JP6421394B2 - 菓子類の整列装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主として食品(例えばパン、和菓子)などの菓子類を、搬送トレイ上に、整列して移載するのに用いられる菓子類の整列装置に関するものである。
従来、上流側搬送コンベヤから送り込まれた食品を、下流側搬送コンベヤ上に整列態様を変えて移載するに際し、前記下流側搬送コンベヤを間欠駆動させることなく、定速で連続駆動されている状態で移載できるようにした食品移載装置はすでに知られている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1記載の技術では、上流側搬送コンベヤから送り込まれた食品を一旦中間コンベヤ上に配列し、それからその中間コンベヤから下流側搬送コンベヤ上に移載するようになっているので、中間コンベヤを必要とする。そこで、そのような中間コンベヤを設けることなく、上流側のコンベヤから下流側のコンベヤ上に、前記下流側のコンベヤを停止したり間欠駆動させることなく直接に整列移載できる整列移載装置を、出願人は先に提案している(例えば、特許文献2参照)。
この装置は、被搬送物を搬送する搬送コンベヤに対し、そのコンベヤ幅方向に延びる整列移載ベルトコンベヤから、前記被搬送物を搬送する搬送コンベヤに対し前記被搬送物を整列して移載する整列移載装置であって、前記整列移載ベルトコンベヤを支持する支持部材と、前記搬送コンベヤの搬送方向に沿って第1の位置と第2の位置との間で、前記支持部材を移動させる第1の移動手段と、前記搬送コンベヤの搬送速度を検出する速度検出手段と、この速度検出手段よりの信号を受け、前記搬送コンベヤの搬送速度に対応して前記第1の移動手段を制御して、前記第1の位置から前記第2の位置まで前記搬送コンベヤの搬送動作に同期させて前記支持部材を移動させる制御手段とを備えるものである。
特開平8−133463号公報 特開2009−143634号公報
近年、搬送コンベヤ上ではなく、搬送コンベヤに対し食品トレイ(搬送トレイ)を供給し、前記搬送コンベヤよって搬送される前記食品トレイ上に前記被搬送物を整列して移載したいという要求がある。
本発明は、搬送トレイ(例えば、食品トレイ)に対し、効率よく、被搬送物を整列して移載することができる菓子類の整列装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、基台に設けられ前記基台上に載置される搬送トレイを、第1方向において、前記搬送トレイへの被搬送物の最初の列についての移載を行う搬送開始位置から、前記搬送トレイへの前記被搬送物の最終列の移載を行う搬送終了位置まで搬送する搬送手段と、 前記基台上の門形フレームに設けられ前記搬送手段に対し前記搬送トレイを順次供給するトレイ供給手段と、 前記第1方向に直交する第2方向に延び被搬送物を搬送する整列移載ベルトコンベヤを有し前記整列移載ベルトコンベヤから、前記搬送手段によって搬送される前記搬送トレイに対し前記搬送物を移載し、前記搬送トレイ上に前記搬送物を複数個ずつ複数列に整列移載する整列移載手段とを備え、 前記複数列の各列の移載が終了するごとに第1方向において、前記搬送終了位置に向かって前記搬送トレイを前記搬送手段によって一定ピッチずつ移動させる菓子類の整列装置であって、前記搬送手段は、前記門型フレームの左右柱部の中間位置に設けられ前記搬送トレイの端部に当接可能である第1状態と前記搬送トレイの端部に当接不能である第2状態とを選択的に取り得る1つの押圧部材と、前記押圧部材を、前記搬送開始位置と前記搬送終了位置との間で移動させるとともに前記押圧部材の第1状態と第2状態との切替えを行う駆動手段とを備え、
