JP3216900U - ソケット - Google Patents
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Abstract
【課題】全体構成が簡素であり、作動がスムーズであり、利用が便利であり、第1嵌め部材と第2嵌め部材の精密度が良く、迅速に生産することが可能なソケットを提供する。【解決手段】第1端11が駆動工具と連接し、第2端12には、第1締結部材を嵌めるための第1嵌め部16が設けられており、内部空間と内部空間を囲む内環状壁とを備え、第1嵌め部は、内環状壁と連接する第1嵌め部材1と、内部空間に脱着可能に差し込まれて、互いに連接する外環状壁と、第2嵌め部23と、を備え、外環状壁と内環状壁とは互いに対面し、第2嵌め部は、第2締結部材を嵌め、第2締結部材の寸法が第1締結部材の寸法と異なる第2嵌め部材2を備え、外環状壁と内環状壁とのうちの一方は、第1端から第2端へ徐々に縮径して隙間を形成し、他方には、隙間に伸びる少なくとも一つの玉41を備えた規制ユニットが設けられている。【選択図】図2
Description
本考案は、ソケットに関するものである。
ソケットは、工場によく見られる工具の一つであり、例えば特許文献1の台湾意匠D185897号及び特許文献2の台湾実用新案號M338720号がソケットを提案した。ソケットは、組立作業や分解作業において、駆動工具に合わせて締結部材(例えばナットや螺子など)を回転するためのものである。駆動工具は、例えばスパナ、空気圧工具または電動工具などを例にして挙げるが、これらに限定されない。
しかし、工業の進展に従って、生産の製品が多様化および複雑化したため、従来のソケットの構造はユーザを満足できなくなっている。例えば、ソケットで駆動される締結部材の態様が多いため、ユーザは各寸法のソケットを用意しないといけない。これにより、工場では、多くのソケットを収納するための空間を用意することが必要であり、又は回転作業を行うときに、ユーザがより多いソケットを用意して交換することが必要なため、作業効率が降下する。
本考案の主な目的は、異なる寸法を有する嵌め部を備え、ユーザが、回転しようとする締結部材の径方向の寸法の大きさによって、それに対応する嵌め部を選択して利用することが可能なため、毎回異なるソケットを交換して、異なる寸法を有する締結部材を回転することが必要なくなり、工作効率を増加可能であり、ソケットを収納する空間を減少可能なソケットを提供することにある。
本考案のソケットは、第1端が駆動工具と連接し、第2端には、第1締結部材を嵌めるための第1嵌め部が設けられており、内部空間と、内部空間を囲む内環状壁と、を備え、第1嵌め部は内環状壁と連接する第1嵌め部材と、内部空間に脱着可能に差し込まれており、互いに連接する、外環状壁と、第2嵌め部と、を備え、外環状壁と内環状壁とは互いに対面し、第2嵌め部は第2締結部材を嵌め、第2締結部材の寸法は、第1締結部材の寸法と異なる第2嵌め部材と、を備え、外環状壁と内環状壁とのうちの一方は、第1端から第2端へ徐々に縮径して隙間を形成し、他方には、隙間に伸びる規制ユニットが設けられていることを特徴とする。
本考案のソケットは、第1嵌め部材は、更に、軸線を有し、内環状壁の伸び方向は軸線に平行し、外環状壁の伸び方向は軸線に対して傾斜し、規制ユニットは内環状壁から隙間に伸び、第2嵌め部材が軸線に沿って第2端へ移動して第1位置に着くと、規制ユニットと外環状壁とは、締まり嵌めの状態で互いに押し付けることを特徴とする。
本考案のソケットは、止め垣は径方向に沿って外環状壁に伸び、規制ユニットは、止め垣と第1嵌め部との間に介在し、第2嵌め部材が第1位置に移動すると、規制ユニットは、軸線の伸び方向において、止め垣と互いに干渉するように当接することを特徴とする。
本考案のソケットは、軸線に垂直する視点から見ると、外環状壁の延長線と内環状壁の延長線は夾角を形成し、夾角の角度は、0度より大きくて5度より小さいことを特徴とする。
