JP6571992B2 - 搬送装置及びその制御方法 - Google Patents
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ワークが設置される前記第1搬送テーブルを有する第1テーブルユニットと、
ワークが設置される前記第2搬送テーブルを有する第2テーブルユニットと、
前記給材位置から前記除材位置への移動の間で、前記第1テーブルユニットと前記第2テーブルユニットとを直線的な軌道で往復移動させる移動手段と、
前記移動手段による前記除材位置から前記給材位置までの移動途中で、前記第1テーブルユニット又は前記第2テーブルユニットの軌道を、相互の干渉を回避するように上下方向において相対的に変更する軌道変更手段と、
前記第1テーブルユニット、前記第2テーブルユニット、前記移動手段及び前記軌道変更手段を支持する装置フレームと、
を備えたことを特徴とする搬送装置。
前記第1テーブルユニット及び前記第2テーブルユニットの夫々の搬送方向に沿って前記装置フレームに設置されたボールネジ及びガイドレールと、
前記第1テーブルユニット及び前記第2テーブルユニットに夫々設置された前記ボールネジと螺合するボールナットと、前記ガイドレールに嵌合するブロックと、
前記ボールネジを駆動する駆動手段と、
を有することを特徴とする前記(1)記載の搬送装置。
前記軌道変更手段は、前記装置フレームに設置された上側水平レールと下側水平レールと、前記カムフォロアの軌道を前記上側水平レールと前記下側水平レールとの間で変更するための複数の可変カムと、
を有することを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれか1項に記載の搬送装置。
前記複数の可変カムは、前記複数の第2の駆動手段によって各々駆動されることを特徴とする前記(4)記載の搬送装置。
前記複数の可変カムは、
前記付勢手段による付勢状態において前記上側水平レールと前記下側水平レールとを接続して、前記除材位置から前記給材位置へと移動する前記第1テーブルユニット又は前記第2テーブルユニットの軌道を前記上側水平レールから前記下側水平レールへと変更し、
前記給材位置から前記除材位置へと移動する前記第1テーブルユニット又は前記第2テーブルユニットが前記付勢手段による付勢力に抗して前記可変カムを退避させつつ前記上側水平レールの軌道を維持することを許容することを特徴とする前記(4)記載の搬送装置。
所定のタイミングにおいて、前記第1搬送テーブルの軌道及び前記第2搬送テーブルの軌道いずれもが下方向に変更されていないと前記検出手段が検出した場合にエラー報知する報知手段とを有することを特徴とする前記(4)乃至(6)のいずれか1項に記載の搬送装置。
第1のテーブルユニットは第1の軌道変更手段によって、第2のテーブルユニットは第2の軌道変更手段で軌道変更され、
前記一の駆動手段の駆動数をゼロに、前記他の駆動手段の駆動数を所定値に設定するステップと、
前記第1の軌道変更手段を所定方向に、前記第2の軌道変更手段を前記所定の方向とは逆の方向に設定するステップと、
前記一の駆動手段及び前記他の駆動手段を駆動するステップと、
前記一の駆動手段の駆動数が前記所定値になった場合、及び前記他の駆動手段の駆動数がゼロになった場合には、前記第1の軌道変更手段及び前記第2の軌道変更手段の既に設定されている方向を変更するステップと、
を有することを特徴とする搬送装置の制御方法。
図1は、本発明の実施例1の搬送装置100の構成を示す平面図であり、図2は正面図である。搬送装置100は、2本の六角支柱60によって支えられた装置フレーム50に設置されている。装置フレーム50内部の中央部の長手方向(図1中の左右方向)には、中央仕切板6が装置フレーム50に固定されている。また、中央仕切板6によって仕切られた2つの空間には、長手方向に延びる2本のボールネジ5がそれぞれ設置されている。この2本のボールネジ5の端部は装置フレーム50の両側の側板に保持されており、図1に示すように、ボールネジ5の右端部はタイミングプーリ55に接続されている。左右のボールねじ5に各々接続された左右のタイミングプーリ55と、図2及び図3に示したACサーボモータA 57a(駆動手段)、ACサーボモータB 57b(駆動手段)に接続されたタイミングプーリ55とがタイミングベルト56によって連結されている。ACサーボモータA 57a及びACサーボモータB 57bの回転駆動により、左右のボールねじ5が同期回転するようになっている。なお、以下ではACサーボモータAをモータAと、ACサーボモータBをモータBと称する。
次に、第1テーブルユニット10と第2テーブルユニット20の動きについて図5、図6を参照しつつ説明する。
2 バネ
3 支持板
4a 発光素子
4b 受光素子
5 ボールネジ
6 中央仕切板
7 エアースライドテーブル(第2の駆動手段)
8 カムフォロア
9a 可変カムA
9b 可変カムB
9c 可変カムC
9d 可変カムD
10 第1テーブルユニット
11 第1搬送テーブル
15 スライド板
