JP6573164B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板載置部の上面の面内において、部分的にエッチング速度を調節することができるプラズマ処理装置に関する。
プラズマエッチングなどを行うプラズマ処理装置では、一般に、平坦な電極上に基板載置部が設けられ、この基板載置部上に基板が載置され、基板のプラズマ処理が行われる。電極には高周波電力が印加され、プラズマ中のイオンは電極上に発生するバイアス電圧によって電極側に加速される。加速されたイオンは、基板載置部の上面に載置された基板や基板載置部の上面の露出した領域に所定の入射エネルギーで衝突する。そのため、従来のプラズマ処理装置では、基板載置部の上面全体が一様にプラズマ処理される(特許文献1、特許文献2)。
特開昭60−208836号公報 特開2006−228773号公報
特許文献1や特許文献2に示されるように、基板の周辺には、基板載置部の上面や基板を案内する案内部(ガイド部)が露出している。そのため、基板をプラズマ処理する際には、これらの部材も基板と同じようにプラズマ処理される。また、基板の一部に形成されたデバイス形成領域をエッチングすればよい場合でも、基板のデバイス形成領域以外の領域も同様にプラズマに晒されることになる。一方で、基板以外の領域や、基板のデバイス形成領域以外の領域が、全くエッチングされないと、これらのエッチングされない領域には、堆積物が生成することがある。具体的に説明すると、これらのエッチングされない領域には、プラズマ処理によって基板や処理室の内壁からエッチングされた物質が再付着することにより堆積したり、プラズマ処理によって生成される反応生成物が堆積したりする。これらの堆積物は、異常放電や基板の汚染の原因となるため、このような領域でも、適度にエッチングされることが必要である。
このような観点から、基板載置部の上面において、一部の領域では、イオンの入射エネルギーを高めて、高いエッチング速度でエッチングできる一方、他の領域では、低いエッチング速度でプラズマ処理に伴う堆積物を除去できれば有効である。しかし、従来のプラズマ処理装置では、基板載置部の上面の面内において、部分的にイオンの入射エネルギーを高くしたり、低くしたりすることは困難であった。
本発明の目的は、基板載置部の上面の面内において部分的にエッチング速度を調節することができるプラズマ処理装置を提供することである。
本発明の一局面は、基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置であって、
前記プラズマ処理装置は、
前記基板をプラズマ処理する処理室と、
前記処理室の内部に配された電極部と、
前記電極部を覆うように配され、かつ前記基板を載置する載置面を有する基板載置部と、
前記電極部に電気的に接続された高周波電源部と、を備え、
前記基板載置部は、前記電極部と電気的に接続された導体プレートと、誘電体プレートと、を備え、
前記導体プレートは、単独で、または、前記電極部と協働して、前記基板の底面に対向するように配された凸面と、前記凸面に隣接する凹面とを形成している、プラズマ処理装置に関する。
本発明の第1局面に係るプラズマ処理装置では、前記凹面が前記誘電体プレートで覆われており、かつ前記凹面と前記誘電体プレートとの間に、空隙を有する。
本発明の第2局面に係るプラズマ処理装置では、前記導体プレートは、複数の前記凸面を形成し、前記基板の上面には、複数のデバイス形成領域が間隔をあけて形成されており、複数の前記凸面は、それぞれ対応する前記デバイス形成領域の下方で、前記基板の底面に対向するように配されている。
本発明の第3局面に係るプラズマ処理装置では、前記導体プレートは、複数の前記凸面を形成し、前記複数の前記凸面の一部の前記電極部からの高さは、他の前記凸面の高さとは異なる。
本発明によれば、プラズマ処理装置の基板載置部の面内において、部分的にエッチング速度を調節することができる。