本考案のソケットは、第1嵌め部材は、更に、軸線を有し、第1嵌め部の内径の寸法は、内環状壁の径方向の寸法より大きく、第1止め壁は、横方向に沿って内環状壁及び第1嵌め部と連接し、第2嵌め部の外径の寸法は、外環状壁の径方向の寸法より大きく、第2止め壁は、横方向に沿って外環状壁及び第2嵌め部と連接し、第2嵌め部材が外力を受けて第1端へ移動して第2位置に着くと、第1止め壁と第2止め壁は、互いに干渉するように当接することを特徴とする。
本考案のソケットは、規制ユニットは、少なくとも一つの玉を備え、少なくとも一つの玉は、第1嵌め部材と第2嵌め部材とのうちの一方に転動可能に位置決められており、他方に選択的に互いに当接可能であることを特徴とする。
本考案のソケットは、第1嵌め部材には、少なくとも一つの玉に対応する少なくとも一つの貫通孔が設けられており、少なくとも一つの玉は、少なくとも一つの貫通孔に収容され、各玉の一部は、第1嵌め部材の内環状壁から伸びて、第2嵌め部材の外環状壁と選択的に互いに当接することを特徴とする。
本考案のソケットは、更に、縛り部材を備え、縛り部材は、第1嵌め部材を嵌めるように設けられており、径方向に沿って少なくとも一つの玉に押し付けることにより、少なくとも一つの玉が押圧されて第2嵌め部材へ移動する傾向を有することを特徴とする。
本考案のソケットは、更に、弾性部材を備え、弾性部材は内部空間に設けられており、弾性部材の両端は、それぞれ第1嵌め部材及び第2嵌め部材に押し付けることにより、平常時に、第2嵌め部が第1嵌め部から伸びることを特徴とする。
本考案のソケットは、第1嵌め部材は、更に、軸線を有し、内環状壁の伸び方向は軸線に平行し、外環状壁の伸び方向は、軸線に対して傾斜し、規制ユニットは内環状壁から隙間に伸び、第2嵌め部材が軸線に沿って第2端へ移動して第1位置に着くと、規制ユニットと外環状壁は、締まり嵌めの状態で互いに押し付け、止め垣は径方向に沿って外環状壁に伸び、規制ユニットは、止め垣と第1嵌め部との間に介在し、第2嵌め部材が第1位置に着くと、規制ユニットは、軸線の伸び方向において、止め垣と互いに干渉し、軸線に垂直する視点から見ると、外環状壁の延長線と内環状壁の延長線は夾角を形成し、夾角の角度は、0度より大きくて5度より小さく、第1嵌め部の内径の寸法は、内環状壁の径方向の寸法より大きく、第1止め壁は、横方向に沿って、内環状壁及び第1嵌め部と連接し、第2嵌め部の外径の寸法は、外環状壁の径方向の寸法より大きく、第2止め壁は、横方向に沿って、外環状壁及び第2嵌め部と連接し、第2嵌め部材が外力を受けて第1端へ移動して第2位置に着くと、第1止め壁と第2止め壁とは互いに干渉し、ソケットは、更に、弾性部材を備え、弾性部材は内部空間に設けられており、弾性部材の両端は、それぞれ第1嵌め部材と第2嵌め部材とに押し付けることにより、平常時に、第2嵌め部が第1嵌め部から伸び、第2嵌め部材が第1位置に着くと、軸線の伸び方向において、第2嵌め部の第1嵌め部から伸びる長さと第2嵌め部材の長さの比は、0.1〜0.2であり、軸線の伸び方向において、第1嵌め部材の長さと第2嵌め部材の長さの比は、2〜3であり、第1嵌め部材と第2嵌め部材とは、同軸に配置され、縛り部材は、Cリングであり、第1嵌め部材に嵌め込まれており、少なくとも一つの玉は、複数あり、同じ距離を置いて第1嵌め部材に分布されており、第1止め壁は、傾斜するように、内環状壁及び第1嵌め部と連接し、第2止め壁の傾斜角度は第1止め壁の傾斜角度に合い、第1嵌め部と第2嵌め部との輪郭は、同じ多角形を呈し、第2嵌め部材の第1端に近づく肉厚は、第2嵌め部材の第2端に近づく肉厚より大きいことを特徴とする。
本考案のソケットには、次のような効果がある。
(1)第2嵌め部材が第1嵌め部材にスライド可能に嵌め込まれており、第2嵌め部材の外環状壁は、徐々に縮径する構成により、第1嵌め部材の外環状壁とから隙間が形成され、規制ユニットに合わせて第2嵌め部材の移動が規制されるため、全体の構成が簡素であり、作動がスムーズであり、利用が便利である。
(1)第2嵌め部材が第1嵌め部材にスライド可能に嵌め込まれており、第2嵌め部材の外環状壁は、徐々に縮径する構成により、第1嵌め部材の外環状壁とから隙間が形成され、規制ユニットに合わせて第2嵌め部材の移動が規制されるため、全体の構成が簡素であり、作動がスムーズであり、利用が便利である。
