を少なくすることができ、製造にかかるコストをおさえることができるとともに、組立時に内ソケット部、又は一体成形された内ソケット部と軸部を変えることによって、内ソケット孔のサイズを容易に変更することができる。
また、前記外側ソケットと前記内側ソケットの間に介装したばねにより、前記外側ソケットが前方へ付勢され、常時前記第一位置にあるとともに、前記ばねの付勢力に抗して外側ソケットが第二位置に移動できることにより、外側ソケットの外ソケット孔を使用するには、ばねにより前方へ付勢された外側ソケットの外ソケット孔にそのままナットを嵌めて使用することができ、内側ソケットの内ソケット孔を使用するには、まず、外側ソケットの内側にナットを入れ、外側ソケットをナット近傍に押し当てながら、内側ソケットを作業工具によりばねの付勢力に抗して前方へ押し出し、内側ソケットを前方に位置させる、又は突出させることによって、内側ソケットの内ソケット孔にナットを嵌めて使用することができるため、使用するナットのサイズに応じて外側ソケットを移動させる等の準備作業をする必要が無く、使い勝手が良い。
さらに、前記連通孔の内面に設けた係止手段が前記軸部の外周面に設けた環状溝に係合することにより、前記外側ソケットが前記第一位置および第二位置に保持されてなるため、外側ソケットを第一位置または第二位置に移動させるだけで、外側ソケットを所望の位置で保持することができ、作業する際にも、使用するサイズのソケット孔の位置が確認しやすいため、作業が行いやすい。また、外側ソケットを突出させない状態で保持することにより、よりコンパクトに収納でき、持ち運びにもより好適なものとなる。さらに、例えば、天井や壁面からほぼ垂直に突出したボルトにナットを嵌め込み、締付ける作業を行う際には、目的のサイズのソケット孔を使用状態にした作業工具用ソケットのソケット孔にナットを予め挿入しておき、その後、ソケット孔に嵌った状態にあるナットをボルトに締付けることもできるため、作業性が良いものとなる。
次に、本願発明に係る作業工具用ソケットを図面に沿って、詳細に説明するが、本願発明に係る作業工具用ソケット1は、この実施形態に限定されず、前端部に外ソケット孔4を有し、後端部に軸方向垂直断面を多角形とした中空部6を有するとともに、前記外ソケット孔4と前記中空部6の間に設けられた連通孔5とにより、軸方向に貫通した外側ソケット3と、前記外ソケット孔4の内側に位置し、該外ソケット孔4の内面に係合する外周面を有するとともに、該外ソケット孔4よりも径小な内ソケット孔7を形成する内ソケット部8と、前記中空部6の内側に位置し、該中空部6の内周面に係合する外周面を有し、前記連通孔5を通らない大きさであるとともに、作業工具の取付手段を有する装着部10と、前記内ソケット部8と前記装着部10とを前記連通孔5を通じて前記外側ソケット3内で連結し、軸方向に貫通する軸部9とによりなる内側ソケット2とを備え、前記外側ソケット3が前記内側ソケット2に対し、周方向に回転不能、且つ、前記外ソケット孔4が使用可能となる第一位置と、前記内ソケット孔7が使用可能となる第二位置との間で軸方向に移動可能に取り付けられてなるものである。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る作業工具用ソケット1の構成を示す説明図であり、図1は作業工具用ソケット1の実施形態(第一位置)を示す斜視図であり、図2は縦断面図である。
図3は、本発明に係る作業工具用ソケット1の内側ソケットを前方へ突出させた状態(第二位置)を示す縦断面図であり、図4は、本発明に係る作業工具用ソケット1のドライバービット10Aを抜き出し可能にした状態を示す縦断面図である。
図5は、本発明に係る作業工具用ソケット1の組立て方法を示した説明図であり、(a)は各部品の組立て方法を示す縦断面図であり、(b)は内側ソケット2の嵌合方法を示す縦断面図、(c)は組立てた状態を示す縦断面図である。
また、図6〜図8は、本発明に係る作業工具用ソケット1の他の実施例の構成を示すものであり、図6はドライバービット10Aが抜き出し不能に挿嵌されている作業工具用ソケット1を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は縦断面図であり、図7及び図8はインパクト等に嵌め込み、使用可能となる作業工具取付部を備えた作業工具用ソケット1の構成を示すものであり、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は縦断面図であり、図8は図7に示す作業工具用ソケット1の内側ソケット2が前方へ突出した状態を示し、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る作業工具用ソケット1は、前端部に内ソケット孔7、後端部に作業工具の装着部10を備える内側ソケット2に、前端部に外ソケット孔4を備えた円筒状の外側ソケット3を内側ソケット2に対して、周方向には回転不能に、且つ、軸方向には移動可能に外嵌させたことによって、2種類のサイズのナットに対応できるようにしたものである。
外側ソケット3は、前端部に外ソケット孔4、後端部に中空部6を備え、内側の略中央には外ソケット孔4と中空部6の間に連通孔5を設けた軸方向に貫通した円筒状のものである。