本発明の第1実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す縦断面図である。 本発明の第4実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す縦断面図である。 本発明の第5実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す縦断面図である。 本発明の第6実施形態に係るプラズマ処理装置において、基板を基板載置部に載置した状態を概略的に示す縦断面図である。 本発明の第7実施形態に係るプラズマ処理装置において、基板を基板載置部に載置した状態を概略的に示す上面図である。 図7のVIII−VIII線による概略断面図である。 図7のIX−IX線による概略断面図である。 本発明の第8実施形態に係るプラズマ処理装置において、基板を基板載置部に載置した状態を概略的に示す上面図である。 図10のXI−XI線による概略断面図である。 図10のXII−XII線による概略断面図である。 本発明の第9実施形態に係るプラズマ処理装置を模式的に示す斜視図である。 図13のプラズマ処理装置の基板載置部を模式的に示す上面図である。
本発明に係るプラズマ処理装置は、基板のプラズマ処理を対象とする。プラズマ処理装置は、基板をプラズマ処理する処理室と、処理室の内部に配された電極部と、電極部を覆うように配され、かつ基板を載置する載置面を有する基板載置部と、電極部に電気的に接続された高周波電源部と、を備える。基板載置部は、電極部と電気的に接続された導体プレートと、誘電体プレートと、を備える。導体プレートは、単独で、または、電極部と協働して、基板の底面に対向するように配された凸面と、凸面に隣接する凹面とを形成している。
プラズマ処理を行う際には、基板の上面やその一部といった限られた領域だけを、高いエッチング速度で処理したい場合がある。その他の領域は、プラズマ処理によって基板や処理室の内壁からエッチングされた物質が再付着したり、プラズマ処理によって生成される反応生成物が堆積したりするのを抑制できればよい。そのため、その他の領域では、低いエッチング速度でプラズマ処理を行うことが望ましい。しかし、プラズマ処理装置においては、高周波電力が印加される電極部に向かってイオンが衝突するため、基板載置部の上面の電極部を覆う領域全体が一様にプラズマ処理される。一般に、プラズマ処理によるエッチング速度は、電極に印加される高周波電力、プラズマ処理室内に導入されるプロセスガスの種類および流量、プラズマ処理室内の圧力などに依存する。よって、基板載置部の上面の面内において、部分的にプラズマ処理の程度を調節することは、従来困難であった。
本発明では、電極部と電気的に接続された導体プレートが単独で、または導体プレートと電極部とが協働して、凸面と、この凸面と隣接する凹面を形成する。凸面は、基板の底面に対向するように配される。そのため、凸面の部分では基板載置部の上面と導電性の部材(導体プレート)との距離が近くなり、凹面の部分では基板載置部の上面と導電性の部材(導体プレートまたは電極部)との距離が遠くなる。その結果、電極部に高周波電力を印加した場合に、基板載置部の上面のうち、凹面の上方に位置する領域に生じる局所的なバイアス電圧が、凸面の上方に位置する領域に生じる局所的なバイアス電圧よりも小さくなる。すなわち、基板載置部の上面に入射するイオンのうち、凹面の上方に位置する領域に入射するイオンの入射エネルギーが、凸面の上方に位置する領域に入射するイオンの入射エネルギーよりも小さくなる。これは、基板載置部の上面のうち、凹面の上方に位置する領域におけるエッチング速度が、凸面の上方に位置する領域におけるエッチング速度よりも小さくなることを意味する。
このようにして、基板載置部の上面の面内において、部分的にイオンの入射エネルギー(ひいては、エッチング速度)を調節することができる。凸面が、高いエッチング速度でエッチングしたい領域(つまり、基板や基板のデバイス形成領域)の直下に来るように配置することで、プラズマエッチングを効率よく行うことができる。プラズマにより基板上の汚染物を除去するプラズマクリーニングの用途などでは、このような部分的なエッチング速度の調節が求められており、本発明は、このような用途にも有用である。
ここでデバイス形成領域とは、例えば、後工程において電子部品やICなどが搭載されることになる領域である。デバイス形成領域には、電子部品やICなどの端子と接合されることになる電極パターンが露出している場合もある。この場合、電子部品やICなどの端子を電極パターンと接合するための半田接合工程に先立って、プラズマ処理装置を用いて電極パターンの表面を清浄化する、プラズマクリーニングが行われる。
以下に図面を参照しながら、本発明の実施形態についてより詳細に説明する。しかし、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、これらの実施形態の変形および改変を含むことができる。