(2)第1嵌め部材と第2嵌め部材とは、それぞれ加工して作製することが可能なため、精密度が良くなり、迅速に生産することが可能である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1から図6を参照する。本考案の一実施形態に係るソケットは、第1嵌め部材1と、第2嵌め部材2と、を備える。
第1嵌め部材1は、第1端11が駆動工具7と連接し、第2端12には、第1締結部材8を嵌め可能な第1嵌め部16が設けられている。第1嵌め部材1は、内部空間14と、内部空間14を囲む内環状壁15と、を備える。第1嵌め部16は内環状壁15と連接する。第2嵌め部材2は、内部空間14に移動自在に差し込まれている。第2嵌め部材2は、互いに連接する、外環状壁21と、第2嵌め部23と、を備える。外環状壁21と内環状壁15とは、互いに対面する。
第2嵌め部23は第2締結部材9を嵌め可能である。第2締結部材9の寸法は、第1締結部材8の寸法と異なる。外環状壁21と内環状壁15とのうちの一方は、第1端11から第2端12へ徐々に縮径して隙間3を形成し、他方には、隙間3に伸びる規制ユニット4が設けられている。
第2嵌め部23は第2締結部材9を嵌め可能である。第2締結部材9の寸法は、第1締結部材8の寸法と異なる。外環状壁21と内環状壁15とのうちの一方は、第1端11から第2端12へ徐々に縮径して隙間3を形成し、他方には、隙間3に伸びる規制ユニット4が設けられている。
第2嵌め部材2と第1嵌め部材1とを一体にすることにより、ソケットは、寸法が互いに異なる、第1嵌め部16と、第2嵌め部23と、を有し、ユーザはこれらを選択して利用可能である。
使用時に、ユーザはソケットを繰り返して交換することが必要ないため、作業効率を増加することが可能であり、収納の空間を減少することも可能である。そして、第2嵌め部材2は、第1嵌め部材1の内部空間14に自在に差し込まれ可能なため、使用時に、ソケットは、締結部材を直接に嵌めるだけで、締結部材の寸法によって、第1嵌め部16または第2嵌め部23が締結部材と自動的に嵌合する。例えば、第1締結部材8の寸法が第2嵌め部23より大きい場合には、第2嵌め部材2が締結部材8に押さえられて後退して、第1嵌め部16が第1締結部材8と嵌合する。
使用時に、ユーザはソケットを繰り返して交換することが必要ないため、作業効率を増加することが可能であり、収納の空間を減少することも可能である。そして、第2嵌め部材2は、第1嵌め部材1の内部空間14に自在に差し込まれ可能なため、使用時に、ソケットは、締結部材を直接に嵌めるだけで、締結部材の寸法によって、第1嵌め部16または第2嵌め部23が締結部材と自動的に嵌合する。例えば、第1締結部材8の寸法が第2嵌め部23より大きい場合には、第2嵌め部材2が締結部材8に押さえられて後退して、第1嵌め部16が第1締結部材8と嵌合する。
第1嵌め部材1と第2嵌め部材2とは、それぞれ独立に加工されて組付けられるため、第1嵌め部材1及び第2嵌め部材2をより精密に加工することが可能である。これにより、移動の余裕または隙間3の大きさを確実に把握することが可能なため、第2嵌め部材2の第1嵌め部材1に対するスライドや位置決めは、安定的となり、スムーズであり、ソケットを高品質に作製することが可能である。そして、第1嵌め部材1または第2嵌め部材2が損壊した場合には、損壊した部材を交換するだけで済む。
本実施形態では、第1嵌め部16と第2嵌め部23との輪郭が、同じ多角形(六角形)であるが、もちろん、異なる多角形であってもよい。例えば、第1嵌め部は十二角形であり、第2嵌め部は六角形でもよい。
本実施形態では、第1嵌め部16と第2嵌め部23との輪郭が、同じ多角形(六角形)であるが、もちろん、異なる多角形であってもよい。例えば、第1嵌め部は十二角形であり、第2嵌め部は六角形でもよい。