前記搬送トレイの最終列の整列移載が開始されると、前記押圧部材を第2状態として搬送開始位置に戻すように制御されるものであり、前記門形フレームは、左側枠部と、前記左側枠部に対向し前記第2方向において相対移動可能に設けられた右側枠部とを有するものであり、前記トレイ供給手段は、前記各側枠部に移動可能に設けられ前記搬送トレイの各側縁を支持する支持具を有するものであり、さらに、前記左右側枠部の下端部の間に前記左右側枠部の、前記第2方向における間隔が調整可能なるように設けられているリンク機構と、前記リンク機構に連係され、前記左右側枠部の、前記第2方向における間隔を、回転により変更可能であるハンドル部材と、前記第2方向に延びるガイドレールと、前記ガイドレールにスライド可能に係合するスライダと、前記ガイドレールと平行に前記第2方向に延びるラック部材と、前記ラック部材に回転可能に噛み合っているピニオン部材と、前記スライダ上に設けられ前記第2方向に移動可能である可動部材とを備え、前記可動部材上に前記ハンドル部材が回転可能に支持されるとともに、前記ピニオン部材が前記ハンドル部材のハンドル軸に設けられている、ことを特徴とする。
このようにすれば、第1状態の押圧部材を移動させることで、トレイ供給手段から供給される搬送トレイを搬送することができるので、搬送トレイ(例えば、食品トレイ)を第1方向に移動させながら被搬送物を整列して移載することができる。また、押圧部材を第2状態とすることで、次の搬送トレイを搬送するための搬送開始位置に、次の搬送トレイと干渉することなく復帰させることができるので、1つの押圧部材でもって、効率のよい、被搬送物の搬送・整列移載を実現できる。
特に、前記搬送トレイの最終列の整列移載が開始されると、前記押圧部材を第2状態として搬送開始位置に戻すように制御されるので、搬送トレイの搬送に遅れを生ずることなく、1つの押圧部材でもって、搬送トレイを続けて効率よく搬送することができ、搬送トレイの待機時間を短くする上でも有利である。
また、ハンドル部材を操作することで、左側枠部と右側枠部との間隔を調整し、搬送トレイの幅に応じた間隔とすることができる。よって、搬送トレイの大きさ(つまり、幅)に応じて左右側枠部の間隔を調整できるので、搬送トレイの幅が異なっていても、1つの装置で対応することができる。
この場合には、請求項2に記載のように、前記押圧部材は、前記支持部材上に昇降可能に支持され、前記第1状態は上昇状態で、前記第2状態は下降状態であり、 前記駆動手段は、前記支持部材を前記第1方向において移動させる第1アクチュエータと、前記押圧部材と前記支持部材との間に設けられ前記押圧部材の第1状態と第2状態との切替えを行う第2アクチュエータとを有する構成とすることができる。
このようにすれば、搬送トレイの搬送時と非搬送時(復帰後退時)とで、上下方向において、押圧部材の位置を変えることで、1つの押圧部材でもって効率のよい搬送トレイの搬送を簡単に実現することができる。
この場合、請求項3に記載のように、前記リンク機構は、前記左右側枠部の下端部の間に設けられ前記ハンドル部材にて回転される矩形状の回転板と、前記回転板の一端部に一端部が回転可能に連結され前記左側枠部の下端部に他端部が回転可能に連結される第1リンク部材と、前記回転板の他端部に一端部が回転可能に連結され前記右側枠部の下端部に他端部が回転可能に連結される第2リンク部材とを備える構成とすることができる。
本発明は、第1状態の押圧部材を移動させることで、トレイ供給手段から供給される搬送トレイを搬送することができ、また、押圧部材を第2状態とすることで、次の搬送トレイを搬送するための搬送開始位置に、次の搬送トレイと干渉することなく復帰させることができる。よって、1つの押圧部材の状態を切り替えてそれの移動を制御することで、効率のよい、被搬送物の搬送・整列移載を実現することができる。