16 軸
17 ピン
18 上側水平レール
18a 凹部
19 下側水平レール
20 第2テーブルユニット
21 第2搬送テーブル
30 移動用LMガイド
31 LMレール
32 LMブロック
40 上下用LMガイド
41 LMレール
42 LMブロック
50 装置フレーム
55 タイミングプーリ
56 タイミングベルト
57a ACサーボモータA(駆動手段)
57b ACサーボモータB(駆動手段)
60 六角支柱
81 可変カム
82 バネ
100 搬送装置
Claims (11)
- 給材位置を共通とし、かつ、除材位置を共通とする第1搬送テーブル及び第2搬送テーブルにより、前記給材位置と前記除材位置との間でワークを搬送する搬送装置であって、
ワークが設置される前記第1搬送テーブルを有する第1テーブルユニットと、
ワークが設置される前記第2搬送テーブルを有する第2テーブルユニットと、
前記給材位置から前記除材位置への移動の間で、前記第1テーブルユニットと前記第2テーブルユニットとを直線的な軌道で往復移動させる移動手段と、
前記移動手段による前記除材位置から前記給材位置までの移動途中で、前記第1テーブルユニット又は前記第2テーブルユニットの軌道を、相互の干渉を回避するように上下方向において相対的に変更する軌道変更手段と、
前記第1テーブルユニット、前記第2テーブルユニット、前記移動手段及び前記軌道変更手段を支持する装置フレームと、
を備え、
前記第1テーブルユニット及び前記第2テーブルユニットは、夫々カムフォロアを有し、
前記軌道変更手段は、上側の軌道を形成する前記装置フレームに設置された上側水平レールと、下側の軌道を形成する前記装置フレームに設置された下側水平レールと、前記カムフォロアの軌道を前記上側水平レールと前記下側水平レールとの間で変更するための複数の可変カムと、を有し、
前記上側水平レールは、前記下側水平レール側に向かって開口した凹部を有し、
前記カムフォロアは、前記下側の軌道を移動するときに、前記可変カムの先端部が前記凹部に収納された状態で、前記上側水平レール、前記可変カム又は前記下側水平レールの下面と接触しながら移動することを特徴とする搬送装置。 - 前記軌道変更手段は複数の第2の駆動手段を有し、
前記複数の可変カムは、前記複数の第2の駆動手段によって各々駆動されることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。 - 前記軌道変更手段は前記複数の可変カムを各々付勢する付勢手段を有し、
前記複数の可変カムは、
前記付勢手段による付勢状態において前記上側水平レールと前記下側水平レールとを接続して、前記除材位置から前記給材位置へと移動する前記第1テーブルユニット又は前記第2テーブルユニットの軌道を前記上側水平レールから前記下側水平レールへと変更し、
前記給材位置から前記除材位置へと移動する前記第1テーブルユニット又は前記第2テーブルユニットが前記付勢手段による付勢力に抗して前記可変カムを退避させつつ前記上側水平レールの軌道を維持することを許容することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。 - 給材位置を共通とし、かつ、除材位置を共通とする第1搬送テーブル及び第2搬送テーブルにより、前記給材位置と前記除材位置との間でワークを搬送する搬送装置であって、
ワークが設置される前記第1搬送テーブルを有する第1テーブルユニットと、
ワークが設置される前記第2搬送テーブルを有する第2テーブルユニットと、
前記給材位置から前記除材位置への移動の間で、前記第1テーブルユニットと前記第2テーブルユニットとを直線的な軌道で往復移動させる移動手段と、
前記移動手段による前記除材位置から前記給材位置までの移動途中で、前記第1テーブルユニット又は前記第2テーブルユニットの軌道を、相互の干渉を回避するように上下方向において相対的に変更する軌道変更手段と、
前記第1テーブルユニット、前記第2テーブルユニット、前記移動手段及び前記軌道変更手段を支持する装置フレームと、
を備え、
前記第1テーブルユニット及び前記第2テーブルユニットは、夫々カムフォロアを有し、
前記軌道変更手段は、前記装置フレームに設置された上側水平レールと、前記装置フレームに設置された下側水平レールと、前記カムフォロアの軌道を前記上側水平レールと前記下側水平レールとの間で変更するための複数の可変カムと、を有し、
前記可変カムは、前記下側水平レールの端部を軸として回動可能に設けられ、
前記複数の可変カムを上下に変位させる変位手段をそれぞれ備え、
前記変位手段は、前記可変カムの前記軸とは異なる位置に作用して前記軸を中心として前記可変カムを回動させることを特徴とする搬送装置。 - 前記軌道変更手段は複数の第2の駆動手段を有し、
複数の前記変位手段は、前記複数の第2の駆動手段によって各々駆動されることを特徴とする請求項4に記載の搬送装置。 - 前記変位手段は前記複数の可変カムを各々付勢する付勢手段を有し、
前記複数の可変カムは、