ソケットは、更に、弾性部材6を備えることが好ましい。弾性部材6は、内部空間14に設けられており、両端がそれぞれ第1嵌め部材1と第2嵌め部材2とに押し付ける。これにより、平常時に、第2嵌め部23が第1嵌め部16から伸びる。より小さい寸法を有する第2嵌め部23は、容易にガイドされて、第1締結部材8または第2締結部材9に当接することが可能である。一方、第2嵌め部材2は、外力を受けると、内部空間14に後退し、外力が無くなると、弾性部材6により第1位置に戻る。
具体的には、第1嵌め部材1は軸線13を有し、内環状壁15の伸び方向は軸線13に平行し、外環状壁21の伸び方向は軸線13に対して傾斜する。規制ユニット4は、内環状壁15から隙間3に伸びる。第2嵌め部材2が軸線13に沿って第2端12へ移動して前記第1位置に着くと、規制ユニット4と外環状壁21は、締まり嵌めの状態で互いに押し付ける。
本実施形態では、第1嵌め部材1と前記第2嵌め部材2は同軸に配置される。軸線13の伸び方向において、第1嵌め部材1の長さと第2嵌め部材2の長さの比は、2〜3である。第2嵌め部材2の長さがより短いため、収納に便利となる。第2嵌め部材2が前記第1位置に着くと、軸線13の伸び方向において、第2嵌め部23の第1嵌め部16から伸びる長さと第2嵌め部材2の長さの比は、ほぼ0.1〜0.2である。
第2嵌め部23のこのような設計により、第2締結部材9との嵌合が容易となる。軸線13に垂直する視点から見ると、外環状壁21の延長線と内環状壁15の延長線により夾角が形成される。前記夾角の角度は、0度より大きくて5度より小さい。これにより、第2嵌め部材2が前記第1位置に着くと、規制ユニット4は外環状壁21にスムーズに緊密に当接することが可能である。
第2嵌め部23のこのような設計により、第2締結部材9との嵌合が容易となる。軸線13に垂直する視点から見ると、外環状壁21の延長線と内環状壁15の延長線により夾角が形成される。前記夾角の角度は、0度より大きくて5度より小さい。これにより、第2嵌め部材2が前記第1位置に着くと、規制ユニット4は外環状壁21にスムーズに緊密に当接することが可能である。
第2嵌め部材2の第1端11に近づく肉厚は、第2嵌め部材2の第2端12に近づく肉厚より大きい。これにより、より強い構造強度を有し、規制ユニット4が当接することが可能である。
止め垣22は径方向に沿って外環状壁21に伸び、規制ユニット4は止め垣22と第1嵌め部16との間に介在することが好ましい。第2嵌め部材2が前記第1位置に着くと、規制ユニット4は、軸線13の伸び方向において、止め垣22と互いに干渉する。これにより、第2嵌め部材2は第1嵌め部材1から離脱できないことを確保できる。もちろん、前記止め垣を設けなくてもよい。
第1嵌め部16の内径の寸法は、内環状壁15の径方向の寸法より大きい。第1止め壁17は、横方向に沿って、内環状壁15及び第1嵌め部16と連接する。第2嵌め部23の外径の寸法は、外環状壁21の径方向の寸法より大きい。第2止め壁24は、横方向に沿って、外環状壁21及び第2嵌め部23と連接する。
第2嵌め部材2が外力を受けて第1端11へ移動して第2位置に着くと、第1止め壁17と前記第2止め壁24は互いに干渉する。第1止め壁17は、傾斜するように、内環状壁15及び第1嵌め部16と連接し、第2止め壁24の傾斜角度は、第1止め壁17の傾斜角度に合うことが好ましい。
第2嵌め部材2が外力を受けて第1端11へ移動して第2位置に着くと、第1止め壁17と前記第2止め壁24は互いに干渉する。第1止め壁17は、傾斜するように、内環状壁15及び第1嵌め部16と連接し、第2止め壁24の傾斜角度は、第1止め壁17の傾斜角度に合うことが好ましい。
規制ユニット4は、少なくとも一つの玉41を備える。少なくとも一つの玉41は、第1嵌め部材1と第2嵌め部材2のうちの一方に回動可能に位置決められており、これにより、他方に選択的に互いに当接することが可能である。本実施形態では、少なくとも一つの玉41は、複数あり、同じ距離を置いて第1嵌め部材1に分布されており、選択的に第2嵌め部材2に互いに当接することが可能である。