本発明に係る菓子類の整列装置の一実施の形態を示す正面図である。 前記菓子類の整列装置の平面図である。 前記菓子類の整列装置の側面図である。 前記装置に用いられる搬送手段の説明図である。 前記装置に用いられる整列移載ベルトコンベヤの説明図である。 前記装置に用いられる門形フレームの左右側枠部の間隔を調整する手段の変形例の平面図である。 同側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1は本発明に係る菓子類の整列装置の一実施の形態を示す平面図、図2は前記菓子類の整列装置の正面図、図3は前記菓子類の整列装置の側面図である。
図1〜図3に示すように、菓子類の整列装置1は、基台5に設けられる搬送手段2と、門型フレーム21内に設けられるトレイ供給手段3と、支持フレーム36にて支持される整列移載ベルトコンベヤ4とを備え、搬送手段2によって第1方向S1に沿って搬送される搬送トレイTに対し、第1方向S1に直交する第2方向S2に延びる整列移載ベルトコンベヤ4から、被搬送物(例えば食品)を整列して移載するものである。なお、この整列移載終了後、搬送トレイTは、次の処理が行われる場所に、作業者あるいは搬送コンベヤ(図示せず)により搬送される。
搬送手段2は、図4に示すように、搬送トレイTの端部に当接可能である第1状態(図4鎖線参照)と搬送トレイTの端部に当接不能である第2状態(図4実線参照)とを選択的に取り得る板状の押圧部材11と、搬送アクチュエータ12(第1アクチュエータ)と、押圧部材11の第1状態と第2状態との切替えを行わせるエアシリンダ13(第2アクチュエータ)とを有する。
搬送アクチュエータ12は、基台5に設けられ、第1方向S1に案内されつつ移動するスライダ14を下側に有する。搬送アクチュエータ12は、各端部が取付具(図示せず)を介して、基台5の上面板5aの下側に取り付けられている。
押圧部材11は、搬送アクチュエータ12のスライダ14に取り付けられ、これによってスライダ14とともに第1方向S1に案内しつつ移動させられるようになっている。つまり、搬送アクチュエータ12のスライダ14の下側に取付板15が取付固定され、取付板15には、支柱部材16を介して支持部材17が取り付けられると共に屈曲リンク18の基端部が回転可能に支持され、この屈曲リンク18の先端部に押圧部材11が取付固定されている。このような構造とすることで、押圧部材11が昇降可能に支持され、搬送アクチュエータ12の上であって基台5の上面板5aの上側に突出するように構成されている。また、スライダ14の移動により支持部材17したがって押圧部材11も一緒に移動するようになっている。この搬送アクチュエータ12は、具体的に図示していないが、ボールねじ機構とサーボモータとを備え、前記サーボモータの回転によって前記ボールねじ機構を介してスライダ14を精度よく往復移動させる構成とされている。そして、前記サーボモータの制御によって、支持部材17(スライダ14)を、一定のピッチで間欠的に移動させたり、連続的に移動させたりすることができる。
そして、屈曲リンク18の中間部分と支持部材17との間にエアシリンダ13を設け、押圧部材11をエアシリンダ13で昇降させることで、上側の動作状態(第1状態)と、下側の待機状態(第2状態)とを選択的に取り得るように構成している。押圧部材11は、搬送トレイTの搬送時には、上昇状態となっているが、搬送トレイTの非搬送時、すなわち搬送開始位置に後退する際にはまず下降状態となり、それから搬送(後退)されることになる、後続の搬送トレイTと干渉しないように、後続の搬送トレイTの下側を通って、前記搬送開始位置を一旦越え、それから搬送トレイTの後端部に当接する搬送開始位置に戻るようになっている。後述するように、搬送トレイTの最終列の整列移載が開始されると、押圧部材11を第2状態として搬送開始位置に戻すように制御されることで、タイムラグを生ずることなく、搬送トレイTの搬送を行える。
なお、搬送トレイTの搬送経路の両側には、搬送トレイTの両側面に接触して搬送を案内する案内部材19,19を設けている。