前記付勢手段による付勢状態において前記上側水平レールと前記下側水平レールとを接続して、前記除材位置から前記給材位置へと移動する前記第1テーブルユニット又は前記第2テーブルユニットの軌道を前記上側水平レールから前記下側水平レールへと変更し、
前記給材位置から前記除材位置へと移動する前記第1テーブルユニット又は前記第2テーブルユニットが前記付勢手段による付勢力に抗して前記可変カムを退避させつつ前記上側水平レールの軌道を維持することを許容することを特徴とする請求項4に記載の搬送装置。 - 前記移動手段は、
前記第1テーブルユニット及び前記第2テーブルユニットの夫々の搬送方向に沿って前記装置フレームに設置されたボールネジ及びガイドレールと、
前記第1テーブルユニット及び前記第2テーブルユニットに夫々設置された前記ボールネジと螺合するボールナットと、前記ガイドレールに嵌合するブロックと、
前記ボールネジを駆動する駆動手段と、
を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の搬送装置。 - 前記駆動手段は、ACサーボモータであることを特徴とする請求項7に記載の搬送装置。
- 前記第1搬送テーブル及び前記第2搬送テーブルのうちいずれか一方の軌道が下方向に変更されたか否かを検出する検出手段と、
所定のタイミングにおいて、前記第1搬送テーブルの軌道及び前記第2搬送テーブルの軌道いずれもが下方向に変更されていないと前記検出手段が検出した場合にエラー報知する報知手段とを有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の搬送装置。 - 給材位置を共通とし、かつ、除材位置を共通とする第1搬送テーブル及び第2搬送テーブルにより、前記給材位置と前記除材位置との間でワークを搬送する搬送装置を制御するための制御方法であって、
前記搬送装置は、
ワークが設置される前記第1搬送テーブルを有する第1テーブルユニットと、
ワークが設置される前記第2搬送テーブルを有する第2テーブルユニットと、
前記給材位置から前記除材位置への移動の間で、前記第1テーブルユニットと前記第2テーブルユニットとを直線的な軌道で往復移動させる移動手段と、
前記移動手段による前記除材位置から前記給材位置までの移動途中で、前記第1テーブルユニット又は前記第2テーブルユニットの軌道を、相互の干渉を回避するように上下方向において相対的に変更する軌道変更手段と、
前記第1テーブルユニット、前記第2テーブルユニット、前記移動手段及び前記軌道変更手段を支持する装置フレームと、
を備え、
前記第1テーブルユニット及び前記第2テーブルユニットは、夫々カムフォロアを有し、
前記軌道変更手段は、上側の軌道を形成する前記装置フレームに設置された上側水平レールと、下側の軌道を形成する前記装置フレームに設置された下側水平レールと、前記カムフォロアの軌道を前記上側水平レールと前記下側水平レールとの間で変更するための複数の可変カムと、を有し、
前記上側水平レールは、前記下側水平レール側に向かって開口した凹部を有し、
前記制御方法は、
前記カムフォロアが前記下側の軌道を移動するときに、前記可変カムの先端部が前記凹部に収納された状態で、前記カムフォロアを、前記上側水平レール、前記可変カム又は前記下側水平レールの下面と接触させながら移動させる工程を備えることを特徴とする制御方法。 - 給材位置を共通とし、かつ、除材位置を共通とする第1搬送テーブル及び第2搬送テーブルにより、前記給材位置と前記除材位置との間でワークを搬送する搬送装置を制御するための制御方法であって、
前記搬送装置は、
ワークが設置される前記第1搬送テーブルを有する第1テーブルユニットと、
ワークが設置される前記第2搬送テーブルを有する第2テーブルユニットと、
前記給材位置から前記除材位置への移動の間で、前記第1テーブルユニットと前記第2テーブルユニットとを直線的な軌道で往復移動させる移動手段と、
前記移動手段による前記除材位置から前記給材位置までの移動途中で、前記第1テーブルユニット又は前記第2テーブルユニットの軌道を、相互の干渉を回避するように上下方向において相対的に変更する軌道変更手段と、
前記第1テーブルユニット、前記第2テーブルユニット、前記移動手段及び前記軌道変更手段を支持する装置フレームと、
を備え、
前記第1テーブルユニット及び前記第2テーブルユニットは、夫々カムフォロアを有し、
前記軌道変更手段は、前記装置フレームに設置された上側水平レールと、前記装置フレームに設置された下側水平レールと、前記カムフォロアの軌道を前記上側水平レールと前記下側水平レールとの間で変更するための複数の可変カムと、を有し、
前記可変カムは、前記下側水平レールの端部を軸として回動可能に設けられ、
前記複数の可変カムを上下に変位させる変位手段をそれぞれ備え、
前記制御方法は、
前記変位手段が前記可変カムの前記軸とは異なる位置に作用して前記軸を中心として前記可変カムを回動させる工程を備えることを特徴とする制御方法。
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