また、外側ソケット3は、その内周面が内ソケット部8の外周面に係合し、軸方向に対して垂直な断面が正六角形となっている外側ソケット3の中空部6の内周面に内側ソケット2の装着部10の外周面が係合していることによって、回転不能となっているが、軸方向には、連通孔5内を軸部9が通り、前方には装着部10の前面が連通孔5を形成している後端面に当接する位置、または、外側ソケット3と内側ソケット2に介装されるばね13によって、移動不能とされる位置まで、また、後方には内ソケット部8の後端面が連通孔5の前端面に当接する位置まで移動可能となっている。
内側ソケット2は、内ソケット部8と一体成形された軸部9を外側ソケットの連通孔5に貫通させ、中空部6内の軸部9にばね13を外嵌させた状態で、軸部環状溝15に略C字状リング14を嵌め、装着部10の嵌合孔内環状溝16に略C字状リング14を勘合させることによってなるため、容易に作業工具用ソケット1を抜き出し不能に組み立てることができる。
この作業工具用ソケット1は、外側ソケット3の外ソケット孔4を使用する場合は図2に示すように外側ソケット3を内側ソケット2に対して前方に突出した状態で使用し、内側ソケット2の内ソケット孔7を使用する場合は、図3に示すように内側ソケット2を外側ソケット3に対して前方に突出した状態で使用する。このとき、外側ソケット3には内側ソケット2への係止手段11として連通孔5の外周面に設けてある外貫通孔11aに球体11bを挿入し、外側からばね11cとばね11cを内側へ付勢するように螺子部材11dによって固定し、この球体を内側ソケット2の軸部9円周上に設けた環状溝12に係止させるようにしているため、外側ソケット3の使用位置(第一位置)、内側ソケット2の使用位置(第二位置)で外側ソケット3を保持することができる。外側ソケット3を第二位置で保持することでナット又はボルトを締付及び取外しするために必要な最小限のスペースが、外側ソケット3が第二位置にあるときよりも小さいものとなり、二種類のサイズのソケット孔を備えながら、その作業性は一種類のサイズのソケット孔を備えるものと変わらず、使い勝手が良いものとなっている。
また、外側ソケット3はばね13によって、常時前方へ付勢されているため、第一位置から第二位置へ移動させる際には、ばね13の付勢力に抗して内側ソケット2を前方に押し出し、外側ソケット3の係止手段11が内側ソケット2の環状溝12に対して機能することによって、内側ソケット2使用可能とし、第二位置から第一位置へ移動させる際には、外側ソケット3を軽く前方へ押し出すことによって係止手段11が解除され、ばね13の付勢力により、前方へ押し出され、第一位置に対応する環状溝12に係止手段11が係合し、外側ソケットの使用位置で固定されることとなる。
図4に示すように装着部10は、二箇所の凹部10aを設けたドライバービット10Aが作業工具用ソケット1の後端部に着脱可能に挿入されてなるものである。詳細な構成は、内側ソケット2の軸部9に嵌める嵌合部の外周面を、中空部6の軸方向垂直断面を正六角形状とする内周面に係合する形状にし、その外周面から内周面に向けてすり鉢状にあけられた貫通孔10Cに、この貫通孔10Cにはまり込むが、抜け落ちない大きさの球体10Dを入れ、この球体10Dをばね10Eによって前方に付勢されたスライド筒体10Bによって外嵌することによって、球体10Dの固定または解除を行い、それによって、ドライバービット10Aを固定または解除することによりなる。
つまり、スライド筒体10Bがばね10Eの付勢力によって、前方にあるときには、スライド筒体10Bの内周面が球体10Dに係合し、球体10Dは貫通孔10Cから内側に突出した状態になることによって、ドライバービット10Aが抜き出し不能に固定される。スライド筒体10Bをばね10Eの付勢力に抗して後方へスライドさせたときには、スライド筒体10Bの内周面による球体10Dへの係合は解除され、ドライバービット10Aは抜き出し可能となる。
そして、ドライバービット10Aの両端は夫々、プラスドライバー、マイナスドライバーとしており、ドライバービット10Aの方向を変換するだけでプラスドライバーをマイナスドライバーに、又はマイナスドライバーをプラスドライバーに変更できるため、作業工具に取付けるソケットとして使用する以外にも、上記のように2種類のドライバーとして使用することができる。
図5には、実施形態に係る作業工具用ソケット1の組立方法を示している。図示するように、まず、外側ソケット3の外ソケット孔4側から内ソケット部8と軸部9を一体成形してなる内側ソケット前側部品2Aを軸部9から外側ソケット3に挿入し、外側ソケット3にあけられた外貫通孔11aに球体11b、ばね11cを挿入した後、螺子部材11dを螺合する(a)。次に、外側ソケット3の中空部6側から軸部9にばね13を外嵌し、軸部9の後部に設けた軸部環状溝15に略C字状リング14を嵌め込む(b)。略C字状リング14は外側から押し込むことによって軸部環状溝15内に収まるものであるため、その状態で装着部10となる内側ソケット後側部品2Bを軸部9に嵌合させると略C字状リング14が嵌合孔内環状溝16に嵌り、装着部10が軸部9に固定され、内側ソケット2が外側ソケット3から抜き出し不能に組み立てられる(c)。