また、基台5上において、図1及び図3に示すように、搬送手段2の長手方向中間部位付近には、トレイ供給手段3を内蔵する門型フレーム21が配置され、この門型フレーム21が設置されている部位で、搬送手段2上に搬送トレイTが順次供給されるようになっている。
門型フレーム21の、中空の上枠部21Aと、中空の左右側枠部21Ba,21Bbとを有し、各左右側枠部内21Ba,21Baにおいて、前後両側において、上下に配置されたスプロケット22A,22B間をチェーン23が回転可能に巻き掛けられ、この前後のチェーン23間に、搬送トレイTの側縁を下側から支持可能である支持金具24が一定間隔で設けられている。左右枠部21Ba,21Bb内の支持金具24は、左右で対応する位置関係にあり、左右のチェーン23が同期回転することで、搬送トレイTを上側から下側に搬送することができる。また、左右の支持金具24間に、搬送トレイTを支持しさせることで、使用されるまでの間、貯留(待機)させておくことも可能である。
搬送トレイTの左側縁あるいは右側縁を下側から支持する左右のチェーン23が同期して回転され、左右の、対応する支持金具24によって搬送トレイTを上側から下側に搬送し、支持金具24が戻り側に移動するために離される際に、搬送トレイTを搬送手段2上に供給するようになっている。
この供給された搬送トレイTは、それの端部に当接する押圧部材11によって第1方向S1に所定のピッチで送られ、そのピッチに対応して、整列移載ベルトコンベヤ4から被搬送物を第2方向S2において一列に所定数だけ後退しつつ移載される。この所定数の移載終了後、整列移載ベルトコンベヤ4の先端が前進して移載開始位置に戻り、同様に次の一列について所定数だけ後退しつつ移載される。このような動作が繰り返されて、搬送トレイT上に、各列が所定数の被搬送物となる、複数列に整列して配置される。
また、上枠部21Aは、左右側枠部21Ba,21Bbの上端部に連設され互いに移動可能に嵌合する左右上枠部21Aa,21Abからなり、門型フレーム21は、左右上枠部21Aa,21Abの先端部どうしが嵌合した状態で左右側枠部21Ba,21Bbが基台5上において第2方向S2に移動可能である構成とされている。つまり、各側枠部21Ba,21Bbの前後下端付近の外側に取付金具25A,25Bを設けられ、この取付金具25A,25Bにスライダ26A,26Bが設けられる一方、基台5上にガイドレール27A,27Bが第2方向S2に延びるように配置されている。このガイドレール27A,27Bにスライダ26A,26Bが移動可能に係合している。
そして、左右側枠部21Ba,21Bbは、それらの下端部が、基台5の上面板5aを貫通している。これら左右側枠部21Ba,21Bbの下端部の間に、図2に示すように、平面視で、ハンドル部材28にて回転され延長部29aを有する矩形状の回転板29が設けられ、この回転板29の一端部と左側枠部21Baの下端部とが第1リンク部材30Aで連結される一方、回転板29の他端部と右側枠部21Bbとが第2リンク部材30Bで連結されている。そして、延長部29aの先端部が、第3リンク部材30Cを介して第2方向S2に移動可能である可動部材31に連結されている。可動部材31は、第2方向に延びるガイドレール32にスライド可能に係合するスライダ33上に取り付けられている。また、ガイドレール32と平行に第2方向S2に延びるラック部材34が配置されている。
可動部材31上にハンドル部材28は回転可能に支持され、そのハンドル軸にはピニオン部材35が設けられ、このピニオン部材35が、ラック部材34に回転可能に噛み合っている。
これにより、ハンドル部材28を回転させることでラック部材34とピニオン部材35との噛み合いで可動部材31が第2方向S2に安定して移動し、これにより第3リンク部材30Cを介して回転板29を回転させることになる。この回転によって、ガイドレール27A,27Bに沿ってスライダ26A,26Bを移動させ、両側枠部21Ba,21Bb間の間隔を、搬送トレイTの幅に応じて調整できる。なお、ハンドル部材28の回転は手動に限らず、モータなどを用いて機械的あるいは電気的に回転するようにしてもよい。