本発明においては、エッチング速度を調節したい領域との関係で、上記のような凸面と凹面とを形成可能であれば、他の要素は特に制限されない。以下の第1実施形態および第2実施形態は、導体プレートが電極部と協働して凸面および凹面を形成する場合の例である。第3〜第8実施形態は、導体プレートが単独で凸面および凹面を形成する場合の例である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す縦断面図である。プラズマ処理装置1は、基板10をプラズマ処理する処理室2と、処理室2の内部に配された電極部3と、電極部3を覆うように配された基板載置部9と、電極部3に電気的に接続された高周波電源部5とを備える。一対の案内部(ガイド部)8は、基板10の一対の縁部を挟みこむように配置されている。
処理室2は、排気することで減圧されるとともに、処理室2内にプロセスガスが導入される。そして、高周波電源部5により電極部3に高周波電圧を印加すると、導入されたプロセスガスがプラズマ化される。基板10は、案内部8に沿って、処理室2内に搬入され、処理室2内でプラズマ処理された後には、処理室2から外に搬送される。
基板載置部9は、基板10を載置するための載置面4aを備えている。基板載置部9は、平板状の導体プレート6と、導体プレート6を覆うように配された平板状の誘電体プレート4とを備えている。電極部3上には、3枚の導体プレート6が間隔をあけて平行に並べられている。各導体プレート6上には、誘電体プレート4が1つずつ、互いに間隔をあけずに配置されている。このような配置により、導体プレート6(の上面)は凸面6aを形成し、電極部3(の上面)は凹面6bを形成する。凹面6bは、誘電体プレート4で覆われた状態であり、凹面6bと誘電体プレート4との間には、空隙7が形成されている。
基板載置部9の上面のうち、基板10が載置される載置面4aでは、その直下において導体プレート6が凸面6aを形成しているため、電極部3に高周波電圧を印加した際に、比較的高いバイアス電圧が発生する。よって、載置面4aでは、比較的高いイオンの入射エネルギーを得ることができる。一方、載置面4a以外の領域4bでは、その直下において電極部3の凹面6bと誘電体プレート4との間に空隙7が形成されているため、電極部3に高周波電圧を印加した際に、発生するバイアス電圧は比較的低いものとなる。よって、載置面4a以外の領域4bでは、イオンの入射エネルギーが低くなる。このようにして、基板載置部9の上面の面内において、エッチング速度の異なる領域を形成することができる。
プラズマ処理装置1において、載置面4aに基板10を載置してエッチングを行うと、基板10を高いエッチング速度でプラズマ処理することができる。一方、領域4bに配されている案内部8は、緩やかにプラズマ処理されるにとどまる。そのため、案内部8では、プラズマ処理によって基板や処理室の内壁からエッチングされた物質の再付着や、プラズマ処理によって生成される反応生成物の堆積が抑制される。従って、案内部8の少なくとも一部(例えば、緩やかなプラズマ処理を行いたい部分)は、できるだけ導体プレート6の凸面6aと対向しない位置に設けることが好ましい。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す縦断面図である。図2のプラズマ処理装置11は、第1実施形態に係るプラズマ処理装置1とは、基板載置部19の構造が異なるだけでその他の要素は第1実施形態と同じである。
基板載置部19は、導体プレート6と、導体プレート6を覆うように配された誘電体プレート14とを備える。導体プレート6(の上面)は凸面6aを形成し、電極部3(の上面)が凹面6bを形成している。誘電体プレート14の底面(電極部3側の表面)は、凸面6aおよび凹面6bに嵌合する凹凸形状を有している。誘電体プレート14は、凸面6aおよび凹面6bがそれぞれ、誘電体プレート14の凹凸の底面に接触するように配される。
基板載置部19の上面のうち、基板10が載置される載置面4aでは、その直下において導体プレート6が凸面6aを形成している。載置面4aでは、電極部3に高周波電圧を印加した際に、比較的高いバイアス電圧が発生するため、比較的高いイオンの入射エネルギーを得ることができる。一方、基板載置部19の上面のうち、載置面4a以外の領域4bでは、その直下において、電極部3の凹面6bは誘電体プレート14で覆われているため、発生するバイアス電圧は比較的低いものとなる。よって、載置面4aではイオンの入射エネルギーを比較的高くすることができる一方、それ以外の領域4bでは、イオンの入射エネルギーを低くすることができる。