図6および図7には、上記の装着部の他の実施例を示しており、図6に示す作業工具用ソケット1の装着部は、内側ソケット2の軸部9に嵌める嵌合部の外周面を、中空部6の軸方向垂直断面を正六角形状とする内周面に係合する形状にし、この嵌合部に凹部10aを設けたドライバービット10Aを抜き出し不能に固定されてなるものであり、これにより、より容易に製造することができるものである。
図7に示す作業工具用ソケット1の装着部は、内側ソケット2の軸部9に嵌める嵌合部の外周面を、中空部の軸方向垂直断面を正六角形状とする内周面に係合する形状にし、この嵌合部の後端部にインパクト取付孔17を設けることによりなるものであり、これにより、インパクト、またはその他のインパクト取付孔17に対応した作業工具に取付けることができるものである。
ここで、ソケット孔とはナット又はボルトを嵌め込むことによって、ナット又はボルトの締付又は取外しといった作業を行うための孔とし、図示する作業工具用ソケットのソケット孔は正六角形となっているが、これに限られるものではなく、正十二角形など、一般的なボルトやナットに適用できるものや、特殊な締付具に対応した形状であっても良い。また、連通孔の軸方向垂直断面の形状も円形に限られず、正多角形であっても良く、連通孔に設けた係止手段も図示するような球体とばね、螺子部材によるものに限られなくても良い。
さらに、作業工具への装着部も図示するものに限られず、電動工具や手動工具に装着でき、ナットやボルトを締付及び取外しできるものであれば良い。
また、前方とは図1に示すAの方向、つまり、ソケット軸方向で作業工具の取付部からソケット孔側へ向かう方向をいうものとする。
本発明に係る作業工具用ソケットの実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る作業工具用ソケットの実施形態を示す縦断面図である。 本発明に係る作業工具用ソケットの内側ソケットを前方へ突出させた状態を示す縦断面図である。 本発明に係る作業工具用ソケットのドライバービットを抜き出し可能にした状態を示す縦断面図である。 本発明に係る作業工具用ソケットの組立て方法を示した説明図であり、(a)各部品の組立て方法を示す縦断面図であり、(b)は内側ソケットの嵌合方法を示す縦断面図、(c)は組立てた状態を示す縦断面図である。 本発明に係る作業工具用ソケットのドライバービットが抜き出し不能に挿嵌されている状態を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は縦断面図である。 本発明に係る作用工具用ソケットにインパクト等に嵌め込み、使用可能となる作業工具取付部を備えたものの構成を示すものであり、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は縦断面図である。 図7に示す作業工具用ソケットの内側ソケットが前方へ突出した状態を示し、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。
符号の説明
1 作業工具用ソケット
2 内側ソケット
3 外側ソケット
4 外ソケット孔
5 連通孔
6 中空部
7 内ソケット孔
8 内ソケット部
9 軸部
10 装着部
10A ドライバービット
10B スライド筒体
10C 貫通孔
10D 球体
10E ばね
10a 凹部
11 係止手段
11a 外貫通孔
11b 球体
11c ばね
11d 螺子部材
12 環状溝
13 ばね
14 略C字状リング
15 軸部環状溝
16 嵌合孔内環状溝
17 インパクト取付孔


Claims (4)

  1. 前端部に外ソケット孔を有し、後端部に軸方向垂直断面を多角形とした中空部を有するとともに、前記外ソケット孔と前記中空部の間に設けられた連通孔とにより、軸方向に貫通した外側ソケットと、
    前記外ソケット孔の内側に位置し、該外ソケット孔の内面に係合する外周面を有するとともに、該外ソケット孔よりも径小な内ソケット孔を形成する内ソケット部と、前記中空部の内側に位置し、該中空部の内周面に係合する外周面を有し、前記連通孔を通らない大きさであるともに、作業工具の取付手段を有する装着部と、前記内ソケット部と前記装着部とを前記連通孔を通じて前記外側ソケット内で連結し、軸方向に貫通する軸部とによりなる内側ソケットとを備え、
    前記外側ソケットが前記内側ソケットに対し、周方向に回転不能、且つ、前記外ソケット孔が使用可能となる第一位置と、前記内ソケット孔が使用可能となる第二位置との間で軸方向に移動可能に取り付けられてなる作業工具用ソケット。
  2. 前記内ソケット部または装着部のいずれか一方が前記軸部と一体成形され、他方が該軸部と前記外側ソケット内で嵌合されてなる請求項1記載の作業工具用ソケット。
  3. 前記外側ソケットと前記内側ソケットの間に介装したばねにより、前記外側ソケットが前方へ付勢され、常時前記第一位置にあるとともに、前記ばねの付勢力に抗して外側ソケットが第二位置に移動できる請求項1または2記載の作業工具用ソケット。
  4. 前記連通孔の内面に設けた係止手段が前記軸部の外周面に設けた環状溝に係合することにより、前記外側ソケットが前記第一位置および第二位置に保持されてなる請求項1〜3の何れかに記載の作業工具用ソケット。
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