整列移載ベルトコンベヤ4は、矩形状の開口部36aを有する支持フレーム36に支持され、基台5と支持フレーム36とは、搬送手段2の下流側端部が支持フレーム36の開口部36aを貫通するように配置され、それらが一定の位置関係で固定される。このように、支持フレーム36の開口部36aに、搬送手段2の下流側端部が挿入される配置であるので、支持クレーム36を180度回転させて固定することで、整列移載ベルトコンベヤ4による移載方向を180度変更することができる。よって、設置場所に応じて、いずれかのレイアウトを選択して採用することが可能である。なお、支持フレーム36の上側には、装置1の電気的制御を司る制御装置32が設けられている。
そして、開口部36aの上側において、ベルトコンベヤ4の先端部が第2方向S2に進退可能となっており、一定ピッチずつ後退しながら被搬送物を1つずつ搬送トレイT上に移載するようになっている。なお、支持フレーム36は、整列移載ベルトコンベヤ4を支持した状態で、基台5とは分離可能に接続されている。
また、図5に示すように、開口部36aの4隅に対応して4つのスプロケット41A〜41Dが支持フレーム36に回転可能に支持され、それらにチェーン42が巻き掛けられている。チェーン42の上側部分には、整列積載ベルトコンベヤ4の先端部材4aを支持する支持部材43が連結され、チェーン42の動作によって支持部材43を介して、ベルトコンベヤ4の先端が第2方向S1において進退移動(往復移動)するようになっている。この支持部材43の移動を案内する上側ガイドレール44が設けられている。
上側ガイドレール44に平行に下側ガイドレール45が設けられ、先端部材4aが設けられる側とは反対側の末端を構成するプーリ46を回転可能に支持する移動部材47が下側ガイドレール45に移動可能に係合している。この移動部材47が、先端部材4aの移動に伴い、それに同期して、移動部材47が先端部材4aの移動方向と反対方向へ移動せしめられることで、コンベヤベルト4bの撓みが吸収されるようになっている。この撓みを吸収する部分は、第2方向S2において、先端部材4aの移動と平行にかつ逆方向に延びるようになっているので、撓みの吸収を容易に行うことができる。
このようにすることで、整列移載ベルトコンベヤ4は、それのコンベヤベルトの余長収納部分を門型フレーム21を貫通する搬送手段2の下方に形成されている。つまり、デッドスペースとなる空間部に、コンベヤベルトの余長収納部分を配設するようにして、装置全体として、装置幅があまり大きくならないようにしている。
先端部材4aには、食品等の被搬送物を搬送する、ベルト幅の細いコンベヤベルト4bが巻き付けられ、先端部材4aは、トレイ幅方向(搬送トレイTの搬送方向に直交する方向)に沿って搬送トレイT上を、往復移動するようになっている。
先端部材4aが、搬送トレイTの幅方向両端部の間で、下降しかつ移動(後退)する動作を繰り返すことで、コンベヤベルト4b上の被搬送物が順次搬送トレイ上に、第2方向S2に列状に整列して移載されるようになっている。
前記菓子類の整列装置を用いる場合には、まず、ハンドル部材28にて左右側枠部21Ba,21Bb間の間隔が、搬送する搬送トレイTの大きさ(幅)に応じて調整され、それから、制御装置32において各種設定を行う。なお、左右側枠部21Ba,21Bb間の間隔の調整後、搬送トレイTの両側部を案内する案内部材19,19を取り付ける。
搬送トレイT上に整列する被搬送物の列数やその列に属する数に応じて、整列移載ベルトコンベヤ4の先端部の移載開始位置や移動範囲などが、制御装置32において決定される。そして、その制御装置32の制御によって、トレイ供給手段3から供給された搬送トレイTが、最初の列に被搬送物を移載できる位置(搬送開始位置)まで、押圧部材11によって移動せしめられる。