(第3実施形態)
図3は、本発明の第3実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す縦断面図である。図3のプラズマ処理装置21は、第1実施形態に係るプラズマ処理装置1とは、基板載置部29の導体プレート16の構造が異なるだけでその他の要素は第1実施形態と同じである。
基板載置部29は、導体プレート16と、導体プレート16を覆うように配された誘電体プレート4とを備える。導体プレート16は、凹面16bを有するベース部16Bと、ベース部16Bから突出するとともに、凸面16aを有する凸部16Aとを備えている。そして、導体プレート16は単独で、凸面16aおよび凹面16bを形成している。凸面16aは、誘電体プレート4の底面に接触するように配置されている。凹面16bは、誘電体プレート4で覆われた状態であり、凹面16bと誘電体プレート4との間には、空隙7が形成されている。
基板載置部29の上面のうち載置面4aでは、その直下において導体プレート16が凸面16aを形成しているため、電極部3に高周波電圧を印加した際に、比較的高いバイアス電圧が発生する。よって、載置面4aでは、比較的高いイオンの入射エネルギーを得ることができる。一方、領域4bでは、その直下においてベース部16Bの凹面16bと誘電体プレート4との間に空隙7が形成されているため、電極部3に高周波電圧を印加した際に、発生するバイアス電圧は比較的低いものとなる。よって、載置面4aでは、イオンの入射エネルギーを比較的高くできる一方、領域4bでは、載置面4aに比べてイオンの入射エネルギーを低下させることができる。
(第4実施形態)
図4は、本発明の第4実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す縦断面図である。図4のプラズマ処理装置31は、第2実施形態に係るプラズマ処理装置11と、基板載置部39の導体プレート16の構造が異なるだけでその他の要素は第2実施形態と同じである。また、導体プレート16の構造は、第3実施形態におけるものと同じである。
誘電体プレート14の底面は、導体プレート16の凸部16Aの凸面16aおよびベース部16Bの凹面16bに嵌合する凹凸形状を有している。誘電体プレート14は、凸面16aおよび凹面16bがそれぞれ、誘電体プレート14の凹凸の底面に接触するように配される。
基板載置部39の上面のうち載置面4aでは、その直下において導体プレート16が凸面16aを形成しているため、電極部3に高周波電圧を印加した際に、比較的高いバイアス電圧が発生する。よって、載置面4aでは、比較的高いイオンの入射エネルギーを得ることができる。一方、領域4bでは、その直下においてベース部16Bの凹面16bは誘電体プレート14で覆われているため、電極部3に高周波電圧を印加した際に、発生するバイアス電圧は比較的低いものとなる。よって、載置面4aでは、イオンの入射エネルギーを比較的高くできる一方、領域4bでは、載置面4aに比べてイオンの入射エネルギーを低下させることができる。
(第5実施形態)
図5は、第5実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す縦断面図である。図5のプラズマ処理装置41は、第1実施形態に係るプラズマ処理装置1と、基板載置部49の構造が異なるだけでその他の要素は第1実施形態と同じである。
基板載置部49は、導体プレート26と、導体プレート26の一部を覆うように配された誘電体プレート24とを備える。導体プレート26は、凹面26bを有するベース部26Bと、ベース部26Bから突出するとともに、凸面26aを有する凸部26Aとを備えている。導体プレート26は単独で凸面26aおよび凹面26bを形成している。基板載置部49は、4つの誘電体プレート24を備えており、各誘電体プレート24は、導体プレート26の凸部26Aに隣接する凹部(凹面26b上に形成される空間)に収容されている。凸面26aは、載置面4aの少なくとも一部を形成しており、凸面26aは、基板10の底面に接するように配されている。誘電体プレート24は、載置面4a以外の領域4bの直下に配されている。そのため、他の実施形態と同様に、載置面4aと領域4bとでイオンの入射エネルギーの差が生じる。