また、第1嵌め部材1には、これらの玉41に対応する貫通孔18が少なくとも一つ設けられている。本実施形態では、少なくとも一つの貫通孔18の数量はこれらの玉41の数量に対応する。これらの玉41は、それぞれこれらの貫通孔18に収容される。各玉41の一部は、第1嵌め部材1の内環状壁15に伸び、選択的に第2嵌め部材2の外環状壁21に緊密に互いに当接することが可能である。
本考案に係るソケットは、更に、縛り部材5を備えることが好ましい。縛り部材5は、第1嵌め部材1を嵌め、径方向に沿って少なくとも一つの玉41に押し付ける。これにより、少なくとも一つの玉41は第2嵌め部材2へ移動する傾向を有する。本実施形態では、縛り部材5は、Cリングであり、第1嵌め部材1に嵌め込まれている。これにより、縛り部材5の第1嵌め部材1への組付けは便利となる。
本考案に係るソケットは、第2嵌め部材が第1嵌め部材にスライド可能に嵌め込まれており、第2嵌め部材の外環状壁は、徐々に縮径する構成により、第1嵌め部材の外環状壁とから隙間が形成され、規制ユニットに合わせて第2嵌め部材の移動が規制されるため、全体の構成が簡素であり、作動がスムーズであり、利用が便利である。また、第1嵌め部材と第2嵌め部材とは、それぞれ加工して作製することが可能なため、精密度が良くなり、迅速に生産することが可能である。
なお、本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本考案の範囲から排除するものではない。
1 第1嵌め部材
2 第2嵌め部材
3 隙間
4 規制ユニット
5 規制部材
6 弾性部材
7 駆動工具
8 第1締結部材
9 第2締結部材
11 第1端
12 第2端
13 軸線
14 内部空間
15 内環状壁
16 第1嵌め部
17 第1止め壁
18 貫通孔
21 外環状壁
22 止め垣
23 第2嵌め部
24 第2止め壁
41 玉
2 第2嵌め部材
3 隙間
4 規制ユニット
5 規制部材
6 弾性部材
7 駆動工具
8 第1締結部材
9 第2締結部材
11 第1端
12 第2端
13 軸線
14 内部空間
15 内環状壁
16 第1嵌め部
17 第1止め壁
18 貫通孔
21 外環状壁
22 止め垣
23 第2嵌め部
24 第2止め壁
41 玉
Claims (10)
- 第1端が駆動工具と連接し、第2端には、第1締結部材を嵌めるための第1嵌め部が設けられており、内部空間と、前記内部空間を囲む内環状壁と、を備え、前記第1嵌め部は前記内環状壁と連接する第1嵌め部材と、
前記内部空間に脱着可能に差し込まれており、互いに連接する、外環状壁と、第2嵌め部と、を備え、前記外環状壁と前記内環状壁とは互いに対面し、前記第2嵌め部は第2締結部材を嵌め、前記第2締結部材の寸法は、前記第1締結部材の寸法と異なる第2嵌め部材と、を備え、
前記外環状壁と前記内環状壁とのうちの一方は、前記第1端から前記第2端へ徐々に縮径して隙間を形成し、他方には、前記隙間に伸びる規制ユニットが設けられていることを特徴とする、
ソケット。 - 前記第1嵌め部材は、更に、軸線を有し、前記内環状壁の伸び方向は前記軸線に平行し、前記外環状壁の伸び方向は前記軸線に対して傾斜し、前記規制ユニットは前記内環状壁から前記隙間に伸び、前記第2嵌め部材が前記軸線に沿って前記第2端へ移動して第1位置に着くと、前記規制ユニットと前記外環状壁とは、締まり嵌めの状態で互いに押し付けることを特徴とする、請求項1に記載のソケット。
- 止め垣が径方向に沿って前記外環状壁に伸び、前記規制ユニットは、前記止め垣と前記第1嵌め部との間に介在し、前記第2嵌め部材が前記第1位置に移動すると、前記規制ユニットは、前記軸線の伸び方向において、前記止め垣と互いに干渉するように当接することを特徴とする、請求項2に記載のソケット。
- 前記軸線に垂直する視点から見ると、前記外環状壁の延長線と前記内環状壁の延長線は夾角を形成し、前記夾角の角度は、0度より大きくて5度より小さいことを特徴とする、請求項2に記載のソケット。