それから、支持部材43の移動により、整列移載ベルトコンベヤ4の先端部(先端部材4a)の位置が第2の方向S2において移動し、被搬送物を一定のピッチで1個ずつ列状に並ぶように移載する。一列分の移載が終了すると、前記先頭部は移載開始位置に戻され、その間に、搬送トレイTが、第1方向S1に、次の列に移載できる位置まで押圧部材11によって送られる。そして、次の列について移載が、同様に行われる。
このように、1列ずつの移載を繰り返しながら、搬送トレイT上に、予め設定された所定数の列に所定数の被搬送物の移載が行われる。なお、先端部材4aに巻き付けられているコンベヤベルト4b上には、複数の被搬送物が所定間隔を存して配置され、順次移載できるようになっている。
搬送トレイTの最終列の整列移載が開始されると、エアシリンダ13の動作によって押圧部材11が下降し、その状態で、搬送アクチュエータ11によって次の搬送トレイTと干渉することなく、それの下側を通って搬送開始位置まで戻される。次の搬送トレイTの搬送が開始され、次の搬送トレイTに対し、同様に整列移載が実行される。このように、搬送トレイTの最終列の整列移載が開始される際に押圧部材11を戻すため、搬送トレイTの送りに遅れが生ずることがない。
また、整列移載が終了した搬送トレイTは、作業者が所定の場所に持って行くようにしてもよいし、別の搬送手段にて所定の場所まで搬送されるようにしてもよい。
本発明は、前述した実施の形態に制限されることなく、次のように変更して実施することも可能である。
(i)門形フレーム21の左右側枠部21Ba,21Bbの間隔を調整する手段として、リンク機構に代えて,ラックアンドピニオン機構を利用することも可能である。具体的には、例えば図6及び図7に示すように構成することができる。すなわち、第2方向に延びる2つのレール部材41a,41bを設け、各レール部材41a,41bに移動可能に係合するスライダ42a,42bを左右側枠部21Ba,21Bbの下端部にそれぞれ設ける。左右側枠部21Ba,21Bbの下端部であって各レール部材41a,41bの内側に、レール部材41a,41bと平行に延びる2つのラック部材43a,43bを設ける。この2つのラック部材43a,43bに回転可能に噛合するピニオン部材44を設け、このピニオン部材44にハンドル部材28を機械的に連係する。これにより、ハンドル部材28によってピニオン部材44を回転することでレール部材41a,41b上を左右側枠部21Ba,21Bbが移動するようにすることで、それらの間隔を、搬送トレイTの幅に応じて調整することが可能となる。なお、基台5の上面板5aに案内レール部45a.45bが設けられ,その案内レール部45a,45bに移動可能に係合するスライダ46a,46bが左右側枠部21Ba,21Bbの側部に設けられている。
(ii)整列移載ベルトコンベヤ4のコンベヤベルトの幅を広くして、そのコンベヤベルト上に被搬送物が2列あるいは複数列に配置された状態で搬送され、2個ずつあるいは複数個ずつ搬送トレイT上に同時に移載されるようにすることも可能である。
(iii)左右側枠部21Ba,21Bbは、両方が動くようにする必要は必ずしもなく、いずれか一方のみが動くようにすることも可能である。
T 搬送トレイ
1 菓子類の整列装置
2 搬送手段
3 トレイ供給手段
4 整列移載ベルトコンベヤ
4a 先端部材
4b コンベヤベルト
5 基台
5a 上面板
11 押圧部材
12 搬送アクチュエータ
13 エアシリンダ
14 スライダ
15 取付板
16 支柱部材
17 支持部材
18 屈曲リンク
21 門型フレーム
21A 上枠部
21Aa 左上枠部
21Ab 右上枠部
21Ba 左側枠部
21Bb 右側枠部
28 ハンドル部材
29 回転板
30A,30B,30C リンク部材
31 可動部材
32 ガイドレール