基板載置部が複数の凸面を有する場合、第1〜第5実施形態に示すように、複数の凸面の電極部(具体的には電極部の上面)からの高さは、互いに同じであってもよい。また、複数の凸面のうち、少なくとも一部の凸面の高さが、他の凸面の高さとは異なっていてもよい。なお、凸面の高さが同じ場合とは、凸面の高さが実質的に同じ場合を意味し、凸面の高さが全く同じ場合の他、凸面の高さの差が極僅か(例えば、高さの差が、0.1mm以下)である場合も含むものとする。
複数の凸面間で電極部からの高さが異なる例を第6実施形態として図6に示す。
(第6実施形態)
図6は、第6実施形態に係るプラズマ処理装置において、基板を基板載置部に載置した状態を概略的に示す縦断面図である。第6実施形態は、第4実施形態とは、基板載置部59の構造(特に、複数の凸面間で電極部からの高さ)が異なるだけでその他の要素は第4実施形態と同じである。
基板載置部59において、導体プレート36は、凹面16bを有するベース部36Bと、ベース部36Bから突出し、凸面16aを有する凸部36Aとを備えている。凸面16aと凹面16bは、それぞれ、誘電体プレート34の凹凸形状の底面に嵌め込まれた状態になっている。導体プレート36が有する複数の凸面16aのうち、一部の凸面16aの電極部3からの高さは、H1であり、残りの凸面16aの電極部3からの高さは、H2であり、互いに異なっている。
図6に示されるように、H1<H2であるため、載置面4aと、高さがH2である凸面16aとの距離は近く、これに比べて、載置面4aと高さがH1である凸面16aとの距離は遠くなる。よって、高さがH2の凸面16a上の載置面4aでは、高さがH1の凸面16a上の載置面4aよりも、イオンの入射エネルギーが高くなる。また、基板10以外の領域の直下には凹面16bが位置しており、凹面16bと基板載置部59の上面(例えば、領域4b)との間には誘電体プレート34が配されている。そのため、この領域では、載置面4aに比べてイオンの入射エネルギーが低くなる。このように、凸面16aの電極面3からの高さを変更することによって、イオンの入射エネルギーを調節することができる。
また、プラズマ処理では、基板載置部の上面において、中央部分に比べて周縁部分のエッチング速度が低くなる場合がある。このような場合、中央部分の凸部の高さよりも周縁部分の凸部の高さを高くすれば、中央部分と周縁部分とでエッチング速度のばらつきを抑制することもできる。
(第7実施形態)
基板の表面の一部にデバイス形成領域を形成する場合、デバイス形成領域を高いエッチング速度でプラズマ処理を行う一方、他の領域については緩やかなプラズマ処理を行うこともできる。デバイス形成領域が形成された基板をプラズマ処理する場合を第7実施形態として図7〜図9に示す。
図7は、第7実施形態に係るプラズマ処理装置において、基板を基板載置部に載置した状態を概略的に示す上面図である。図8は、図7のVIII−VIII線による概略断面図である。図9は、図7のIX−IX線による概略断面図である。
電極部3上には、基板載置部69が配されている。基板載置部69は、電極部3上に配された導体プレート46と、導体プレート46を覆うように配された誘電体プレート44とを備える。導体プレート46上には、3枚の誘電体プレート44が互いに間隔をあけずに並べられている。各誘電体プレート44は、基板20を載置するための載置面4aを備えている。載置面4aの形状は長方形であり、長手方向に平行な一対の縁部には、基板20の搬送を案内する一対の案内部8が設けられている。基板20の上面には、複数のデバイス形成領域12が間隔をあけて形成されている。
導体プレート46は、凹面46bを有するベース部46Bと、ベース部46Bから突出するとともに、凸面46aを有する凸部46Aとを備えており、単独で凸面46aおよび凹面46bを形成している。導体プレート46は、複数の凸面46aを有している。誘電体プレート44の底面は、導体プレート46の凸面46aおよび凹面46bに嵌合する凹凸形状を有している。凸面46aおよび凹面46bはそれぞれ、誘電体プレート44の凹凸の底面に接触している。
導体プレート46の複数の凸面46aは、それぞれ対応するデバイス形成領域の下方で、基板の底面に対向するように配されている。そして、デバイス形成領域以外の領域の下方では、凹面46bが基板20の底面に対向している。基板載置部69がこのような構造をとることで、デバイス形成領域12を選択的に高いエッチング速度でプラズマ処理することができる。
なお、第7実施形態では、複数の凸面の電極部からの高さは、互いに同じである。
(第8実施形態)