- 前記第1嵌め部材は、更に、軸線を有し、前記第1嵌め部の内径の寸法は、前記内環状壁の径方向の寸法より大きく、第1止め壁は、横方向に沿って前記内環状壁及び前記第1嵌め部と連接し、前記第2嵌め部の外径の寸法は、前記外環状壁の径方向の寸法より大きく、第2止め壁は、横方向に沿って前記外環状壁及び前記第2嵌め部と連接し、前記第2嵌め部材が外力を受けて前記第1端へ移動して第2位置に着くと、前記第1止め壁と前記第2止め壁は、互いに干渉するように当接することを特徴とする、請求項1に記載のソケット。
- 前記規制ユニットは、少なくとも一つの玉を備え、前記少なくとも一つの玉は、前記第1嵌め部材と前記第2嵌め部材とのうちの一方に転動可能に位置決められており、他方に選択的に互いに当接可能であることを特徴とする、請求項1に記載のソケット。
- 前記第1嵌め部材には、前記少なくとも一つの玉に対応する少なくとも一つの貫通孔が設けられており、前記少なくとも一つの玉は、前記少なくとも一つの貫通孔に収容され、前記各玉の一部は、前記第1嵌め部材の前記内環状壁から伸びて、前記第2嵌め部材の前記外環状壁と選択的に互いに当接することを特徴とする、請求項6に記載のソケット。
- 更に、縛り部材を備え、前記縛り部材は、前記第1嵌め部材を嵌めるように設けられており、径方向に沿って前記少なくとも一つの玉に押し付けることにより、前記少なくとも一つの玉が押圧されて前記第2嵌め部材へ移動する傾向を有することを特徴とする、請求項7に記載のソケット。
- 更に、弾性部材を備え、前記弾性部材は前記内部空間に設けられており、前記弾性部材の両端は、それぞれ前記第1嵌め部材及び前記第2嵌め部材に押し付けることにより、平常時に、前記第2嵌め部が前記第1嵌め部から伸びることを特徴とする、請求項1から8の何れかの1項に記載のソケット。
- 前記第1嵌め部材は、更に、軸線を有し、前記内環状壁の伸び方向は前記軸線に平行し、前記外環状壁の伸び方向は、前記軸線に対して傾斜し、前記規制ユニットは前記内環状壁から前記隙間に伸び、前記第2嵌め部材が前記軸線に沿って前記第2端へ移動して第1位置に着くと、前記規制ユニットと前記外環状壁は、締まり嵌めの状態で互いに押し付け、止め垣は径方向に沿って前記外環状壁に伸び、前記規制ユニットは、前記止め垣と前記第1嵌め部との間に介在し、前記第2嵌め部材が前記第1位置に着くと、前記規制ユニットは、前記軸線の伸び方向において、前記止め垣と互いに干渉し、前記軸線に垂直する視点から見ると、前記外環状壁の延長線と前記内環状壁の延長線は夾角を形成し、前記夾角の角度は、0度より大きくて5度より小さく、前記第1嵌め部の内径の寸法は、前記内環状壁の径方向の寸法より大きく、第1止め壁は、横方向に沿って、前記内環状壁及び前記第1嵌め部と連接し、前記第2嵌め部の外径の寸法は、前記外環状壁の径方向の寸法より大きく、第2止め壁は、横方向に沿って、前記外環状壁及び前記第2嵌め部と連接し、前記第2嵌め部材が外力を受けて前記第1端へ移動して第2位置に着くと、前記第1止め壁と前記第2止め壁とは互いに干渉し、前記ソケットは、更に、弾性部材を備え、前記弾性部材は前記内部空間に設けられており、前記弾性部材の両端は、それぞれ前記第1嵌め部材と前記第2嵌め部材とに押し付けることにより、平常時に、前記第2嵌め部が前記第1嵌め部から伸び、前記第2嵌め部材が前記第1位置に着くと、前記軸線の伸び方向において、前記第2嵌め部の前記第1嵌め部から伸びる長さと前記第2嵌め部材の長さの比は、0.1〜0.2であり、前記軸線の伸び方向において、前記第1嵌め部材の長さと前記第2嵌め部材の長さの比は、2〜3であり、前記第1嵌め部材と前記第2嵌め部材とは、同軸に配置され、前記縛り部材は、Cリングであり、前記第1嵌め部材に嵌め込まれており、前記少なくとも一つの玉は、複数あり、同じ距離を置いて前記第1嵌め部材に分布されており、前記第1止め壁は、傾斜するように、前記内環状壁及び前記第1嵌め部と連接し、前記第2止め壁の傾斜角度は前記第1止め壁の傾斜角度に合い、前記第1嵌め部と前記第2嵌め部との輪郭は、同じの多角形を呈し、前記第2嵌め部材の前記第1端に近づく肉厚は、前記第2嵌め部材の前記第2端に近づく肉厚より大きいことを特徴とする、請求項8に記載のソケット。
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