33 スライダ
34 ラック部材
35 ピニオン部材
36 支持フレーム
36a 開口部
41a,41b レール部材
42a,42b スライダ
43a,43b ラック部材
44 ピニオン部材

Claims (3)

  1. 基台に設けられ前記基台上に載置される搬送トレイを、第1方向において、前記搬送トレイへの被搬送物の最初の列についての移載を行う搬送開始位置から、前記搬送トレイへの前記被搬送物の最終列の移載を行う搬送終了位置まで搬送する搬送手段と、
    前記基台上の門形フレームに設けられ前記搬送手段に対し前記搬送トレイを順次供給するトレイ供給手段と、
    前記第1方向に直交する第2方向に延び被搬送物を搬送する整列移載ベルトコンベヤを有し前記整列移載ベルトコンベヤから、前記搬送手段によって搬送される前記搬送トレイに対し前記搬送物を移載し、前記搬送トレイ上に前記搬送物を複数個ずつ複数列に整列移載する整列移載手段とを備え、
    前記複数列の各列の移載が終了するごとに第1方向において、前記搬送終了位置に向かって前記搬送トレイを前記搬送手段によって一定ピッチずつ移動させる菓子類の整列装置であって、
    前記搬送手段は、
    前記門型フレームの左右柱部の中間位置に設けられ前記搬送トレイの端部に当接可能である第1状態と前記搬送トレイの端部に当接不能である第2状態とを選択的に取り得る1つの押圧部材と、
    前記押圧部材を、前記搬送開始位置と前記搬送終了位置との間で移動させるとともに前記押圧部材の第1状態と第2状態との切替えを行う駆動手段とを備え、
    前記搬送トレイの最終列の整列移載が開始されると、前記押圧部材を第2状態として搬送開始位置に戻すように制御されるものであり、
    前記門形フレームは、左側枠部と、前記左側枠部に対向し前記第2方向において相対移動可能に設けられた右側枠部とを有するものであり、
    前記トレイ供給手段は、前記各側枠部に移動可能に設けられ前記搬送トレイの各側縁を支持する支持具を有するものであり、
    さらに、前記左右側枠部の下端部の間に前記左右側枠部の、前記第2方向における間隔が調整可能なるように設けられているリンク機構と、
    前記リンク機構に連係され、前記左右側枠部の、前記第2方向における間隔を、回転により変更可能であるハンドル部材と
    前記第2方向に延びるガイドレールと、
    前記ガイドレールにスライド可能に係合するスライダと、
    前記ガイドレールと平行に前記第2方向に延びるラック部材と、
    前記ラック部材に回転可能に噛み合っているピニオン部材と、
    前記スライダ上に設けられ前記第2方向に移動可能である可動部材とを備え、
    前記可動部材上に前記ハンドル部材が回転可能に支持されるとともに、前記ピニオン部材が前記ハンドル部材のハンドル軸に設けられている、ことを特徴とする菓子類の整列装置。
  2. 前記押圧部材は、支持部材上に昇降可能に支持され、前記第1状態は上昇状態で、前記第2状態は下降状態であり、
    前記駆動手段は、前記支持部材を前記第1方向において移動させる第1アクチュエータと、前記押圧部材と前記支持部材との間に設けられ前記押圧部材の第1状態と第2状態との切替えを行う第2アクチュエータとを有する、請求項1に記載の菓子類の整列装置。
  3. 前記リンク機構は、
    前記左右側枠部の下端部の間に設けられ前記ハンドル部材にて回転される矩形状の回転板と、
    前記回転板の一端部に一端部が回転可能に連結され前記左側枠部の下端部に他端部が回転可能に連結される第1リンク部材と、
    前記回転板の他端部に一端部が回転可能に連結され前記右側枠部の下端部に他端部が回転可能に連結される第2リンク部材とを備える、請求項1又は2に記載の菓子類の整列装置。
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