基板の表面にデバイス形成領域を形成する場合にも、複数の凸部の電極部からの高さを、凸部間で相違させてもよい。凸部の高さを、個々に設定することで、デバイス形成領域におけるイオンの入射エネルギー(ひいてはエッチング速度)を調節することができる。この場合の例を、第8実施形態として図10〜図12に示す。
図10は、第8実施形態に係るプラズマ処理装置において、基板を基板載置部に載置した状態を概略的に示す上面図である。図11は、図10のXI−XI線による概略断面図である。図12は、図10のXII−XII線による概略断面図である。第8実施形態は、第7実施形態とは、基板載置部79の構造(特に、複数の凸面間で電極部からの高さ)が異なるだけで、その他の要素は第7実施形態と同じである。
電極部3上には、基板載置部79が配されており、基板載置部79の載置面4aには、第7実施形態と同じ基板20が載置されている。基板載置部79において、導体プレート56は、凹面56bを有するベース部56Bと、ベース部56Bから突出し、凸面56aを有する凸部56Aとを備えている。凸面56aと凹面56bとは、それぞれ、誘電体プレート54の凹凸形状の底面に嵌め込まれた状態になっている。導体プレート56が有する複数の凸面56aのうち、一部の凸面56aの電極部3からの高さは、h1であり、残りの凸面56aの電極部3からの高さは、h2であり、互いに異なっている。
図11に示されるように、h1<h2であるため、直下に高さh2の凸面56aを有する載置面4aのイオンの入射エネルギーは、直下に高さh1の凸面56aを有する載置面4aよりも高くなる。また、基板載置部79の上面の凹面56bの上方に位置する領域では、凸面56aの上方に位置する領域よりも、イオンの入射エネルギーを低くすることができる。
(第9実施形態)
図13は、本発明の第9実施形態に係るプラズマ処理装置を模式的に示す斜視図である。図14は、図13のプラズマ処理装置における基板載置部を模式的に示す上面図である。これらの図は、基板の載置状態を説明するための図である。プラズマ処理装置101は、基板10が載置される基板載置部89や電極部を備えるベース部分102と、プラズマ処理を行う処理室を形成するためのカバー103とを備える。
基板載置部89の上面には、3枚の基板10を載置するため3つの載置面が形成されている。載置面は、基板10とほぼ同じサイズの長方形である。載置面の長手方向に平行な一対の縁部には、基板10を搬送するための一対の案内部108a,108bが設けられている。また、基板載置部89の外側には、案内部108a,108bからそれぞれ延出された、基板10を処理室内に搬入または処理室外に搬出する搬送レール109a,109bが設けられている。図13、図14には図示しないが、基板10の下方には、例えば、第1実施形態〜第8実施形態で示されるような構造の基板載置部が形成されており、用途に合わせて、基板載置部の上面において、エッチング速度の面内分布を調節することができる。
以下に、プラズマ処理装置の構成要素についてより詳細に説明する。
プラズマ処理装置の処理室には、ガス供給源からプラズマ処理に使用されるプロセスガスが供給される。プロセスガスとしては、プラズマ処理の用途に応じて公知のものから適宜選択できる。
処理室内の圧力は、処理室内の排気を、減圧ポンプなどの減圧機構により調節することで制御される。
電極部に印加される高周波電力は、プラズマ処理の用途に応じて適宜設定される。必要に応じて、処理室の頂部に上部電極を設けて、高周波電力を印加してもよい。このときの電力も適宜設定できる。
本発明では、導体プレートや電極部などの導電性の部材で形成される凸面と凹面との構造により、基板載置部の上面の面内においてエッチング速度を調節できればよく、基板載置部の構造は、上述の実施形態に示した例に限定されない。導体プレートで凸面を形成することで、隣接する凹面の電極部からの高さよりも凸面の高さが高くなる。凹面の上方には、誘電体プレートや空隙など、導体プレートよりも高抵抗な媒体を配置することで、凸面の部分と凹面の部分とで、抵抗に差を生じさせることが重要である。凹面と基板載置部の上面との間に配置する高抵抗な媒体としては、誘電体プレート、空隙などの他、絶縁体などを用いてもよい。これらのうち複数の媒体を組み合わせてもよい。例えば、凹面を誘電体プレートで覆った状態で、凹面と誘電体プレートとの間に空隙を形成してもよく、絶縁体を配置してもよい。
導体プレートが、ベース部と凸部とを有する場合、これらは別々の部材であってもよく、一体化されていてもよい。
誘電体プレートは、必ずしも導体プレートの少なくとも一部を覆うように配置する必要はない。しかし、誘電体プレートは、できるだけ導体プレートの少なくとも一部を覆うように配置することが好ましく、導体プレート全体(上面全体)を覆うように配置してもよい。
導体プレートは、電極部に固定されていてもよいが、取り外し可能であることが好ましい。同じく、誘電体プレートも電極部に固定されていてもよいが、取り外し可能であることが好ましい。導体プレートおよび/または誘電体プレートを取り外し可能にすることで、形状やサイズなどが異なる導体プレートや誘電体プレートを交換して用いることができる。そのため、基板載置部の上面の面内におけるエッチング速度の調節がさらに容易になる。また、形状やサイズの異なる基板、デバイス形成領域の形状、サイズや配置が異なる基板など、多品種の基板のプラズマ処理に適用することが可能になる。多品種の基板をプラズマ処理する場合でも、導体プレートおよび/または誘電体プレートを取り外し可能とすることで、エッチング速度の分布を容易に最適化することができる。また、多品種の基板に対応できるため、品種切り替え時の改造などによる生産停止期間を短くすることが可能となる。比較的安価な、導体プレートや誘電体プレートを交換するだけで多品種の基板に対応できるため、これらのプレートに比べて高価な電極を複数用意する必要性が少なくなり、低コストで多品種基板の生産に対応することが可能となる。
導体プレートおよび誘電体プレートは、それぞれ、一枚のプレートで形成してもよいし、複数のプレートで形成してもよい。
基板載置部において、載置面の個数は特に制限されず、1つであってもよく、複数であってもよい。
案内部は、必ずしも必要ではないが、案内部を設けることで基板の搬送が容易になる。案内部は、固定式であってもよく、可動式であってもよく、これらを併用してもよい。案内部の表面は、基板やデバイス形成面のように高いエッチング速度でプラズマ処理する必要はない。そのため、案内部の少なくとも一部(好ましくは全体)を、凸面と対向しない位置に設けることが好ましい。
導体プレートにおいて、凸面の個数は特に制限されず、基板やデバイス形成領域の形状やプラズマ処理の用途などに応じて適宜設定することができる。凸面のサイズ、高さ、形状などについても、用途に応じて適宜設定すればよい。複数の凸面間の間隔についても適宜設定できる。
本発明によれば、プラズマ処理装置の基板載置部の上面におけるイオンの入射エネルギー(ひいてはエッチング速度)の面内分布を調節することができる。よって、プラズマクリーニングなどの各種プラズマ処理において有用である。
1、11、21、31、41、101:プラズマ処理装置、2:処理室、3:電極部、4、14、24、34、44、54:誘電体プレート、4a:載置面、4b:基板載置部の載置面以外の領域、5:高周波電源部、6、16、26、36、46、56:導体プレート、6a、16a、26a、46a、56a:凸面、6b、16b、26b、46b、56b:凹面、16A、26A、36A、46A、56A:凸部、16B、26B、36B、46B、56B:ベース部、7:空隙、8、108a、108b:案内部、9、19、29、39、49、59、69、79、89:基板載置部、102:ベース部分、103:カバー、109a、109b:搬送レール、10、20:基板、12:デバイス形成領域

Claims (14)

  1. 基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置であって、
    前記プラズマ処理装置は、
    前記基板をプラズマ処理する処理室と、
    前記処理室の内部に配された電極部と、
    前記電極部を覆うように配され、かつ前記基板を載置する載置面を有する基板載置部と、
    前記電極部に電気的に接続された高周波電源部と、を備え、
    前記基板載置部は、前記電極部と電気的に接続された導体プレートと、誘電体プレートと、を備え、
    前記導体プレートは、単独で、または、前記電極部と協働して、前記基板の底面に対向するように配された凸面と、前記凸面に隣接する凹面とを形成し
    前記凹面が前記誘電体プレートで覆われており、かつ前記凹面と前記誘電体プレートとの間に、空隙を有する、プラズマ処理装置。
  2. 前記導体プレートは、前記電極部から取り外し可能である、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記誘電体プレートは、前記導体プレートの少なくとも一部を覆うように配されており、
    前記誘電体プレートの底面が、前記凸面および前記凹面に嵌合する凹凸形状を有する、請求項1または2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記導体プレートが前記凸面を形成し、前記電極部が前記凹面を形成している、請求項1〜のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記導体プレートは、前記凹面を有するベース部と、前記ベース部から突出するとともに前記凸面を有する凸部とを備え、
    前記導体プレートが、単独で、前記凸面と前記凹面とを形成している、請求項1〜のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記凸面は、前記誘電体プレートの底面または前記基板の底面に接触するように配されている、請求項1〜のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記導体プレートは、前記基板載置部の上面におけるエッチング速度の面内分布を調節する、請求項1〜のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記基板載置部の上面に前記基板を案内する案内部をさらに備える、請求項1〜のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記案内部の少なくとも一部は、前記凸面と対向しないように設けられている、請求項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記導体プレートは、複数の前記凸面を形成している、請求項1〜のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記基板載置部には、複数の基板をそれぞれ載置する複数の前記載置面が間隔をあけて設けられており、
    複数の前記凸面は、それぞれ対応する前記基板の底面に対向するように配されている、請求項10に記載のプラズマ処理装置。
  12. 基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置であって、
    前記プラズマ処理装置は、
    前記基板をプラズマ処理する処理室と、
    前記処理室の内部に配された電極部と、
    前記電極部を覆うように配され、かつ前記基板を載置する載置面を有する基板載置部と、
    前記電極部に電気的に接続された高周波電源部と、を備え、
    前記基板載置部は、前記電極部と電気的に接続された導体プレートと、誘電体プレートと、を備え、
    前記導体プレートは、単独で、または、前記電極部と協働して、前記基板の底面に対向するように配された凸面と、前記凸面に隣接する凹面とを形成し、
    前記導体プレートは、複数の前記凸面を形成し、
    前記基板の上面には、複数のデバイス形成領域が間隔をあけて形成されており、
    複数の前記凸面は、それぞれ対応する前記デバイス形成領域の下方で、前記基板の底面に対向するように配されている、プラズマ処理装置。
  13. 前記複数の前記凸面の前記電極部からの高さは、互いに同じである、請求項1012のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  14. 基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置であって、
    前記プラズマ処理装置は、
    前記基板をプラズマ処理する処理室と、
    前記処理室の内部に配された電極部と、
    前記電極部を覆うように配され、かつ前記基板を載置する載置面を有する基板載置部と、
    前記電極部に電気的に接続された高周波電源部と、を備え、
    前記基板載置部は、前記電極部と電気的に接続された導体プレートと、誘電体プレートと、を備え、
    前記導体プレートは、単独で、または、前記電極部と協働して、前記基板の底面に対向するように配された凸面と、前記凸面に隣接する凹面とを形成し、
    前記導体プレートは、複数の前記凸面を形成し、
    前記複数の前記凸面の一部の前記電極部からの高さは、他の前記凸面の高さとは異なる、プラズマ処理装置。
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